JPS6054966A - セラミツク焼結体の製造方法 - Google Patents

セラミツク焼結体の製造方法

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Publication number
JPS6054966A
JPS6054966A JP58165579A JP16557983A JPS6054966A JP S6054966 A JPS6054966 A JP S6054966A JP 58165579 A JP58165579 A JP 58165579A JP 16557983 A JP16557983 A JP 16557983A JP S6054966 A JPS6054966 A JP S6054966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic binder
solvent
ceramic
raw material
sintered body
Prior art date
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Pending
Application number
JP58165579A
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English (en)
Inventor
弘 和田
秀秋 上原
上山 守
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は緻密で焼結密度が大きく、焼成収縮が安定し9
、表面平滑性の向上したセラミック焼結体の製造方法に
関する。
最近の工業材料は種々の機能性が要求され、セラミック
スの分野においても焼結体の緻密化9寸法安定性が強く
要求されるようになってきている。
このようなセラミックスの!!!造方決方法ては。
例えば純度96%アルミナ磁器等のテープ成形の分野で
は次に示すようなプロセスが従来から採用されていた。
すなわち微細さアルミナ粉と焼結助剤としてのセラミッ
ク微粉9例えばマグネシア。
シリカを重量比にしてほぼ96:4の割合でボールミル
で十分混合し、これに有機結合剤、可塑剤。
溶剤等を適量加え更に混合しセラミック泥漿(以下スリ
ップという)を作る。このスリップをドクターブレード
法で0.2〜1.4 mm程度の厚さの板状としセラミ
ックグリーンシート(以下グリーンシートという)を得
る。こうして得たグリーンシートを所望の形状に切断し
た後、所定の温度で焼結してセラミック焼結体とj〜て
いる。1〜かし従来の方法で製造したスリップを用いた
セラミック焼結体は以下に示すような問題点があった。
通常スリップはアルミナを水と共にポールミル等で湿式
粉砕し、水分を乾燥して除去した後有機結合剤、溶剤等
を加えてボールミル等で均一に混合して得ている。
しかし、この方法によるとセラミック原料の粉砕混合後
の乾燥工程において、1次粒子が再凝集をおこす。また
かυに乾式粉砕であっても粉砕した1次粒子が小さいほ
ど凝集しやすく、凝集したセラミック原料に有機結合剤
、可塑剤、溶剤等を加え混合してもセラミック原料粉末
が単一粒子に解粒できず、1次粒子の状態で均一に分散
させることは極めて困難である。したがって通常は部分
的に弱い凝集を起こしたままグリーンシートをつくり焼
成している。したがって得られるセラミック焼結体の焼
結密度が小さく、焼成収縮率が不安定、また表面粗さが
粗くなるという欠点があった。
本発明は上記の欠点のないセラミック焼結体の製造方法
を提供することを目的とするものである。
本発明者らはセラミック原料粉末の粒子表面は親水性が
あり、水やアルコール系には非常に濡れやすくトリクロ
ールエチレン、トルエン等には濡れにくい。また一般的
にグリーンシートに使用される有機結合剤であるブチラ
ール樹脂にはアルコール系溶剤は良溶媒であることを見
い出し、溶剤に有機結合剤を加えた溶液の粘度がセラミ
ック原料粉末の解粒を妨げない程度以下となる量でかつ
解粒した粒子が直接接触するのを妨げる量の有機結合剤
を添加、混合してセラミック原料粉末が単一粒子になる
まで十分に解粒し1粒子表面に有機結合剤の薄い皮膜を
つけたスリップをつくり、さらに溶剤を乾燥して除去す
れば粒子表面に有機結合剤の薄い皮膜が被覆される。そ
の後テープ成形及びパンチングに必要なシート特性を付
与するのに要する量の溶剤、有機結合剤及び可塑剤を添
加。
混合したところセラミック原料を1次粒子にまで十分に
そして均一に分散したスリップが得られ。
このスリップを成形、焼成したところ緻密で焼結密度が
大きく、焼成収縮率が安定し9表面平滑性の向上したセ
ラミック焼結体が得られることを確認した。
本発明はセラミック原料粉末、有機結合剤、溶剤及び可
塑剤を混合、焼成するセラミック焼結体において、溶剤
に有機結合剤を加えた溶液の粘度がセラミック原料粉末
の解粒を妨げない程度以下となる量で、かつ解粒した粒
子が直接接触するのを妨げる量の有機結合剤を添加、混
合してセラミック原料粉末が単一粒子になるまで解粒し
、その後乾燥して溶剤を除去し9次いでテープ成形及び
パンチングに必要なシート特性を付与するのに要する量
の溶剤、有機結合剤及び可塑剤を添加、混合した後成形
、焼成するセラミック焼結体の製造方法に関する。
なお本発明においてセラミック原料粉末にはアルミナ、
ガラスフリット等が用いられ、必要に応じこの他にマグ
ネシア、カルシア、シリカ、ジルコニア等が用いられる
。有機結合剤にはブチラール樹脂、アクリル樹脂、酢酸
ビニルの共重合体。
ポリビニルアルコール、塩化ビニル、メタアクリレート
等が用いられる。可塑剤にはDOP、DBP等の7タル
酸エステル、トリエチレングリコール。
ポリアルキレングリコール等のグリコールエステ5− ルが用いられる。溶剤にはトリクロールエチレン。
ブタノール、エチルアルコール、メチルアルコール等が
用いられる。
溶剤に有機結合剤を加えた溶液の粘度は最大20P(ボ
イズ)であることが好普しく、IP〜3Pの範囲であれ
ばさらに好ましい。また有機結合剤の添加量はセラミッ
ク原料粉末100N量部に対し0.5〜2.0]i’i
部で必ることが好ましく0.8〜1.8重量部であれば
さらに好ましい。
テープ成形及びパンチングに必要なシート特性を付与す
るのに要する有機結合剤及び可塑剤の添加量については
セラミック原料粉末100重1部に対し有機結合剤3.
0〜6.6 i置部、可塑剤2.1〜3.9重量部であ
ることが好ましく、有機結合剤4.0〜5.6重量部、
可塑剤2.6〜3.4重1゛部であればさらに好ましい
本発明において成形する方法としてテープ成形。
プレス成形、イコミ成形、押出成形等があり特に制限は
ないがテープ成形で成形することが好ましい。また焼成
は通常公知の方法で行なうものとし6− 特に制限はない。
以下実施例により本発明を説明する。
平均粒径1.2μmのアルミナ粉末と平均粒径1、 O
ttmのマグネシア粉末及びシリカ粉末をそれぞれ96
重量係、1.5重量%、2.5重量%になるように秤量
したセラミック原料粉末100重量部に対し有機結合剤
としてブチラール樹脂1.2重量部、溶剤としてエタノ
ールを40重量部秤量しこれらをボールミルにて12時
間混合してセラミック原料粉末を単粒子まで十分解粒し
た混合スリツへ Aんを得た。
次に前記混合スリップ(Nから溶剤を乾燥して除去し有
機結合剤によって被覆されたセラミック1次粒子を得た
。さらにセラミック1次粒子101.2重量部に対し有
機結合剤としてブチラール樹脂4.8重量部、可塑剤と
してブチルベンジルフタレート3.0重量部、溶剤とし
てエタノールとトリクロールエチレンとの共沸混合物4
0.0重量部を加えボールミルにて12時間混合を行な
い混合スリン71B)を得だ。その後、混合スリップ(
Bl ’tテープ成形法によりキャリヤーフィルム上に
0.95mmの厚さに成形し、乾燥後キャリヤーフィル
ムから剥離してグリーンシートを得九。次にこのグリー
ンシー)′f:95 X 95mmの寸法に切断しアル
ミナ質耐火物セッター」−にのせ電気炉で水素雰囲気中
温度1550℃で11寺間焼成し白色の高アルミナセラ
ミック焼結体を得た。得られたセラミック焼結体は焼結
密度は3.83 g/cm”、焼成収縮率は15.5±
0.1%9表面粗さは1.2 itm ILzであった
これに対し比較例として前記実施例で使用したものと同
じセラミック原料粉末100重1部、結合剤としてブチ
ラール樹脂6.0重量部、可塑剤としてブチルベンジル
フタレート3重1部及び溶剤トシてエタノールとトリク
ロールエチレンとの共沸混合物40重蓋部を加えボール
ミルにて24時間混合を行ない前記実施例と同様の工程
を紅てセラミック焼成体を製造したものは、焼結密度は
3、786 /cm″、焼成収縮率は16.2±0.3
優1表面粗さは1.5μm ′fLzであった。
本発明は溶剤に有機結合剤を加えた溶液の粘度がセラミ
ック原料粉末の解粒を妨げない程度以下となる量で、か
つ解粒した粒子が直接接触するのを妨げる量の有機結合
剤を添加、混合してセラミック原料粉末が単一粒子にな
るまで解粒し、その後乾燥して溶剤を除去し9次いでテ
ープ成形及びパンチングに必要なシート特性を付与する
のに要する量の溶剤、有機結合剤及び可塑剤を添加、混
合した後成形、焼成するので緻密で焼結密度が大きく、
焼成収縮率が安定し、かつ表面平滑性の向上したセラミ
ック焼結体を製造することができる。
9− 359

