JPS6055338A - X線露光方法 - Google Patents
X線露光方法Info
- Publication number
- JPS6055338A JPS6055338A JP58163456A JP16345683A JPS6055338A JP S6055338 A JPS6055338 A JP S6055338A JP 58163456 A JP58163456 A JP 58163456A JP 16345683 A JP16345683 A JP 16345683A JP S6055338 A JPS6055338 A JP S6055338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resist layer
- layer
- ray
- resist
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/09—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
- G03F7/095—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers having more than one photosensitive layer
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1μm以下の微細パターンの複写に威力を発揮
するX線リングラフィの分野におけるX線露光方法に関
する。
するX線リングラフィの分野におけるX線露光方法に関
する。
軟Xmを用いたX線リングラフィが高解像度パターンの
複写技術として有望であることが、エレクトo=クス・
レターズ(Electronics Letters)
第8巻第4号第102〜104頁(1972年)に発表
されて以来、X線リングラフィに関する研究、開発が精
力的に進められ、近年実用段階にかなり近けいている。
複写技術として有望であることが、エレクトo=クス・
レターズ(Electronics Letters)
第8巻第4号第102〜104頁(1972年)に発表
されて以来、X線リングラフィに関する研究、開発が精
力的に進められ、近年実用段階にかなり近けいている。
本発明者は、長年X線リングラフィの研究、開発の過程
で一つの重要な問題点に気が相いた。それは、X線マス
ク、特にマスク上のX線吸収体である勤パターンから放
出される光電子・オージェ電子の効果に関するものであ
る。もつとも、光電子・オージェ電子放出に関する指摘
は、1975年に発行された刊行物ジャーナル・オブ・
バキュウム会サイエンスーアンド・テクノロジー(Jo
urna 1of Vacuum 5cience a
nd Technology)第12巻第6号第132
9〜1331頁になされている。しかし、この論文では
、助ターゲット(跪線の波長は4.61)、■ターゲラ
) CLa線の波長は4.37^)等を使用する場合に
おいて、より多く放射される高エネルギー成分である連
続X線による効果の観点において前記光電子・オージェ
電子の効果が指摘されている。
で一つの重要な問題点に気が相いた。それは、X線マス
ク、特にマスク上のX線吸収体である勤パターンから放
出される光電子・オージェ電子の効果に関するものであ
る。もつとも、光電子・オージェ電子放出に関する指摘
は、1975年に発行された刊行物ジャーナル・オブ・
バキュウム会サイエンスーアンド・テクノロジー(Jo
urna 1of Vacuum 5cience a
nd Technology)第12巻第6号第132
9〜1331頁になされている。しかし、この論文では
、助ターゲット(跪線の波長は4.61)、■ターゲラ
) CLa線の波長は4.37^)等を使用する場合に
おいて、より多く放射される高エネルギー成分である連
続X線による効果の観点において前記光電子・オージェ
電子の効果が指摘されている。
本発明者は、Mターゲットαα綜の波長は8,34ター
ゲツト(臣線の波長は5.41^)、及び■ターゲット
等を用いて、巾広くよシ詳細にX線マスクから放出され
る光電子会オージェ電子の効果を研究する過程において
、新たな問題点と思われる実験小実を見出した。第1図
に、問題点の内容を説明するためのポジ形レジストの感
度特性が示されている。第1図では、X線マスクを用い
