JPS6055683B2 - エンジンのタイミングベルト張力調整方法 - Google Patents

エンジンのタイミングベルト張力調整方法

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JPS6055683B2
JPS6055683B2 JP8214581A JP8214581A JPS6055683B2 JP S6055683 B2 JPS6055683 B2 JP S6055683B2 JP 8214581 A JP8214581 A JP 8214581A JP 8214581 A JP8214581 A JP 8214581A JP S6055683 B2 JPS6055683 B2 JP S6055683B2
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JP
Japan
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tension
belt
timing belt
tensioner
pulley
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JP8214581A
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JPS57198306A (en
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勝次 降矢
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/024Belt drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/10Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
    • F16H7/12Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
    • F16H7/1254Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley without vibration damping means
    • F16H7/1281Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley without vibration damping means where the axis of the pulley moves along a substantially circular path

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主として自動車用エンジンにおいて、カムを駆
動するタイミングベルトの張力調整方法に関する。
エンジンの吸排気弁の開閉を制御するカムをエンジン回
転に同期して駆動するために、クランクシャフトに対し
てカムシャフトがタイミングベルト等を介して連動され
ている。
第1図はこの駆動系統を示すもので、クランクシャフト
に取付けたクランクプーリ1と、カムシャフトに取付け
たカムプーリ3との間にタイミングベルト5が掛け回わ
してあり、その中間に中間軸プーリ2とベルトテンシヨ
ナー4とが介装される。
テンシヨナー4はタイミングベルト5に一定の張力を与
え、ベルト5の緩みにもとづくタイミング位相のすれや
異音の発生を防止するもので、ベアリング軸と偏心ロー
ラからなり、ナット6を緩めることにより内蔵するスプ
リングの作用力に応じてベルト5の張力を高める。
このような駆動系統において、タイミングベルト5の張
力の調整を、従来は次のような方法で行つていた昭和4
4jf−12月、日産自動車株式会社発行整備要領著「
サニー1200JP85〜P8惨照)。
いま、タイミングベルト5が正規のタイミングで装着さ
れているとして、この状態でテンシヨナー4のナット6
を緩めておく。クランクプーリ1を2〜3回左回転(反
時計方向の回転)させ、フロントカバー7とクランクプ
ーリ1の合マーク9を合せて止める。このときタイミン
グベルト5の弛み側をテンシヨナー4が押圧することに
なり、一定の張力を与える。この状態でテンシヨナー4
のナット6を固定し、次にクランクプーリ1を逆方向に
2〜3回転させ、このとき弛み側となるタイミングベル
ト5の片側に張力測定治具8を当て、治具8の両端がベ
ルト5に接するときの押当て荷重をスプリング秤で読み
とり、ベルト張力が相当する設定荷重になつているかど
うかをチェックする。
この場合、クランクプーリ1をテンシヨナー4がベルト
弛み側となるように回転させた後、さらに反対回転させ
てそのとき弛み側となる部分で張力を測定するのは、調
整時のカムシャフトのトルク変動に起因・する誤差をな
くすためてある。カムシャフト側にはカムの取付位相に
もとづいて吸排気弁のバルブスプリングの反力が作用し
、カムシャフトの回転位置によりその回転に対する抵抗
力が大きく変動する。
例えば、最初にクランクプーリ1を左回転させるときに
カムプーリ3の回転トルクが非常に大きければ、中間軸
プーリ2側のベルト張り具合は非常に強くなり、これに
伴つてテンシヨナー側も大きく弛むため、この状態でテ
ンシヨナー4のナット6を固定すると、全体としてタイ
ミングベルト5は張り過ぎの状態となる。これに対して
カムプーリ3の回転トルクが小さければ、クランクプー
リ1を左回転させたときの引張力がそれほど高まらず、
したがつてこのときの弛み具合も少なくなるので、これ
をテンシヨナー5て押圧しても、引張側の張力も高めら
れるわけではないので、全体的にはタイミングベルト5
の張り具合は弱くなる。このため、従来は反対側に再び
クランクプーリ1を回転させ、そのときの弛み側の張力
を測定することにより、その調整誤差がないようにチェ
ックしていたのである。
しかしながら、このような調整方法を生産時の組立工程
で行う場合、工数的にはなはだ非能率的であり、また調
製時にクランクプーリ1を回わす力とそのときのカム位
