JPS6056042B2 - 多対絶縁芯の絶縁体剥取方法 - Google Patents

多対絶縁芯の絶縁体剥取方法

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Publication number
JPS6056042B2
JPS6056042B2 JP54114551A JP11455179A JPS6056042B2 JP S6056042 B2 JPS6056042 B2 JP S6056042B2 JP 54114551 A JP54114551 A JP 54114551A JP 11455179 A JP11455179 A JP 11455179A JP S6056042 B2 JPS6056042 B2 JP S6056042B2
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JP
Japan
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pair
holding unit
insulator
insulation
insulating core
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Expired
Application number
JP54114551A
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English (en)
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JPS5638908A (en
Inventor
誠 橘
健嗣 松本
権市 福見
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Publication date
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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多対絶縁芯の絶縁体剥取方法に関し、詳し
くは通信ケーブルの多対絶縁芯を一対の回転円筒形ワイ
ヤブラシによつて一挙に各絶縁体を剥取る方法に関する
ものである。
通信ケーブルの断・混線試験等の特性試験を行うに際
し絶縁芯線端部の絶縁体を剥取る必要があり、その剥取
手段としては、従来紙絶縁通信ケーブルの場合は、外被
を適当な長さに剥取り、露出した多対絶縁芯の端部を水
中に浸した後、絶縁心線をほくして絶縁体(絶縁紙)を
剥取り乾燥するか、多対絶縁心の端部をほぐしてトーチ
ランプ等で絶縁紙を焼きとるか、あるいはニツパーで一
カツド宛剥取る等の方法が採られている。
しカルながら、水中に浸す方法は乾燥という余分な工
程が必要であるほかケーブルの特性上好ましくないもの
であり、更にトーチランプで焼きとる方法は煙が出たり
灰が飛散するなど作業環境を悪くする他多対絶縁芯の各
絶縁心線を均一に焼くことは困難で火炎の直接当る部分
の導体表面が著しく酸化する問題があり、又ニツパーに
よる方法は極めて非能率的である等各々に欠点を有して
いる。
一方、プラスチック絶縁通信ケーブルの場合は、薬品
を使つて絶縁体を溶解除去する方法、又は絶縁体を燃焼
除去する方法があるが、前者は、薬品の管理、廃液の処
理、作業環境の保全上に問題があり、後者は、燃焼時に
有毒ガス或いは悪臭が発生するほか、絶縁体が溶けて隣
接する絶縁心線同志がくつついてしまつたり、さらに絶
縁体を完全に燃焼除去することが困難で導体上に薄い皮
膜が残り後に行う特性試験に於いて電気的接触不良の原
因となるなどの問題があつて実用的でないのが現状であ
る。
従つてプラスチック絶縁通信ケーブルの場合には、能率
が悪い事を承知でニツパーによつて一カツド宛剥取るの
が最も確実な方法てある。
こうしたことから、一対の回転円筒形ワイヤブラシの間
に多対絶縁芯を挿入して絶縁心線の絶縁体を剥取る方法
等が提案されたが、それらの方法は多対絶縁芯の絶縁体
剥取部全長を剥取るためにブラッシング時間が長くなり
、多対絶縁芯の心線が硬化して、特性試験を行なうとき
多対絶縁芯の心線と試験装置との結線が困難になるとい
う欠点と、作業時間が非常に長いという欠点もある。
本発明は、以上の欠点を解決するものて多対絶縁芯を一
対または二対以上の回転ブラシにより短時間で、心線硬
化なしに多対絶縁心の絶縁体を剥取る方法てある。以下
に本発明方法の実施例を示した図面に基づき本発明を詳
述する。
1は多対絶縁芯でシース2及び押えテープ3等の外被4
を、所望の絶縁体剥取長より長めに剥取つてある。
絶縁体保持ユニット5は、下方に設けた支点6を中心に
して揺動可能なレバー7と、多対絶縁心1を挿入かつ挾
持し得る保持部8とから構成されている。
この保持部8は、多対絶縁心1が挿入され得る開口部を
介し、その下面に一本の保持用ロール9aを設けた固定
部10と、上面に二本の保持用ロール9b,9bを設け
た可動部11とわら成り、この可動部の保持用ロール9
b,9bは例えばエアシリンダ等の駆動手段により上下
動される。12は、一対の回転円筒形ワイヤブラシで、
前記絶縁保持ユニット5の謡動方向、即ち矢符A方向に
配置され、この矢符A方向と回転軸13が直角で互いに
逆方向且つ内向きに回転し、この一対の回転円筒形ワイ
ヤブラシ12の片方又は両方をエアシリンダ等で上下動
して多対絶縁芯を挾圧し得るように構成されている。
初めに、外被の剥取られた多対絶縁心1を所望の絶縁体
剥取長よりも長く絶縁体保持ユニット5の保持部7に挿
入し固定する。
次に、多対絶縁芯4の外被剥取部が前記一対の回転円筒
形ワイヤブラシ12間にこのワイヤブラシの周速以上の
速さで挿入されるよう矢符A方向に前記絶縁体保持ユニ
ット5を揺動させる。
さらに、多対絶縁芯1の所望の絶縁体剥取位置で、前記
絶縁体保持ユニット5を逆方向に揺動させると同時に、
回転円筒形ワイヤブラシ12が逆回転しないようにする
と共に挾圧を強くした状態て絶縁体保持ユニット5を初
めの位置に戻して絶縁体を剥取る。他の方法として、前
記回転円筒形ワイヤブラシ12の回転方向及び回転力は
