JPH0127279B2 - - Google Patents

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JPH0127279B2
JPH0127279B2 JP19403481A JP19403481A JPH0127279B2 JP H0127279 B2 JPH0127279 B2 JP H0127279B2 JP 19403481 A JP19403481 A JP 19403481A JP 19403481 A JP19403481 A JP 19403481A JP H0127279 B2 JPH0127279 B2 JP H0127279B2
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JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
vane
pressure side
compressor
cylinder chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP19403481A
Other languages
English (en)
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JPS5896195A (ja
Inventor
Hiroshi Kitayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Publication of JPS5896195A publication Critical patent/JPS5896195A/ja
Publication of JPH0127279B2 publication Critical patent/JPH0127279B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/12Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用冷蔵庫の如き冷凍装置に用いら
れるロータリーコンプレツサに関する。
従来の技術 日本市場においては、ルームエアコンを中心と
するいわゆる中容量のロータリーコンプレツサ
が、高効率化の点より全盛をきわめている。一
方、家庭用冷蔵庫などに使用される小形コンプレ
ツサは、レシプロ式が主流であつた。これは小形
即ち小気筒容積のコンプレツサであるためロータ
リー化を図つた場合には、圧縮要素を構成するシ
リンダ、ピストン等よりの洩れ損失が大きく、そ
の効率がレシプロ式より低いためであつた。しか
し、近年の加工技術の向上により前記洩れ損失も
小さくなり、大幅な効率向上が図れ、家庭用冷蔵
庫の如き小形圧縮機にも実開昭53−116807号公報
に見られるようなロータリーコンプレツサが採用
されているのが現況である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、研究によるとロータリーコンプ
レツサの効率は、カロリメータテストの如き連続
運転状態で評価した効率と、家庭用冷蔵庫に組込
んで評価するJIS C9607による「家庭用冷蔵庫の
消費電力試験」に従つて評価した効率が、大幅に
異ることが判明した。その一例を記述すると、コ
ンプレツサのカロリメータテストにおけるエネル
ギー有効率(EER)は、レシプロ式に比べてロ
ータリー式が約1.2倍であるにもかかわらず、家
庭用冷蔵庫の消費電力試験における消費電力量は
レシプロ式に比べてロータリー式は約5%程度の
低減に過ぎず、実装時の効率は大幅に低下してい
るのが実情である。この原因は、サーモスタツト
により冷却温度制御されているコンプレツサの停
止中に密閉容器内の多量の高温高圧ガスが、コン
プレツサの圧縮要素のメカニカルシール部分を介
してシリンダ室に流入し、流入した過熱ガスは、
シリンダー室→サクシヨンライン→エバポレータ
へと流入するものと、密閉容器→コンデンサ→キ
ヤピラリーチユーブ→エバポレータへと流入する
2流路より流入し、エバポレータを加熱するので
最終的には冷蔵庫の熱負荷となり、冷蔵庫の運転
率の増大をまねき、消費電力量の増加となり運転
効率の低下をきたしている訳である。特にロータ
リー式は、密閉容器内が高温高圧の大容量容器で
あり、エバポレータに流入する熱量も非常に大き
い訳である。前記欠点を除去するためには一般的
な方法として、コンプレツサの吐出管および吸入
管に電磁弁等を設ける方法があるが、高価である
と共に電磁弁自身が電力を消費するので効率の低
下をきたすと共に、作動不良の発生、溶接部分の
増加による洩れの危険率の増大などの信頼性の低
下をきたす等の欠点を有している。尚、吐出管ま
たは吸入管のいずれか一方に電磁弁を設けても、
2流路の一方が成立するためほとんど効果のない
ことも確認している。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、コ
ンプレツサの停止時にコンプレツサよりコンデン
サおよびサクシヨンラインへ流出する過熱ガスを
閉塞し、家庭用冷蔵庫の如き小形冷凍装置に用い
た時にも消費電力の低減を可能にするロータリー
