JPS605847A - 刷子用摺動接点材料 - Google Patents
刷子用摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS605847A JPS605847A JP58113695A JP11369583A JPS605847A JP S605847 A JPS605847 A JP S605847A JP 58113695 A JP58113695 A JP 58113695A JP 11369583 A JP11369583 A JP 11369583A JP S605847 A JPS605847 A JP S605847A
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- JP
- Japan
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- weight
- sliding contact
- alloy
- contact material
- resistance
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明ば、摺動接点材料の改良に関する。
従来、摺動接点材料としては各種材料が用いられ、とり
わけ刷子接点用の材料としては、A u 19〜21重
量%、Pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%、Ag
29〜31重惧%より成る合金材料が広く用いられてい
た。
わけ刷子接点用の材料としては、A u 19〜21重
量%、Pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%、Ag
29〜31重惧%より成る合金材料が広く用いられてい
た。
然し乍ら、この合金材料で製作した刷子接点では、整流
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易くノイ
ズ発生の原因となっていた。
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易くノイ
ズ発生の原因となっていた。
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、前記合金材料を基材としてこれに特定の元素を僅かに
添加させて、耐摩耗性を向上させた摺動接点材料を提供
せんとするものである。
、前記合金材料を基材としてこれに特定の元素を僅かに
添加させて、耐摩耗性を向上させた摺動接点材料を提供
せんとするものである。
本発明の摺動接点材料は、A u 19〜21重量%。
Pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%、Ag29〜
31重量%より成る合金材料にその組成比に変更を加え
ずに、Inを1〜10重量%とTe、′I″i、Li。
31重量%より成る合金材料にその組成比に変更を加え
ずに、Inを1〜10重量%とTe、′I″i、Li。
Mgの少なくとも一種を0.5〜3重量%添加して成る
ものである。
ものである。
本発明の摺動接点材料に於いて、Δu19〜21重量%
、Pt重量%型Pt4〜6重量%46重量%、Ag29
〜31重量%より成る合金材料に、その組成比に変更を
加えずに、Inを1〜10重量%とTe、’ri。
、Pt重量%型Pt4〜6重量%46重量%、Ag29
〜31重量%より成る合金材料に、その組成比に変更を
加えずに、Inを1〜10重量%とTe、’ri。
Li、Mgの少なくとも一種を0.5〜3重量%添加し
ている理由は、前記合金材料の耐摩耗性を向上すべくI
nと’re、T i、L i、Mgの金属間化合物の分
散によって硬くする為で、Inが1市量%未満あるいは
1”e、 1”i、L i、Mgの少なくとも一種が0
.5重量%未満ではその効果を発揮できず、Inが10
重量%を超えるかあるいばTe。
ている理由は、前記合金材料の耐摩耗性を向上すべくI
nと’re、T i、L i、Mgの金属間化合物の分
散によって硬くする為で、Inが1市量%未満あるいは
1”e、 1”i、L i、Mgの少なくとも一種が0
.5重量%未満ではその効果を発揮できず、Inが10
重量%を超えるかあるいばTe。
Ti、Li、Mgの少なくとも一種が3重量%を超える
と酸化物の発生量か多くなり、接触抵抗が高くなり、そ
の上不安定となるものである。
と酸化物の発生量か多くなり、接触抵抗が高くなり、そ
の上不安定となるものである。
また、前記Inの一部を0.01〜0.5重量%のFe
族金属にて置き換えた理由は、結晶粒を微細化し、更に
一段と耐摩耗性を向上させる為で0.01重量%未満で
は結晶粒微細化の効果が現われず、0.5重量%を超え
てもそれ以上の効果が得られないものである。
族金属にて置き換えた理由は、結晶粒を微細化し、更に
一段と耐摩耗性を向上させる為で0.01重量%未満で
は結晶粒微細化の効果が現われず、0.5重量%を超え
てもそれ以上の効果が得られないものである。
次に下記の左欄に示す成分組成の本発明による摺動接点
材料と従来の摺動接点材料を用いて夫々線径Q、7+n
mの刷子線材を作り、これを各々長さ8關に切W「シ、
2本並列させて一端を幅IQmm、長さ13止、厚さ0
.2訃の台材に溶接し、他端に2 Hの円弧状の接触部
を曲成して刷子接点を作った。そして夫々の刷子接点を
円盤状の整流子に接触させ、整流子を正逆回転させて下
記の試験条件にて摺動試験を行い、摩耗量及び接触抵抗
