JPS585071Y2 - 可搬式エンジン発電機 - Google Patents

可搬式エンジン発電機

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JPS585071Y2
JPS585071Y2 JP5094279U JP5094279U JPS585071Y2 JP S585071 Y2 JPS585071 Y2 JP S585071Y2 JP 5094279 U JP5094279 U JP 5094279U JP 5094279 U JP5094279 U JP 5094279U JP S585071 Y2 JPS585071 Y2 JP S585071Y2
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加藤善弘
藤田彰
鈴木利通
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澤藤電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可搬式エンジン発電機、特にケース内に小型ガ
ソリンエンジンと、そのエンジンにより駆動される発電
機とを収納したものへ改良に関するものである。
この種の発電機は、例えば溶接機用電源として使用され
るもので、移動させることが多いため軽量であることが
望ましい。
しかしながら、従来は上記ケースを鋼板で形成している
ためエンジンおよび発電機等の重量に、重い鋼板製ケー
スの重量が加わってエンジン発電機の総重量はかなり重
いものとなり、移動に当り多大な労力を必要とする。
その上発電機等の電気系統のケースに対する絶縁構造が
損傷した場合にはケースに漏電するという危険性もある
また工ざジン作動用蓄電池をケース内に収納した構成□
であるから、その蓄電池□がエンジン等の冷却空気流の
障害となり冷却効率が悪くなるだけでなく蓄電池の電解
液(鉛蓄電池の場合は硫酸)がケース内部に漏れたりす
るとケースおよびその他の各構成部品を腐食するという
不具合もある。
本考案は上記従来の種々の不具合を解消すべく提案され
たもので、上記ケースkFRP(繊維強化プラスチック
ス)等の耐衝撃強度が高く断熱性に優れた低比重の合成
樹脂により、成形された土壁、側壁、底板からなる箱形
に構成してエンジン発電機総重量の軽量化およ8ケース
への漏電防止を図ると共にケース土壁に、その上壁成形
時において上方および一側方に開口する平面コ字形の深
い凹部を成形し、その凹部内に蓄電池を嵌込むことによ
りケース内か4障害−を取除き、スムーズな冷却空気の
流れを生じさせてエンジン等の冷却効率を向上させ且ケ
ース内への電解腋部れを防止するようにしたエンジン発
電機を提供することを目的とする。
また蓄電池の主面端子部をケースと同質の合成樹脂製保
護カバーで覆うことにより各端子の外部に対する電気絶
縁を容易に達成し且そのカバーにより上記凹部の側方開
口部側に位置する蓄電池側面を押さえて蓄電池を上記凹
部内に固定することにより蓄電池の固定構造を簡単にす
ることを目的とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説明する。
第1〜6図において、1はFRP等の合成樹脂で構成さ
れたケースで、下面を開口させた上壁2a、側壁2b〜
2cを有する四角形の箱形に成形された本体2と、その
開口内に嵌められ側壁にビス3により固定された、本体
2内にエンジン4および発電機5を載置する薄い箱形の
底板6と、空気排出孔7を有し、上記本体2の側壁2b
の外面にビス8(下部のビスは底板6に達する。
)により取付けられた排気マフラ収容室9とからなり、
上記底板6の下面に前後左右に取付けた4個の車輪10
により移動可能である。
上記本体2の土壁外面の略生来に吊下げ用フックの係合
環11が設けられ、また土壁外面の略半分および側壁2
c 、2dの外面の一部は、上記係合環11を孔12に
挿通させ且燃料タンク13の給油口キャップ14を孔1
5に挿通させた、燃料タンク13およびエンジン作動用
蓄電池15の保護カバー17で覆われている。
また本体2(7)、土壁外面にはカバー17と並んでエ
