JPS605877B2 - 廃熱回収装置 - Google Patents
廃熱回収装置Info
- Publication number
- JPS605877B2 JPS605877B2 JP50154433A JP15443375A JPS605877B2 JP S605877 B2 JPS605877 B2 JP S605877B2 JP 50154433 A JP50154433 A JP 50154433A JP 15443375 A JP15443375 A JP 15443375A JP S605877 B2 JPS605877 B2 JP S605877B2
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- JP
- Japan
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- heat
- pipe
- waste
- heat recovery
- waste heat
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- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は廃熱回収装置に関し、特に廃蒸気の凝縮潜熱を
回収して熱回収効率を向上せしめたものである。
回収して熱回収効率を向上せしめたものである。
一般に各種の化学プラント、製鉄プラントなどから排出
される高温ガス、或は蒸気を利用し、その廃熱を回収し
て空気の予熱や、ボイラー水の予熱などが行なわれてい
る。
される高温ガス、或は蒸気を利用し、その廃熱を回収し
て空気の予熱や、ボイラー水の予熱などが行なわれてい
る。
従来、この廃熱回収装置としては例えば第１図に示す如
く、冷風が流入する通気管１と、この通気管１の下方に
高温の排ガスが流通するガス排気管２とを設け、前記通
気管１とガス排気管２とをフィン３を設けたヒートパイ
プ４・・・を介して熱的に接続したものである。しかし
ながら上記の廃熱回収装置は、非凝縮性の高温排ガスか
ら熱を回収するように設計されているため、この高温排
ガス中に含まれる廃蒸気５の大部分はヒートパイプ４の
表面で凝縮することなく、そのまま大気中に放出される
ため、１００〜１３ぴ０程度の比較的温度の低い廃蒸気
５から効率良く熱を回収し難い問題がある。またこの廃
熱回収装置によるものは、硫酸、塩酸、アンモニアなど
有害な物質を含む廃蒸気を公害上の問題からそのまま大
気中又は下水中に放出することができないため、別にこ
れら有害物質を回収する装置を必要とするなどの欠点が
あった。本発明はかかる点に鑑み種々研究を行なった結
果、廃蒸気中に存在する熱エネルギーの大部分を占める
凝縮潜熱を効率良く回収すると共に、公害上の問題を解
消せしめた廃熱回収装置を開発したものである。
く、冷風が流入する通気管１と、この通気管１の下方に
高温の排ガスが流通するガス排気管２とを設け、前記通
気管１とガス排気管２とをフィン３を設けたヒートパイ
プ４・・・を介して熱的に接続したものである。しかし
ながら上記の廃熱回収装置は、非凝縮性の高温排ガスか
ら熱を回収するように設計されているため、この高温排
ガス中に含まれる廃蒸気５の大部分はヒートパイプ４の
表面で凝縮することなく、そのまま大気中に放出される
ため、１００〜１３ぴ０程度の比較的温度の低い廃蒸気
５から効率良く熱を回収し難い問題がある。またこの廃
熱回収装置によるものは、硫酸、塩酸、アンモニアなど
有害な物質を含む廃蒸気を公害上の問題からそのまま大
気中又は下水中に放出することができないため、別にこ
れら有害物質を回収する装置を必要とするなどの欠点が
あった。本発明はかかる点に鑑み種々研究を行なった結
果、廃蒸気中に存在する熱エネルギーの大部分を占める
凝縮潜熱を効率良く回収すると共に、公害上の問題を解
消せしめた廃熱回収装置を開発したものである。
即ち本発明装置は下部に廃蒸気が流入口と、復液した液
体を排出するドレインとを備えた復水楼０を配置し、そ
の上部に低温の流体が流通する管路を設け、その両者を
垂直に設けたヒートパイプを介して熱的に接続し、前記
下部に配置した復水賭に流入する廃蒸気の凝縮潜熱を回
収して上部に設けた管路を流通する低温の流体を加熱す
