JPS606027Y2 - カ−ドを分離給送する装置のカ−ド給送隙間調整装置 - Google Patents

カ−ドを分離給送する装置のカ−ド給送隙間調整装置

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JPS606027Y2
JPS606027Y2 JP17592980U JP17592980U JPS606027Y2 JP S606027 Y2 JPS606027 Y2 JP S606027Y2 JP 17592980 U JP17592980 U JP 17592980U JP 17592980 U JP17592980 U JP 17592980U JP S606027 Y2 JPS606027 Y2 JP S606027Y2
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JP
Japan
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card
hopper
plate
cards
screw
Prior art date
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Application number
JP17592980U
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English (en)
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JPS56154942U (ja
Inventor
秀夫 山崎
寛 山田
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、送給ローラと分離板とによりカードを分離給
送する装置のカード給送隙間調整装置に関する。
カード、特にアパーチャーカードを一枚づつ送給してデ
ータ処理、複写処理等を行なうカード給送装置、及びこ
のカード給送装置におけるカード分離給送装置はすでに
提案されている(特開昭50−9370咥及び特開昭5
0−9912滑)。
特開昭50−93700号公報に開示されているカード
分離装置は、特にフィルムを含むカードを一枚づつ分離
して給送するときに、フィルム膜面に損傷を生ぜしめな
い利点を有していて、カード送給方向に対し傾斜状に多
数のカードを配置し、送給ローラと分離板とにより形成
されたカード給送隙間から前記カードを一枚づつ給送す
るように構成されている。
この場合、カード給送隙間、すなわち送給ローラと分離
板との隙間は、カード1枚分の厚みに相当するだけの間
隔をあける必要があり、この間隔が正確でないとカード
を一枚づつ分離できず、2枚以上重なって送られてしま
うような不都合が生ずる。
従来のカード分離給送装置におけるカード給送隙間調整
方法としては、送給ローラと分離板との間にゲージを挾
み、分離板をゆるめてゲージ厚の位置で固定する方法と
、分離板にガイドを設は分離板を摺動できるようにして
おき、送給ローラと分離板との隙間を調整してからねじ
で分離板を固定する方法とが採られている。
しかし前者の方法は正確に隙間調整することが難しく、
後者の方法は部品を精密に仕上げる必要がある等の欠点
を有していた。
本考案の目的は、上記欠点を除去した、カード分離給送
装置におけるカード給送隙間調整装置を提供することで
ある。
以下本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図において、カード1の長さより若干短い長さでの
幅をもつホッパー2に圧板3が摺動可能に装着されてい
る。
ホッパー2のカード出口には送給ローラ4が、該ローラ
4の周面の一部がホッパー2の中に突入するような状態
で配設されている。
第3図にも示すように、ホッパー2の底板2aには分離
板5が、例えばねじ6により固定され、該分離板5はそ
の先端が送給ローラ4の外周との間にカード1枚の厚み
に相応するだけの間隙をあけて配置される。
カード1はホッパー2の中に、一端が送給ローラ4に接
する状態でホッパー2のカード給送方向に沿った壁部2
bに対し傾斜して挿入される。
カード1は圧板3により送給ローラ4に向って常時押圧
されている。
圧板3に与える押圧力は、簡単には、ホッパー2の壁部
2Cと圧板3との間にばね7を配置することにより得ら
れる。
送給ローラ4を回転すると、前述のカード1は、ローラ
4の摩擦力により送り出しを受ける。
カード1は第2図に示すように移動するにしたがってロ
ーラ4との接点を中心に回動を始め、最後には送給路8
を通って次の過程へ送られる。
従って給送されるカードは隣接するカードが最初の状態
に保持されたままであるため、擦過現象を生ずることな
く、先ず隣接カードから離れ壁部2bに沿って送られる
このことから給送されるカードは隣接するカードと接す
る位置は送給ローラ4の付近におけるカード端縁のみで
あるため、カード同志がすれあうことはなく、従ってカ
ードにフィルムが装着されていてもそのフィルムの膜を
傷つけたり、はがしたりすることはない。
第1図及び第2図に関連して上に説明した構成及び機能
は、特開昭50−39700−1公報に開示したものと
全く同様である。
本考案においては、さらに下記のカード給送隙間調整装
置を具備している。
第3図〜第5図に示すように、ホッパー2の底板2aに
は、カード1を収容する側の表面から段付ねじ9が嵌め
られ(第1図参照)、該ねじ9の先端のねじ部はカード
給送装置の基板10に螺着されて固着され、ホッパー2
が、基板10に対しねじ9を中心として回動できるよう
になっている。
この場合、ホッパー2の底板2aと基板10との間には
スペーサー9aが取付けられていて、該スペーサー9a
内をねじ9が延びているため、底板2aと基板10とは
一定の間隔を有している。
ねじ9は分離板5からなるべく離れた位置に配設するこ
とが好ましい(第1図、第4図参照)。
またホッパー2の底板2aには、2つの長孔11,12
が穿設され、該長孔11,12に固定ねじ13,14が
嵌められている。
このねじ13.14は、そのねじ部が第5図に示すよう
にスペーサ15,16を介して基板10を貫通し、細長
なばね板ナツト17のねじ孔に螺合している。
第4図に示すように、前記2つの長孔11,12の位置
は次のようになっている。
すなわち、前記ねじ9の中心から長孔11,12の長軸
線11’、12’に下した垂線11“、12′が、長孔
11.12の中心を通るような方向に、しかもねじ9か
らなるべく離れた位置に配設されている。
また前記2つのねじ13,14にねじ係合したばね板ナ