コンプレツサを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のロータリー
コンプレツサは、圧縮要素の吸入器に設けられた
低圧側逆止弁と、シリンダに摺動自在に設けら
れ、シリンダ室を高圧側と低圧側とに仕切るベー
ンと、シリンダ室を構成する軸受に設けられ密閉
容器内の高温高圧ガスが流入する流入路と、同じ
く軸受に設けられ密閉容器内の高温高圧ガスを吐
出管へ導く流出路と、シヤフトの最大偏心部がロ
ーラを挟んでベーンと最近接の位置にある時のみ
流入路と流出路とを連通するようにベーンに設け
られた第2吐出孔とを備えたものである。
作 用 この構成によつて、コンプレツサ停止中は、吸
入路に設けられている低圧側逆止弁が吸入路が閉
鎖し、サクシヨンラインを介して冷凍装置である
エバポレータへ過熱冷媒ガスが流入するのを防止
し、エバポレータの温度上昇を防ぐ。また、第1
吐出弁流入路、第2吐出孔及び流出路を介する吐
出経路において、第2吐出孔が設けられたベーン
が閉路するので、コンデンサを介してエバポレー
タへ過熱冷媒ガスが流入するのを防止し、エバポ
レータの温度上昇を防ぐ。従つて、コンプレツサ
停止時にもエバポレータの温度上昇が少なくな
り、運転率を低減することができ消費電力の低減
が図れる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるロータリー
コンプレツサの断面図、第2図は第1図の―
′線における断面図、第3図は第2図の―
′線におけるコンプレツサ運転中の状態を示す
断面図、第4図は第3図に対応してコンプレツサ
停止中の状態を示す断面図である。第1図〜第4
図において、1はいわゆるローリングピストン式
ロータリーコンプレツサで、密閉容器2内には電
動要素3と圧縮要素4を圧入固着している。中空
円筒状のシリンダ5の軸心には、前記電動要素3
に直結し偏心部6aを有するシヤフト6がその軸
心が一致する様に取りつけてある。シヤフト6の
偏心部6aには円筒状のローラ7が回転自在に設
けられ、前記ローラ7の外遠部はシリンダ5の内
面と微小隙間を有して気密を保持している。シリ
ンダ5には細溝8を設け、細溝8内には軸方向に
穿孔された第2吐出孔9を有する平板状のベーン
10が摺動在に収納されている。ベーン10は、
バネ11及び密閉容器2内の高温高圧ガスによつ
てローラ7に密着する様に付勢され、シリンダ室
12を高圧側と低圧側に仕切つている。またシリ
ンダ室12を構成するためにシリンダ5の両側
上、下面には、第1吐出孔13と流入路14を有
した上軸受15と、流出路16を有した下軸受1
7が強固に取り付けられている。第1吐出孔13
と連通したシリンダ5の吐出路18には第1吐出
弁装置19を設けており、シリンダ室12よりの
冷媒ガスはいつたん密閉容器2内に吐出される。
一方、シリンダ5の吸入路20には冷媒ガスを吸
入中は開路する低圧側逆止弁21を設けている。
また、下軸受17には吐出カバー22が嵌合され
て吐出室23を構成しており、流出路16を流れ
てきた冷媒ガスは吐出室23へ入つた後、吐出管
24を通つて冷凍装置(図示せず)へ流出する様
になつている。第2吐出弁装置25は、流入路1
4、ベーン10に配設された第2吐出孔9および
吐出管24と吐出室23を介して連通した流出路
16を備えたスライドバルブタイプの弁装置であ
り、ローラ7の外遠部(偏心部6aの最大偏心部
に相当する)とシリンダ5の内面の接触部がベー
ン10配設位置に達した時のみ、流入路14と第
2吐出孔9と流出路16が整列して、弁装置25
が開路するようになつている。
以上のように構成されたロータリーコンプレツ
サについて、以下その動作を説明を説明する。ま
ず、コンプレツサ1が運転中は、圧縮要素4の圧
縮作用によりシリンダ5に設けられた吸入路20
は低圧力となり、低圧側逆止弁21は開路状態と
なる。また、圧縮要素4の圧縮作用によつて圧縮
された冷媒ガスは、第1吐出弁装置19を通つて
密閉容器2内に吐出される。密閉容器2内に吐出
された冷媒ガスは、流入路14まで達し、第3図
に示す様にローラ7とシリンダ5の内面の接触部
がベーン10の配設位置に達した時のみ、流入路
14と第2吐出孔9と流出路16が整列して吐出
室23に流入し、吐出管24を通つて冷凍装置
(図示せず)へと流れていく。
次に停止中について述べる。圧縮要素4の停止
によりシリンダ室12へは、シリンダ5と上軸受
15下軸受17などの微小隙間より高圧冷媒ガス
が徐々に流入するので、吸入路20に設けてある
低圧側逆止弁21は閉路し、冷凍装置のエバポレ
ータへの過熱冷媒ガスの流入を防止し、エバポレ
ータの温度上昇を防止する。
また、圧縮要素4の停止によりシヤフト6の回
転が止まり、これに追従してローラ7の運動も止
まるが、シリンダ室12の高圧側と低圧側の圧力
差やバネ11の付勢力並びに密閉容器2内の高温
高圧ガスにより、シヤフト6の回転停止時にシヤ
フト6の偏心部6aの最大偏心部分が、ローラ7
を挟んで最近接位置の状態である場合を除き、僅
かでもずれていれば、ベーン10をローラ7に当
接する方向に付勢しているバネ11及び密閉容器
2内の高温高圧ガスの力が、ローラ7に対しては
その中心に向かつて作用することになり、シヤフ
ト6の回転軸がローラ7の中心に対して偏心して
いるので、前記付勢力はシヤフト6の回転軸と直
