JPS6059423B2 - 多種燃料内燃機関の始動用気化器制御装置 - Google Patents
多種燃料内燃機関の始動用気化器制御装置Info
- Publication number
- JPS6059423B2 JPS6059423B2 JP15245879A JP15245879A JPS6059423B2 JP S6059423 B2 JPS6059423 B2 JP S6059423B2 JP 15245879 A JP15245879 A JP 15245879A JP 15245879 A JP15245879 A JP 15245879A JP S6059423 B2 JPS6059423 B2 JP S6059423B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starting
- fuel
- intake passage
- main
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、アルコール、軽油、灯油等の低沸点成分
が少ない燃料を主燃料とし、低沸点成分が多い始動用燃
料を始動時に供給するようにした多種燃料内燃機関に用
いられる、始動用気化器制御装置に関するものである。
が少ない燃料を主燃料とし、低沸点成分が多い始動用燃
料を始動時に供給するようにした多種燃料内燃機関に用
いられる、始動用気化器制御装置に関するものである。
アルコール、軽油、灯油などの燃料は低沸点成分が少
ないために蒸発性が悪い。従つてこれらの燃料を内燃機
関の主燃料として単独で用いる場合は、機関の始動性、
特に低温における始動性が悪くなる。そこでこのような
機関では、始動時において低沸点成分が多いガソリンな
どの燃料を、始 動用燃料として主燃料系統とは別に供
給することが考えられている。この場合、比較的高価な
始動用燃料は、冷間始動時の初期に必要最少量だけ供給
するようにするのが、始動用燃料の消費量を少なくする
ためには好ましい。し力化始動後に始動用燃料の供給を
適時に停止することは、運転者が操作する場合には困難
でかつ面倒であり、始動用燃料が無駄に使用されるおそ
れがある。 この発明によればこの目的は、低沸点成分
が少ない燃料を主燃料とし低沸点成分が多い始動用燃料
を始動時に供給するようにした多種燃料内燃機関におい
て、主吸気通路に設けた主気化器の絞り弁上流側と下流
側とをバイパスする始動用燃料用の第1始動用吸気通路
および主燃料用の第2始動用吸気通路と、前記第1始動
用吸気気通路に開口し始動用燃料を供給する第1始動燃
料供給口と、前記第2始動用吸気通路に開口し主燃料を
供給する第2始動燃料供給口と、前記第1始動燃料供給
口より下流側に設けられ第1の設定温度以上で前’記第
1始動用吸気通路を閉じる第1感温開閉弁と、前記第2
始動燃料供給口より下流側に設けられ前記第1の設定温
度より高い第2の設定温度以上で前記第2始動用吸気通
路を閉じる第2感温開閉弁とを備えることを特徴とする
多種燃料内燃機・関の始動用気化器制御装置により達成
される。
ないために蒸発性が悪い。従つてこれらの燃料を内燃機
関の主燃料として単独で用いる場合は、機関の始動性、
特に低温における始動性が悪くなる。そこでこのような
機関では、始動時において低沸点成分が多いガソリンな
どの燃料を、始 動用燃料として主燃料系統とは別に供
給することが考えられている。この場合、比較的高価な
始動用燃料は、冷間始動時の初期に必要最少量だけ供給
するようにするのが、始動用燃料の消費量を少なくする
ためには好ましい。し力化始動後に始動用燃料の供給を
適時に停止することは、運転者が操作する場合には困難
でかつ面倒であり、始動用燃料が無駄に使用されるおそ
れがある。 この発明によればこの目的は、低沸点成分
が少ない燃料を主燃料とし低沸点成分が多い始動用燃料
を始動時に供給するようにした多種燃料内燃機関におい
て、主吸気通路に設けた主気化器の絞り弁上流側と下流
側とをバイパスする始動用燃料用の第1始動用吸気通路
および主燃料用の第2始動用吸気通路と、前記第1始動
用吸気気通路に開口し始動用燃料を供給する第1始動燃
料供給口と、前記第2始動用吸気通路に開口し主燃料を
供給する第2始動燃料供給口と、前記第1始動燃料供給
口より下流側に設けられ第1の設定温度以上で前’記第
1始動用吸気通路を閉じる第1感温開閉弁と、前記第2
始動燃料供給口より下流側に設けられ前記第1の設定温
