JPS5824077Y2 - 液化天然ガス蒸発装置 - Google Patents
液化天然ガス蒸発装置Info
- Publication number
- JPS5824077Y2 JPS5824077Y2 JP15807778U JP15807778U JPS5824077Y2 JP S5824077 Y2 JPS5824077 Y2 JP S5824077Y2 JP 15807778 U JP15807778 U JP 15807778U JP 15807778 U JP15807778 U JP 15807778U JP S5824077 Y2 JPS5824077 Y2 JP S5824077Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seawater
- natural gas
- intermediate medium
- heat exchanger
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、海水を熱源とした液化天然ガス(以後LN
Gという)の蒸発装置に関する。
Gという)の蒸発装置に関する。
従来LNGを気化するには、発電所復水器の排出溝に排
出された温海水等を熱源流体とするオープンランク式、
および中間媒体式が一般的である。
出された温海水等を熱源流体とするオープンランク式、
および中間媒体式が一般的である。
すなわち、オープンラック式熱交換器は散水管から外部
熱源流体を伝熱通路上に散水し、伝熱通路内に送られて
きたLNG等の低温流体を加熱する構造であり、中間媒
体式熱交換器は内筒容器内の中間媒体に外部熱源流体を
伝熱通路を介して流通させ、他方円筒容器内の蒸発部に
低温流体を伝熱通路を介して流通させ、熱源流体側伝熱
通路で加熱された中間媒体によって低温流体側伝熱通路
内の低温流体であるLNGを加熱蒸発させてNG(天然
ガス)にする構造からなる。
熱源流体を伝熱通路上に散水し、伝熱通路内に送られて
きたLNG等の低温流体を加熱する構造であり、中間媒
体式熱交換器は内筒容器内の中間媒体に外部熱源流体を
伝熱通路を介して流通させ、他方円筒容器内の蒸発部に
低温流体を伝熱通路を介して流通させ、熱源流体側伝熱
通路で加熱された中間媒体によって低温流体側伝熱通路
内の低温流体であるLNGを加熱蒸発させてNG(天然
ガス)にする構造からなる。
ところが、前者のオープンラック式熱交換器は構造が単
純で信頼性が高く保守点検が容易であるが、外部熱源流
体用のポンプ、散水管等全体として設備費が高価となり
、また後者の中間媒体式熱交換器は、熱源流体用の伝熱
通路が円筒容器内に配管されているので伝熱通路の保守
点検が非常に困難であるなど、両者共にそれぞれ改善す
べき大きな欠点を有している。
純で信頼性が高く保守点検が容易であるが、外部熱源流
体用のポンプ、散水管等全体として設備費が高価となり
、また後者の中間媒体式熱交換器は、熱源流体用の伝熱
通路が円筒容器内に配管されているので伝熱通路の保守
点検が非常に困難であるなど、両者共にそれぞれ改善す
べき大きな欠点を有している。
この考案は、上記画然交換器の欠点を排除すべくなされ
たもので、保守点検が容易で、かつ効率の高い機能のL
NG蒸発装置を提案することを目的としている。
たもので、保守点検が容易で、かつ効率の高い機能のL
NG蒸発装置を提案することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図面に基いて説明する。
1はL N G 、 1’はNG、2は海水溝3内を流
れる海水で、矢印はいずれも流れ方向を示す。
れる海水で、矢印はいずれも流れ方向を示す。
そして、4は海水−中間媒体熱交換器、5は中間媒体−
LNG熱交換器、6は海水−NG熱交換器で、7は中間
媒体の循環回路である。
LNG熱交換器、6は海水−NG熱交換器で、7は中間
媒体の循環回路である。
すなわち、海水−中間媒体熱交換器4は、伝熱通路9を
海水溝3内の海水2中に浸漬し、海水を熱源流体として
伝熱通路内を流れる中間媒体を加熱して気化中間媒体に
する海水浸漬型中間媒体蒸発器で、また中間媒体−LN
G熱交換器5は、LNGlを低温流体側に、気化中間媒
体を熱源流体側にして伝熱面8で熱交換し、LNGIを
NG1′に気化するプレートフィン型のLNG蒸発器で
ある。
海水溝3内の海水2中に浸漬し、海水を熱源流体として
伝熱通路内を流れる中間媒体を加熱して気化中間媒体に
する海水浸漬型中間媒体蒸発器で、また中間媒体−LN
G熱交換器5は、LNGlを低温流体側に、気化中間媒
体を熱源流体側にして伝熱面8で熱交換し、LNGIを
NG1′に気化するプレートフィン型のLNG蒸発器で
ある。
これら伝熱通路9と伝熱面8は循環回路7で連結されて
いるので、中間媒体は伝熱通路9で気化し伝熱面8で液
化して自然循環する。
いるので、中間媒体は伝熱通路9で気化し伝熱面8で液
化して自然循環する。
上記し7た中間媒体は、伝熱通路9に海水2の氷結を生
じない範囲の作動温度で、また熱交換器4の経済性より
、熱交換面における海水と中間媒体との温度差を大きく
選定しである。
じない範囲の作動温度で、また熱交換器4の経済性より
、熱交換面における海水と中間媒体との温度差を大きく
選定しである。
さらに海水溝3の伝熱通路9上流側には伝熱通路10を
海水2中に浸漬した海水−NG熱交換器6が配設され、
中間媒体−LNG熱交換器5を通って気化したNGが、
この伝熱通路10内を通過中に、さらに加熱されるよう
