JPH08150542A - 割出装置 - Google Patents

割出装置

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JPH08150542A
JPH08150542A JP31547894A JP31547894A JPH08150542A JP H08150542 A JPH08150542 A JP H08150542A JP 31547894 A JP31547894 A JP 31547894A JP 31547894 A JP31547894 A JP 31547894A JP H08150542 A JPH08150542 A JP H08150542A
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JP
Japan
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rotary table
indexing device
rotation
machining center
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JP31547894A
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Arata Sakanashi
梨 新 坂
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NIPPON KOSHUHA KOGYO KK
Nippon Koshuha Steel Co Ltd
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NIPPON KOSHUHA KOGYO KK
Nippon Koshuha Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシニングセンタの主軸を介して割出装置の
回転テーブルを駆動させ割出を行ない、マシニングセン
タが主軸回転数制御機能を有していなくても高精度の割
出が無人で行なえる様にする。 【構成】 ベースプレート2に回動自在に枢着した回転
テーブル本体1とベースプレート間にプレッシャリング
9を設けて、油圧手段7、19を介して回転テーブル本
体1をロック或は回転フリー状態となる様に主軸先端に
嵌着したテーブル回転用アダプタを用いて制御して割出
を行なう割出装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタ等の
自動加工機の工機の主軸を用いてイケールに固着した回
転テーブルにより回転割出を行うように成した割出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からマシニングセンタ等で割出し加
工を行なう場合には、割出テーブルを用いて加工位置の
割出しを行っていた。この割出しテーブルは、回転の制
御を手動又はNC(数値)制御で行なう様になされたも
のが知られている。
【0003】手動で割出テーブルの回転を行なうもので
は、加工終了後に人手によって割出テーブルの回転を行
なわなくてはならない煩わしさがあり、NC回転制御で
割出テーブルを回転させるものでは、NCコントローラ
のコンピュータに対し所定の回転制御プログラムを組む
ことで回転の制御を行なうことが出来るが、パレットチ
ェンジャー機構が付加されているマシニングセンタでは
信号用ケーブル、動力用ケーブル、エア、油圧等の配管
の脱着を人手で行なう必要があり、どちらの場合も人手
の介入が必要で無人連続稼働が困難である問題があっ
た。
【0004】この様にマシニングセンタと独立して設け
られた割出テーブル側の検出信号をマシニングセンタ等
へ導出するための信号用ケーブルの着脱を、回避可能と
する構成が特開平4−348846号公報に開示されて
いる。該公報に開示されているものは、主軸回転数制御
機能付のマシニングセンタの主軸に着脱自在に嵌着され
た駆動アダプタ先端のクラッチを、本体に回動自在に支
持した入力軸先端のクラッチと噛み合わせて、主軸回転
で本体に回動自在は支持した割出テーブルを割出すよう
にした割出装置において、入力軸を軸方向に往復動可能
