JPS6058436B2 - 原子炉格納容器内空調設備 - Google Patents
原子炉格納容器内空調設備Info
- Publication number
- JPS6058436B2 JPS6058436B2 JP52056323A JP5632377A JPS6058436B2 JP S6058436 B2 JPS6058436 B2 JP S6058436B2 JP 52056323 A JP52056323 A JP 52056323A JP 5632377 A JP5632377 A JP 5632377A JP S6058436 B2 JPS6058436 B2 JP S6058436B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- containment vessel
- reactor containment
- air conditioning
- duct
- reactor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原子力プラントにおける原子炉格納容器内の
空調設備に関する。
空調設備に関する。
原子力プラントにおいて、原子炉格納容器内には、ポ
ンプ、電動機などの機器および計装、制御装置が多数収
納されており、これらの機器の機能を維持し、環境条件
を良くするため、原子炉格納容器内雰囲気を制御するた
めの空調設備が設けられている。
ンプ、電動機などの機器および計装、制御装置が多数収
納されており、これらの機器の機能を維持し、環境条件
を良くするため、原子炉格納容器内雰囲気を制御するた
めの空調設備が設けられている。
原子炉格納容器内で従来用いられている空調設備につ
いて第１図および第２図を参照しながら説明する。
いて第１図および第２図を参照しながら説明する。
第１図は従来の原子炉格納容器内の空調設備を概略的に
示す断面図、第２図は第１図の■部を拡大して示す断面
図である。 第１図中符号１は原子炉格納容器を示して
おり、この原子炉格納容器は原子炉圧力容器、再循環設
備など原子炉一次系設備を収納し、万一事故により原子
炉一次系から放射性物質がもれ出ても、これを外部に出
さないよう閉じ込める役目をもつている。
示す断面図、第２図は第１図の■部を拡大して示す断面
図である。 第１図中符号１は原子炉格納容器を示して
おり、この原子炉格納容器は原子炉圧力容器、再循環設
備など原子炉一次系設備を収納し、万一事故により原子
炉一次系から放射性物質がもれ出ても、これを外部に出
さないよう閉じ込める役目をもつている。
この原子炉格納容器１の内側には第２図に示したように
平板リング状の補強材２が接続されている他、ダクト３
および配管、電気ケーブルなどが多数配置されている。
前記補強材２は、原子炉格納容器層内の圧力が高くなつ
た場合原子炉格納容器１の強度を補強するものであり通
常リング状の平板を用いている。 前述したように原子
炉格納容器層内には多数の機器、配管、弁、電気ケーブ
ル等が密に配置されて極めて狭くなつており、そのため
前記ダクト３も原子炉格納容器１内部に設けられる機器
、配管、弁、電気ケーブル等との干渉をさけて形状また
は設置位置を種々変化させる必要がある。
平板リング状の補強材２が接続されている他、ダクト３
および配管、電気ケーブルなどが多数配置されている。
前記補強材２は、原子炉格納容器層内の圧力が高くなつ
た場合原子炉格納容器１の強度を補強するものであり通
常リング状の平板を用いている。 前述したように原子
炉格納容器層内には多数の機器、配管、弁、電気ケーブ
ル等が密に配置されて極めて狭くなつており、そのため
前記ダクト３も原子炉格納容器１内部に設けられる機器
、配管、弁、電気ケーブル等との干渉をさけて形状また
は設置位置を種々変化させる必要がある。
ダクト３の設置位置を変えた場合にはダクト３に設けら
れた気体の吹出口又は吸込口４の配置が不均一となり、
原子炉格納容器層内の雰囲気温度の均一化を阻害する恐
れがある。したがつて、原子炉格納容器層内に空調設備
としてダクト３を設置する場合には設計当初から十分配
慮しておくことが必要である。 本発明は以上の事情を
考慮してなされたものでありその目的は従来と同等もし
くはそれ以上の強度を有してコンパクトでかつダクトか
らの気体の吹出口又は吸込口の配置を均一化にし、しか
も原子炉格納容器１内温度を均一化にし得る原子炉格納
容器１内の空調設備を提供することにある。
れた気体の吹出口又は吸込口４の配置が不均一となり、
原子炉格納容器層内の雰囲気温度の均一化を阻害する恐
れがある。したがつて、原子炉格納容器層内に空調設備
としてダクト３を設置する場合には設計当初から十分配
慮しておくことが必要である。 本発明は以上の事情を
