JPS6064923A - Ν−シアノ−ν’−{2−〔(5−メチル−1h−イミダゾ−ル−4−イル)メチルチオ〕エチル}−ν”−(2−プロピニル)グアニジンまたはその酸付加塩の持続性製剤 - Google Patents

Ν−シアノ−ν’−{2−〔(5−メチル−1h−イミダゾ−ル−4−イル)メチルチオ〕エチル}−ν”−(2−プロピニル)グアニジンまたはその酸付加塩の持続性製剤

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JPS6064923A
JPS6064923A JP17107483A JP17107483A JPS6064923A JP S6064923 A JPS6064923 A JP S6064923A JP 17107483 A JP17107483 A JP 17107483A JP 17107483 A JP17107483 A JP 17107483A JP S6064923 A JPS6064923 A JP S6064923A
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JP
Japan
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soluble
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drug
enteric
acid addition
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JP17107483A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sugito
杉戸 一雄
Kenji Kurobe
黒部 研二
Yoshiro Sawaki
佐脇 義郎
Masaki Yamada
昌樹 山田
Kunisuke Onodera
小野寺 邦介
Akira Nakajima
彰 中島
Junji Yoshizawa
潤治 吉沢
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MSD KK
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Banyu Phamaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チル−l H−イミダソール9メチルチオ〕エチルl−
Nh−(2−フロビニルンクアニシン(9、下エチンチ
ジンと()」、する。)またはその酸付加塩の持続性製
剤に関する。さらに詳しくは、エチンチジンまたはその
酸付加塩の胃溶性製剤と腸H性製剤とをそれぞれの製剤
中のエチンチジンの量の比でo:loo〜50 : 5
0、特に好ましくは10 : 90〜30 : 70の
範囲で配合してなるエチンチジンまたはその酸付加塩の
持続性製剤に関する。
N−シアノ−N’−12−((5−メチル−II]−イ
ミダソール)メチルチオ〕エチル) −N“−(2−フ
ロビニル)クアニジンハ次記1 の構造をイ1し、阻界保健機構(W f−10)がらe
tintidine (エチンチシン)の名称が与えら
れている。エチンチジンは、ヒスタミンH2受容体に対
して1、h抗作用を有し、胃酸の分泌を抑制して十二指
腸潰瘍および胃潰瘍に対してすぐれた治療効果を持つ有
用な医薬である□ エチンチジンまたはその酸付加塩を服用した場合、ずみ
ゃかに吸収されるが排泄が早いために血中でのエチンチ
ジン濃度の持続が短い欠点があった。すなわち、生体内
で薬理作用を発現する時間が短かく、そのために、潰瘍
の治療のL]的には頻回の服用が必要となり、このこと
は患者にとって大変煩わしいことである。
本発明者は、エチンチジンの血中濃度が長時間高濃度に
維持できる製剤について鋭意研究を重ねた結果、エチン
チジンまたはその酸伺加塩の腸直性製剤が、吸収するま
での時間はや5遅れるが持続性のある血中濃度を示すこ
とを見出した。更にω1究をすすめたところ、腸溶性製
剤にエチンチジン含徂として同量以内の胃溶性製剤を配
合することによって、服用後1−みゃカニ高い血中濃度