に支持してクラッチ方向に付勢し、この入力軸と割出テ
ーブル間の入力回転伝達機構内に一方向クラッチを介装
させる様に成したものである。
【0005】即ち、この様な割出装置はマシニングセン
タの主軸回転数制御機能で割出テーブルを回転させる様
に成されている。その動作の大要を図8(A)乃至図8
(H)で説明する。
【0006】図8(A)で30はマシニングセンタの主
軸で、この主軸に嵌着されていた使用中のツール31を
駆動アタッチメント32に交換する。
【0007】次に図8(B)に示す様に主軸30を駆動
アタッチメント32と共にX及びY軸(1次及び2次元
方向)に移動して割出テーブル33の入力軸34の真上
に持って来る。
【0008】次に図8(C)の様に駆動アタッチメント
32を入力軸34にセット出来る位置に合わせる様にZ
軸(3次元方向)に移動させる。この時入力軸34と駆
動アタッチメント32間の距離は2mm程度に選択され
る。
【0009】次に図8(D)に示す様に主軸30を降下
させて駆動アタッチメント32が入力軸34に押し込ま
れて結合される。
【0010】次に図8(E)に示す様にマシニングセン
タの主軸30は回転数制御機構によって割出テーブル3
3のテーブル35を回転させることで、例えば主軸30
の1回転でテーブル35を4°(減速比1/90)回転
させて割出しが行なわれる。
【0011】次に図8(F)の様に主軸をZ軸方向に上
動させて駆動アタッチメント32を入力軸34から離脱
させる。
【0012】次に図8(G)の様に主軸30をX及びY
軸方向に移動させて主軸30を交換するツール位置に移
動し、
【0013】最後に図8(H)に示す様に駆動アタッチ
メント32から加工用ツール31に交換して割出しを終
了する様に成されている。
【0014】又、他の割出装置として横型のマシニング
センタに用いられるパレットロータ(中川金属株式会社
製)と称する五面加工の出来る割出装置も提案されてい
る。この構成ではギヤが1度ずつ360度の角度割出を
行う様に成され、カービックカップリングを用いてNC
機と同様の加工精度が出る様に構成されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成の各
種割出装置では次に掲げる様な問題が発生する。 (1)マシニングセンタが主軸回転数制御機能を有して
いないと使用出来ない。 (2)最小割出し角度は機械的なギヤ比で定められる
1。以上となる。 (3)横型マシニングセンタ専用あるいは縦型マシニン
グセンタ専用でしか使用出来ない。 (4)高価である。
【0016】本発明は上述した諸問題が解決可能な割出
装置を提供する様になしたもので、その目的とするとこ
ろは、主軸回転数制御機能を持たない、縦型式或は横型
のマシニングセンタでも容易に取付が可能で、メンテナ
ンスも容易で廉価な無人連続稼働が可能な割出装置を得
ようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の割出装置は、加
工機の主軸21に着脱自在に装着したテーブル回転用ア
ダプタ14を回転テーブル1に関連させて割出を行なう
様に成された割出装置に於て回転テーブル1はベースプ
レート2に軸受4、5、6を介して回動自在と成され、
回転テーブル1の外周部に設けられた油圧手段7と、こ
の油圧手段7に関連し、ベースプレート2に対し回転テ
ーブル1を押圧させる様になして、該回転テーブル1の
回動を停止させて加工を行なう押圧手段9とを有し、テ
ーブル回転用アダプタ14を油圧手段7に関連させて、
押圧手段9の押圧を解除して割出しを行なう様に成した
ものである。
【0018】
【作用】本発明の割出装置は、ベースプレートに対し回
転自在に枢着した回転テーブルに設けた油圧手段に加工
機の主軸に嵌着したテーブル回転用アダプタを結合させ
て、加工時には回転テーブルをベースプレートに押圧さ
せて回転をロックさせ、割出時には油圧手段内に設けた
偏倚手段及びテーブル回転用アダプタの係合により回転
テーブルを回転させて割出を行なう様に成したので、マ
シニングセンタのコントローラと回転テーブルを有する
割出装置間は、油圧、エア、制御ケーブル等を着脱させ
る必要のない簡単な構成となし得て、人手のいらない連
