JPS606226A - プレス機械の金型回転方法 - Google Patents

プレス機械の金型回転方法

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JPS606226A
JPS606226A JP11290883A JP11290883A JPS606226A JP S606226 A JPS606226 A JP S606226A JP 11290883 A JP11290883 A JP 11290883A JP 11290883 A JP11290883 A JP 11290883A JP S606226 A JPS606226 A JP S606226A
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punch
rotation
backlash
rotary
die
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Kisho Anjo
安生 紀章
Kazuyoshi Komaki
小巻 一吉
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Amada Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/02Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
    • B21D28/12Punching using rotatable carriers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプレス機械の金型回転位置補正方法に関する
ものである。
従来、この種のプレス機械の金型回転位置補正方法とし
ては満足できるものはなく、金型を回転させる伝達系統
のバラツキ、例えば歯車どうしの噛合により発生するバ
ックラッシュのため、金型の回転位置補正が困難な場合
があった。
この発明は上記問題点に鑑み創案されたもので、プレス
機械の金型回転位置のバラツキを補正し、精度良く金型
回転位置が決定できるプレス機械の金型回転位置補正方
法を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するためにこの発明は、複数組の回転金
型のうち加工部に位置決めされた回転金型を検出手段に
より検出し、前記したすべての回転金型に独自の正転方
向を定め、この定められた正転方向と各金型のその都度
の回転方向とを比較し、機械的補正の必要な回転方向の
場合に、駆動装置に補正量を加味して回転金型の位置決
め指令を数値制御により行なうこととした。
以下、添付図面に基づきこの発明の一実施例を詳細に説
明する。
第1図はタレットパンチプレス1を示す正面図で、回転
自在の回転基台としての上部1ノツ1〜3には多数のパ
ンチ5が装着されており、この多数のパンチ5に対応す
る多数のダイアが回転自在の回転基台としての下タレッ
ト9に装着されている。
前記上タレット3の第1図で右側上方には、ストライカ
11が垂下されている。このストライカ11の下方の上
タレツ1〜3と下タレット9との間に、板状のワークW
をクランプして挿入させるワーククランプ装置13が、
前記上下タレット3゜9に向って前後左右に移動自在に
設けられている。
次に第2図〜第5図を用いて金型回転機構について説明
する。
第2図は上タレット3あるいは下タレツ1−〇と金型回
転機構とを示す平面図で、多数のパンチ5およびダイア
のうち、回転可能な回転金型としてのパンチ5は5a 
、5bで、ダイアは7a、7bである。第2図における
この回転金型としてのパンチ5bおよびダイアbの位置
が、ワークWに対する加工位置、すなわち第1図のスト
ライカ11の下方の位置である。
第3図は第2図の■−■断面矢視図で、上下タレッl−
3,,9の側方のタレットパンチプレス1のフレーム(
図示せず)に、金型回転駆動用のモータのごとき駆動装
置17が装着されている。この駆動装置17の駆動軸1
つに取付けられた駆動歯車21の第3図における上部に
は従動歯車23が、下部には従動歯車25が、それぞれ
噛合されている。
前記従動歯車23は一1ニタレツ1〜3の回転金型とし
てのパンチ5a、5bを回転させるものであり、従動歯
車25は下タレツ[〜9の回転金型としてのダイアa、
7bを回転させるものである。以下、パンチ5a、5b
を回転させる従動歯車23からの機構と、ダイアa、7
