JPS6059130A - 紡機 - Google Patents

紡機

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JPS6059130A
JPS6059130A JP16301383A JP16301383A JPS6059130A JP S6059130 A JPS6059130 A JP S6059130A JP 16301383 A JP16301383 A JP 16301383A JP 16301383 A JP16301383 A JP 16301383A JP S6059130 A JPS6059130 A JP S6059130A
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JP
Japan
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motor
rotation
roller pair
control
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JP16301383A
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English (en)
Inventor
Gen Sako
酒向 玄
Kanetoshi Amaike
天池 金敏
Yoji Watanabe
渡辺 洋治
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CHUBU SEIKOU KK
Original Assignee
CHUBU SEIKOU KK
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Application filed by CHUBU SEIKOU KK filed Critical CHUBU SEIKOU KK
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Priority to EP84306051A priority patent/EP0141505B1/en
Publication of JPS6059130A publication Critical patent/JPS6059130A/ja
Priority to US06/915,875 priority patent/US4703431A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/32Regulating or varying draft
    • D01H5/38Regulating or varying draft in response to irregularities in material ; Measuring irregularities
    • D01H5/42Regulating or varying draft in response to irregularities in material ; Measuring irregularities employing electrical time-delay devices

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1産業上の利用分野] 本発明は紡績用の紡機、特に線条機に関し、−ないし複
数条のスライバーにされた羊毛原料等の繊維をそろえる
加工、例えば梳毛を行い、これを牽伸して一条の新たな
スライバーを作成する装置として利用される。
[従来技術] 従来、製糸用の原料、例えば羊毛から糸を作る場合には
、からみ合った原料を洗毛して乾燥後、カードと呼ばれ
る装置で解きほぐして、−条のスライバーと呼ばれる繊
維束にし、−条あるいは複数条のスライバーを合わせて
ギルとにばれる梳毛用の装置を有する線条機で櫛梳しな
がら牽伸して新たな一条のスライバーを作成し、更に、
このスライバーを再々、線条機にか【ノて櫛梳、牽伸を
繰り返し、また必要に応じてスライバーに練りを加えて
、−条の糸を作り出している。
そして、上述の櫛梳、牽伸を行う線条機の構造としては
第1図に示す如きものが使用されている。
即ち、フィードローラ対1とフロン1−ローラ対2との
間に第2図に示す如く回転型のl1IJ3a 、あるい
は第3図に示す如き平行移動型のl13bを有する梳毛
用のギル3を備え、ギル3のスライバー4を櫛梳する速
度と、ギル3ヘスライバー4を送るフィードローラ対1
の搬送速度はほぼ同一にされ、またギル3より排出され
