JPS6056614B2 - ウエブ突合わせ接合装置 - Google Patents

ウエブ突合わせ接合装置

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JPS6056614B2
JPS6056614B2 JP14636178A JP14636178A JPS6056614B2 JP S6056614 B2 JPS6056614 B2 JP S6056614B2 JP 14636178 A JP14636178 A JP 14636178A JP 14636178 A JP14636178 A JP 14636178A JP S6056614 B2 JPS6056614 B2 JP S6056614B2
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JP
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cutting
trailing
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JP14636178A
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駿 斉藤
富夫 潮田
肇 田島
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Senju Pharmaceutical Co Ltd
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Senju Pharmaceutical Co Ltd
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各種ウェブ処理装置に用いられるウェブ突
合わせ接合装置に関し、特に、ウェブ・ロスの少ない、
高速型のウェブ突合わせ接合装置に関する。
一般に、紙、合成樹脂シート、金属箔等の長尺帯状物
(以下、ウェブと総称する。
)を用いた生産設備においては、現在処理されつつある
先行ウェブの後端に新たなウェブを継ないで処理を続行
する場合が多い。このような場合、従来では、米国特許
第2745464号明細書に示されたようなウニブ突合
わせ接合装置が知られている。即ち、このウェブ突合わ
せ接合装置にあつては、切断機と接合機との間に位置さ
せた加速装置によつて後続ウェブを牽引加速しながら、
併列状態におかれた後続ウェブと先行ウェブと同時的に
切断した後、突合わせ状態におかれた両ウェブの切断端
を接合テープで継ぐ構造とされている。したがつて、こ
のような構造の装置によると、後続ウェブに衝撃的なり
は作用しないから、後続ウェブに悪影響を与えることな
く高速度で切断・接合を行なえる利点がある。しかしな
がら、この装置は、加速装置による後続ウェブの助走を
必要とするので、切断・接合までに相当量のウェブが無
駄に消費されてしまう問題があつた。また、後続ウェブ
の先端を切断機の切断ドラムに真空で吸着させ、この切
断ドラムを回転してウェブの切断・接合を行なう装置(
例えば、特公昭48−38461号、特公昭49−12
329号、動開昭50−8467@公報)が提案されて
いる。
しかし、これらの装置は、後続ウェブが無駄に消費され
ない利点はあるが、切断ドラムが一回転するまでに後続
ウェブの加速と切断とを行なう必要から、後続ウェブに
好ましくない衝撃力が加わるため、先行ウェブを減速さ
せて低速で接合を行なわなければならなかつた。また、
特開昭50−8467@の装置には巻取り装置を使用す
ることが記載されているが、これを用いて後続ウェブを
加速しても接合時にはドラムの回転軌跡とウェブの走行
軌跡が違うため、ウェブに大きなテンション変動を与え
るので、接合速度に限界があつた。そして、従来の前述
した両装置にあつては、切断された後続ウェブの切断屑
を排除するのに、どうしても人手あるいはこれを排除す
る装置あるいは真空で保持したものを加圧して排除する
という手間を必要とした。本発明は、以上のような従来
のウェブ突合わせ接合装置の実状に鑑み、ウェブの無駄
が少なく、ウェブに悪影響を与えることなく、高速度で
接合可能で、切断された後続ウェブの切断屑を自動的.