ンジンの冷却空気孔保護カバー18が設けられている。
上記本体2の排気マフラ収容室9と対向する側壁2eの
上部外面に、その電気絶縁性外壁を利用した端子板面1
9が設けられ、側壁2eの下部に一対の冷却空気吸入孔
20が設けられている。
更に本体2の側壁2Cの下部外面にヒンジ21により開
閉自在の前記合成樹脂により成形された扉22が設けら
れ、この扉22を開いてケース内部を点検することがで
きる。
上記底板下面には前記合成樹脂により成形された冷却空
気排出孔保護カバー23が設けられている。
特に第6,7図に示すようにエンジン4および発電機5
は夫々2個および1個の防霧ゴム24゜25を介して底
板6上に支持され、エンジン4のクランク軸26は発電
機5の電機子軸27と直結されている(エンジン4等の
支持構造については後述する。
)。従ってエンジン4が運転されると、そのクランク軸
26により発電機5の電機子28が回転し発電する。
同時に電機子軸27に取付けられたファン29が回転し
、本体2の側壁2eの冷却空気吸入孔20を通じ、その
孔20に対面させた拡散板20aにより拡散された空気
をケース内部、特に発電機内部に吸込み内部を冷やした
後暖まった空気は底板6の排出孔30から外部に排出さ
れる。
またエンジン4の冷却ファン31も回転するので、本体
2の上壁2aにあげた冷却空気孔32を通して空気が本
体内に吸込まれ、上記発電機5のファン29により吸込
まれた空気と共にエンジン4を冷やし、ファンカバー3
3の孔34、本体2の側壁2bにあけた孔35を通じて
排気マフラ収容室9内に導かれ、更にマフラ36を冷や
した後暖まった空気は排出孔7から外部に排出されるも
のである。
第8図の保護カバー17を取外した状態から明らかなよ
うに、本体2の発電機側上壁2aには燃料タンク13を
収容するための、上方および一側方へ開口する平面コ字
形をなす深い凹部37が本体成形と同時に成形されてい
る。
燃料タンク13は十面略四角形の箱形に構成され、その
外周面に一連の略水平なフランジ38を有するもので、
上記凹部37内に収容され、その凹部37の側方開口部
に対面する側壁37aの内面に、その内面に対向するフ
ランジ端縁を当接させである。
上記凹部37の対向する側壁37b、37cの一方37
bに対向する燃料タンク外側向にレベルゲージ39が取
付けられている。
第9図はフランジ38の幅よりも細い直径の金属棒また
はパイプをクランク形に折曲げた燃料タンク固定部材4
0を示すもので、コ字形部41とそのコ字形部41の両
端部に夫々設けられた長い折曲げ部42および端部にね
じ部43aを有する短かい折曲げ部43からなる。
上記固定部材40は、長い折曲げ部42の端部を凹部3
7の一方の側壁37bの孔44に遊挿し、また短かい折
曲げ部43の端部を他方の側壁37cの孔45に遊挿し
て各端部を本体2.内に突出させである。
上記固定部材40のコ字形部41は凹部37の側方開口
部側から燃料タンクフ、ラシジ38の上面に載せられ、
燃料タンク上部外周面を挾持し、固定部材40の短かい
折曲げ部4.3のねじ部43aに本体内からナツト46
をねじ込み、締付けて燃料タンク13をナツト側側9j
37 cに引寄せ、側壁内面に、その内面に対向する燃
料タンク13のフラン部端縁を当接させて、燃料タンク
13を凹部37内に固定するものである。
上記固定部材40の長い折曲げ部42の長さは、燃料タ
ンク13のフランジ端縁が側壁37cの内面に当接した
とき孔44から抜落ちない長さにすることは勿論である
上記本体は完全な箱形に成形されている必要はなく、断
面コ字形に成形したものにその対向する開口に側壁部分
を取付けて箱形に構成したり、または各壁部分を各別に
成形し、これらを組合せて箱形に構成する等適宜である
また燃料タンク13を収容する凹部37は上方にのみ開
口するものでもよい。
上記のように本体2を前記合成樹脂で構成するとケース
の軽量化、耐衝撃性の向上およびケースへの漏電防止を
達成することができる。
また上壁2aにその成形時において深い凹部37を成形
することは容易であり、その凹部内に燃料タンク13を
収容して給油時における本体内への燃料漏れをなくし、
五本体内から障害物を取除いてスムーズな冷却空気の流
れを生じさせることができる。