考慮してなされたものでありその目的は従来と同等もし
くはそれ以上の強度を有してコンパクトでかつダクトか
らの気体の吹出口又は吸込口の配置を均一化にし、しか
も原子炉格納容器１内温度を均一化にし得る原子炉格納
容器１内の空調設備を提供することにある。
以下、第３図および第４図を参照にして本発明の一実施
例を説明する。第３図は本発明による原子炉格納容器空
調設備を示す断面図、第４図は第３図のＮ部詳細を示す
断面図てある。第３図および第４図において第１図と同
一部分は同一符号で示し、重複する部分の説明を省略す
る。
例を説明する。第３図は本発明による原子炉格納容器空
調設備を示す断面図、第４図は第３図のＮ部詳細を示す
断面図てある。第３図および第４図において第１図と同
一部分は同一符号で示し、重複する部分の説明を省略す
る。
本発明が従来例と異なる点は原子炉格納容器１の内壁に
直接ダクト３を一体的に取着したことにある。すなわち
、第４図に部分的に拡大して示したようにダクト３は原
子炉格納容器１の内壁に空間を有することなく直接取着
され吹出口または吸込口４は水平方向に設けられている
。またダクト３は原子炉格納容器１内に円周方向の環状
ダクト３ａ，３ｂ，３ｃが三段に、また垂直方向のダク
ト３ｂ，３ｃが円周方向に沿つて直角に複数本設けられ
ている。これら円周方向のダクト３ａ，３ｂ，３ｃと垂
直方向のダクト３ｄ，３ｅは格子状に配置されて相互に
気体通路が連通されている。しかして、ダクト３はその
一側面が原子炉格納容器内１の内壁の鋼製材と共用され
て補強材としての機能を果しているダクト３の原子炉格
納容器１内に面した箇所には適宜箇所に複数個の吹出口
又は吸込口４が設けられている。
直接ダクト３を一体的に取着したことにある。すなわち
、第４図に部分的に拡大して示したようにダクト３は原
子炉格納容器１の内壁に空間を有することなく直接取着
され吹出口または吸込口４は水平方向に設けられている
。またダクト３は原子炉格納容器１内に円周方向の環状
ダクト３ａ，３ｂ，３ｃが三段に、また垂直方向のダク
ト３ｂ，３ｃが円周方向に沿つて直角に複数本設けられ
ている。これら円周方向のダクト３ａ，３ｂ，３ｃと垂
直方向のダクト３ｄ，３ｅは格子状に配置されて相互に
気体通路が連通されている。しかして、ダクト３はその
一側面が原子炉格納容器内１の内壁の鋼製材と共用され
て補強材としての機能を果しているダクト３の原子炉格
納容器１内に面した箇所には適宜箇所に複数個の吹出口
又は吸込口４が設けられている。
吹出口又は吸込口４は、据付箇所によつてその吹出（又
は吸込）角度は最適のものを選定する。次に本発明によ
る原子炉格納容器内空調設備の作用を説明する。
は吸込）角度は最適のものを選定する。次に本発明によ
る原子炉格納容器内空調設備の作用を説明する。
原子炉通常運転時には、ダクト３により冷却した清浄な
気体を原子炉格納容器１内各部に移送し、吹出口又は吸
込口４により、均一の送風（又は吸気）をすることによ
り原子炉格納容器１内の空調を行なう作用をもつ。一方
、原子炉格納容器１内での主蒸気管破断な．どの事故時
には、別に設けられた非常用冷却設備が作動するため、
本設備の空調設備としこの機能は必要なくなり、放出蒸
気圧により原子炉格納容器１内圧が上昇することによる
原子炉格納容器１の補強材として作用する。
気体を原子炉格納容器１内各部に移送し、吹出口又は吸
込口４により、均一の送風（又は吸気）をすることによ
り原子炉格納容器１内の空調を行なう作用をもつ。一方
、原子炉格納容器１内での主蒸気管破断な．どの事故時
には、別に設けられた非常用冷却設備が作動するため、
本設備の空調設備としこの機能は必要なくなり、放出蒸
気圧により原子炉格納容器１内圧が上昇することによる
原子炉格納容器１の補強材として作用する。
従来の補強材２は、リング状の平板を原子炉格納容器１
に対して水平に接続しているだけで、断面係数も小さく
、従つて剛性も小さかつた。本発明による空調ダクトは
、ダクトとしての機能の他、補強材としての機能を持た
せているため、断面係数も大きくしたがつて原子炉格納
容器１内圧に対してより強い強度をもつことになる。ま
た原子炉格納容器１外での蒸気管破断により原子炉格納
容器１に外圧が加わつた場合でも同様の作用をもつ。従
つて原子炉通常運転時には、空調設備として原子炉格納
容器１内の空調を行ない、異常時には原子炉格納容器１
の補強材として機能し原子炉の安全性を向上せしめるこ
とになる。
に対して水平に接続しているだけで、断面係数も小さく
、従つて剛性も小さかつた。本発明による空調ダクトは
、ダクトとしての機能の他、補強材としての機能を持た
せているため、断面係数も大きくしたがつて原子炉格納
容器１内圧に対してより強い強度をもつことになる。ま
た原子炉格納容器１外での蒸気管破断により原子炉格納
