JPS6061340A

JPS6061340A - 垂直軸式エンジンジエネレ−タセツト

Info

Publication number: JPS6061340A
Application number: JP59110662A
Authority: JP
Inventors: ヒユー　エス．ドリユウリイ; エウオルド　ケスズセルイ
Original assignee: Kohler Co
Current assignee: Kohler Co
Priority date: 1983-09-12
Filing date: 1984-05-30
Publication date: 1985-04-09
Also published as: CA1209176A; JPH0229530B2; US4540888A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は概して垂直軸式エンシンジェネレータセットに
係り、より具体的には、娯楽用車輌（ｒｅｃｒｅａｔｉ
ｏｎａｌ　ｖｅｈｉｃｌｅ　）等に搭載されるよう特に
設計されたエンシンジェネレータセットに係る。

車輌を利用する旅行者はその車輌を輸送の目的だけでな
く居住室としても利用できることを望んでおり、このよ
うな望みによって居住用自動車（ｍｏｔｏｒ　ｈｏｍｅ
　）及び旅行用トレーラのごとき娯楽用車輌が開発され
てきた。今日の娯楽用車輌は、照明器具、空調装置、熱
水及び冷水供給装置、及び調理器具を含む家庭で居住快
適さを得るための諸器具と同じものをほとんど総て備え
ている。照明器具、空調装置、水を圧送せしめる水ポン
プ及び他の電気器具を含む娯楽用京輌内の諸設備を稼働
させるのに必要な動力は、居住用自動車の場合その居住
用自動車のエンシンから、あるいはバッテリまたはエン
ジンジェネレータセットのごとき別個の動力源から取出
すことができる。バッテリは、娯楽用車輌の器具の動力
負荷が非常に小さい場合にだけ満足のゆくものである。

動力負荷が大きい場合には、娯楽用車輌の諸器具を稼働
せしめるにはエンシンジェネレータセットを利用するの
が望ましい。

今日用いられＣいる娯楽用車輌のエンシンジェネレータ
セットは水平軸式のガソリンまたはディーゼル内燃エン
ジンを有しており、該内燃エンシンが水平軸式ジェネレ
ータを駆動せしめている。

それら内燃エンジン及びジェネレータは、通常、娯楽用
車輌の内部のその娯楽用車輌の床板上に簡かれている。

通常は、と言っても必ずしもそうではないが、エンシン
ジェネレータセットは車輌の後部近くに取付けられてい
る。はとんどの場合、今日用いられている水平軸式娯楽
車輌用エンジンジェネレータセットは満足のゆくもので
あることが分かつている。しかしながら、このような今
日用いられている水平軸式エンジンジェネレータセット
は娯楽用車輌の総床空間のかなりの部分を占めてしまい
、このことは一般に望ましからざることである。また、
今日用いられているエンジンジェネレータセットを車輌
内部に最初に位置決めする時の難しさは言うまでもなく
、そのエンジンジェネレータセットを車輌の床板に取付
けるのに、通常、かなりの時間が掛かつてしまう。

今日用いられている水平軸式娯楽車輌用エンジンジェネ
レータセットと違って、本発明は、その今日用いられて
いる水平軸式娯楽車輌用エンジンジェネレータセットの
上述した欠点を受けないと信じられる垂直軸式娯楽車輌
用エンシンジェネレータセットに係るものである。

本発明の目的は、娯楽用車輌に用いられるのに持に適し
た垂直軸式エンシンジェネレータセットを提供すること
である。

本発明によれば、娯楽用車輌等の床に設けられた通路を
通して該娯楽用車輌等に搭載される垂直軸式エンシンジ
ェネレータセットにして、垂直方向下方に延び出た駆動
軸な有しているエンジンと、前記床に設けられた通路を
通して受入れられるよう寸法法めされていて、前記車輌
に装着されていると共に前記エンシンが装着せしめられ
ている支持部材と、前記床のレベルよりも下に配置され
ていると共に前記エンシンの下方に装着されているジェ
ネレータとを有しており、該ジェネレータは上方に延び
出た軸を有しており、該ジェネレータの軸は前記エンジ
ンの下方に延び出た駆動軸に係合していて該ジェネレー
タの軸が該エンジンの駆動軸によって駆動せしめられる
よう構成されていることを特徴とする垂直軸式エンジン
ジェネレータセットが得られる。

