JPS6057308B2 - 小型回転電機 - Google Patents
小型回転電機Info
- Publication number
- JPS6057308B2 JPS6057308B2 JP51129514A JP12951476A JPS6057308B2 JP S6057308 B2 JPS6057308 B2 JP S6057308B2 JP 51129514 A JP51129514 A JP 51129514A JP 12951476 A JP12951476 A JP 12951476A JP S6057308 B2 JPS6057308 B2 JP S6057308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- permanent magnet
- ring
- electric machine
- anisotropic permanent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は例えば磁気回路を構成するリング状永久磁
石の接合空隙部の改善に関し、この改善により好ましい
着磁波形を得るものである。
石の接合空隙部の改善に関し、この改善により好ましい
着磁波形を得るものである。
近年、回転体を直接駆動するモーターは減速機等の動
力仲介機構を有しないため、回転ムラ、振動および雑音
が少ないこと、耐久年数が長い等の長所があるため、高
級レコードプレーヤーに広く使用されるようになつてき
た。
力仲介機構を有しないため、回転ムラ、振動および雑音
が少ないこと、耐久年数が長い等の長所があるため、高
級レコードプレーヤーに広く使用されるようになつてき
た。
この種の小型回転電機においては、構造上一体リング
状異方性焼結磁石(例えば、フェライト磁石)が望まし
いが一体のリング状異方性焼結磁石には製造上の難点が
あり、複数個の円弧状異方性永久磁石を組み込んで、リ
ング状永久磁石としてロータハウジング内に固着するの
が実際的である。
状異方性焼結磁石(例えば、フェライト磁石)が望まし
いが一体のリング状異方性焼結磁石には製造上の難点が
あり、複数個の円弧状異方性永久磁石を組み込んで、リ
ング状永久磁石としてロータハウジング内に固着するの
が実際的である。
しカルながら、一つの磁石と隣接する磁石との間には
その長さに比較して微少な空隙が出来る。
その長さに比較して微少な空隙が出来る。
このリング状永久磁石の下端面に177Z77l以下の
多数極の着磁をした場合前記の空隙に掛る個所の極は着
磁されても他の個所より特性の低いものとなるか、また
は不必要の極が出来、正確な回転数検出の信号が得られ
ない。従つて、低速回転においてムラのないスムーズな
回転を得ることが出来ないなどの欠点がある。 この発
明の目的は、上記のような従来技術の欠点をを解消し、
多数極着磁による正確な回転数検出の信号を得てスムー
ズな回転を行なう電機装置を提供するものである。
多数極の着磁をした場合前記の空隙に掛る個所の極は着
磁されても他の個所より特性の低いものとなるか、また
は不必要の極が出来、正確な回転数検出の信号が得られ
ない。従つて、低速回転においてムラのないスムーズな
回転を得ることが出来ないなどの欠点がある。 この発
明の目的は、上記のような従来技術の欠点をを解消し、
多数極着磁による正確な回転数検出の信号を得てスムー
ズな回転を行なう電機装置を提供するものである。
この発明はプレーヤ、ビデオディスク用サーボモータ
等の回転電機に使用する複数個の円弧状永久磁石をリン
グ状磁石として固着したロータにおいて、該永久磁石の
接合空隙部に磁石粉末含有する溶融プラスチックを圧入
固化しで該空隙部を無くして、一体成形することにより
、該リング状磁石の端部に多数極を設け回転数検出を行
ない、ムラの無いスムーズな回転を得ることを要点とし
ている。
等の回転電機に使用する複数個の円弧状永久磁石をリン
グ状磁石として固着したロータにおいて、該永久磁石の
接合空隙部に磁石粉末含有する溶融プラスチックを圧入
固化しで該空隙部を無くして、一体成形することにより
、該リング状磁石の端部に多数極を設け回転数検出を行
ない、ムラの無いスムーズな回転を得ることを要点とし
ている。
次に、この発明を図面により実施例につき、更に詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、実施例の回転電機の一部縦断面図であり、第
2図は、第1図におけるA−A断面図である。1はロー
タハウジングで軸止5を介して、軸6に固着されている
。
2図は、第1図におけるA−A断面図である。1はロー
タハウジングで軸止5を介して、軸6に固着されている
。
2はリング状永久磁石で、ロータハウジング1に固定さ
れる3固の円孤状異方性永久磁石2a,2b,2cより
構成される。
れる3固の円孤状異方性永久磁石2a,2b,2cより
構成される。
1つの円孤状永久磁石と隣接する円孤状永久磁石との間
の空隙を解消するために、この空隙には、磁石粉末含有
プラスチック材4を充填する。
