JPS6054989A - 磁器質体にセメントモルタルを接着する方法 - Google Patents
磁器質体にセメントモルタルを接着する方法Info
- Publication number
- JPS6054989A JPS6054989A JP16466583A JP16466583A JPS6054989A JP S6054989 A JPS6054989 A JP S6054989A JP 16466583 A JP16466583 A JP 16466583A JP 16466583 A JP16466583 A JP 16466583A JP S6054989 A JPS6054989 A JP S6054989A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement mortar
- ceramic body
- tiles
- adhering cement
- porcelain material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁器質体にセメントモルタルを強固に接着する
方法に関する。
方法に関する。
磁器質体とは吸水率が41%以下の焼成物で、耐候性が
優れ、強度が大きいためタイルとして建築物の壁面の外
装などに多く用いられる。しかしこれらは、吸水率が小
さいために水のぬれが悪く、このままセメントモルタル
で接着施工することができない。
優れ、強度が大きいためタイルとして建築物の壁面の外
装などに多く用いられる。しかしこれらは、吸水率が小
さいために水のぬれが悪く、このままセメントモルタル
で接着施工することができない。
タイルにはセメントモルタルの接着性をよくするために
吸水率を4%以上にしたものもある。しかしこの吸水率
の大きいものは厳冬期に水分が凍結し割れを生じること
があるため外装用としては使用することができず専ら内
装に用いる。このような観点から外装用タイルは吸水率
を2%程度に抑えであるのでセメントモルタルの接着に
ついてはますます不利であることが知られている。
吸水率を4%以上にしたものもある。しかしこの吸水率
の大きいものは厳冬期に水分が凍結し割れを生じること
があるため外装用としては使用することができず専ら内
装に用いる。このような観点から外装用タイルは吸水率
を2%程度に抑えであるのでセメントモルタルの接着に
ついてはますます不利であることが知られている。
本発明者らはこのような欠点を解消するために種々検討
した結果、磁器質体の板面に予めカルシウムを含む無機
化合物(以下プライマーという)を塗布し、次いで加熱
すると、その表面がセメントモルタルに強固に水和結合
することを見出した。
した結果、磁器質体の板面に予めカルシウムを含む無機
化合物(以下プライマーという)を塗布し、次いで加熱
すると、その表面がセメントモルタルに強固に水和結合
することを見出した。
以下、タイルにセメントモルタルを接着する本発明の実
施例について説明すれば次のようになる。
施例について説明すれば次のようになる。
プライマーはポルトランドセメント100重量部と水2
00重量部とに0.5重量部のメチールセルローズを加
えて調合した。このプライマーを乾式成形したタイル素
地にハケで塗布し、次いで1250℃の曝度で加熱する
。この加熱処理によってタイルの接着面はセメントモル
タルと水和反応を生じる表面に変性した。
00重量部とに0.5重量部のメチールセルローズを加
えて調合した。このプライマーを乾式成形したタイル素
地にハケで塗布し、次いで1250℃の曝度で加熱する
。この加熱処理によってタイルの接着面はセメントモル
タルと水和反応を生じる表面に変性した。
該タイルを、従来の未処理タイルと比較するため、一般
的なモルタル11:、着工法で壁面に施工し、28日間
放置後、建築研究所式接着力試験機にかけて強度を測定
した。その結末、プライマー処理したタイルは9〜20
も佃の強度を示し、10個の平均は15 kq/Iであ
った。同時にテストした未処理タイルは3〜15 kg
/Ws 10個の平均5.5ky/crlの強度を示し
たにすぎず、本発明方法は優れた接着強度を有すること
が明らかである。
的なモルタル11:、着工法で壁面に施工し、28日間
放置後、建築研究所式接着力試験機にかけて強度を測定
した。その結末、プライマー処理したタイルは9〜20
も佃の強度を示し、10個の平均は15 kq/Iであ
った。同時にテストした未処理タイルは3〜15 kg
/Ws 10個の平均5.5ky/crlの強度を示し
たにすぎず、本発明方法は優れた接着強度を有すること
が明らかである。
上述したように本発明は、磁器質体にプライマーを塗布
し、こわを加熱処理してセメントモルタルと磁器質体と
の複合板を作ることが出来、外装面として建築壁面に用
いるとき、強固な接着施工をなし得るものである。
し、こわを加熱処理してセメントモルタルと磁器質体と
の複合板を作ることが出来、外装面として建築壁面に用
いるとき、強固な接着施工をなし得るものである。
特許出願人 [−1本?ft気硝子株式会tに代表者
長 崎 準 − 3−
長 崎 準 − 3−
Claims (1)
- 磁器質体にセメントモルタルを接着するにあたり、予め
磁器質体の板面にカルシウムを含む無機化合物を塗布し
、次いで加熱してセメントと水和結合する表面に変性す
ることを特徴とした磁器質体にセメントモルタルを接着
する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16466583A JPS6054989A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 磁器質体にセメントモルタルを接着する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16466583A JPS6054989A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 磁器質体にセメントモルタルを接着する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6054989A true JPS6054989A (ja) | 1985-03-29 |
JPS647038B2 JPS647038B2 (ja) | 1989-02-07 |
Family
ID=15797489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16466583A Granted JPS6054989A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 磁器質体にセメントモルタルを接着する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6054989A (ja) |
-
1983
- 1983-09-06 JP JP16466583A patent/JPS6054989A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS647038B2 (ja) | 1989-02-07 |
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