た転写において、X線吸収体であるんパターンの直下の
レジストへのXmドース量はD□(IA膜率ioo %
)に、またんパターン無しの部分直下のレジストへの
X線ドース量はDX (残膜率0チ)になるように露光
条件を設定した場合を考えている。
ゲツト(臣線の波長は5.41^)、及び■ターゲット
等を用いて、巾広くよシ詳細にX線マスクから放出され
る光電子会オージェ電子の効果を研究する過程において
、新たな問題点と思われる実験小実を見出した。第1図
に、問題点の内容を説明するためのポジ形レジストの感
度特性が示されている。第1図では、X線マスクを用い
た転写において、X線吸収体であるんパターンの直下の
レジストへのXmドース量はD□(IA膜率ioo %
)に、またんパターン無しの部分直下のレジストへの
X線ドース量はDX (残膜率0チ)になるように露光
条件を設定した場合を考えている。
Siターゲットを用い、使用されたX線マスクのAll
ll−ンのに4に対するマスクコントラストは第1図の
D□対D2を得るのに十分な場合における転写実験を行
っているうちに、計算から得られる前記コントラスト比
が実際の転写においてはほとんど実現されないことを発
見した。すなわち、第1図で設定した露光条件に従がい
、Mパターンがない部分の直下に位置するレジストへの
X線ドース量をD!に設定すると、盾パターンの真下で
は計算上X線ドース量はり、であるべきである。ところ
が残膜から逆算すると、んパターンの裏下のレジスト層
へのX線ドース量はDlよシはるかに多いり、となり、
このX線ドース量り、がレジストに与えられていたので
ある。このことはX線吸収体パターンであるんパターン
から光電子・オージェ電子が放出され、余剰露光がMパ
ターン直下のレジストに与えられることに基因している
。
ll−ンのに4に対するマスクコントラストは第1図の
D□対D2を得るのに十分な場合における転写実験を行
っているうちに、計算から得られる前記コントラスト比
が実際の転写においてはほとんど実現されないことを発
見した。すなわち、第1図で設定した露光条件に従がい
、Mパターンがない部分の直下に位置するレジストへの
X線ドース量をD!に設定すると、盾パターンの真下で
は計算上X線ドース量はり、であるべきである。ところ
が残膜から逆算すると、んパターンの裏下のレジスト層
へのX線ドース量はDlよシはるかに多いり、となり、
このX線ドース量り、がレジストに与えられていたので
ある。このことはX線吸収体パターンであるんパターン
から光電子・オージェ電子が放出され、余剰露光がMパ
ターン直下のレジストに与えられることに基因している
。
本発明者は、真空中(<4 XIO′Torr )で転
写実験を行ったが、真空中では、勤パターンから放出さ
れる光電子・オージェ電子の飛程が大きく、レジストへ
の影響がより顕著であると考えられる。
写実験を行ったが、真空中では、勤パターンから放出さ
れる光電子・オージェ電子の飛程が大きく、レジストへ
の影響がより顕著であると考えられる。
Anハターンから発生する光電子−オージェ電子(二次
電子)の量を正確に評価することは難しいが、本発明者
は実験結果から第2図に示すようなPd線源を用いた場
合における、ネガレジス) PGMAの残存膜厚特性図
を得た全てのデータ点におけるPdLa線のPGMAに
対するドース量は130 mJ/dに設定した。X線マ
スクがない場合(旧印で示すデータ)、すなわち、X線
が直接PGMAに照射される場合、PGMAの残存膜は
露光雰囲気の圧力増加に伴って次第に減少する。一方、
会面に薄い油膜(17nm厚)を有するX線マスクを通
してPω仏レジストにX線が照射された場合(目印で示
すデータ)、PGMAの残存膜厚は圧力によらス#1は
一定の値を示し、しかも極めて高い残膜率(90チ以上
)を有する。これは、前述のように、盾表面から多量の
光電子・オージェが放出され、PGMAレジストへの余
剰露光が生じるためと考えられる。
電子)の量を正確に評価することは難しいが、本発明者
は実験結果から第2図に示すようなPd線源を用いた場
合における、ネガレジス) PGMAの残存膜厚特性図
を得た全てのデータ点におけるPdLa線のPGMAに
対するドース量は130 mJ/dに設定した。X線マ
スクがない場合(旧印で示すデータ)、すなわち、X線
が直接PGMAに照射される場合、PGMAの残存膜は
露光雰囲気の圧力増加に伴って次第に減少する。一方、
