JPS6058996B2 - ミシンの変速用クラッチ機構 - Google Patents

ミシンの変速用クラッチ機構

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JPS6058996B2
JPS6058996B2 JP16849080A JP16849080A JPS6058996B2 JP S6058996 B2 JPS6058996 B2 JP S6058996B2 JP 16849080 A JP16849080 A JP 16849080A JP 16849080 A JP16849080 A JP 16849080A JP S6058996 B2 JPS6058996 B2 JP S6058996B2
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belt
pulley
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transmission pulley
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寛 井出
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Juki Corp
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Tokyo Juki Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ミシンの軸、例えば上軸の如き主駆動軸
、の回転を中立域、低速域、高速域の何れかに切換える
ためのミシンの変速用クラッチ機構に関する。
ミシンの主駆動軸の回転は、一般に主駆動軸に取付けた
主軸プーリ一と原動軸例えばモータの出力軸に取付けた
原軸プーリ一との間に■ベルトを掛け渡し、主軸プーリ
一対原軸プーリ一の直径比を所定の回転比としたベルト
伝動装置によつて行なわれている。
主駆動軸の回転を自動制御する工業ミシンにあつては、
縫い目のオーバーランや停止時の衝撃を緩和するため、
始動時には中立域から低速域を径て高速域へ移行し、又
停止時には高速域から低速域を径て停止するように主駆
動軸の回転速度を切換える必要があり、このため低速の
回転比をもつて低速回転するVみぞ付伝動プ−リーと高
速の回転比をもつて高速回転するVみぞ付伝動プーリ一
とを主駆動軸に該軸に対し相対的に回転するように取付
け、何れかの伝動プーリ一の回転を主駆動軸に伝えてミ
シン主駆動軸の回転速度を切換えるという変速用クラッ
チ機構が採用されている。このようなミシンの変速用ク
ラッチ機構としてこれまで使用されている従来構造は、
低速回転する伝動プーリ一と高速回転する伝動プ−リー
とを、ミシンの主駆動軸に該軸と共に回転可能にしてか
つ軸方向に可動に取付けた可動スリーブ上に回転可能に
担持し、両伝動プーリ一を担持した可動スリーブを軸方
向に前後に動かして、各,伝動プーリ一のVみぞ付リム
部の外面に設けた円錐摩擦面をミシン主駆動軸に固定し
た円錐摩擦面に係合させ、これによりミシン主駆動軸を
何れかの伝動プーリ一に結合させるようになつている。
か)る従来のクラッチ機構では、ベルト駆動中のζ低速
及び高速の両伝動プーリ一を可動スリーブと共に一体と
して該スリーブの全移勤行程にわたつて動かさねばなら
ないから、両伝動プーリ一の回転を生ぜしめるベルトの
有効張力が負荷となつて、伝動プーリ一の円錐摩擦面と
ミシン主駆動軸3の円錐摩擦面とが係合するまでに可動
スリーブの移動に抵抗し、この負荷抵抗に打勝つために
可動スリーブに対する押付力及びばね力を増強する必要
が生じ、その結果クラッチの作動が漸進性を失つて結合
が衝撃的に行われ勝ちであるという欠点4があつた。こ
の発明は、従来のミシンの変速用クラッチ機構を改良し
て、上述のような欠点を取り除くことができるように図
つたものである。