容器１に外圧が加わつた場合でも同様の作用をもつ。従
つて原子炉通常運転時には、空調設備として原子炉格納
容器１内の空調を行ない、異常時には原子炉格納容器１
の補強材として機能し原子炉の安全性を向上せしめるこ
とになる。
以上説明したように本発明に係る原子炉格納容器空調設
備は、原子炉格納容器の内壁を補強材として、この内壁
とダクトを一体化したことにより極めてコンパクト化さ
れる。
備は、原子炉格納容器の内壁を補強材として、この内壁
とダクトを一体化したことにより極めてコンパクト化さ
れる。
従つて原子炉格納容器１内部スペースが広くされるため
気体吹出口又は吸気口４を有するダクト３の配置が均一
になり原子炉格納容器１内部温度を均一にすることが出
来る。更に原子炉格納容器１に内圧又は外圧作用時に対
する原子炉格納容器強度を増し安全性を向上することが
出来る。
気体吹出口又は吸気口４を有するダクト３の配置が均一
になり原子炉格納容器１内部温度を均一にすることが出
来る。更に原子炉格納容器１に内圧又は外圧作用時に対
する原子炉格納容器強度を増し安全性を向上することが
出来る。
第１図は従来の原子炉格納容器内空調設備を示す断面図
、第２図は第１図■部を拡大して示す断面図、第３図は
本発明に係る原子炉格納容器内空調設備の一実施例を示
す断面図、第４図は第３図■部を拡大して示す断面図で
ある。 １・・・・・・原子炉格納容器、２・・・・・・空調ダ
クト、４・・・吹出口又は吸込口。
、第２図は第１図■部を拡大して示す断面図、第３図は
本発明に係る原子炉格納容器内空調設備の一実施例を示
す断面図、第４図は第３図■部を拡大して示す断面図で
ある。 １・・・・・・原子炉格納容器、２・・・・・・空調ダ
クト、４・・・吹出口又は吸込口。
Claims (1)
- １ 原子炉格納容器内の雰囲気を空調する装置において
、前記原子炉格納容器の内壁に沿つて円周方向及び垂直
方向にダクトが配置されかつ該ダクトには複数個の吹出
口もしくは吸込口が設けられてなり、該ダクトは前記原
子炉格納容器の内壁面を一側面として共用され該原子炉
格納容器の内壁面と一体的に取着されていることを特徴
とする原子炉格納容器内空調設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52056323A JPS6058436B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 原子炉格納容器内空調設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52056323A JPS6058436B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 原子炉格納容器内空調設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53141888A JPS53141888A (en) | 1978-12-11 |
| JPS6058436B2 true JPS6058436B2 (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=13023955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52056323A Expired JPS6058436B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 原子炉格納容器内空調設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058436B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5614189A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-10 | Tokyo Shibaura Electric Co | Nuclear reactor container |
| CN109341009A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-02-15 | 中国船舶重工集团公司第七〇九研究所 | 一种海洋核动力平台安全壳的空调系统 |
-
1977
- 1977-05-18 JP JP52056323A patent/JPS6058436B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53141888A (en) | 1978-12-11 |
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