度より高い第2の設定温度以上で前記第2始動用吸気通
路を閉じる第2感温開閉弁とを備えることを特徴とする
多種燃料内燃機・関の始動用気化器制御装置により達成
される。
以下図面に基づいてこの発明を詳細に説明する。 図面
はこの発明の一実施例を示す要部断面図であり、この図
において符号1は2サイクル内燃機関の本体、2は気化
器、3は主吸気通路である。気化器2は主吸気通路3内
へ上方から進退勤するピストン型絞り弁4を備え、この
絞り弁4はこの絞り弁4の案内筒部5内に縮装されたコ
イルはね6によつて下方へ付勢されている。そしてこの
絞り弁4は、他端が不図示のアクセル機構に係止された
ポーデンワイヤのインナ7によつて上方へ引き揚げられ
る。8はこの絞り弁4の下方に位置する主フロート室で
あり、ここには低沸点成分が少ないアルコールなどの主
燃料が溜められ、その液面はフロート9によソー定に保
たれている。
はこの発明の一実施例を示す要部断面図であり、この図
において符号1は2サイクル内燃機関の本体、2は気化
器、3は主吸気通路である。気化器2は主吸気通路3内
へ上方から進退勤するピストン型絞り弁4を備え、この
絞り弁4はこの絞り弁4の案内筒部5内に縮装されたコ
イルはね6によつて下方へ付勢されている。そしてこの
絞り弁4は、他端が不図示のアクセル機構に係止された
ポーデンワイヤのインナ7によつて上方へ引き揚げられ
る。8はこの絞り弁4の下方に位置する主フロート室で
あり、ここには低沸点成分が少ないアルコールなどの主
燃料が溜められ、その液面はフロート9によソー定に保
たれている。
この主フロート室8内には、公知のニードルジェット(
図示せず)が設けられ、前記絞り弁4に上端部が固定さ
れたジェットニードル10は、絞り弁4の上下動と共に
このニードルジェット内を進退勤し、主吸気通路3への
開口面積を変化させる。主燃料系統はこれらジェットニ
ードル10とニードルジェットからなるメイン系と、公
知のスロー系(図示せず)とから構成される。11は始
動用ウェルであり、主フロート室8から絞り12を介し
て始動用の主燃料が流入している。このウェル11には
エマルジョン・チューブ13の下部が侵漬され、このチ
ューブ13の上端は気化器2の本体に形成された第2始
動用吸気通路14に開口し、この開口が第2始動燃料供
給口となつている。この始動用吸気通路14の一端は、
絞りて(図示せす)を介して主吸気通路3の絞り弁4上
流側に開口し、他端は第2始動用吸気通路の一部を形成
する管16に連通している。なおチューブ13の下端部
にも絞り17が設けられている。前記ウェル11、エマ
ルジョン・チューブ13、始動用吸気.通路14等は、
始動用の主燃料からなる混合気を生成する第2始動用気
化器を形成している。20は低沸点成分が多いガソリン
などの始動用燃料が収容された始動用フロート室、21
はフロートであり、始動用燃料はこのフロート21によ
.つて一定の液面に保たれている。
図示せず)が設けられ、前記絞り弁4に上端部が固定さ
れたジェットニードル10は、絞り弁4の上下動と共に
このニードルジェット内を進退勤し、主吸気通路3への
開口面積を変化させる。主燃料系統はこれらジェットニ
ードル10とニードルジェットからなるメイン系と、公
知のスロー系(図示せず)とから構成される。11は始
動用ウェルであり、主フロート室8から絞り12を介し
て始動用の主燃料が流入している。このウェル11には
エマルジョン・チューブ13の下部が侵漬され、このチ
ューブ13の上端は気化器2の本体に形成された第2始
動用吸気通路14に開口し、この開口が第2始動燃料供
給口となつている。この始動用吸気通路14の一端は、
絞りて(図示せす)を介して主吸気通路3の絞り弁4上
流側に開口し、他端は第2始動用吸気通路の一部を形成
する管16に連通している。なおチューブ13の下端部
にも絞り17が設けられている。前記ウェル11、エマ
ルジョン・チューブ13、始動用吸気.通路14等は、
始動用の主燃料からなる混合気を生成する第2始動用気
化器を形成している。20は低沸点成分が多いガソリン
などの始動用燃料が収容された始動用フロート室、21
はフロートであり、始動用燃料はこのフロート21によ
.つて一定の液面に保たれている。
22は始動用ウェルであり、ここには始動用フロート室
20から絞り23を介して始動用燃料が流入している。
20から絞り23を介して始動用燃料が流入している。
このウェル22にはエマルジョン・チューブ24の下部