会面に薄い油膜(17nm厚)を有するX線マスクを通
してPω仏レジストにX線が照射された場合(目印で示
すデータ)、PGMAの残存膜厚は圧力によらス#1は
一定の値を示し、しかも極めて高い残膜率(90チ以上
)を有する。これは、前述のように、盾表面から多量の
光電子・オージェが放出され、PGMAレジストへの余
剰露光が生じるためと考えられる。
以上述べたような如パターンから放出される光it子・
オージェ電子によるレジストへの余剰露光は、微細パタ
ーンの正確な複写を実現するという観点においては、重
大な問題点である、すなわち、実際のX線露光転写にお
いて、高残膜を得るようなX線ドースを設定できないこ
と、及び残存膜膜厚の大巾な増加等は、微細レジストパ
ターン(%にサブミクロ幅パターン)の形成において大
きな障吾である。
オージェ電子によるレジストへの余剰露光は、微細パタ
ーンの正確な複写を実現するという観点においては、重
大な問題点である、すなわち、実際のX線露光転写にお
いて、高残膜を得るようなX線ドースを設定できないこ
と、及び残存膜膜厚の大巾な増加等は、微細レジストパ
ターン(%にサブミクロ幅パターン)の形成において大
きな障吾である。
本発明の目的は、従来の問題点を解消するもので、X線
マスクから発生する光電子・オージェ電子による悪影響
を回避し、X線リングラフィにおける微細パターン膜厚
を、より49度よく行うことのできるX線露光方法を提
供することにある。すなわち、本発明はX線眩収体パタ
ーンを備えたX線マスクに透過させて被加工物に塗布し
たレジストにX線源よりのXm束を照射させ、X線マス
クのパターンをレジストに転写するX線j8光方法にお
いて、高感度のポジ形レジスト層を下層に、低感度のネ
ガ形レジスト層を上層として被加工物にレジスト層を上
下二段に塗布し、上部ネガ形レジスト層の膜厚を、前記
X線吸収体パターンより放出される二次電子の咳レジス
ト層内での飛程より少し厚くして、該上部ネガ形レジス
ト層を二次電子に対するバッファ層として用い、下部ポ
ジ形レジスト層の膜厚を基準とした適正な露光量でX線
を照射し、上部レジスト層を透過して下部レジスト層に
X線マスクのパターンを転写するとともに、二次電子を
上部レジストに吸収させることを特徴とするX線露光方
法である。
マスクから発生する光電子・オージェ電子による悪影響
を回避し、X線リングラフィにおける微細パターン膜厚
を、より49度よく行うことのできるX線露光方法を提
供することにある。すなわち、本発明はX線眩収体パタ
ーンを備えたX線マスクに透過させて被加工物に塗布し
たレジストにX線源よりのXm束を照射させ、X線マス
クのパターンをレジストに転写するX線j8光方法にお
いて、高感度のポジ形レジスト層を下層に、低感度のネ
ガ形レジスト層を上層として被加工物にレジスト層を上
下二段に塗布し、上部ネガ形レジスト層の膜厚を、前記
X線吸収体パターンより放出される二次電子の咳レジス
ト層内での飛程より少し厚くして、該上部ネガ形レジス
ト層を二次電子に対するバッファ層として用い、下部ポ
ジ形レジスト層の膜厚を基準とした適正な露光量でX線
を照射し、上部レジスト層を透過して下部レジスト層に
X線マスクのパターンを転写するとともに、二次電子を
上部レジストに吸収させることを特徴とするX線露光方
法である。
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第3図は、本発明に係るX線露光方法の一実施例を示す
概略図である。本発明に係るX線露光方法において、X
線源1のX線取出し窓2からX線束3を放射させ、該X
線束3をX線マスク4を通過させて、レジストを塗布さ
れた被加工物(ウェハー)5に照射することは従来と同
様である。本発明におけるX線マスク4は、X線束に対
して透過度の高いマスク基板6と、前記マスク基板上に
形成されたX線吸収体(Au)パターン7とから構成さ
れる。以上の構成は従来と同じである。本発明において
被加工物(ウェハー)5には高感度のポジ形レジスト層
9を下に、低感度のネガ形レジストWj8を上にして上
下二段に塗布する。ここで、上部の低感度のネガ形レジ
スト層8の膜厚について言及する。X線吸収体パターン
7から放出される光電子・オージェ電子の飛程はAIK
Ct線(1,49Key ) 7%らPdLα線(2,
84Key )のエネルギー範囲において、レジスト層
