JPS6055731B2 - 換気扇 - Google Patents
換気扇Info
- Publication number
- JPS6055731B2 JPS6055731B2 JP54017524A JP1752479A JPS6055731B2 JP S6055731 B2 JPS6055731 B2 JP S6055731B2 JP 54017524 A JP54017524 A JP 54017524A JP 1752479 A JP1752479 A JP 1752479A JP S6055731 B2 JPS6055731 B2 JP S6055731B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- ventilation fan
- paint
- release
- release film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は台所等で発生した汚染空気を室外に排出する換
気扇に係り、特に汚染空気との接触によつて生じる汚れ
の処理構造に関するものである。
気扇に係り、特に汚染空気との接触によつて生じる汚れ
の処理構造に関するものである。
一般に、この種の換気扇にあつては汚染空気を室外に排
出する為、該空気と接触する部分は汚れ易く、定期的に
洗浄する必要があるが、このような汚染空気中には調理
作業により発生する油煙が含まれている為、一旦付着し
た汚れは洗浄によつても簡単に除去することができず、
又仮に除去できたところで手等を汚し、非常に面倒な作
業となつていた。そこで、このような汚れを簡単に除去
する手段が従来から種々提案されているが、それらは何
れも余り良好なものと称し得なかつた。
出する為、該空気と接触する部分は汚れ易く、定期的に
洗浄する必要があるが、このような汚染空気中には調理
作業により発生する油煙が含まれている為、一旦付着し
た汚れは洗浄によつても簡単に除去することができず、
又仮に除去できたところで手等を汚し、非常に面倒な作
業となつていた。そこで、このような汚れを簡単に除去
する手段が従来から種々提案されているが、それらは何
れも余り良好なものと称し得なかつた。
例えば、オリフィスの表面に、同形状に成型した厚みの
薄い成型品を何枚も積重ねて設け、汚れがひどくなると
最上層の成型品を剥力化てそのまま廃棄すると云うもの
であるが、このものではファン等の形状の複雑なものへ
の適用が困難であり、概ねオリフィス等の如く形状の簡
単なものに適用範囲が限られ、実使用面で不都合なもの
であつた。本発明はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説
明する。
薄い成型品を何枚も積重ねて設け、汚れがひどくなると
最上層の成型品を剥力化てそのまま廃棄すると云うもの
であるが、このものではファン等の形状の複雑なものへ
の適用が困難であり、概ねオリフィス等の如く形状の簡
単なものに適用範囲が限られ、実使用面で不都合なもの
であつた。本発明はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説
明する。
先ず、第1図及び第2図は一般的な換気扇を示す正面図
及び側面図であり、1は本体枠、2は該枠1の室内側に
設けたオリフィス、3は本体枠1の室外側に設けたシャ
ッター、4はファン5を回転させるモータを示す。第3
図は本発明換気扇の要部拡大断面図であり、本体枠1、
オリフィス2、シャッター3、モータ4及びファン5等
の汚染空気と接触する面に、複数の剥離皮膜を互に剥離
可能に積層して設けてある。
及び側面図であり、1は本体枠、2は該枠1の室内側に
設けたオリフィス、3は本体枠1の室外側に設けたシャ
ッター、4はファン5を回転させるモータを示す。第3
図は本発明換気扇の要部拡大断面図であり、本体枠1、
オリフィス2、シャッター3、モータ4及びファン5等
の汚染空気と接触する面に、複数の剥離皮膜を互に剥離
可能に積層して設けてある。
即ち、本体枠1、オリフィス2等の素地Aの表面に、先
す剥離性の塗料(有機溶剤型塗料、例えば日東電気工業
株式会社の商品名「S、P。W(7)No、8」)を厚
み30p程度に塗り、然る後常温乾燥乃至は60℃程度
で1紛間位強制乾燥することにより充分に乾燥させて、
第1の剥離皮膜Bを形成する。そして、次にこの皮膜B
の表面に、剥離性の塗料(水溶性塗料、例えば三彩化工
株式会社の商品名「ケミパツクW」)を厚み30p程度
に塗り、これを常温乾燥乃至は凹℃程度で強制乾燥する
ことにより充分に乾燥させ、第2の剥離皮膜Cを形成す
る。以後、この皮膜C上に第1の剥離皮膜B)第2の剥