の空隙を解消するために、この空隙には、磁石粉末含有
プラスチック材4を充填する。
この場合、ロータハウジング1内に成形機治具を挿入し
、リング状永久磁石2の内周面、上端面、下端面のうち
少くとも下端を包囲するように磁石粉末含有プラスチッ
ク材4を一体成形する。このプラスチック材4を一体成
形したリング状永久磁石2の下端面14側には規定の多
数極着磁を施こす。リング状永久磁石2の内周面には、
駆動コイル7を設置すると共に、下端面14には多数極
検出用コイル8を設置する。従来の複数個円孤状永久磁
石から構成されるリング状永久磁石2の一部を径外側方
向に見た模式図とその多数極着磁波形を第4図、第3図
に示す。
、リング状永久磁石2の内周面、上端面、下端面のうち
少くとも下端を包囲するように磁石粉末含有プラスチッ
ク材4を一体成形する。このプラスチック材4を一体成
形したリング状永久磁石2の下端面14側には規定の多
数極着磁を施こす。リング状永久磁石2の内周面には、
駆動コイル7を設置すると共に、下端面14には多数極
検出用コイル8を設置する。従来の複数個円孤状永久磁
石から構成されるリング状永久磁石2の一部を径外側方
向に見た模式図とその多数極着磁波形を第4図、第3図
に示す。
空隙部3に存在する磁極の磁力は他の磁極に比較して大
幅な低下が見られる。一方、本発明に−よるリング状永
久磁石の一部を径外側方向に見た模式図と、その多数極
着波形を第6図、第5図に示す。この発明を利用すれば
、正確な連続着磁波形の得られることが示される。この
ように正確な連続着磁波形が得られるのは、磁石粉末を
含有するプラスチック材4が空隙3に充填されると共に
、下端面14をも被覆しているからである。
幅な低下が見られる。一方、本発明に−よるリング状永
久磁石の一部を径外側方向に見た模式図と、その多数極
着波形を第6図、第5図に示す。この発明を利用すれば
、正確な連続着磁波形の得られることが示される。この
ように正確な連続着磁波形が得られるのは、磁石粉末を
含有するプラスチック材4が空隙3に充填されると共に
、下端面14をも被覆しているからである。
すなわち下端面14側に回転数検出用の多数極着磁磁を
施す場合、空隙3に充填される磁石粉末を含有するプラ
スチック材4が、円孤状異方性永久磁石2a,2b,2
cと略同等の作用をなし、恰もリング状に一体形成した
(空隙を有しない)異方性永久磁石の下端面に磁石粉末
を含有するプラスチック材の層が形成されている如くに
なり、磁気的不連続部分が無くなるからである。以上説
明したように、この発明を実施することによつて規定す
る多数極の磁極を着磁出来るばかりでなく、規定以外の
多数極着磁や角度に合わせた着磁がいずれも複数個円孤
状磁石に関係なく得られる。
施す場合、空隙3に充填される磁石粉末を含有するプラ
スチック材4が、円孤状異方性永久磁石2a,2b,2
cと略同等の作用をなし、恰もリング状に一体形成した
(空隙を有しない)異方性永久磁石の下端面に磁石粉末
を含有するプラスチック材の層が形成されている如くに
なり、磁気的不連続部分が無くなるからである。以上説
明したように、この発明を実施することによつて規定す
る多数極の磁極を着磁出来るばかりでなく、規定以外の
多数極着磁や角度に合わせた着磁がいずれも複数個円孤
状磁石に関係なく得られる。
また着磁間隙を微少とすることができるため回転数の検
出精度が高くなり、精度の高いサーボ信号を与えること
ができる。
出精度が高くなり、精度の高いサーボ信号を与えること
ができる。
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第2図は第1図に
おけるA−A断面の永久磁石部分を示す図、第3図は従
来の着磁波形を示す図、第4図は従来の磁石空隙部を示
す模式図、第5図は本発明の着磁波形を示す図、第6図
は本発明の磁石空隙部を示す模式図a1とB−B断面図
である。 1・・・ロータハウジング、2・・・永久磁石、3・・
・空隙。
おけるA−A断面の永久磁石部分を示す図、第3図は従
来の着磁波形を示す図、第4図は従来の磁石空隙部を示
す模式図、第5図は本発明の着磁波形を示す図、第6図
は本発明の磁石空隙部を示す模式図a1とB−B断面図
である。 1・・・ロータハウジング、2・・・永久磁石、3・・
・空隙。
Claims (1)
- 1 複数個の円弧状異方性永久磁石を全体が略リング状
となるように固着したロータと、上記異方性永久磁石の
内周面に対向して配置された駆動用コイルとを備える小
型回転機において、前記異方性永久磁石の少なくとも下
端面を包囲すると共に該磁石の円弧の長さに比較して微
少な空隙部に充填される様に磁石粉末を含有する溶融プ
ラスチックを圧入固化して一体形成し、該下端面にほぼ
径方向に着磁をし、その下端面側に回転数検出用の多数
