JPS6059498B2 - 冷凍装置の能力制御方法 - Google Patents

冷凍装置の能力制御方法

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JPS6059498B2
JPS6059498B2 JP6279679A JP6279679A JPS6059498B2 JP S6059498 B2 JPS6059498 B2 JP S6059498B2 JP 6279679 A JP6279679 A JP 6279679A JP 6279679 A JP6279679 A JP 6279679A JP S6059498 B2 JPS6059498 B2 JP S6059498B2
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JP
Japan
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valve
opening
pressure
pipe
compressor
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JP6279679A
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通真 堀
二郎 柚田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、容量可変の圧縮機を搭載した冷凍装置に関
するもので、特に、除霜運時の制御の能力制御方法に関
するものである。
従来、容量可変の圧縮機を搭載した冷凍装置において
、上記圧縮機のシリンダ中間部に設けた開口部と、この
開口部を開閉する開閉弁とを設け、上記開口部と上記圧
縮機の吸入側又は、高圧側とを選択的に連通して、上記
開閉弁の開閉によつて、上記圧縮機の容量を可変させる
ものがあつた。
しかし、除霜特等に高圧が急減に低下すると、上記開閉
弁にかかる高圧も低下し、開閉弁が完全に開口部を閉鎖
しなくなり、上記開閉弁の不安定状態から起る振動によ
る騒音の原因となつていた。 本発明は上記の欠点を解
消するものて、除霜特等の開閉弁の不安定現象を取り除
き、容量可変の圧縮機の騒音を取り除き、負荷に対応し
た冷凍装置の能力制御方法を提供するものてある。
以下に本発明の一実施例を図面とともに説明する。
第1図において、1は回転式圧縮機で、ハウジング2
によつて密閉構造となつている。
3は電動機4によつて駆動されるクランク軸で、このク
ランク軸3の偏心部5によつてシリンダ6の内部6aの
ローリングピストン7が回転する。
シリンダ6の上下端面は上軸受8、下軸受9によつて閉
鎖されている。10はハウジング2の底内部に溜められ
た潤滑油で、クランク軸3内部の油ポンプ機構(図示せ
す)によつて摺動部へ供給される。
11はアキュームレータでシリンダ6に設けられた吸入
孔12に圧入された吸入管13に連結されている。
14はアキュームレータ11に接続された低圧管である
15はシリンダ6に設けられたバイパス孔で、シリンダ
6の内部6aとは開口部16を介して連通している。
このバイパスロ15には、円形の開閉弁17、焼結合金
製の弁ガイド18、弁ガイドばね19が挿入されており
、この開閉弁17によつて開口部16を開閉する。又、
このバイパス孔15の出口には、空間容積を大きくする
為に比較的太い第1のパイプ20が圧入されており、そ
の先端には、第1のパイプ20より細い第2のパイプ2
1が接続されている。22はシリング6の内部6aから
上軸受8に設けられた吐出弁(図示せず)から吐出され
た高圧冷媒ガスの空間であり、吐出管23に連通してい
る。
第2図以下第1図と同一部品は同一番号を附した。
第2図において、24はシリンダ6の内部6aを高圧室
と低圧室に分ける仕切弁であり、ばね25によつてロー
タ7に押し当てられている。第3図において、26は開
閉弁17が開口部16を閉鎖したときに接する弁座であ
る。弁ガイド18には、柱状部27、ストッパ部28、
孔29、流通路30が形成されている。なお、開閉弁1
7にはばね等は設けてなく、柱状部27、ストッパ部2
8、弁座26で囲まれているだけである。又、弁ガイド
ばね19の一端は径が大きくなつており、環状溝31に
はめられて固定されている。第5図において、吐出管2
3に四方弁32、熱源側熱交換器33、第2の二方弁3
4と減圧器としての第1のキャピラリチューブ35との
並列回路、第2のキャピラリチューブ36、第3のキャ
ピラリチューブ37と逆止弁38との並列回路、第4の
キャピラリチューブ39、利用側熱交換器40、四方弁
32、低圧管1牡アキュームレータ11、吸入管13が
順次連結されている。
又、第2のキャピラリチューブ36と第3のキャピラリ
チューブ37の中間部と、低圧管14との間に、高圧バ