るスライバー4を引き出しながら搬送するフロントロー
ラ対2の搬送速度は、予め設定された牽伸率(ドラフト
率)に基づいて、例えばドラフト率5ならばフロントロ
ーラ対2とギル3の櫛梳する速度(フィードローラ対1
の搬送速度と同じ)の比は5:1とされる。したがって
、In当り50gの重量のスライバー4が線条機10を
通過したならば111当り10oの重量のスライバー4
に牽伸される。
また、フィードローラ対1、フロントローラ対2及びギ
ル3は一つの駆動モータ5によって複数のギX76、プ
ーリ7を介して駆動されるようにされている。即ち、ス
ライバー4が切断したり、ギル3内で詰ったりしないよ
う、線条機を作動する場合フィードローラ対1、フロン
1〜ローラ対2及びギル3が同時に回転を開始し、一定
のドラフト率を保ちながら所定の速度となるように、ま
た、逆に作動の停止をする場合は一定のドラフト率を保
ちながら速度を下げ、同時に停止している。
しかしながら、この様な線条機10のドラフト率は、原
料、製品、工程等に合わせて、逐次変更する必要があり
、したがって、線条機10は、通常、ドラフト率1〜1
0の範囲で0.15の間隔で設定できるようにされてお
り、その場合ギヤ6を20ケ程用意せねばならず、また
そのギV交換作業も多数のギヤを交換することから時間
を要し、作業性は決して良いとは言えなかった。またド
ラフト率の0.15111隔内の値にドラフト率を設定
づることはできず、必要な場合駆動モータ5とフロント
ローラ対2間に^価な無段変速機を備え、微調整を行う
ようにしていた。
し発明の目的1 本発明の目的は、ドラフト率変更の際にギA7交換を不
要にし、しかも所望のドラフト率を得ることのできる紡
機、特に線条機を提供することにある。
[発明の構成] かかる目的を達成するための、本発明の構成は、スライ
バーの繊維をそろえるtawa加工部に、前記スライバ
ーを搬送するフィードローラ対と、フィードローラ対を
駆動する第1の回転駆動源ど、 前記繊維加工部にて繊維のそろえられ1=スライバーを
引き出しながら搬送するフロントローラ対ど、 該フロントローラ対を駆動する第2の回転駆動源と、 前記一方の回転駆動源の回転を、他方の回転駆動源の回
転に同期させ、かつ常に予め設定された回転速度比とな
るよう、前記二つの回転駆動源の回転制御を行う回転制
御回路とを、 備えたことを特徴とする紡機を要旨としている。
[実施例1 以下に本発明を、実施例を挙げて図面と共に説明する。
第4図は、本発明の適用されIC第1実施例の線条機1
1を表わす概略構成図で、20はスライバー4の梳毛を
行うギル21へ搬送するフィードローラ対、22は、ギ
ル21及びフィードローラ対20を駆動する第1の回転
駆動源に相当し、電源周波数に応じて回転速度を代える
交流可変速形の第1モータ、23はギル21より送り出
される櫛梳後のスライバー4を引き出し、牽伸しながら
搬送するフロントローラ対、24は第2の回転駆動源に
相当し、第1モータ22同様に電源同波数に応じて回転
速度を変える交流可変速形の第2[−タ、25は第1モ
ータ22及び第2モータ24の制御を行う回転制御回路
を表わしている。
回転制御回路25は、第5図ブロック図で承りように、
中央制御部30に備え、該中央制御部30にはインチン
グ用のブツシュボタンスイッチPBO、スタート用のブ
ツシュボタンスイッチP B1及びストップ用のプツシ
コボタンスイッチl) [32かうなる電源スィッチ3
1、第1・第2モータ22.24のソフトスタート及び
ラフ1−ストップを行うに際し、後記電磁ブレーキの作
動・解除を行うタイミングを設定するボリュームvR1
、VH2及びギル21の梳毛速度(フィードローラ対2
0の搬送速度)を調整するVH2とフロントローラ対2
3の搬送速度を調整するボリュームVR4が設【ノられ
ている。そして中央制御部30からは第1モータ22、
第2モータ24に対する制御信号a、bが、それぞれ前
述ボリュームVR3、VH4及び第1、第2加算回路3
2.33を介して制御l信号a′、b′として第1、第
2インバータ34.35に出力され、各インバータ34
.35はそれぞれ制御信号a”、b′の電圧値に応じた
周波数の交流電源を第1モータ22、第2モータ24に
供給する。
また、各インバータ34.35の出力づる交流周波数に
応じて回転駆動を行う各モータ22.24の回転は、そ
れぞれのモータの回転軸に対して設置ノられた第1、第
2パルス発生器27.28より出力される回転に同期し
た周波数のパルス信号e、fは、第1、第2周波数/電
圧変換器37.38によってそれぞれアナログ電圧信号
c1hに変換されると共に、第1、第2回転に139.