bを回転させる従動歯車25からの機構とは略同様であ
るので、前者おにび後者における同一部分には同一符号
をイ]シて説明を簡略化する。
前記従動歯車23 (25)には連結q@27の一端が
、上タレッ1−3(下タレット9)に向けて装着され、
連結軸27の他端にはプーリ29が装着3− されている。プーリ29と第5図に示す伝達装置31内
のプーリ33との間にはタイミングベルト35が巻回さ
れている。このプーリ33は伝達装置31のフレーム3
7に回転自在に設けられた伝達軸39に装着されている
前記伝達軸39と同軸に伝達歯車41が取付けられ、こ
の伝達歯車41の第5図における上部には、伝達軸39
と同方向に延設された筒体43の外周部に形成された歯
車/15が噛合されている。
前記筒体43の内部には、この筒体43の延設方向に向
ってスプライン孔47が複数穿設され、このスプライン
孔47に係合して筒体43内をスプライン軸49が摺動
自在に挿嵌されている。そしてスプライン軸49の上タ
レット3と反対側の一端に、流体圧シリンダ51が装着
されている。
すなわち、流体圧シリンダ51の作動により前記スプラ
イン軸49が第5図で左右方向に摺動するのである。
前記スプライン軸49の上タレツ1へ3側の一端には連
結装置53が連結されている。
4− 一方、上タレット3(下タレット9)上にこの上タレッ
ト3(下タレツ1〜9)の径方向に延設された回転自在
の従動軸55の両端部側にはそれぞれウオーム部57が
形成されている。そして、連結装置53を前記流体圧シ
リンダ51でスプライン軸4つを介して第5図で右方向
に移動させたとき、前記従動軸55の端部59aか59
1)と連結装置53とが連結状態どなる。
第4図は第2図のTV −TV断面図(この場合、パン
チ5bが装着された上タレツ1〜3の断面図)で、上タ
レット3内に第4図で上下方向に向けて円筒状の保持部
材61が装着されている。この保持部材61内にはベア
リングのごとき軸受部材63を介して回転自在な円筒状
の回転保持部材65が装着されている。回転保持部材6
5内にはパンチガイド67が装着されており、このパン
チガイド67の外周側の第4図で上下方向には、キー溝
69が形成されている。そして、このキー溝69に前記
回転保持部材465の内側に突出して設けられたキー7
1が挿嵌されている。
前記パンチガイド67内には第4図で昇降自在な回転金
型としてのパンチ5bが挿入されている。
このパンチ51)の外周側にはキー72が装着され、キ
ー72は11G記したキー溝69内に挿嵌されている。
ま1ご、パンチ5tlはスプリングのごとき弾機73に
より常に上方にイ」勢されている。また、回転金型とし
てのパンチ5aも前記パンチ5bと略同様にして上プレ
スト3内に昇降自在に設けられている。更に、回転金型
としてのダイアaA3よびダイアbもパンチ51)と略
同様にして回転自在に下プレス1へ9内に設けられてい
る。
前記回転保持部材65の上部には、」下タレット3から
突出したフランジ部75が形成されている。
モして、このフランジ部75の外周部に形成されたつA
−ム歯車部77は、前記した従動軸55のつA−ム部5
7に噛合されている。すなわち、従動軸55の回転によ
りウオーム部57およびウオーム両車部77を介して、
回転保持部材65、パンチガイi〜′67、パンチ5b
が一体となって回転するのである。
また、」−タレット3の回転金型としてのパンチ5aと
パンチ5bとのそれぞれの近傍には、検出部材78aと
検出部IJ 78 bとが設けられている。
そして、前記プレスト3が回転してストライカ11下に
位置決めされたものがパンチ5aであるか、あるいはパ
ンチ5bであるかを前記検出部(オフ8aおよび検出部
tJ’ 78 bとで検出する検出手段79が、タレッ
トパンチプレス1の本体側から垂下されている。
次に、以上のJ:うな構成に」:る作用を説明する。
」ニタレッ1〜3および下プレスト9を回転させてパン
チ51)およびダイアbをストライカ11下に位置決め
させる。このパンチ5bおよびダイアbがストライカ1
1下に位置決めされたことを検出手段7つが検出する。
そして、シリンダ51を作動さけることにより、スプラ
イン軸49を第5図で右方向に筒体43内を摺動させる
。スプライン軸49の摺動に伴なって従動軸55に向っ
て移動する連結装置53は、従動軸55の端部59aに
連結される。
=7− その後、駆動装置17を駆動させて回転金型としてのパ
ンチ5a 、5hおよびダイアa、7bを回転させて所
定の位置で停止させる。この駆動装置17から回転金型
までの伝達は次のように行なわれる。