この発明の実施例を図面に従つて以下説明する。
第1及び3図において、1はミシンのアームを水平に伸
長しかつアーム外に突出したミシンの上軸であつて、上
軸1に軸端1aから間隔をおいて遮断カム2を取付ける
。遮断カム2は、第2図に示すように、上軸1を挿通し
てこれにねじ止め2aしたカム本体2bに、ばね2cと
共に爪2dを枢着2eし、挾持口2fに遮断部材(図示
なし)を受入れて上軸1を停止させる。上軸1に軸l端
からボス付拘束板3をそのボス部中央の軸孔3aを通じ
挿通して、遮断カム2の側面に当接し、上軸を挿通した
拘束板の筒状ボス4をねじ孔4aを通じて上軸1にねじ
止めする。ころがり軸受5をボス4に該ボス上を軸方向
に移動できるように遊嵌し、軸受5はボス4に削設した
みぞ4bに嵌入した割リングの如きストッパ6により、
軸受の内レースが該ストッパに当接して、軸方向の動き
を制限される。軸受5には一方の伝動プ−リー7がその
肩部7aを軸受の外レースに突当てた上で該外レースに
締りばめされる。こうして、ボス4は軸受支持部材を構
成し、伝動プーリ−7は上軸1に固定したボス4つまり
軸受支持部材上に回転可能に取付けられ、上軸1に対し
相対的に回転する。伝動プーリ−7のベルトみぞ8は、
Vみぞのうち外側側面8aと底面8bを残して内側側面
を取去つたところの、内側に開放側面9を有するみぞと
なつている。
開放側面9には後記するベルト移動止め10(第6図)
が形成されている。伝動プーリ−7のリム部の外側面に
リング状の摩擦材11を取付け、摩擦材11の外側に間
隔をおいて上軸1にボス4を介して固定した拘束板3と
軸受5の間に、軸受5ひいては伝動プーリ−7を常時、
ストッパ6へ向け押圧する波板ばね12を間挿する。上
軸1にさらに軸端から切換プーリ−13をそのボス部中
央の軸孔13aを通じて挿通する。
切換プーリ−13は、そのボス部にアーム又はウェブ部
14と一体になつてこれから軸端に向け軸方向に張出し
た直径方向に上下1対のキー15及び15を備える。次
いで軸孔16a及びキー孔16bからなる貫通孔を穿孔
したブシユ又は筒体16を、キー孔16bを切換プーリ
一のキー15に、該キーが滑動できるように、嵌合の上
、軸孔16aを通じて上軸1に挿通し、ねじ孔16cを
通じて上軸1にねじ止めする。これにより切換プ−リー
13は上軸と共に回転し得るように取付けられると共に
、軸方向に移動できるように取付けられる。他方のころ
がり軸受17をブシユ16に該ブシユ上を軸方向に滑動
できるように遊嵌し、軸受17はブシユ16に削設した
みぞ16dに嵌入した割リングの如きストッパ18にそ
の内レースが当接して軸方向の動きが制限される。゛軸
受17には他方の伝動プーリ−19がその肩部7aを軸
受の外レースに突当てた上で該外レースに締りばめされ
ている。こうして、ブシユ16は他方の軸受支持部材を
構成し、他方の伝動プーリ−19は上軸1に固定したブ
シユ16つまり軸受支持部材上に回転可能に取付けられ
、上軸に対し相対的に回転する。他方の伝動プーリ−1
9のベルトみぞ20は、一方の伝動プーリ一のベルトみ
ぞ8と同様に内側に開放側面21を有するみぞとなつて
いる。
開放側面21には一方の開放側面9と同様にベルト移動
止め10が形成されている。軸孔22a及びキー孔22
bからなる貫通孔を穿孔した他方の拘束板22を、伝動
プーリ−19の外側に間隔をおいてブシユ16の端面に
、取付孔22c及びブシユ端面に螺設したタップ孔16
eを通じてねじ止めする。伝動プーリ−19のリム部の
外側面に一方の伝動プーリ一と同様にリング状の摩擦材
23を取付け、ブシユ16を介して上軸に固定した拘束
板22と、軸受17の間に軸受17ひいては伝動プーリ
−19をストッパ18へ向け押圧する波板ばね24を間
挿する。両伝動プーリ一及び19は、第1図に示すよう
に、一方のベルトみぞ8の開放側面9と他方のベルトみ
ぞ20の開放側面21とが軸方向に間隔をおいて互に対
向するように配置され、両開放側面9及び21の間に切