エンジンジェネレータセットのジェネレータをエンジン
の下方に装着せしめることにより、ジェネレータそれ自
体はエンジン自体が占めている空間と同じ空間内で娯楽
用車輌の床の下方に延び出ているので、エンジンジェネ
レータセットによって占められる空間が低減せしめられ
る。また、ジェネレータとエンジンとのこのような装着
によって振動も低減せしめられる。ジェネレータセット
は娯楽用車輌等内に容易に取付けることができる。

頂面側にエンジンが支持せしめられている取付用トレイ
すなわち支持部材は娯楽用車輌の床板に備えられた通路
を通して該車輌の底から挿入され得るようになっており
、これにより、取付作業力１カ）なり簡単になる。娯楽
用車輌の床板の下方にエンジンジェネレータセットのジ
ェネレータを置くコとにより、そのジェネレータは外気
によって冷却され、そのジェネレータからの冷却空気カ
ー車輌内に排出されないようになって（・る。更に、エ
ンジンの排気は、取付用トレイを貫通して車輌の外部ま
で延びている排気管を通して排出され、ジェネレータセ
ットを車輌の壁に隣接して位置決めする必要性が回避さ
れるようになっている。好ましくは、エンジンジェネレ
ータセットはエンシンの冷却作用が改良せしめられてお
り、すなわち、エンジンの周囲に空気シュラウドが備え
られて（・て、その空気シュラウドにより空気なエンシ
ンの空気取入口に導くよ５になっていると共に冷却用空
気を、エンジンのまわりに通過せしめられるようになっ
ている。

以下、本発明の実施例について添伺図面な参照して詳述
する。

第１図には自走式居住用自動車として例示された娯楽用
車輌１０が示されて（・る力１、後述する本発明実施例
によるエンジンジエネレータセ゛ント【ま、旅行用トレ
ーラ等のごとき他の形式の娯楽用車輌に適用できること
は理解された（・。娯楽用車輌１０は構造上は在来のも
のであり、第５図に示されているごとく、フレーム即ち
シャーシ１１を有しており、該シャーシ１１には互（・
に肖毬隔された４貸方向部材１２が備えられて（・る。

第１図に示さ」ｔているごとく、車輌のシャーシ１１（
ま車輌殻体１４を支持しており、該車輌殻体１４のνｑ
　ｙｑｓ　ｈｚ居住室と運転者用隔室とに分割せしめら
れて（・る。

娯楽用車輌１０の全体的な構造（１本発明を理解する上
で重要なことでな（・。その車輌１０カー床１６を有し
ており、第４図に示されて（・るごとく、その床１６が
車輌シャーシの横方１９１部材１２によって支持されて
いることを理解すれ＆ゴそれで充分である。

冷蔵庫、水ポンプ、照明器具、テレビ等のごとき車輌内
の様々な器具に動力を供給するために、＆Ｉｔ　／ｌ　
ｒ、ｖ＋　舘スｍ−ｍＡ圀及び第５図に最も明瞭に示さ
れているごとく、改良された垂直軸式エンジンジェネレ
ータセット２０が備えられており、該エンジンジェネレ
ータセット２０は、後により詳しく述べる通り、娯楽用
車輌１０の床１６を貫通して取付けられていて、在来の
水平軸式嬉楽用車輌のジェネレータセットに較べて、占
有床空間’／１″−低減せしめられるようになっている
。本発明実施例によるエンジンジエネレータセ゛ント２
０の詳細は第４図に示されている。基本的には、本発明
実施例によるエンジンジェネレータセット２０は支持部
材すなわち取付用トレイ２２とジェネレータ３３とを有
しており、エンシン３２はそのトレイ２２よりも上に支
持されており、また、ジェネレータ３３はトレイ２２よ
りも下に配置されており、それにより、トレイ２０はエ
ンジン３２とジェネレータ３３とを互いに分離せしめて
いる。第４図に示されているごとく、ジェネレータセッ
ト２０セツ）２０の取付用トレイ２２は下方に延び出て
。

いるスカート部２４を備えている。取付用トレイ２２の
寸法は、横方向部材１２と車輌シャーシ１１とによって
囲まれた床１６に備えられている開口よりもわずかに小
さくされていて、その取付用トレイ２２がその開口に受
入れられるのが可能ならしめられていると共にその取付
用トレイ２２が、スカート部２４及び横方向部材１２を
頁通して延びているボルト２６によってシャーシ１１の
その横方向部材１２に取付けられるようになっている。

