JPS605999Y2 - 粉末成形プレス - Google Patents

粉末成形プレス

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JPS605999Y2
JPS605999Y2 JP1973984U JP1973984U JPS605999Y2 JP S605999 Y2 JPS605999 Y2 JP S605999Y2 JP 1973984 U JP1973984 U JP 1973984U JP 1973984 U JP1973984 U JP 1973984U JP S605999 Y2 JPS605999 Y2 JP S605999Y2
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JP
Japan
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plate
goo
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arm
roller
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Expired
Application number
JP1973984U
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English (en)
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JPS59148193U (ja
Inventor
武司 片桐
孝一 土藤
Original Assignee
株式会社ヨシツカ精機
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Publication date
Application filed by 株式会社ヨシツカ精機 filed Critical 株式会社ヨシツカ精機
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉末成形プレスに関する。
従来の粉末成形プレスは、第1図に示すように上ラム3
2と一体のホルダー33に上パンチ35を取付け、この
下方には中央にダイス37を設けたグイプレート36を
配置したとき、該グイプレート36の左右面部には表面
の上部から操作する形状の解放ピン38を設けていたの
で、ダイス37の位置から粉末成形品を自動的に押出す
ときに、スライダー39を外方に移動させるための押出
ロッド46は、解放ピン38の直状位置に当る内枠31
の中側に配置されることになる。
従ってグイプレート36の表面部が左右の押出ロッド4
6の分だけ狭くなるため、粉末充填や成形品取出し時の
作業性が悪く、また狭い面域で作業をすることから危険
性が伴ううえ、押出ロッド46を内枠31の中側に設け
ることは設計上困難なので、粉末成形プレスの機能を低
下させる要因にもなっていた。
さらにグイプレート36上で作業をするときに材料の粉
末が飛散することが多いため、解放ピン38と押出ロッ
ド46間には粉末がつきやすい。
両者は本来同心状であることが必要条件であり、かつ両
者の当接位置も厳密に規定されているのに、双方間に粉
末がつくと当接面が凹凸状態になって操作のタイミング
が狂う結果、粉末成形プレスの精度を悪くして信頼性を
低下させるなどの欠点を有していた。
本考案は上記の欠点を改善して、グイプレートの表面部
を広域にするために解放ピンは下方からの操作にし、こ
れによって押出ロッドを内枠の外側に配置できて作業性
を良好に腰付せて危険性を解消して安全度を高めること
ができるうえ、仮に作業中に粉末がグイプレート上に飛
散しても、操作のタイミングに影響を与えずに、粉末成
形プレスの精度を維持できることを目的とする。
以下本考案の構成を図面に基づいて説明する。
第2図に示すように内枠1の中側上部に駆動装置によっ
て上下動する上ラム2を配置し、該上ラム2には案内棒
4を基準に一体動するホルダー3を介して上パンチ5を
取付ける。
前記上パンチ5の下方位置には中心部にダイス7を設け
たグイプレート6を配置し、底部に垂設したロッド14
を介して下方のヨークプレート15に繋結する。
またヨークプレート15はシリンダーの操作で上下動す
るテーブル16と一体化されているため、グイプレート
6はテーブル16と一体的に上下動する。
なおグイプレート6の左右面内にはスプリングによって
下圧される解放ピン8を上下動可能に配置する。
この場合解放ピン8の下部側面には外側指向のR8aを
設ける。
さらにグイプレート6の底面部には前部の一端にローラ
ー10を設けたスライダー9を、ローラー10が常に解
放ピン8と接触する態様より左右摺動自在に配置する。
次にテーブル16の左右位置には中心軸を支点に揺動す
る内外腕付きの揺動レバー17を取付け、その中心下部
には一端をテーブル16に係架したスプリング18の他
端を撃留する。
これによって揺動レバー17は外圧を受けない限り内側
腕が外側腕よりも下った状態で保持される。
前記揺動レバー17の内側腕と解放ピン8間には上下の
軸受で保持された突上げ棒19を、上端は解放ピン8に
接触し、下端は揺動レバー17の内側腕に接触するよう
にして一体上下動可能に配置する。
また揺動レバー17の外側腕上には上ラム2と連動する
カムによって上下動の操作を受ける押出ロッド20を、
内枠1の外側に垂直状に配置する。
さらにグイプレート6とヨークプレ7ト15の間には上
面の中央に下パンチ12を立設し、その左右位置にはス
トッパー13を設けた固定プレート11をプレス本体と
固定の状態により配置して、全体として粉末成形プレス
の要部を構成する。
次に本考案の作用を説明する。
第2図に示すように作業開始の前には上パンチ5は上昇
態様にあり、グイプレート6もヨークプレート15を介
してテーブル16と一体的に上昇態様にあるため、ダイ
ス7は材料を受給できる態勢になる。
この時点で作業が開始されて、フィーダによりダイス7
内に粉末Aが供給される。
第2図は粉末Aの充填時を示す。
次に上ラム2に対する降下操作により第3図に示すよう
に上パンチ5をダイス7の位置に下げて加圧すると、グ
イプレート6と一体のスライダー9が固定プレート11
のストッパー13に当接スるので、グイプレート6の降
下動が阻止されることから、ダイス7内の粉末Aは強力
な加圧により成形される。
前記の加圧が終了すると、上ラム2に対する上昇操作に
より第4図に示すように上パンチ5がダイス7から離れ
て上昇する。
このとき上ラム2の上昇と連動するカムの操作により押
出ロッド20が降下動するため、それまで外側腕上りの
状態にあった揺動レバー17はその外側腕を押圧される
ことから、スプリング18に抗して両側腕がほぼ水平状
態になるまで揺動する。
すなわちそれまで下っていた内側腕が押上げられること
