JPS6057080B2 - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPS6057080B2 JPS6057080B2 JP53094109A JP9410978A JPS6057080B2 JP S6057080 B2 JPS6057080 B2 JP S6057080B2 JP 53094109 A JP53094109 A JP 53094109A JP 9410978 A JP9410978 A JP 9410978A JP S6057080 B2 JPS6057080 B2 JP S6057080B2
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- JP
- Japan
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- key
- amplitude
- switching signal
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- switching
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は操作鍵音高に対応した基本波およびその高調
波の各成分を作り、これらの各成分にそ1れぞれ対応す
る振幅係数を乗じてその乗算値を合成することによつて
楽音を形成する高調波合成方式の電子楽器に関し、特に
母音を順次切換えて発音させることによつてハミングや
スキヤツト演奏ができるようにした電子楽器に関するも
のであ門る。
波の各成分を作り、これらの各成分にそ1れぞれ対応す
る振幅係数を乗じてその乗算値を合成することによつて
楽音を形成する高調波合成方式の電子楽器に関し、特に
母音を順次切換えて発音させることによつてハミングや
スキヤツト演奏ができるようにした電子楽器に関するも
のであ門る。
A 従来技術とその欠点
ディジタル技術を利用した高調波合成方式の電子楽器と
しては、特開昭48−90217号(特公昭53一12
1η号)に開示されているものが代表的である。
しては、特開昭48−90217号(特公昭53一12
1η号)に開示されているものが代表的である。
この特開昭48−90217号に開示されている電子楽
器は、基本波およびその高調波の各成分に乗じる高調波
振幅係数を各高調波(基本波を含む)の次数のみに基づ
いて発生させるようにしているため、高調波振幅係数は
操作鍵音高が変化しても何ら変化せず、その発生楽音は
いわゆる可動フオルマント特性を示すものとなつている
。このため、管楽器等のような気道を利用した楽器の発
生楽音に近似した固定フオルマント特性の楽音を発生さ
せることは困難なものとなつていた。しかして従来にお
いて、このような問題点を解決するために、基本波およ
びその高調波の各成分に乗じる高調波振幅係数を該各成
分の周波数に対応して設定するよう基本波に対応した(
操作鍵音高に対応した)周波数ナンバと各高調波成分の
次数を示す次数ナンバとの乗算値に基づいて発生させる
ようにし、これによつて固定フオルマント特性を示す楽
音を容易に発生し得るようにした電子楽器がこの発明の
出願人によつて提案されている2(特願昭関−4733
4号・発明の名称1電子楽器J)。
器は、基本波およびその高調波の各成分に乗じる高調波
振幅係数を各高調波(基本波を含む)の次数のみに基づ
いて発生させるようにしているため、高調波振幅係数は
操作鍵音高が変化しても何ら変化せず、その発生楽音は
いわゆる可動フオルマント特性を示すものとなつている
。このため、管楽器等のような気道を利用した楽器の発
生楽音に近似した固定フオルマント特性の楽音を発生さ
せることは困難なものとなつていた。しかして従来にお
いて、このような問題点を解決するために、基本波およ
びその高調波の各成分に乗じる高調波振幅係数を該各成
分の周波数に対応して設定するよう基本波に対応した(
操作鍵音高に対応した)周波数ナンバと各高調波成分の
次数を示す次数ナンバとの乗算値に基づいて発生させる
ようにし、これによつて固定フオルマント特性を示す楽
音を容易に発生し得るようにした電子楽器がこの発明の
出願人によつて提案されている2(特願昭関−4733
4号・発明の名称1電子楽器J)。
しかし、この先願の電子楽器は高調波振幅係数を単一の
固定フオルマント特性に対応して発生させているのみで
あるため、単一の固定フオルマント特性の楽音しか得ら
れず、複重母音によるハミ2ングやスキヤツト演奏は不
可能となつていた。一方、特開昭51−100713号
公報に開示されているように、押下鍵に対応する楽音信
号で母音信号を形成し、押鍵時のある瞬間たけ子音信号
を発生し、これらの母音信号および子音信号を合成して
3ハミングやスキヤツト演奏を行うようにした電子楽器
があるが、この電子楽器における発生楽音も前述の電子
楽器と同様、単一母音しか得られず、複重母音によるハ
ミングやスキヤツト演奏は不可能となつていた。
3Bこの発明の目的および概要
説明この発明は上述した従来の電子楽器の欠点に鑑みさ
れたもので、その目的は複重母音によるハミングやスキ
ヤツト演奏ができるようにした電子楽器を提供すること
にある。
固定フオルマント特性に対応して発生させているのみで
あるため、単一の固定フオルマント特性の楽音しか得ら
れず、複重母音によるハミ2ングやスキヤツト演奏は不
可能となつていた。一方、特開昭51−100713号
公報に開示されているように、押下鍵に対応する楽音信
号で母音信号を形成し、押鍵時のある瞬間たけ子音信号
を発生し、これらの母音信号および子音信号を合成して
3ハミングやスキヤツト演奏を行うようにした電子楽器
があるが、この電子楽器における発生楽音も前述の電子
楽器と同様、単一母音しか得られず、複重母音によるハ
ミングやスキヤツト演奏は不可能となつていた。
3Bこの発明の目的および概要
説明この発明は上述した従来の電子楽器の欠点に鑑みさ
れたもので、その目的は複重母音によるハミングやスキ
ヤツト演奏ができるようにした電子楽器を提供すること
にある。
41このためこの発明においては
、複数の母音の各フオルマント周波数の振幅レベルを示
す振幅情報を並列的に発生する手段と、複数の母音の発
音順序を示す切換信号を発生する手段と、上記振幅情報
を上記切換信号に基づいて順次切換えて押下鍵音高に対
応した各高調波成分の振幅係数として発生する切換手段
とを設け、複数の母音を順次切換えながら発音するよう
にしている。以下図面を用いてこの発明による電子楽器
を詳細に説明する。
、複数の母音の各フオルマント周波数の振幅レベルを示
す振幅情報を並列的に発生する手段と、複数の母音の発
音順序を示す切換信号を発生する手段と、上記振幅情報
を上記切換信号に基づいて順次切換えて押下鍵音高に対
応した各高調波成分の振幅係数として発生する切換手段
とを設け、複数の母音を順次切換えながら発音するよう
にしている。以下図面を用いてこの発明による電子楽器
を詳細に説明する。
C この発明の構成および動作説明
(1)この発明の構成説明
第1図はこの発明による電子楽器の一実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
同図において、1は鍵盤部に設けられたキースイッチ回
路であつて、鍵盤部の各鍵に対応したキースイッチを有
し、ある鍵が押鍵されると対応するキースイッチが動作
し、その出力線に論理“゜1゛の鍵情報卸を出力すると
共に、いずれかの鍵が押鍵されたことを示すキーオン信
号KONを出力す゜る。2は押鍵操作に伴う押鍵圧力速
度または深さなどの鍵タッチ状態を検出し、この検出信
号を押鍵圧力、速度または深さに応じた鍵タッチ情報T
dとして出力する鍵タッチ検出回路、3は各アドレスに
各鍵の音高に対応した周波数ナンバRを記憶しているメ
モリであつて、この周波数ナンバメモリ3はキースイッ
チ回路1の鍵情報KDによつてアドレスされてその出力
から押下鍵の音高に対応した周波数ナンバRが読み出さ