換プーリ−13の、アーム部端から両側に張出した厚肉
縁部又はリム部25が配置される。
切換プーリ一のリム部25の両側面に各開放側面に対向
して各ベルトみぞの開放側面を補完し得るベルト係合面
26及び26、つまりベルトみぞの外側側面と共働して
伝動プーリ一上の■ベルトBを挾圧することのできるベ
ルト係合面を形成する。上軸に形成した穿孔1c内にコ
イルばね27を挿入し、ボール入りばね座28を穿孔1
cに挿入の上ばね27に着座し、切換ボール29の着座
用凹部30aを備えたボール座30を、取付孔30b及
びキー15の端面に螺設したタップ孔15aを通じて、
軸端1aから突出した切換プーリ一のキー15の端面に
ねじ止め31する。
ばね座のボール28aはボール座30の底部に接触し、
ばね27は常時、切換プーリ一を軸端へ向け押圧する。
軸端1aにはボール座30の行程に合わせて面取り1d
する。切換ボール29は押付板32のカム面33(第5
図)に接触してばね27に抗するよう押付けられ、押付
板32は、ミシン側面に設けた制御カム(図示なし)に
接続孔35を介して連結しかつ制御カムに連動してピン
34を中心に、カム面33が切換ボール29上を移動す
るように、揺動する。伝動プーリ−7及び19は、モー
タの出力軸に取付けたVみぞプ−リー(図示なし)に所
定の回転比をもつてそれぞれVベルトBにより掛け渡さ
れ、第1図で伝動プーリ−7は高速用、伝動プーリ−1
9は低速用となつている。第1図において、切換ボール
29が押付板のカム面33の平坦部33a(第5図)に
接触していることにより、切換プーリ−13は中立位置
にあつてベルト係合面26は何れの■ベルトにも係合し
ておらない。ミシンの始動時制御カムの回転につれ、押
付板32゛が揺動してカム面の最底部33bが切換ボー
ル29上に至ると、ばね27の押圧力により切換プーリ
−13は第1図で右方へ第6図に示すトルク伝達位置へ
移動し、この位置で、゛右方のベルト係合面26が低速
用伝動プーリ−19上の■ベルトBの側面に係合し、ベ
ルト係合面26はばね27の押圧力の下にベルトみぞの
外側側面20aと共働して■ベルトBを挾圧する。これ
により伝動プーリ−19のトルクが切換プーリ・一のキ
ー15を介して上軸1に伝えられ、上軸は低速回転する
。次いで制御カムの回転に伴い押付板32がさらに揺動
してカム面の最高部33c(第5図)が切換ボール29
に接触すると、押付板32はばね27に抗して切換ボー
ル29及びばノね座30を左方へ押込み、これに伴い切
換プ−リー13は第1図で左方へ高速のトルク伝達位置
へ移動し、この位置で左方のベルト係合面26が高速用
伝動プーリ一上のvベルトに係合し、上軸1は高速回転
する。ミシンの停止時には制御カムに連動する押付板3
2の揺動に従い、カム面の最底部33bが切換ボール2
9上に至り、切換プ−リー13は再び第6図に示す低速
のトルク伝達位置へ移動し、上軸は低速回転に切換えら
れ、次いでカム面の平坦部33aが切換ボール29に接
触して切換プーリ−13は第1図に示す中立位置へ移動
し、その後遮断部材が遮断カム2に作用して上軸1は停
止する。この変速切換の間、切換プ−リー13は、トル
ク伝達位置又は中立位置に達するまで、ベルト駆動中の
伝動プーリ一から何等抵抗を受けることはない。切換プ
ーリ−13が何れかのトルク伝達位置に達した際、例え
ば第6図において右方のベルト係合面26が伝動プーリ
−19上のVベルトBを挾圧した際、伝動プーリ−19
及び軸受17は波形ばね24に抗して拘束板22へ向け
移動し、伝動プーリ一の摩擦材23が拘束板22に係合
する。
この係合により伝動プーリ−19は拘束板22を介して
上軸1に拘束され、伝動プーリ−19から上軸へのトル
ク伝達がより確実なものとなる。切換プーリ−13が中
立位置へ移動すれば、ばね24の押圧力により伝動プー
リ−19は軸受の内レースがストッパ18に突当るまで
元位置に復帰する。こうして拘束板3及び22、摩擦材
11及び23及び波板ばね12及び24は、単板形円板