に達すると共に、高い血中濃度を長時間維持させること
ができることを見出して、本発明を完成した。本発明の
目的とするところは、1回の服用によって長時間の作用
が持続するエチンチジンまたはその酸付加塩の製剤な提
供し、各種潰瘍の治療に際して本薬剤の服用回数を少な
くすることにある。
す、下に本発明を具体的に説明する。エチンチジンの酸
伺加塩としては、塩酸又は硫酸等の無機酸との塩及びク
エン酸等の41機酸との塩があげられる。
本発明j二使用されるエチンチジンまたはその酸付加塩
の胃溶性製Kl]とは、エチンチジンまたはその酸付加
塩それ自体、またはこれに乳糖、精製白糖、サイクロデ
キストリン、結晶セルロース、アラビアゴム末、ステア
リン酸マグネシウム宿の賦形剤、結合剤、崩壊剤などを
適宜添加して、′小伝により得られる製剤で粉末状、細
1)1.状、または顆粒状拓である。
本発明に使用されるエチンチジンまたばその酸伺加塩の
腸溶性製剤とは、前記の胃溶性製剤を腸C谷性物nでt
lf 4XUした細粒または顆粒等である。腸溶性物質
としては、例えは、オイドラギットL1ヒドロキシグロ
ビルメチルセルロースフタレート、セルロースアセテー
トフタレート等があけられ、これらは単独もしくは混合
して使用される。腸溶性皮膜のコーティング法としては
、腸溶性物質を適当な(容媒にだ解し、このm液を流動
層コーティング法、パンコーティング法等によって、h
;」記の胃心性製剤の細:1M−あるいは顆粒等をコー
ティングする方法が使用できる。
本発明の袖続個製剤における胃S性製剤と腸溶性製剤と
の配合比は、エチンチジンの量の比でO: 100〜5
0 :50の範囲であり、胃溶性製剤の配合量がこれ以
上増すと相中濃度の持続が短かくなり、生体内での作1
flの持続が短縮される。特に好ましくは、胃G性製剤
と腸溶性製剤との配合比が10 : 90〜30 : 
70の範囲であって、この範囲内においては服用後ずみ
やかに高い血中濃度に辻し、しかも高い血中濃度が持続
する点において有利である。
エチンチシンの薬理作用は、ヒスタミン等の刺激に対し
て分泌する胃酸の分泌を抑制することにある。本発明の
製剤は、後記の試験成績が示すように、その薬理作用を
長時間にわたって維持することができる。
本発明の製剤の剤型としては、単に混和して細粒剤ある
いは顆粒剤とするか、もしくはこれをさらにカプセルに
充填してカプセル剤とするのがよい。また腸溶性錠剤の
両側を胃溶性錠剤ではさんだサンドイッチ錠にしてもよ
い。
犬への投与試験例 1血中濃度 後記実施例1の方法によって製した胃溶性製剤、腸m性
製剤およびそれらの配合製剤のピーグル犬への経口投与
時におけるエチンチジンの血漿中濃度の経時的変化を調
べた。
(試験方法) 体重10〜13 K9のピーグル犬9頭に、1頭当りエ
チンチジンとして400■相当の製剤を経口投与し、経
時的に採血して血中のエチンチジンの濃度を高速液体ク
ロマトグラフ法により足置した。測定値よりピーグル犬
9頭の平均値なめ、各種パラメーターを算出した。
(供試製剤〕 本発明の製剤 製剤a 腸溶性顆粒100%のカプセル製剤b 胃溶性
顆粒10%、腸溶性顆粒90%のカプセル 製剤C胃m性顆粒30%、腸溶性顆粒70%のカプセル 製剤d 胃溶性顆粒50%、腸溶性顆粒50%のカプセ
ル 比較製剤 製剤e 胃M性顆粒100%のカプセル製剤f 胃溶性
顆粒60%、腸溶性顆粒40%のカプセル (試験結果) 各製剤投与時の血漿中のエチンチジン濃度の経時変化を
図1に示した。また、血漿中濃度より算出した最高血漿
中濃度、血漿中濃度・時間曲線上面積、エチンチジンが
4μg/―以上の血漿中濃度を維持する時間、およびエ
チンチジンが2μ97d以上の血漿中濃度に達するまで
の時間を表1に示した。この結果より、本発明の製剤は
高い血中濃度を維持する時間が従来の胃溶性製剤の約2
倍に延長され、更に薬剤の生物学的利用率の指標である
血JJj′L中濃度・時間曲線上面積に関しても犬11
(二増大していることが判る。
注)混合製剤((30”:’40)についての実験は犬
4頭で行なった平均値、他は犬9頭で行なった平均値。
また、腸溶性製剤に胃溶性製剤を10%以上配合するこ
とによって、薬剤投与から血l&中にエチンチジンが出