れる。
路であつて、鍵盤部の各鍵に対応したキースイッチを有
し、ある鍵が押鍵されると対応するキースイッチが動作
し、その出力線に論理“゜1゛の鍵情報卸を出力すると
共に、いずれかの鍵が押鍵されたことを示すキーオン信
号KONを出力す゜る。2は押鍵操作に伴う押鍵圧力速
度または深さなどの鍵タッチ状態を検出し、この検出信
号を押鍵圧力、速度または深さに応じた鍵タッチ情報T
dとして出力する鍵タッチ検出回路、3は各アドレスに
各鍵の音高に対応した周波数ナンバRを記憶しているメ
モリであつて、この周波数ナンバメモリ3はキースイッ
チ回路1の鍵情報KDによつてアドレスされてその出力
から押下鍵の音高に対応した周波数ナンバRが読み出さ
れる。
4はキーオン信号KONの立上りでトリガされ幅の狭い
ワンショットパルスをキーオンパルスKONPとして出
力するワンショット回路、5は一定周期のクロックパル
スTcを出力するクロック発振器、6はクロックパルス
忙をw分周(w:各サンプル点において合成しようとす
る高調波の総数)して計算区間タイミング信号収を出力
するカウンタ、7はクロックパルスたをカウントしてそ
の出力から各高調波の次数を示す次数ナンバn(n1〜
N4)を出力するモジユロ(法)wのカウンタであつて
、前記カウンタ6と兼用することもできる。
ワンショットパルスをキーオンパルスKONPとして出
力するワンショット回路、5は一定周期のクロックパル
スTcを出力するクロック発振器、6はクロックパルス
忙をw分周(w:各サンプル点において合成しようとす
る高調波の総数)して計算区間タイミング信号収を出力
するカウンタ、7はクロックパルスたをカウントしてそ
の出力から各高調波の次数を示す次数ナンバn(n1〜
N4)を出力するモジユロ(法)wのカウンタであつて
、前記カウンタ6と兼用することもできる。
8は周波数ナンバメモリ3から出力される周波数ナンバ
Rに基づいて基本波を含む各高調波成分を発生する高調
波成分発生回路てあつて、計算区間タイミング信号収の
発生毎にゲート8aを介して入力される周波数ナンバR
を累算して楽音波形振幅の計算すべきサンプル点を指定
する累算値QR(q=1,2,3・・りを出力する音程
区間加算器8bと、クロックパルスTcの発生毎にゲー
ト8cを介して入力される累算値QRを順次加算してそ
の累算値NqR(n=1,2,3・・・w)を各サンプ
ル点における第n次高調波の位相を示す信号として出力
する高調波区間加算器8dと、累算値NqRをメモリア
ドレスデコーダ8eにおいてデコードし、このデコード
出力によつて各アドレスに記憶されている正弦波形1周
期の各サンプル点振幅値のうち該累算値NqRに対応す
る各サンプル点振幅値が各高調波の正弦振幅値Sin?
NqRとして読み出される正弦関数メモリ8fとを備え
ている。
Rに基づいて基本波を含む各高調波成分を発生する高調
波成分発生回路てあつて、計算区間タイミング信号収の
発生毎にゲート8aを介して入力される周波数ナンバR
を累算して楽音波形振幅の計算すべきサンプル点を指定
する累算値QR(q=1,2,3・・りを出力する音程
区間加算器8bと、クロックパルスTcの発生毎にゲー
ト8cを介して入力される累算値QRを順次加算してそ
の累算値NqR(n=1,2,3・・・w)を各サンプ
ル点における第n次高調波の位相を示す信号として出力
する高調波区間加算器8dと、累算値NqRをメモリア
ドレスデコーダ8eにおいてデコードし、このデコード
出力によつて各アドレスに記憶されている正弦波形1周
期の各サンプル点振幅値のうち該累算値NqRに対応す
る各サンプル点振幅値が各高調波の正弦振幅値Sin?
NqRとして読み出される正弦関数メモリ8fとを備え
ている。
9はカウンタ7から出力される次数ナンバnと周波数ナ
ンバメモリ3から出力される周波数ナンバRとを乗算し
てその乗算値NRを押下鍵音高に対応した高調波の各成
分の周波数を示す周波数信号餓として出力する乗算器で
あつて、カウンタ7とで周波数信号発生回路10を構成
している。
ンバメモリ3から出力される周波数ナンバRとを乗算し
てその乗算値NRを押下鍵音高に対応した高調波の各成
分の周波数を示す周波数信号餓として出力する乗算器で
あつて、カウンタ7とで周波数信号発生回路10を構成
している。
11は前記周波数信号NRに基づき押下鍵音高に対応し
た複数の母音−の各フオルマント周波数の振幅レベルを
示す振幅情報FnRを並列的に出力する振幅情報発生回
路てあつて、この実施例では5種類の母音(a),(1
),(u),(e),(0)に対する振幅情報F.R(
a),FnR(1)9FnR(u)9FnR(e)9F
nR(0)を並列的に出力するように構成されている。
た複数の母音−の各フオルマント周波数の振幅レベルを
示す振幅情報FnRを並列的に出力する振幅情報発生回
路てあつて、この実施例では5種類の母音(a),(1
),(u),(e),(0)に対する振幅情報F.R(
a),FnR(1)9FnR(u)9FnR(e)9F
nR(0)を並列的に出力するように構成されている。
そして、この振幅情報発生回路11は第2図にその詳細
回路を示すように、5種類の各母音(a)〜(0)に対
応して5個の振幅情報メモリ11a〜11eからなり、
これらの各メモリ11a〜11eの各アドレスには、例
えば第3図に母音(a)に対するフオルマント特性を代
表して示しているように、それぞれの母音を構成する各
フオルマント周波数の振幅レベルがディジタル値で記憶
されていて、周波数信号餓によりアドレスされることに
よりその記憶内容が振幅情報FnR(a),FnR(1
),FnR(U),FnR(e),FnR(0)として
読み出される。12は複数の母音の発生順序を示す切換
信号Eを出力する切換信号発生回路であつて、この実施
例ては複数の母音を1つずつ順に連続して発音する場合
、新たに発音させる母音と消滅させる母音とを滑らかに
切換えるようにしているため、切換信号としては新たな
母音の発音を指定するものと消滅させる母音の発音を指
定するものとを同時に発生させ、後述する切換回路13
内において、所望のクロスフェード情報XFに基づいて
2種類の母音の発音を滑らかに切換えるようにしている
。
回路を示すように、5種類の各母音(a)〜(0)に対
応して5個の振幅情報メモリ11a〜11eからなり、
これらの各メモリ11a〜11eの各アドレスには、例
えば第3図に母音(a)に対するフオルマント特性を代
表して示しているように、それぞれの母音を構成する各
フオルマント周波数の振幅レベルがディジタル値で記憶
されていて、周波数信号餓によりアドレスされることに
よりその記憶内容が振幅情報FnR(a),FnR(1
),FnR(U),FnR(e),FnR(0)として
読み出される。12は複数の母音の発生順序を示す切換
信号Eを出力する切換信号発生回路であつて、この実施
例ては複数の母音を1つずつ順に連続して発音する場合
、新たに発音させる母音と消滅させる母音とを滑らかに
切換えるようにしているため、切換信号としては新たな
母音の発音を指定するものと消滅させる母音の発音を指
定するものとを同時に発生させ、後述する切換回路13
内において、所望のクロスフェード情報XFに基づいて
2種類の母音の発音を滑らかに切換えるようにしている
。
この切換信号発生回路12としては、その一例として第
4図に示すように押鍵開始時から所定周期の低周波パル
スをカウントするカウンタのカウント情報に基づいて切
換信号E(E1〜ElO)を発生させ、連続する母音の
発音を所定周期で切換えるようにした回路が使用される
。この第4図に示す切換信号発生回路12は、所定周期
の低周波パルスを出力する周波数可変型の低周波パルス
発振器12aと、キーオンパルスKONPによつてリセ
ットされた後アンドゲート12bを介して入力される低
周波パルスをカウントする5進カウンタ(2種類の母音
に対応している)12cと、この5進カウンタ12cの
カウント値をデコードしてそのデコード出力を切換信号
E1〜ElOとして出力するデコーダ12dと、何種類
