JPS605581Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

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JPS605581Y2
JPS605581Y2 JP3997678U JP3997678U JPS605581Y2 JP S605581 Y2 JPS605581 Y2 JP S605581Y2 JP 3997678 U JP3997678 U JP 3997678U JP 3997678 U JP3997678 U JP 3997678U JP S605581 Y2 JPS605581 Y2 JP S605581Y2
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JP
Japan
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electrolytic capacitor
terminal plate
terminal
lead
elastic body
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JP3997678U
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JPS54141460U (ja
Inventor
仁 鈴木
Original Assignee
マルコン電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は封口部の厚さを薄くすることによって小形化を
図り、かつリード線に加わる外力の影響をなくすことに
よって引出端子と電極箔との接続部の安定およびリード
線の引張強度などの機械的強度の向上を目的とし、かっ
防爆弁を有する電解コンデンサに関する。
従来、例えば第1図に示すようなリード線端子開一方向
形電解コンデンサはコンデンサ素子1から導出した引出
端子2,3をゴム栓4に挿入し、これを金属ケース5に
収納して該金属ケース5に溝6および巻締め部7を形成
していた。
このような電解コンデンサではゴム栓4を圧縮すること
によって引出端子2,3との気密を維持しているが、金
属ケース5の外径に応じたゴム栓4の厚さを必要とし、
例えば金属ケース5外径167IrIILφでは5〜6
rIr!ftが必要でありコンデンサの長さ方向におけ
る小形化を阻害する要因となっていた。
またリード線8,9に外力が加わった場合ゴム栓4は述
べるまでもなく弾性体であるから、外力の大きさによっ
てはコンデンサ素子1内部まで影響しコンデンサ素子1
内部において引出端子2,3と電極箔(図示せず)との
接続状態を悪化せしめたり、外力が引張力をともなうも
のである場合には、ゴム栓4に引出端子2,3を強力に
係止する圧縮力はないので、前記の引出端子2,3と電
極箔との接続状態の悪化のほか引出端子2,3の抜けな
どを生ずる場合もあった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので機械的強度に
すぐれ小形化できる電解コンデンサを提供するものであ
る。
以下リード線端子開一方向形電解コンデンサを実施例と
して説明する。
−第2図に示すようにコンデンサ素子11からリード線
12.13を接続した陽極および陰極引出端子14,1
5を導出する。
該陽極および陰極引出端子14.15は端子板16に挿
入される。
該端子板16は金属、樹脂成形品、ファイバーボード、
紙基材フェノール樹脂積層板、布基板フェノール樹脂積
層板の中の1種からなり、第3図に示すようにハトメ1
7,18が取着され貫通孔19が設けられている。
さらに端子板16は該ハトメ17゜1Bの外面露出部を
除いて弾性体20(例えばゴム、エラストマー)で被覆
され、したがって貫通孔19の一面は閉塞される。
同時に前記ハトメ17.18の内面も前記弾性体20で
被覆されるから上記陽極および陰極引出端子14.15
は前記のように構成されたハトメ17,1B内面の弾性
体20の中に挿入され気密に閉塞される。
このように組合せたコンデンサ素子11と端子板16と
はアルミニウムなどからなる金属ケース21に収容され
開口端近傍の胴体側壁を押圧して形成した溝22で端子
板16を支え開口端縁を前記弾性体20に食い込ませる
ように巻締めて形成した巻締め部23で封口密閉する。
この状態でハトメ17.18の外面露出部をハンダ、樹
脂、接着剤またはラテックスなどの固着剤24で封じら
れ密閉される。
以上のように構成された電解コンデンサは端子板16を
使用したために従来のゴム栓を使用した場合に比して厚
さを大幅に薄くすることができ、また密閉も弾性体20
の中へ陽極および陰極引出端子14.15を挿入するも
のであるから強固である。
そして端子板16に形成した貫通孔19は一面のみは閉
塞されるから(第2図、第3図では端子板の内側面)厚
さを適宜設定することにより防爆弁として作用すること
となる。
さらにリード線12.13に外力が加わってもハトメ1
7,18に充填した固着剤24によって外力がコンデン
サ素子11まで作用しないから、例えば引出端子14.
15とコンデンサ素子11の電極箔(図示せず)との接
続状態が悪化することはなくリード線12.13に加わ
った引張り力などに対しても機械的強度は向上するもの
である。
なお端子板と弾性体との構成は第2図および第3図に限
定されるものではなく、第4図のように形成した弾性体
40でも、また第5図および第6図に示すようなゴム貼
端子板36や46を用いてもあるいは第8図のように引
出端子が弾性体60を突き破ってハトメ57に挿入され
た構成のものでも同様の効果を得ることができる。
そして第7図のように端子板56の周縁を立上がらせた
ものを用いれば密閉効果は一層向上する。
さらに実施例ではリード線端子開一方向形電解コンデン
サについて述べたがこれに限定するものではなく、例え
ばリード線端子反対方向形電解コンデンでも同様の作用
効果が得られることは述べるまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電解コンデンサを示す正断面図、第2図
は本考案になる電解コンデンサの一実施例を示す正断面
図、第3図は本考案になる端子板の一実施例を示す正断
面図、第4図は本考案になる端子板の他の実施例を示す
正断面図、第5図は本考案のゴム貼端子板を使用した実
施例を示す正断面図、第6図は本考案のゴム貼端子板を
使用した他の実施例を示す正断面図、第7図は本考案に
なる変形端子板の実施例を示す正断面図、第8図は引出
端子を端子板に挿入した本考案になる他の実施例を示す
拡大断面図である。 11・・・・・・コンデンサ素子、12,13・・・・
・・リード線、14.15・・・・・・陽極および陰極
引出端子、16・・・・・・端子板、17,18・・・
・・・ハトメ、19・・・・・・貫通孔、20・・・・
・・弾性体、21・・・・・・金属ケース、22・・・
・・・溝、23・・・・・・巻締め部、24・・・・・
・固着剤。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)電極箔と引出端子14.15との接続部および該
    引出端子14.15に接続したリード線12.13を有
    するコンデンサ素子11と、前記引出端子14.15を
    挿入するハトメ17,18を取着し貫通孔19を有する
    端子板16と、該端子板16を開口端に嵌入する金属ケ
    ース21とを具備し、前記端子板16は前記ハトメ17
    .18の外面露出部と前記貫通孔19の一面を除いて被
    覆した弾性体20を有し、前記ハトメ17,1Bの外面
    露出部を固着剤24で封じたことを特徴とする電解コン
    デンサ。
  2. (2)端子板16が金属、樹脂成形品、ファイバーボー
    ド、紙基材フェノール樹脂積層板、布基材フェノール樹
    脂積層板の中の1種からなることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の電解コンデンサ。
  3. (3)弾性体20がゴムまたはエラストマーであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項または
    第(2)項記載の電解コンデンサ。
  4. (4) 固着剤24がハンダ、樹脂、接着剤またはラ
    テックスであることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項〜第(3)項のいずれかに記載の電解コン
    デンサ。
JP3997678U 1978-03-27 1978-03-27 電解コンデンサ Expired JPS605581Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54141460U JPS54141460U (ja) 1979-10-01
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