JPS6059829B2 - 電子腕時計用モ−タ - Google Patents

電子腕時計用モ−タ

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JPS6059829B2
JPS6059829B2 JP15371777A JP15371777A JPS6059829B2 JP S6059829 B2 JPS6059829 B2 JP S6059829B2 JP 15371777 A JP15371777 A JP 15371777A JP 15371777 A JP15371777 A JP 15371777A JP S6059829 B2 JPS6059829 B2 JP S6059829B2
Authority
JP
Japan
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rotor
motor
bearing
fixing member
magnet
Prior art date
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Expired
Application number
JP15371777A
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English (en)
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JPS5498912A (en
Inventor
康明 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
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Priority to US05/954,501 priority patent/US4243329A/en
Priority to GB7842210A priority patent/GB2009466B/en
Priority to DE2847333A priority patent/DE2847333C2/de
Priority to CH1127078A priority patent/CH638363B/de
Publication of JPS5498912A publication Critical patent/JPS5498912A/ja
Publication of JPS6059829B2 publication Critical patent/JPS6059829B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子腕時計用モータ、特に超薄型電子腕時計
に用いられるモータのロータ軸支部の構造の改良に関す
るものである。
水晶腕時計は今や一般に普及し、廉価、高性能、多機能
等の需要については、ある程度見るべき状態が招来され
たということも出来るが、その小型化、特に薄型化(例
えば27m以下)の要求に対しては、現在までに見られ
たものは理想から程遠いものであつた。
殊にモータ、輪列機構等を内・蔵するアナログ表示式水
晶腕時計では、集積回路実装技術の進歩に伴い、これら
の部分は飛躍的小型、薄型化が進められたが、上記機構
部の問題は根本的解決が見られす、薄型化の実現は遅々
として進捗しなかつた。本発明は上記従来技術の難題を
解消し一般市場の長年の要請であつた超薄型時計の実現
を可能にする、モータのロータ部の構造を提供すること
を目的とするものである。
以下、図面に基づいて説明する。
第1図は従来の時計用ステップモータのロータ部近傍の
断面図である。
1はステータ、2はステータの形成する空隙中に、これ
と対向して設けられたロータ、3はサマリウム・コバル
ト(Sm−CO5)等の異方性を有する稀土類で形成さ
れた円板状ロータ磁石、4は駆動カナ5を有するロータ
軸、6は上記円板状ロータ磁石3を上記ロータ軸4に固
定するための非磁性金属で構成された固定部材で、上記
ロータ磁石3と該固定部材6とは圧入諦結又は接着て固
定されている。
7及び8は、それぞれ上記ロータ軸4を軸支する軸受で
、軸受7は地板9上に、軸受8は受10上にそれぞれ固
定されている。
さらに上記ステータ1は地板9上に固定され、該地板9
の下面側には文字板11が固定されている。上記ロータ
磁石3の形状は、厚み方向に比べて径方向の寸法の大き
いことより円板状に近く、さらに固定部材6は非磁性金
属定部材であるために、ロータ2の慣性モーメントは必
然的に大きくなりしたがつてこれを支承する軸受7もそ
れに相応する大きさと強度を要するものであることにな
る。
また軸受7が大きくなれば当然それを埋め込み固定する
地板9もそれだけ厚くしなけれはならなくなる。このよ
うに前記ロータ磁石3の形状からしても固定部材6の材
質の点からしても、慣性モーメントは大きくなり、その
ため電気的には消費電流も増大するという欠点を有する
とともに、機械的には軸方向の厚みを徒らに増大させる
という悪循環を生ずる結果をまぬがれなかつた。第2図
は、本発明の一実施例によるモータ構造を示す断面図で
ある。図に於いて201はステータ、202はステータ
の形成する空隙中に、これと対向して設けられたロータ
、203はサマリウムコバルト等の異方性稀土類で形成
された円筒状Jロータ磁石、204は駆動カナ205を
有するロータ軸、206は上記円筒状磁石203を上記
ロータ軸204に固定するための非磁性のナイロン又は
ポリアセタール樹脂で形成された固定部材で、ロータ軸
204と非磁性固定部材206との・結合および非磁性
固定部材206と前記ロータ磁石203の結合は、圧入
諦結又は接着固定いずれであつてもよい。207及び2
08はそれぞれ上記ロータ軸204を軸支するための軸
受で、軸受207は地板209上に、軸受208は受2
10上に、それぞれ固定されている。
さらに上記ステータ201は該地板209上に固定され
、該地板209の下面側には文字板211が固定されて
いる。この円筒状ロータ磁石203の形状は図より明ら
かなごとく、第1図のロータ1の半径r1に比較して円
筒の外半径R2Olを小さくするとともに、非磁性固定
部材206の材質を第1図で金属)だつたものをナイロ
ン又はポリアセタール樹脂とし、且つその軸方向の厚み
を最小限に短縮し、ロータ部の慣性モーメントをモータ
の動作に影響を及ぼさない範囲で大幅に削減している。
このようにロータ202の慣性モーメントを削減したこ
と.により、このロータ202を軸支する軸受207は
従来のものよりも、はるかに小型ですみ、したがつてそ
れを固定する地板209の厚みも小さくすることができ
、ステータ209を地板上に固定するにも同一面上に載
置することができ、第1図”の場合のステータ1を載置
する地板9のような厚みは全く不用とすることができた
。尚その上に、非磁性部材206の下部を円筒状ロータ
磁石203より凹状に段差を設けると共に、これを軸止
する軸受207のスラスト受部207aの上面積を上記