続無人稼働ができる割出装置を得ることが出来る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の割出装置の一実施例を図1及
び図2によって詳記する。図1は本例の割出装置に用い
る回転テーブルの一部を断面とする側面図、図2は回転
テーブルをロックさせるための説明に供する要部の断面
図である。
【0020】図1及び図2に於いて、1は中心軸1aを
中心に有する略々円盤状の回転テーブル本体であり、該
回転テーブル1はイケール等に取付け可能な取付孔2a
をフランジ部2bに有するベースプレート2に対してラ
ジアル軸受6及びスラスト軸受4及び5を介して回動自
在と成されている。
【0021】即ち、ベースプレート2は下端に円形のフ
ランジ部2bを有し、該フランジ部を4等配する位置に
ボルトを挿入してイケールに取り付ける段付の取付孔2
aを有し、このフランジ部2bは段付外周及び段付内周
を有する円筒状と成され、回転テーブル本体1の中心軸
1aとベースプレート2の内径2c間にラジアル軸受6
が配設され、回転テーブル本体1の底面とベースプレー
ト2の上端2d間にスラスト軸受5が更に断面凸状に形
成された抜止リング3のフランジ部とベースプレート2
の内径段部に設けられたスラスト軸受4によって、回転
テーブル本体1はベースプレート2に対し回転自在と成
されている。
【0022】更に回転テーブル本体1の外周に、外方に
突出する様にオイル充填シリンダ7とピストン11並び
にこのピストン11に連通するテーブル回軸用軸8を配
設する。このシリンダ7及びピストン11は油圧手段を
構成し、オイル充填シリンダ7の円筒内にオイル18が
充填され、このシリンダ内をピストン11は摺動自在と
成され、ピストン11の軸11aは、シリンダ7の上蓋
7aより突出してテーブル回転用軸8に連結する。この
テーブル回転用軸8は、マシニングセンタの主軸21に
嵌着されたテーブル回転用アダプタ14の先端のテーパ
部が嵌合するテーパ穴を有する。
【0023】オイル充填シリンダ7には油圧ゲージ13
を設けて油圧状態を常時監視可能と成すと共に、シリン
ダ7の底板とピストン11間に、該ピストン11及びテ
ーブル回転用軸8を上動させる様な偏倚力を付与するコ
イルスプリンク10を介在させる。尚、11bはピスト
ン11の上動を阻止するためにピストン11の軸11a
に設けたストッパでシリンダ7の蓋の下面に当接して上
動を阻止する様になされている。
【0024】シリンダ7内に充填するオイル18は、シ
リンダ7の外周に配設した油圧調整ネジ兼オイル注入口
12よりオイル注入がなされると共に後述するプレッシ
ャリング9の油圧調整を行なう様に構成されている。
【0025】上述の様に油圧手段を構成するオイル充填
シリンダ7は、回転テーブル本体1の外周に接して配設
され、このオイル充填シリンダ7のオイルが流入可能な
油穴19を回転テーブル本体1の外周縁部1bを横断す
るような油路とし、該油路の先端はベースプレート2の
外周の第1の段部2eと対向して、外周縁部1bの内周
に形成した凹溝20内に配設したリング状のプレッシャ
リング9と対向する様に配置されている。
【0026】図2に示す様にオイル充填シリンダ7内の
ピストン11のストッパ11bがシリンダ蓋7aの底面
に当接している状態にコイルスプリング10が偏倚した
状態で所定の油圧を生じさせて、プレッシャリング9の
弾性変形を利用してベースプレート2の第1の段部2b
に押し付けて回転テーブル本体1を回転出来ない様にロ
ック状態と成し、この様な圧着力により加工物の切削加
工時でも回転テーブル本体1が回転することがないよう
に成される。
【0027】この様なロック機構を構成する押圧手段は
切削抵抗を受けるために、回転テーブル本体1の外周に
近接した位置に配設するを可とする。
【0028】上述の如き構成の回転テーブル本体1とベ
ースプレート2からなる割出テーブル16を図3に示す
ようにイケール15に固定する。
【0029】以下図3乃至図7によって本発明の割出装
置の動作を説明する。尚図3乃至図7で各図のAは正面
図、各図のBは側面図を示す。図3の様にイケール15
に配設された割出テーブル16の回転テーブル本体1
は、上述したプレッシャリング9によってベースプレー
ト2に圧着されていて回転ができない様になされてい
る。尚、回転テーブル1面上の1次元及び2次元方向を