駆動装置17が駆動されると駆動軸19を介して駆動歯
車21が回転する。駆動歯車210回転により従動歯車
23おJ:び従動歯車25がそれぞれ回転する。以下、
パンチ5a、5bを回転させる従動歯車23からの伝達
と、ダイアa、7t+を回転さぜる従動歯車25からの
伝達とは略同様である。
従動歯車23 (25>の回転により連結軸27を介し
てプーリ29が回転する。プーリ29の回転はタイミン
グベル1へ35を介して第5図のプーリ33に伝達され
る。そして、プーリ33が回転することによって伝達軸
39を介して伝達歯車41が回転する。伝達歯車41の
回転による歯車45の回転と共に筒体43も回転する。
更に筒体43の回転によりスプライン軸4つおよび連結
装置8− 53が回転する。
連結装置53が回転することによって、この連結装置5
3に連結された端部59aを介して従動軸55が回転す
る。従動軸55が回転すると、この従動軸55のつA−
ム部57に噛合されたつA−ム歯車部77を有づ−る回
転保持部材65が回転する。この回転保持部材65の回
転に伴なってパンチガイド67おJ:びパンチ5bも回
転する。そして、パンチ5bが所定の位置まで回転する
と、駆動装置17が停止する。パンチ51)の回転時は
、パンチ5bの回転方向とは逆にパンチ5aも同時に回
転している。
このようにして、駆動装置17から従動歯車23を介し
てパンチ5a 、5bが回転するが、パンチ5a、5t
+に対応する下プレス1へ9のダイアa。
7bも上プレス[〜3のパンチ5a、5bと略同様に従
動歯車25を介して回転し、所定の位置で停止する。そ
して、ワーククランプ装置13でクランプされたワーク
Wが、ストライカ11下方の上プレスト3と下タレット
9との間に挿入された状態でパンチ5bとダイアbとに
より加工される。
パンチ5bダイアbとによりワークWが加工された後、
他の金型を使用すべくストライカ11下に位置決めする
ときは、次のような作用が行なわれる。 すなわち、従
動軸55の端部59aと連結装置53との連結を解除す
るためにシリンダ51を作動させて、スプライン軸49
を第5図で左方向に摺動させる。スプライン軸49の摺
動に伴ない連結装置53は従FIJ軸55の端部59a
から離脱する。この状態からストライカ11の下方に、
例えばパンチ5aおよびダイアaを位置決めさせるべく
、上タレット3 a3よび下タレット9を、それぞれ1
80°回転させる。
パンチ5aおよびダイアaがストライカ11下に位置決
めされると、上下タレツ1〜3,9に伴ない従動軸55
が180°回転する。そして、シリンダ51を作動させ
ることによりスプライン軸49を介して連結装置53を
第5図で右方向に移動させる。連結装置53が第5図で
右方向に移動すると従動軸55の端部59bに連結する
。連結装置53の連結相手を端部59aから端部59b
に変化さゼると、駆動装置17の駆動方向は同じでも従
動軸55の回転は、変化させる前と後とでは異なる。し
たがってパンチ5a、5bおよびダイアa、7bのすべ
ての回転金型の回転も、変化させる前と後とでは異なる
このとき、機械伝達系、すなわちウオーム部57、ウオ
ーム歯車部77にバックラッシュが存在する場合、パン
チ5a、ダイアaとパンチ5b、ダイアbとでは、バッ
クラッシュ量の違いおよび方向性の違いが発生する。そ
こで、ストライカ11下に位置決めされた回転金型が、
パンチ5aおよびダイアaであるか、あるいはパンチ5
bおよびダイアbであるかを検出部材78a 、78b
 。
検出手段79で検出し、この検出信号によって回転金型
の回転方向の指令を数値制御側の演算部により演算して
、バックラッシュの補正量と方向性の処理を行なう。
次に、金型回転位置補正方法について述べる。
第3図の左側面から見た駆動装置17の反時計11一 方向の回転を正転とし、時計方向の回転を逆転とする。
また、第2図で回転金型の反時計方向の回転を正転とし
、時計方向の回転を逆転とする。
パンチ5aとダイアaあるいはパンチ5bとダイアbと
によりワークWに対する加工が終了したら、次に他のパ
ンチ5、ダイアをストライカ11下に位置決めすべく上
下タレット3.9を回転させる前に、各回転金型として
のパンチ5a、ダイアa、パンチ5b、ダイアbをそれ
ぞれ原点(回転金型の所定停止位置)復帰方向に回転さ
せてバックラッシュ量の消去を行なう。
この場合の駆動装置17の回転方向は次のようになる。
最初の原点復帰のとぎ・・・正転 パンチ5aとダイアaとを使用してから他のパンチ5と
ダイアとを選択するときの原点復帰のとき・・・正転 パンチ5bとダイアbとを使用してから他のパンチ5と