40によって各モータ22.24の回転速度が表示され
る。
更に、第1周波数/電圧変換器37より出力されるアナ
ログ電圧信号Oは中央制御部30及び第1比較回路41
に送られ、同比較回路41にて中央制御部30よりボリ
ュームVR3を介して出力される制御信号aと比較され
る。そして、比較結果は、第1リレーRY1の常開接点
R11及び半固定式の微調ボリュームVR5を介して第
1加算回路32に対して出力され、制御信号aの電圧値
を加減して第1インバータ34の出力周波数の増減を行
い第1モータ22の回転数を目標回転数となるように制
御1する。一方、第2F−タ24の回転制御は第2比較
回路42にてアナログ電圧信号りと中央制御部30より
ボリュームVR4を介し出力される制御信号すとが比較
され、同比較回路42の比較結果が第1リレーRYIの
常開接点R12、半固定式の微調ボリュームVR6を介
して第2加算回路33に出力され、制御信号すの電圧値
を加減して第2インバータ35の出力周波数の増減を行
い第2モータ24の回転数を目標回転数となるように制
御する。
また中央制御部30からは、第6図に示すように制御信
号がVRlで設定した電圧レベル(ブレーキ解除レベル
)になるモータスタート時、VH2で設定した電圧レベ
ル(ブレーキ作動レベル)になるモータストップ時に、
第1モータ22、第2モータ24を同時にスタートさせ
、また同時に停止させる為の第1、第2電磁ブレーキ4
3.44を制御1nるブレーキ信号1が出力されている
即ち、第1モータ22、第2モータ24は各モータに加
わる負葡が異なることから完全な回転数制御を行う事の
難しいモータスタート直後あるいはストップ直前のO〜
数H2程度の周波数領域においては、一応、各インバー
タ34.35の出力周波数をfIIJIllするものの
、その間、第1、第2電磁ブレーキ43.44を同時に
作用させてフィードローラ対20、ギル21及びフロン
トローラ対23を停止状態に保持し、スライバー4の切
断やギル21内における巻き込みを防いでいる。
尚、第1、第2インバータ34.35は、スタート用ブ
ツシュボタンFBIのONによつ一τセットされ、かつ
ストップ用ブツシュボタンPB2のONによって制御信
号aあるいはbが所定のレベルになるとリセットされる
第2リレーRY2の常開接点R21、R22によって、
それぞれ出力の0N−OFF制御が行なわれるようにさ
れている。
次に、以上の様に構成された本実施例動作について説明
する。
本実施例においては、仮に第1モータ22の回転をフィ
ードローラ対20及びギル21を伝える場合の変速比と
、第2モータ24の回転をフロントローラ対23へ伝え
る場合の変速比を同一にし、ドラフト率を「4」、即ち
基準となるフィードローラ対20やギル21の速度の4
倍の搬送速度でフロントローラ対23を回転させる場合
について述べる。
中央制御部30より第1加算回路32に出力される制御
信号aは、同様に第1比較回路41に出力された制御信
号aとアナログ電圧信@0との比較結果に応じて接点R
11、ボリュームVR5を介して出力される差分電圧と
加算され、制御信号a−として第1インバータ34に送
られる。尚、制御信号aは、第7図に示すようにスター
1へ後、一定時間t1をかけて次第に所定のレベル■a
(本実施例では1.5V)まで上昇されるようにボリュ
ームVR3を介して中央制御部30から出力される。ま
た、中央制御部30からはボリュームVR4にてこのf
lIII御信号aの常に4倍の電圧に調整された制御1
1信号b (例えば時刻αにおける制御信号aの電圧V
1の4倍が時刻αに、15ける制御信号1)の電圧V2
である)が出力され、制御信号a同様、第2加紳回路3
3及び第2比較回路42に送られる。また、線条機11
を停止づる場合は、スタート時と逆に一定の時間をかけ
て制御信号a、bが電圧Oにされる。そして第2加粋回
路33においては、第2比較回路42の比較結果に応じ
て、tlill til+信号すの補正(加算)が行わ
れる。この補正は、第2因波数/電圧変換回路3Bにて
アナログ電圧信号りに変換された第2モータ24の回転
速度を表わす信号と、中央制御部30より出力され、ド