x及びy軸で、テーブル回転用軸8の移動方向の3次元
方向をz軸方向で示している。
【0030】この状態から図4(A)及び(B)に示す
様にマシニングセンタの主軸21にATC(自動工具交
換機構)内に各種加工用工具アダプタと共に格納されて
いるテーブル回転用アダプタ14を、マシニングセンタ
のコントローラの指令に基づいて主軸21は自動的に装
着する。 このテーブル回転用アダプタ14は主軸のテ
ーパ軸に嵌り合うテーパ穴及びオリエンテーションリン
グ機能を有するチャッキング構成と成されている。
【0031】次に図4(A)及び(B)に示す様に主軸
21に装着したテーブル回転用アダプタ14の中心位置
をATC格納位置からマシニングセンタのコントローラ
のx軸及びy軸移動コマンドに基づいて油圧手段上のテ
ーブル回転用軸8の中心位置まで移動させる。
【0032】次に図5(A)及び(B)に示す様にマシ
ニングセンタのコントローラからのz軸移動コマンド及
び工具長補正機能を用いてテーブル回転用軸8のテーパ
孔にテーブル回転用アダプタ14の軸先端のテーパ軸を
嵌挿させる。
【0033】この状態で図2で説明したオイル充填シリ
ンダ7内に配設したコイルスプリング10がピストン1
1を介して押圧され、コイルスプリング10が縮み切る
手前までピストン11を押し下げる。この状態で油圧が
抜けて、プレッシャリング9が弾性変形しない状態とな
され、回転テーブル本体1は自由に回転出来る状態にな
る。
【0034】次に図6(A)及び(B)に示す様にテー
ブル回転用アダプタ8を押し込んだままマシニングセン
タのコントローラからの円弧補間コマンドに基づいて主
軸21を回転角θだけ回転させる。
【0035】次に図7(A)及び(B)に示す様にテー
ブル回転用アダプタ14をマシニングセンタのコントロ
ーラからのz軸移動コマンドに基づいてテーブル回転用
アダプタ8から離脱させる。この状態で図2に示したコ
イルスプリング10がピストン11を押し上げて、シリ
ンダ7内の圧力を上げるためプレッシャリング9が弾性
変形して回転テーブル本体1はベースプレート2に圧着
される。次にテーブル回転用アダプタ14をATC内に
格納し、加工用工具アダプタを主軸に嵌着して加工を行
なう様に成される。
【0036】本発明の割出装置は上述の様に構成され、
且つ動作するので、上記割出プロセスをマシニングセン
タのコントローラ内のコンピュータが有するROM或い
はRAM内にプログラムしておけば、メインプログラム
では加工物の割出回転角度のθだけを入力するだけで一
連の動作はNC制御側のコントローラですべて行うこと
ができ、割出用の回転テーブルを回転させる駆動源やコ
ントロールのための制御線の着脱或いは油圧、エア等の
配管も不必要で簡単な構成の割出装置が得られる。
【0037】更にケーブル、配管がないためパレットチ
ェンジも容易に出来るので無人連続稼働も可能となり、
パレット回転機構と組合せることで疑似5軸加工も可能
で段取り回数の低減、加工範囲の拡大につながり、横型
だけでなく縦型のマシニングセンタにも取付可能とな
る。
【0038】又、割出角度も時間軸を単位(秒単位)と
して割出しを行なうため高精度加工が期待出来、従来の
様に最大で1度の割出精度のものに比べて加工品精度及
び種類の拡大を図ることが出来る。
【0039】
【発明の効果】本発明の割出装置によれば主軸回転数制
御機能の付加されていないマシニングセンタであっても
精度よく割出を行なうことが出来る。又、最小割出角度
も1度以下に選択可能であり、横型、縦型のマシニング
センタに使用可能な簡単な構造で廉価な割出装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の割出装置の一実施例を示す一部を断面
とする側面図である。
【図2】本発明の割出装置の油圧手段部分の拡大断面図
である。
【図3】本発明の割出装置の動作説明図(1)で、図3
(A)は正面図、図3(B)は側面図である。
【図4】本発明の割出装置の動作説明図(2)で、図4
(A)は正面図、図4(B)は側面図である。
【図5】本発明の割出装置の動作説明図(3)で、図5
(A)は正面図、図5(B)は側面図である。
【図6】本発明の割出装置の動作説明図(4)で、図6
(A)は正面図、図6(B)は側面図である。
【図7】本発明の割出装置の動作説明図(5)で、図7
