JPS606323Y2 - 走行車のタイヤ車輪 - Google Patents

走行車のタイヤ車輪

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Publication number
JPS606323Y2
JPS606323Y2 JP9313779U JP9313779U JPS606323Y2 JP S606323 Y2 JPS606323 Y2 JP S606323Y2 JP 9313779 U JP9313779 U JP 9313779U JP 9313779 U JP9313779 U JP 9313779U JP S606323 Y2 JPS606323 Y2 JP S606323Y2
Authority
JP
Japan
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tire
rim
intermediate collar
width
circumferential surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP9313779U
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English (en)
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JPS5611103U (ja
Inventor
実 中山
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
Priority to JP9313779U priority Critical patent/JPS606323Y2/ja
Publication of JPS5611103U publication Critical patent/JPS5611103U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はタイヤとリムの間に中間カラーを介在させた
走行車のタイヤ車輪に関するものである。
従来の技術 一般に走行車のタイヤは車体の重量を支えるのみでなく
、これに伝えられる回転力を地上との摩擦力によって車
体を推進させる役割をも果たす。
ここにおいて、特に軟弱地等においてはいかにタイヤに
伝えられるトリクを有効に推進力に変換させるかが問題
になる。
そのため、従来から種々の形態のタイヤが提案されて実
用されている。
例えば、接地面積を大きくするため低圧の偏平タイヤと
して外側タイヤを比較的に低圧として荷重時に偏平タイ
ヤとなるようにしてもの等がそうであるが、偏平タイヤ
にあっては厚みが比較的に薄く、また往々内圧を低くし
ていることから荷重負荷時には偏平の程度を増しトレッ
ド部とビート部との内面が摩擦接触して破損するといっ
た事態が、また二重タイヤにあっても究極の荷重負荷時
には内外両タイヤとも弾性変形するといった事態が生じ
ていた。
そのため、このような事態にも耐えうるものとして、次
には、タイヤとリムの間に中間介在物を装着したものが
現れた(例えば、実開昭50−3201号特報、実開昭
54−1590訝公報)。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、これらのものは何れも、構造が複雑であ
るとか、リムに対して局部的な荷重が作用するとか、或
いはタイヤと中間介在物とが局部接触をしてタイヤを傷
める等、の点で不具合がある。
そこで、この考案は上記の不具合点を同時に解決するこ
とのできる、走行車の走行車輪を提供せんとするもので
ある。
問題点を解決するための手段 本考案に係る走行車のタイヤ車輪、の特徴とするところ
は、第1、第2図に示すように、平らな外周面4aと、
半径方向の両側面4bとで、断面形状を略1コヨ字状に
形成された、リング状の中間カラー4をリム2の外周面
に嵌装し、且つ前記外周面4aの幅をリム2の幅に可及
的に近似せしめ、また前記リム2に装着されるタイヤ1
により該中間カラー4の外方を囲包せしめてなる点にあ
る。
作用 タイヤ1に半径方向の大きな荷重が作用すると、タイヤ
1は偏平になって中間カラー4の外周面4aと接触する
外周面4aはその幅をリム2の幅に可及的に近似せしめ
られ、広い平面となるように形成されているから、中間
カラー4とタイヤ1との接触面は広くなって、ゴム材で
できたタイヤ1に作用する面圧は小さくなる。
そしてまた、断面形状を略1コヨ字状に形成された、リ
ング状の中間カラー4は、あえてリム2の外周面に固定
されても幅が広いので安定な姿勢を維持できるとともに
固定した場合にあっても固定構造に大きな荷重はかから
ないことになる。
更に、中間カラー4は内方に中空部が形成されて立体的
になるので、中間カラー4を平面板の形態で使用する場
合に比し、リム2の側面から作用する荷重に比して特に
強度が増大する効用があり、その結果、中間カラー4の
使用材料の重量を軽減することが可能となり、中間カラ
ー4の車輪に及ぼす慣性力が低減する。
効果 以上のよに、本考案によれば、平らな外周面と、半径方
向の両側面とで、断面形状を略1コヨ字状に形成された
、リング状の中間カラーとしたことにより、中間カラー
は平板のみで適宜形成される簡単な構造となり且つ中間
カラーとリムとを固定する場合の固定構造も簡単な構造
になしえる利点があり、 また、中間カラーの外周面の幅をリムの幅に可及的に近
似せしめたことにより、タイヤを好適に保護でき、 更に、前記の略1コヨ字状の中間カラーは、強度が増大
することにより、中間カラ↓自体の重量を軽減せしめる
ことになって、車輪にかかる回転抵抗が低減する等々の
著効がある。
実施例 以下、本考案の具体的な実施例を図面を参照することに
より、詳細に説明する。
第1〜第3図は本考案に係るタイヤ車輪を示し、タイヤ
1はリム2の外周にビード部1 aを緊密的に嵌め込ま
れ保持される。
なお、タイヤ1は前記ビード部1aから連続的に側面に
かけてサイドウオール部1b、接地部であるトレッド部
1cが形成される。