の母音を所定周期で切換えるかを設定する切換え母音数
設定スイッチ12eと、5進カウンタ12cのカウント
値が切換え母音数設定スイッチ12eに設定した値と一
致するとアンドゲート12bを不動作とし、5進カウン
タ12cのカウント動作を停止させるためのインバータ
12fと、押鍵開始時のキーオンパルスKONPおよび
アンドゲート12bの出力のオア信号を後述する切換回
路13のクロスフェード情報発生回路130にリセット
信号RSとして出力するオアゲート12gとを備えてい
る。この場合、デコーダ12dから出力される切換信号
E1”ゞElOは〜E1とElO9E2とE69E3と
E79E4とE89E5とE9とで同一デコード出力に
基づくものであるが、新たに発音すべき母音と消滅させ
るそれ以前の母音との指定を区別するために信号名を変
えて用いるようにしている。例えば、母音(a)〜.(
0)を連続して順に発音させる場合、切換信号E1で母
音(a)が発音された後、切換信号E2およびE6が論
理“1゛の信号になると、新たに発音すべき母音として
母音(1)が指定されると共に消滅すべき母音として母
音(a)が指定されるようにしていlる。この場合、発
音される母音数は切換え母音数設定スイッチ12eによ
る設定値に応じて第5図に示すようになる。つまり切換
え母音数設定スイッチ12eを設定値RlJにすると、
第5図1のように母音(a)の発音のみが行なわれ、設
定値R2.Jでは第5図■のように母音(a)が所定時
間だけ(低周波パルス発振器12aの低周波パルス周期
に相当する)発音された後、次に母音(1)が発生され
る。13は振幅情報発生回路11から並列出力される振
幅情報FnR(a)〜F4(0)を切換信号E(E1〜
ElO)に基づいて切換えて高調波成分発生回路8から
出力される高調波の各成分に対する振幅係数COR(■
)として出力する切換回路であつて、第2図に詳細回路
図を示す。
4図に示すように押鍵開始時から所定周期の低周波パル
スをカウントするカウンタのカウント情報に基づいて切
換信号E(E1〜ElO)を発生させ、連続する母音の
発音を所定周期で切換えるようにした回路が使用される
。この第4図に示す切換信号発生回路12は、所定周期
の低周波パルスを出力する周波数可変型の低周波パルス
発振器12aと、キーオンパルスKONPによつてリセ
ットされた後アンドゲート12bを介して入力される低
周波パルスをカウントする5進カウンタ(2種類の母音
に対応している)12cと、この5進カウンタ12cの
カウント値をデコードしてそのデコード出力を切換信号
E1〜ElOとして出力するデコーダ12dと、何種類
の母音を所定周期で切換えるかを設定する切換え母音数
設定スイッチ12eと、5進カウンタ12cのカウント
値が切換え母音数設定スイッチ12eに設定した値と一
致するとアンドゲート12bを不動作とし、5進カウン
タ12cのカウント動作を停止させるためのインバータ
12fと、押鍵開始時のキーオンパルスKONPおよび
アンドゲート12bの出力のオア信号を後述する切換回
路13のクロスフェード情報発生回路130にリセット
信号RSとして出力するオアゲート12gとを備えてい
る。この場合、デコーダ12dから出力される切換信号
E1”ゞElOは〜E1とElO9E2とE69E3と
E79E4とE89E5とE9とで同一デコード出力に
基づくものであるが、新たに発音すべき母音と消滅させ
るそれ以前の母音との指定を区別するために信号名を変
えて用いるようにしている。例えば、母音(a)〜.(
0)を連続して順に発音させる場合、切換信号E1で母
音(a)が発音された後、切換信号E2およびE6が論
理“1゛の信号になると、新たに発音すべき母音として
母音(1)が指定されると共に消滅すべき母音として母
音(a)が指定されるようにしていlる。この場合、発
音される母音数は切換え母音数設定スイッチ12eによ
る設定値に応じて第5図に示すようになる。つまり切換
え母音数設定スイッチ12eを設定値RlJにすると、
第5図1のように母音(a)の発音のみが行なわれ、設
定値R2.Jでは第5図■のように母音(a)が所定時
間だけ(低周波パルス発振器12aの低周波パルス周期
に相当する)発音された後、次に母音(1)が発生され
る。13は振幅情報発生回路11から並列出力される振
幅情報FnR(a)〜F4(0)を切換信号E(E1〜
ElO)に基づいて切換えて高調波成分発生回路8から
出力される高調波の各成分に対する振幅係数COR(■
)として出力する切換回路であつて、第2図に詳細回路
図を示す。
同図において、13aは5種類の母音をどのような組合
せで順次発音させるかを選択する選択回路であつて、振
幅情報発生回路11から並列出力される振幅情報FnR
(a)〜FnR(0)をそれぞれ並列入力してその1つ
をセレクトして選択母音振幅情報D1〜八として出力す
る5個のセレクトスイッチ130a,131a,132
a,133a,134aとを備えている。13b〜13
fは選択母音振幅情報D1〜八をそれぞれ対応する切換
信号E1〜E5が入力されたときのみ通過させ、その出
力をオアゲート13gを介して新たに発音すべき母音の
振幅情報DIとして出力するアンドゲート、13h〜1
3mは選択母音振幅情報D1〜D5をそれぞれ対応する
切換信号E6〜ElOが入力されたときのみ通過させ、
その出力をオアゲート13nを介して消滅すべき母音の
振幅情報DDとして出力するアンドゲートであつて、こ
れらのアンドゲート13h〜13mは押鍵操作に伴う第
1番目の母音発生時にはフリップフロップ13pの出力
によつてインヒビツトされる。
せで順次発音させるかを選択する選択回路であつて、振
幅情報発生回路11から並列出力される振幅情報FnR
(a)〜FnR(0)をそれぞれ並列入力してその1つ
をセレクトして選択母音振幅情報D1〜八として出力す
る5個のセレクトスイッチ130a,131a,132
a,133a,134aとを備えている。13b〜13
fは選択母音振幅情報D1〜八をそれぞれ対応する切換
信号E1〜E5が入力されたときのみ通過させ、その出
力をオアゲート13gを介して新たに発音すべき母音の
振幅情報DIとして出力するアンドゲート、13h〜1
3mは選択母音振幅情報D1〜D5をそれぞれ対応する
切換信号E6〜ElOが入力されたときのみ通過させ、
その出力をオアゲート13nを介して消滅すべき母音の
振幅情報DDとして出力するアンドゲートであつて、こ
れらのアンドゲート13h〜13mは押鍵操作に伴う第
1番目の母音発生時にはフリップフロップ13pの出力
によつてインヒビツトされる。
130はオアゲート13gおよび13nからそれぞれ出
力される新たに発音すべき母音の振幅情報DIおよび消
滅すべき母音の振幅情報DDを所望のクロスフェード情
報XF(フェードイン情報XFi,フェードアウト情報
XFO)に基づいて滑らかに切換えるためのクロスフェ
ード回路であつて、第6図aに示すように終端アドレス
に接近するに従つて順次値が小さくなるフェードアウト
情報XFOを記憶したフェードアウト情報メモリ131
0と、第6図bに示すように終端アドレスに接近するに
従つて順次値が大きくなるフェードイン情報XFiを記
憶したフェードイン情報メモリ1320と、所定周期の
低周波パルスを出力する周波数可変型の低周波パルス発
振器1330と、切換信号発生回路12から出力される
リセット信号RSによつてリセットされた後、アンドゲ
ート1340を介して入力される低周波パルスをカウン
トしてそのカウント出力を前記フェードアウト情報メモ
リ1310およびフェードイン情報メモリ1320にア
ドレス信号として出力するカウンタ1350と、フェー
ドアウト情報XFOと消滅すべき母音の振幅情報DDと
を乗算する乗算器1360と、フェードイン情報XFi
と新たに発音すべき・母音の振幅情報DIとを乗算する
乗算器1370と、乗算器1360および1370にお
いてフェードインおよびフェードアウト情報の付与され
た振幅情報DI,DDとを加算してその加算出力を高調