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 セラミック原料粉末、有機結合剤、溶剤及び可塑
    剤を混合、焼成するセラミック焼結体において、溶剤に
    有機結合剤を加えた溶液の粘度がセラミック原料粉末の
    解粒を妨げない程度以下となる量で、かつ解粒した粒子
    が直接接触するのを妨げる量の有機結合剤を添加、混合
    してセラミック原料粉末が単一粒子になるまで解粒し、
    その後乾燥して溶剤を除去し9次いでテープ成形及びパ
    ンチングに必要なシート特性を付与するのに要する量の
    溶剤、有機結合剤及び可塑剤を添加、混合した後成形、
    焼成することを特徴とするセラミック焼結体の製造方法
JP58165579A 1983-09-07 1983-09-07 セラミツク焼結体の製造方法 Pending JPS6054966A (ja)

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JP58165579A JPS6054966A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 セラミツク焼結体の製造方法

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JPS6054966A true JPS6054966A (ja) 1985-03-29

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ID=15815033

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JP58165579A Pending JPS6054966A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 セラミツク焼結体の製造方法

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JP (1) JPS6054966A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5043117A (en) * 1987-10-26 1991-08-27 Nhk Spring Co., Ltd. Method of manufacturing ceramic products, and a method of manufacturing ceramic springs
US5102720A (en) * 1989-09-22 1992-04-07 Cornell Research Foundation, Inc. Co-fired multilayer ceramic tapes that exhibit constrained sintering

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5043117A (en) * 1987-10-26 1991-08-27 Nhk Spring Co., Ltd. Method of manufacturing ceramic products, and a method of manufacturing ceramic springs
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