現するまでの時間、すなわち吸収して作用を発現するま
での時間が短縮されている。
2、胃酸分泌抑制試験 後記実施例1の方法に従って製した本発明の製剤(b、
)および胃溶性製剤(j)のピーグル犬への投与後の胃
液の分泌量および胃液の酸度を調べた。
(試験方法) 胃痩管設置術を施して1ケ月以上を経過したピーグル犬
7頭(体重10.4〜12.5に9) ニ、1頭当りエ
チンチジンとして100 ff1lp相当の本発明の製
剤b(胃溶性製剤と腸性性製剤の配合比が10:90で
あるカプセル剤)および比較製剤e(胃溶性製剤が10
0%であるカプセル斉0を、胃)婁慎より投与し、投与
6時間後よりヒスタミン2塩酸塩40μ9/Kyを15
分毎に5回筋肉内注射した。
胃液の採取は、薬剤投!−5後6時間から7.75時間
に15分間隔に行ない、15分間に分泌される胃液全量
について胃液歌、酸度の測定および酸排出量の算出を行
なった。
酸度は、フェノールフタレインを指示薬として0.01
規定の水酸化す) IJウム液で滴定し、胃液1 m7
1当りの水酸化す) IJウム液の消費量をもって表わ
した。
1また、コントロールとして薬剤無投与の場合醍′つい
て、同様の実験を行なった。
(試験結果〕 各製剤投与および薬剤無投褐の場合の、投与i糸6〜7
.75貼間の間に分泌された内液量を第2図(−1酸度
を第3図に、また酸排出賃壜を第4図に、それぞれヒー
グル大7頭の平均値として示した。この結果より、本発
明の製剤は薬剤投与6〜7..75時間後においても強
い胃酸分泌抑制作用が見られ、胃俗性製剤に比べて作用
時間が延長されていることがわかる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
実施例 1 エチンチジン塩酸塩]130y、精製白糖4009、結
晶セルロース620g、及びトウモロコンデンプン17
0gを混合し、水約620m1を加えて練合した。これ
を押出式造粒機で造粒したのち、マルメライザーを用い
て丸状とし、500Cで511古間減圧で乾燥する。得
られた乾燥物を整粒し、粒径20〜24 メッシュの胃
溶性顆粒1820gを得た。
次に、前記の置設性顆粒1000.fをコーチインク、
パンに入し、ヒドロキシグロビルメチルセルロースフタ
レートの4%アセトン:エタノール(1: I)溶液を
用いて、常l去によりスプレーコーティングを行い、腸
溶性顆粒1250fを得た。
得られた胃m性顆ムシ、と腸啓性q:c+粒を第1表に
示す配合比で混和し、各混和物を1+;硬カプセルに充
填してそれぞれ1カプセル中にエチンチジンとして10
0qを含有する4種のカプセル剤(本発明製剤a1.1
〕、C,d)を得た。
実施例 2 エチンチジン塩酸塩1130g、FT’4i ”A白糖
200ノ、サイクロテキストリン1ooy、結晶セルロ
ース620g、トウモロコシデンプン1toywl昆合
シ、水620−を加えて練合した。これを押出式造粒1
佼て造粒したのち、マルメライザ−を用いて丸状とし、
50°Cで5時間減圧で乾燥する。得られた乾燥物を整
粒し、粒径20〜24メツシユの胃溶性顆粒17509
を得た。
次に、前記の胃m性顆粒500gヲコーティングパンに
入れ、オイドラギットLの4%エタノール溶液を用いて
、常法によりスプレーコーティングを行い、腸溶性顆粒
630fを得た。
得られた胃溶性顆A7111’と腸溶性顆粒60ONと
を混合して、これらのエチンチジンの財の比で20:8
0 である混合顆粒710!f’を街た。これを常法に
より日周セラナンカプセルに充填した。
実施例 3 エチンチジンのj’1111酸塩113g、精製白糖6
60g、サッカリンナトリウム1g、及びアラビアコム
末409を混合し、含水アセトン120艷を加えて練合
する。これを押出式造粒(ニーで造粒したのち、マルメ
ライザーを用いて丸状とし、50’C4c5時間減圧乾
燥する。得られた乾・愚物を整粒し、才立径20〜24
メッシュの胃tfJ’円A貞才立650fを得た。
次に、前記の胃溶性顆粒500.9をコーチインクハン
に入れ、ヒドロキノプロピルメチルセルロースフタレー
トの4%アセトン:エタノール(1:1)溶液を用いて
、′小伝によりスプレーコーティングを行い、腸溶性!
