JPS605876B2 - 壁面の不定形2層施工法 - Google Patents

壁面の不定形2層施工法

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JPS605876B2
JPS605876B2 JP4490776A JP4490776A JPS605876B2 JP S605876 B2 JPS605876 B2 JP S605876B2 JP 4490776 A JP4490776 A JP 4490776A JP 4490776 A JP4490776 A JP 4490776A JP S605876 B2 JPS605876 B2 JP S605876B2
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JP
Japan
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layer
formwork
castable
wall surface
bolt
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Expired
Application number
JP4490776A
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English (en)
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JPS52129025A (en
Inventor
高明 武田
浩一 湯地
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KUROSAKI ROKOGYO KK
Original Assignee
KUROSAKI ROKOGYO KK
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  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ・ この発明は壁面の不定形2層施工法、特に型枠使用
による材料流し込み工法に関する。
例えば加熱炉等の炉内壁面施工において、第1層目を断
熱キャスタブル、第2層目を耐火キャスタブルにて形成
するに際し、キャスタブルを補強し、層間剥離をなくす
るために、基壁面に予め第2層まで達する長さのスタッ
ドを立てキャスタブルを把持する如くしているが、第1
層目の形成に際してはスタッドの先端が邪魔になるため
、該基壁面と所定間隔をおいた位置に板状の型枠を設置
して、そこにいきなり半流動性の断熱キャスタブル材を
流し込むといったことができない。
そこで従来法は第1眉目の形成に当り、基壁面を最初か
ら立てておくのではなく、横に寝かせた状態で、いわば
地上に戦直し、その横にした基壁面上に第2層まで達す
る長さのスタッドを垂設し、しかる後、半流動性のキャ
スタブル材を鰻で所定の厚みとなるまで塗り付けるとい
う地上施工を行ない、半乾燥後、基壁面と共に第1層目
を立てた状態にし、第1層と所定間隔をおいて対向する
板状の型枠を設置し、その第1層表面と型枠とで形成さ
れる空間に半流動性の耐火キャスタブル材を流し込んで
第2層目を形成していた。
しかし、このような壁面施工法では施工に多くの労力と
時間を要するばかりでなく、壁面の状態によっては地上
施工が困難か不可能な場合があることから、かかる場合
には不定形2層施工が出釆ないこともあった。
またこれとは別に、炉壁に補強用突子部材を固設させた
あとこの炉壁に前記補強用突子部材が埋没される厚さに
わたり耐熱繊維材料を吹付けて断熱層を形成させること
を特徴とする炉壁に断熱層を形成する施工法がある(特
開昭48−8471び号公報参照)。
しかしこの施工法は耐熱繊維材料を吹付けて断熱層を形
成させる方法であるため、この吹付け工法は層厚を余り
問題としない箇所や補修用の場合に適用されるものであ
って、最初から均一な厚みの層を形成するような場合、
むしろ時間がかかるため採用されていないのが実状であ
る。この発明は上記の諸点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは第1層目の形成に当り、従来のよ
うな地上施工法を採用することなく、いきなり第1層目
から材料流し込みによる型枠施工法を採用することによ
って、従来と同様に第1層と第2層との層間剥離の問題
が生じないことは勿論のと、第1層の形成に多大の労力
を要することなく短時間のうちに能率的に、しかも均一
な厚さの層に形成できるようにした壁面の不定形2層施
工法を一般に提供することにある。次に、この発明の不
定形2層施工法の構成を図面について説明する。
まず、基壁面(鉄皮)にボルト1の額面を熔接にて規則
的に多数本立て、該ボルトーの先端部にボルトーの挿通
孔2を有する板状の型枠3を前記基壁面との間に一定の
