JPS6056156A - 可変ベンチユリ型気化器 - Google Patents
可変ベンチユリ型気化器Info
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- JPS6056156A JPS6056156A JP58163698A JP16369883A JPS6056156A JP S6056156 A JPS6056156 A JP S6056156A JP 58163698 A JP58163698 A JP 58163698A JP 16369883 A JP16369883 A JP 16369883A JP S6056156 A JPS6056156 A JP S6056156A
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- JP
- Japan
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- valve
- throttle valve
- butterfly
- opening
- slide valve
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M9/00—Carburettors having air or fuel-air mixture passage throttling valves other than of butterfly type; Carburettors having fuel-air mixing chambers of variable shape or position
- F02M9/02—Carburettors having air or fuel-air mixture passage throttling valves other than of butterfly type; Carburettors having fuel-air mixing chambers of variable shape or position having throttling valves, e.g. of piston shape, slidably arranged transversely to the passage
- F02M9/06—Carburettors having air or fuel-air mixture passage throttling valves other than of butterfly type; Carburettors having fuel-air mixing chambers of variable shape or position having throttling valves, e.g. of piston shape, slidably arranged transversely to the passage with means for varying cross-sectional area of fuel spray nozzle dependent on throttle position
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可変ベンチュリ型気化器に関する。
従来、可変ベンチュリ型気化器としては、吸気道を横切
って摺動される摺動絞り弁を、スロットルワイヤによっ
て操作するものがあるが、機関の吸入負圧によって摺動
絞り弁が吸気方向下流側に引き寄せられるので、該下流
側に臨む摺動絞り弁の側面と気化器本体との間に比較的
大きな摩擦力が作用し、したがってスロットルワイヤを
比較的大きな牽引力で操作しなければならなかった。こ
のような欠点を解消するために、吸気道に配設された蝶
型絞り弁によって吸入負圧を制御し、その吸入負圧によ
り摺動絞り弁を開閉駆動するようにした、いわゆる定負
圧式町変ベンチュリ型気化器も実現されている。ところ
が、このように負圧によって摺動絞り弁を駆動するよう
にした気化器では、低負荷状態から急加速を行なうため
に、蝶型絞り弁の開度な急激に増加させても、それに吸
入負圧が追随しない。そのため、摺動絞り弁の動作が急
加速操作に追随せず、加速応答性に劣る。
って摺動される摺動絞り弁を、スロットルワイヤによっ
て操作するものがあるが、機関の吸入負圧によって摺動
絞り弁が吸気方向下流側に引き寄せられるので、該下流