I!+i拉615fを得た。
得られた胃溶性顆粒120gと腸溶性顆粒600gを混
合して、これらのエチンチジンの(jiの比で20 :
 80である混合顆粒710gを得た。
これを常法によりアルミホイルに分包した。
【図面の簡単な説明】
第1図は各製剤のピーグル大投与時の血中のエチンチジ
ンの濃度変化を示す線図であり、各々−×−:実施例1
の本発明の製剤a −△−:〃b −ロー: 〃 一〇−:〃d ・・−・つ・・−・:比較製剤 を示ず。 第2図は各製1fllのピーグル犬投与後6〜7.75
時間の間に分泌した胃液量および薬剤無投与の場合(二
分泌した胃液量を示す線図であり、各々−ロー 実施例
1の本発明の製剤l)を投与−e−比較製剤(胃溶性製
剤)eを投与−〇−薬剤無投与 を示す。 第3図は各製剤のピーグル犬投与後6〜7.75時間の
間に分泌された胃液および薬剤熱投りの胃液の酸度を示
す線図であり、各々 −ロー実施例1の本発明の製剤すを投与→−比較製剤(
胃浴・]イF製剤)Cを投与イト薬剤無段1’J を示す。 第4図は各製剤のピーグル犬投与後6〜7.75時間の
間に分泌された胃液、および薬剤無投与の場合に分泌さ
れた胃液中の酸排出量を示す線図であり、各々 一七一実施例1の本発明の製剤すを投与→−比較製剤(
胃溶性製剤)Cを投与 −〇−薬剤無投巧 を示ず。 特許出願人 萬有製薬株式会社 第1図 第2図 投J〕i多11“jl!i] (h r )第3図 投15後時間(1]υ 第1図 “[ 投lJ後11“j l!1j(hす

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■)N−ンアノーN’−(2−((5−メチル−l I
    I−イミダソールー4ーイル〕メチルチオ〕エチル)−
    N“−( 2 − プロピニル)グアニジンまたはその
    酸付加塩の胃溶性製剤と腸溶性製剤とをそれぞれの製剤
    中のN−シアノ−N’−(2−[、(5−メチル−I 
    II−イミダソール−4−4ル)メチルチオ〕エチルl
     −N“−(2−プロビニルノグアニジンの「1℃の比
    でQ : 100〜50:50の範囲で配合してなるN
    ーシアノーN’−(2−((5−メチル−l Hーイミ
    ダソールー4−イルツメチルチオ〕エチル) −N″−
     ( 2−フロビニル)グアニジンまたはその酸付加塩
    の持続性製剤。 2)胃イ′d性・博剤と腸溶個製剤とに含まれるN−シ
    アノ−N’−(2−((5−メチル−1■1−イミタソ
    ールーt1ーイル)メチルチオ〕エチ/L/ ) − 
    N″− ( 2− フロビニル)グアニジンの量の社で
    10: 90〜30 : 70 の範囲にある牛ケ許請
    求の範囲第1項記・戒の持続性製剤。 3)腸溶性製剤か腸溶性被膜を施した細粒または顆(立
    である稍許請求の範囲第1項または第2tJ2;丁巳・
    1戊 の 1=.lr X売・[4 製斉11。 4)胃市1生製剤と腸溶j生製剤どの混合杉づを易mカ
    プセルに充填してなる特許請求の範囲第3項記載の持続
    性製剤。
JP17107483A 1983-09-19 1983-09-19 Ν−シアノ−ν’−{2−〔(5−メチル−1h−イミダゾ−ル−4−イル)メチルチオ〕エチル}−ν”−(2−プロピニル)グアニジンまたはその酸付加塩の持続性製剤 Pending JPS6064923A (ja)

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