(A)は正面図、図7(B)は側面図である。
【図8】従来の割出装置の説明図で、図8(A)乃至図
8(H)は動作順序説明図である。
【符号の説明】
1 回転テーブル本体 2 ベースプレート 3 抜止めリング 4,5 スラスト軸受 6 ラジアル軸受 7 オイル充填シリンダ 8 テーブル回転用軸 9 プレッシャリング 10 スプリング 11 ピストン 12 油穴
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 割出装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタ等の
自動加工機の工機の主軸を用いてイケールに固着した回
転テーブルにより回転割出を行うように成した割出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からマシニングセンタ等で割出し加
工を行なう場合には、割出テーブルを用いて加工位置の
割出しを行っていた。この割出しテーブルは、回転の制
御を手動又はNC(数値)制御で行なう様になされたも
のが知られている。
【0003】手動で割出テーブルの回転を行なうもので
は、加工終了後に人手によって割出テーブルの回転を行
なわなくてはならない煩わしさがあり、NC回転制御で
割出テーブルを回転させるものでは、NCコントローラ
のコンピュータに対し所定の回転制御プログラムを組む
ことで回転の制御を行なうことが出来るが、パレットチ
ェンジャー機構が付加されているマシニングセンタでは
信号用ケーブル、動力用ケーブル、エア、油圧等の配管
の脱着を人手で行なう必要があり、どちらの場合も人手
の介入が必要で無人連続稼働が困難である問題があっ
た。
【0004】この様にマシニングセンタと独立して設け
られた割出テーブル側の検出信号をマシニングセンタ等
へ導出するための信号用ケーブルの着脱を、回避可能と
する構成が特開平4−348846号公報に開示されて
いる。該公報に開示されているものは、主軸回転数制御
機能付のマシニングセンタの主軸に着脱自在に嵌着され
た駆動アダプタ先端のクラッチを、本体に回動自在に支
持した入力軸先端のクラッチと噛み合わせて、主軸回転
で本体に回動自在は支持した割出テーブルを割出すよう
にした割出装置において、入力軸を軸方向に往復動可能
に支持してクラッチ方向に付勢し、この入力軸と割出テ
ーブル間の入力回転伝達機構内に一方向クラッチを介装
させる様に成したものである。
【0005】即ち、この様な割出装置はマシニングセン
タの主軸回転数制御機能で割出テーブルを回転させる様
に成されている。その動作の大要を図8乃至図15で説
明する。
【0006】図8で30はマシニングセンタの主軸で、
この主軸に嵌着されていた使用中のツール31を駆動ア
タッチメント32に交換する。
【0007】次に図9に示す様に主軸30を駆動アタッ
チメント32と共にX及びY軸(1次及び2次元方向)
に移動して割出テーブル33の入力軸34の真上に持っ
て来る。
【0008】次に図10の様に駆動アタッチメント32
を入力軸34にセット出来る位置に合わせる様にZ軸
(3次元方向)に移動させる。この時入力軸34と駆動
アタッチメント32間の距離は2mm程度に選択され
る。
【0009】次に図11に示す様に主軸30を降下させ
て駆動アタッチメント32が入力軸34に押し込まれて
結合される。
【0010】次に図12に示す様にマシニングセンタの
主軸30は回転数制御機構によって割出テーブル33の
テーブル35を回転させることで、例えば主軸30の1
回転でテーブル35を4°(減速比1/90)回転させ
て割出しが行なわれる。
【0011】次に図13の様に主軸をZ軸方向に上動さ
せて駆動アタッチメント32を入力軸34から離脱させ
る。
【0012】次に図14の様に主軸30をX及びY軸方
向に移動させて主軸30を交換するツール位置に移動
し、
【0013】最後に図15に示す様に駆動アタッチメン
ト32から加工用ツール31に交換して割出しを終了す
る様に成されている。
【0014】又、他の割出装置として横型のマシニング
センタに用いられるパレットロータ(中川金属株式会社
製)と称する五面加工の出来る割出装置も提案されてい
る。この構成ではギヤが1度ずつ360度の角度割出を
行う様に成され、カービックカップリングを用いてNC
