JPS6059162B2 - オゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生装置

Info

Publication number
JPS6059162B2
JPS6059162B2 JP19505081A JP19505081A JPS6059162B2 JP S6059162 B2 JPS6059162 B2 JP S6059162B2 JP 19505081 A JP19505081 A JP 19505081A JP 19505081 A JP19505081 A JP 19505081A JP S6059162 B2 JPS6059162 B2 JP S6059162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone generator
ozone
air
gas
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19505081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5899107A (ja
Inventor
明 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP19505081A priority Critical patent/JPS6059162B2/ja
Publication of JPS5899107A publication Critical patent/JPS5899107A/ja
Publication of JPS6059162B2 publication Critical patent/JPS6059162B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はオゾン発生装置、特に高濃度オゾン(例えは
40〜55fl/Nイ)を生成する空気原料方式オゾン
発生装置に関するものである。
近年オゾンの利用分野は益々広がつているが、なかでも
高濃度オゾンを化学合成プラントに使用する傾向がある
このようなオゾンを製造するための空気原料を用いるオ
ゾン発生装置は、商業ベースで約40〜559/ Nイ
が高濃度のものである。第1図は従来のオゾン発生装置
を示すフロー図であり、図において、1は原料空気を圧
送するブロワ、2はこのブロワの吐出側に設けられた空
気冷却除湿装置、3はこの除湿装置の流出側に設けられ
た吸着剤式乾燥装置、4はこの乾燥装置の流出側に設け
られたオゾン発生器、5はこのオゾン発生器に給電する
ための高周波用高圧変圧器、6はこの高圧変圧器に接続
するインバータを組込んだ操作盤、7ー1〜7−3は風
量およびそれぞれの機器の内圧を調整するバルブ、8−
1、8−2は原料空気および冷水用の流量計、9はオゾ
ン発生器4とブラインクーラ10との間に冷水を循環す
る循環ポンプである。次に動作について説明する。
ブロア1により大気圧の空気を約1.0に9/dGに昇
圧して所定の流量で圧送する。ブロア1から出た空気に
は多量の水分が含まれており、空気冷却除湿装置2によ
りj5℃前後まで冷却して除湿する。オゾン発生器4の
原料用空気としては、大気圧露点で−50℃以下にする
必要があるため、さらに吸着剤(吸湿剤)方式の乾燥装
置3でほぼ完全なまでに水分を取り除く。乾燥された空
気は流量計8−1を通りオゾ ン発生器4に入る0、オ
ゾン発生器4へ供給する空気流量量およびオゾン発生器
4の缶体内圧はバルブ ー2、7−3で調整する。バル
ブ ー1はブロア1が定容積形のため、余分な空気を排
気するバイパス弁である。操作盤6において、定電流形
インバータにより周波数変換されて供給される電力は、
さらに高圧変圧器5にて昇圧され、オゾン発生器4に供
給される。オゾン発生器4では誘電体(一般的にはガラ
ス)を介してその両側の電極(一般にはステンレスある
いはアルミニウム電極)に交番高電圧を印加し、無声放
電を生じさせ、その放電空隙に上記乾燥空気を通すこと
により、空気中の酸素をオゾンに変換することができる
。しかしながらインバータより投入される電力の約5%
のエネルギーがオゾン生成に用いられるだけで、残りの
95%は熱になるので、外部からこの熱を除去しないと
放電電極が高温になつて破損したり、オゾンが自己分解
してオゾン収率(単位電力当りのオゾン発生量)が低下
する。このためブラインクーラ10を用いて冷水を作り
、この冷水と循環ポンプ9にて循環することにより、オ
ゾン発生器4の缶体を冷却する。このようにしてオゾン
が生成されるが、オゾン生成には種々の条件がオゾン収
率に大きな影響を与える。
第2図に単位空気量あたりの投入電力とオゾン濃度との
関係を示す。オゾン濃度が比較的低く20f/Ndぐら
いでは、単位空気量あたりの投入電力とオゾン濃度とは
直線的であり、オゾン生成への外部条件(例えは大気圧
露点、冷水温度、放電密度、空気入口ガス温度等)の影
響は比較的少ないが、オゾン濃度が40〜55f/Nイ
と高濃度の場合で、単位空気量あたりの投入電力が80
〜90watt−Min/Neのときには、多少の外部
条.件の変動もオゾン濃度の変動として現われる。外部
条件のうち冷水温度、放電密度等はコントロールをした
り設計値を決めることにより設定できるが、空気入口ガ
ス温度は外的条件により左右される。第3図に従来のオ
ゾソ発生装置におけるオゾン濃度と入口ガス温度の昼間
と夜間の経時変化を示したiただし冷水温度、インバー
タによる投入電力は一定である。
これによると入口空気温度が20℃から28℃前後で変
化すると、オゾン濃度が46〜・50y/Nイの範囲で
変化することがわかる。そして入口空気温度が上がると
オゾン濃度は低下し、逆に下がるとオゾン濃度が設定の
50g/Nイまで上がる。このように、従来のオゾン発
生装置においては、オゾン濃度が高い場合には、外的条
件により設定値が下がるという欠点を有している。この
発明は入口ガス温度を一定値以下に冷却することにより