置等により張力がバラツクので、再調整の回数も増える
という問題があつた。本発明はこのような問題を解決す
るために提案されたものである。
すなわち本発明は、クランクプーリではなくカムプーリ
をテンシヨナー方向へと回転させ、テンシヨナー側に弛
みを発生させた状態でタイミングベルトを押圧し、一回
の操作によりベルト張力を所定値に設定することを可能
としたエンジンの夕!イミングベルト張力調整方法を提
供することを目的とする。
以下に本発明の調整方法を第2図を参照しながら説明す
る。
第2図において、クランクプー1月、カムプー壬リ3に
正規の状態でタイミングベルト5が掛けられているとし
て、まず、テンシヨナー4の固定ナット6を完全に緩め
るか、または右方向に回転させてベルト5を押圧しない
ようにする。
カムプーリ3の肉抜穴10を利用してカムシヤ4フトを
1〜3歯(9〜27を)だけ右回転(時計方向の回転)
させて止める。
これによりタイミングベルト5の弛み側をテンシヨナー
4が押圧することになり(ただし、テンシヨナー4を反
転してベルト5と接触させていないときはナット6を緩
めて押圧させる)、このようにしてベルト5に所定の張
力が附与された状態で、ナット6を締め付けて張力を一
定値に固定する。
これで張力調整は完了するのであり、この場合、カムシ
ャフトに比べてクランクシャフトの回転トルク変動は少
なく、ほぼ一定の駆動トルクとなるため、カムプーリ3
を回転させたときに中間ノ軸プーリ2を介してクランク
プー1川に伝達される駆動力、換言するとタイミングベ
ルト5の引張側に作用する張力は、クランクシャフトの
回転位置によらず常にほぼ一定値となる。
したがつて、このようにして、引張側でのタイ・ミング
ベルト5の張り具合を一定化した状態で、弛み側の張力
をテンシヨナー4のスプリングカで一定値に決めてやれ
ば全体的なベルト張力は1回の操作により正確に設定値
通りに調整できるのである。
このため、従来のような、逆回転操作とその後の測定作
業が一切不要となる。
第3図は本発明の方法を実施したときのタイミングベル
トのベルト荷重(張力)を、実際に測定した結果を示す
もので、所定の許容範囲内に張力値が収まつていること
が分かる。
図において、実線、点線あるいは各種鎖線(白丸、黒丸
、白三角等で示す特性線)は、それぞれカムシャフトの
回転角を異なる値に設定して調整したときの、ベルトの
張力をあられすもので、調整直後からクランクプーリの
1回転毎にベルト張力を測定してプロットしたものであ
る。
この場合、調整時のカムシャフトの回転角によつてベル
ト張力に差が生じるのは、従動側のクランクシャフトを
回転させるタイミングベルトの引張側の荷重が、カムシ
ャフト側からの引張量に応じて若干変動を生じるためで
ある。図中ベルト荷重管理幅とは、許容されるベルト張
力の範囲を示すもので、いつたん調整されたものが、ク
ランクプーリを何度か回転させるうちにこの許容範囲か
ら飛び出ることがあると、調整が適正でないことになる
のであるが、本発明では、常に所定の範囲におさまつて
おり、調整が適正に行なわれていることがわかる。した
がつて生産時においては、エンジン組み立て後に直ぐに
運転するので、ベルトの張力を測定する必要がなく、こ
の図のようにしてベルト張力とカムシャフトの回転角の
相関を得ておくことにより、ベルト荷重の管理が不要と
なり量産性が向上する。なお図中の「n=100」は1
00のケースについて測定した結果の代表例を表してい
る。
なお、エンジンの大きさタイミングベルト5の仕様によ
つて要求張力は変化するが、予め第3図のような相関(
ベルト荷重)をカムシャフト(カムプーリ3)の操作回
転角度との関係から実験的に求めておけば、エンジン毎
にベルト荷重を測定する必要はない。
この例ではテンシヨナー4がベルト駆動側に装着されて
いるものについて説明したが、反駆動側にあるときは、
調整時の回転方向が逆になる。
以上のように本発明は、カムシャフトに比べて回転トル
ク変動の少ないクランクシャフトを従動側として、カム
シャフトを所定の回転角だけわずかに駆動し、その弛み
側の張力をテンシヨナーで一定とするようにしたので、
このとき回転トルク変動の少ないクランクシャフトを回
転させるタイミングベルトの引張側の張力はほぼ一定に
なり、したがつてカムプーリの一度の回転操作により容
易にタイミングベルトの張力を正確に設定値に調整する
ことができる。したがつて、車両にエンジンを塔載した
状態でも容易に調整が行え、またベルト分解後にも簡単
に元戻りの張り具合にすることができ、生産時の組立工
程において調整の都度ベルト荷重を測定する必要がない
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の調整方法を示すベルト駆動系統の説明図
、第2図は本発明の調整方法を示す同じく説明図、第3
図は本発明を実施したときのベルトと張力特性を示す特
性図である。 1・・・・・・クランクプーl八3・・・・・・カムプ
ーリ、4・・・・・・ベルトテンシヨナー、5・・・・
・・タイミングベルト、6・・・・・・ナット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 クランクシャフトのプーリとカムシャフトのプーリ
    とをタイミングベルトによつて連動させ、その途中にベ
    ルトテンシヨナーを介装したエンジンにおいて、エンジ
    ン停止時にテンシヨナーを緩めた状態でカムプーリをテ
    ンシヨナー方向へ僅かに回転路させ、次いでベルト弛み
    側を押圧したその位置でテンシヨナーを固定することを
    特徴とするエンジンのタイミングベルト張力調整方法。
JP8214581A 1981-05-29 1981-05-29 エンジンのタイミングベルト張力調整方法 Expired JPS6055683B2 (ja)

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JPS57198306A JPS57198306A (en) 1982-12-04
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