JPS606275Y2 - 椅子のリクライニング操作装置 - Google Patents

椅子のリクライニング操作装置

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Publication number
JPS606275Y2
JPS606275Y2 JP1975169551U JP16955175U JPS606275Y2 JP S606275 Y2 JPS606275 Y2 JP S606275Y2 JP 1975169551 U JP1975169551 U JP 1975169551U JP 16955175 U JP16955175 U JP 16955175U JP S606275 Y2 JPS606275 Y2 JP S606275Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
bushing
rod
backrest
chair
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975169551U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5283809U (ja
Inventor
春夫 菅井
隆文 浜辺
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1975169551U priority Critical patent/JPS606275Y2/ja
Publication of JPS5283809U publication Critical patent/JPS5283809U/ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は椅子のリクライニング操作装置に関するもので
、その目的とするところは小さな力にてスムーズに椅子
の背もたれ部の起倒操作が行なえるリクライニング操作
機構を提供するにある。
本考案は上記の目的を遠戚するために、腰掛部と背もた
れ部との間に介装されたガススプリングのブツシュロッ
ドの先端に当接するブツシュレバーを設けると共に、こ
のブツシュレバーをばねによりブツシュロッド側へ付勢
して、ブツシュロッド反力の一部をばね力で相殺するよ
うにしたものである。
以下本考案を添付図により詳述する。
第1図は背もたれ部2にマツサージ器8を装着したマツ
サージ椅子の例を示すもので、腰掛部1はアンダーパイ
プ9上面に座10を装着し両側にアームレスト11を装
着して構成され、背もたれ部2はパックパイプ12前面
にヘッドレスト13、マツサージ器8、クッション14
等を取付けて構成される。
マツサージ器8はクッション14と位置を交換して高さ
の調整ができる。
バックパイプ12の下端をアンダーパイプ9の後端より
やや前方の部分に第2図のように枢支連結部15にて回
転自在に連結し、バックパイプ12の左又は右側の一方
を第5図のように枢支連結部15より更に下方に連出し
てこの連出部16の下端にガススプリング3の固定側端
部が枢支連結される。
一方、アンダーパイプ9の前部には左右に第4図の如く
前プレート17が架設され、前プレート17の下面にビ
スなどで装着された支持ベース18に軸19を介して回
転受具20が回転自在に連結される。
ガススプリング3は第6図のように、シリンダ28内に
オイル25と高圧ガス26とがフリーピストン27で分
離して封入され、そのオイル室側に摺嵌されたピストン
29に細孔31と弁体32とよりなる弁30が設けられ
ており、この弁30がピストンロッド21の軸芯に嵌挿
されたプッシュロツド4によって開閉されるようになっ
ている。
このガススプリング3の固定側の高圧ガス室側端部がバ
ックパイプ12の下端に枢支され、オイル室側より連出
せるピストンロッド21の先端が回転受具20に連結さ
れる。
ピストンロッド21の先端には段付加工が施され、この
段部をストッパとしてピストンロッド21の先端を回転
受具20に挿通係止しナツト22で固定する。
支持ベース18は下方開ロコ字型の部材であって、ブツ
シュレバー5が軸管又は操作レバー7の下端にて回転自
在に支持され、上記ピストンロッド21を貫通せるブツ
シュロッド4を突出端にブツシュレバー5の一端を例え
ば捩りコイルスプリングのようなばね6にて弾接せしめ
である。
ばね6は第3図のように中応部が軸管又は操作レバー7
の下端の外周に巻装されたものであって、一端が軸19
に係止され、他端がブツシュレバー5に弾接される。
またブツシュレバー5の他端には表裏に対応して角孔状
の引掛孔23が施される。
操作レバー7は下端部の側方に上記引掛孔23とほぼ同
形断面の係合突片24が溶接、かしめ等により一体に構
盤されていて、下端部を上記軸管又はブツシュレバー5
、支持ベース18に回動自在に挿通すると共に係合突片
24を第4図のように引掛孔23に係合せしめて取付け
られる。
操作レバー7を回動させると、この操作レバー7に固着
されている係合突片24も回動して、ブツシュレバー5
を回動すせ、これによりブツシュロッド4を押圧して、
ガススプリング3の弁30を開かせるものである。
操作レバー7の端部先端にはスナップピン、止め輪等の
抜は止めが施される。
本考案にあって背もたれ部2を倒したり起こしたりする
ときは操作レバー7の操作によりブツシュレバー5を介
してブツシュロッド4の先端を駆動させガススプリング
3を伸長又は縮小させて行なう。
例えばガススプリング3のブツシュロッド4を押して弁
30を開き体を背もたれ部2にもたれかけることにより
、オイルが細孔31を通ることができるようになるため
、ガススプリング3が縮んで背もたれ部2が倒れる。
ブツシュロッド4の押圧を止めるとオイルを介して弁体
32に高圧ガスの反力がかかり弁体32にて細孔31が
閉じられるために移動が停止されロックされる。
逆にブツシュロッド4を押し背中を背もたれ部2から浮
かすことによりガススプリング3の反力を受けて背もた
れ部2が自動的に起き上がる。