、常に安定して高濃度オゾンを生成することができるオ
ゾン発生装置を提供することを目的としている。本発明
ではオゾン発生器缶体への入口ガス温度をある一定値(
好ましくは20′C)以下に下げるための冷却装置を設
ける。
第4図は本発明の一実施B例によるオゾン発生装置を示
すフロー図であり、図において1ないし10は第1図と
同一または相当部分を示す。11はオゾン発生器4への
空気流路に設けられたプレート・フィン形エアクーラで
、ブラインクーラ10からの冷水を循環するように接続
しており、8−3はエアクーラ11冷却用の冷水流量計
である。
上記のように構成されたオゾン発生装置において、プロ
ア1.i.り圧送された空気は空気冷却除湿装置2で5
℃前後まて冷却され、乾燥装置3にて“−50℃以下の
露点まで乾燥される。
バルブ7−2で昆力調整された空気は原料空気流量計8
−1を通り、エアクーラ11に入る。一般的に乾燥装置
3は吸着剤方式のドライヤーであり、水分吸着時、吸着
エネルヂーによる発熱現象により、原料空気温度が上昇
する。特に夏場の暑い時期や機器の設置場所が高温、高
湿の場合には、その現象が著しべ現われる。エアクーラ
11に入つた空気は冷水との熱交換により、所定の温度
まで冷却され、オゾン発生器4の缶体に入りオゾンを含
有する空気となる。冷水はブラインクーラ10で作られ
、オゾン発生器4とエアクーラ11とに循環ポンプ9に
より循環供給され、冷却を行う。エアクーラ11はプレ
ート・フィン形が最も一般的であり、冷水温度が一定範
囲でコントロールされているため、ガス出口温度も一定
範囲でコントロールされる。そのため、外気温度が大幅
に変化しても、オゾン発生器4に入る原料空気の温度は
常に一定にコントロールされる。このようにして一定温
度となつた原料空気はオゾン発生器4に入り、オゾン化
され、一定のオゾン濃度のオゾン化空気となる。本発明
は特にオゾン濃度40〜55y/Ndの高濃度オゾンを
生成するオゾン発生装置に適している。なお、上記実施
例てはエアクーラ11で冷水と空気とを熱交換して空気
を冷却し、冷水をブラインクーラ10で冷却するように
したが、冷却水温度が低い場合には直接冷却水をエアク
ーラ11に流しても、上記実施例と同様の効果を奏する
ただしこれは冷却水温度が年間を通しほとんど変らない
、例えば井水とか水量の多い河川水の場合に適している
。また第5図に示すように、エアクーラ11に代えて冷
凍機12により原料空気を冷却してもよい。この場合、
冷凍機12は水冷式でも空冷式でもよい。冷凍機12に
より常に原料空気を一定温度にコントロールできるので
、上記実施例と同様の効果を奏する。さらにブラインク
ーラ10の代りにチリングユニツトを用いてもよい。ま
た上記実施例では原料ガスとして空気を使用する場合に
ついて説明したが、他の酸素含有ガスでもよく、ガスの
冷却装置としても他の構造のものが採用可能である。以
上のように、この発明によれば、オゾン発生器缶体入口
ガス温度を一定値以下に制御し冷却する冷却装置を設け
ることにより、外的条件が変化しても高濃度のオゾンを
常に安定して生成するオゾン発生装置を提供することが
でき、化学合成プラントの高効率化および製品の安定性
に寄与することが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオゾン発生装置を示すフロー図、第2図
はオゾン発生特性曲線図、第3図はオゾン濃度と入口空
気温度の経時変化曲線図、第4図は本発明の一実施例に
よるオゾン発生装置を示すフロー図、第5図は他の実施
例を示すフロー図である。 図において、1はフロア、2は空気冷却除湿装置、3は
乾燥装置、4はオゾン発生器、5は高圧変圧器、6はイ
ンバータ付操作盤、9は循環ポンプ、10はブラインク
ーラ、11はエアクーラ、12は冷凍機である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸素を含む原料ガスを送風するブロアーと、その原
    料ガスより水分を取り除く気体冷却除湿装置および気体
    乾燥装置と、その乾燥ガスを誘電体を介し交番高電圧を
    印加して無声放電を起こす空隙に通すことによりオゾン
    を生成するオゾン発生器とを有するオゾン発生装置にお
    いて、前記乾燥ガスをオゾン発生器へ通す前にあらかじ
    め所定の温度まで冷却する冷却装置を備えたことを特徴
    とするオゾン発生装置。 2 乾燥ガスの温度をオゾン発生器入口で少なくとも2
    0℃以下の温度にて供給するようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のオゾン発生装置。 3 冷却装置は気体乾燥装置とオゾン発生器との間に配
    置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載のオゾン発生装置。 4 冷却装置は冷水によるエアクーラーまたは冷凍機で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれかに記載のオゾン発生装置。
JP19505081A 1981-12-03 1981-12-03 オゾン発生装置 Expired JPS6059162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19505081A JPS6059162B2 (ja) 1981-12-03 1981-12-03 オゾン発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19505081A JPS6059162B2 (ja) 1981-12-03 1981-12-03 オゾン発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899107A JPS5899107A (ja) 1983-06-13
JPS6059162B2 true JPS6059162B2 (ja) 1985-12-24