また発電機側の上壁2aに凹部37を設けることにより
ケース自体の断熱性とも相俟って燃料タンク13への熱
伝導を抑制することができる。
更に合成樹脂に適宜着色剤を混入することによりケース
の塗装を省略し、そのコストおよび手数を省くことも可
能である。
上記燃料タンク13は凹部37内に固定部材40により
、そのフランジ上面を押さえられると共に側部側壁37
b 、37cにフランジ端縁を当接させて固定されてい
るので、凹部側方開口部側から落下したり、ガタついた
りすることなく固定されるものである。
また固定構造も簡単である。
上記本体2σ)発電機側上壁2aには第8,11図に示
すように燃料タンク13の収容凹部37と反対側の位置
にエンジン作動用蓄電池16f:嵌込むための、上方お
よび一側方へ開口する平面コ字形の深い凹部47が本体
成形と同時に成形されている。
その凹部47の対向側壁の上縁は夫々外側に折曲げたよ
うに成形されて略水平の段部48が設けられている。
蓄電池16は半透明の合成樹脂製電槽を有し、上記凹部
47内に嵌込まれ、前記保護カバー17により覆われ固
定される。
その保護カバー17は本体2と同一材質の合成樹脂で断
面コ字形に成形され、第11図に示すように、その一方
の折曲げ部端縁にフック部49を有する。
上記燃料、タング13の、その収容凹部37の側方開口
部側に位置するフランジ38の上部外側面に2本のフッ
ク50が設けられ、上記保護カバー17はフック部49
を上記燃料タンク13のフック50に係合させ、水平部
で燃料タンク13、本体上壁2aの外面の一部、および
蓄電池16の上面端子部16aを覆い、他方の折曲げ部
51の内側面の一部で蓄電池16の凹部47の側方開口
部側に位置する側面を押さえてビス52により本体2の
側壁2dの上部外面に固定されている。
また保護カバー17の蓄電池側折曲げ部51はコ字形の
切欠き部53を有し、これにより蓄電池16の電解液の
量を外部から見ることができる。
上記のように本体2を合成樹脂製とすると、本体成形時
にその上壁2aに深い凹部47を成形により設けること
は容易であり、その凹部47内に蓄電池16を嵌込むと
電解液が漏れて本体内部を汚すことがなく、仮に凹部4
7に漏れたとしても本体2は合成樹脂製であるから腐食
されるおそれはない。
また本体内における冷却空気の流れも、蓄電池を本体内
に収納した場合に比べ障害物がないのでスムーズとなる
また発電機側の上壁2aに凹部47を設けることにより
ケース自体の断熱性とも相俟って蓄電池16への熱伝導
を抑制し、蓄電池の合成樹脂製電槽の熱変形を防止する
ことができる。
更に保護カバー17も合成樹脂製であるから蓄電池16
の上面端子部16aと保護カバー17の間に伺等電気絶
縁手段を設ける必要がない0 なお図示例は1枚の保護アバ−17により燃料タンク1
3および蓄電池16を覆うように構成したが、別々のカ
バーで両者13.16を別々に覆ってもよいことは勿論
である。
エンジン4の上方において、本体2の土壁にあけられた
冷却空気孔32を覆う保護カバー18は第6,12図に
示すように鉄板等の熱吸収性の良い金属板を用い、頂面
部54および長手方向両端部55を略水平にし、両部5
4.55を斜面で連結する如く、折曲げ形成したもので
ある。
上記頂面部54の下面には冷却空気孔32の内側口縁に
係合する4本の断面円弧状の弾性爪56が2本1組とし
て各凹部を対向させ、各上端部をリベット5・7により
固定されている。
また両端部下面にはクッション材58が取付けられてい
る。
上記保護カバー18の各弾性爪56を冷却空気孔32の
内側口縁に合せ、押し込むと、各弾性爪56はその弾性
力により撓み内側口縁に係合し、またクッション材58
は本体2の上壁外面に当接して冷却空気孔32の口縁と
保護カバー18の頂面部下面との間に空気通路用間隙が
形成される。
上記保護カバー18は熱吸収性が良いので、特にエンジ
ンの運転を停止し、また冷却ファン31も回転を停止し
た後、エンジン4から放射される熱を冷却空気孔32を
通じて積極的に吸収し、これを大気中に放散させ、本体
2内に熱がこもるのを防止することができる。
上記本体2の排気マフラ収容室9の位置する側壁2bの
上部周外側面にエンジン発電機を吊持つ場合、指を掛け