ラフト率に応じてVH2にて電圧調整された制御信号す
とが第2比較回路42にて比較され、その差が接点R1
2、ボリュームVR6を介して第2加算回路33に送ら
れ2制御部号すに加算され、制御信号b′とし第2イン
バータ35の出力周波数を変え、第2モータ24の回転
速度を変化し、アナログ電圧信号りの値がボリュームV
R4から出力される電圧値と同じになるように制御され
る。
従って第2比較回路42の比較結果(出力)の変化は第
2加樟回路33にて制御信号すにフィードバックされ、
制御信号b′が形成されて第2インバータ35に送られ
、所望のドラフト率を得るJ、う第2モータ24の回転
速度の制御が行われる。
以上、述べた様に、本実施例の線条機11は、フィード
ローラ対20及びギル21を駆動りる駆動源(第2モー
タ22)とフロンl−0−ラ対23を駆動する駆動源(
第1モータ24)を異にし、両駆動源を同期させながら
一定の回転速度比を維持するよう両駆動源の回転制御を
行なっている。
このために複数のスライバー4を集めて所望の太さのス
ライバー4に梳毛・牽伸する場合に、ドラフト率変更を
ギヤ等の交換をすることなく、ボリュームVR3、VH
2の調整のみで簡単に行うことかでき、変速の為のギア
が少ない(極端な場合はOにすることも可能)ことから
作動音が小さく、注油メンテナンスも軽減し更に、ギヤ
ボックスや無段変速機も不要なことから、装置を小形化
、低コスト化できる。
次に本発明の第2実施例を説明する。本実施例は、第1
実施例における回転制御回路25の構成を変えたもので
、以下第8図に沿って第2実施例の回転制御回路125
構成について説明する。尚、第4図に示す紡機としての
線条機の構成は同じであることから説明を省略する。
回転制御回路125は、第8図ブロック図で示すように
、中央制御部130を備え、該中央制御部130には電
源スィッチ131、第1・第2モータ22.24のソフ
トスタート及びソフトストップを行うに際し、後記電磁
ブレーキの作動・解除を行うタイミングを設定するボリ
ュームVR11、VH12及びギル21の梳毛速度(フ
ィードローラ対20の搬送速度)とフロントローラ対2
3の搬送速度の比を示すトラフl−率を設定づるボリュ
ームVR13が設りられている。このドラフト率は通常
1〜10の範囲で設定される。そし−で中央制御部13
0からは第1モータ22、第2モータ24に対する制御
信号a1、blが、イれぞれ第1、第2アナログ加減痺
回路132.133を介して第1、第2インバータ13
4.135に出力され、各インバータ134.135は
それぞれ制御信号a1、blの電圧値に応じた周波数の
交流電源を第1モータ22、第2モータ24に供給する
。各インバータ134.135の出力する交流周波数に
応じて回転駆動を行う各モータ22.24の回転は、そ
れぞれのモータの回転軸に対して設けられた第1、第2
パルス発生器136.137より出力される回転に同期
した周波数のパルス信号e1、flに基づき、第1、第
2デジタル回転計138.139によつエデジタル表示
されると共に、デジタル比較回路140によって比較さ
れ、その差(デジタル値)がデジタル/アナログ変換回
路141にてアナログ電圧信号にglに変換される。
更に、デジタル/アナログ変換回路141より出力され
るアナログ電圧信号g1は比較回路142に送られ、同
比較回路142にて中央制御部130より出力されるド
ラフト率に比例する比較電圧信号C1と比較される。そ
して、比較結果は、第1モータ22の回転制御を行う場
合には、第1アナログ加減算回路132に対して出力さ
れ、制御l′l信号a1の電圧値を加減して第1インバ
ータ 134の出力周波数の増減を行う。一方、第2モ
ータ24の回転制御を行う場合には、第2アナログ加減
粋回路133に対して比較回路142の比較結果が出力
され、制御信号b1の電圧値を加減して第2インバータ
 135の出力周波数の増減を行う。
まIC中央制御部130からは、前述第6図に示ずよう
に制御信号がVRllまたはVR12で設定した電圧レ
ベルになるモータスタート時、同ストップ時に、第1モ
ータ22、第2モータ24を同時にスタートさせ、また
同時に停止させる為の第1、第2電磁ブレーキ145.