機と同様の加工精度が出る様に構成されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成の各
種割出装置では次に掲げる様な問題が発生する。 (1)マシニングセンタが主軸回転数制御機能を有して
いないと使用出来ない。 (2)最小割出し角度は機械的なギヤ比で定められる1
°以上となる。 (3)横型マシニングセンタ専用あるいは縦型マシニン
グセンタ専用でしか使用出来ない。 (4)高価である。
【0016】本発明は上述した諸問題が解決可能な割出
装置を提供する様になしたもので、その目的とするとこ
ろは、主軸回転数制御機能を持たない、縦型式或は横型
のマシニングセンタでも容易に取付が可能で、メンテナ
ンスも容易で廉価な無人連続稼働が可能な割出装置を得
ようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の割出装置は、加
工機の主軸21に着脱自在に装着したテーブル回転用ア
ダプタ14を回転テーブル1に関連させて割出を行なう
様に成された割出装置に於て回転テーブル1はベースプ
レート2に軸受4、5、6を介して回動自在と成され、
回転テーブル1の外周部に設けられた油圧手段7と、こ
の油圧手段7に関連し、ベースプレート2に対し回転テ
ーブル1を押圧させる様になして、該回転テーブル1の
回動を停止させて加工を行なう押圧手段9とを有し、テ
ーブル回転用アダプタ14を油圧手段7に関連させて、
押圧手段9の押圧を解除して割出しを行なう様に成した
ものである。
【0018】
【作用】本発明の割出装置は、ベースプレートに対し回
転自在に枢着した回転テーブルに設けた油圧手段に加工
機の主軸に嵌着したテーブル回転用アダプタを結合させ
て、加工時には回転テーブルをベースプレートに押圧さ
せて回転をロックさせ、割出時には油圧手段内に設けた
偏倚手段及びテーブル回転用アダプタの係合により回転
テーブルを回転させて割出を行なう様に成したので、マ
シニングセンタのコントローラと回転テーブルを有する
割出装置間は、油圧、エア、制御ケーブル等を着脱させ
る必要のない簡単な構成となし得て、人手のいらない連
続無人稼働ができる割出装置を得ることが出来る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の割出装置の一実施例を図1及
び図2によって詳記する。図1は本例の割出装置に用い
る回転テーブルの一部を断面とする側面図、図2は回転
テーブルをロックさせるための説明に供する要部の断面
図である。
【0020】図1及び図2に於いて、1は中心軸1aを
中心に有する略々円盤状の回転テーブル本体であり、該
回転テーブル1はイケール等に取付け可能な取付孔2a
をフランジ部2bに有するベースプレート2に対してラ
ジアル軸受6及びスラスト軸受4及び5を介して回動自
在と成されている。
【0021】即ち、ベースプレート2は下端に円形のフ
ランジ部2bを有し、該フランジ部を4等配する位置に
ボルトを挿入してイケールに取り付ける段付の取付孔2
aを有し、このフランジ部2bは段付外周及び段付内周
を有する円筒状と成され、回転テーブル本体1の中心軸
1aとベースプレート2の内径2c間にラジアル軸受6
が配設され、回転テーブル本体1の底面とベースプレー
ト2の上端2d間にスラスト軸受5が更に断面凸状に形
成された抜止リング3のフランジ部とベースプレート2
の内径段部に設けられたスラスト軸受4によって、回転
テーブル本体1はベースプレート2に対し回転自在と成
されている。
【0022】更に回転テーブル本体1の外周に、外方に
突出する様にオイル充填シリンダ7とピストン11並び
にこのピストン11に連通するテーブル回軸用軸8を配
設する。このシリンダ7及びピストン11は油圧手段を
構成し、オイル充填シリンダ7の円筒内にオイル18が
充填され、このシリンダ内をピストン11は摺動自在と
成され、ピストン11の軸11aは、シリンダ7の上蓋
7aより突出してテーブル回転用軸8に連結する。この
テーブル回転用軸8は、マシニングセンタの主軸21に
嵌着されたテーブル回転用アダプタ14の先端のテーパ
部が嵌合するテーパ穴を有する。
【0023】オイル充填シリンダ7には油圧ゲージ13
を設けて油圧状態を常時監視可能と成すと共に、シリン