側に臨む摺動絞り弁の側面と気化器本体との間に比較的
大きな摩擦力が作用し、したがってスロットルワイヤを
比較的大きな牽引力で操作しなければならなかった。こ
のような欠点を解消するために、吸気道に配設された蝶
型絞り弁によって吸入負圧を制御し、その吸入負圧によ
り摺動絞り弁を開閉駆動するようにした、いわゆる定負
圧式町変ベンチュリ型気化器も実現されている。ところ
が、このように負圧によって摺動絞り弁を駆動するよう
にした気化器では、低負荷状態から急加速を行なうため
に、蝶型絞り弁の開度な急激に増加させても、それに吸
入負圧が追随しない。そのため、摺動絞り弁の動作が急
加速操作に追随せず、加速応答性に劣る。
本発明は、このような技術的課題を解決すべくなされた
ものであり、操作性および加速応答性に優れた可変ベン
チュリ型気化器を提供することを目的とする。
ものであり、操作性および加速応答性に優れた可変ベン
チュリ型気化器を提供することを目的とする。
本発明によれば、気化器本体に内設された吸気道に、該
吸気道を横切って摺動し可変ベンチュリとして機能する
摺動弁と、該摺動弁よりも下流側で前記気化器本体に軸
支される蝶型絞り弁とが配設され、さらに吸気道には、
前記蝶型絞り弁の近傍で低速燃料通路が開口されるとと
もに摺動弁の直下で主燃料通路が開口され、摺動弁およ
び蝶型絞り弁は、それらの少なくとも低開度域では摺動
弁の開度を蝶型絞り弁の開度よりも一定量だけ犬にして
それらの全閉位置から全開位置にわたって連動すべく、
連動機構を介して連結され、摺動弁および蝶型絞り弁の
いずれか一方には、外力を加えて操作するための操作部
材が連結される。
吸気道を横切って摺動し可変ベンチュリとして機能する
摺動弁と、該摺動弁よりも下流側で前記気化器本体に軸
支される蝶型絞り弁とが配設され、さらに吸気道には、
前記蝶型絞り弁の近傍で低速燃料通路が開口されるとと
もに摺動弁の直下で主燃料通路が開口され、摺動弁およ
び蝶型絞り弁は、それらの少なくとも低開度域では摺動
弁の開度を蝶型絞り弁の開度よりも一定量だけ犬にして
それらの全閉位置から全開位置にわたって連動すべく、
連動機構を介して連結され、摺動弁および蝶型絞り弁の
いずれか一方には、外力を加えて操作するための操作部
材が連結される。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第１図において、吸気道１が内設された気化器本
体２の下部には、フロート室３を形成するだめのフロー
ト室体４がシール部材５を介して一体的に装着され、吸
気道１には、該吸気道１を横切って摺動する摺動弁６と
、吸気方向８に沿って摺動弁６よりも下流側で気化器本
体２に軸支される蝶型絞り弁７とが配設される。しかも
摺動弁６と蝶型絞り弁７とは、連動機構９の働きによっ
て、その全閉位置から全開位置にわたって連動する。
、先ず第１図において、吸気道１が内設された気化器本
体２の下部には、フロート室３を形成するだめのフロー
ト室体４がシール部材５を介して一体的に装着され、吸
気道１には、該吸気道１を横切って摺動する摺動弁６と
、吸気方向８に沿って摺動弁６よりも下流側で気化器本
体２に軸支される蝶型絞り弁７とが配設される。しかも
摺動弁６と蝶型絞り弁７とは、連動機構９の働きによっ
て、その全閉位置から全開位置にわたって連動する。
気化器本体２には、吸気道１の内面に開口する主燃料ノ
ズル１０が設けられ、この主燃料ノズル１０の下部には
エアブリード管１１が一体的かつ同心に連設され、さら
にエアブリード管１１の下部には、フロート室３内の燃
料油面下に連通する主燃料ジェット１２が装着される。
ズル１０が設けられ、この主燃料ノズル１０の下部には
エアブリード管１１が一体的かつ同心に連設され、さら
にエアブリード管１１の下部には、フロート室３内の燃
料油面下に連通する主燃料ジェット１２が装着される。
このようにして、主燃料ジェット１２からエアブリード
管１１を経て主燃料ノズル１０に至る主燃料通路Ｍ ｗ
が形成され、この主燃料通路Ｊ／ ｗは摺動弁６の直下
で吸気道１に開口する。またエアブリード管１１の周囲
に形成される環状室１７は、図示しないエアブリード通
路を経て、吸気道１の上流端に連通される。
管１１を経て主燃料ノズル１０に至る主燃料通路Ｍ ｗ
が形成され、この主燃料通路Ｊ／ ｗは摺動弁６の直下
で吸気道１に開口する。またエアブリード管１１の周囲
に形成される環状室１７は、図示しないエアブリード通
路を経て、吸気道１の上流端に連通される。