146を制御Iづるブレーキ信号11が出力されている
。このブレーキ制御は第1実施例で述べた理由によって
行う。
次に、以上の様に構成された本実施例の動作について説
明する。
本実施例においては、仮に第1モータ22の回転をフィ
ードローラ対20及びギル21を伝える場合の変速比と
、第2モータ24の回転をフロントローラ対23へ伝え
る場合の変速比を同一にし、ドラフト率を「4」、即ち
基準となるフィードローラ対20やギル21の速1夷の
4倍の搬送速度で70ントローラ対23を回転さμる場
合について述べる。
中央制御部130より第1アナログ加減算回路32に出
力される制御信号a1は、第1モー922の回転を基準
とすることから、第1アナログ加減粋回路132をその
まま通過し、制all信号a1′として第1インバータ
134に送られる。尚、制御信号81は、前述第7図に
示す場合と同様にスター1〜後、一定時間t1をかけて
次第に所定のレベルVa (本実施例では1.5V)ま
で上昇されるように中央制御部130から出力される。
また、中央制御部130からはこの制御信号a1の常に
4倍の電圧の制御信号b1 (例えば時刻αにお(〕る
fl、II all信号a1の電圧■1の4倍が時刻α
におりる制御信号すの電圧V2である)が出力され、第
2アナログ加減粋回路133に送られる。また、線条機
11を停止づる場合は、スタート時と逆に一定の時間を
かtノて制御信号a1、blが電圧Oにされる。そして
第2アナログ加減棹回路133においては、比較回路1
42の比較結果に応じて、制御信号b1の補正が行われ
る。この補正は、デジタル比較回路40によって比較演
粋され、デジタル/アナログ変換回路141にCアJ−
ログ電圧信号g1に変換された第1モータ22と第2モ
ータ24との回転速度差を表わ1アブログ信号、中央制
御部130よりドラフト率に応して出力される目標速度
差信号C1とが比較回路142にて比較され、その差が
「0」となるように制御部8b1を加減して制御信号b
1 ′とし第2インバータ135の出力周波数を変え、
第2モータ24の回転速度を変化し、ドラフト率が常に
「4」となるように行われる。従って第9図に示Jよう
に、比較回路142の比較結果(出力)の変化は第2ア
ナログ加減算回路133にて制御信号b1にフィードバ
ックされ、制御信号b1−が形成されて第2インバータ
135に送られ、所望のドラ71〜率を得るよう第2T
:一夕24の回転速度の制御が行われる。
上記実施例においては、第1モータ22の回転を基準と
して、所望のドラフト率を得るよう第2モータ24の回
転速度を制御しているが、逆に第2モータ24の回転を
基準として、所望のドラ71〜率を得るよう第1モータ
22の回転速度をυJ御しても良く、また第1モータ2
2とフィードローラ対20やギル21間の変速比と第2
モータ24とフロン1−ローラ対23間の変速比が異な
る場合でも目標速度差信号C1の大きさを適宜設定する
ことにより、同様に制御を行うことができる。
以上述べたように、本実施例の線条機の奏する効宋は前
述第1実施例ど同様である。
尚、本実施例ではモータとして交流可変速形のモータを
用いインバータによる周波数制−によって回転制御を行
っているが、周波数制御によらなくても、他の公知のう
ず電流継手を用いた誘導モータのうず電流制御を行って
も良く、また直流モータの静止レオノー−ド方式による
制御を行っても良い。
更に、回転制御回路をマイクロコンピュータ構成にしC
も良い。以下にマイクロコンピュータ構成の本発明の第
3実施例について説明する。
本実施例は回転制御回路255をマイクロコンピュータ
を用いて構成した場合を示し、以下、第10図ないし第
12図に沿って説明する。
第10図は回転1lIII御回路255のブロック図を
示し、80は第1パルス発生器227、第2パルス発生
器228、電源スィッチ231や、ブレーキ解除レベル
設定用ボリュームV R21、ブレーキ作動レベル設定
用VR22、ピラフ1−率設定用VR23より出力され