るための側方に開口する一対の凹部59(第2,6図)
が本体成形と同時に成形されている。
また対向する側壁2eを上部にいくに従って本体内に食
込ませて斜面を形成し、その斜面の路上半分を端子板面
19′とする。
その端子板面19の上縁に、これに沿って突出縁60が
本体成形と同時に成形され、その突出縁60によって形
成される下方に開口する凹部61を吊持ち用指掛は部と
する。
これら凹部59,61は必要に応じて他の対向側壁2c
、2dにも設けられる。
上記の、ように本体2を合成樹脂製とすることによって
、吊持ち用指掛は部59’、61を本体成形と同時に成
形することができJ別工程で指掛は部を設ける必要がな
いので製造1数およびコストの低減を図る上に有効であ
る。
゛また端子板面19は上記のよ゛うに傾斜側壁2eの外
面上部をそのま\用いた。
、′もので、本体2の電気絶縁手段護用して溶接機のケ
ーブル接続用端子62(1)、63に)等の各種接続用
端子は何等電気絶縁手段を用いることなく、端′子板面
19に露出さ□ぜて直接側壁2eに取付けられる。
またプラグ差込み口、スイッチ、調節つまみ等の電気部
品も同様に直接側壁2eに取付けられる。
このように本体2を合成樹脂製とすることにより本体成
形と同時に電気絶縁性側壁2eを利用した端子板面19
が形成され、その側壁2eに各種端子等を直接取付ける
ことにより、従来のように別に作った端子板を本体に取
付ける。
または各種接続用端子を鋼板製ケースに取付ける場合端
子とケースとの間に電気絶縁手段を介在させるものに比
べ、端子板の作製、取付けのコストおよび手数を省き、
更に組付は部品点数を減少させることができ、端子板が
、その取付けねじがゆるんでガタついたり、外れるとい
った不具合も解消される。
上記端子板面19には適宜本体2と別の色を塗装する。
また端子板面19は上記側壁2eに限らず、他の側壁ま
たは余裕があれば土壁外面に設けてもよい。
□上記本体2の上壁2aの内面および端子板面19を有
する側壁2eを除く側壁2b、2c、2dの内面にはエ
ンジン4および発電機5から発生する騒音が外部に漏れ
るのを極力少なくするためグラスウールなどの吸音材6
4が取付けられている。
その取付は構造は、第13図に示すように本体成形時に
ヘアピンのような形状の取付は金具65を、その折曲げ
基部65aを本体2の上壁2a、側壁2b、2c、2d
に適宜の間隔をおいて埋込み固定すると共に、その先端
部側の両脚部65bを本体内方に突出させて設:け、上
記両脚部65bに吸音材64を突刺して吸音材64から
突出した部分に適宜座金66を嵌め両突出部分を夫々外
側に折曲げて抜止め支持させたものである。
上記取付は金具はヘアピン形に限らず、1本の線状のも
の、あるいは小ねじの頭部を本体2に埋込みナツトで止
めるようにしてもよい。
上記のように本体2を合成樹脂製とすると、吸音材取付
は金具を本体成形と同時にその上壁等に埋込み固定する
ことができ、その取付は金具65に吸音材64を支持さ
せることにより従来のように吸音材を帯鋼めような押え
部材で取付けるものに比べ、吸音材の取付けが極めて短
時間のうちに能率良く行われ、また吸音材64は土壁内
面等に複数個所で取付けられ展張状態に保持されてたる
むことがないので、冷却空気の流れに障害となることが
なく、エンジン等の冷却が効率良く行われる。
なお吸音材64は側壁2eの内面にも適宜取付けられる
前記底板6は第6,7図に示すように本体2と同一材質
の合成樹脂により成形され、4本の不等辺アングル材6
8〜71を略四角形に組合せた鋼製補強枠72を有する
その補強枠72の横方向の2本のアングル材(′横材)
68.69を底板6の両側下面に夫々の長辺上面を当て
、縦方向の2本のアングル材(縦材)70.71を夫々
上記横方向アングル材68.69と直角に且エンジン4
および発電機5の各重心が作用する線上に位置させて底
板6の上面に夫々の長辺下面を当て\、4本のアングル
材68〜71によって底板6の上下面を挾持している。
各アングル材68〜71相互の固定構造は、図示例では
車輪10の支持ブラケット10aの固定用ねじ10bを
横方向アングル材68.69底板6、縦方向アングル材
70.71の各社に挿通させて縦方向アングル材70.