ダ7の底板とピストン11間に、該ピストン11及びテ
ーブル回転用軸8を上動させる様な偏倚力を付与するコ
イルスプリンク10を介在させる。尚、11bはピスト
ン11の上動を阻止するためにピストン11の軸11a
に設けたストッパでシリンダ7の蓋の下面に当接して上
動を阻止する様になされている。
【0024】シリンダ7内に充填するオイル18は、シ
リンダ7の外周に配設した油圧調整ネジ兼オイル注入口
12よりオイル注入がなされると共に後述するプレッシ
ャリング9の油圧調整を行なう様に構成されている。
【0025】上述の様に油圧手段を構成するオイル充填
シリンダ7は、回転テーブル本体1の外周に接して配設
され、このオイル充埴シリンダ7のオイルが流入可能な
油穴19を回転テーブル本体1の外周縁部1bを横断す
るような油路とし、該油路の先端はベースプレート2の
外周の第1の段部2eと対向して、外周縁部1bの内周
に形成した凹溝20内に配設したリング状のプレッシャ
リング9と対向する様に配置されている。
【0026】図2に示す様にオイル充填シリンダ7内の
ピストン11のストッパ11bがシリンダ蓋7aの底面
に当接している状態にコイルスプリング10が偏倚した
状態で所定の油圧を生じさせて、プレッシャリング9の
弾性変形を利用してベースプレート2の第1の段部2b
に押し付けて回転テーブル本体1を回転出来ない様にロ
ック状態と成し、この様な圧着力により加工物の切削加
工時でも回転テーブル本体1が回転することがないよう
に成される。
【0027】この様なロック機構を構成する押圧手段は
切削抵抗を受けるために、回転テーブル本体1の外周に
近接した位置に配設するを可とする。
【0028】上述の如き構成の回転テーブル本体1とベ
ースプレート2からなる割出テーブル16を図3に示す
ようにイケール15に固定する。
【0029】以下図3乃至図7によって本発明の割出装
置の動作を説明する。尚図3乃至図7で各図のAは正面
図、各図のBは側面図を示す。図3の様にイケール15
に配設された割出テーブル16の回転テーブル本体1
は、上述したプレッシャリング9によってベースプレー
ト2に圧着されていて回転ができない様になされてい
る。尚、回転テーブル1面上の1次元及び2次元方向を
x及びy軸で、テーブル回転用軸8の移動方向の3次元
方向をz軸方向で示している。
【0030】この状態から図4(A)及び(B)に示す
様にマシニングセンタの主軸21にATC(自動工具交
換機構)内に各種加工用工具アダプタと共に格納されて
いるテーブル回転用アダプタ14を、マシニングセンタ
のコントローラの指令に基づいて主軸21は自動的に装
着する。 このテーブル回転用アダプタ14は主軸のテ
ーパ軸に嵌り合うテーパ穴及びオリエンテーションリン
グ機能を有するチャッキング構成と成されている。
【0031】次に図4(A)及び(B)に示す様に主軸
21に装着したテーブル回転用アダプタ14の中心位置
をATC格納位置からマシニングセンタのコントローラ
のx軸及びy軸移動コマンドに基づいて油圧手段上のテ
ーブル回転用軸8の中心位置まで移動させる。
【0032】次に図5(A)及び(B)に示す様にマシ
ニングセンタのコントローラからのz軸移動コマンド及
び工具長補正機能を用いてテーブル回転用軸8のテーパ
孔にテーブル回転用アダプタ14の軸先端のテーパ軸を
嵌挿させる。
【0033】この状態で図2で説明したオイル充填シリ
ンダ7内に配設したコイルスプリング10がピストン1
1を介して押圧され、コイルスプリング10が縮み切る
手前までピストン11を押し下げる。この状態で油圧が
抜けて、プレッシャリング9が弾性変形しない状態とな
され、回転テーブル本体1は自由に回転出来る状態にな
る。
【0034】次に図6(A)及び(B)に示す様にテー
ブル回転用アダプタ8を押し込んだままマシニングセン
タのコントローラからの円弧補間コマンドに基づいて主
軸21を回転角θだけ回転させる。
【0035】次に図7(A)及び(B)に示す様にテー
ブル回転用アダプタ14をマシニングセンタのコントロ
ーラからのz軸移動コマンドに基づいてテーブル回転用
アダプタ8から離脱させる。この状態で図2に示したコ
イルスプリング10がピストン11を押し上げて、シリ
ンダ7内の圧力を上げるためプレッシャリング9が弾性