また、トレッド部1cの外面にはトレッド若しくはラグ
3が突起されている。
そして、この考案はこれらタイヤ1とリム2の間にリン
状の中間カラー4を介在させたものである。
中間カラー4は軽くて強いものであれば材質を問わず、
例えば金属、硬質ゴム、合成樹脂等の弾性体若しくは剛
性体が選択され、該中間カラー4の形態は、リム2の側
方からの荷重や半径方向の荷重に耐えなければならない
から相当の強度が必要であり且つ慣性力の軽減のため軽
量であることが要求されるため、外周面4aと半径方向
の両側面4b・・・とで断面形状が略1コヨ字状になる
ように形成され、また中間カラー4の外周面4aはタイ
ヤ1と接触する部位であるため、タイヤ1の損傷をでき
るだけ防止するように略平面状に形成されるとともに該
外周面4aの幅はリム2の幅に可及的に近似せしめであ
る。
前記中間カラー4のリム2への嵌装は、例えばリム2を
各側に分離し得るように二枚の片面リムで構成し一方の
片面リムにまず中間カラー4を外嵌して、その後に他方
の片面リムで中間カラー4を挟むように組立てることに
よって簡単に行える。
そして、中間カラー4の側面4b・・・の内方端をリム
2の外周面に適宜固定するも、或いは固定せずに可動状
態のままにするも自在である。
また、中間カラー4の側面4b・・・の高さは後述する
車輪の有効径に応じて決定される。
以上の構成からなる中間カラー4を嵌装したタイヤ1か
らなる車輪は種々の走行車に適用できるが特に軟弱地で
走行以外の機能を果たしながら走行するバインダー等の
農業機械に用いて好適である。
すなわち、第4図のように、バインダーは後方にエンジ
ンAを搭載し、前方には前処理部E等を装備し、これら
を−輪または二輪のタイヤ1で支持しなら刈り取り結束
して走行するものであるから、必然的に重量は重く、ま
た湿田等もあり足場も悪い。
さらに、低速で進行する等、タイヤ1にとって推進力を
発揮するには真に苛酷な状態である。
そのため、無圧に近い低圧の偏平タイヤが使用されてき
たが、さらに、この中間カラー4を介在させたタイヤ1
を使用すれば、たとえ湿田の作業等であっても車輪が沈
下して進行しないといった事態を防止できるのである。
すなわち、中間カラー11の存在により、その外周面4
aよりも偏平にはならない。
このことはタイヤ1のビート部aとトレッド部ICとの
摩擦接触を防ぎ、また中間カラー4に当接していない両
部端も合わせて平坦にするとともに、タイヤ1のこれ以
上の偏平を防いで、ラグ3の効用と相まって良好な推進
力を発揮するのである。
さらに、中間カラー4の外形を第3図のように多角形に
すれば、辺の部分が地面と平行になる時、軟弱地の推進
にもつとも必要な大なる接地面積の他に、タイヤ1の接
地長を長くとることができ好都合である。
また、常に中間カラー4の外周面4aがタイヤ1の厚み
を介して接地することになるから、中間カラー4の高さ
を変えることにより、同一のタイヤ1であっても種々に
有効径を変えることも可能である。
さらに、中間カラー4はリム2の外周面に必ずしも固定
する必要もなく、通常時はリム2あら浮上するようにし
てタイヤ1が地面と接触する部分において始めて接当す
るものであっても良い。
なお、空気圧を適度に保つタイヤ1にもこの中間カラー
4を設けることは可能であり、この場合は、通常走行の
際には中間カラー4は地面に接触せず、軟弱地等で機体
が傾き、偏荷重が加わった場合に始めて上記のような偏
平タイヤとすれば走行性が増す等、有用性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案に係る中間カラーを嵌装
したタイヤ車輪の縦断面図、第3図は同じく横断面図、
第4図はバインダーに適用した場合の側面図である。 符号、1・・・・・・タイヤ、2・・・・・・リム、4
・・・・・・中間カラー、4a・・・・・・外周面、4
b・・・・・・側面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平らな外周面4aと、半径方向の両側面4bとで、断面
    形状を略1コヨ字状に形成された、リボン状の中間カラ
    ー4をリム2の外周面に嵌装し、且つ前記外周面4aの
    幅をリム2の幅に可及的に近似せしめ、また前記リム2
    に装着されるタイヤ1により該中間カラー4の外方を囲
    包せしめてなる走行車のタイヤ車輪。
JP9313779U 1979-07-05 1979-07-05 走行車のタイヤ車輪 Expired JPS606323Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9313779U JPS606323Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 走行車のタイヤ車輪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9313779U JPS606323Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 走行車のタイヤ車輪

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5611103U JPS5611103U (ja) 1981-01-30
JPS606323Y2 true JPS606323Y2 (ja) 1985-02-28

Family

ID=29326069

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JP9313779U Expired JPS606323Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 走行車のタイヤ車輪

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JPS5611103U (ja) 1981-01-30

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