71の上面に突出した部分にナツト73をねじ込んだも
のであるが、車輪10の固定用ねじ10bを各アングル
材の固定に共用することは必須要件ではない。
上記エンジン側の縦方向アングル材70の上面にはエン
ジン4を支持する2個の防電ゴム24が適宜の間隔をと
って取付けられ、また発電機側の縦方向アングル材71
の上面には発電機5を支持する1個の防電ゴム25が取
付けられている。
エンジン4および発電機5□9下面には取付はポルl’
24a、25aが設けられ、各ボルトヲ上記防霧ゴム2
4.25、縦方向アングル材70゜71、底板6を挿通
させて底板6の下面からナツトにより止められる。
上記のように構成するとエンジン4および発電機5の重
量は夫々防霧ゴム24.25を介して補強枠72によっ
て受けられ、底板6自体は単に本体2の開口部を塞ぐだ
けであるから合成樹脂製でも何等問題を生ずることがな
く、・ケースの軽量化を図る上に有効である。
以上のように本考案によれば、ケース1は耐衝撃強度が
高く、断熱性に優れた低比重の合成樹脂で構成されてい
るので、エンジン発電機の総重量を従来の鋼板製ケース
を用いたものに比べ、大幅に軽減することができ、また
衝撃、落下により変形を生ずることがなく、その上部型
の危険性もない。
上記合成樹脂に適宜着色剤を混入させることによりケー
スの塗装を不要にし、塗装コストおよび手数を省くこと
ができる。
またケース土壁に、その上壁成形時に上方および一側方
へ開口する平面コ字形の深い凹部47を設けることは容
易であり、その凹部内にエンジン作動用蓄電池16を嵌
込んだので、ケース内における冷却空気の流れに障害を
支えることがなく、スムーズな空気流を生じさせてエン
ジン4等の冷却を効率良く行うことができると共に電解
液がケ;ス内に漏れるおそれもない。
上記凹部47は一側部がケース側面に閉口しているので
、若し電解液が漏れたとしても、そのふき取りは容易で
あり、ケースは合成樹脂製であるから腐食のおそれもな
い。
更にケース1と同質の合成樹脂製の保護カバー17によ
り蓄電池16の上面端子部16aを覆い且上記凹部47
の側方開口部側に位置する蓄電池側面を押さえたので蓄
電池16の上面端子部16aの外部に対する電気絶縁が
容易に達成され、また蓄電池16が凹部47の開口から
落下したりガタついたりすることなく固定される。
その固定構造は簡単であり且蓄電池16のケース外面へ
の露出を防ぐので、外観体裁も良く、更にケース1の優
五た断熱性によって蓄電池16への熱伝導を極力抑制す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図はエンジン発電機の一実施例を示す
もので、第1図は正面図、第2図は背面図、第3図は第
1図A方向から見た側面図、第4図は第1図B方向から
見た側面図、第5図は平面図、第6図は第5′図■−■
線断面図、第7図はケース底板の平面図、第゛8図は第
5図ア、)ら保護カバーを取外した状態の平面図、第9
図は燃料タンク固定部材の平面図、第10図は燃料タン
クの固定状態を示す部分断面図、第11図は第5図XI
−XI線部分断面図、第12図は第5図■−M線断面図
、第13図は防音材の取付状態を示す部分断面図である
。 1・・・・・・ケース、2a・・・・・・土壁、2b〜
2e・・・・・・側壁、4・・・・・・エンジン、5・
・・・・・発電機、6・・・・・・底板、16・・・・
・・エンジン作動用蓄電池、16a・・・・・・端子部
、17・・・・・・保護カバー、47・・・・・・凹部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース1内にエンジン4と、該エンジン4により駆動さ
    れる発電機5とを収納した可搬式エンジ」 ン発電機におし)で、該ケース1を耐衝撃強度が高く、
    断熱性に優れた低比重ア唇゛或樹脂により成形された上
    壁2a、側壁2b”2’e、底板6からなる箱形に構成
    し、該ケース1の該上壁2aに、該土壁成形時において
    上方および一側方へ開口する平面コ字形の深い凹部47
    を成形し、該凹部47内にエンジン作動用蓄電池16を
    嵌込み、該蓄電池16の上面端子部16aを覆□うと共
    に該凹部47の側方開口側に位置する蓄電池側面を押さ
    える該ケース1と同質の合成樹1旨製保護カバー17を
    該ケース1に設けてなる、可搬式エンジン発電機。
JP5094279U 1979-04-17 1979-04-17 可搬式エンジン発電機 Expired JPS585071Y2 (ja)

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