8内でおよそ数千人であると考えられる。なお、電子の
飛程に関する実験式等が例えば1974年に発刊された
フイジカ、スティタス、ソリディ(Phys、 5ta
t、 5ol(a) )第26巻第525−J1135
頁に示されている。したがって、上部ネガ形レジスト層
8の膜厚は光電子・オージェ電子(二次電子)の飛程数
千λよシ少し厚い程度に設定し、該上部ネガ形レジスト
層8を二次電子に対するバッファ層として用いる。また
、上部ネガ形レジスト層8と下部ポジ形レジストM9と
に使用するレジストの感度差は上部ネガ形レジスト層8
の感度を100ミルジユールオーダとし、また下部レジ
スト層9の感度を10ミリジユールオーダとし、1桁の
オーダとすることが望ましいが、使用するレジストの立
上り感度によっては上述した上、下部レジスト層の感度
差が小ユくなったとしても支障はない。また低感度の上
部ネガ形レジスト層8には商品名CMS(東洋曹達工業
a陽製)、商品名JSRM m5−B (日本合成ゴム
@製)などのレジストを使用でき、−刃高感度の下部ポ
ジ形レジスト層9には商品名FBM (ダイキン工業(
働製)などのレジストを使用できる。
概略図である。本発明に係るX線露光方法において、X
線源1のX線取出し窓2からX線束3を放射させ、該X
線束3をX線マスク4を通過させて、レジストを塗布さ
れた被加工物(ウェハー)5に照射することは従来と同
様である。本発明におけるX線マスク4は、X線束に対
して透過度の高いマスク基板6と、前記マスク基板上に
形成されたX線吸収体(Au)パターン7とから構成さ
れる。以上の構成は従来と同じである。本発明において
被加工物(ウェハー)5には高感度のポジ形レジスト層
9を下に、低感度のネガ形レジストWj8を上にして上
下二段に塗布する。ここで、上部の低感度のネガ形レジ
スト層8の膜厚について言及する。X線吸収体パターン
7から放出される光電子・オージェ電子の飛程はAIK
Ct線(1,49Key ) 7%らPdLα線(2,
84Key )のエネルギー範囲において、レジスト層
8内でおよそ数千人であると考えられる。なお、電子の
飛程に関する実験式等が例えば1974年に発刊された
フイジカ、スティタス、ソリディ(Phys、 5ta
t、 5ol(a) )第26巻第525−J1135
頁に示されている。したがって、上部ネガ形レジスト層
8の膜厚は光電子・オージェ電子(二次電子)の飛程数
千λよシ少し厚い程度に設定し、該上部ネガ形レジスト
層8を二次電子に対するバッファ層として用いる。また
、上部ネガ形レジスト層8と下部ポジ形レジストM9と
に使用するレジストの感度差は上部ネガ形レジスト層8
の感度を100ミルジユールオーダとし、また下部レジ
スト層9の感度を10ミリジユールオーダとし、1桁の
オーダとすることが望ましいが、使用するレジストの立
上り感度によっては上述した上、下部レジスト層の感度
差が小ユくなったとしても支障はない。また低感度の上
部ネガ形レジスト層8には商品名CMS(東洋曹達工業
a陽製)、商品名JSRM m5−B (日本合成ゴム
@製)などのレジストを使用でき、−刃高感度の下部ポ
ジ形レジスト層9には商品名FBM (ダイキン工業(
働製)などのレジストを使用できる。
さらに、本発明においては下部レジスト層9の膜厚を基
準とした適正な露光量でX線を照射し、上部レジスト層
8を透過して下部レジスト層9にX線マスク4のパター
ン7を転写するとともに、二次電子10を上部レジスト
層8に吸収させる。XIi!i!露光転写によって、ん
パターン7が転写されるわけであるが、このとき前述の
ようにとパターン7から多数の光電子・オージェ電子1
oが放出される。これら光電子・オージェ電子は、上部
ネガレジスト層8を露光するが、この上部ネガレジスト
層8は低感度であるため、感電子反応(架橋)が生じな
い。ヒの点が本発明の特徴であり、この点をさらに詳し
く説明する。第4図はX線マスク及び上、下部レジスト
層の詳細図である。上部ネガ形レジスト層8を良、下部
ポジ形レジスト層9をR1、AnハI’−ン7直下部を
領域11.Auパターンがないとζろの直下部分を領域
Iとする。第5図に、領域■、■における、レジストJ
vJRx、R4の露光状態を示す感度特性を示す。第5
図(I)におhて領域■の下部ポジ形レジスト層R1に
おいてはX線ドース量はDlで、残膜率はOであシ、上
部ネガ形しジスト層島においてはX線ドース量はり、で
、残膜率は0である。上部ネガ形しジス) N&のドー