変形して回転テーブル本体1はベースプレート2に圧着
される。次にテーブル回転用アダプタ14をATC内に
格納し、加工用工具アダプタを主軸に嵌着して加工を行
なう様に成される。
【0036】本発明の割出装置は上述の様に構成され、
且つ動作するので、上記割出プロセスをマシニングセン
タのコントローラ内のコンピュータが有するROM或い
はRAM内にプログラムしておけば、メインプログラム
では加工物の割出回転角度のθだけを入力するだけで一
連の動作はNC制御側のコントローラですべて行うこと
ができ、割出用の回転テーブルを回転させる駆動源やコ
ントロールのための制御線の着脱或いは油圧、エア等の
配管も不必要で簡単な構成の割出装置が得られる。
【0037】更にケーブル、配管がないためパレットチ
ェンジも容易に出来るので無人連続稼働も可能となり、
パレット回転機構と組合せることで疑似5軸加工も可能
で段取り回数の低減、加工範囲の拡大につながり、横型
だけでなく縦型のマシニングセンタにも取付可能とな
る。
【0038】又、割出角度も時間軸を単位(秒単位)と
して割出しを行なうため高精度加工が期待出来、従来の
様に最大で1度の割出精度のものに比べて加工品精度及
び種類の拡大を図ることが出来る。
【0039】
【発明の効果】本発明の割出装置によれば主軸回転数制
御機能の付加されていないマシニングセンタであっても
精度よく割出を行なうことが出来る。又、最小割出角度
も1度以下に選択可能であり、横型、縦型のマシニング
センタに使用可能な簡単な構造で廉価な割出装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の割出装置の一実施例を示す一部を断面
とする側面図である。
【図2】本発明の割出装置の油圧手段部分の拡大断面図
である。
【図3】本発明の割出装置の動作説明図(1)で、図3
(A)は正面図、図3(B)は側面図である。
【図4】本発明の割出装置の動作説明図(2)で、図4
(A)は正面図、図4(B)は側面図である。
【図5】本発明の割出装置の動作説明図(3)で、図5
(A)は正面図、図5(B)は側面図である。
【図6】本発明の割出装置の動作説明図(4)で、図6
(A)は正面図、図6(B)は側面図である。
【図7】本発明の割出装置の動作説明図(5)で、図7
(A)は正面図、図7(B)は側面図である。
【図8】従来の割出装置の動作順序説明図である。
【図9】従来の割出装置の次の動作順序説明図である。
【図10】従来の割出装置の更に次の動作順序説明図で
ある。
【図11】従来の割出装置の更に次の動作順序説明図で
ある。
【図12】従来の割出装置の更に次の動作順序説明図で
ある。
【図13】従来の割出装置の更に次の動作順序説明図で
ある。
【図14】従来の割出装置の更に次の動作順序説明図で
ある。
【図15】従来の割出装置の更に次の動作順序説明図で
ある。
【符号の説明】 1 回転テーブル本体 2 ベースプレート 3 抜止めリング 4,5 スラスト軸受 6 ラジアル軸受 7 オイル充填シリンダ 8 テーブル回転用軸 9 プレッシャリング 10 スプリング 11 ピストン 12 油穴
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図8】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機の主軸に着脱自在に装着したテー
    ブル回転用アダプタを回転テーブルに関連させて割出を
    行なうように成された割出装置に於いて、 上記回転テーブルはベースプレートに軸受を介して回動
    自在と成され、該回転テーブルの外周部に設けられた油
    圧手段と、 上記油圧手段に関連し、上記ベースプレートに対し、上
    記回転テーブルを押圧させる様になして該回転テーブル
    の回動を停止させて加工を行なう押圧手段とを有し、 上記テーブル回転アダプタを上記油圧手段に関連させ
    て、上記押圧手段の押圧を解除して割出しを行なう様に
    成したことを特徴とする割出装置。
JP31547894A 1994-11-25 1994-11-25 割出装置 Pending JPH08150542A (ja)

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