JPH0119746B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0119746B2
JPH0119746B2 JP59248539A JP24853984A JPH0119746B2 JP H0119746 B2 JPH0119746 B2 JP H0119746B2 JP 59248539 A JP59248539 A JP 59248539A JP 24853984 A JP24853984 A JP 24853984A JP H0119746 B2 JPH0119746 B2 JP H0119746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
rows
stitches
stitch
stitch rows
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59248539A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61126793A (ja
Inventor
Terukyo Sowa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOWA SENI KOGYO KK
Original Assignee
SOWA SENI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOWA SENI KOGYO KK filed Critical SOWA SENI KOGYO KK
Priority to JP24853984A priority Critical patent/JPS61126793A/ja
Publication of JPS61126793A publication Critical patent/JPS61126793A/ja
Publication of JPH0119746B2 publication Critical patent/JPH0119746B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、電気毛布等、内部に電気ヒータ線を
配設した保温布の製造方法に係る。
(ロ) 従来の技術及び問題点 従来の電気保温布、例えば電気毛布は、袋織り
の表裏布を製織過程で織り糸で接結し、その接結
部を並列させて、蛇行導入される電気ヒータ線の
ガイドとならしめていたが、接結袋織りであるた
めに生産能率が悪く、起毛もやりにくく、織柄も
出しにくいという欠点があつた。
この点を改善するために、接結部に相当するも
のをミシン縫いで得ようとする試みもなされた
が、適切なミシンの開発が伴わなかつたために、
実用化にいたらなかつた。
別に、超音波溶接による溶接部を電気ヒータ線
のガイドとした保温布が実開昭59−55883号公報
に記載されているが、このものは、保温布が超音
波溶接を利用できる熱可塑性布地に限定されると
いう欠点があつた。
本発明はNC(数値制御)装置を導入したキル
テイング機使用の縫製により、前記の問題点を解
決したものである。
(ハ) 問題点を解決するための手段 例示の図を用いて説明すると、本発明は、重ね
合わせた長尺布1をNC(数値制御)装置を備え
たキルテイング機(図示省略)に通し、布1の送
り方向aに平行に形成させた多数列のステツチ2
により該重合布1を縫合し、その縫合方法は、保
温布の単品を得べき切断予定線3,4の前後をス
テツチを形成しない飛ばし縫い5にすると共に、
ステツチ列2の端末部を返し縫い6,7にし、ス
テツチ列2が複数列(図示のものは2列)ずつの
組をなして各組のステツチ列の始端及び末端がそ
れぞれ交互に出入りするように、該ステツチ列の
各組をジグザグに配設するものであり、縫合後、
飛ばし縫い部の浮き糸5を切除し、前記切断予定
線3,4で切断して得た各縫合布1a,1b,1
cについて、ステツチ列2の各組をガイドとなし
て内部に電気ヒータ線を蛇行状に配設することを
特徴とする電気保温布の製造方法に係る。
(ニ) 作 用 本発明は、NC(数値制御)装置を備えたキル
テイング機を使用するから、予め設定したプログ
ラムに従つて前記の飛ばし縫い、返し縫い及びジ
グザグ配設を多数列のステツチによつて一斉に行
なうことができる。
本発明によると、重合布が多数列のステツチに
よつて縫合され、そのステツチは、保温布の単品
を得べき切断予定線の前後においては飛ばされて
いるから、該予定線で切断して得た各縫合布につ
いて見ると、各縫合布は平行する多数列のステツ
チにより布巾の中部分で縫合され、縁部では縫合
が行なわれていないことになる。このような縫合
状態は、図示のように、ステツチ列をガイドとな
した電気ヒータ線8の配設を可能にするものであ
る。
また本発明によると、各ステツチ列の端末部が
返し縫い6,7になつているから、該部の縫合が
補強されてほつれにくくなり、電気ヒータ線を定
長で配設することができる。
また本発明では、ステツチ列が複数列ずつの組
をなして各組のステツチ列の始端及び末端がそれ
ぞれ交互に出入りするように、該ステツチ列の各
組をジグザグに配設するから、該ステツチ列の各
組をガイドとなして縫合布の内部に電気ヒータ線
を蛇行状に配設すると、電気ヒータ線はジグザグ
に配設された複数列の組で成るステツチ列にはば
まれて近接しないから、電気ヒータ線が近接する
ことによつて起こる異常高温の発生を防止するこ
とができ、電気保温布の安全性が保たれる。
(ホ) 実施例 重ね合わせた2枚の長尺毛布地をNC(数値制
御)装置を備えたキルテイング機に通し、送り方
向に平行な多数列のステツチが得られるようキル
テイングを施し、電気毛布の単品を得べき切断予
定線の前後ではステツチを飛ばし、各ステツチ列
の端末部では返し縫いを行なう。ステツチを飛ば
した部分の浮き糸を切除し、前記切断予定線で切
断して、図示のごとく2列ずつの組をなすステツ
チ列の始端及び末端がそれぞれ交互に出入りする
状態で綴じられた縫合布の各単品を得る。この縫
合布の内部にステツチ列の各組をガイドとして電
気ヒータ線を蛇行状に配設し、四周に縁布を縫着
して電気毛布を得る。
本発明は電気毛布だけでなく、毛布地以外の布
地、又はわた等をサンドイツチ状に内蔵した布地
を使用して、掛け用又は敷き用の電気保温布を得
ることができる。
(ヘ) 発明の効果 本発明は、キルテイング機を使用して長尺布を
連続動作で縫合することにより、電気ヒータ線の
ガイドとなるステツチ列を作成するから、前記従