磁石203の凹部の面積よりも小さくなるようにするこ
とにより、軸受207のスラスト受部が、上記磁石20
3の凹部に対向して凸状に対向させることを可能にして
、ロータ軸方向の厚みを最小限にしている。磁石203
を構成するサマリウムコバルトSm−CO5等の稀土類
磁石は、機械的に硬質てしかも脆い材質のため切削、穴
明等の加工もきびしい寸法管理のもとに行われるもので
あり、これをロータ軸204に固定するにしても、第1
図のような金属の如く硬質のもので固定することは破損
を生じやすいというおそれがあるため第1図の従来例等
では、いたずらに強大な固定部材6を用いていたが、本
願ではこれをナイロン又はポリアセタール樹脂のような
金属よりも軟質てストレスを吸収しやすい部材て固定す
ることにより、無用な大きさを全く不用にした。第3図
は本発明の他の実施例を示す。
この実施例はロータ軸304の下方の軸受307との接
触面まての長さを短縮して磁石303と固定部材306
との段差て形成されたロータの凹部内に於いて、軸受3
07のスラスト受部307aが凸状に係合するようにし
て、軸受307のスラスト受部307aの反対の面と文
字板311との隙間を確保する構造にしたものである。
第4図は本発明のさらに他の実施例を示す。この実施例
では固定部材406自体を凹状に加工し磁石403と固
定部材との接触面積を広くとることによつて磁石403
の保持構造を強固にすると共に、第3図の実施例と同様
、ロータ軸404の下方の軸受407との接触面までの
長さを短縮して、固定部材406の凹部内に於いて、軸
受407のスラスト受部407aが凸状に係合するよう
にしたものである。以上の説明により明らかなごとく、
本発明のいずれの実施例に於いてもロータ部の形状と材
質の両面から慣性モーメントを小ならしめ、電気的では
消費電力を小さくするとともに、機械的ではそれに相応
する強度の軸受ですむようにし、この軸受をロータ部に
設けた凹部と凹凸状に対向して設けることによつて、ロ
ータ軸方向の厚みを従来例に比較して飛躍的に短縮し、
薄型化の最大の障害の一つを成していた問題を根本的に
解決したものであり、超薄型時計の製品化にとつて本願
の発揮する効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の腕時計用ステップモータのロータ部近傍
の断面図、第2図、第3図、第4図は本発明に係る腕時
計用ステップモータのロータの断面図てある。 201,301,401・・・・・・ステータ、202
,302,402・・・・・・ロータ、203,303
,403・・・・・円筒状磁石、204,304,40
4・・・・・・ロータ軸、206,306,406・・
・非磁性固定部材、207,307,407・・・・・
・軸受、208,308,408・・・・・軸受、20
7a,307a,407a・・・・・軸受のスラスト受
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状ロータ磁石と、該ロータ磁石の片側にロータ
    カナを有するロータ軸と、前記円筒状ロータ磁石を前記
    ロータ軸に固定する非磁性固定部材とを有するロータと
    、該ロータに空隙を介して対向するステータと、前記ロ
    ータ軸をその両端部で支承する2個の軸受と、前記ロー
    タカナの無い側にあつて前記ステータの一面と接し、か
    つ前記軸受の一方を支持する地板と、前記ロータカナの
    ある側にあつて前記軸受の他方を支持する受とを有する
    電子腕時計用モータに於いて、前記ロータの前記ロータ
    カナの無い面に凹部を設けるとともに、前記地板側の軸
    受のスラスト受部を前記凹部に対向して前記地板面から
    突出せしめたことを特徴とする電子腕時計用モータ。 2 軸受のスラスト受部を、ロータの凹部内に突出させ
    て設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電子腕時計用モータ。 3 ロータの凹部を、円筒状ロータ磁石と非磁性固定部
    材との厚み方向の段差を設けることによつて形成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子腕時計
    用モータ。 4 ロータの凹部を、非磁性固定部材の厚み方向に段差
    を設けることによつて形成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の電子腕時計用モータ。 5 非磁性固定部材をポリアセタール樹脂で形成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項
    又は第4項のいずれか1項記載の電子腕時計用モータ。 6 非磁性固定部材をナイロン樹脂で形成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は第
    4項のいずれか1項記載の電子腕時計用モータ。7 ロ
    ーター軸の長さを2mm以下としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電子腕時計用モータ。
JP15371777A 1977-11-01 1977-12-21 電子腕時計用モ−タ Expired JPS6059829B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15371777A JPS6059829B2 (ja) 1977-12-21 1977-12-21 電子腕時計用モ−タ
US05/954,501 US4243329A (en) 1977-11-01 1978-10-25 Watch movement construction
GB7842210A GB2009466B (en) 1977-11-01 1978-10-27 Watch movement construction
DE2847333A DE2847333C2 (de) 1977-11-01 1978-10-31 Laufwerk für eine elektronische Uhr
CH1127078A CH638363B (de) 1977-11-01 1978-11-01 Uhrwerk fuer eine batteriebetriebene elektronische uhr und verwendung desselben in einer elektronischen uhr.

Applications Claiming Priority (1)

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Publication Number Publication Date
JPS5498912A JPS5498912A (en) 1979-08-04
JPS6059829B2 true JPS6059829B2 (ja) 1985-12-26

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