波成分発生回路8から出力される高調波の各成分に対す
る振幅係数CnR(V)として出力する加算器1380
とを備え、前記フェードアウト情報メモリ1310およ
びフェードイン情報メモリ1320にアドレス信号を供
給するカウンタ1350はそのカウント値の最大値を示
す最大値出力M(論理“1゛)を出力すると、この最大
値出力Mはインバータ1390によつて反転され、これ
によつてアンドゲート1340を不動作とする。
力される新たに発音すべき母音の振幅情報DIおよび消
滅すべき母音の振幅情報DDを所望のクロスフェード情
報XF(フェードイン情報XFi,フェードアウト情報
XFO)に基づいて滑らかに切換えるためのクロスフェ
ード回路であつて、第6図aに示すように終端アドレス
に接近するに従つて順次値が小さくなるフェードアウト
情報XFOを記憶したフェードアウト情報メモリ131
0と、第6図bに示すように終端アドレスに接近するに
従つて順次値が大きくなるフェードイン情報XFiを記
憶したフェードイン情報メモリ1320と、所定周期の
低周波パルスを出力する周波数可変型の低周波パルス発
振器1330と、切換信号発生回路12から出力される
リセット信号RSによつてリセットされた後、アンドゲ
ート1340を介して入力される低周波パルスをカウン
トしてそのカウント出力を前記フェードアウト情報メモ
リ1310およびフェードイン情報メモリ1320にア
ドレス信号として出力するカウンタ1350と、フェー
ドアウト情報XFOと消滅すべき母音の振幅情報DDと
を乗算する乗算器1360と、フェードイン情報XFi
と新たに発音すべき・母音の振幅情報DIとを乗算する
乗算器1370と、乗算器1360および1370にお
いてフェードインおよびフェードアウト情報の付与され
た振幅情報DI,DDとを加算してその加算出力を高調
波成分発生回路8から出力される高調波の各成分に対す
る振幅係数CnR(V)として出力する加算器1380
とを備え、前記フェードアウト情報メモリ1310およ
びフェードイン情報メモリ1320にアドレス信号を供
給するカウンタ1350はそのカウント値の最大値を示
す最大値出力M(論理“1゛)を出力すると、この最大
値出力Mはインバータ1390によつて反転され、これ
によつてアンドゲート1340を不動作とする。
この結果、カウンタ1350は最大値を示すカウント値
でカウント動作を停止し、切換信号発生回路12からリ
セット信号RSが再び入力されると再びカウント動作を
開始する。この場合、切換信号発生回路12から入力さ
れるリセット信号RSは、設定された発音母音数に対応
する回数だけ発生するため、フェードアウト情報メモリ
1310およびフェードイン情報メモリ1320からは
発音母音設定数に対応する回数だけフェードアウト情報
XFO,フェードイン情報XFiが読み出され、振幅係
数DD,DIにクロスフェード情報XFが付与されるこ
とになる。13pはキーオンパルスKONPによつてセ
ットされ、その反転出力Oをアンドゲート13h〜13
mにインヒビツト信号として出力するフリップフロップ
であつて、前述したように押鍵操作に伴う第1番目の母
音発生時には消滅すべき母音の振幅情報が出力されるの
を禁止するものである。
でカウント動作を停止し、切換信号発生回路12からリ
セット信号RSが再び入力されると再びカウント動作を
開始する。この場合、切換信号発生回路12から入力さ
れるリセット信号RSは、設定された発音母音数に対応
する回数だけ発生するため、フェードアウト情報メモリ
1310およびフェードイン情報メモリ1320からは
発音母音設定数に対応する回数だけフェードアウト情報
XFO,フェードイン情報XFiが読み出され、振幅係
数DD,DIにクロスフェード情報XFが付与されるこ
とになる。13pはキーオンパルスKONPによつてセ
ットされ、その反転出力Oをアンドゲート13h〜13
mにインヒビツト信号として出力するフリップフロップ
であつて、前述したように押鍵操作に伴う第1番目の母
音発生時には消滅すべき母音の振幅情報が出力されるの
を禁止するものである。
そして、このフリップフロップ13pは、第1番目の母
音が発生してクロスフェード回路130のカウンタ13
50が最大値出力Mを出力するとトリガされて所定幅の
ワンショットパルスを出力するワンショット回路13q
の出力によつてリセットされるように構成されている。
次に、第1図に戻り、14は押鍵操作に伴つて第7図a
に示すようなキーオン信号KONが入力されると、同図
bに示すようなエンベロープ波形−信号ENVを出力す
るエンベロープ波形発生器、15は切換回路13から出
力される振幅係数CnR(■)と前記エンベロープ波形
信号ENVとを乗算して振幅係数CnR(V)に第7図
bで示したような振幅エンベロープを付与する乗算器、
16は振幅エンベロープの付与された振幅係数C″NR
(■)と高調波成分発生回路8から出力される各サンプ
ル点における各高調波別の正弦振幅値SinSnqRと
を乗算して各高調波の振幅値Fn=C″。
音が発生してクロスフェード回路130のカウンタ13
50が最大値出力Mを出力するとトリガされて所定幅の
ワンショットパルスを出力するワンショット回路13q
の出力によつてリセットされるように構成されている。
次に、第1図に戻り、14は押鍵操作に伴つて第7図a
に示すようなキーオン信号KONが入力されると、同図
bに示すようなエンベロープ波形−信号ENVを出力す
るエンベロープ波形発生器、15は切換回路13から出
力される振幅係数CnR(■)と前記エンベロープ波形
信号ENVとを乗算して振幅係数CnR(V)に第7図
bで示したような振幅エンベロープを付与する乗算器、
16は振幅エンベロープの付与された振幅係数C″NR
(■)と高調波成分発生回路8から出力される各サンプ
ル点における各高調波別の正弦振幅値SinSnqRと
を乗算して各高調波の振幅値Fn=C″。
R(V)・SinトQRを出力する高調波振幅乗算器、
17は高調波振幅乗算器16から出力される各高調波の
振幅値Fnを各サンプル点毎(計算区間タイミング信号
欲の発生,毎)に順次累算してその累算値n#1Fnを
対応するアナログ信号に変換し、該アナログ信号を楽音
信号として出力する楽音信号発生回路、18は楽音信号
発生回路17から出力される楽音信号に基づいた楽音を
発生するサウンドシステムである。(2)この実施例の
動作説明以上のように構成された電子楽器において、発
音する母音を(a),(i),(u),(e),(0)
の組合せとして切換回路13の選択回路13a(第2図
)におけるセレクトスイッチ130a〜134aを設定
し、かつ切換信号発生回路12における切換え母音数設
定スイッチ12e(第4図)を設定値R5ョに設定して
(a)〜(0)の母音を順に1つずつ発音させる場合の
動作を説明する。
17は高調波振幅乗算器16から出力される各高調波の
振幅値Fnを各サンプル点毎(計算区間タイミング信号
欲の発生,毎)に順次累算してその累算値n#1Fnを
対応するアナログ信号に変換し、該アナログ信号を楽音
信号として出力する楽音信号発生回路、18は楽音信号
発生回路17から出力される楽音信号に基づいた楽音を
発生するサウンドシステムである。(2)この実施例の
動作説明以上のように構成された電子楽器において、発
音する母音を(a),(i),(u),(e),(0)
の組合せとして切換回路13の選択回路13a(第2図
)におけるセレクトスイッチ130a〜134aを設定
し、かつ切換信号発生回路12における切換え母音数設
定スイッチ12e(第4図)を設定値R5ョに設定して
(a)〜(0)の母音を順に1つずつ発音させる場合の
動作を説明する。
まず、以上のような設定条件のもとで鍵盤部である鍵を
押鍵すると、キースイッチ回路1は押下鍵に対応する出
力線に論理゜゜1゛に鍵情報KDを出力すると共に、い
ずれかの鍵が押鍵されたことを示すキーオン信号KON
を出力する。
押鍵すると、キースイッチ回路1は押下鍵に対応する出
力線に論理゜゜1゛に鍵情報KDを出力すると共に、い