に、しかも簡単に排除できる案内装置を備えたウェブ突
合わせ接合装置を提案するものである。本発明を要約す
れば、先行ウェブと該ウェブに接合される後続ウェブと
を両ウェブの走行状態において切断すべくウェブ通路を
狭んで設けた回動.可能な切断手段と、前記両ウェブの
切断端を接合すべく前記ウェブ通路の少なくとも一方の
側部に回動可能に設けた接合部材を保持するための手段
と、前記ウェブ通路の他方の側部に設けられかつ前記接
合部材と共同して前記ウェブを押圧するた−めの手段と
を有する接合手段と、前記切断手段と前記接合手段との
間に設けられかつ切断及び接合以前に前記切断手段の位
置を越えて予備走行される前記後続ウェブを前記接合手
段の手前において前記ウェブ通路外に排出させかつ前記
切断手段による切断後の前記後続ウェブの切断端を前記
ウェブ通路上に導びく案内手段とを備え、この案内手段
は、前記ウェブの送り方向から見て波型表面をもつ案内
板とを備えるウェブ突合わせ接合装置にある。以下、図
面に示した本発明の1実発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は本発明を施こされたウェブ・突合わ
せ接合装置の全体を示し、このウェブ突合わせ接合装置
は、ウ主ブの搬送方向に敷設されたレール1,2に沿つ
て移動可能な第1のフレーム3と、前記フレーム3に隣
合つた基礎上に設置された第2及び第3のフレーム4,
5とを備える。
そして、レール1,2に沿つての第1のフレーム3の移
動は、基礎上に設置されたモータ6の駆動によつて行な
われる。そのために、第1のフレーム3の側面に固着し
たスライダー6Aには雌ねじを形成し、該雌ねじに螺合
する雄ねじ6Bの一端は、モータ6の回転軸にカップリ
ング6Cによつて連結させ、また他端は基礎上に設置さ
れたベアリング6Dによつて保持されている。したがつ
て、モータ6の駆動によつてカップリング6Cを介して
回転する雄ねじ6Bの回転がスライダー6Aの雌ねじに
よつて直線力に変換されるための第1のフレーム3は、
レール1,2に沿つて直線移動する。また、第1のフレ
ーム3には、先行ウェブX及び後続ウェブYを繰出すウ
ェブ繰出機Aが組付けられる。また、前記フレーム4の
内部には、ウェブ繰出機4に保持される後続ウェブ元巻
Y1から後続ウェブYの先端を引取る後続ウェブ引出機
Bが組付けられる。前記後続ウェブ引出機Bの上方には
、ガイド・ローラ7,8で形成される先行ウェブXの通
路に臨んで付設されかつ両ウェブX,Yの切断後に先行
ウェブXの残部を機外に排除する先行ウェブ排除機Cが
搭載される。そして前記フレーム5の内部には、第1図
に切欠いて示されたウェブ●バス即ちウェブ通路zに沿
つて隣合わされた切断機D及び接合機Eが架設される。
したがつて、後述するような手順で突合わせ状態に切断
された両ウェブX,Yの突合わせ部には、接合機Eにお
いて感圧テープが接着され、ガイド兼ニップロール9を
通つて処理装置に送出される。第1図に示すように第1
のフレーム3上に設置されたウェブ繰出機Aは、軸3A
によつてフレーム3B−3Cの中央部を軸支して旋回可
能に構成する。
そして、フレーム3Bの両端には先行ウェブX1及び後
続ウェブY1を保持し、フレーム3Cの両端にはウェブ
のガイドロール3Dを保持する。次に、第2図に基づき
フレーム3B,3Cの旋回及び両ウェブXl,Xlのウ
ェブ繰出の駆動系を説明する。3Eは減速ギヤ3Fを介
して軸3Aを回転させ、フレーム3B,3Cを旋回させ
るモータである。
フレーム3Bの両端に保持した両ウェブXl,Ylのウ
ェブ繰出の駆動系は、ウェブ元巻を加速するための可変
モータ10、クラッチ11、繰出されたウェブにテンシ
ョンを与えるためのブレーキ12およびウェブの巻芯を
チャッキングするためのチャッキング軸12Aとから構
成されている。そして、可変モータ10、クラッチ11
およびブレーキ12は、支持台13に固定され、また支
持台13にはスライド用ベアリング14を取付け、一方
のフレーム3Bに固定した支持台15上に取付けた案内
棒15Aに沿つて移動するように構成し、移動力は支持
台15の下面に固定したエアシリンダ(図示せず)によ
つて与えられる。また、他方のフレーム3Bに固定され
た支持台16B上に設置された別のエアシリンダ16に
よつてチャッキング軸16Aを動かすことにより巻芯1