離皮膜Cを交互に形成し、所定の枚数の剥離皮膜B、C
を積層する。このように、種類の異なる塗料により形成
した剥離皮膜B、Cを交互に積層してあるので、相隣在
する剥離皮膜B、Cは一体化することがなく、各剥離皮
膜B、Cは互に剥離可能な状態にある。又、上述の如き
塗料により形成された剥離皮膜B,Cは素地A或いは他
の皮膜との接着強度より引張強度の方が強く、しかも柔
軟性に富む為、皮膜の一部を引張ることにより容易に剥
離できるものである。尚、各剥離皮膜B,Cの形成時に
、各剥離皮膜B,C間の適宜エッジ部に片面のみ粘着・
匣をもつたポリエチンフイルムEを挾み込み、該フィル
ムEを各剥離皮膜B,Cの目印及び引つ掛かりとして剥
離作業を容易に行なえるようにしてある。このように本
体枠1、オリフィス2、シャッター3及びファン5等の
汚染空気と接触する面に複数の剥離皮膜B,Cを積層し
たことにより、汚れがひどくなつた時点で表面に露出し
ている剥離皮膜即ち最上層の剥離皮膜を剥離して、新し
い剥離皮膜を表面に露出させ、剥離した皮膜を汚れと共
に廃棄処理すればよく、従来のように一々面倒な洗浄作
業を行なう必要がなくなり、手を汚すことも少なくなる
。
す剥離性の塗料(有機溶剤型塗料、例えば日東電気工業
株式会社の商品名「S、P。W(7)No、8」)を厚
み30p程度に塗り、然る後常温乾燥乃至は60℃程度
で1紛間位強制乾燥することにより充分に乾燥させて、
第1の剥離皮膜Bを形成する。そして、次にこの皮膜B
の表面に、剥離性の塗料(水溶性塗料、例えば三彩化工
株式会社の商品名「ケミパツクW」)を厚み30p程度
に塗り、これを常温乾燥乃至は凹℃程度で強制乾燥する
ことにより充分に乾燥させ、第2の剥離皮膜Cを形成す
る。以後、この皮膜C上に第1の剥離皮膜B)第2の剥
離皮膜Cを交互に形成し、所定の枚数の剥離皮膜B、C
を積層する。このように、種類の異なる塗料により形成
した剥離皮膜B、Cを交互に積層してあるので、相隣在
する剥離皮膜B、Cは一体化することがなく、各剥離皮
膜B、Cは互に剥離可能な状態にある。又、上述の如き
塗料により形成された剥離皮膜B,Cは素地A或いは他
の皮膜との接着強度より引張強度の方が強く、しかも柔
軟性に富む為、皮膜の一部を引張ることにより容易に剥
離できるものである。尚、各剥離皮膜B,Cの形成時に
、各剥離皮膜B,C間の適宜エッジ部に片面のみ粘着・
匣をもつたポリエチンフイルムEを挾み込み、該フィル
ムEを各剥離皮膜B,Cの目印及び引つ掛かりとして剥
離作業を容易に行なえるようにしてある。このように本
体枠1、オリフィス2、シャッター3及びファン5等の
汚染空気と接触する面に複数の剥離皮膜B,Cを積層し
たことにより、汚れがひどくなつた時点で表面に露出し
ている剥離皮膜即ち最上層の剥離皮膜を剥離して、新し
い剥離皮膜を表面に露出させ、剥離した皮膜を汚れと共
に廃棄処理すればよく、従来のように一々面倒な洗浄作
業を行なう必要がなくなり、手を汚すことも少なくなる
。
第4図は本発明換気扇の他実施例を示す要部拡大断面図
で、素地Aの表面上に上述と同様に剥離皮膜Bを形成し
、次に該皮膜B上に剥離性塗料として使われていない普
通の塗料(例えば、アクリルラツカー)を厚み1謳程度
に塗り、常温乾燥乃至は60℃程度で1紛間位強制乾燥
することにより充分に乾燥させて皮膜Dを形成し、以後
剥離皮膜Bと皮膜Dとを交互に積層して行く。
で、素地Aの表面上に上述と同様に剥離皮膜Bを形成し
、次に該皮膜B上に剥離性塗料として使われていない普
通の塗料(例えば、アクリルラツカー)を厚み1謳程度
に塗り、常温乾燥乃至は60℃程度で1紛間位強制乾燥
することにより充分に乾燥させて皮膜Dを形成し、以後
剥離皮膜Bと皮膜Dとを交互に積層して行く。
而して、このものによれば、剥離皮膜Bを同種類の剥離
性塗料により形成しているが、各剥離皮膜B間には皮膜
Dが存在している為、剥離皮膜Bは互いに一体化するこ
となく個々に剥離可能となり、前述と同様の作用効果が
得られる。尚、上述のような剥離皮膜の積層枚数は換気
扇の耐久年数を考慮して決定すればよく、又各部の汚れ
具合に応じて各部の枚数を異ならせることも可能である
。
性塗料により形成しているが、各剥離皮膜B間には皮膜
Dが存在している為、剥離皮膜Bは互いに一体化するこ
となく個々に剥離可能となり、前述と同様の作用効果が
得られる。尚、上述のような剥離皮膜の積層枚数は換気
扇の耐久年数を考慮して決定すればよく、又各部の汚れ
具合に応じて各部の枚数を異ならせることも可能である
。
又、使用する塗料は、ファン、オリフィス等にポリプロ
ピレン樹脂の成型品を用いることが多い為、常温乾燥タ
イプのものが望ましい。さらに、各剥離皮膜に目印及び
引つ掛かりとしてフィルムEを設けてあるが、このよう