また気化器本体２には、蝶型絞り弁７の近傍で吸気道１
に開口する低速燃料通路、５ ｍが設けられる。すなわ
ち、蝶型絞り弁７のわずかに下流側で吸気道１に開口す
るパイロットアウトレット１Ｂと、蝶型絞り弁７の全閉
時におけるわずかに上流側で吸気道１に開口するバイパ
スポート１９とが穿設され、これらは燃料通路２０に共
通に連通し、燃料通路２０に！コ１、フロート室３内の
燃料油面下に連通ずる低速燃料ジェット２１がエアブリ
ード管２２を介して接続される。またパイロットアウト
レット１８の開度を調節すべく、気化器本体２にはパイ
ロットスクリュウ２３が進退可能に螺合される。
に開口する低速燃料通路、５ ｍが設けられる。すなわ
ち、蝶型絞り弁７のわずかに下流側で吸気道１に開口す
るパイロットアウトレット１Ｂと、蝶型絞り弁７の全閉
時におけるわずかに上流側で吸気道１に開口するバイパ
スポート１９とが穿設され、これらは燃料通路２０に共
通に連通し、燃料通路２０に！コ１、フロート室３内の
燃料油面下に連通ずる低速燃料ジェット２１がエアブリ
ード管２２を介して接続される。またパイロットアウト
レット１８の開度を調節すべく、気化器本体２にはパイ
ロットスクリュウ２３が進退可能に螺合される。
フロート室３内にはフロート１３が収納されており、気
化器本体２に穿設された燃料供給通路１５に連通する弁
口１６を開閉するためのフロート弁１４は、フロート１
３の上下動に応じて開閉動作すべくフロート１３の枢支
部に当接される。
化器本体２に穿設された燃料供給通路１５に連通する弁
口１６を開閉するためのフロート弁１４は、フロート１
３の上下動に応じて開閉動作すべくフロート１３の枢支
部に当接される。
気化器本体２の上部には、主燃料ノズル１０の開口位置
に対応して上方に延びる案内筒２４が一体的に設けられ
ており、この案内筒２４の上部には空気室２５を形成す
るためのハウジング２６が一体的に連設される。また空
気室２５は通路２７を介ｌ〜て吸気道１の上流端に連通
される。
に対応して上方に延びる案内筒２４が一体的に設けられ
ており、この案内筒２４の上部には空気室２５を形成す
るためのハウジング２６が一体的に連設される。また空
気室２５は通路２７を介ｌ〜て吸気道１の上流端に連通
される。
摺動弁６は、上部が開放した有底円筒状に形成され、案
内筒２４に摺合される。この摺動弁６の底部６ａには、
針弁２８が保持されており、針弁２８は主燃料ノズル１
０に挿入される。
内筒２４に摺合される。この摺動弁６の底部６ａには、
針弁２８が保持されており、針弁２８は主燃料ノズル１
０に挿入される。
蝶型絞り弁７の弁軸２９には、スロットルンバー３０が
一体的に固着されており、このスロットルンバー３０に
は、操作部材としてのスロットルワイヤ３１が連結され
る。したがって、スロットルワイヤ３１を矢符３２で示
ず方向に牽引することにより、蝶型絞り弁７は開弁動作
する。しかも蝶型絞り弁７は、図示しないばねにより閉
弁方向に付勢されており、スロットルワイヤ３１による
牽引力を緩めることにより、蝶型絞り弁７は閉弁動作す
る。
一体的に固着されており、このスロットルンバー３０に
は、操作部材としてのスロットルワイヤ３１が連結され
る。したがって、スロットルワイヤ３１を矢符３２で示
ず方向に牽引することにより、蝶型絞り弁７は開弁動作
する。しかも蝶型絞り弁７は、図示しないばねにより閉
弁方向に付勢されており、スロットルワイヤ３１による
牽引力を緩めることにより、蝶型絞り弁７は閉弁動作す
る。
一方、ハウジング２６には、前記弁軸２９と平行な回転
軸３３が回転自在に支承されており、空気室２５内で回
転軸３３には駆動アーム３４の一端が固着される。また
摺動弁６には、ブラケット３５が固着されており、この
ブラケット３５と駆動アーム３４の他端とは連結杆３６
により相互に連結される。したがって、回転軸３３の往
復回転動作が駆動アーム３４、連結杆３６およびブラケ
ット３５を介して摺動弁６０案内筒２４に沿う往復直線
運動すなわち開閉動作に変換される。
軸３３が回転自在に支承されており、空気室２５内で回
転軸３３には駆動アーム３４の一端が固着される。また
摺動弁６には、ブラケット３５が固着されており、この
ブラケット３５と駆動アーム３４の他端とは連結杆３６
により相互に連結される。したがって、回転軸３３の往
復回転動作が駆動アーム３４、連結杆３６およびブラケ
ット３５を介して摺動弁６０案内筒２４に沿う往復直線
運動すなわち開閉動作に変換される。
第２図を併せて参照して、このような摺動弁６の開閉動