このように安楽な姿勢で腰かけたりマツサージしたりで
きる。
いま必要とするピストン反力(オイル圧×ピストンロッ
ド断面積)を40kgwとし、ピストンロッド径を12
rIUn1ブツシユロツド径を4rIrIIXとしてブ
ツシュロッド反力(=オイル圧×ブツシュロッド断面積
)を求めると、約4.4kowとなる。
すなわち背もたれ部を操作する際には、これだけの力を
ブツシュロッド4に加える必要があるが、これを相殺す
るだね6の力を例えば3kpwに設定することによって
、ブツシュレバー5に加える操作力(=ブツシュロン1
反カーばね力)を僅か1.4kgwですますことができ
るのである。
本考案にあっては上述のように腰掛部に背もたれ部を起
倒自在に連結しであるから、背もたれ部を任意の角度に
傾けて楽な姿勢で椅子に座ることができ、また腰掛部と
背もたれ部とをガススプリングにて連結しであるからガ
ススプリングを任意の長さでロックすることにより背も
たれ部を任意の角度で傾けて固定することができると共
に単にガススプリングのブツシュロッドの先端を操作レ
バーを介してブツシュレバーにて押圧し、背中を背もた
れ部にもたれかけたり浮かしたりするだけで背もたれ部
の起き上りを自動的に行なえ、しかも背もたれ部を倒し
たり起こしたりするときの移動がスムーズかつゆるやか
であり、背もたれの移動時、殊に起き上り時に背中にシ
ョックが加わることを防止して安全に使用することがで
きる利点がある。
更にブツシュレバーの一端をばねにてガススプリングの
ブツシュロッド先端に弾接せしめであるから、ブツシュ
レバーと操作部との間に間隙がなく、がたつきの発生を
防止し得るものであり、またばねの弾性力をブツシュロ
ッドの自己反力よりも若干低目に設定することにより操
作力を軽減することができて小さな力を操作レバーに加
えるだけで簡単に背もたれ部の起倒操作ができ、またこ
のことは例えば背もたれ部の負荷が大きくなってガスス
プリングのブツシュロッドのプッシュ力を増大しなけれ
ばならないときにも有効である。
なぜなら、このような場合にはガススプリングの封入ガ
ス圧を上げるのが最も簡単であり、そうするとブツシュ
ロッドの反力も増加し操作レバーの操作性が低下するが
、上述のばねの使用により負荷が大きくなっても軽い操
作でガススプリングを作動せしめ得るためである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同上の側
面図、第3図は同上のガススプリングの取付部の一部切
欠せる拡大斜視図、第4図は同上の操作レバーの取付部
の拡大斜視図、第5図は同上のバックパイプの斜視図、
第6図はガススプリングの断面図であって、1は腰掛部
、2は背もたれ部、3はガススプリング、4はブツシュ
ロッド、5はブツシュレバー、6はばね、7は操作レバ
ー 30は弁、31は細孔、32は弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オイルと高圧ガスとをフリーピストンで分離してシリン
    ダ内に封入すると共にピストンに設けられた弁を開閉す
    るブツシュロッドをピストンロッドの軸芯に嵌挿してな
    るガススプリングのシリンダの一端を椅子の背もたれ部
    の下方延長部に連結し、シリンダの他端から突出するピ
    ストンロッドを回転受具を介して椅子の腰掛部下面に連
    結して・腰掛部下面&0回動操作自在1°枢支″1tt
    た7ツシユレバーの一端を前記プッシュロツ・ドに当接
    し、前記ブツシュレバーの他端を操作レバーに回動自在
    としてなる椅子のリクライニング操作装置において、ば
    ねの一端を前記回転受具に支承し、他端を前記ブツシュ
    レバーの一端に弾接させて成る椅子のリクライニング操
    作装置。
JP1975169551U 1975-12-15 1975-12-15 椅子のリクライニング操作装置 Expired JPS606275Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975169551U JPS606275Y2 (ja) 1975-12-15 1975-12-15 椅子のリクライニング操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975169551U JPS606275Y2 (ja) 1975-12-15 1975-12-15 椅子のリクライニング操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5283809U JPS5283809U (ja) 1977-06-22
JPS606275Y2 true JPS606275Y2 (ja) 1985-02-27

Family

ID=28648094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975169551U Expired JPS606275Y2 (ja) 1975-12-15 1975-12-15 椅子のリクライニング操作装置

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JP (1) JPS606275Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS477100U (ja) * 1971-02-12 1972-09-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS477100U (ja) * 1971-02-12 1972-09-26

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Publication number Publication date
JPS5283809U (ja) 1977-06-22

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