JPS6062101A - コイル放熱構造 - Google Patents
コイル放熱構造Info
- Publication number
- JPS6062101A JPS6062101A JP58170238A JP17023883A JPS6062101A JP S6062101 A JPS6062101 A JP S6062101A JP 58170238 A JP58170238 A JP 58170238A JP 17023883 A JP17023883 A JP 17023883A JP S6062101 A JPS6062101 A JP S6062101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- adhesive layer
- silicone rubber
- bulking agent
- heat dissipation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/08—Cooling; Ventilating
- H01F27/22—Cooling by heat conduction through solid or powdered fillings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/08—Cooling; Ventilating
- H01F27/085—Cooling by ambient air
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/06—Insulation of windings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の背景と目的]
本発明はコイルの放熱構造に関するものである。
電気、電子機器等にコイルが多量に使用されている。し
かし、使用時に大電流のため発熱し焼損することが懸念
される。これを解消するため、コイルと放熱体との間に
放熱性樹脂コンパウンド゛を充填することが提案されて
おり、この場合例えば熱伝導性エポキシ樹脂を接着剤と
して使用することが知られている。しかし、エポキシ樹
脂は放熱体として使用される金属やセラミックと熱膨張
係数が異なるため冷熱サイクルや熱衝撃の条件において
エポキシ樹脂が破損してしまう欠点がある。
かし、使用時に大電流のため発熱し焼損することが懸念
される。これを解消するため、コイルと放熱体との間に
放熱性樹脂コンパウンド゛を充填することが提案されて
おり、この場合例えば熱伝導性エポキシ樹脂を接着剤と
して使用することが知られている。しかし、エポキシ樹
脂は放熱体として使用される金属やセラミックと熱膨張
係数が異なるため冷熱サイクルや熱衝撃の条件において
エポキシ樹脂が破損してしまう欠点がある。
本発明は上記した従来技術の欠点を解消するものであり
、急激な温度変化を伴なう条件においてもコイルと放熱
体とを一体化する接着層の破損を防止でさるコイル放熱
構造の提供を目的とするものである。
、急激な温度変化を伴なう条件においてもコイルと放熱
体とを一体化する接着層の破損を防止でさるコイル放熱
構造の提供を目的とするものである。
[発明の概要]
本発明は、コイルと放熱体との間を、1」加重金型シリ
コーンゴムと無機充填剤とを含有する熱伝導性組成物か
らなる接着層を介して一体化したことを特徴とするもの
である。
コーンゴムと無機充填剤とを含有する熱伝導性組成物か
らなる接着層を介して一体化したことを特徴とするもの
である。
コイルとしては、例えばエナメル線を整列に巻回したも
のがあげられ、これをフェノ等で処理したものでありで
もよい。
のがあげられ、これをフェノ等で処理したものでありで
もよい。
放熱体としては、通常は銅、銅合金、アルミニウム、鉄
等の金属が実用されるが、腐食をきらう用途では黒鉛、
炭化ケイ素等の高熱伝導性セラミックが使用される。
等の金属が実用されるが、腐食をきらう用途では黒鉛、
炭化ケイ素等の高熱伝導性セラミックが使用される。
本発明において重要なのは、上記コイルと放熱体を一体
化させるための接着層を付加重合型シリコーンゴムと無
機充填剤とを含有する熱伝導性組成物でもって形成した
点にある。
化させるための接着層を付加重合型シリコーンゴムと無
機充填剤とを含有する熱伝導性組成物でもって形成した
点にある。
この組成物は金属およびセラミックの双方に対して接着
力が強く、しかも硬化後も弾性を有するため急激な温度
変化に伴なう#張、収縮に追従できるものである。
力が強く、しかも硬化後も弾性を有するため急激な温度
変化に伴なう#張、収縮に追従できるものである。
また、無機充填剤は付加重合型シリコーンゴムの熱伝導
性を更に向上させるために添加するものであるが、無機
充填剤はシリコーンゴムに比して熱膨張係数が小さいた
め、非充填の場合よりも接着層の熱膨張係数を金属およ
びセラミックのそれに近付けることが可能になり、熱衝
撃に対する追従性を更に大きくしている。
性を更に向上させるために添加するものであるが、無機
充填剤はシリコーンゴムに比して熱膨張係数が小さいた
め、非充填の場合よりも接着層の熱膨張係数を金属およ
びセラミックのそれに近付けることが可能になり、熱衝