クラッチを形成して、切換プーリ一のトルク伝達位置又
は中立位置に従い係合離脱してトルク伝達効果を増大さ
せる補助のクラッチ構造を構成する。内側に開放側面を
有するベルトみぞに掛け渡されたVベルトは、切換プー
リ一が中立位置にあつ.てプーリ一空転状態のとき、ベ
ルトみぞに沿つて横移動し、切換プーリ一のリムに接触
発熱する恐れがある。そこでベルトみぞの開放側面9及
び21の底部にベルト移動止め10を形成する。ベルト
移動止め10は、第6図に示すように、切換プ.ーリー
のベルト係合面26の軸方向移動に対してはこれを自由
に通過させるが、伝動プーリ一上のVベルトBの軸方向
移動に対してはこれを抑制する程度に立上つている。こ
れにより中立位置にあるとき切換プーリ−13と■ベル
トBの接触を阻一止し、また切換プーリ一の移勤行程を
小さくすることができる。Vベルトの代りにローブの如
き円形ベルトを使用してもよい。
従つてこ)にいうベルトは側面に係合面を備えたもので
あれば平帯状以外の任意形状のものでよい。またベルト
みぞ及びベルト係合面の形状は使用するベルトに応じ適
宜選定すればよく図示のものに限ることはない。補助の
クラッチ構造を設けない場合は、例えば第7図に示すよ
うに、一方の軸受支持部材であるボス4に一方の軸受5
の内レース5aを1対のストッパ6及び6又は他の締結
部材で固定し、他方の軸受支持部材であるブシユ16に
他方の軸受17の内レース17aを1対のストッパ18
及び18又は他の締結部材で固定し、両伝動プーリ一を
上軸に対し、相対的に回転させればよい。補助のクラッ
チ構造を設ける場合、拘束板と伝動プーリ一のリム側面
間に切換プーリ一の動きに従い両者を拘束するに足る構
造であれば、図示の円形クラッチに限らないまた伝動プ
ーリ一が軸方向に移動し得る軸受とストッパ間のすきま
35(第6図)は、伝動プ−リーを軸受の外レースに軸
方向に移動可能に遊嵌して、肩部7a(第6図)と軸受
外レース側面間に設けてもよい。押付板のカム面は、第
1図で左方の伝動プーリ一を低速用とした場合には、切
換ボールカ幼ム面最高部に接触したとき低速回転するよ
うに変えることもできる。軸受は、伝動プ−リーを上軸
に対し相対的に回転させるに足るものであれば、また軸
受支持部材は、軸受を支承するに足るものであれば、何
れも図示のものに限らない。以上説明したように、この
発明は、低速及び高速用の両伝動プーリ一間にあつて各
ベルトみぞの開放側面を補完し得るベルト係合面を備え
た切換プーリ一が、何れかの伝動プーリ一上のベルトに
係合するトルク伝達位置又は係合しない中立位置へ移動
するので、各位置に達するまではベルト駆動中の伝動プ
ーリ一から何等抵抗を受けることはなく、そのため押付
力及びばね力を増強させることなくクラッチ作動の漸進
性を保つて円滑な変速切換えを得ることができる。
またこの発明は、ミシンの軸に固定した拘束板と伝動プ
ーリ一間に切換プーリ一のトルク伝達位置又は中立位置
に従い係合離脱する補助のクラッチ構造を設けたので、
トルク伝達時に伝動プーリ一が拘束板を介してミシン軸
に拘束され、トルク伝達効果を増大させることができる
。またこの発明は、伝動プーリ一のベルトみぞの開放側
面にベルト移動止めを設けたので、中立位置における切
換プーリ一とベルト間の接触を阻止し、かつ切換プ−リ
ーの移勤行程を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のミシンの変速用クラッチ機構を一部
断面で示す側面図、第2図は第1図の■〜■線に沿つて
とられた断面図、第3図は第1図に示す変速用クラッチ
機構の分解斜視図、第4図は第1図の■〜■線に沿つて
みた端面図、第5図は第4図のV−V線に沿つてとられ
た部分断面図、第6図は切換プーリ一のベルト挾圧動作
を示す部分断面図、及び第7図は第1図に示す変速用ク
ラッチ機構を一部変形した部分断面図である。 1・・・ミシンの上軸、2・・・遮断カム、3及び22
・・・拘束板、4・・・ボス(軸受支持部材)、5及び