ダイアとを選択するときの原点復帰のとき・・・逆転 12− 以上より明らかなように、回転金型としてのパンチ5a
、ダイアaと回転金型としてのパンチ5b、ダイアbと
のいずれがストライカ11下にあっても原点復帰時の個
々の回転金型の回転方向は同一である。
次に、パンチ5aおよびダイアaのバックラッシュ量を
θa1パンチ5bおよびダイアbのバックラッシュ量を
θbとする。
この状態で、パンチ5aとダイアaとがストライカ11
下に位置決めされたとぎ、このパンチ5aとダイアaと
を最初に正転方向に回転さけ゛るときおよび今まで回転
していた方向と同方向に更に続けて回転させるときは、
この回転方向にはバックラッシュの影響を受けないため
、パンチ5aとダイアaとの回転に対するバックラッシ
ュ量の補正は不要である。しかし、パンチ5aとダイア
aとを最初に逆転方向に回転させるときおよび反転させ
るときは、バックラッシュ量θaを加える。
また、パンチ5bとダイアbとを最初に正転方向に回転
させるときおよび反転させるときは、バックラッシュ量
θbを加える。しかし、パンチ5bとタイ7bとを最初
に逆転方向へ回転させるときおよび今まで回転していた
方向と同方向に更に続(ブて回転させるときは、バック
ラッシュの影響を受けないため、パンチ5bとダイアb
との回転に対するバックラッシュ量の補正は不要である
次に、第6図のフローチャートについて説明する。
ステップ101では、ストライカ11下に位置決めされ
た回転金型がパンチ5aとダイアaか、あるいはパンチ
5bとダイアbかが判別される。そして、判別された回
転金型がパンチ5aとダイアaであれば、ステップ10
3でパンチ5aとダイアaに対する回転の角度指令の有
無が判断される。
ステップ105のFBR1はバックラッシュフラグとい
い、バックラッシュが正転側あるいは逆転側のどちらに
影響を与えているかを示すものである。パンチ5aとダ
イアaの場合、第7図(a)に示すように、正転方向(
反時耐方向)にバックラッシュが消去されている状態を
「0」、第7図(b)のように逆転方向く時計方向)に
バックラッシュが消去されている状態を「1」とする。
また、パンチ5bとダイアbの場合は、正転方向にバッ
クラッシュが消去されている状態を「1」、逆転方向に
バックラッシュが消去されている状態を「0」とする。
次に、ステップ103でパンチ5aとダイアaに対し回
転角度指令が出されたことが判断されると、パンチ5a
とダイアaとの正転方向へのバックラッシュは消去され
ているので、ステップ105からNoのフローチャート
をたどりステップ107へ進む。
ステップ107ではパンチ5aとダイアaとに対する回
転角度指令値(以下指令値)と、パンチ5aとダイアa
との現在値(以下現在値)との差を演算する。そして、
パンチ5aとダイアaとを正転させるときは、ステップ
109へ進み、ここで指令値と現在値との差の分だけ駆
動装置17を正転させる。すなわち、バックラッシュの
補正は不=15− 要である。また、パンチ5aとダイアaとを逆転させる
ときは、ステップ111へ進み、ここで指令値と現在値
どの差にバックラッシュ量θaを加えた分だけ駆動装置
17を逆転させる。
前記ステップ111ではパンチ5aとダイアaとが逆転
したため、バックラッシュの消去方向が、第7図(a)
から第7図(b)に変わった。したがって、ステップ1
13でバックラッシュフラグ(FBRI)を「0」から
「1」にする。
次に、前記ステップ113でバックラッシュフラグが「
1」の状態から駆動装置17を正転さぜると、バックラ
ッシュフラグは「0」となり、ステップ105からNo
の方向へ進み、前述と同じフローチャートをたどること
になる。ところが、駆動装置17を逆転させてパンチ5
aとダイアaとを正逆どちらかの方向に回転させるとき
は、バックラッシュフラグは「1]であるので、前記ス
テップ105からYESの方向であるステップ115へ
進む。
ステップ115では指令値と現在値との差を演算16− する。そして、パンチ5aとダイアaとを更に逆転させ
るときは、ステップ117へ進み、ここで指令値と現在
値との差の分だけ駆動装置17を逆転させる。また、パ
ンチ5aとダイアaとを逆転の後正転させるとぎは、ス
テップ119へ進み、ここで指令値と現在値との差にバ
ックラッシュ量θaを加えた分だけ駆動装置17を正転
させる。
前記ステップ119でパンチ5aとダイアaとが正転し
たため、バックラッシュの消去方向が第7図(b)から
第7図(a)に変わった。したがって、ステップ121
でバックラッシュフラグを「1」からrOJにする。