間隔を隔てて競合し、型枠3の背面に突出したボルト1
にナット4をねじ込み固定し、型枠3にて囲まれた空間
に断熱キャスタブルを打設し、第1層Aを形成する。
そして第1層Aの断熱キャスタブルが固結した後(完全
に固結する前郎ちある程度硬化しいまだ可豚性を保持す
る間でもよい)に、ナット4を除去し、型枠3を敬外し
て第1層Aの外面に突出している前記ボルトーの先端に
V字形等の異形スタッド(図においてはV字形スタッド
を示す)5を固定する。この固定方法としてはスタッド
5を直接に熔暖により固定しても、あるいはスタッド5
の基部にこれと一体に熔接したナットを介して固定して
も、あるいはスタッド5の基部に雄ネジ部を設けておき
、ボルト1およびスタツド5の間をナットにて固定して
もよいことはいうまでもない。次に、ボルトーの先端に
固定したスタッド5の外側から板状の型枠6を粗付け、
型枠6に囲まれた空間に耐火キャスタブルを打設し、第
2層Bを形成し第2層Bの固結後型枠6を取外すことに
よつて作業を終る。
この発明は上記の説明から判るように、基壁面に、第1
層目から突き出る長さのボルトを垂直に固設後、該基壁
面と所定間隔をおいて対向する如く配設した板状の型枠
に予め形成したボルトの挿通孔を上記ボルトの先端部に
鉄め、該型枠の背面から突出したボルトにナットを螺着
し、基壁面と型枠との間で囲まれた空間にキャスタブル
を打談して第1層を形成するようにしたから、次のよう
な特有の効果を奏する。
即ち、第1層目から突き出る長さのボルトを基壁面に立
てているにも拘らず、多大の労力と時間を要していた地
上施工法を採用せずに、いきなり第1層目から材料流し
込みによる型枠施工法が使用できる結果、迅速かつ短時
間のうちに熱的に極めて良好な均一な厚みの層を形成す
ることができる。しかも、第1層目の形成に使用する板
状の型枠には予めボルトの挿通孔が開けてあるために、
.その挿通孔をボルトの先端部に鉄めて背後からナット
で固定すればキャスタブルの打談時にその橋通孔からキ
ャスタブルが流出する心配もないばかりか、最初から立
てた状態で側壁を形成することができ、かつキャスタブ
ルを打設した時に型枠の下側へ行くに従い、大きな圧力
がかかるに拘らず、該型枠は挿通孔の部分でもボルト、
ナットでしっかりと固定されるため、型枠に対する補強
が一層増し、この面からも作業能率上一層好ましいもの
となる。しかも第1層を形成後には第1層から突き出た
ボルトの先端部にスタッドを固定するようにしたので、
従来と同様に第1層と第2層との層間剥離の問題が生じ
ないこととなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例の態様を示すもので、第1図は第
1層形成時の縦断面図、第2図は第2層形成時の縦断面
図である。 1……ボルト、2……挿通孔、3,6……型枠、4……
ナット、5……スタツド、A……第1層、B・…・・第
2層。 第1図 第‐2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基壁面に、第1層目から突き出る長さのボルトを垂
    直に固設後、該基壁面と所定間隔をおいて対向する如く
    配設した板状の型枠に予め形成したボルトの挿通孔を上
    記ボルトの先端部に嵌め、該型枠の背面から突出したボ
    ルトにナツトを螺着し、基壁面と型枠にて囲まれた空間
    にキヤスタブルを打設して第1層を形成し、次いで該キ
    ヤスタブルの硬化後、ナツトを除去して前記型枠を取外
    し、第1層の外表面から突出している前記ボルトの先端
    にスタツドを固定し、次に該スタツドが埋設する如く第
    1層の外表面から一定間隔をおいて対向する位置に板状
    の型枠を配置し、第1層の外表面と板状の型枠とで形成
    される空間にキヤスタブルを打設して第2層を形成し得
    るようにしたことを特徴とする壁面の不定形2層施工法
JP4490776A 1976-04-22 1976-04-22 壁面の不定形2層施工法 Expired JPS605876B2 (ja)

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JPS52129025A JPS52129025A (en) 1977-10-29
JPS605876B2 true JPS605876B2 (ja) 1985-02-14

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JPS60140088A (ja) * 1983-12-27 1985-07-24 東芝セラミツクス株式会社 炉床構造

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JPS52129025A (en) 1977-10-29

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