ス量D!は如パターン7から放出される光電子=オージ
ェ電子のため、下部ポジ形しジスト層ルへのX線ドース
量D1よシはるかに増力日している。第5図(!l)に
示すように領域Hの下部ポジ形レジスト層R1において
は、X線ドース量はDlで、残膜率は工、oであシ、上
部ネガ形しジスト層鳥においてはX線ド−ス量はり、で
、残膜率は0である。従って、このような設定における
一回のX線転写が行われると、上部ネガ形しジスト層鳥
が二次電子に対するバッファ層として作用するため、下
部ポジ形しジストj裔R1については残膜率100%の
パターンが得られる。このとき、上部ネガ形レジスト層
R2は残膜率0チであり残らない。すなわち、現像工程
において、上部ネガレジストは全て溶解し、下部ポジ形
レジスト層R1の残膜率100チの収部のみが残る。
準とした適正な露光量でX線を照射し、上部レジスト層
8を透過して下部レジスト層9にX線マスク4のパター
ン7を転写するとともに、二次電子10を上部レジスト
層8に吸収させる。XIi!i!露光転写によって、ん
パターン7が転写されるわけであるが、このとき前述の
ようにとパターン7から多数の光電子・オージェ電子1
oが放出される。これら光電子・オージェ電子は、上部
ネガレジスト層8を露光するが、この上部ネガレジスト
層8は低感度であるため、感電子反応(架橋)が生じな
い。ヒの点が本発明の特徴であり、この点をさらに詳し
く説明する。第4図はX線マスク及び上、下部レジスト
層の詳細図である。上部ネガ形レジスト層8を良、下部
ポジ形レジスト層9をR1、AnハI’−ン7直下部を
領域11.Auパターンがないとζろの直下部分を領域
Iとする。第5図に、領域■、■における、レジストJ
vJRx、R4の露光状態を示す感度特性を示す。第5
図(I)におhて領域■の下部ポジ形レジスト層R1に
おいてはX線ドース量はDlで、残膜率はOであシ、上
部ネガ形しジスト層島においてはX線ドース量はり、で
、残膜率は0である。上部ネガ形しジス) N&のドー
ス量D!は如パターン7から放出される光電子=オージ
ェ電子のため、下部ポジ形しジスト層ルへのX線ドース
量D1よシはるかに増力日している。第5図(!l)に
示すように領域Hの下部ポジ形レジスト層R1において
は、X線ドース量はDlで、残膜率は工、oであシ、上
部ネガ形しジスト層鳥においてはX線ド−ス量はり、で
、残膜率は0である。従って、このような設定における
一回のX線転写が行われると、上部ネガ形しジスト層鳥
が二次電子に対するバッファ層として作用するため、下
部ポジ形しジストj裔R1については残膜率100%の
パターンが得られる。このとき、上部ネガ形レジスト層
R2は残膜率0チであり残らない。すなわち、現像工程
において、上部ネガレジストは全て溶解し、下部ポジ形
レジスト層R1の残膜率100チの収部のみが残る。
なお、本発明の2層厚膜レジスト構成は、X線リングラ
フィにおいて可能なものでらり、例えば電子ビーム露光
法では近接効果等のため不可能となる。
フィにおいて可能なものでらり、例えば電子ビーム露光
法では近接効果等のため不可能となる。
以上説明したように本発明によれば、第1にX線リソグ
ラフィにおけるサブミクロン幅の高解像度複写をより確
実にできる。、第2にX線マスクより二次電子が放出さ
れるーままにし、二次電子の影響をレジスト側で除去す
るため、X線マスクの設計に制約を与えることがなく、
その設計に自由度を与えることができ、第3にX線露光
の露光雰囲気等のシステム設計に自由度を力えることが
できる効果を有するものである。
ラフィにおけるサブミクロン幅の高解像度複写をより確
実にできる。、第2にX線マスクより二次電子が放出さ
れるーままにし、二次電子の影響をレジスト側で除去す
るため、X線マスクの設計に制約を与えることがなく、
その設計に自由度を与えることができ、第3にX線露光
の露光雰囲気等のシステム設計に自由度を力えることが
できる効果を有するものである。
第1図は、従来技術の問題点であるネガ形レジストでの
二次電子による余剰露光効果を示した感度特性図、第2
図は同じ(PGMAの残膜特性を示した図、第3図は木
兄り」にかかる一実施例であるX線・露光方法の概絡図
、泥4図はX線マスク及びレジメ) MW成の詳細図、
第5図(1) 、 (If)は本発明の原理ケ説つ」し
たポジ形ネガ形2層4v、7造における感度%注口であ