17・・・軸受、6及び18・・・ストッパ、7及び1
9・・伝動プーリ一、8及び20・・・ベルトみぞ、9
及び21・・・開放側面、10・・・ベルト移動止め、
11及び23・・・摩擦材、12及び24・・・ばね、
13・・・切換プーリ一、15・・・キー、16・・・
ブシユ(軸受支持部材)、26・・・ベルト係合面、2
7・・・ばね、29・・・切換ボール、32・・・押付
板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 低速回転する伝動プーリーと高速回転する伝動プー
    リーとをミシンの軸に固定した軸受支持部材上に回転可
    能に取付け、各伝動プーリーのベルトみぞを内側に開放
    側面を有するみぞとし、一方のベルトみぞの開放側面と
    他方のベルトみぞの開放側面とが軸方向に間隔をおいて
    互に対向するように両伝動プーリーを配置し、各ベルト
    みぞの開放側面を補完し得るベルト係合面を備えた切換
    プーリーを、ミシンの軸と共に回転し得るように取付け
    ると共に、前記ベルト係合面が何れかの伝動プーリー上
    のベルトに係合するトルク伝達位置又は係合しない中立
    位置へ軸方向に移動できるように両伝動プーリーの間に
    取付けたことを特徴とするミシンの変速用クラッチ機構
    。 2 低速回転する伝動プーリーと高速回転する伝動プー
    リーとをミシンの軸に固定した軸受支持部材上に回転可
    能に取付け、各伝動プーリーのベルトみぞを内側に開放
    側面を有するみぞとし、一方のベルトみぞの開放側面と
    他方のベルトみぞの開放側面とが軸方向に間隔をおいて
    互に対向するように両伝動プーリーを配置し、各ベルト
    みぞの開放側面を補完し得るベルト係合面を備えた切換
    プーリーを、ミシンの軸と共に回転し得るように取付け
    ると共に、前記ベルト係合面が何れかの伝動プーリー上
    のベルトに係合するトルク伝達位置又は係合しない中立
    位置へ軸方向に移動できるように両伝動プーリーの間に
    取付けたミシンの変速用クラッチ機構であつて、各伝動
    プーリーの外側に間隔をおいてミシンの軸と共に回転し
    得る拘束板を取付け、各伝動プーリーを拘束板に対し相
    対的に軸方向に移動できるように取付け、拘束板と伝動
    プーリー間に切換プーリーのトルク伝達位置又は中立位
    置に従い係合又は離脱する補助のクラッチ構造を設けた
    ミシンの変速用クラッチ機構。 3 低速回転する伝動プーリーと高速回転する伝動プー
    リーとをミシンの軸に固定した軸受支持部材上に回転可
    能に取付け、各伝動プーリーのベルトみぞを内側に開放
    側面を有するみぞとし、一方のベルトみぞの開放側面と
    他方のベルトみぞの開放側面とが軸方向に間隔をおいて
    互に対向するように両伝動プーリーを配置し、各ベルト
    みぞの開放側面を補完し得るベルト係合面を備えた切換
    プーリーを、ミシンの軸と共に回転し得るように取付け
    ると共に、前記ベルト係合面が何れかの伝動プーリー上
    のベルトに係合するトルク伝達位置又は係合しない中立
    位置へ軸方向に移動できるように両伝動プーリーの間に
    取付けたミシンの変速用クラッチ機構であつて、伝動プ
    ーリーのベルトみぞの開放側面の個所に、切換プーリー
    のベルト係合面の軸方向移動に対してはこれを自由に通
    過させるが、伝動プーリー上のベルトの軸方向移動に対
    してはこれを抑制する程度に立上つたベルト移動止めを
    設けたミシンの変速用クラッチ機構。
JP16849080A 1980-11-29 1980-11-29 ミシンの変速用クラッチ機構 Expired JPS6058996B2 (ja)

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