JPS5861318A - 熱回収用ロ−ル - Google Patents

熱回収用ロ−ル

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JPS5861318A
JPS5861318A JP15909481A JP15909481A JPS5861318A JP S5861318 A JPS5861318 A JP S5861318A JP 15909481 A JP15909481 A JP 15909481A JP 15909481 A JP15909481 A JP 15909481A JP S5861318 A JPS5861318 A JP S5861318A
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JP
Japan
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hollow
roll
heat
liquid
heat recovery
Prior art date
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JP15909481A
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English (en)
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JPH0118292B2 (ja
Inventor
Teruhisa Nakamura
中村 照久
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0118292B2 publication Critical patent/JPH0118292B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は減圧した中空ロールの中に封入した蒸発性液体
の凝縮熱を利用して熱回収をはかった熱回収用ロールに
関する。
近年省エネルギーの見地から廃熱回収が行われているが
、従来その回収は排ガスからの熱回収が主であった。こ
のため排ガスよりの熱回収装置は従来より種々開発され
ているが、連続焼鈍直後の金属帯の如き高温の金属帯か
らその持出し廃熱を容易かつ効率的に回収できる装置は
なく、このためその持出し廃熱の回収は通常冷却水の回
収により行われている。
例えば、ステンレス鋼帯の連続焼鈍の場合、銅帯は焼入
れのため、焼鈍炉(カテナリー型炉)を出たところで冷
却水を噴霧して所定温度まで急冷しているが、その持出
し廃熱の回収は冷却後温水となった冷却水を利用するこ
とにより行っている。
従って廃熱を回収した温水がそのまま利用できれば、廃
熱回収は容易で、効率的である。しかし温水中には銅帯
から脱落したスケールやスラジ等が混入しているため、
温水はそのままでは使用できないものであった。このた
め清浄な温水を得るには熱交換器により冷水に熱交換し
てやる必要があった。
しかし・銅帯の冷却により得られる温水の量は多いが、
温度が低いため、熱交換の際の熱効率が悪く、また含ま
れている異物が熱交換器のチューブに詰って熱交換不能
になったりして、その保守管理に多くの労力を要すると
いう問題があった。
本発明はこのような冷却水による熱回収によらず、金属
帯等から直接効率的に熱回収可能な熱回収用ロールを提
供するものである。
本発明の熱回収用ロールは中空ロールの内部に蒸発性液
体を封入して、その液体を減圧下にて金属帯等の持出し
廃熱で蒸発させ、その蒸気を熱交換用パイプの表面に凝
縮させることにより金属帯等の持出し廃熱を回収しよう
とするものである。
以下実施例により本発明を説明する。第1図、第2図は
本発明の第1の実施例を示すもので、第1図は縦断面図
、第2図は第1図の■−■での横断面図である。図中1
は熱伝導性の°よい材料で製作された中空ロールで、こ
の中空ロール1には仕切板2.2aにより一部が閉鎖さ
れて仕切られた中空孔3を有する中空シャフト4が密閉
固着されている。仕切板2.2aは中空ロール1内に位
置していて、中空シャフト4のこの仕切板2.2aの位
置する部分と中空ロール1に固着された部分との間には
貫通孔5.5aが形成されている。そして中空シャフト
4のこの貫通孔5.5aが形成されている部分には中空
シャフト4の周囲に螺旋状に配置された熱交換用バイブ
ロの両端が固着されていて、中空シャフト4の入ロアか
ら入った熱回収用流体がこの熱交換用バイブロを通って
出口8から流出するようになっている。
また中空ロール1の内部は大気圧以下に減圧されている
とともに液体9が封入されている。この液体9としては
通常水を用いるが、熱回収温度に合せて他の液体を用い
ることもできる。例えばメチルアルコール、エチルアル
コール、四塩化炭素、シクロヘキサン等である。
上記液体9は中空ロール1が水平になった状態で液面が
熱交換用バイブロと接触しない量封入され、蒸発した液
体が熱交換用バイブロで凝縮するようになっている。
本発明の熱回収用ロールは以上のように一種のヒートパ
イプ構造となっているので、これを使用するには中空ロ
ール1を高温の金属帯10に接触させ、中空シャフト4
の入ロアより熱回収用流体を供給する。すると中空ロー
ル1内は減圧になっているので、封入された液体は金属
帯、10から中空ロール1を伝わってくる熱により容易
に沸騰されて蒸気となる。しかし中空ロール1内の蒸気
の部分には熱面収用流体の通っている熱交換用バイブロ
が位置しているので、その熱交換用パ4イブ6の表面に
接触した蒸気は容易に凝縮されて液滴となる。従って中
空シャフト4の入ロアより入った熱回収用流体は熱交換
用バイブロを通過中蒸気の凝縮熱と熱交換、を行い、出
口8に行くまでに昇温される。
第3図は本発明の第2の実施例を示すもので、第1の実
施例の中空ロール1の内面全体に含水性の多孔質物体(
例えば石綿、グラスウール等)11を貼付けたものであ
る。
第1の実施例の場合、液′尊9の蒸発は主として中空ロ
ール1の下部で起るが、中空ロール1は加熱されている
ので、液体9のない上部でも行うことができる。しかし
中空ロール1の内面は液体9の部分を通過すると短時間
に乾いてしまい、上部では液体の蒸発を行えない。そこ
で含水性の多孔質物体11を中空ロール1の内面に貼付
けれ(イ、ロール内面全体から液体が蒸発することにな
り内部の蒸気圧を上げることができる。その結果凝縮量
も増加し、熱回収効率も上昇する。
第4図は本発明の第3の実施例を示すもので、熱回収用
流体の流路を複数にするとともに、各々を独立させ、そ
れらの流路を異なった流体を流すことができるようにし
たものである。
すなわち中空シャフト4の両端に軸方向を向(・た複数
の中空孔3を形成してその端面な栓12により閉鎖して
、シャフト面より各中空孔3に達する供給孔13および
排出孔14を形成し、中空シャフト4のその供給孔13
および排出孔14力1形成された部分に回転接手15を
嵌合させるとともに、中空シャフト4の中空ロール1内
の部分に前記中空孔′3に達する貫通孔5.5aを形成
して、これらの貫通孔5.5aの間を別個の熱交換用〕
くイブ6、$a、 5bで連結して各流路を独立させた
ものである。
従って本実施例の場合、熱回収用流体の流路が独立して
いるので、各流路に水、油等異種の流体を流すことがで
きる。
第5図は本発明の第4の実施例を示すもので、本実施例
の場合同一温度の熱回収用流体を供給して異なった温度
の流体を得ることができるようにしたものである。すな
わち本実施例では第3の実施例における熱回収用流体供
給側の中空孔3および供給孔13を合体させて、それぞ
れ単一にするとともに、複数の熱交換用バイブロ、6a
、6bを異なった径のものにして、各熱交換用バイブロ
、6a、6bの熱交換量を異ならしめたものである。
以上のいずれの実施例からも明らかな如く、本発明の熱
回収用ロールは熱源である金属帯と熱回収用流体と力(
直接触れないので、熱回収後の流体は清浄である。
また中空ロール内は減圧されているので、内部に封入き
れている液体は熱源温度が低(とも容易に蒸発するので
、熱回収温度範囲が広(、かつ液体の凝縮熱を利用して
熱回収を行うのであるから効率が非常によい。
例えば熱回収用流体として水を用いた場合において、本
発明の場合と従来の場合との熱回収量を比較すると次の
ようになる。熱源としては連続焼鈍後のステンレス鋼帯
を対象としている。
(1)従来の場合(冷却水噴霧) 冷却水噴霧量 200うr 冷却水温度  20C 温水温度   40C 回収熱量   200(40−20)=400X104
k””/hr(2)本発明の場合 熱回収用水量   20Tn/hr 熱回収用水温度   2・OC 熱回収後温水温度  80C 回収熱量20(80−20)=120X104kca’
/hrこれを6 kVcdの飽和蒸気に換算すると12
0×104/650=1846kgとなる。
さらに中空ロール内が減圧されていることにより中空ロ
ール内に封入されている液体の溶存酸素は少ないので、
中空ロールの内部腐食は防止さiする。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の第1の実施例を示すもので、
第1図は縦断面図、第2図は第1図IT−IIでの横断
面図である。第3図は本発明の第2の実施例の横断面図
、第4図、第5図はそれぞれ本発明の第3、第4の実施
例の縦断面図である。 1・・・中空ロール、2.2a・・・仕切板、3・・・
中空孔、4・・中空シャフト、5.5a・・・貫通孔、
6.5a、 5b・・・熱交換用パイプ、7・・・入口
、8・・・出口、9・・・液体、10・・・金属帯、1
1・・・含水性の多孔質物体、12・・栓、13・・・
供給孔、14・・排出孔、is=一回転接手、 特許出願人 日新製鋼株式会社 代理人 進藤 満