作を、蝶型絞り弁７の開閉動作に連動させるために、蝶
型絞り弁Ｉの弁軸２９と、回転軸３３とは連動機構９に
よって相互に連結される。
作を、蝶型絞り弁７の開閉動作に連動させるために、蝶
型絞り弁Ｉの弁軸２９と、回転軸３３とは連動機構９に
よって相互に連結される。
この連動機構９は、気化器本体２の外方で弁軸２９に固
着される第１揺動アーム３７と、気化器本体２の外方で
回転軸３３に装着される第２揺動アーム３８と、両揺動
アーム３７．３８を連結する連結アーム３９とから成り
、第２揺動アーム３８および回転軸３３間には、調整機
構４０が介装される。
着される第１揺動アーム３７と、気化器本体２の外方で
回転軸３３に装着される第２揺動アーム３８と、両揺動
アーム３７．３８を連結する連結アーム３９とから成り
、第２揺動アーム３８および回転軸３３間には、調整機
構４０が介装される。
第２揺動アーム３８の基部は回転軸３３に回転可能に枢
支されており、この第２揺動アーム３８の途中には、調
整機構４０側に突出した突起４１が突設される。一方、
調整機構４０は、回転軸３３の端部に固着され第２揺動
アーム３８と同一方向に延出されたレバー４２と、この
レバー４２の先端で第２揺動アーム３８側に突設され突
起４１の上方に位置する支持突部４３と、該支持突部４
３に進退可能に螺合され突起４１に当接し得る調整ねじ
４４と、その調整ねじ４４が突起４１に当接する方向に
レバー４２を付勢するコイルばね４５とから成る。この
コイルばね４５は回転軸３３を囲繞し、その一端はハウ
ジング２６に一体的に植設された係止ビン４６に係合さ
れ、その他端はレバー４２に係合される。
支されており、この第２揺動アーム３８の途中には、調
整機構４０側に突出した突起４１が突設される。一方、
調整機構４０は、回転軸３３の端部に固着され第２揺動
アーム３８と同一方向に延出されたレバー４２と、この
レバー４２の先端で第２揺動アーム３８側に突設され突
起４１の上方に位置する支持突部４３と、該支持突部４
３に進退可能に螺合され突起４１に当接し得る調整ねじ
４４と、その調整ねじ４４が突起４１に当接する方向に
レバー４２を付勢するコイルばね４５とから成る。この
コイルばね４５は回転軸３３を囲繞し、その一端はハウ
ジング２６に一体的に植設された係止ビン４６に係合さ
れ、その他端はレバー４２に係合される。
このような連動機構９および調整機構４０において、ス
ロットルレバー３０による蝶型絞り弁７の開弁方向動作
、すなわち第１図の反時計方向の回動動作は、第１揺動
アーム３１および連結アーム３９を介して、第２揺動ア
ーム３８に伝えられ、第２揺動アーム３８が反時計方向
に回動する。このとき、調整機構４０の調整ねじ４４は
第２揺動アーム３８の突起４１に弾発的に当接している
ので、レバー４２および回転軸３３が反時計方向に回動
し、この回転軸３３の回動動作が駆動アーム３４、連結
杆３６およびブラケット３５を介して摺動弁６に伝えら
れ、摺動弁６は案内筒２４に沿って上方に変位、すなわ
ち開弁動作する。
ロットルレバー３０による蝶型絞り弁７の開弁方向動作
、すなわち第１図の反時計方向の回動動作は、第１揺動
アーム３１および連結アーム３９を介して、第２揺動ア
ーム３８に伝えられ、第２揺動アーム３８が反時計方向
に回動する。このとき、調整機構４０の調整ねじ４４は
第２揺動アーム３８の突起４１に弾発的に当接している
ので、レバー４２および回転軸３３が反時計方向に回動
し、この回転軸３３の回動動作が駆動アーム３４、連結
杆３６およびブラケット３５を介して摺動弁６に伝えら
れ、摺動弁６は案内筒２４に沿って上方に変位、すなわ
ち開弁動作する。
これとは逆に、スロットルレバー３０により蝶型絞り弁
７を第１図の時計方向に回動して閉弁動作せしめると、
第２揺動アーム３８も同様に時計方向に回動し、この第
２揺動アーム３８の時計方向の回動動作に応じて、レバ
ー４２すなわち回転軸３３はコイルばね４５のばね力に
より調整ねじ４４が突起４１に当接するように追随して
時計方向に回動する。したがって、摺動弁６は駆動アー
ム３４、連結杆３６およびブラケット３５を介して押下
げられて、閉弁動作する。この際、摺動弁６が何らかの
原因でスティックしたときでも、調整機構４０において
第２揺動アーム３８の時計方向の回動は可能であり、し
たがって蝶型絞り弁７を閉弁することができる。
７を第１図の時計方向に回動して閉弁動作せしめると、
第２揺動アーム３８も同様に時計方向に回動し、この第
２揺動アーム３８の時計方向の回動動作に応じて、レバ