7の保持、離脱を行う。次に、先行ウェブX1が残り少
くなり、後続ウェブY1を引出す際には、可変速モータ
10が駆動しクラッチ12を作動させてチャッキング軸
12Aが回転してウェブ元巻Y1の周速を引出しに見合
つた速度で回転させる。
もちろん、この際には、ブレーキ13は、作動させない
。しかし、引出しが終了した後は、繰出されたウェブに
テンションを与えるためにモータ10は停止し、ブレー
キ13が作動する。この場合、第2図に示すように、後
続ウェブ引出機Bによる引取りを可能とすべく、後続ウ
ェブYの先端yを舌片状に形成し、加速中にこの先端y
が後続ウェブ元巻Y1から外れぬように粘着テープ19
a,19bでその基端部が止着される。第3図示のよう
に、本発明によれば、後続ウェブ引出機Bは前記フレー
ム4に架設された引出ドラム20及び駆動ローラ21を
備える。
前記後続ウェブ元巻Y1に近接した位置に設けられる前
記引出ドラム20は、第1図に示されたガイド・ロッド
2「に沿つて摺動可能なスライダ22に回転可能に支持
される。このスライダ22は、フレーム4の外側面に固
定されたシリンダ装置23によつて前記後続ウェブ元巻
Y1に向つて移動される。第3図示のように周面に真空
吸着孔24を穿けられた前記引出ドラム20の内部は、
真空室25及び常圧室26との2つの室に劃成され、図
示は省略するけれども、この真空室25は引出ドラム2
0の軸端のスイベル・ジョイントを介して真空源に連絡
される。また、前記駆動ローラ21には第2図示のモー
タ27により駆動される変速機28の出力軸が接手され
る。そして、後続ウェブ引出機Bの引出し速度を先行ウ
ェブの走行速度に見合うように制御する。前記引出ドラ
ム20と駆動ローラ21の間には、表面に多数の通気孔
30を開けられた複数条の無端ベルト31が掛けられる
。これらの無端ベルト31は、基端を支点軸32に支持
したテンション・アーム33のテンション・プーリ34
に掛けられる。したがつて、前記無端ベルト31は前記
テンション●アーム33に係合された空気圧シリンダ装
置35により常に緊張した状態に維持される。前記後続
ウェブ引出機Bは、前記無端ベルト31により取囲まれ
た空間に位置される真空ボックス36を有する。
真空源に連絡された真空室37は無端ベルト31に対応
する位置にスロットを有する覆板37aを有し、前記無
端状ベルト31の・通気孔30を介して後続ウェブYを
吸着するように作用する。また、引出しロール20内の
固定軸20Cにはスイングロール20Bがベアリングを
介して取付けられており、後述するように接合された後
にウェブにすり傷を与えない効果を提供す・る。スライ
ダ22の下方には後続ウェブ先端部yを引出す際に、引
出しに有利となるように先端部yを規制するエアーノズ
ル20Aが取付けられている。前記フレーム4の上部に
は、先行ウェブXの残ノ部を機外に排除する先行ウェブ
排除機Cが搭載されている。
先行ウェブ排除機Cは先行ウェブxに向つて略下向きに
開口された真空ボックス38を備え、この真空ボックス
38の内部空間は必要に応じて真空源に連絡される。第
3図に示すように、前記真空ボックス38の内部にぱ゜
Y゛字状に整列された多数の排除ローラ39が位置され
、排出口40に面した2対の排除ローラ39a,39b
間には、2つ折りにされた先行ウェブxは真空ボックス
38外に排出する無端状のベルト41が掛けられている
。そして前記各排除ローラ39,39a,39bの軸端
には一点鎖線で示された従動スプロケット42aが固定
され、これらの従動スプロケット42a間には駆動スプ
ロケット43aによつて矢印a方向に駆動されるチエン
44が掛けられる。したがつて、後述する切断工程の後
、先行ウェブXの残部は真空ボックス38に作用された
真空吸着力と排除ローラ39の回転駆動力によつて真空
ボックス38の内部に繰込まれ、2つ折りにされた状態
で排出口40から排出される。前記フレーム5には、前
記ウェブ通路zを挾んで上、下に対向された一対の切断
ドラム42,43を備えた切断機Dと、これらの切断ド
ラム42,43に対しウェブ搬送方向に隣合わされかつ
ウェブ通路Zを挾んで上、下に対向された一対の接合ド
ラム44,45を備えた接合機Eとが組付けられる。
同期運動のため、切断ドラム42,43に軸端には相互
に噛合された歯車46が、また、接合ドラム44,45