が侵漬され、このチューブ24の上端は気化く器2の本
体に形成された第1始動用吸気通路25に開口し、ここ
が第1始動燃料供給口となつている。この第1始動用吸
気通路25の一端は、絞り(図示せす)を介して主吸気
通路3の絞り弁4上流側に開口し、他端は第1始動用吸
気通呂の一部を形成する管27に連通している。なおチ
ューブ24の下端部にも絞り28が設けられている。前
記ウェル22、エマルジョン●チューブ24、始動用吸
気通路25等は、ガソリン等の始動用燃料からなる混合
気を生成する第1始動用気化器を形成している。30は
前記始動用燃料の第1始動用吸気通路を形成する管27
を、第1の設定温度(例えば20ノ℃)以上て閉じる第
1感温開閉弁、31は前記主燃料の第2始動用吸気通路
を形成する管16を、前記第1の設定温度より高い第2
の設定温度(例えば30℃)以上て閉じる第2感温開閉
弁である。
が侵漬され、このチューブ24の上端は気化く器2の本
体に形成された第1始動用吸気通路25に開口し、ここ
が第1始動燃料供給口となつている。この第1始動用吸
気通路25の一端は、絞り(図示せす)を介して主吸気
通路3の絞り弁4上流側に開口し、他端は第1始動用吸
気通呂の一部を形成する管27に連通している。なおチ
ューブ24の下端部にも絞り28が設けられている。前
記ウェル22、エマルジョン●チューブ24、始動用吸
気通路25等は、ガソリン等の始動用燃料からなる混合
気を生成する第1始動用気化器を形成している。30は
前記始動用燃料の第1始動用吸気通路を形成する管27
を、第1の設定温度(例えば20ノ℃)以上て閉じる第
1感温開閉弁、31は前記主燃料の第2始動用吸気通路
を形成する管16を、前記第1の設定温度より高い第2
の設定温度(例えば30℃)以上て閉じる第2感温開閉
弁である。
これら各弁30,31は1個の弁本体32内に隣接する
ように形成され、この弁本体32は前記内燃機関の本体
1のシリンダヘッド1aに密着するように固定されてい
る。弁本体32には両側(図上左右方向)から圧入され
た蓋材33,34により弁室35,36が形成され、こ
れら各弁室35,36内には円盤状のスナップアクショ
ン型バイメタル37,38が収納されている。第1感温
開閉弁30のバイメタル37は、例えは20゜C以下で
は図のように外側(図の左側)へ反り、この温度以上に
なると逆に内側(図の右側)へ反り返る。第2感温開閉
弁31のバイメタル38は、前記バイメタル37より高
温の例えは30゜C以下て図のように外側(図の右側)
へ反り、この温度以上になると逆に内側へ反り返る。弁
本体32には各バイメタル37,38の中央を指向する
弁口39,40が形成され、これら各弁口39,40は
それぞれ前記管27,16に連通している。なお前記蓋
材33,34は、これら蓋材33,34の周囲から突出
した弁本体32の縁部32a,32bを蓋材33,34
側へかしめることにより、弁室35,36の気密を保つ
ている。また41,42は各バイメタル37,38の遊
動を規制するためのコイルばねである。なお、前記弁口
39,40に弁室35,36側からOリングなどの環状
のシール材を固定しておけば、バイメタル37,38が
高温側で反り返つた時にこのバイメタル37,38がシ
ール材に密着し、これら弁30,31のシール性が向上
する。各弁室35,36は連通路43によつて相互に連
通し、また一方の弁室35は管44によつて前記主吸気
通路3の絞り弁4下流側に連通している。
ように形成され、この弁本体32は前記内燃機関の本体
1のシリンダヘッド1aに密着するように固定されてい
る。弁本体32には両側(図上左右方向)から圧入され
た蓋材33,34により弁室35,36が形成され、こ
れら各弁室35,36内には円盤状のスナップアクショ
ン型バイメタル37,38が収納されている。第1感温
開閉弁30のバイメタル37は、例えは20゜C以下で
は図のように外側(図の左側)へ反り、この温度以上に
なると逆に内側(図の右側)へ反り返る。第2感温開閉
弁31のバイメタル38は、前記バイメタル37より高
温の例えは30゜C以下て図のように外側(図の右側)
へ反り、この温度以上になると逆に内側へ反り返る。弁
本体32には各バイメタル37,38の中央を指向する
弁口39,40が形成され、これら各弁口39,40は
それぞれ前記管27,16に連通している。なお前記蓋
材33,34は、これら蓋材33,34の周囲から突出