角をなす成分を持つ。従つて、ローラ7及びシヤ
フト6を回転させて偏心部6aの最大偏心部分を
ベーン10から遠ざけることとなり、流入路14
と第2吐出孔9と流出路16は整列せず、結局第
2吐出弁装置25は閉路する。
故に、コンプレツサ停止中の過熱冷媒ガスが、
冷凍装置のコンデンサを介してエバポレータへの
流入を防止し、エバポレータの温度上昇を防止す
る。
以上のように本実施例によれば、圧縮要素の吸
入路に設けられた低圧側逆止弁と、シリンダに摺
動自在に設けられ、シリンダ室を高圧側と低圧側
とに仕切るベーンと、ベーンに設けられコンプレ
ツサ運転中には吐出経路を閉路する第2吐出孔と
を設けることにより、コンプレツサ停止中にコン
プレツサより、コンデンサ及びサクシヨンライン
を介してエバポレータへ流入する過熱ガスを閉塞
する。従つて、従来例に比べエバポレータの温度
上昇が少なく、運転率の低減、消費電力の低減が
図れるとともに、従来のような電磁弁が不要なの
で消費電力の低減にもなり、また、作動不良の発
生、溶接部増加による洩れの危険率が少なくな
り、信頼性の向上が図れるという効果が得られ
る。
発明の効果 以上のように本発明は、圧縮要素の吸入路に設
けられた低圧側逆止弁と、シリンダに摺動自在に
設けられ、シリンダ室を高圧側と低圧側とに仕切
るベーンと、ベーンに設けられコンプレツサ運転
中には吐出経路を閉路する第2吐出孔とを設ける
ことにより、コンプレツサ停止中にコンプレツサ
より、コンデンサおよびサクシヨンラインを介し
てエバポレータへ流入する過熱ガスを閉塞する。
従つて、従来例に比べエバポレータの温度上昇が
少なく、運転率の低減、消費電力の低減が図れる
とともに、従来のような電磁弁が不要なので消費
電力にもなり、また作動不良の発生、溶接部増加
による洩れの危険率が少なくなり、信頼性の向上
が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるロータリー
コンプレツサの断面図、第2図は第1図の―
′線における断面図、第3図は第2図の―
′線におけるコンプレツサ運転中の状態を示す
断面図、第4図は第3図に対応してコンプレツサ
停止中の状態を示す断面図である。 2……密閉容器、3……圧縮要素、4……圧縮
要素、5……シリンダ、7……ローラ、9……第
2吐出孔、10……ベーン、12……シリンダ
室、14……流入路、16……流出路、19……
第1吐出弁装置、20……吸入路、21……低圧
側逆止弁、24……吐出管、25……第2吐出弁
装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 密閉容器内に配設され、電動要素によつて駆
    動される圧縮要素と、前記圧縮要素を構成するシ
    リンダと、前記シリンダのシリンダ室の内面と微
    小隙間を有して回転自在に設けられ、偏心部を有
    するシヤフトを内設した円筒形のローラと、前記
    圧縮要素の吸入路に設けられた低圧側逆止弁と、
    前記シリンダに摺動自在に設けられ、前記シリン
    ダ室を高圧側と低圧側とに仕切るベーンと、前記
    シリンダ室を構成する軸受に設けられ前記密閉容
    器内の高温高圧ガスが流入する流入路と、前記シ
    リンダ室を構成する軸受に設けられ前記密閉容器
    内の高温高圧ガスを吐出管へ導く流出路と、前記
    シヤフトの最大偏心部が前記ローラを挟んで前記
    ベーンと最近接の位置にある時のみ前記流入路と
    前記流出路とを連通するように前記ベーンに設け
    られた第2吐出孔とを備えたロータリーコンプレ
    ツサ。
JP19403481A 1981-12-02 1981-12-02 ロ−タリ−コンプレツサ Granted JPS5896195A (ja)

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JPS5896195A JPS5896195A (ja) 1983-06-08
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ID=16317833

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JP19403481A Granted JPS5896195A (ja) 1981-12-02 1981-12-02 ロ−タリ−コンプレツサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4781551A (en) * 1986-06-30 1988-11-01 Matsushita Refrigeration Company Rotary compressor with low-pressure and high-pressure gas cut-off valves
CN103883529A (zh) * 2014-03-17 2014-06-25 安徽美芝精密制造有限公司 旋转式压缩机及其气缸
CN106949057A (zh) * 2016-01-06 2017-07-14 珠海凌达压缩机有限公司 转子式压缩机的气缸及具有其的压缩机

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