ー４２すなわち回転軸３３はコイルばね４５のばね力に
より調整ねじ４４が突起４１に当接するように追随して
時計方向に回動する。したがって、摺動弁６は駆動アー
ム３４、連結杆３６およびブラケット３５を介して押下
げられて、閉弁動作する。この際、摺動弁６が何らかの
原因でスティックしたときでも、調整機構４０において
第２揺動アーム３８の時計方向の回動は可能であり、し
たがって蝶型絞り弁７を閉弁することができる。
しかも、摺動弁６の開度は、少なくとも低開度域におい
て蝶型絞り弁７の開度よりも常に一定量だけ犬となるよ
うに設定されている。また蝶型絞り弁７が全開位置とな
ったときには、摺動弁６はその底部端面が吸気道１の内
面から空気室２５側に没入した位置にあるように設定さ
れている。このようにすることにより、吸気道１や摺動
弁６に多少の製作誤差があっても、全開時に摺動弁６が
吸気道１内に突出することが避けられる。
て蝶型絞り弁７の開度よりも常に一定量だけ犬となるよ
うに設定されている。また蝶型絞り弁７が全開位置とな
ったときには、摺動弁６はその底部端面が吸気道１の内
面から空気室２５側に没入した位置にあるように設定さ
れている。このようにすることにより、吸気道１や摺動
弁６に多少の製作誤差があっても、全開時に摺動弁６が
吸気道１内に突出することが避けられる。
また、調整機構４０においては、調整ねじ４４を進退さ
ぜることにより、蝶型絞り弁７の開度に対する摺動弁６
の開度の微調整を行なうことができる。しかも、調整ね
じ４４はコイルばね４５のばね力により、突起４１に弾
発的に当接するので、第１および第２揺動アーム３７．
３８や連結アーム３９などの取付けがたを吸収して円滑
な作動を行なうことができる。
ぜることにより、蝶型絞り弁７の開度に対する摺動弁６
の開度の微調整を行なうことができる。しかも、調整ね
じ４４はコイルばね４５のばね力により、突起４１に弾
発的に当接するので、第１および第２揺動アーム３７．
３８や連結アーム３９などの取付けがたを吸収して円滑
な作動を行なうことができる。
次に、この実施例の作用について説明すると、スロット
ルワイヤ３１の牽引操作によって蝶型絞り弁７を開閉駆
動するのに応じて、連動機構９を介して摺動弁６が開閉
駆動される。この際、蝶型絞り弁７が摺動弁６の下流側
に配設されているので、吸気負圧が、摺動弁６を下流側
に引寄せる力として直接作用することがなく、摺動弁６
と案内筒２４の内面との摩擦抵抗が比較的小さく、した
かってスロットルワイヤ３１を比較的小さな牽引力で操
作することができる。しかも、蝶型絞り弁７の開度を急
激に増加させて急加速するようにしたときでも、摺動弁
６はそれに追随して開弁作動される。したがって開き遅
れの生じることはなく、優れた加速性を得ることができ
る。また、蝶型絞り弁Ｉの近傍で低速燃料通路５ ｗを
開口させたので、低速系の吐出燃料の制御が、蝶型絞り
弁７の開度に応じて制御され、高精度の制御を達成する
ことができる。
ルワイヤ３１の牽引操作によって蝶型絞り弁７を開閉駆
動するのに応じて、連動機構９を介して摺動弁６が開閉
駆動される。この際、蝶型絞り弁７が摺動弁６の下流側
に配設されているので、吸気負圧が、摺動弁６を下流側
に引寄せる力として直接作用することがなく、摺動弁６
と案内筒２４の内面との摩擦抵抗が比較的小さく、した
かってスロットルワイヤ３１を比較的小さな牽引力で操
作することができる。しかも、蝶型絞り弁７の開度を急
激に増加させて急加速するようにしたときでも、摺動弁
６はそれに追随して開弁作動される。したがって開き遅
れの生じることはなく、優れた加速性を得ることができ
る。また、蝶型絞り弁Ｉの近傍で低速燃料通路５ ｗを
開口させたので、低速系の吐出燃料の制御が、蝶型絞り
弁７の開度に応じて制御され、高精度の制御を達成する
ことができる。
しかも蝶型絞り弁Ｉの全閉時に摺動弁６は所定開度だけ
既に開かれているので、低負荷運転域では、蝶型絞り弁
７による混合気の流量および空燃比の制御を摺動弁６に
干渉されずに的確に行なうことができる。さらに高負荷
運転域では、摺動弁６が可変ベンチュリ機能を発揮し、
主燃料ノズル１０上の負圧を負荷に応じて制御して主燃
料ノズル１０からの燃料噴出量を調整し、高負荷に適し
た混合気を生成することができる。
既に開かれているので、低負荷運転域では、蝶型絞り弁
７による混合気の流量および空燃比の制御を摺動弁６に
干渉されずに的確に行なうことができる。さらに高負荷