を測定した処、下記の表の右欄に示すような結果をfJ
た。
材料と従来の摺動接点材料を用いて夫々線径Q、7+n
mの刷子線材を作り、これを各々長さ8關に切W「シ、
2本並列させて一端を幅IQmm、長さ13止、厚さ0
.2訃の台材に溶接し、他端に2 Hの円弧状の接触部
を曲成して刷子接点を作った。そして夫々の刷子接点を
円盤状の整流子に接触させ、整流子を正逆回転させて下
記の試験条件にて摺動試験を行い、摩耗量及び接触抵抗
を測定した処、下記の表の右欄に示すような結果をfJ
た。
試験条件
電 流 : 、0.6A
電 圧 : 12v
負 荷 : 抵抗負荷
回転速度 : 1000r p m
周 速 : 130” 120 m / min接触カ
ニ100g 試験時間 : 7時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜5の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が同等に低く安定していることが判る。これはひとえに
実施例1〜5の刷子接点の刷子線材を構成している本発
明の摺動接点材料が、Inと7e、T i、L i、M
gの金属間化合物の分散によって硬くなり、耐摩耗性が
向上するからに他ならない。特に実施例5の刷子接点が
実施例1〜4の刷子接点に比べ摩耗量がさらに一段と少
ないのは、刷子線材を構成している本発明の摺動接点材
料にFe族金属が添加されC1その結晶粒が微細化して
分散していて、耐摩耗性が一段と向上しているからに他
ならない。
ニ100g 試験時間 : 7時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜5の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が同等に低く安定していることが判る。これはひとえに
実施例1〜5の刷子接点の刷子線材を構成している本発
明の摺動接点材料が、Inと7e、T i、L i、M
gの金属間化合物の分散によって硬くなり、耐摩耗性が
向上するからに他ならない。特に実施例5の刷子接点が
実施例1〜4の刷子接点に比べ摩耗量がさらに一段と少
ないのは、刷子線材を構成している本発明の摺動接点材
料にFe族金属が添加されC1その結晶粒が微細化して
分散していて、耐摩耗性が一段と向上しているからに他
ならない。
以上詳記した通り本発明による摺動接点材料によれば、
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なく、ノイスの発生が殆んど無ぐ
、また従来の摺動接点材料による場合と同等の接触抵抗
を有する刷子接点を得ることができるという効果がある
。
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なく、ノイスの発生が殆んど無ぐ
、また従来の摺動接点材料による場合と同等の接触抵抗
を有する刷子接点を得ることができるという効果がある
。
出願人 田中貴金属工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)Au19〜21重量%、Pt4〜6重量%、Pd4
4〜46重量%、Ag29〜31重量%より成る合金材
料に、その組成比に変更を加えずにInを1〜10重量
%とTe、T i、L i、Mgの少なくとも一種を0
.5〜3重量%添加して成る摺動接点材料。 2)前記Inの一部を0.01〜0.5重量%のFe族
金属にて置き換えたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の摺動接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58113695A JPS605847A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 刷子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58113695A JPS605847A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 刷子用摺動接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605847A true JPS605847A (ja) | 1985-01-12 |
JPH037740B2 JPH037740B2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=14618832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58113695A Granted JPS605847A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 刷子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605847A (ja) |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP58113695A patent/JPS605847A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH037740B2 (ja) | 1991-02-04 |
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