Family

ID=16334708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19505081A Expired JPS6059162B2 (ja) 1981-12-03 1981-12-03 オゾン発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6059162B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433390B2 (ja) * 1985-10-31 1992-06-02 Iwatsu Electric Co Ltd

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2605100B2 (ja) * 1988-04-28 1997-04-30 東京エレクトロン株式会社 オゾン発生装置
JPH10151935A (ja) * 1996-11-22 1998-06-09 Zexel Corp ヒーターコアの組付け構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433390B2 (ja) * 1985-10-31 1992-06-02 Iwatsu Electric Co Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5899107A (ja) 1983-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2017027A (en) Method of air conditioning
CN110542170A (zh) 一种产生离子气流的送风装置及其方法
KR100531300B1 (ko) 환기시스템의 급/배기 풍량 제어방법
US2795115A (en) Absorption refrigeration
US3313631A (en) Apparatus for preserving animal and plant matter
JPS6059162B2 (ja) オゾン発生装置
US1863576A (en) Apparatus and method of air conditioning
JPH0523527A (ja) 電子式空気除湿浄化器
JP6416369B2 (ja) オゾン発生装置
JP3932616B2 (ja) オゾン吸脱着装置
JPS5851881B2 (ja) 酸素リサイクルオゾン発生方法及び発生装置
CN211261161U (zh) 一种产生离子气流的送风装置
JPS557522A (en) Ozonizer
JPS5614406A (en) Ozonizer
JPH0867504A (ja) オゾン発生器
JPS56151826A (en) Air conditioner
CN207002260U (zh) 一种节能型高浓度臭氧发生器
JPS6291405A (ja) オゾナイザ
JPS5448695A (en) Ozonizer
KR840002300B1 (ko) 청과물 저장용 환경공기 조절방법
JPH0873204A (ja) オゾン発生装置の冷却装置
JPS6048445B2 (ja) オゾナイザ
ES8300403A1 (es) Perfeccionamientos en los aparatos enfriadores de aire .
JPH08183604A (ja) オゾン発生装置
JPS5717405A (en) Air cooled cylindrical ozonizer