運転域では、摺動弁６が可変ベンチュリ機能を発揮し、
主燃料ノズル１０上の負圧を負荷に応じて制御して主燃
料ノズル１０からの燃料噴出量を調整し、高負荷に適し
た混合気を生成することができる。
本発明の他の実施例として、スロットルレバー３０を回
転軸３３側に固着し、弁軸２９と連動機構９との間に調
整機構を設けてもよい。また弁軸２９および回転軸３３
のいずれが一方側にスロットルレバー３ｏおよび調整機
構を設けてもよいが、各軸２９．３３に取付けられる部
品を分散させて、気化器本体２がら外方に突出する部品
を平均化してコンパクトに構成するためには、スロット
ルレバ−３０および調整機構を、各軸２９，３３側に分
散配置する方が望まし・。また、連動機構としては、前
述の実施例のように、第１および第２揺動アーム３７．
３８を連結アーム３９で連結して成るリンク機構でな（
てもよく、たとえばカムなどを用いたものであってもよ
いが、前記リンク機構にすれば、構造が簡単であってし
かも安価に製作することができる。
転軸３３側に固着し、弁軸２９と連動機構９との間に調
整機構を設けてもよい。また弁軸２９および回転軸３３
のいずれが一方側にスロットルレバー３ｏおよび調整機
構を設けてもよいが、各軸２９．３３に取付けられる部
品を分散させて、気化器本体２がら外方に突出する部品
を平均化してコンパクトに構成するためには、スロット
ルレバ−３０および調整機構を、各軸２９，３３側に分
散配置する方が望まし・。また、連動機構としては、前
述の実施例のように、第１および第２揺動アーム３７．
３８を連結アーム３９で連結して成るリンク機構でな（
てもよく、たとえばカムなどを用いたものであってもよ
いが、前記リンク機構にすれば、構造が簡単であってし
かも安価に製作することができる。
以上のように本発明によれば、摺動弁の下流側に蝶型絞
り弁が配設されるので、吸気負圧によって摺動弁が下流
側に引き寄せられることが避けられ、したがって摺動弁
に作用する摩擦力が比較的小さく抑えられ、小さな力で
操作することが可能となる。また摺動弁および蝶型絞り
弁は、それらの全閉位置から全開位置にわたって連動す
べ（、連動機構を介して連結され、摺動弁および蝶型絞
り弁のいずれか一方には、外力を加えて操作するための
操作部材が連結されるので、蝶型絞り弁と摺動弁とが相
互間に時間差を生じることなく連動し、したがって優れ
た加速性を得ることができる。
り弁が配設されるので、吸気負圧によって摺動弁が下流
側に引き寄せられることが避けられ、したがって摺動弁
に作用する摩擦力が比較的小さく抑えられ、小さな力で
操作することが可能となる。また摺動弁および蝶型絞り
弁は、それらの全閉位置から全開位置にわたって連動す
べ（、連動機構を介して連結され、摺動弁および蝶型絞
り弁のいずれか一方には、外力を加えて操作するための
操作部材が連結されるので、蝶型絞り弁と摺動弁とが相
互間に時間差を生じることなく連動し、したがって優れ
た加速性を得ることができる。
また、摺動弁および蝶型絞り弁の少な（とも低開度域に
おいて、摺動弁の開度は蝶型絞り弁の開度よりも太き（
され、しかも摺動弁の直下で吸気道に主燃料通路が開口
され、蝶型絞り弁の近傍で吸気道に低速燃料通路が開口
されるので、低負荷運転域では蝶型絞り弁による混合気
の流量および空燃比の制御が摺動弁に干渉されずに的確
に行なわれ、高負荷運転域では、摺動弁による主燃料ノ
ズルからの燃料噴出量制御が行なわれ、高負荷に適した
混合気を生成することができる。
おいて、摺動弁の開度は蝶型絞り弁の開度よりも太き（
され、しかも摺動弁の直下で吸気道に主燃料通路が開口
され、蝶型絞り弁の近傍で吸気道に低速燃料通路が開口
されるので、低負荷運転域では蝶型絞り弁による混合気
の流量および空燃比の制御が摺動弁に干渉されずに的確
に行なわれ、高負荷運転域では、摺動弁による主燃料ノ
ズルからの燃料噴出量制御が行なわれ、高負荷に適した
混合気を生成することができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は気化器
の全体縦断面図、第２図は第１図の要部拡大斜視図であ
る。 １・・・吸気道、２・・・気化器本体、６・・・摺動弁
、？・・・蝶型絞り弁、８・・・吸気方向、９・・・連
動機構、３１・・・操作部材としてのスロットルワイヤ
、Ｍ ｗ・・・主燃料通路、Ｓ ＬノＪ・・・低速燃料
通路特許 出 願人 本田技研工業株式会社１・ １．