各ボルト２６にはナツト２７が螺合せしめられていてそ
のボルト２６が横方向部材１２に固定されている。スカ
ート部２４も同じようにシャーシ１１に取付けられてい
る。トレイ２２をシャーシ１１に取付ける上述したやり
方は単なる例示にしか過ぎず、当業者には理解される通
り、車輌のシャーシの構造が変われば、トレイを車輌シ
ャーシに取付けるやり方も異なるものである。

第４図に示されているごとく、本発明実施例によるエン
ジンジェネレータセット２０はオイル溜め２８を有して
おり、該オイル溜め２８は、第６図に示されているごと
く、取付用トレイ２２に備えられた通路すなわち開口２
９の上に位置決めされている。オイル溜め２Ｂには、第
５図に明瞭に示されているごとく、そのオイル溜めから
半径方向に突出した取付用耳部３０が備えられており、
そのオイル溜め２８の耳部３０は緩衝取付具３１により
トレイ２２に弾力的に取付けられている。

エンジン３２は、第６図に示すように、トレイ２２より
も上のオイル溜め２８の頂部にボルト３２ａによって装
着されている。このように、オイル溜め２８はエンジン
３２のためのオイルを溜める機能のみならず、エンジン
３２をトレイ２２に取付ける機能をも果たしている。ジ
ェネレータ３３はトレイ２２の下方においてオイル溜め
２８の底に装着されていて、第６図に示されているごと
く、そのジェネレータ３３が床１６よりも下方に突出す
るようになっている。以上の説明から理解される通り、
オイル溜め２８をトレイ２２に、緩衝取付具３１によっ
て弾力的に取付けることにより、シャーシ１１及び横方
向部材１２に伝達されるエンシン及びジェネレータの振
動が低減せしめられるようになっている。

代表的には、第４図に示されたエンジン３２は内燃エン
ジンであり、現時点で好適な実施例では、そのエンジン
３２は、ウィスコンシン州、ニューホルスタインに在住
のテクムセゾロダクッ　コンパニー（Ｔｅｃｕｍｓｅｈ
　Ｐｒｏｄｕｃｔｓ　Ｃｏｍｐａｎｙ　）のロウシン　
エンジンディビジョン（Ｌａｗｓｏｎ　ＥｎｇｉｎｅＤ
ｉｖｉｓｉｏｎ　）によって製造されているテクムセモ
デルＴＶＭ１４０ガソリンエンジンの形態をしている。

エンジン３２は構造及び作動上はとんど在来のものと同
じであるが、エンジン３２がエンシンエアクリーナ３８
内への入口に連通した状態をなしてその工゛ンジン３２
に取付けられた空気取入れシュラウド３６を備えている
点で、そのエンジン３２は他の代表的なガソリン内燃エ
ンシンと異っている。その空気取入れシュラウド３６の
頂部には開口４０が備えられていて、空気がその空気取
入れシュラウド３６によってエアクリーナ３８内に導入
されるようになっている。空気取入れシュラウド３６は
エンジンマこホルト４２に連通していて、冷却用空気が
その空気取入れシュラウド３６により、エンジンマニホ
ルド４２を通り過ぎて車輌の外部へ流され、もってエン
ジンが冷却されるようになっている。

第５ａ図に明瞭に示されているごとく、エンジン３２に
はそのエンシンによって駆動されるファン４２ａが備え
られている。該ファン４２ａがエンシン３２によって駆
動されると、そのファン４２ａにより空気はシュラウド
３６の頂壁に設けられた開口４ｏを通して該シュラウド
３６内に吸込まれる。第５図及び第５ａ図に明瞭に示さ
れているごとく、トレイ２２には空気排出開口４２ｂが
備えられていて、第２図、第６図及び第４図に関連して
後述するハウシング内にエンジン３２が包囲される場合
、開口４ｏを通って流入する空気がそのファン４２ａに
よりシュラウド３６を通って吸込まれ、そして第５ａ図
に明瞭に示されているごとく、トレイ２２に備えられた
開口４２ｂを通って排出されるようになっている。第５
ａ図に矢印で示されている通り、シュラウド３６に流入
する空気流は代表的には垂直方向下方であるけれども、
成る場合には、トレイの底に備えられた開口から空気を
上方へ導いてシュラウド３６の頂部から排出せしめ、シ
ュラウド３６の開口４０に連通したストーブパ・イブ（
図示せず）を１ｆＩｔ　して空気を上方へ流れせしめ、
娯楽用車輌の屋根を通して排出せしめるのが望ましい。