撃に対する追従性を更に大きくしている。
付加重合型シリコーンゴムの代表的なものとしては、
(イ)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アル
ケニル基を有するジオルガノボリシロキ4ツノ、(ロ)
分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有
する液状オルガノポリシロキサン、くハ)付加反応触媒
、 よりなるものがあげられる。
ケニル基を有するジオルガノボリシロキ4ツノ、(ロ)
分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有
する液状オルガノポリシロキサン、くハ)付加反応触媒
、 よりなるものがあげられる。
無機充填剤としては、アルミナ、石英、酸化亜鉛、マグ
ネシア、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、
黒鉛、金属等の粉末があげられ、これらは単独または2
種以上併用して30〜b量%の範囲で添加することがで
きる。
ネシア、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、
黒鉛、金属等の粉末があげられ、これらは単独または2
種以上併用して30〜b量%の範囲で添加することがで
きる。
本発明においては、上記成分以外に必要に応じて粘度を
調節するための反応性希釈剤、シリコーン油、有機溶剤
、ポットライフを延長するためのベンゾトリアゾールや
ハイドロバーオキザイドといった硬化抑制剤、煙霧質シ
リカのような補強性充填剤、着色剤、難燃剤等を適宜添
加してもよい。
調節するための反応性希釈剤、シリコーン油、有機溶剤
、ポットライフを延長するためのベンゾトリアゾールや
ハイドロバーオキザイドといった硬化抑制剤、煙霧質シ
リカのような補強性充填剤、着色剤、難燃剤等を適宜添
加してもよい。
また、シランカップリング剤、チタネートカップリング
剤、エポキシ樹脂等を添加することにより自己接着性を
向上できる。
剤、エポキシ樹脂等を添加することにより自己接着性を
向上できる。
上記成分よりなる熱伝導性組成物はコイルと放熱体との
間に挿入され、その後常温または加熱により硬化され、
両者を一体化する・ [発明の実施例] 実施例1 添付図面に示すように、ポリアミドエナメル線を整列巻
きしたコイル1と鉄製放熱体2との間に下記(1)〜(
7)の成分よりなる熱伝導性組成物を挿入し、150℃
で15分間加熱して硬化させることにより接着層3を形
成した。
間に挿入され、その後常温または加熱により硬化され、
両者を一体化する・ [発明の実施例] 実施例1 添付図面に示すように、ポリアミドエナメル線を整列巻
きしたコイル1と鉄製放熱体2との間に下記(1)〜(
7)の成分よりなる熱伝導性組成物を挿入し、150℃
で15分間加熱して硬化させることにより接着層3を形
成した。
(1)両端をジメチルビニルシリル基て封鎖されたジメ
チルポリシロキサン 100重量部(2)両末端シラノ
ール基封鎖のジメチルポリシロキサン(粘度調整剤)
20重量部 (3)両末端がトリメチルシリル基封鎖メチル水素ポリ
シロキザン 12重量部 (4)ビニルトリメI・キシシラン 2重量部(5)ア
ルミナ 350重量部 (6)塩化白金酸のイソプロピルアルコール1重41%
溶液 1重量部 (7)ベンゾトリアゾールのイソプロピルアルコール3
0重量%溶液 0.2重量部 得られた放熱構造を150℃で30分と一55℃で30
分のザイクル試験を100回繰り返した結果、全く異常
は認められなかった。また、コイル作動時の放熱特性も
良好であった。
チルポリシロキサン 100重量部(2)両末端シラノ
ール基封鎖のジメチルポリシロキサン(粘度調整剤)
20重量部 (3)両末端がトリメチルシリル基封鎖メチル水素ポリ
シロキザン 12重量部 (4)ビニルトリメI・キシシラン 2重量部(5)ア
ルミナ 350重量部 (6)塩化白金酸のイソプロピルアルコール1重41%
溶液 1重量部 (7)ベンゾトリアゾールのイソプロピルアルコール3
0重量%溶液 0.2重量部 得られた放熱構造を150℃で30分と一55℃で30
分のザイクル試験を100回繰り返した結果、全く異常
は認められなかった。また、コイル作動時の放熱特性も
良好であった。
実施例2
コイルlとしてポリアミドイミド系フェスで処理したも
を用い、また放熱体2を銅製とした以外は実施例1と同
様にして放熱構造を得た。
を用い、また放熱体2を銅製とした以外は実施例1と同
様にして放熱構造を得た。
得・られた放熱構造を実施例1と同様のザイクル試験を
100回繰り返した結果全く異常は認められなかった。
100回繰り返した結果全く異常は認められなかった。
また、コイルを作動させた場合の放熱特性も良好であっ
た。
た。
比較例1
熱伝導性ビスフェノール系エポキシ樹脂によって接着層
3を形成した以外は実施例1と同様にして放熱構造を得
た。
3を形成した以外は実施例1と同様にして放熱構造を得
た。
実施例1と同様のサイクル試験を行なった結果20・回
以内で接着層3に亀裂もしくは剥離を生じた。
以内で接着層3に亀裂もしくは剥離を生じた。
比較例2
アルミナを含まない実施例1の組成物でもって接着層3