そのままの状態にしておき、この回転円筒形ワイヤブラ
シ12の挾圧を制御しながら絶縁体保持ユニット5を初
めの位置に戻して絶縁体を剥取つてもよい。
さらに他の方法として、前記一対の回転円筒形ワイヤブ
ラシ12の後方に、これと同方向に回転し多対絶縁心1
を挾圧自在な一対の補助回転円筒形ワイヤブラシ14を
設け、この補助回転円筒形ワイヤブラシ14にも多対絶
縁芯1を挾持させ、絶縁体保持ユニット5を初めの位置
に戻して絶縁体を剥取つてもよい。
最後に、絶縁体保持ユニット5の保持部7から多対絶縁
芯4をはずす。
以上のような順序によつて本発明は多対絶縁芯の絶縁体
を剥取るものであるが、この発明によると消火用耐熱ケ
ーブルのようなポリイミド・ポリアミドイミド等の皮膜
を設けたもので絶縁体剥取全長にわたり皮膜を削り取る
場合を除いた他の全ての多対絶縁芯に適用できる。
更にこの発明の方法によれば、多対絶縁芯の一部分の絶
縁体を剥取り分離された絶縁体を抜取る時間が従来の絶
縁体剥取り部全長を剥取る時間に比べ、作業時間におい
て約113になり非常に能率がよい。
また、この発明の方法によれは絶縁体保持ユニットが多
対絶縁芯の先端方向に揺動した後逆方向に揺動する段階
で回転円筒形ワイヤブラシの前後で絶縁体が分離され多
対絶縁芯の先端側の絶縁が抜取られるように剥取られる
ので、発熱が少なく多対絶縁線の伸線硬化が少なくまた
希望長の剥取りが簡単にできるという効果もある。
また、この発明によれば、剥取るべき絶縁心全ての部分
に回転円筒形ワイヤブラシでブラッシングされず剥取ら
れた絶縁くずも大きいので線ぼこり等の発生が非常に少
なくごみ処理も簡単でかつ省電力てあり検査準備工程の
機械化が可能になる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・・・・第4図は本発明に係る動作順序図、
第5図は多対絶縁心の平面図である。 1・・・・・・シース、2・・・・・・押えテープ、3
・・・・・・外被、4・・・・・・多対絶縁芯、5・・
・・・・絶縁体保持ユニット、6・・・・・・支点、7
・・・・・ルバー8・・・・・・保持部、9a,9b・
・・・・・保持用ロール、10・・・・・・固定部、1
1・・・・・・可動部、12・・・・・・回転円筒形ワ
イヤブラシ、13・・・・・・回転軸、14・・・・・
・補助回転円筒形ワイヤブラシ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外被が所定長剥取られた多対絶縁芯をその先端方向
    に揺動可能で且つ前記多対絶縁芯を挾圧可能な絶縁体保
    持ユニットに挿入して固定し、前記絶縁体保持ユニット
    揺動方向と回転軸が直角で且つ互いに逆方向且つ内向き
    に回転する一対の回転ブラシ間に前記多対絶縁芯が挾圧
    されるように前記絶縁体保持ユニットを多対絶縁芯剥取
    先端方向に前記回転ユニットの周速以上の速さで揺動さ
    せ、所望の絶縁体剥取位置で前記絶縁保持ユニットを逆
    方向に揺動させ絶縁保持ユニットを最初の位置に戻して
    多対絶縁芯の絶縁体を剥取ることを特徴とする多対絶縁
    芯の絶縁体剥取方法。 2 前記保持ユニットを逆方向に揺動させる段階で、回
    転ブラシが逆回転しないようにすると共に回転ブラシの
    挾圧を更に強くした状態で絶縁保持ユニットを最初の位
    置に戻すことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    多対絶縁芯の絶縁体剥取方法。 3 前記保持ユニットを逆方向に揺動させる段階で、回
    転ブラシの回転はそのままにして回転ブラシの挾圧を制
    御しながら、絶縁保持ユニットを最初の位置に戻すこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の多対絶縁芯の
    絶縁体剥取方法。 4 前記一対の回転ブラシの後方にこの一対の回転ブラ
    シと同方向に回転する一対の補助回転ブラシを配置し、
    この補助回転ブラシで多対絶縁芯を挾圧することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の多対絶縁芯の絶縁体
    剥取方法。
JP54114551A 1979-09-03 1979-09-03 多対絶縁芯の絶縁体剥取方法 Expired JPS6056042B2 (ja)

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JP54114551A JPS6056042B2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 多対絶縁芯の絶縁体剥取方法

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Publication Number Publication Date
JPS5638908A JPS5638908A (en) 1981-04-14
JPS6056042B2 true JPS6056042B2 (ja) 1985-12-07

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JP54114551A Expired JPS6056042B2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 多対絶縁芯の絶縁体剥取方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613491Y2 (ja) * 1985-10-11 1994-04-06 住友軽金属工業株式会社 金属溶湯中の水素濃度測定用プロ−ブ
JPH0754857Y2 (ja) * 1991-11-15 1995-12-18 川惣電機工業株式会社 溶融金属試料採取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5638908A (en) 1981-04-14

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