イパス回路41が設けられ、第2の二方弁42と第5の
キャピラリチューブ43が挿入されている。又、第3の
キャピラリチューブ37と第4のキャピラリチューブ3
9の中間部と第1図のシリンダ6の内部6aとの間にイ
ンジェクション回路44が設けられ、第6のキャピラリ
チューブ45が挿入されている。又、第2のバイブ21
にはインジェクション回路44の第6のキャピラリチュ
ーブ45の上流側とを連通する高圧導入管46、および
、低圧管14と連通するバイパス管47が接続され、こ
れら高圧導入管46、バイパス管47の各々途中には第
1および第2の制御弁48,49が設けられている。以
上の構成て次に本発明の作用を説明する。
先す、冷房運転の場合には、第5図において、吐出管2
3から吐出された冷媒は、四方弁32、熱源側熱交換器
33、第1の二方弁3牡第2のキャピラリチューブ36
、逆止弁38、第3のキャピラリチューブ39、利用側
熱交換器40、四方弁32、低圧管1牡アキュームレー
タ11、および吸入管13を経て再び回転式圧縮機1に
戻る。又、第1の制御弁48の開放によつてインジェク
ション回路44から高圧導入管46、第2および第1の
バイブ21,20を経てバイパス孔15内に中間高圧が
かかり、第3図に示した如く、開閉弁17は弁座26に
押しつけられて開口部16を閉鎖している。この時利用
側熱交換器40は蒸・発器として働き、これと熱交換し
た冷却空気を被空調室へ送ることによつて、最大能力の
冷房が可能となる。次に、上記被空調室の冷房負荷が小
さくなると、温度調節器等によつて第1の二方弁34が
閉鎖されるとともに、第1の制御弁48が閉鎖し、第2
の制御弁49が開放され第2のバイブ21とバイパス管
とが連通されると、バイパス孔15内の圧力が低下し、
シリンダ6の内部6aの圧力によつて開閉弁17はスト
ッパ部28に押しつけられる。なお、シリンダ6の内部
6aの圧力゛はローリングピストン7が一回転する間に
大きく変化するが、ストッパ部28上に付着した潤滑油
によつて開閉弁17はほぼ安定してストッパ部28に粘
着している。この状態におては、ローリングピストン7
によつて圧縮された冷媒の一部は、シリンダ6の内部6
aより、開口部16、流通路30、バイパス孔15、第
1、第2のバイブ21,20、第2の制御弁49、およ
び、バイパス管47を経て、低圧管14に戻る。従つて
残りの冷媒が、吐出管23から吐出され、第1の二方弁
34の替りに、第1のキャピラリチューブ35を通過し
て、上記と同様のサイクルを流れる。その結果、回転式
圧縮機1の容量が減少したことになり、小さい冷房負荷
に適合した冷房能力を得ることが出来る。次に、暖房運
転時は、先す暖房負荷の大きい場合は、冷角運転時に説
明したのと同様、開閉弁17は閉鎖されており、吐出管
23から吐出された冷媒は、四方弁32、利用側熱交換
器40、第2、第3、第4のキャピラリチューブ36,
37,39、第1の二方弁3牡熱源側熱交換器33、四
方弁32、低圧管1牡アキュームレータ11、および、
吸入管13から再び回転式圧縮機1に吸入される。この
時、利用側熱交換器40は凝縮器として働らき、これら
と熱交換した温風を被空調室へ送ることによつて、最大
能力の暖房が可能となる。次に上記被空調室の暖房負荷
が小さくなると、温度調節器等によつ第1の二方弁34
が閉鎖されると共に、第1の制御弁48が閉鎖し、第2
の制御弁49が開放され、冷房運転時に説明したのと同
様に開口部16が開放されて回転式圧縮機1の容量が大
きく減少したことになり、小さい暖房負荷に適合した暖
房能力を得ることが出来る。次に暖房低外気温時等に室
外に設置された熱源側熱交換器33に着霜する様な条件
の場合を考える。
この時は暖房負荷が大きいため、上述の如く、第1の制
御弁48が開放され、第2の制御弁49が閉鎖されて高
圧冷媒が導入され、開閉弁17は開口部16を閉鎖した
状態で運転されている。なお、開口部16が開放されて
いる時は、着霜検知と同時に強制閉鎖する。この時、着
霜検知器(図示せす)で熱源側熱交換器33の着霜を検
知すると、先ず、第1の制御弁48が閉鎖され、高圧冷
媒がバイパス孔15内に封じ込まれて、この高圧冷媒に
よつて開閉弁17が押されて開口部16が閉鎖される。
次に四方弁32が切換わつて、冷房サイクルになるとと
もに、第2の二方弁42が開放され、この状態で除霜が
行なわれる。この時、冷凍サイクルの高圧側圧力は極端
に低下するが、除霜前の高圧冷媒がバイパス孔15内に
封じ込まれているので、開口部16は確実に閉鎖され、
熱源側熱交換器33を流れる冷媒量を多く保つことが出
来、急速に除霜が行なわれる。次に除霜完了検知器、又
は、タイマ等で除霜が完了し、高圧が上昇した後は前述
の如く、温度調節器等の信号により、第1および第2の
制御弁の開閉が行なわれる。以上の様に本実施例によれ
ば、空調負荷に応じて回転式圧縮機1の容量を大巾に減