るようにしてなる廃熱回収装置である。
体を排出するドレインとを備えた復水楼０を配置し、そ
の上部に低温の流体が流通する管路を設け、その両者を
垂直に設けたヒートパイプを介して熱的に接続し、前記
下部に配置した復水賭に流入する廃蒸気の凝縮潜熱を回
収して上部に設けた管路を流通する低温の流体を加熱す
るようにしてなる廃熱回収装置である。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第２図は本発明の一実施例を示すもので廃蒸気５が流入
する流入口６と、復液した液体７を外部に排出するドレ
ィン８とを備えた復水隊９の上部に冷風が流入する通気
管１を設け、且つ前記復水鰹９と通気管１とをフィン３
を設けたヒートパイプ４を介して熱的に接続したもので
ある。ｚまた前記ヒートパイプ４はアルミニウム、銅、
ステンレスなどの金属管の内部を減圧して、水又はアル
コールなど比較的沸点の低い作動液を封入し、該金属管
の一端を吸熱部４ａ、他端を放熱部４ｂとしたものであ
る。このヒートパイプ４の吸Ｚ熱部４ａは復水総９内に
、またフィン３を設けた放熱部４ｂは通気管１内に夫々
突出するように設けたものである。しかして上記構成の
廃熱回収装置において、通気管１内に冷風を流通せしめ
ると共に、流入口６２を通して復水曜９内に廃蒸気５を
供給すると、ヒートパイプ４を介して熱交換が行なわれ
廃蒸気５中の廃熱が回収される。
する流入口６と、復液した液体７を外部に排出するドレ
ィン８とを備えた復水隊９の上部に冷風が流入する通気
管１を設け、且つ前記復水鰹９と通気管１とをフィン３
を設けたヒートパイプ４を介して熱的に接続したもので
ある。ｚまた前記ヒートパイプ４はアルミニウム、銅、
ステンレスなどの金属管の内部を減圧して、水又はアル
コールなど比較的沸点の低い作動液を封入し、該金属管
の一端を吸熱部４ａ、他端を放熱部４ｂとしたものであ
る。このヒートパイプ４の吸Ｚ熱部４ａは復水総９内に
、またフィン３を設けた放熱部４ｂは通気管１内に夫々
突出するように設けたものである。しかして上記構成の
廃熱回収装置において、通気管１内に冷風を流通せしめ
ると共に、流入口６２を通して復水曜９内に廃蒸気５を
供給すると、ヒートパイプ４を介して熱交換が行なわれ
廃蒸気５中の廃熱が回収される。
更にこの作用について詳細に説明すると復水磯９内に供
給された廃蒸気５はそのまま排気されることなく復水縦
９内に留ま２り、ここで低温に保持されているヒートパ
イプ４の吸熱部４ａに触れ、凝縮潜熱を放出して復液し
、この復液した液体７は下方に落下して、ドレィン８よ
り適宜外部に排出される。また吸熱部４ａで放出した９
Ｅ蒸気５の凝縮潜熱はヒートパイプ３４内の作動液を加
熱する。このヒートパイプ４の内部は減圧状態になって
いるため、封入された作動液は蒸発潜熱を奪って容易に
気化し、この気化した蒸気は急速に上昇して放熱部４ｂ
に到達する。この蒸気は冷風により冷された放熱部４ｂ
の３管内壁面に触れ、凝縮潜熱を放出して冷風を加熱す
ると共にここで復液し、この復液した作動液は再び吸熱
部４ａ側に落下して、以後同様の作用を繰返すことによ
り急速に熱を伝達するものである。
４第３図はフロンタービンの蒸発部
に適用した場合を示す実施例であり、発電機１川こ接続
したフロンタービン１１は２本の運通管１２，１２′を
介して蒸発管１３に蓮通し、この蒸発管１３はこの下部
に設けた復水鰹９とヒートパイプ４・・・を介して熱的
に接続したものである。この装置は復水総９内で廃蒸気
５から回収した廃熱で蒸発管１３内の液体フロン１４を
蒸発させて高圧のフロンガス１５とし、このフロンガス
１５を蓮通管１２を通してフロンタービン１１に導きこ
こでタービンを回転させて発電機１０を作動するように
したものである。
給された廃蒸気５はそのまま排気されることなく復水縦
９内に留ま２り、ここで低温に保持されているヒートパ
イプ４の吸熱部４ａに触れ、凝縮潜熱を放出して復液し
、この復液した液体７は下方に落下して、ドレィン８よ
り適宜外部に排出される。また吸熱部４ａで放出した９
Ｅ蒸気５の凝縮潜熱はヒートパイプ３４内の作動液を加
熱する。このヒートパイプ４の内部は減圧状態になって
いるため、封入された作動液は蒸発潜熱を奪って容易に
気化し、この気化した蒸気は急速に上昇して放熱部４ｂ
に到達する。この蒸気は冷風により冷された放熱部４ｂ