・ｉｉ 第１図 第２図 ω 手続補正書輸幻 昭和５９年 １ ｎ２６日 １、事件の表示 昭和５８年 特 願第１６３６９８号 ２、発明の名称 可変ベンチュリ型気化器 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 （５３２）本田技研工業株式会社４、代 理
人 〒１０５ ５、補正の対象 別 紙 の 通 り 補正の内容 明細書第１２頁第５行〜第９行、 ・・・「この際、・・・・・・ことができる。」とある
を下記の通り訂正する。 記 ・・・「この際、調整機構４０によって第２揺動アーム
３８の時計方向の回動は可能であり、したがって蝶型絞
り弁７は、摺動弁６の動作にかかわらず、閉弁すること
が可能である。」 以上
の全体縦断面図、第２図は第１図の要部拡大斜視図であ
る。 １・・・吸気道、２・・・気化器本体、６・・・摺動弁
、？・・・蝶型絞り弁、８・・・吸気方向、９・・・連
動機構、３１・・・操作部材としてのスロットルワイヤ
、Ｍ ｗ・・・主燃料通路、Ｓ ＬノＪ・・・低速燃料
通路特許 出 願人 本田技研工業株式会社１・ １．
・ｉｉ 第１図 第２図 ω 手続補正書輸幻 昭和５９年 １ ｎ２６日 １、事件の表示 昭和５８年 特 願第１６３６９８号 ２、発明の名称 可変ベンチュリ型気化器 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 （５３２）本田技研工業株式会社４、代 理
人 〒１０５ ５、補正の対象 別 紙 の 通 り 補正の内容 明細書第１２頁第５行〜第９行、 ・・・「この際、・・・・・・ことができる。」とある
を下記の通り訂正する。 記 ・・・「この際、調整機構４０によって第２揺動アーム
３８の時計方向の回動は可能であり、したがって蝶型絞
り弁７は、摺動弁６の動作にかかわらず、閉弁すること
が可能である。」 以上
Claims (2)
- （１）気化器本体に内設された吸気道に、該吸気道を横
切って摺動し可変ベンチュリとして機能する摺動弁と、
該摺動弁よりも下流側で前記気化器本体に軸支される蝶
型絞り弁とが配設され、さらに吸気道には、前記蝶型絞
り弁の近傍で低速燃料通路が開口されるとともに摺動弁
の直下で主燃料通路が開口され、摺動弁および蝶型絞り
弁は、それらの少なくとも低開度域では摺動弁の開度を
蝶型絞り弁の開度よりも一定量だけ犬にしてそれらの全
閉位置から全開位置にわたって連動すべく、連動機構を
介して連結され、摺動弁および蝶型絞り弁の℃・ずれか
一方には、外力を加えて操作するための操作部材が連結
されることを特徴とする可変ベンチュリ型気化器。 - （２）前記連動機構は、蝶型絞り弁の全開時に、摺動弁
の端面が吸気道内面より没入した位置にあるように構成
されることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載
の可変ベンチュリ型気化器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58163698A JPS6056156A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 可変ベンチユリ型気化器 |
| US06/621,072 US4564482A (en) | 1983-09-06 | 1984-06-15 | Variable venturi type carburetor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58163698A JPS6056156A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 可変ベンチユリ型気化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6056156A true JPS6056156A (ja) | 1985-04-01 |
Family
ID=15778910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58163698A Pending JPS6056156A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 可変ベンチユリ型気化器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4564482A (ja) |