る信号や設定値データを1、制御プログラムに従って、
入力、演算すると共に第1モータ22、第2モータ24
、あるいは第1、第2、電磁ブレーキ243.244の
作動υJai1等をするための処理を行うセントラルプ
ロセシングユニット(以下、単にCPUと呼ぶ)、81
は前記制御プログラムや必要な制御データが格納される
リードオンリメモリ(以下、単にROMと呼ぶ)、82
は回転制御回路225に入力されるデータや、演算デー
タが一時的に読み内きされるランダムアクセスメモリ(
以下、単にRAMと呼ぶ)、83は図示省略の入力ボー
ト、各ボリュームの信号を選択的に入力するマルチプレ
クサや、マルチプレクサより出力されるアナログ信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器等が備えられた入
力部、84は図示省略の入力ボート、出カポ−1〜、入
ツノ信号の波形整形回路や第1、第2モータ22.24
及び第1、第2電磁ブレーキ243.244の駆動回路
が備えられた入・出力部、85はCPU80.ROM8
1 、RAM82、入力部83及び入・出力部84の相
互を結び、各データが伝送されるパスラインを表わして
いる。
次に制御プログラムのフローチャートを第11図、第1
2図に示し、これを説明する。
第11図は、メインルーチンとなるモータ制御処理ルー
チンを表わし、線条機の電源スィッチ231が投入(ま
たはリセット)されると、まずスry7100に−TV
R21、VR22T設定されるソフ[−スタート・スト
ップ制御の電圧レベルやV R23のボリュームにより
設定されるドラフト率ボリュームデータが入力される。
ぞして、続くステップ101においては、vR23によ
って設定されたドラフト率に基づき第1モータ22、第
2モータ24に出力されるパルス信号の周波数比、即ち
回転速痩化が決定されると共に電磁ブレーキ243.2
44がONされ、続い【ステップ102にて後述するソ
フトスタート/ストップ制御処理が行われ、更にステッ
プ103にてパルス出力フラグがセットされているか否
かが一判断され、セットされていなければ、各モータ2
2.24へのパルス信号出力を停止した後、再び本ステ
ップ102の処理が行われ、パルス出力フラグが前ステ
ップ102のラフ1〜スタート/ストツプ制御処理ルー
チンにてセラI〜されるまで同様の処理が繰り返される
。そしてステップ103にて、パルス出力フラグがセラ
1−されていると判断された場合は、次ステツプ104
の処理に移行する。
ステップ104においては、既に周波数の決められたパ
ルス信号が第1、第2モータ22.24に出力され、続
いて、ステップ105においで、第1、第2パルス発生
器227.228より発生するモータの回転速度に比例
した、パルス4u @より実際の各モータの回転速度が
検出され、この回転速度に基づいて、次ステツプ106
でドラ71〜率の判定が行われる。そしてドラフト率が
、ボリュームVR23で設定されたドラ71〜率と一致
する場合は、再びステップ102の処理に移行し、以後
、同様に本ルーチンの処理が繰り返し実行され、またス
テップ106にて、ドラフト率がVR23で設定された
ドラフト率よりも不足づる(小さい)場合は、ドラフト
率を上げる為にステップ107の処理を行い、第2モー
タ24へ出ツノされるパルス信号の周波数を一定量減少
させた後、ステップ102の処理に移行し、逆にドラフ
ト率が■1で23で設定されたドラフト率よりも過大で
ある場合は、ドラフト率を下げる為にステップ108の
処J1!を行い、第2モータ24へ出力されるパルス1
8号の周波数を一定間、増潰し/e後、ステップ102
の処理に移る。
そして、この様な処理が行われることにより、所望のド
ラフト率にてスライバー4の梳毛、牽伸が行われる。
次に、第12図は[ソフト・スタート/ストップ制御」
処理を行うフローチャートを表わす。
本ルーチンの処理が実行されると、ステップ201にη
ソフトスタート制御あるいはソフトストップ制御に入っ