した弁本体32の縁部32a,32bを蓋材33,34
側へかしめることにより、弁室35,36の気密を保つ
ている。また41,42は各バイメタル37,38の遊
動を規制するためのコイルばねである。なお、前記弁口
39,40に弁室35,36側からOリングなどの環状
のシール材を固定しておけば、バイメタル37,38が
高温側で反り返つた時にこのバイメタル37,38がシ
ール材に密着し、これら弁30,31のシール性が向上
する。各弁室35,36は連通路43によつて相互に連
通し、また一方の弁室35は管44によつて前記主吸気
通路3の絞り弁4下流側に連通している。
次にこの装置の動作を説明する。
20′C以下における冷間時には、各バイメタル37,
38は図の位置にあり各弁30,31は共に開いている
。
38は図の位置にあり各弁30,31は共に開いている
。
この状態でキックスタータ(図示せず)などにより始動
操作を行なうと、主吸気通路3の絞り弁4下流側に吸気
負圧が発生する。このため第1および第2始動用吸気通
路25,14から管16,27、弁30,31および管
44を通つて主吸気通路3内へ始動用の吸気が流れる。
この際始動用ウェル22,11からもそれぞれ始動用燃
料および主燃料が吸い上げられ、始動用吸気に混入して
始動用混合気となつて主吸気通路3内へ吸い出される。
なおこの時には主燃料系統のスロー系からも主燃料が供
給されている。この結果燃焼室(図示せず)に吸入され
る混合気には、始動用燃料が添加されるだけでなく主燃
料の濃度も上がる。従つて着火性が向上し機関は始動す
る。始動後に機関温度が20℃を越えると、第1感温開
閉弁30のバイメタル37が反り返りこの弁30は閉じ
る。
操作を行なうと、主吸気通路3の絞り弁4下流側に吸気
負圧が発生する。このため第1および第2始動用吸気通
路25,14から管16,27、弁30,31および管
44を通つて主吸気通路3内へ始動用の吸気が流れる。
この際始動用ウェル22,11からもそれぞれ始動用燃
料および主燃料が吸い上げられ、始動用吸気に混入して
始動用混合気となつて主吸気通路3内へ吸い出される。
なおこの時には主燃料系統のスロー系からも主燃料が供
給されている。この結果燃焼室(図示せず)に吸入され
る混合気には、始動用燃料が添加されるだけでなく主燃
料の濃度も上がる。従つて着火性が向上し機関は始動す
る。始動後に機関温度が20℃を越えると、第1感温開
閉弁30のバイメタル37が反り返りこの弁30は閉じ
る。
従つて始動用燃料の供給は停止し、始動用の主燃料が第
2感温開閉弁31を通つて主吸気通路3内に供給される
。この結果主燃料の濃度は高く維持され、暖機運転が円
滑に継続される。そして桟関温度が30℃を越えるとバ
イメタル38が反り返り、第2感温開閉弁31も閉じる
。
2感温開閉弁31を通つて主吸気通路3内に供給される
。この結果主燃料の濃度は高く維持され、暖機運転が円
滑に継続される。そして桟関温度が30℃を越えるとバ
イメタル38が反り返り、第2感温開閉弁31も閉じる
。
従つて始動用吸気の流入は全て停止し、始動用燃料およ
び始動用の主燃料の供給が停止する。すなわちその後は
主燃料系統のみから主燃料が供給されるが、すでに機関
温度は或る程度上昇しているので、円滑な回転が維持さ
れ、暖機運転がさらに継続される。この実施例は主燃料
としてアルコールを使用したので第1、第2感温開閉弁
30,31はそれぞれ20゜C130℃で閉じるように
設定したが、この設定を変更することとにより他の軽油
や灯油などを主燃料とする場合にも使用できる。
び始動用の主燃料の供給が停止する。すなわちその後は
主燃料系統のみから主燃料が供給されるが、すでに機関
温度は或る程度上昇しているので、円滑な回転が維持さ
れ、暖機運転がさらに継続される。この実施例は主燃料
としてアルコールを使用したので第1、第2感温開閉弁
30,31はそれぞれ20゜C130℃で閉じるように
設定したが、この設定を変更することとにより他の軽油
や灯油などを主燃料とする場合にも使用できる。
なお、この発明は4サイクル機関にも適用可能なことは
勿論である。
勿論である。
この発明は以上のように、第1および第2感温開閉弁に
よつて始動用燃料および始動用の主燃料の供給を断続す
ると共に、第2感温開閉弁は第1感温開閉弁よりも高温
で閉じるようにしたから、始動用燃料は暖機運転の初期
に必要最少量だけ供給でき、比較的高価な始動用燃料の
消費量が少なくなる。
よつて始動用燃料および始動用の主燃料の供給を断続す