ずれかの鍵が押鍵されたことを示すキーオン信号KON
を出力する。
この時、鍵タッチ検出回路2は押下鍵の押鍵圧力(速度
)を検出し、その押鍵圧力(速度)に対応する鍵タッチ
情報Tdを出力する。キースイッチ回路1が押下鍵に対
応した鍵情報Dを出力すると、周波数ナンバメモリ3は
該鍵情報KDによつてアドレスされ、これによつて押下
鍵音高に対応した周波数ナンバRが読み出される。また
、キースイッチ回路1がキーオン信号KONを出力する
と、ワンショット回路4はこのキーオン信号KONの立
上りでトリガされ幅の狭いワンショットパルスをキーオ
ンパルスKONPとして出力する。周波数ナンバメモリ
3から読み出された周波数ナンバRは、高調波成分発生
回路8に入力され、これによつてこの高調波成分発生回
路8から各高調波(基本波も含む)の正弦振幅値Sin
÷RKIRが出力される。
)を検出し、その押鍵圧力(速度)に対応する鍵タッチ
情報Tdを出力する。キースイッチ回路1が押下鍵に対
応した鍵情報Dを出力すると、周波数ナンバメモリ3は
該鍵情報KDによつてアドレスされ、これによつて押下
鍵音高に対応した周波数ナンバRが読み出される。また
、キースイッチ回路1がキーオン信号KONを出力する
と、ワンショット回路4はこのキーオン信号KONの立
上りでトリガされ幅の狭いワンショットパルスをキーオ
ンパルスKONPとして出力する。周波数ナンバメモリ
3から読み出された周波数ナンバRは、高調波成分発生
回路8に入力され、これによつてこの高調波成分発生回
路8から各高調波(基本波も含む)の正弦振幅値Sin
÷RKIRが出力される。
一方、周波数信号発生回路10のカウンタ7はクロック
パルス忙をカウントし、そのカウント出力を次数ナンバ
nとして乗算器9に供給する。
パルス忙をカウントし、そのカウント出力を次数ナンバ
nとして乗算器9に供給する。
乗算器9は周波数ナンバメモリ3から出力される周波数
ナンバRとカウンタ7から出力される次数ナンバnとを
乗算し、その乗算値餓を押下鍵音高に対応した高調波の
各成分の周波数を示す周波数信号NRとして出力する。
この周波数信号NRは振幅情報発生回路11の振幅情報
メモl川1a〜11e(第2図)にアドレス信号として
供給され、これによつて振幅情報メモリ11a〜11e
のそれぞれから周波数信号NRに対応したアドレスに記
憶されている母音(a)〜(0)の各フオルマント周波
数の振幅レベルが振幅情報FnR(a)〜F.R(0)
として並列的に読み出される。この振幅情報発生回路1
1から並列的に読み出された振幅情報FnR(a)〜F
nR(0)は切換回路13に入力され、この切換回路1
3の選択回路13aにおいて予め設定されている発音母
音の組合せに対応して、セレクトスイッチ130a〜1
34aからそれぞれ選択母音振幅情報D1〜D5として
出力される。
ナンバRとカウンタ7から出力される次数ナンバnとを
乗算し、その乗算値餓を押下鍵音高に対応した高調波の
各成分の周波数を示す周波数信号NRとして出力する。
この周波数信号NRは振幅情報発生回路11の振幅情報
メモl川1a〜11e(第2図)にアドレス信号として
供給され、これによつて振幅情報メモリ11a〜11e
のそれぞれから周波数信号NRに対応したアドレスに記
憶されている母音(a)〜(0)の各フオルマント周波
数の振幅レベルが振幅情報FnR(a)〜F.R(0)
として並列的に読み出される。この振幅情報発生回路1
1から並列的に読み出された振幅情報FnR(a)〜F
nR(0)は切換回路13に入力され、この切換回路1
3の選択回路13aにおいて予め設定されている発音母
音の組合せに対応して、セレクトスイッチ130a〜1
34aからそれぞれ選択母音振幅情報D1〜D5として
出力される。
一方、切換信号発生回路12(第4図)は、ワンショッ
ト回路4から出力されるキーオンパルスKONPによつ
て5進カウンタ12cがリセットさlれた後、低周波パ
ルス発振器12aによる低周波パルスをカウントし、そ
のカウント出力をデコーダ12dにおいてデコードして
切換信号E(E1〜ElO)を順次出力している。
ト回路4から出力されるキーオンパルスKONPによつ
て5進カウンタ12cがリセットさlれた後、低周波パ
ルス発振器12aによる低周波パルスをカウントし、そ
のカウント出力をデコーダ12dにおいてデコードして
切換信号E(E1〜ElO)を順次出力している。
この場合、切換信号Eの変化速度に対して周波数信号N
Rは高速て変化するため、切換信号EがE1の間に振幅
情報メモリ11aからは母音(a)を構成する各フオル
マント周波数の振幅情報FnR(a)がFlR(a),
F2R(a),F3R(a),・・・FwR(a)と順
次繰り返し読み出される。この母音(a)の各フオルマ
ント周波数の振幅情報FnR(a)(FlR(a),F
2R(a),・・・FwR(a))は切換信号EがE,
を示している間アンドゲート13bを通過し、オアゲー
ト13gを経て振幅情報DIとなつてクロスフェード回
路130に入力される。そして、このクロスフェード回
路130において振幅情報Dlは時間経過に伴つてクロ
スフェード情報XFが付与され、加算器1380から振
幅係数CnR(V)として、つまり、高調波成分発生回
路8から出力される各高調波の正弦振幅値Sin?1q
R,Si暗2qR・・・Sin卜QRに対する振幅係数
ClR(V),C2R(V)・・・CWR(■)として
出力される。従つて、この各高調波の正弦振幅値Sin
:NqRとこれに対応する周波数の振幅係数CnR(V
)とを高調波振幅乗算器16において乗算すると、母音
(a)を構成する各フオルマント周波数成分の振幅値F
nを設定していることになる。従つて、このようにして
得た母音(a)の各フオルマント周波数成分の振幅値F
nを楽音信号発生回路17において順次累算し、その累
算値IFnを 一n=
1アナログ信号とした後サウンドシスァム18に供給す
ると、サウンドシステム18からは母音(a)の楽音と
して発音される。このサウンドシステム18による母音
(a)の発音は、切換信号EがE1を示している間連結
して行なわれる。そして、切換信号EがE1からE2に
なると、新たに母音(1)を構成する各フオルマント周
波数の振幅情報FnR(i)(FlR(1),F2R(
1)・・・FwR(i))がアンドゲート13cを!通
過し、オアゲート13gを経て振幅情報DIとなつてク
ロスフェード回路130に入力される。同時に、切換信
号E2と同一デコード出力による切換信号E6によつて
母音(a)を構成する各フオルマント周波数の振幅情報
FnR(a)が消滅すべき母音4の振幅情報DDとなつ
てオアゲート13nから出力される。これらの母音(1
)に対応する振幅情報DIおよび母音(a)に対応する
振幅情報DDはクロスフェード回路130において、そ
れぞれフェードイン情報XFi,フェードアウト情報X
FOによる制御を受けて滑らかに切り換えられる。これ
によつて、クロスフェード回路130からは母音(1)
および母音(a)を構成する各フオルマント周波数の振
幅情報FnR(i),F1(a)が滑らかに切換えられ
て振幅係数CnR(V)となつて出力される。従つて、
この振幅係数CnR(V)が滑らかに切換えられている
時間帯においては、母音(i)および母音(a)の2つ
の母音を構成する各フオルマント周波数の振幅レlベル
が重複して出力されていることになるため、この時間帯
における振幅係数C.R(■)にエンベロープ波形信号
ENVによる振幅エンベロープを付与した後、対応する
各高調波の正弦振幅値Sin;1qRと乗算して振幅値
Fnを設定し、この振幅値Fnに基づいて楽音信号を発
生させると、その発生楽音は母音(a)aと(i)の複
重母音となる。
Rは高速て変化するため、切換信号EがE1の間に振幅
情報メモリ11aからは母音(a)を構成する各フオル
マント周波数の振幅情報FnR(a)がFlR(a),
F2R(a),F3R(a),・・・FwR(a)と順
次繰り返し読み出される。この母音(a)の各フオルマ
ント周波数の振幅情報FnR(a)(FlR(a),F