第２図及び第６図に示されているごとく、エンジン３２
の熱及び騒音を娯楽用車輌の乗員に伝わらないよう遮蔽
するために、代表的にはエンジン３２はハウジング４３
内に包囲されており、該ハウジング４３は、側壁４４と
頂壁４５とを有する殻体で構成されており、向い合った
対をなす側壁４４は横方向部拐１２の各々に取付けられ
ており、また、代表的な場合、頂壁４５は、後述する理
由で、側壁４４の頂縁のレベルよりも下に置かれている
。代表的な場合、エンジン３２は空冷１工ので、ハウジ
ング４３の頂壁４５にはエンジン３２の空気取入れシュ
ラウド３６（第４図）の頂部に備えられている開口４０
に連通した空気通路４７が備えられていて、空気がハウ
ジング４３に入り、そしてエンジン３２を作動させるべ
く、また、該エンシンを冷却せしめるべく空気取入れシ
ュラウド３６内に流入するのな可能ならしめている。代
表的な場合、頂壁４５とシュラウド３６に備えられた開
口４０の円囲との間には開口４０及び４７を密封せしめ
るための環状発泡体シール４７ａ（第４図）が備えられ
ていて、ファン４２ａによって空気が、加熱されたエン
ジン部品のまわりを通って吸込まれ、そしてトレイに備
えられた開口４２ｂを通ってハウジング４３の内部から
外へ排出される際にそのハウシング４３の内部への空気
の漏洩がほとんど生じないようにされている。実際は、
ハウジング４３をエンジン３２のまわりにぴったりと嵌
合せしめるのが望ましい。エンシン３２のまわりにぴっ
たりと嵌合するようハウジング４３を寸法決めした場合
、ファン４２ａは熱い空気を、トレイ２２に備えられた
開口４２ｂを通してハウジング４３の外に容易に押出す
ことができる。エンジン３２のまわりにゆるく、すなわ
ち余裕をもって嵌合せしめられるようハウジング４３を
大きく作った場合、ファン４２ａは加熱された空気をハ
ウジング４３かも効率良く押出すことができない。

第４図に示されているごとく、ノ）ウジング４３の頂壁
４５に開口４７が備えられて０るのに加え、そのハウジ
ング４３の側壁には小さな寸法の開口が備えられており
、その側壁に備えられた小さな寸法の開口にはチョーク
ケーブル４８が通されていて気化器４９のチョークプレ
ートに連結されるようになっている。代表的には、と言
っても必ずシモソウではないが、ノ１ウゾング４３の側
壁を貫通して電気導管５０も延びていて、接続箱５１に
接続せしめられるようになっている。ノ１ウゾング４３
の側壁に通す代わりに、取付用トレイ２２を貫通してそ
の導管５１を通してもよい。後に明瞭に理解される通り
、接続箱５１は後に詳述するジェネレータと導管５０に
収容されて（・る電気導体（図示せず）との間の電気接
続を容易ならしめている。

第２図及び第６図に示されているごとく、本発明実施例
によるジェネレータセット２０は床１６に備えられた開
口を通して車輌殻体の内側に装備されていて、代表的な
場合、と言っても必ずしもそうではないが、そのジェネ
レータセット２０が車輌殻体の２つの壁５２のうちの一
方の壁の内面に向い合わせられるようになっている。ハ
ウシング４３０頂壁４５に備えられた開口４７内に外気
が流入するのを容易ならしめるため、ハウジング４３の
頂壁４５０レベルよりもわずかに上の所で車輌の壁５２
を貫通して空気取入れ通路５３（第６図）が備えられて
いる。その通路５３の高さは、ハウジング４３の側壁４
４がそのハｄジングの頂壁４５の上面を越えて突出して
いる距離にほぼ等しくされていて、蓋すなわちカバー５
４（第２図）が側壁４４０頂縁上に置かれる際に、通路
５３からハウシング４３０頂壁４５に備えられた開口４
７内に空気を流れ込ませるプレナムが形成されるように
なっている。第ろ図に示されているごとく、開口すなわ
ち空気取入れ通路５３にはスクリーン５５が備えられて
いて、その通路５３を通って虫のごとき異物が流入する
のを防止している。