極着磁を施したことを特徴とする小型回転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51129514A JPS6057308B2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 小型回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51129514A JPS6057308B2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 小型回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5354719A JPS5354719A (en) | 1978-05-18 |
JPS6057308B2 true JPS6057308B2 (ja) | 1985-12-14 |
Family
ID=15011367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51129514A Expired JPS6057308B2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 小型回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057308B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5579690U (ja) * | 1978-11-24 | 1980-06-02 | ||
DE69938287T2 (de) | 1999-01-08 | 2009-04-30 | Lg Electronics Inc. | Rotoranordnung für einen bürstenlosen Motor der Aussenläuferbauart |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137219B2 (ja) * | 1973-11-10 | 1976-10-14 | ||
JPS5219613B2 (ja) * | 1975-04-01 | 1977-05-28 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137219U (ja) * | 1974-09-12 | 1976-03-19 | ||
JPS5191713U (ja) * | 1975-01-21 | 1976-07-22 | ||
JPS5219613U (ja) * | 1975-07-30 | 1977-02-12 |
-
1976
- 1976-10-29 JP JP51129514A patent/JPS6057308B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137219B2 (ja) * | 1973-11-10 | 1976-10-14 | ||
JPS5219613B2 (ja) * | 1975-04-01 | 1977-05-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5354719A (en) | 1978-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61102163A (ja) | 電子的に転流される無集電子直流モータ | |
JPS6248295B2 (ja) | ||
JPH0713420Y2 (ja) | 周波数発電機をそなえた小型モータ | |
JPS6057308B2 (ja) | 小型回転電機 | |
JPS6338948B2 (ja) | ||
JPS6046635B2 (ja) | 小型回転電機 | |
JPH0442760A (ja) | 電動機 | |
JPS6023585B2 (ja) | モ−タ | |
JPS6040262B2 (ja) | 小型回転電機 | |
JPH0619297Y2 (ja) | モ−タ装置 | |
JPH0715339Y2 (ja) | ブラシレスモ−タ | |
JP2616216B2 (ja) | 電動機 | |
JPS6026545Y2 (ja) | 小型偏平モ−タ | |
JP2657659B2 (ja) | 磁気センサを内蔵したハイブリッド型ステッピングモータ | |
JPS6096149A (ja) | モ−タ用マグネツト | |
JPS6334464Y2 (ja) | ||
JPH0530692A (ja) | モータのコイル基板 | |
JPH0393450A (ja) | モータにおける回転位置検出装置 | |
JPS5941086U (ja) | ステツプモ−タ | |
JPH04222450A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH0649087Y2 (ja) | 周波数発電機をそなえた小型モータ | |
JPS5847829Y2 (ja) | 記録器用ペンモ−タの電機子 | |
JPS6138391Y2 (ja) | ||
JPS639264Y2 (ja) | ||
JPH0685624B2 (ja) | スロツト鉄心形モ−タ |