にされている。
海水2中に浸漬した海水−NG熱交換器6が配設され、
中間媒体−LNG熱交換器5を通って気化したNGが、
この伝熱通路10内を通過中に、さらに加熱されるよう
にされている。
すなわち、この海水−NG熱交換器6は、海水を熱源流
体側にNGを低温流体側にした海水浸漬型のNG加熱器
である。
体側にNGを低温流体側にした海水浸漬型のNG加熱器
である。
この考案の液化天然ガス蒸発装置は上述のように3組の
熱交換器の組合せよりなり、中間媒体LNG熱交換器5
に入ったLNGlは海水−中間媒体熱交換器4で熱吸収
して気化した中間媒体により加熱され蒸発してNG1’
となった後、さらに海水−NG熱交換器6で0°C以上
にまで加熱されるので極低温のLNGを高い温度まで簡
易に加熱して蒸発させることが出来る。
熱交換器の組合せよりなり、中間媒体LNG熱交換器5
に入ったLNGlは海水−中間媒体熱交換器4で熱吸収
して気化した中間媒体により加熱され蒸発してNG1’
となった後、さらに海水−NG熱交換器6で0°C以上
にまで加熱されるので極低温のLNGを高い温度まで簡
易に加熱して蒸発させることが出来る。
さらに、発電所復水器の海水排水溝を利用すれば海水側
ポンプ、ストレーナ−1配管其他人規模な土木工事が不
要になって、設備費や運転費が軽減される。
ポンプ、ストレーナ−1配管其他人規模な土木工事が不
要になって、設備費や運転費が軽減される。
つぎに、上述したこの考案の液化天然ガス蒸発装置にお
ける、プロパンを中間媒体にした実施例の各熱交換器お
よびその作動条件の一例を次に示す。
ける、プロパンを中間媒体にした実施例の各熱交換器お
よびその作動条件の一例を次に示す。
なお、この考案では、海水−NG熱交換器の伝熱通路を
海水−中間媒体熱交換器と同様に海水浸漬型にされてい
るが、経済的であればシェル、チューブ型でも良く、ま
た他の熱交換器も作動条件によって周知の型式の熱交換
器を任意に選択すればよい。
海水−中間媒体熱交換器と同様に海水浸漬型にされてい
るが、経済的であればシェル、チューブ型でも良く、ま
た他の熱交換器も作動条件によって周知の型式の熱交換
器を任意に選択すればよい。
図面はこの考案の一実施例であるLNG蒸発装置の熱交
換系統図である。 図中、1・・・・・・LNG、1’・・・・・NG、2
・・・・・・海水、4・・・・・・海水−中間媒体熱交
換器、5・・・・・・中間媒体LNG熱交換器、6・・
・・・・海水−NG熱交換器、7・・・・・・循環回路
、8・・・・・・伝熱面、9.10・・・・・・伝熱通
路。
換系統図である。 図中、1・・・・・・LNG、1’・・・・・NG、2
・・・・・・海水、4・・・・・・海水−中間媒体熱交
換器、5・・・・・・中間媒体LNG熱交換器、6・・
・・・・海水−NG熱交換器、7・・・・・・循環回路
、8・・・・・・伝熱面、9.10・・・・・・伝熱通
路。
Claims (1)
- 海水溝に浸漬した伝熱通路で中間媒体を蒸発させる海水
−中間媒体熱交換器と、気化中間媒体で液化天然ガスを
蒸発させる中間媒体−液化天然ガス熱交換器を設けて、
画然交換器に上記の中間媒体を循環させるとともに、上
記海水溝に上記天然ガスをさらに加熱する伝熱通路を設
けた海水−天然ガス熱交換器を配設してなる液化天然ガ
ス蒸発装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15807778U JPS5824077Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 液化天然ガス蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15807778U JPS5824077Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 液化天然ガス蒸発装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5573697U JPS5573697U (ja) | 1980-05-21 |
JPS5824077Y2 true JPS5824077Y2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=29149595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15807778U Expired JPS5824077Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 液化天然ガス蒸発装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824077Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6868587B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2021-05-12 | 株式会社神戸製鋼所 | 中間媒体式気化器 |
-
1978
- 1978-11-16 JP JP15807778U patent/JPS5824077Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5573697U (ja) | 1980-05-21 |
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