カバー５４及びハウジング４３０頂壁４５の両方は側壁
４４に対し取外し可能であるとして図示されているけれ
ども、製造の点からすれば、カバー５４を側壁４４に対
し一体となし、また、頂壁４５をその側壁４４に対し取
外し可能に連結し、あるいはその側壁４４に対し一体を
なすようにするのが望ましい。

第２図及び第６図に示されているごとく、ハウジング４
３は６つの側壁４４で形成されていて、そのハウジング
４３の開放側部が壁５２に当接するようになっている。

こうすることにより、第１図に示されている取外し可能
な板５６によって密封せしめられているｍ５２に設けら
れた点検用開口を通してエンジン３２を点検できるよう
になっている。

ジェネレータセット２０は車輌の壁５２に隣接して装着
されているとして説明してきたけれども、当業者には理
解される通り、ハウシング４３内に冷却用空気を導入す
ることができれば、車輌の壁５２から内側に離隔せしめ
られた場所に、車輌の床１６を通してジェネレータセッ
ト２０を容易に装着せしめることも可能である。

第４図に示されているごとく、排気管５８の一端はエン
ジン３２の排気ポート５９に接続されていると共にその
排気管５８はトレイ２２に備えられた開口を通って延び
ていて、その排気管５８の他端が７７ラー６０に接続さ
れるようになっており、該マフラー６０は、代表的には
、在来のやり方テ車輌のシャーシ１１に取付けられてい
る。このようにして、エンシン３２かもの排気ガスは車
輌の内部から外へ運び去られ、もってその車輌内部の空
気が汚染されないようになっている。

オイル溜め２８の部分断面図である第６図に示されてい
るごとく、ジェネレータセット２０のジェネレータ３３
はエンシン３２の下方において取付用トレイ２２に備え
られた開口２９を通って上方に突出していて、エンシン
３２の駆動軸６４がジェネレータ３３の駆動軸６５に共
軸線関係をなして係合せしめられるようになっている。

エンジン３２の下方にジェネレータ３３を装着せしめる
ことはオイル溜め２８によって容易ならしめられており
、すなわち、第６図に示されているごとく、オイル溜め
２８には中央に配置されていて上方へ突出した中空ソケ
ット６６が備えられており、該中空ソケット６６の内径
はエンシン３２の軸６４とジェネレータ３３の軸６５と
の両方を、それらが互いに係合せしめられるよう受入れ
るべく寸法法めされていて、そのエンジン３２の軸６４
かもジェネレータ３３の軸６５に動力が伝達せしめられ
るようになっている。オイル溜め２８から半径方向外方
に突出している取付用耳部３０に加えて、そのオイル溜
め２８にはそのオイル溜めの底部からずらされた複数個
の半径方向に突出した耳部６８（第６図にはそれら耳部
６８のうちの１つのみが示されている）が備えられてい
る。各耳部６８には取付用ボルト７０のねじ山が備えら
れた端部を受入れるべく通路が備えられており、その取
付用ボルトγ０の他端はジェネレータ３３に備えられた
取付用タデ（図示せず）に当接している。取付用ポル）
７０の上端にはナツト７２が螺合せしめられていてその
ポルト７０をオイル溜め２８に固定せしめている。かく
て、理解される通り、オイル溜め２８はエンジン３２を
ジェネレータ３３に装着せしめるべく機能していると共
に、エンジン３２及びジェネレータ３３０両方をトレイ
２２に支持せしめるべく機能をも果たしている。

第４図に示されているごとく、代表的な例の場合、ジェ
ネレータ３３は、ウィスコンシン州、コーラ−（Ｋｏｈ
ｌｅｒ　）在住のフーラー　コンパニー（Ｋｏｈｌｅｒ
　Ｃｏｍｐａｎｙ　）によって猥（造されている回転範
囲２．５　ｋｗのジェネレータの形をしている。この特
定の型式のジェネレータの場合、電気接続端子はオイル
溜め２８と反対側のジェネレータの端部に置かれている
。トレイ２２上の接続筒５１にジェネレータの電流を運
ぶために外装電気ケーブルγ３が備えられている。調整
不能設計または調整可能設計の他の形式のジェネレータ
を用いることができることは理解されたい。