少することが出来るとともに、開口部16を開閉弁17
て閉鎖するため、開口部16が閉鎖されている場合にク
リアランスボリュームが小さくて、容積効率が大きく低
下することはない。
又、開閉弁17にはばねを設けていないため、このばね
系による共振問問題が発生せず、開閉弁17、弁座26
、および、弁ガイド18の長寿命が達成出来る。又、開
口部16を閉鎖するための高圧冷媒は、常にインジェク
ション回路44から導入されるので、冷房、暖房運転に
よつて、高圧導入回路47を切換える必要はない。又、
除霜時に高圧が極端に低下しても、高圧導入管46内に
封じ込まれた高圧冷媒によつて開口部16は安定して閉
鎖されて、開閉弁17が振動したり、騒音が発生する恐
れがない。
なお本実施例では、開口部16をシリンダ6に設けたが
、これに限らず、上軸受8、下軸受9等に設けてもよい
又、高圧導入管46およびバイパス管47に各々第1お
よび第2の制御弁48、49を設けたが、これに限らず
、高圧導入管46とバイパス管47の接続部に四方弁等
を設けてもよい。又、本実施例では、空気調和機とした
が、これに限らず、一般の冷凍装置でもよい。以上の様
に本発明によれば、圧縮機、熱源側熱交換器、減圧器、
利用側熱交換器を連結して冷凍サイクルを構成し、上記
圧縮機のシリンダ内部の中間部に開口した開口部と、こ
の開口部を開閉する開閉弁と、上記開口部と上記冷凍サ
イクルの高圧側を連結する高圧導入管と、上記高圧導入
管の途中に設けられた制御弁とを設け、上記冷凍サイク
ルの高圧が低下する前に、上記の制御弁を閉鎖すること
によつて、上記高圧導入管に導入された高圧冷媒を封じ
込め、上記冷凍サイクルの高圧が低下後も、この高圧冷
媒を上記開閉弁に作用させて、上記開口部を閉鎖する様
にしたものであるから、冷凍負荷に応じて圧縮機の容量
を大巾に減少することが出来、圧縮機の起動、停止の回
数が少なく、長寿命、および騒音低減につながり、除霜
時等に高圧が極端に低下する恐れのある場合は、“低下
前の高圧冷媒を封じ込めて、開閉弁に作用させるため、
高圧低下後も開閉弁が振動したりすることがなく、又、
圧縮機の容量を大に保つことが出来るため、除霜をする
場合にはその時間が短かくて済む、等の優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における冷凍装置の回転式圧
縮機部の一部切欠断面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図はバイパス孔付近の拡大断面図、第4図は弁
ガイドの斜視図、第5図は・同冷凍装置を応用した空気
調和機の冷凍サイクル図である。 1・・・・・・回転式圧縮機(圧縮機)、6a・・・・
シリンダの内部、16・・・・・・開口部、17・・・
・・・開閉弁、33・・・・・・熱源側熱交換器、35
,36,37,39・・・・・・第1、第2、第3およ
び第4のキヤピラリチユーフ(減圧器)、40・・・・
・・利用側熱交換器、46・・・・・高圧導入管、48
・・・・・・第1の制御弁(制御弁)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧縮機、熱源側熱交換器、減圧器、利用側熱交換器
    を連結して冷凍サイクルを構成し、上記圧縮機のシリン
    ダの内部の中間部に開口した開口部と、この開口部を開
    閉する開閉弁と、上記開口部と上記冷凍サイクルの高圧
    側とを連結する高圧導入管と、上記高圧導入管の途中に
    設けられた制御弁とを設け、上記冷凍サイクルの高圧が
    低下する前に、上記制御弁を閉鎖することによつて、上
    記高圧導入管に導入された高圧冷媒を封じ込め、上記冷
    凍サイクルの高圧が低下後も、この高圧冷媒を上記開閉
    弁に作用させて、上記開口部を閉鎖することを特徴とす
    る冷凍装置の能力制御方法。
JP6279679A 1979-05-22 1979-05-22 冷凍装置の能力制御方法 Expired JPS6059498B2 (ja)

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JPS55155147A JPS55155147A (en) 1980-12-03
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01109696A (ja) * 1987-10-22 1989-04-26 Shiroki Corp 調光回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01109696A (ja) * 1987-10-22 1989-04-26 Shiroki Corp 調光回路

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