すなわち、前記ステップ113とステップ121とは、
パンチ5aとダイアaとで構成される回転金型の回転方
向が、正転方向あるいは逆転方向に変わる毎に、次の回
転時のバックラッシュ加算要否の信号を切換えてステッ
プ105へ送っていることになる。
以上がステップ101でストライカ11下に位置決めさ
れた回転金型が、パンチ5aとダイアaのときのフロー
チャートの説明である。
次に、ステップ101でストライカ11下に位置決めさ
れた回転金型が、パンチ5bとダイアbのときはステッ
プ201へ進む。この場合は、ステップ205における
バックラッシュフラグが10」、すなわち第7図(b)
の状態でパンチ5bとダイアbとを逆転させるときに、
ステップ209で指令値と現在値との差の分だけ駆動装
置17を逆転さぜる。
そして、パンチ5bとダイアbとを正転させるときには
、ステップ211へ進み、ここで指令値と現在値との差
にバックラッシュ量θbを加えて駆動装置17を正転さ
せ、次のステップ213でバックラッシュフラグを「1
」にしている。
また、ステップ205におけるバックラッシュフラグが
「1」、すなわち第7図(a’ )の状態でパンチ5b
とダイアbとを正転させるときに、ステップ217で指
令値と現在値の差の分だけ駆動装置17を正転させる。
そして、パンチ5bとダイアbとを逆転させるときには
、ステップ219へ進み、ここで指令値と現在値との差
にバックラッシュ酊θbを加えて駆動装置17を逆転さ
け1次のステップ221でバックラッシュフラグをrO
Jにしている。
以上詳記しl〔この発明の実施例による駆動装置17お
よび回転金型としてのパンチ5a、ダイアa、パンチ5
b、ダイアbのそれぞれの動作を第8図、第9図に示す
。なお図中、ムは駆動装置17の回転停止位置を、△は
パンチ5a、ダイアa、パンチ5b、ダイアbのそれぞ
れの回転停止位置を、ムは駆動装置17とパンチ5a、
ダイアa、パンチ5b、ダイアbとの回転停止位置が等
しい場合、すなわちバックラッシュが消去されている状
態を示し、反時計方向が正転、時計方向が逆転である。
まず第8図の801は、パンチ5aとダイアaとをスト
ライカ11下に位置決めした後、パンチ5aとダイアa
およびパンチ5bとダイアb共にOo、すなわち原点復
帰の状態を示している。
803で90°指令を入力して駆動装置17を正転19
− させ−ると、パンチ5aとダイアaとは正転し、パンチ
5bとダイアbとは逆転するので、バックラッシュの補
正は不要Cある。したがって、駆動装置17は90°正
転させればよい。
次に805でO°指令を入力すると、パンチ5aとダイ
アaとを正転させるよりも逆転させた方が速いので、バ
ックラッシュθaを加えて駆動装置17を(90+θa
)°逆転させると、パンチ5aとダイアaとはOoの位
置で停止する。このときパンチ5bとダイアbとは正転
となり、駆動装置17の回転mを(90+θb)°とす
ればパンチ5bとダイアbとはOoになる。ところが、
実際には前記したように、駆動装置17を (90+θa)°回転させているのでパンチ5bとダイ
アbとは(θa−θl))°の位置で停止するが、この
パンチ5bとダイアbとは加工に使用しないので差支え
ない。
807では、パンチ5aとダイアaとでワークWに対す
る加工後、他のパンチ5およびダイアを使用するとき、
パンチ5a、ダイアa、パンチ5b、20− ダイアbをそれぞれ原点復帰させている。この場合、前
記した805でOoの向きにパンチ5aとダイアaを回
転させるのとは興なり、必ず駆動装置17を正転させる
。したがって、807では805とは回転方向が異なる
ので駆動装置17とパンチ5aおよびダイアaとの間に
存在するバックラッシュθa°を加えて、(360+θ
a)°だけ駆動装置17を回転させて、パンチ5a、ダ
イアa。
パンチ5b、ダイアbをそれぞれOoの位置にもどす。
811〜811はパンチ5bとダイアbとを使用する場
合、ずなわちパンチ5bとダイアbとをストライカ11
下に位置決めした場合である。
この場合は、前述の801〜807の場合から上下タレ
ッ1〜3.9をそれぞれ180°回転させているため、
駆動装置17を正転させるとパンチ5bとダイアbとは
、801〜807の場合ど従動軸55が逆回転となるこ
とから、反対方向に回転することになる。このどき、パ
ンチ5aとダイアaとも801〜807の場合とは回転
方向が逆になる。
813は90°指令の場合で、駆動装置17を正転させ
るとパンチ5bとダイアbとは正転するため、駆動装置
17の回転団はバックラッシュ量θbを加えて(90+