本発明実施例によるエンジンジェネレータセット２０に
ついての上記の説明から理解される通り、ジェネレータ
３３が床板の開口を通って車輌の下方に突出するようそ
のジェネレータ３３をエンジン３２の下に装着せしめる
ことにより、在来の水平軸式エンジンジェネレータセッ
トに較べ、本発明実施例によるエンジンジェネレータセ
ットによって占められる床空間がかなり低減せしめられ
る。

このことは非常に有利なことである。何故ならば、前述
した通り、車輌の総床空間は比較的限られているからで
ある。加えて、本発明実施例のエンジンジェネレータセ
ットの特定の構造、特に、取付用トレイ２２に取付けら
れたオイル溜め２８にエンシン３２を装着せしめると共
にそのオイル溜め２８にジェネレータ３３を装着せしめ
る構造により、エンジンジェネレータセットを車輌の下
から装着せしめるのが可能ならしめられ、それにより、
取付はコストを下げることができる。

上述したジェネレータセット２０は娯楽用車輌１０すな
わち自走式居住自動車内に装着されているとして説明し
てきたけれども、ジェネレータセット２０は旅行用トレ
ーラ−にも用いることができるのみならず、他の非車輌
用途にも用いることができる。これらの用途にジェネレ
ータセット２゜を用いる場合、ハウジング４３への空気
の流入を容易ならしめるために、第４図に示されている
ごとく、ハウジング４３にはカバー５４に接合された二
点鎖線で示されている外壁４４′が、ハウジングの側壁
４４のうちの１つの側壁に対し平行をなして離隔せしめ
られるように備えられていて、それにより、壁４４と壁
４４′との間に空気プレナムを形成せしめている。壁４
４′の底部近くには二点鎖線で示された開口４６ｂ′が
備えられており、また、カバー５４と頂壁４５との間の
側壁４４には開口４６ａ′が備えられていて、空気は壁
４４及び４４′によって形成されたプレナムを通り、ま
た、カバー５４及び頂壁４５によって形成されたプレナ
ムを通って、シュラウド３６の開口４０に流入せしめら
れ、そして７アン４２ａによってそのシュラウド３６を
通って吸込まれ、トレイ２２の開口４２ｂをａつてハウ
ジング４３から外へ流れせしめられるようになっている
。側壁４４′の底部の所に開口４６ｄを、また、側壁４
４の頂部の所に開口４６ａ′を夫々位置せしめることに
より、流入してくる空気は９０度の曲げ部を３回通るこ
とになり、それにより、エンジンの騒音が低減せしめら
れる。

本発明のいくつかの好適実施例について例示の目的で説
明したけれども、当業者には理解される通り、本発明に
対して多くの変形ななすことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明実施例によるエンジンジェネレータセ
ットが組込まれている娯楽用車輌の斜視図であり、第２図は、第１図の娯楽用車輌の内部の一部分を示す斜
視図であって、カバーすなわち蓋が取付けられた状態の
本発明実施例によるエンジンジェネレータセットを示し
ている図であり、第３図は、第１図の娯楽用車輌の内部
の一部分な示す斜視図であって、カバーが取外された状
態ノ本発明実施例によるエンジンジェネレータセットを
示している図であり、第４図は、本発明実施例によるエンジンジェネレータセ
ットの詳細を示している第２図の４−４線に沿った断面
図であり、第５図は、第４図に示されたジェネレータセットの平面
図であり、第５ａ図は、第４図に示されたジェネレータセットのエ
ンジンを示す概略図で、そのエンジンのまわりを流れる
冷却用空気の経路を示している図であり、第６図は、第４図に示されたエンジンジェネレータセッ
トの一部分を示す破断部分図で、エンジンのエンジンブ
ロックとジェネレータとの間に配置された特殊な接合構
造の詳細を示している図である。１０・・・娯楽用車輌、１１・・・フレームすなわちシ
ャーシ、１２・・・横方向部材、１４・・・車輌殻体、
１６・・・床、２０・・・エンジンジェネレータセット
、２２・・・支持部材すなわち取付用トレイ、２４・・
・スカート部、２６・・・ボルト、２７・・・ナツト、
２日・・・オイル溜め、２９・・・通路すなわち開口、
３０・・・取付用耳部、３１・・・緩衝取付具、３２・
・・エンシン、３２ａ・・・ボルト、３３・・・クエネ
レータ、３６・・・空気取入れシュラウド、３８・・・
エアクリーナ、４０・・・開口、４２・・・マニホルド
、４２ａ・・・ファン、４２ｂ・・・空気排出開口、４
３・・・ハウシング（殻体）、４４・・・側壁、４４’
−・・壁、４５−・・頂壁、４６　ａ’、　４６　ｂ’
−・・開口、４７・・・空気取入れ通路、４７ａ・・・
発泡体シール、４８・・・チョークケーブル、４９・・
・気化器、５０・・・電気導管、５１・・・接合箱、５
２・・・壁、５３・・・空気取入れ通路、５４・・・蓋
すなわちカバー、５５・・・スクリーン、５６・・・取
外し可能な板、５８・・・排気管、５９・・・排気ポー
ト、６０・・・マフラー、６４・・・エンシン駆動軸、
６５・・・クエネレータ駆動軸、６６・・・中空ソケッ
ト、６８・・・耳部、ＴＯ・・・取付用ボルト、Ｔ２・
・・ナツト、７３・・・外装電気ケーブル。什」■八　嶋　村　皓ｆ／６