る。 1・・・X線シ、2・・・X線取出し窓、3・・・X線
采、4・・・X線マスク、5・・・被加工物、6・・・
マスク基板、7・・・X線吸収体パターン、8・・・ネ
ガ形レジスト層、9・・・ネガ形しジスト胎、10・・
・光電子・オージェを子 特許出願人 日本電気株式会社 第5図 X線「゛−ス量 × 糸泉 F?−ス 領μ
二次電子による余剰露光効果を示した感度特性図、第2
図は同じ(PGMAの残膜特性を示した図、第3図は木
兄り」にかかる一実施例であるX線・露光方法の概絡図
、泥4図はX線マスク及びレジメ) MW成の詳細図、
第5図(1) 、 (If)は本発明の原理ケ説つ」し
たポジ形ネガ形2層4v、7造における感度%注口であ
る。 1・・・X線シ、2・・・X線取出し窓、3・・・X線
采、4・・・X線マスク、5・・・被加工物、6・・・
マスク基板、7・・・X線吸収体パターン、8・・・ネ
ガ形レジスト層、9・・・ネガ形しジスト胎、10・・
・光電子・オージェを子 特許出願人 日本電気株式会社 第5図 X線「゛−ス量 × 糸泉 F?−ス 領μ
Claims (1)
- (1)X線吸収体パターンを備えたX線マスクに透過さ
せて、被加工物に塗布したレジストにX線源よりのX線
束を照射し、X線マスクのパターンをレジストに転写す
るX線露光方法において、高感度のポジ形レジスト層を
下層に、低感度のネガ形レジスト層を上層とし℃被加工
物にレジスト層を上下二段に塗布し、上部ネガ形レジス
ト層の膜厚を、前記X線吸収体パターンより放出される
二次電子の該レジスト層内での飛程よシ少し厚くして該
上部ネガ形レジスト層を二次電子に対するバッファ層と
して用い、下部ポジ形レジスト層の膜厚を基準とした適
正な露光量でX線を照射し、上部レジスト層を透過して
下部ポジ形レジスト層にX線マスクのパターンを転写す
るとともに二次電子を上部レジスト層に吸収させること
を特徴とするX線露光方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58163456A JPS6055338A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | X線露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58163456A JPS6055338A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | X線露光方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6055338A true JPS6055338A (ja) | 1985-03-30 |
Family
ID=15774225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58163456A Pending JPS6055338A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | X線露光方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055338A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1275031A1 (en) * | 2000-04-18 | 2003-01-15 | Obducat Aktiebolag | A substrate for and a process in connection with the product of structures |
EP1489460A2 (en) * | 2003-06-20 | 2004-12-22 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Light-sensitive sheet comprising support, first light-sensitive layer and second light-sensitive layer |
-
1983
- 1983-09-06 JP JP58163456A patent/JPS6055338A/ja active Pending
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