2R(a),・・・FwR(a))は切換信号EがE,
を示している間アンドゲート13bを通過し、オアゲー
ト13gを経て振幅情報DIとなつてクロスフェード回
路130に入力される。そして、このクロスフェード回
路130において振幅情報Dlは時間経過に伴つてクロ
スフェード情報XFが付与され、加算器1380から振
幅係数CnR(V)として、つまり、高調波成分発生回
路8から出力される各高調波の正弦振幅値Sin?1q
R,Si暗2qR・・・Sin卜QRに対する振幅係数
ClR(V),C2R(V)・・・CWR(■)として
出力される。従つて、この各高調波の正弦振幅値Sin
:NqRとこれに対応する周波数の振幅係数CnR(V
)とを高調波振幅乗算器16において乗算すると、母音
(a)を構成する各フオルマント周波数成分の振幅値F
nを設定していることになる。従つて、このようにして
得た母音(a)の各フオルマント周波数成分の振幅値F
nを楽音信号発生回路17において順次累算し、その累
算値IFnを 一n=
1アナログ信号とした後サウンドシスァム18に供給す
ると、サウンドシステム18からは母音(a)の楽音と
して発音される。このサウンドシステム18による母音
(a)の発音は、切換信号EがE1を示している間連結
して行なわれる。そして、切換信号EがE1からE2に
なると、新たに母音(1)を構成する各フオルマント周
波数の振幅情報FnR(i)(FlR(1),F2R(
1)・・・FwR(i))がアンドゲート13cを!通
過し、オアゲート13gを経て振幅情報DIとなつてク
ロスフェード回路130に入力される。同時に、切換信
号E2と同一デコード出力による切換信号E6によつて
母音(a)を構成する各フオルマント周波数の振幅情報
FnR(a)が消滅すべき母音4の振幅情報DDとなつ
てオアゲート13nから出力される。これらの母音(1
)に対応する振幅情報DIおよび母音(a)に対応する
振幅情報DDはクロスフェード回路130において、そ
れぞれフェードイン情報XFi,フェードアウト情報X
FOによる制御を受けて滑らかに切り換えられる。これ
によつて、クロスフェード回路130からは母音(1)
および母音(a)を構成する各フオルマント周波数の振
幅情報FnR(i),F1(a)が滑らかに切換えられ
て振幅係数CnR(V)となつて出力される。従つて、
この振幅係数CnR(V)が滑らかに切換えられている
時間帯においては、母音(i)および母音(a)の2つ
の母音を構成する各フオルマント周波数の振幅レlベル
が重複して出力されていることになるため、この時間帯
における振幅係数C.R(■)にエンベロープ波形信号
ENVによる振幅エンベロープを付与した後、対応する
各高調波の正弦振幅値Sin;1qRと乗算して振幅値
Fnを設定し、この振幅値Fnに基づいて楽音信号を発
生させると、その発生楽音は母音(a)aと(i)の複
重母音となる。
このような動作が、母音(1)と(u),(u)と(e
),(e)と(0)についても同様に行なわれ、サウン
ドシステム18からは第5図Vで示したような態様で5
種類の母音(a)〜(0)が順次1つずつ切り換えられ
、またそれぞれの切換えは滑らかに行なわれて発音され
る。この場合、母音(a)〜(0)の音高は同一押下鍵
音高に対応するものであり、従つて、連続して異なる音
高の鍵操作を行うと、それぞれの鍵操作に伴つて異なる
音高の母音(a)〜(0)が連続して発音される。従つ
て、切換回路13におけるセレクトスイッチ130a〜
134eによる母音選択および切換信号発生回路12に
おける切換え母音数の設定を適切に行うことにより複重
母音によるハミングやスキヤツト演奏を行うことができ
る。(3) 切換信号発生回路12の他の実施例第8図
は切換信号発生回路12の他の実施例を示す回路図てあ
つて、第4図と同一部分は同一記号を用いてその説明は
省略する。同図において、12hは鍵タッチ検出回路2
(第1図)から出力される押鍵深さに応じた鍵タッチ情
報Td(複数ビット)のうち最上位MSBとその次位ビ
ットを入力とするオアゲートであつて、押鍵後において
押鍵深さを深くするとその都度このオアゲート12hか
らパルスが出力される。121はオアゲート12hから
出力されるパルスによつてトリガされ、所定幅のワンシ
ョットパルスを出力するワンショット回路であつて、こ
のワンショット回路121から出力されるワンショット
パルスは5進カウンタ12cにカウントパルスとして入
力されるように構成されている。
),(e)と(0)についても同様に行なわれ、サウン
ドシステム18からは第5図Vで示したような態様で5
種類の母音(a)〜(0)が順次1つずつ切り換えられ
、またそれぞれの切換えは滑らかに行なわれて発音され
る。この場合、母音(a)〜(0)の音高は同一押下鍵
音高に対応するものであり、従つて、連続して異なる音
高の鍵操作を行うと、それぞれの鍵操作に伴つて異なる
音高の母音(a)〜(0)が連続して発音される。従つ
て、切換回路13におけるセレクトスイッチ130a〜
134eによる母音選択および切換信号発生回路12に
おける切換え母音数の設定を適切に行うことにより複重
母音によるハミングやスキヤツト演奏を行うことができ
る。(3) 切換信号発生回路12の他の実施例第8図
は切換信号発生回路12の他の実施例を示す回路図てあ
つて、第4図と同一部分は同一記号を用いてその説明は
省略する。同図において、12hは鍵タッチ検出回路2
(第1図)から出力される押鍵深さに応じた鍵タッチ情
報Td(複数ビット)のうち最上位MSBとその次位ビ
ットを入力とするオアゲートであつて、押鍵後において
押鍵深さを深くするとその都度このオアゲート12hか
らパルスが出力される。121はオアゲート12hから
出力されるパルスによつてトリガされ、所定幅のワンシ
ョットパルスを出力するワンショット回路であつて、こ
のワンショット回路121から出力されるワンショット
パルスは5進カウンタ12cにカウントパルスとして入
力されるように構成されている。
こ切換
信号発生回路12を以上のように構成すると、押鍵後に
おいて押下鍵の押鍵深さを変化させるとその都度ワンシ
ョット回路121からワンショットパルスが出力され、
これによつて5進カウンタ12cは順次カウントアップ
す1る。この結果デコーダ12dから出力される切換信
号E(E1〜ElO)は押鍵深さを変化させる都度、例
えばE1からE2へと変化する。従つて、この構成によ
る切換信号発生回路12を用いた場合、発音母音は押鍵
深さに応じて例えばj母音(a)から母音(1)へと変
化するようになる。(4)切換信号発生回路12のさら
に他の実施例第9図は切換信号発生回路12のさらに他
の実施例を示す回路図であつて、第8図の場合と異なり
、押鍵時の鍵タッチ状態に応じて切換信2号E(E1〜
ElO)を変化させるようにしたものである。同図にお
いて、12jは鍵タッチ検出回路2から出力される押鍵
時の押鍵圧力又は速度に応じた鍵タッチ情報Td(複数
ビット)をデコードしてそのデコード出力を切換信号E
1冫〜E5(新たに発生すべき母音情報の選択に用いる
信号)として出力するデコーダ、12k〜120はデコ
ーダ12jから出力される鍵タッチ情報Tdの各デコー
ド出力によつてそれぞれトリガされ所定幅のワンショッ
トパルスを出力!するワンショット回路であつて、押鍵
操作毎にその鍵タッチ状態に対応していずれかのワンシ
ョット回路がワンショットパルスを出力し、このワンシ
ョットパルスはオアゲート12pおよびオアゲート12
gを経て切換回路13(第2図)におけるクロスフェー
ド回路130のリセット信号RSとして出力される。1
2qはデコーダ12jのデコード出力をオアゲート12
pの出力を遅延回路12rで遅延した信号によりラッチ
するラッチ回路、12sはラッチ回路12qの出力をオ
アゲート12pの出力でラッチするラッチ回路であつて
、このラッチ回路12Sの出力は消滅すべき母音を指定
する切換信号E6〜ElOとして出力される。
信号発生回路12を以上のように構成すると、押鍵後に