ツト17は、ねじ13,14をゆるめたときに第5図に
一点鎖線で示すように湾曲し、ホッパー2の底板2aと
基板10との平行を保持するようになっている。
尚、前記3つのねじ9,13゜14は、底板2aに形成
された穴ぐりにそのねじ頭を納められているので、これ
らねじがカード1の運動を妨げることはない。
さらに第3図、第4図に示す如く、底板2aの裏面には
、アングル状のブラケット18が固定され、第3図に明
示するようにブラケット18の直立部18aは基板10
に形成された開口部19を貫通している。
直立部18aに形成された長孔18bにはねじ20が嵌
められ、このねじ20の先端部には、該ねじ20より大
径のスタッド取付部21が固着されるか又はねじ20と
一体に形成され、該スタッド取付部21にスタッド22
が貫通して延び、スタッド22の先端は基板10に固着
されている。
さらに、ねじ20のスタッド22が設けられた端部と反
対の端部には、ブラケット18の直立部に当接したナツ
ト23が螺合され、該ナツト23の頂部にはドライバー
などの回動工具用の溝23aが形成されている。
さらにナツト23の外周面には環状溝23bが形成され
、該環状溝23bには例えば板ばね又はワイヤーの如き
係止部材24が係合し、該係止部材24の他端はブラケ
ット18の直立部18aに固定係合している。
従って、ナツト23はブラケット18に対し回転はでき
るが、ブラケット18から離脱することはない。
尚、第4図に示すように、ねじ20の軸線20′にねじ
9の中心から下した垂線が、ねじ20とナツト23との
係合箇所と交わるように、ねじ20、ブラケット18を
配設しておくことが好ましい。
また前記送給ローラ4は、第3図に示すように、軸4a
に固着され、該軸4aは基板10に対し回転可能ではあ
るが位置は不動に支持されている。
以上のように構成されたカード給送隙間調整装置の作用
について説明すれば下記の通りである。
厚みの違ったカードを使用しようとするときや、隙間間
隔が不正確であるような場合に、送給ローラ4と分離板
5との間隔を調整する必要がある。
この調整を行なうには、まず、ねじ13,14をゆるめ
る。
ねじ13,14がゆるめばこれにより固定されているば
ね板ナツト17もゆるむ。
その場合、ばね板ナツト17は第5図に一点鎖線で示す
ように湾曲し、底板2aと基板10の平行度を保持する
このとき、ねじ13,14は底板2aの長孔11,12
に嵌っているため、底板2aはねじ9を中心として回動
できる状態となる。
この状態でナツト23の溝23aにドライバーを係合し
て、ナツト23を回転すると、ねじ20はスタッド22
を介して基板10に固定されているため、底板2aはね
じ9を中心として基板10に対して回動腰送給ローラ4
と分離板5との隙間aが調整される。
この際、底板2aはねじ9を中心として円弧を描いて回
動するが、底板2aの回動角度はわずかであるため、長
孔11,12を前述のような方向に配置しておけば、底
板2aは支障なく回動できる。
このようにして、隙間調整を終えたら、2つのねじ13
,14を締め付けて、ホッパー2を基板10に対して固
定する。
本考案は上述のように構成されているため、ホッパー2
の底板2aと基板10とを平行に保ったまま隙間調整が
でき、しかもホッパー2を、固定点(ねじ9)を中心と
して回動しながら調整するようになっているため、隙間
調整は非常に正確となり、ねじ13,14を締め付ける
前と後とで、間隔aに差が生じることもない。
以上、本考案に係るカード給送隙間調整装置を、特開昭
50−93700号に開示されたカード分離装置に取付
けた場合の具体例を示したが、本考案は、この具体例に
限定されるべきものではなく、他のカード分離装置に取
付けることもできるし、カードのみならず、カード以外
のカードに類似した物又は紙葉類の分離装置に装着する
ことも可能である。
さらに、分離板は必らずしもホッパーの底板に取付ける
必要はなく、例えば、分離板を回動棒に固定し、該回動
棒を調整ねじにより枢軸を中心として回動できるように
し、隙間調整後には回動棒を固定できるように構成する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカード給送隙間調整装置を備えた
カード分離給送装置の平面図、第2図はカード分離状態
の説明図、第3図は第1図のカード分離給送装置から押
圧板とカードとを取りはずし、カード送給路とばね板ナ
ツトを省略して示し一部を断面で表わした第1図の側面
図、第4図は第3図のIV−IV線に沿ってみた図であ
ってしかも基板を取りはずした状態で示し一部を断面で
表わした底面図、第5図は第1図の■−■線に沿った断
面図であるが、押圧板、カード、調整ねじ及び調整ねじ
に関連したスタッド等の部材を省略して示す図である。 1・・・・・・カード、4・・・・・・送給ローラ、5
・・・・・・分離板、13,14・・・・・・分離板が
送給ローラに対して運動しないように固定するための手
段(ねじ)、20・・・・・・調整ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数のカードを収容するホッパーのカード出口に固定さ
    れた分離板と、該分離板に対向配設された送給ローラと
    によりカードを分離給送する装置のカード給送隙間調整
    装置において、前記ホッパーを回動可能に支持する基板
    と、ホッパーの底板に穿設された2つの長孔と、該長孔
    に夫々取付けられ、ねじ部が前記基板を貫通する固定ね
    じと、前記基板より突出した両ねじ部に螺合し、弾力を
    有する1枚の板ばねナツトとを具備することを特徴とす
    る前記カード送給隙間調整装置。
JP17592980U 1980-12-08 1980-12-08 カ−ドを分離給送する装置のカ−ド給送隙間調整装置 Expired JPS606027Y2 (ja)

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JP17592980U JPS606027Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08 カ−ドを分離給送する装置のカ−ド給送隙間調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS56154942U JPS56154942U (ja) 1981-11-19
JPS606027Y2 true JPS606027Y2 (ja) 1985-02-25

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