た時から、所定時間経過したか否かが判定され、所定時
間i過(タイムアツプ)したと判定されたならば、ソフ
トスタートあるいはソフトストップ制御は、もはや必要
ないと判断されることから、そのまま本ルーチンの処理
を終了する。
一方、前記所定時間経過前であると判定されたならば、
次にステップ202の処理に移行する。
ステップ202においては、現在の処理がソフトスター
トを行うための処理か、ソフトストップを行うための処
理かが電源スィッチ231の状態によって判定され、ス
タート時であればステップ203で示す処理に移行し、
既に決められている第1、第2モータ22.24に出力
されるパルス信号の周波数を、それぞれ一定率、例えば
5%増加させ、続くステップ204にて例えば第1モー
タ22へ出力されるパルス信号がVR21で設定される
ブレーキ解除の周波数となったか否かが判定され、rN
OJと判定されたならば、そのまま本ルーチンの処理を
終了し、またブレーキ解除の周波数であると判定された
ならば、ステップ205にてパルス出力フラグをセラ]
〜すると共に、続くステップ206にて第1、第2N磁
ブレーキ243.244を解除(OFF)して本ルーチ
ンの処理を終える。
一方、ステップ202にて、現在、ソフトストップを行
う処理が要求されていると判定されたならば、ステップ
207で示す処理に移行し、既に決定されでいる第1、
第2モータ22.24に出力されるパルス信号の周波数
を、それぞれ一定率、例えば5%減少させ、続くステッ
プ208にて例えば第1モータ22へ出力されるパルス
信号が、V R22で設定されるブレーキ作動の周波数
となつ/=か否かが判定され、rNOJと判定されたな
らばぞのまま本ルーチンの処理を終了し、またブレーキ
作動の周波数であると判定されたならば、ステップ20
9にて、パルス出力フラグをリセット覆ると几に、続く
ステップ210にて、第1、第2電磁ブレーキ243.
244を作動(ON)して本ルーチンの処理を終える。
よって、以上の第12図フローチャー1−に示す処理に
より第1モータ22、第2モータ24のソフトスタート
、ソフトストップ制御が可能となる。
以上述べたように、マイクロコンピュータ構成による回
転制御回路255によっても、前述実施例回転制御回路
25又は125と同様の制御が可能となる。
次に第13図は、本発明の第4実施例を表わし、以下第
4実施例について説明する。
本実施例は、前述実施例と同様フィードローラ対20、
ギル21及びそれらを駆動する第1モータ22、第1実
施例のフロン1ヘローラ対23に代えて、二対のフロン
トローラ対23A、23Bを設け、それぞれのフロント
ローラ対23A123Bを駆動する第2モータ24A、
24Bを備え2条のスライバー4A、4Bを全く異なる
ドラフト率で一つの線条機50にて櫛梳、牽伸できるよ
うにした場合を示している。従って、図示せぬ回転制御
回路には、例えば第5図に示づ如き回路を二系統、備え
ている。
尚、回転制御回路、フロントローラ対、第2モータを必
要に応じて、多数設けることにより、一つの線条機で、
ドラフト率の種々異なるスライバーの櫛梳、牽伸を同時
に行うことが可能となる。
またフロントローラ対23を一対にし、ギル21を、フ
ロントローラ対23を駆動するモータで駆動し、フィー
ドローラ対22を複数対設けて、ギル21とフィードロ
ーラ対22との間で牽伸するようにすることもできる。
上述した本実施例によれば、一台の線条機で複数のスラ
イバーをそれぞれドラフト率を変えて櫛梳し、牽伸する
ことが可能となり、また設置スペースもほぼ一台分で済
み、経済性の高い線条機(紡機)を提供することが可能
となる。
以上は、線条機について特に例を挙げて述べたが、当然
の事ながら上記実施例の機構は、線条機のみならず、後
工程の紡機にも応用できる。
[発明の効果] 以上、詳述したように、本発明の紡機は、フィードロー
ラ対とフロントローラ対をそれぞれ別個の回転速度制御
可能なモータにて駆動している。