の軸端には相互に噛合された歯車47が設けられ、これ
らの歯車46,47は歯車列48を介して駆動モータ4
9により同一方向に回転される。切断機Dの詳細は第4
図に示されている。各切断ドラム42,43は植込みボ
ルト50,51に一よつて突出量を調整できる切断刃5
2,53を備え、これらの切断刃52,53は緊締ボル
ト54,55によつて対応する切断ドラム42,43の
表面に固定される。また、前記各切断ドラム42,43
は前記切断刃52,53の回転方向後部.位置において
各切断ドラム42,43の幅方向に延長された噴気バイ
ブ56,57を支持する。これらの噴気バイブ56,5
7には圧縮空気を対応切断刃52,53の先端近くに吹
付ける多数の噴孔58が穿けられている。前記噴気バイ
ブ56,−57の一端56a,57aは切断ドラム42
,43の内部に導かれ、これらの端部56a,57aに
はこれらの切断ドラム42,43の軸端に設けられたス
イベル・ジョイント59(第2図示)を通じて圧縮空気
が供給される。この噴孔58からの圧縮空気の吹付けに
よりウェブX,Yが切断された後、後続ウェブ先端をそ
の巻ぐせや静電気による切断ドラム42,43への付着
を防ぎ確実に接合部へ移送する。なお、下側の切断ドラ
ム43は後続ウェブYの先端部のガイドとなるように円
筒状に作られるが、上側の切断ドラム42は、このよう
な必要はなく、逆にウェブの移動の障害とならぬように
減寸された角筒状に製作される。接合機Eの詳細は第3
図及び第5図に示されている。接合機Eは、円筒状に作
られた下側の接合ドラム45と、ウェブ通路が確保され
る形状に作られた上側の接合ドラム44とを備えるが、
これらの接合ドラム44,45は実質的に同一構成であ
るため、第5図に示された接合ドラム44により代表さ
せて説明する。接合ドラム44は、テープを支持するテ
ープ台62を備え、接合ドラム44の長さ方向に延長し
たこのテープ台62には、複数条の多数の貫孔63が穿
けられ、これらの貫孔63は接合ドラム44の回転軸6
4に設けた切欠部65を介して外部で真空源(図示せず
)と連結されている。
このような構造により、テープ台62の表面62aに粘
着面を外に向けた接合テープ67の取付保持が可能にな
る。前記接合ドラム44は、テープ台62の両側に噴孔
70を有している。
噴孔70は圧縮空気室72に通じており、圧縮空気室7
2はスイベルジヨイント66から導かれた空気管73か
ら圧縮空気を供給される。このような構造によりウェブ
X,Yが接合される際巻ぐせを持つウェブ端(第5図破
線)が第5図X,Yの実線で示されるように矯正されて
、ウェブX,Yの巻ぐせによる接合部のしわ等の発生が
防止される。図示したウェブ突合わせ接合装置は、前記
ウェブ通路zの下方に沿つて設けられたウェブ・ガイド
を備える。
このウェブ・ガイドは、後続ウェブ引出機Bと切断機D
の切断ドラム43の間に位置された第1案内74と、切
断機Dの切断ドラム43と接合機Eの接合ドラム45と
の間に位置された第2案内75と、前記接合ドラム45
の後方に位置された第3案内76とにより編成される。
これらの案内74,75は、第2案内75が可動板77
とその作動装置を有する点以外の構成については同一構
成であるので、第6図に示された第2案内75によりそ
れらを代表させて説明する。第6図において、第2案内
75は、取付ブラケット78に固定された案内板79と
、この案内板79の前端にヒンジ80で首振り可能に接
手された可動板77とを備える。即ち、この可動板77
はウェブの切断前に第8図示のようにウェブ通路中に介
入し引出された後続ウェブの先端を切断ドラム43の周
面に沿つて外部へ排出する。また、同可動板77は切断
ドラム42,43の回転開始直前に第9図示のようにウ
ェブ通路外に出るから、両ウェブの切断端は障害なくウ
ェブ通路内を移動する。本発明によれば、静電気を帯び
たウェブや薄いウェブがガイド板上で吸着、停止するの
を防ぐため、案内板79と可動板77の表面は、ウェブ
の送り方向に波高を揃えた波形に形成される。そして、
作動シリンダ装置81により傾動可能な可動板77の前
縁には、圧縮空気源に連絡された圧縮空気管82が固定
され、この圧縮空気管82には案内板79及び可動板7
7の表面に沿つて案内されるウェブを浮上させるように
ウェブに対し圧縮空気を適正な角度をもつて噴射可能な