を形成した以外は実施例1と同様にして放熱搗・遣を得
た。
を形成した以外は実施例1と同様にして放熱搗・遣を得
た。
実施例】と同様のサイクル試験を行なった結果、100
繰り返した場合亀裂の発生はなかったが、若干の剥離が
認められた。また、コイルを作動させた場合の放熱特性
は悪かった。
繰り返した場合亀裂の発生はなかったが、若干の剥離が
認められた。また、コイルを作動させた場合の放熱特性
は悪かった。
[発明の効果]
以上説明してきた通り、本発明は付加重合型シリコーン
ゴムと無機充填剤とを含有する熱伝導性組成物でもフて
コイルと放熱体とを一体化したコイルの放熱構造を提供
するものであり、これによって苛酷な熱衝撃に対して十
分耐える放熱構造を1、することができる。しかも本発
明のおいてはコイルから放熱体への熱伝導性は極めて良
好であり、コイルの寿命を長くすることが可能となる。
ゴムと無機充填剤とを含有する熱伝導性組成物でもフて
コイルと放熱体とを一体化したコイルの放熱構造を提供
するものであり、これによって苛酷な熱衝撃に対して十
分耐える放熱構造を1、することができる。しかも本発
明のおいてはコイルから放熱体への熱伝導性は極めて良
好であり、コイルの寿命を長くすることが可能となる。
また、本発明の接着層は付加重合型シリコーンゴムによ
り形成するため、腐食性物質を生成しないので金属を腐
食させることがない。
り形成するため、腐食性物質を生成しないので金属を腐
食させることがない。
添付図面は本発明の詳細な説明図である。
1:コイル、2:放熱体、3:接着層。
」1
〜2
Claims (2)
- (1)コイルと放熱体とを、付加重合型シリコーンゴム
と無機充填剤とを含有する熱伝導性組成物からなる接着
層を介して一体化したことを特徴とするコイル放熱構造
。 - (2)上記付加重合型シリコーンゴムは、(イ)1分子
中に少なくとも2個のケイ素原子結合アルケニル基を有
するジオルガノポリシロキサン、(0)分子中に少なく
とも2個のケイ素原子結合水素原子を有する液状オルガ
ノボリシロキザン、(ハ)付加反応触媒、 からなる特許請求の範囲第1項記載のコイル放熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58170238A JPS6062101A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | コイル放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58170238A JPS6062101A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | コイル放熱構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6062101A true JPS6062101A (ja) | 1985-04-10 |
JPS647484B2 JPS647484B2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=15901223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58170238A Granted JPS6062101A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | コイル放熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6062101A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5164626A (en) * | 1990-06-14 | 1992-11-17 | Fujikura Ltd. | Coil element and heat generating motor assembled therefrom |
DE102004009690A1 (de) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Nass Magnet Gmbh | Magnetspule |
-
1983
- 1983-09-14 JP JP58170238A patent/JPS6062101A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5164626A (en) * | 1990-06-14 | 1992-11-17 | Fujikura Ltd. | Coil element and heat generating motor assembled therefrom |
DE102004009690A1 (de) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Nass Magnet Gmbh | Magnetspule |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS647484B2 (ja) | 1989-02-09 |
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