Claims

【特許請求の範囲】

（１）娯楽用車輌等の床に設けられた通路を通して該娯
楽用車輌等に搭載される垂直軸式エンジンジェネレータ
セットにして、垂直方向下方に延び出ている駆動軸を有
しているエンジンと、前記床に設けられた前記通路を通
して受入れられるよう寸法法めされていて、前記車輌に
装着されていると共に前記エンシンが装着せしめられて
いる支持部材と、前記床のレベルよりも下に配置されて
いると共に前記エンジンの下方に装着されているジェネ
レータとを有しており、該ジェネレータは上方へ延び出
た軸を有しており、該ジェネレータの軸は前記エンジン
の前記下方に延び出ている駆動軸に係合していて該ジェ
ネレータの軸が該エンジンの駆動軸によって駆動される
よう構成されていることを特徴とする垂直軸式ジェネレ
ータセット。
（２）前記支持部材は、下方に延び出たスカート部を備
えた取付用トレイを有しており、該スカート部は前記床
の下方で前記車輌に取付けられている特許請求の範囲第
１項記載のジェネレータセット。
（３）前記エンジンは、該エンジンを前記支持部材に装
着せしめるための、また、前記ジェネレータを前記エン
ジンに装着せしめるための溜めを有している特許請求の
範囲第１項または第２項記載のジェネレータセット。
（４）　前記エンジンの前記溜めは前記支持部材に、緩
衝取付具によって取付けられている特許請求の範囲第６
項記載のジェネレータセット。
（５）前記エンジンはガソリン内燃エンジンである特許
請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１つに記載
のジェネレータセット。
（６）前記エンジンはハウジングによって囲繞されてい
る特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１つ
に記載のジェネレータセット。
（７）前記ハウジングは、向い合った壁及び頂壁によっ
て形成された殻体で構成されており、該殻体は前記車輌
に連結されていて前記支持部材よりも上に、前記エンジ
ンがぴったりと嵌合する隔室を形成せしめている特許請
求の範囲第６項記載のジェネレータセット。
（８）　前記殻体の前記頂壁のレベルよりも上で該殻体
の前記向い合った壁の上縁を横切って蓋が延びていて該
蓋と前記殻体の前記頂壁との間にプレナムを形成してお
り、前記殻体の前記頂壁には前記エンジンに連通した第
１の空気取入れ通路が形成されており、前記エンジンと
前記殻体の前記頂壁との間にはシールが備えられていて
該殻体内へ空気が漏入するのを低減せしめており、前記
車輌には前記プレナムに連通した第２の空気取入れ通路
が形成されていて空気が該車輌の外部から前記プレナム
を通って流れるのを可能ならしめている特許請求の範囲
第７項記載のジェネレータセット。
（９）前記向い合った壁のうちの１つの壁は車輌の壁と
共通しており、その共通した壁に前記第２の空気取入れ
通路が形成されている特許請求の範囲第８項記載のジェ
ネレータセット。