噴孔83が開けられる。このようなウェブ◆ガイドの構
成により、搬送されるウェブは、案内板79の表面に接
触されることなく、圧縮空気により浮揚された状態で移
送されることになる。なお、圧縮空気管82の下部には
後続ウェブYの先端を切断ドラム43の周面に沿つて排
出させる第2圧縮空気管82Aが設けられる。第3案内
76は、先行ウェブXを案内するためのものであるが接
合動作中はガイド兼ニップロール9と駆動ロール86が
転接して先行ウェブXを搬送するため前記第1、第2案
内74,75のような波形形状とする必要はとくにない
。次に、前述したウェブ突合わせ接合装置による突合わ
せ接合動作の実際につき説明する。突合わせ接合作業に
先立つて、テープ台62に接合テープ67が吸着され、
第2案内75の可動板77が第7図の位置に抑角される
この後、モータ16,27が起動され、後続ウェブ元巻
Y1及び無端ベルト31が矢印b(勿論、逆回転も可能
)、c方向へ回転され、これらの部材が先行ウェブXの
走行速度に見合つた周速をもつように加速される。この
場合、引出ドラム20の周速をv1、後続ウェブ元巻Y
1の周速をV2とすると、V1〉V2なる関係に設定す
ればよいが、本発明者の実験結果によると、v1−10
≦V2≦v−2(m/Min)なる関係を満たすことに
より好結果を得ていた。なお後続ウェブ元巻Y1の後続
ウェブ先端yは粘着テープ19a,19bで止められて
いるので、後続ウェブ元巻Y1は緩むことなく加速回転
される。このような準備工程の後、先行ウェブXが残り
少なくなりかつ後続ウェブ元巻Y1を無端ベルト31が
所期の速度に達したとき、後続ウェブ元巻Y1と後続ウ
ェブ引出機Bの引出ドラム20が第7図示のように相対
的に接近される。
この時後続ウェブ先端部yが回転して来て、引出しロー
ル20と最も近接する部分に到る前に、引出用ノズル2
0Aの効果によりyは第7図の実線で示す如く矯正され
理想的に最近接部に入つて行き、引出ロール20内の真
空力の働きによりyは吸着され引出される。この後、後
続ウェブ元巻Y1を引出ドラム20が、第8図示のよう
に、離間されるが、後続ウェブYは真空ボックス36の
吸着力により後続ウェブ引出機Bによつて連続的に引出
され、第1案内74上を通り、第2案内の可動板77の
下側に備えたノズル圧縮空気管82Aからの噴流により
強制的に切断ドラム43の直後へと搬送される。特にウ
ェブの厚いものにこのノズルは有効である。又、後続ウ
ェブが引出された後、スイングロール20Bを第8図の
如く旋回させておく。これは接合が終了したのち、ウェ
ブのバスは第11図の如くなるが、この過程において、
ウェブの搬送速度は処理装置に装置されている駆動ロー
ル(図示せず)により支配されるのが通常であり、この
時無端ベルト31の周速との間に速度差があつてもウェ
ブにすり傷を発出させないようにウエ、ブをすみやかに
無端ベルト31から離す効果を提供する。続いて、シリ
ンダ装置81,84(第1図示)が作動され、第2案内
75の可動板77が第9図の位置に俯角される。
これと同時に、先行ウエブノXはモータ85で駆動され
る駆動ローラ86の駆動により厳密に調整された速度で
走行される。一方、超勤されたモータ49により切断機
D及び接合機Eが回転をはじめ、重合つて両ウェブX,
Yが切断刃52,53のせん断作用により切断される。
この場合、両ウェブX,Yの切断端、ことに後続ウェブ
Yの新たな先端は安定を失ない、切断ドラム42,43
の周面に付着する傾向をもつが、噴気バイブ56,57
からの圧縮空気噴流によりこの傾向は除去される。即ち
、後続ウェブYの新たな先端は、噴気バイブ56,57
からの圧縮空気により巻ぐせや静電気による切断機への
ウェブの付着が防止され、第2案内75上に確実に方向
付けされ、接合機Eに達する。第10図は先行ウェブX
と後続ウェブYとが接合される際の各部材の位置関係を
示す。
両ウェブX,Yの突合わせ端が接合機に達すると、接合
ドラム44,45のテープ台67が該突合わせ端を上下
から挾搾する位置に回転され、テープ台62の圧搾力に
より、接合テープ67が両ウェブX,Yの突合わせ端の
両面に接着される。このようにして、先行ウェブXの後
端に後続ウェブYの先端が突合わせ状態に接合される。
しかる後、接合テープ67で両面から接合されたウェブ
は、後続の処理装置に向つて移送されることになる。接