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  中空ロールと、該中空ロールに・固着され、
    中空孔の一部が閉鎖されて仕切られている中空シャフト
    と、該中兜シャフトの仕切ら4tた各中空孔に両端が連
    通接続され、中空ロール内で熱交換を行う熱交換用パイ
    プとを備えていて、前記中空シャフトは中空ロールに密
    閉固着されて中空ロール内は大気圧以下に減圧されてお
    り、かつ中空ロール内には液体が封入されていて、その
    液面と熱交換用パイプと−は中空ロールを水平にした状
    態で接触しないようにされていることを特徴とする熱回
    収用ロール。
  2. (2)中空ロールが内面全体に含水性の多孔質物体を“
    貼付けたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の熱回収用ロール。
  3. (3)液体が水であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の熱回収用ロール。
  4. (4)中空シャフトには一部が閉鎖されて仕切られた中
    空孔が複数形成されていて、その仕切られた各中空孔は
    別個の熱交換用パイプで連通接続されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の熱回収用ロール。
  5. (5)  中空シャフトの軸方向一端側には単一の中空
    孔が、また他端側には複数の中空孔が形成されていて、
    両中空孔は仕切られており、かつ両中空孔は一端が複数
    の各中空孔に連通した独立の熱交換用パイプにより接続
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の熱回収用ロール。
JP15909481A 1981-10-06 1981-10-06 熱回収用ロ−ル Granted JPS5861318A (ja)

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JPH0118292B2 JPH0118292B2 (ja) 1989-04-05

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