θb)°とする。このときパンチ5aとダイアaは−(
90+θb−θa)°の位置で停止するが、このパンチ
5aとダイアaとは加工に使用しないので差支えない。
第9図は回転金型としてのパンチ5a1ダイアa、パン
チ5b、ダイアbをそれぞれ負の角度に回転させる場合
で、第8図の場合と略同様なので説明を省略する。なお
、901〜907はパンチ5aとダイアaを、911〜
917はパンチ5bとダイアbとをそれぞれストライカ
11下に位置決められた場合である。
以上のようにこの発明では、回転基台上の複数の回転金
型のうち加工部に位置決めされた回転金型を検出手段に
より検出し、前記ずべての回転金型に独自の正転方向を
定め、この定められた正転方向と各金型のその都度の回
転方向とを比較し、機械的補正の必要な回転方向の場合
に、駆動装置に補正量を加味して゛回転金型の位置決め
指令を数値制御により行なうようにしたため、回転金型
を回転さUる機械系例えば前述の実施例ではつA−ムと
つA−ム歯車とにバックラッシュが存在する場合、この
バックラッシュを容易に、且つ精度良く補正して回転金
型を所定の回転位置に調整位置決めできる。
なお、この発明は前述の実施例に限定されるものではな
く、前述の実施例以外の態様でも実施し得るものである
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施したタレットパンチプレスの概
略正面図、第2図は第1図のタレットを含む要部平面図
、第3図は第2図の■−■断面矢視図、第4図は第2図
の■v−■■断面図、第5図は第2図のv−■断面図、
第6図はフローチャート、第7図(a)および第7図(
b)はウオームおよびウオーム歯車におけるバックラッ
シュが正方向および逆方向に消去されている場合を示す
説明図、第8図および第9図は回転金型の動作を示す説
明23− 図。 (図面の主要部を表わす符号の説明) 3・・・上タレット 5a、5b・・・パンチ7a、7
1+・・・ダイ 9・・・下タレット17・・・駆動装
置 79・・・検出手段特許出願人 株式会社 ア マ
 ダ 24− 第1図 第2図 第3図 第7図 (q) 第8 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転基台上にこの回転基台に対して回転可能な金型を複
    数組備え、この回転可能な金型のすべてを同一の駆動源
    より回転させるプレス機械の金型回転方法にして、複数
    組の回転金型のうち加工部に位置決めされた回転金型を
    検出手段により検出し、前記したすべての回転金型に独
    自の正転方向を定め、この定められた正転方向と各金型
    のその都度の回転方向とを比較し、機械的補正の必要な
    回転方向の場合に、駆動装置に補正量を加味して回転金
    型の位置決め指令を数値制御により行なうことを特徴と
    するプレス機械の金型回転位置補正方法。
JP11290883A 1983-06-24 1983-06-24 プレス機械の金型回転方法 Granted JPS606226A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62292225A (ja) * 1986-06-13 1987-12-18 Murata Mach Ltd タレツトパンチプレス機
JPS6427125U (ja) * 1987-07-24 1989-02-16
WO1992019397A1 (en) * 1991-04-26 1992-11-12 Fanuc Ltd Method of changing tools in punch press machine
WO1992019389A1 (fr) * 1991-04-26 1992-11-12 Toppan Printing Co., Ltd. Distributeur de matiere visqueuse

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WO1992019389A1 (fr) * 1991-04-26 1992-11-12 Toppan Printing Co., Ltd. Distributeur de matiere visqueuse

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JPH0338004B2 (ja) 1991-06-07

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