なフィルムに限定されるものではなく同様の目的を達成
できるものであればよい。又、フィルムEの位置は各剥
離皮膜毎に異ならせてもよい。以上の如き本発明によれ
ば、汚れの除去に際し一々面倒な洗浄作業を行なう必要
がなく、剥離皮膜を剥離して廃棄すると云う極めて簡単
な作業で汚れを除去することがてき、しかも剥離皮膜は
塗料の塗装、乾燥により形成する為、適用範囲は従来の
ようにオリフィス等の簡単な形状のものに限定されるこ
とがなく、ファン等の複雑な形状のものにも適用でき、
実用上頗る有益なものである。
ピレン樹脂の成型品を用いることが多い為、常温乾燥タ
イプのものが望ましい。さらに、各剥離皮膜に目印及び
引つ掛かりとしてフィルムEを設けてあるが、このよう
なフィルムに限定されるものではなく同様の目的を達成
できるものであればよい。又、フィルムEの位置は各剥
離皮膜毎に異ならせてもよい。以上の如き本発明によれ
ば、汚れの除去に際し一々面倒な洗浄作業を行なう必要
がなく、剥離皮膜を剥離して廃棄すると云う極めて簡単
な作業で汚れを除去することがてき、しかも剥離皮膜は
塗料の塗装、乾燥により形成する為、適用範囲は従来の
ようにオリフィス等の簡単な形状のものに限定されるこ
とがなく、ファン等の複雑な形状のものにも適用でき、
実用上頗る有益なものである。
図面の簡単な説明第1図及び第2図は一般的な換気扇を
示す正面図及び側面図、第3図及び第4図は本発明換気
扇の異なる実施例を示す要部拡大断面図てある。
示す正面図及び側面図、第3図及び第4図は本発明換気
扇の異なる実施例を示す要部拡大断面図てある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 汚染空気と接触する面上に、塗料の塗装、乾燥によ
り形成する剥離皮膜を複数互に剥離可能に積層して設け
たことを特徴としてなる換気扇。 2 塗料として常温乾燥タイプの塗料を使用する特許請
求の範囲第1項記載の換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54017524A JPS6055731B2 (ja) | 1979-02-16 | 1979-02-16 | 換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54017524A JPS6055731B2 (ja) | 1979-02-16 | 1979-02-16 | 換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55110847A JPS55110847A (en) | 1980-08-26 |
JPS6055731B2 true JPS6055731B2 (ja) | 1985-12-06 |
Family
ID=11946320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54017524A Expired JPS6055731B2 (ja) | 1979-02-16 | 1979-02-16 | 換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055731B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5121418A (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-20 | Nippon Electric Co | Fukugokasochi |
JPS5554700A (en) * | 1978-10-19 | 1980-04-22 | Toshiba Corp | Vent fan |
-
1979
- 1979-02-16 JP JP54017524A patent/JPS6055731B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5121418A (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-20 | Nippon Electric Co | Fukugokasochi |
JPS5554700A (en) * | 1978-10-19 | 1980-04-22 | Toshiba Corp | Vent fan |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55110847A (en) | 1980-08-26 |
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