この為、ドラフト率の変更を、従来の様に、ギV交換す
ることなく、しかも迅速に行うことがでさ、注油管理等
も簡素化できる。
そして、ギV等により変速比が固定されることもないの
で、ドラフト率の設定が全く自由になり、しかも無段変
速機を組み込んだり、ギヤを復調1な構成に組む場合よ
りもコスト安になり、作動音も小さく、装置重量を軽徴
化できる。
更に、一つのギルに対して複数対のフィードローラ対あ
るいはフロントローラ対を設けることによって一台の紡
機で複数のスライバーの、しかも、それぞれドラフト率
の異なる牽伸、櫛梳を行うことが可能となり、装置能力
の向上、設置スペースの確保が容易となる、等の優れた
効果を1!7ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の線条機を示す概略構成図、第2図及び第
3図は梳毛部(ギル)の構成を示づ模式図、第4図は本
発明第1実施例の線条機を表わづ概略構成図、第5図は
その回転制御回路の詳細を表ねづブロック図、第6図は
同じくブレーキ信号の出力されるタイミングと制御信号
の電圧波形を示1グラフ、第7図は本実施例においてド
ラフト率4とした場合の制御信号、目標速度差信号を表
わJグラフ、第8図は第2実施例の回転制御回路を表わ
すブロック図、第9図は第2モータ24がフィードバッ
ク制御されて所定のドラフト率を保つよう制御される場
合の第2アナログ加減算回路133の出力である制御信
号b1”を表わすグラフ、第10図は本発明の第3実施
例を示すブロック図、第11図及び第12図は第3実施
例の制御プログラムを表わずフローチャート、第13図
は本発明第4実施例を表わす概略構成図である。 1.20・・・フィードローラ対 2.23.23A、23B・・・フロントローラ対3.
21・・・ギル 4.4A、4B・・・スライバー 22・・・第1モータ リA、1.笛つ本−々 30.130・・・中央制御部 代理人 弁理士 足立 勉 ほか1名 第1図 マ 第2図 第3図 第9図 □時?J’1 第10図 25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 スライバーの繊維をそろえる繊維加工部に、前記スライ
    バーを搬送するフィードローラ対と、フィードローラ対
    を駆IJI iる第1の回転駆動源と、 前記繊維加工部にて繊維のそろえられたスライバーを引
    き出しながら搬送するフロントローラ対と、 該フロントローラ対を駆動する第2の回転駆動源と、 前記一方の回転駆動源の回転を、他方の回転駆動源の回
    転に同期させ、かつ常に予め設定された回転速度比とな
    るよう、前記二つの回転駆動源の回転制御を行う回転制
    御回路とを、 備えたことを特徴とする紡機。
JP16301383A 1983-09-05 1983-09-05 紡機 Pending JPS6059130A (ja)

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JP16301383A JPS6059130A (ja) 1983-09-05 1983-09-05 紡機
DE8484306051T DE3472805D1 (en) 1983-09-05 1984-09-04 Device for automatically controlling the draft in a spinning machine
EP84306051A EP0141505B1 (en) 1983-09-05 1984-09-04 Device for automatically controlling the draft in a spinning machine
US06/915,875 US4703431A (en) 1983-09-05 1986-10-08 Sliver drawing apparatus

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