になる。
前記揺動レバー17の内側腕の押上げにより、これと下
端部で接触している突上げ棒19も同時に押上げられる
ため、上端部で接触している解放ピン8も押上げられる
従ってそれまでは解放ピン8の溝8a内に位置していた
ローラー10が第4図のように外側に押出される結果、
スライダー9は外側に移動して、それまで当接していた
ストッパー13から離れる。
この時点で下部シリンダーの操作によりテーブル16が
所定位置まで引下げられるので、第5図に示すようにテ
ーブル16と一体のヨークプレート15と連結態様にあ
るグイプレート6は、スライダー9がストッパー13か
ら離れていることから支障なく所定位置まで降下する。
従って下パンチ12上にある成形品21は結果的にダイ
ス7から押出される。
このあと上ラム2が引続いて所定位置まで上昇し、押出
ロッド20もカムの解放により揺動レバー17の押圧操
作を解除して上昇するため、揺動レバー17はスプリン
グ18により再び内側腕を下げる態様に戻されることか
ら、該レバー17と下端部で接触している突上げ棒19
が解放ピン8のスプリングにより下圧されて、レバー1
7と接触態様を維持しながら同時に降下する。
この解放ピン8の降下でその側部溝8aが原状位置まで
下がる。
その位置はローラー10と合致する位置であるが、グイ
プレート6が降下態様にあるときはスライダー9はスト
ッパー13の側方に位置している。
しかし同時にテーブル16もシリンダーの操作で第2図
に示す原状位置まで引上げられるので、テーブル16と
一体動するグイプレート6も原状位置まで上昇すること
から、スライダー9はローラー10が解放ピン8のiB
a内に戻る原状位置に復帰するため、再びストッパー1
3の上方に位置することになる。
またグイプレート6の原状復帰によりダイス7は再び粉
末受給の態勢を完備して一巡の粉末成形作業が終了する
以上に示すように本考案は、粉末成形品21をダイス7
から自動的に押出すために、スライダー9を側方に移動
する解放ピン8を、下側からの操作前にしたことにより
、該解放ピン8を操作する押出ロッド20を内枠1の外
側に配置できるため、グイプレート6の表面部が広域に
なって粉末Aの充填や成形量21の取出し時における作
業性が良くなり、危険性も解消できてプレス操作の安全
度を高めることができるうえ、作業中に粉末Aがグイプ
レート6の表面上に飛散しても、解放ピン8の操作には
支障がないので、加圧や自動押出しのタイミングに影響
を与えることなく、粉末成形プレの精度を維持して信頼
性を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例による粉末成形プレスの要部構成を示す
一部縦断正面図、第2図は本考案による粉末成形プレス
の要部構成および粉末充填時の状態を示す一部縦断正面
図、第3図は同プレスにおける粉末の加圧終了時の状態
を示す一部縦断正面図、第4図は同プレスにおける成形
量の押出開始時の状態を示す一部縦断正面図、第5図は
同プレスにおける成形量の押出終了時の状態を示す一部
縦断正面図である。 符号の説明、1,31・・・・・・内枠、2,32・・
・・・・上ラム、3.33・・・・・・ホルダー、4,
34・・・・・・案内棒、5,35・・・・・・上パン
チ、6,36・・・・・・グイプレート、7,37・・
・・・・ダイス、8,38・・・・・・解放ピン、8a
・・・・・・溝、9,39・・・・・・スライダー、1
0.40・・・・・・ローラー、11,41・・・・・
・固定プL/−ト、129 42・・・・・・下パンチ
、13.43・・・・・・ストッパー、14,44・・
・・・リッド、15,45・・・・・・ヨークプレート
、16・・・・・・テーブル、17・・・・・・揺動レ
バー、18・・・・・・スプリング、19・・・・・・
突上げ棒、20,46・・・・・・押出ロッド、21・
・・・・・成形量、A・・・・・・粉末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パンチ軸線を中心としたグイプレートの対称位置から上
    下動可能に垂設された溝付の各解解放ピンと、該解放ピ
    ンの側面が摺接する各ローラーを備え、当該ローラーが
    前記溝内に係合する位置と係合を脱した位置とに応じて
    各々左右に摺動可能な前記グイプレートの下面に設けら
    れた各スライダーと、常時は前記グイプレートのローラ
    ーが解放ピンの溝内に係合した位置で前記のグイプレー
    トの降下動を阻止すべく、当該スライダーの下面に当接
    するよう固定プレートの上面に突設された各ストッパー
    と、前記グイプレートと連動可能に連結された下位テー
    ブルに設けられ、一方腕が弾性的に下方へ偏向された各
    揺動レバーと、上端が前記解放ピンの下面に又下端が揺
    動レバーの一方腕に各々当接する各突上げ棒と、ノック
    アウト時に上ラムと連動したカムの操作で下降動して前
    記揺動レバーの他方腕を押圧し、前記一方腕に当接した
    突上げ棒を下方より押圧すると共に、前記ローラーを解
    放ピンの溝内から脱してスライダーとストッパーの当接
    を解放作動させる各押出しロッドと、からなるダイスト
    ップ機構を具備したことを特徴とする粉末成形プレス。
JP1973984U 1984-02-16 1984-02-16 粉末成形プレス Expired JPS605999Y2 (ja)

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JP1973984U JPS605999Y2 (ja) 1984-02-16 1984-02-16 粉末成形プレス

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JP1973984U JPS605999Y2 (ja) 1984-02-16 1984-02-16 粉末成形プレス

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Publication Number Publication Date
JPS59148193U JPS59148193U (ja) 1984-10-03
JPS605999Y2 true JPS605999Y2 (ja) 1985-02-25

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ID=30150875

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1973984U Expired JPS605999Y2 (ja) 1984-02-16 1984-02-16 粉末成形プレス

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