おいて押下鍵の押鍵深さを変化させるとその都度ワンシ
ョット回路121からワンショットパルスが出力され、
これによつて5進カウンタ12cは順次カウントアップ
す1る。この結果デコーダ12dから出力される切換信
号E(E1〜ElO)は押鍵深さを変化させる都度、例
えばE1からE2へと変化する。従つて、この構成によ
る切換信号発生回路12を用いた場合、発音母音は押鍵
深さに応じて例えばj母音(a)から母音(1)へと変
化するようになる。(4)切換信号発生回路12のさら
に他の実施例第9図は切換信号発生回路12のさらに他
の実施例を示す回路図であつて、第8図の場合と異なり
、押鍵時の鍵タッチ状態に応じて切換信2号E(E1〜
ElO)を変化させるようにしたものである。同図にお
いて、12jは鍵タッチ検出回路2から出力される押鍵
時の押鍵圧力又は速度に応じた鍵タッチ情報Td(複数
ビット)をデコードしてそのデコード出力を切換信号E
1冫〜E5(新たに発生すべき母音情報の選択に用いる
信号)として出力するデコーダ、12k〜120はデコ
ーダ12jから出力される鍵タッチ情報Tdの各デコー
ド出力によつてそれぞれトリガされ所定幅のワンショッ
トパルスを出力!するワンショット回路であつて、押鍵
操作毎にその鍵タッチ状態に対応していずれかのワンシ
ョット回路がワンショットパルスを出力し、このワンシ
ョットパルスはオアゲート12pおよびオアゲート12
gを経て切換回路13(第2図)におけるクロスフェー
ド回路130のリセット信号RSとして出力される。1
2qはデコーダ12jのデコード出力をオアゲート12
pの出力を遅延回路12rで遅延した信号によりラッチ
するラッチ回路、12sはラッチ回路12qの出力をオ
アゲート12pの出力でラッチするラッチ回路であつて
、このラッチ回路12Sの出力は消滅すべき母音を指定
する切換信号E6〜ElOとして出力される。
ラッチ回路12qおよび12sは鍵タッチ状態によつて
切換信号E1〜E5が例えばE1からE3,E2からE
,へという具合に飛び越して変化する場合があるため、
新たに発音すべき母音を切換信号E1〜E5で指定した
とき、この切換信号E1〜E5をラッチ回路12qで一
時記憶しておき、次の押鍵操作時にこの一時記憶した切
換信号E1〜E5をラッチ回路12sでラッチしてその
ラッチ内容を消滅すべき母音を指定する切換信号E6〜
ElOとして出力するようにしたものである。従つて、
この場合には、連続する押鍵操作において直前の鍵タッ
チ状態はラッチ回路12sで一時記憶されているため、
鍵タッチ状態を変化させることによつて、例えば母音(
a)の次に母音(u)という具合に母音(a)〜(0)
の発音を鍵タッチ状態で自由に行うことができる。))
切換信号発生回路12および切換回路13の他の実施例
第10図は切換信号発生回路12および切換回路13の
他の実施例を示す回路図であつて、鍵タッチ検出回路2
から出力される押鍵圧力又は速度に応じた鍵タッチ情報
Tdて第11図1〜■に示すような定数P1〜P5を各
アドレスに記憶した5個の定数メモリ12M1〜12M
5を直接アドレスし、この定数メモリ12M1〜12鳩
から出力される定数P1〜P5て選択母音振幅情報D1
〜D5を切換えるようにしたものである。
切換信号E1〜E5が例えばE1からE3,E2からE
,へという具合に飛び越して変化する場合があるため、
新たに発音すべき母音を切換信号E1〜E5で指定した
とき、この切換信号E1〜E5をラッチ回路12qで一
時記憶しておき、次の押鍵操作時にこの一時記憶した切
換信号E1〜E5をラッチ回路12sでラッチしてその
ラッチ内容を消滅すべき母音を指定する切換信号E6〜
ElOとして出力するようにしたものである。従つて、
この場合には、連続する押鍵操作において直前の鍵タッ
チ状態はラッチ回路12sで一時記憶されているため、
鍵タッチ状態を変化させることによつて、例えば母音(
a)の次に母音(u)という具合に母音(a)〜(0)
の発音を鍵タッチ状態で自由に行うことができる。))
切換信号発生回路12および切換回路13の他の実施例
第10図は切換信号発生回路12および切換回路13の
他の実施例を示す回路図であつて、鍵タッチ検出回路2
から出力される押鍵圧力又は速度に応じた鍵タッチ情報
Tdて第11図1〜■に示すような定数P1〜P5を各
アドレスに記憶した5個の定数メモリ12M1〜12M
5を直接アドレスし、この定数メモリ12M1〜12鳩
から出力される定数P1〜P5て選択母音振幅情報D1
〜D5を切換えるようにしたものである。
同図において、13v〜13zは定数P1〜P5と選択
母音振幅情報D1〜D5をそれぞれ組として乗算する乗
算器、13Σは乗算器13v〜13zの乗算値D1・P
l,D2・P2,D3・P3,D4・P4,D5・P5
を加算してその加算値Σを振幅係数CnR(■)として
出力する加算器である。このような構成において、今仮
りに、選択母音振幅情報D1〜D5がそれぞれ母音(a
)〜(0)の順に対応して設定されているものとし、同
一鍵を異なる鍵タッチで順にその圧力を大きくして押鍵
すると、鍵タッチ情報Tdによつて定数メモリ12M1
〜12M5の記憶内容Pェ〜P5が順に進み出される。
母音振幅情報D1〜D5をそれぞれ組として乗算する乗
算器、13Σは乗算器13v〜13zの乗算値D1・P
l,D2・P2,D3・P3,D4・P4,D5・P5
を加算してその加算値Σを振幅係数CnR(■)として
出力する加算器である。このような構成において、今仮
りに、選択母音振幅情報D1〜D5がそれぞれ母音(a
)〜(0)の順に対応して設定されているものとし、同
一鍵を異なる鍵タッチで順にその圧力を大きくして押鍵
すると、鍵タッチ情報Tdによつて定数メモリ12M1
〜12M5の記憶内容Pェ〜P5が順に進み出される。
これによつて、選択母音情報D1〜D5は定数P1〜P
5で制御された形となり、加算器13Σで加算されて振
幅係数CnR(V)として出力される。この結果、発音
される母音(a)〜(0)は第12図の曲線A上にそれ
ぞれ示すように鍵タッチ状態に応じて順に滑らかに切換
えられるものとなる。D この発明の効果 以上説明したようにこの発明による電子楽器は押鍵操作
に伴つて複数の母音の各フオルマント周波数の振幅レベ
ルを振幅情報として並列的に発生させ、この並列的に発
生された振幅情報を、押鍵圧力または押鍵深さ等を示す
鍵タッチ情報あるいは所定速度で変化する信号に基づい
て順次切換えて出力し、各高調波の正弦振幅値と乗算し
その乗算値を合成することによつて複数の母音を自由に
発生するようにしたものである。
5で制御された形となり、加算器13Σで加算されて振
幅係数CnR(V)として出力される。この結果、発音
される母音(a)〜(0)は第12図の曲線A上にそれ
ぞれ示すように鍵タッチ状態に応じて順に滑らかに切換
えられるものとなる。D この発明の効果 以上説明したようにこの発明による電子楽器は押鍵操作
に伴つて複数の母音の各フオルマント周波数の振幅レベ
ルを振幅情報として並列的に発生させ、この並列的に発
生された振幅情報を、押鍵圧力または押鍵深さ等を示す
鍵タッチ情報あるいは所定速度で変化する信号に基づい
て順次切換えて出力し、各高調波の正弦振幅値と乗算し
その乗算値を合成することによつて複数の母音を自由に
発生するようにしたものである。
このため、鍵操作のみで複数の母音を種々の音高で、し
かも種々の態様で発生させることができ、ハミングやス
キヤツト演奏が可能となる優れた効果を有する。
かも種々の態様で発生させることができ、ハミングやス
キヤツト演奏が可能となる優れた効果を有する。
第1図はこの発明による電子楽器の一実施例を示すブロ
ック図、第2図は第1図の振幅情報発生回路および切換
回路の一例を示す回路図、第3図は第2図の振幅情報発
生回路の振幅情報メモリに記憶される母音のフオルマン
ト特性の一例を示す図、第4図は第1図の切換信号発生
回路の一例を示す回路図、第5図は第4図に示した切換
信号発生回路の動作を説明するための図、第6図は第2