| JP (1) | JPS6056156A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016070065A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 株式会社ケーヒン | 気化器 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5326255A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-10 | Toyota Motor Co Ltd | Process for preventing deformation at time of surface rolling |
| JPS5326254A (en) * | 1976-08-23 | 1978-03-10 | Sumitomo Metal Ind | Device for caulking high pressure gas vessel frame |
| JPS5385225A (en) * | 1976-12-30 | 1978-07-27 | Sibe | Carburetor for internal combustion engine |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1375898A (en) * | 1918-09-11 | 1921-04-26 | E & E Carbureter Company Inc | Carbureter |
| FR1466177A (fr) * | 1965-02-20 | 1967-01-13 | Honda Gijutsu Kenkyusho Kk | Carburateur |
| GB1289336A (ja) * | 1968-10-22 | 1972-09-13 | ||
| GB1324848A (en) * | 1970-06-08 | 1973-07-25 | Zenith Carburetter Co Ltd | Carburetters |
| US3937768A (en) * | 1973-04-02 | 1976-02-10 | Colt Industries Operating Corporation | Variable venturi carburetor |
| JPS5317133B2 (ja) * | 1974-02-22 | 1978-06-06 | ||
| JPS543620A (en) * | 1977-06-10 | 1979-01-11 | Hitachi Ltd | Variable stage type carburetor |
| JPS6039867B2 (ja) * | 1979-05-10 | 1985-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | 可変ベンチユリ気化器 |
-
1983
- 1983-09-06 JP JP58163698A patent/JPS6056156A/ja active Pending
-
1984
- 1984-06-15 US US06/621,072 patent/US4564482A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5326254A (en) * | 1976-08-23 | 1978-03-10 | Sumitomo Metal Ind | Device for caulking high pressure gas vessel frame |
| JPS5326255A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-10 | Toyota Motor Co Ltd | Process for preventing deformation at time of surface rolling |
| JPS5385225A (en) * | 1976-12-30 | 1978-07-27 | Sibe | Carburetor for internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4564482A (en) | 1986-01-14 |
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