の３管内壁面に触れ、凝縮潜熱を放出して冷風を加熱す
ると共にここで復液し、この復液した作動液は再び吸熱
部４ａ側に落下して、以後同様の作用を繰返すことによ
り急速に熱を伝達するものである。
４第３図はフロンタービンの蒸発部
に適用した場合を示す実施例であり、発電機１川こ接続
したフロンタービン１１は２本の運通管１２，１２′を
介して蒸発管１３に蓮通し、この蒸発管１３はこの下部
に設けた復水鰹９とヒートパイプ４・・・を介して熱的
に接続したものである。この装置は復水総９内で廃蒸気
５から回収した廃熱で蒸発管１３内の液体フロン１４を
蒸発させて高圧のフロンガス１５とし、このフロンガス
１５を蓮通管１２を通してフロンタービン１１に導きこ
こでタービンを回転させて発電機１０を作動するように
したものである。
なお上記実施例ではヒートパイプの放熱部側にフィンを
設けたものについて示したが、これに限定されるもので
はなく吸熱部側又は両側に設けたものでも良い。
設けたものについて示したが、これに限定されるもので
はなく吸熱部側又は両側に設けたものでも良い。
また廃蒸気中に非凝縮性のガスを含むものを復水礎内に
供給する場合には、復水鍵の壁面に小孔径のエアードレ
インを設けることが望ましい。次に本発明の具体的な実
施例について説明する。
供給する場合には、復水鍵の壁面に小孔径のエアードレ
インを設けることが望ましい。次に本発明の具体的な実
施例について説明する。
第２図に示す如き廃熱回収装置において、ヒートパイプ
として外径２２．２３側め、長さ８０仇肋の鋼管の内部
を減圧し、作動液として水を封入したものを用いる。
として外径２２．２３側め、長さ８０仇肋の鋼管の内部
を減圧し、作動液として水を封入したものを用いる。
このヒートパイプの上半分を通気管内に突出させて放熱
部とすると共に、下半分を復水鰹内に突出させて吸熱部
とする。また前記放熱部には幅１２側、厚さ０．２肌の
黄鋼条をピッチ４柵でその先端部から、３５仇豚の部分
まで螺旋状に巻付けてフィンを形成する。このように形
成したヒートパイプを８０本取付けて、廃熱回収装置を
構成し、通気管に２０ｑｏの冷風を１時間当り１０００
で供Ｖ給すると共に、復水遂に１２０℃の廃蒸気を１時
間当り５０ｋ９の割合で供ｖ給してこの廃蒸気中の廃熱
を回収した。この結果２０午０で供給した冷風は８０℃
の温風に加熱され極めて効率良く廃熱の回収が行なわれ
ていることが確認された。
部とすると共に、下半分を復水鰹内に突出させて吸熱部
とする。また前記放熱部には幅１２側、厚さ０．２肌の
黄鋼条をピッチ４柵でその先端部から、３５仇豚の部分
まで螺旋状に巻付けてフィンを形成する。このように形
成したヒートパイプを８０本取付けて、廃熱回収装置を
構成し、通気管に２０ｑｏの冷風を１時間当り１０００
で供Ｖ給すると共に、復水遂に１２０℃の廃蒸気を１時
間当り５０ｋ９の割合で供ｖ給してこの廃蒸気中の廃熱
を回収した。この結果２０午０で供給した冷風は８０℃
の温風に加熱され極めて効率良く廃熱の回収が行なわれ
ていることが確認された。
なお上記実施例と比較するために、第１図に示す如き従
来の廃熱回収装置を用い、他は上記実施例と同一の条件
で冷風の加熱を行なったところ、得られた温風の温度は
２６℃でその温度上昇は僅か６℃で本発明によるものに
較べて１０分の１であった。
来の廃熱回収装置を用い、他は上記実施例と同一の条件
で冷風の加熱を行なったところ、得られた温風の温度は
２６℃でその温度上昇は僅か６℃で本発明によるものに
較べて１０分の１であった。
以上の結果から明らかな如く、本発明に係る廃熱回収装
置によれば極めて簡単な構造により従来利用されていな
かった比較的低温の廃蒸気から効率よく凝縮潜熱を回収
することができると共に、有害な物質を含む廃蒸気を確
実に復液することができ得るなど顕著な効果を有するも
のである。
置によれば極めて簡単な構造により従来利用されていな
かった比較的低温の廃蒸気から効率よく凝縮潜熱を回収
することができると共に、有害な物質を含む廃蒸気を確
実に復液することができ得るなど顕著な効果を有するも
のである。
第１図は従来の廃熱回収装置を示す断面図、第２図は本
発明の一実施例を示す断面図、第３図は本発明をフロン
タービンの蒸発管に適用した場合の実施例を示す説明図
である。 １・・・・・・通気管、２・・・・・・ガス排気管、３