図に示す切換回路におけるクロスフェード情報の一例を
示す図、第7図はエンベロープ信号ENVの一例を示す
波形図、第8図および第9図は切換信号発生回路の他の
実施例を示す回路図、第10図は切換信号発生回路およ
び切換回路の他の実施例を示す回路図、第11図は第1
0図の定数メモリの記憶波形の一例を示す図、第12図
は第10図に示した回路における動作を説明するための
図である。 1・・・・・・キースイッチ回路、2・・・・・・鍵タ
ッチ検出回路、3・・・・・・周波数ナンバメモリ、8
・・・・・・高調波成分発生回路、10・・・・・周波
数信号発生回路、11・・・・・・振幅情報発生回路、
12・・・・・切換信号発生回路、13・・・・・・切
換回路、16・・・・・・高調波振幅乗算器、17・・
・・・・楽音信号発生回路。
ック図、第2図は第1図の振幅情報発生回路および切換
回路の一例を示す回路図、第3図は第2図の振幅情報発
生回路の振幅情報メモリに記憶される母音のフオルマン
ト特性の一例を示す図、第4図は第1図の切換信号発生
回路の一例を示す回路図、第5図は第4図に示した切換
信号発生回路の動作を説明するための図、第6図は第2
図に示す切換回路におけるクロスフェード情報の一例を
示す図、第7図はエンベロープ信号ENVの一例を示す
波形図、第8図および第9図は切換信号発生回路の他の
実施例を示す回路図、第10図は切換信号発生回路およ
び切換回路の他の実施例を示す回路図、第11図は第1
0図の定数メモリの記憶波形の一例を示す図、第12図
は第10図に示した回路における動作を説明するための
図である。 1・・・・・・キースイッチ回路、2・・・・・・鍵タ
ッチ検出回路、3・・・・・・周波数ナンバメモリ、8
・・・・・・高調波成分発生回路、10・・・・・周波
数信号発生回路、11・・・・・・振幅情報発生回路、
12・・・・・切換信号発生回路、13・・・・・・切
換回路、16・・・・・・高調波振幅乗算器、17・・
・・・・楽音信号発生回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 楽音を構成する基本波およびその高調波に対応する
各成分を作り、この各成分にそれぞれ対応する振幅係数
を乗じてその乗算値を合成することによつて楽音を形成
する高調波合成方式の電子楽器において、押下鍵音高に
対応した上記各成分の周波数を示す周波数信号を発生す
る周波数信号発生手段と、該周波数信号発生手段から発
生される周波数信号に基づき押下鍵音高に対応した複数
の母音の各フオルマント周波数の振幅レベルを示す振幅
情報を並列的に発生する振幅情報発生手段と、複数の母
音の発音順序を指示する切換信号を発生する切換信号発
生手段と、上記振幅情報発生手段から並列的に発生され
る振幅情報を上記切換信号発生手段から発生される切換
信号に基づいて順次切換えて上記各成分に対する振幅係
数として出力する切換手段とを具備することを特徴とす
る電子楽器。 2 前記振幅情報発生手段は各アドレスに所望の母音の
各フオルマント周波数の振幅レベルを振幅情報として記
憶した複数の振幅情報メモリからなり、該複数の振幅情
報メモリを前記周波数信号発生手段から発生される周波
数信号によりアドレスするように構成したことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 3 前記切換信号発生手段から発生される切換信号は押
鍵時から所定周期の低周波パルスをカウントするカウン
タのカウント情報に基づいて発生させることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第2項記載のいずれかの
電子楽器。 4 前記切換信号発生手段から発生される切換信号は押
鍵操作に伴う押鍵深さを示す鍵タッチ情報に基づいて発
生させることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
第2項記載のいずれかの電子楽器。 5 前記切換信号発生手段から発生される切換信号は押
鍵時の押鍵圧力又は速度を示す鍵タッチ情報に基づいて
発生させることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
し第2項記載のいずれかの電子楽器。 6 前記切換手段は前記切換信号に対する前記振幅情報
を所望のクロスフェード情報に基づいて切換えることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項記載のい
ずれかの電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53094109A JPS6057080B2 (ja) | 1978-08-03 | 1978-08-03 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53094109A JPS6057080B2 (ja) | 1978-08-03 | 1978-08-03 | 電子楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5521063A JPS5521063A (en) | 1980-02-14 |
JPS6057080B2 true JPS6057080B2 (ja) | 1985-12-13 |
Family
ID=14101260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53094109A Expired JPS6057080B2 (ja) | 1978-08-03 | 1978-08-03 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057080B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6314375U (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-30 | ||
JPH054171Y2 (ja) * | 1986-10-20 | 1993-02-02 | ||
JPH0515738Y2 (ja) * | 1987-11-20 | 1993-04-26 | ||
JPH0518863Y2 (ja) * | 1986-07-10 | 1993-05-19 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58184196A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-27 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
JPH077268B2 (ja) * | 1993-04-28 | 1995-01-30 | ローランド株式会社 | 電子楽器 |
-
1978
- 1978-08-03 JP JP53094109A patent/JPS6057080B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0518863Y2 (ja) * | 1986-07-10 | 1993-05-19 | ||
JPS6314375U (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-30 | ||
JPH054171Y2 (ja) * | 1986-10-20 | 1993-02-02 | ||
JPH0515738Y2 (ja) * | 1987-11-20 | 1993-04-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5521063A (en) | 1980-02-14 |
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