来の接結袋織り又はミシン縫いに比べて、生産能
率が格段に向上した。また、起毛をした布地をキ
ルテイング機にかけることができるから、従来の
接結袋織り布の起毛のやりにくさが全く無くな
り、色柄を付与した布地を使用できるから、従来
の接結袋織り布の柄出しの困難が解消した。
さらに、既述の超音波溶接法が熱可塑性布地に
のみ使用されるのに比し、本発明は布地の材質を
選ばない点で有利である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の説明図である。 1…重ね合わせた長尺布、1a,1b,1c…
切断予定線で切断して得られる縫合布、2…ステ
ツチ列、3,4…切断予定線、5…飛ばし部の浮
き糸、6,7…返し縫い部、8…電気ヒータ線、
a…布地の送り方向。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重ね合わせた長尺布をNC装置を備えたキル
    テイング機に通し、布の送り方向に平行に形成さ
    せた多数列のステツチにより該重合布を縫合し、
    その縫合方法は、保温布の単品を得べき切断予定
    線の前後をステツチを形成しない飛ばし縫いにす
    ると共に、ステツチ列の端末部を返し縫いにし、
    ステツチ列が複数列ずつの組をなして各組のステ
    ツチ列の始端及び末端がそれぞれ交互に出入りす
    るように、該ステツチ列の各組をジグザグに配設
    するものであり、縫合後、飛ばし縫い部の浮き糸
    を切除し、前記切断予定線で切断して得た各縫合
    布について、ステツチ列の各組をガイドとなして
    内部に電気ヒータ線を蛇行状に配設することを特
    徴とする電気保温布の製造方法。
JP24853984A 1984-11-24 1984-11-24 電気保温布の製造方法 Granted JPS61126793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24853984A JPS61126793A (ja) 1984-11-24 1984-11-24 電気保温布の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24853984A JPS61126793A (ja) 1984-11-24 1984-11-24 電気保温布の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61126793A JPS61126793A (ja) 1986-06-14
JPH0119746B2 true JPH0119746B2 (ja) 1989-04-12

Family

ID=17179685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24853984A Granted JPS61126793A (ja) 1984-11-24 1984-11-24 電気保温布の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61126793A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002164156A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Kotobuki Kogyo Kk シートヒーターの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524261A (en) * 1975-06-28 1977-01-13 Canon Inc Physical factor measuring system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524261A (en) * 1975-06-28 1977-01-13 Canon Inc Physical factor measuring system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61126793A (ja) 1986-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6027281B2 (ja) ベルベツト式フアスナ−用テ−プの製造方法
JPH0217013A (ja) カバー、特にベッドカバー
US4665851A (en) Method of assembling textiles
JP2000197508A (ja) コイル状スライドファスナ―
US4387293A (en) Electric heating appliance
JPS63147404A (ja) ジップ・ファスナおよびその製造方法
JPH0119746B2 (ja)
JPS5929527Y2 (ja) スライドフアスナ−用テ−プ
JPS5919745Y2 (ja) 布製採暖具
KR20180012454A (ko) 3중 누비직물 제조방법 및 상기 제조방법에 의한 원단
US20060207077A1 (en) Method of producing and a chenille-like textured type yarn, trim, and fabric
IE911812A1 (en) A Blanket
JP3440431B2 (ja) 織布及び織布よりのバッグ類の形成方法
JP4072923B2 (ja) 環縫いにおける縫い糸のほつれ止め構造
USRE33215E (en) Method of assembling textiles
US3720958A (en) Necktie and method of making same
KR20010007755A (ko) 3중직 직물의 제직방법 및 3중직 직물
JPS638072Y2 (ja)
JP2019203234A (ja) 縫い構造の製造方法及び服地
JP2662847B2 (ja) 編地およびその編成方法
JPS59100749A (ja) 経編機による毛布生地の製造法及びその毛布
JPS582510A (ja) テ−プ入り石油スト−ブ用芯及びその製造法
JPH0745527Y2 (ja) 裾上げ用接着テープ
JPH0544152A (ja) 接合された状態の二重編地及びその編成方法
JP3016891U (ja) 本縫い多針キルト生地縫合装置及びキルト生地