ると共に、第2感温開閉弁は第1感温開閉弁よりも高温
で閉じるようにしたから、始動用燃料は暖機運転の初期
に必要最少量だけ供給でき、比較的高価な始動用燃料の
消費量が少なくなる。
また始動用燃料の供給停止後は始動用に主燃料が暫時供
給され主燃料の濃度が上がるから、安定した回転を持続
したまま、暖機運転を継・続できる。さらに以上の動作
は全て自動的に行なわれるから特別な操作が不要で、し
かも確実に適時に始動用燃料の供給を停止でき、運転者
の不注意による燃料の無駄な消費がない。
給され主燃料の濃度が上がるから、安定した回転を持続
したまま、暖機運転を継・続できる。さらに以上の動作
は全て自動的に行なわれるから特別な操作が不要で、し
かも確実に適時に始動用燃料の供給を停止でき、運転者
の不注意による燃料の無駄な消費がない。
図面はこの発明の一実施例を示す一部断面図てある。
1・・・内燃機関本体、2・・・主気化器、3・・・主
吸気通路、4・・・絞り弁、14・・・第2始動用吸気
通路、25・・・第1始動用吸気通路、30・・・第2
感温開閉フ弁、31・・・第1感温開閉弁。
吸気通路、4・・・絞り弁、14・・・第2始動用吸気
通路、25・・・第1始動用吸気通路、30・・・第2
感温開閉フ弁、31・・・第1感温開閉弁。
Claims (1)
- 1 低沸点成分が少ない燃料を主燃料とし低沸点成分が
多い始動用燃料を始動時に供給するようにした多種燃料
内燃機関において、主吸気通路に設けた主気化器の絞り
弁上流側と下流側とをバイパスする始動用燃料用の第1
始動用吸気通路および主燃料用の第2始動用吸気通路と
、前記第1始動用吸気通路に開口し始動用燃料を供給す
る第1始動燃料供給口と、前記第2始動用吸気通路に開
口し主燃料を供給する第2始動燃料供給口と、前記第1
始動燃料供給口より下流側に設けられ第1の設定温度以
上で前記第1始動用吸気通路を閉じる第1感温開閉弁と
、前記第2始動燃料供給口より下流側に設けられ前記第
1の温度より高い第2の設定温度以上で前記第2始動用
吸気通路を閉じる第2感温開閉弁とを備えることを特徴
とする多種燃料内燃機関の始動用気化器制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15245879A JPS6059423B2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 多種燃料内燃機関の始動用気化器制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15245879A JPS6059423B2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 多種燃料内燃機関の始動用気化器制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5675944A JPS5675944A (en) | 1981-06-23 |
JPS6059423B2 true JPS6059423B2 (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=15540950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15245879A Expired JPS6059423B2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 多種燃料内燃機関の始動用気化器制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059423B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112963255B (zh) * | 2021-03-11 | 2023-02-24 | 西华大学 | 可拆卸二冲程航空发动机活性燃料辅助起动系统及方法 |
-
1979
- 1979-11-27 JP JP15245879A patent/JPS6059423B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5675944A (en) | 1981-06-23 |
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