合テープ67が圧接される際、ウェブX,Yが巻ぐせを
もつていると、それらの端部が浮上がり、しわが発生し
たり、突合わせ状態が不正確になる可能性がある。しか
しながら、本発明の装置にあつては、噴孔70が設けて
あるので、この圧縮空気流によりウェブX,Yの端部は
矯正されるから、巻ぐせの強いウェブであつても、正確
に接合を行なうことができる。以上の動作と同時的に、
切断機Dにより切断された後続ウェブYの先端部は、切
断ドラム43の.回転に伴なつて自動で落下され、第1
0図示のように切断機Dの下方に排除される。
また、先行ウェブxの残部は先行ウェブ排除機Cの真空
ボックス38内の真空圧により真空ボックス38中に吸
引され、排除ローラ39,39a,39bの回転.送り
運動により2つ折りにされた状態で排出口40から排出
・除去される。なお、特公昭48−38461号及び特
開昭50−84670号公報に記載されているように、
従来では切断機の切断ドラムの接合機の接合ドラムとを
兼用させた突合わせ接合装置を知られているが、本発明
はこのような構造にも適用できるのは明らかである。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ・ば、第
2案内の存在により切断機で切断された後続ウェブの切
断屑は、自重で排除されるから、人手あるいはこれを排
除する装置あるいは真空で保持していたものを加圧して
排除するという手間を削減できる。
また、本発明にあつては、切断機と接合機の間に加速装
置を設ける場合に比較して、既に加速された後続ウェブ
を切断機に供給できるから、ウェブのロスが少なく、高
速での接合を行なうことができる。勿論、本発明によれ
ば、後続ウェブに無理なりが作用することもなく、安定
した接合動作が期待できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切欠いて示した本発明によるウェブ突合
わせ接合装置の全体立面図、第2図は同突合わせ接合装
置の平面図、第3図は同突合わせ接合装置の要部拡大断
面図、第4図は切断機要部の拡大断面図、第5図は接合
機要部の拡大展開断面図、第6図は第2案内板廻りの拡
大斜面図、第7図是第11図は同上突合わせ接合装置の
動作説明図である。 A・・・・・・ウェブ繰出機、B・・・・・・後続ウェ
ブ引出機、C・・・・・・先行ウェブ排除機、D・・・
・・・切断機、E・・・・接合機、75・・・・・・第
2案内、77・・・・・可動板、79・・・・・・案内
板、81・・・・作動シリンダ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先行ウェブと該ウェブに接合される後続ウェブとを
    両ウェブの走行状態において切断すべくウェブ通路を狭
    んで設けた回動可能な切断手段と、前記両ウェブの切断
    端を接合すべく前記ウェブ通路の少なくとも一方の側部
    に回動可能に設けた接合部材を保持するための手段と、
    前記ウェブ通路の他方の側部に設けられかつ前記接合部
    材と共同して前記ウェブを押圧するための手段とを有す
    る接合手段と、前記切断手断と前記接合手段との間に設
    けられかつ切断及び接合以前に前記切断手段の位置を越
    えて予備走行される前記後続ウェブを前記接合手段の手
    前において前記ウェブ通路外に排出させかつ前記切断手
    段による切断後の前記後続ウェブの切断端を前記ウェブ
    通路上に導びく案内手段とを備えることを特徴とするウ
    ェブ突合わせ接合装置。 2 前記接合手段が有する押圧手段は回動可能であり、
    両ウェブを裏面からも接合するための接合部材接合手段
    として兼用される特許請求の範囲第1項記載のウェブ突
    合わせ接合装置。 3 前記切断手段の一方はドラム状保持体上に設けらて
    おり、該ドラム状保持体は、ウェブ通路外に排出される
    前記後続ウェブの案内面を形成する特許請求の範囲第1
    項記載のウェブ突合わせ接合装置。 4 前記案内手段は固定案内板と首振りの案内板とから
    なる特許請求の範囲第1項記載のウェブ突合わせ接合装
    置。
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