・・・・・・フィン、４……ヒートパイプ、５・・・…
廃蒸気、６・・・・・・流入口、８・・・・・・ドレィ
ン、９・…・・復水総、１０・・・・・・発電機、１１
…・・・フロンタービン、１３…・・・蒸発管。 第１図 第２図 第３図
発明の一実施例を示す断面図、第３図は本発明をフロン
タービンの蒸発管に適用した場合の実施例を示す説明図
である。 １・・・・・・通気管、２・・・・・・ガス排気管、３
・・・・・・フィン、４……ヒートパイプ、５・・・…
廃蒸気、６・・・・・・流入口、８・・・・・・ドレィ
ン、９・…・・復水総、１０・・・・・・発電機、１１
…・・・フロンタービン、１３…・・・蒸発管。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- １ 下部に廃蒸気が流入する流入口と、復液した液体を
排出するドレインとを備えた復水罐を配置し、その上部
に低温の流体が流通する管路を設け、その両者を垂直に
設けたヒートパイプを介して熱的に接続、前記下部に配
置した復水罐に流入する廃蒸気の凝縮潜熱を回収して上
部に設けた管路を流通する低温の流体を加熱するように
してなる廃熱回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50154433A JPS605877B2 (ja) | 1975-12-24 | 1975-12-24 | 廃熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50154433A JPS605877B2 (ja) | 1975-12-24 | 1975-12-24 | 廃熱回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5277882A JPS5277882A (en) | 1977-06-30 |
| JPS605877B2 true JPS605877B2 (ja) | 1985-02-14 |
Family
ID=15584068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50154433A Expired JPS605877B2 (ja) | 1975-12-24 | 1975-12-24 | 廃熱回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605877B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4315893A (en) * | 1980-12-17 | 1982-02-16 | Foster Wheeler Energy Corporation | Reformer employing finned heat pipes |
| CN103557729A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-02-05 | 北京星和众工设备技术股份有限公司 | 一种用于双拉行业的热量回收装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5016153A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-02-20 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4993048U (ja) * | 1972-12-01 | 1974-08-12 |
-
1975
- 1975-12-24 JP JP50154433A patent/JPS605877B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5016153A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-02-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5277882A (en) | 1977-06-30 |
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