JPS6054241B2 - 黒鉛化物品の製造方法 - Google Patents

黒鉛化物品の製造方法

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JPS6054241B2
JPS6054241B2 JP52121023A JP12102377A JPS6054241B2 JP S6054241 B2 JPS6054241 B2 JP S6054241B2 JP 52121023 A JP52121023 A JP 52121023A JP 12102377 A JP12102377 A JP 12102377A JP S6054241 B2 JPS6054241 B2 JP S6054241B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良電極およびその製造方法に関す”る。
さらに詳細には、本発明はコークスの部分脱硫および改
良秩序化を引き起す熱予備処理に関する。部分脱硫され
たより秩序あるコークスは改良された抗折力およびしば
しばより低い熱膨張係数を有する電極を与えることが判
明している。電極コークス供給の問題は、好ましい低硫
黄コークスが入手しにくくなりかつますます高価になつ
て来たので近年より切実になつて来た。コークスを電極
充填剤として使用する前に脱硫するために多数の努力が
行われている。比較的低硫黄コークスでは電極特性を改
良するために予備黒鉛化が使用されているが、しかしこ
れを高硫黄コークスに適用するとコークスの1パフイン
グ(Puffing)ョが生じる。1パフイングョは硫
黄を追い出す際に起りかつ従来技術の教示によれば電極
製造にとつて劣つた特性を有するコークスを与えるコー
クスの不可逆熱膨張である。
高硫黄コークスの予備黒鉛化中にパフイング抑制剤とし
て酸化鉄を使用することが従来技術の米国特許第350
6745および3624231号明細書により教示され
ている。
2850℃またはそれ以上の温度を使用するこれらの予
備黒鉛化技術は高価であり、また得られる黒鉛は標準黒
鉛に比較して強度の増大を示さない。
パフイングが付随するコークスの熱脱硫は、低密度、低
強度黒鉛を与えるコークスをもたらすということが以前
から与えられている。
しかしながら、本出願人は、これらの予期に反してコー
クスを黒鉛化温度より十分低いある特定のか焼温度範囲
で加熱すると改良されたコークスが得られることを新た
に見い出した。通常の方法でピッチと混合し、成形しそ
して焼成した場合、このコークスは通常の焼コークスか
らつくつた黒鉛に比較して抗折力が20乃至50%大き
くかつ熱膨張係数またはCTEが20%低い黒鉛を与え
る。さらに、本発明により処理されたコークスはパフイ
ング抑制剤を用いてまたは用いずして従来技術により予
備黒鉛化されたコークスからつくつた電極に比較して抗
.折力が著しく良好な電極を与える。本発明によれば、
石油または石炭一誘導コークス粒子が結合剤と混合する
前に空気の不在下で約1600乃至約2200℃で0.
1時間またはそれ以上加熱される。
比較的高い硫黄含量コークス、すなわち−約1重量%ま
たはそれ以上の硫黄を含有するコークスの場合、好まし
い温度範囲は約1600乃至約17500Cである。よ
り低い硫黄含量コークス、すなわち約1重量%以下の硫
黄を含有するコークスの場合、好ましい温度範囲は約1
900乃至約2200Cである。好ましくは、普通にか
焼されたコークスは約1350℃または140(代)に
加熱され、次いで約50乃至25(代)/時の制御され
た速度で処理温度に加熱され、その温度で温度により少
なくとも0.1時間またはそれ以上保持される。大抵の
コークスに対して処理温度における約2時間が好ましい
。本方法による加熱はすでに1350−1400℃で普
通にか焼されたコークスに適用することが出来または単
一・熱処理工程で原料コークスに直接適用することが出
来る。熱脱硫および秩序化は動力学工程であるから、コ
ークスに種々の温度と時間の組合せで等価の熱処理を施
すことが出来ることは明らかである。
しかしながら、より大きいコークス粒子に0.1時間よ
りなるかに少ない時間で均一な加熱を施すことは実際的
でない。他方、160(代)以下のか焼温度は不経済な
ほど長い熱処理時間を必要とする。本出願人は脱硫温度
範囲を通してコークスを加熱する″ことが出来る加熱速
度の上限を見い出していない。コークスを100000
℃/時の推定加熱速度で1フラッシュか焼ョすると、5
0−250℃/時のより普通の速度で加熱したコークス
の場合に観察されたものと同じ改良が得られた。コーク
ス充填剤の一部のみを本発明により処理する時でさえ電
極特性は実質的に改良される。
電極用のコークス充填剤は普通1116乃至114″ま
たはそれ以上の比較的大きな粒子と比較的微細な粒子ま
たは0細粉ョと呼ばれる粒子の混合物からなる。本出願
人は、コークス充填剤混合物中のより大きい粒子を本発
明により処理すると、細粉のすべてまたは一部は本発明
の付加処理なしに普通にか焼されたコークスであること
が出来、しかもその混合物は改良された電極を与えるこ
とを見い出した。粒子の一部のみを本発明により処理し
ても程度は低くなるが電極特性の改良を得ることが出来
る。実施例から分るように、本発明の方法は押出して電
極等とする際に従来法によりか焼されたコークスよりも
重量基準でより多くの結合剤またはピッチを必要とする
コークスを与える。
コークスによるこの増大された結合剤要求量は、電極を
焼成する際結合剤からより多くの揮発分を追い出さなけ
ればならないことを意味する。このため、電極により多
くの空孔が出じ、その結果電極製品の構造が悪くなるこ
とが予期される。驚くべきことに、このことは事実では
なく、実施例が示すように本発明による処理は焼成前の
生電極のより高い結合剤含量にもか)わらず最終製品の
強度および一CTEを改良する。下記の実施例で、本方
法を適用すると本方法により処理されたあらゆる試料で
従来法により仮焼されたコークスならびに従来技術によ
り酸化鉄を添加してまたは添加せずして予備黒鉛化され
たコークスど比較して改良された抗折力が得られること
が分る。
黒鉛化前にピッチを含浸した電極を製造する際に本発明
により処理した充填剤を用いると特性上の同じ改良が観
察された。表Aは実施例中で用いた4つの標準電極混合
物の組成を示す。
例1 硫黄含量1.3重量%の回転か焼高硫黄プレミアム(P
remium)(低CTE)石油コークスの600ボン
ド試料を直径20インチおよび長さ6フードの黒鉛誘導
炉に入れ、本発明により処理した。
このコークスを空気の不在下で1400℃に加熱し、次
いで温度を100℃/時の速度で1700℃に上げ、コ
ークスを1700℃の温度で2時間保持し、次いで冷却
させた。この試料1−aは冷却後0.3重量%の硫黄含
量しか有しなかつた。同じコークスの第二試料を従来技
術の方法て2重量%の酸化鉄と混合し、同じ炉て空気の
不在下で1400℃に加熱した。次に、温度を250℃
/時の速度で2850℃に上げ、次いでこの2850℃
の黒鉛化温度で1時間保持して試料1−bをつくつた。
対照試料である第三試料1一cを回転か焼器で空気の不
在下で通常のか焼温度1350℃に加熱し、この温度で
1時間保持した。各試料を粉砕し、篩分けして3メッシ
ュを通過する力化かし20メッシュ上に保持される粒度
の粒子を得た。試料1−cから、物質の一部を粉砕して
その55%が200メッシュを通過し、45%が35メ
ッシュを通過して200メッシュ上に保持される細粉ま
たは微細粒子を得た。篩寸法の数はすべて標準0タイラ
ーメツシユョである。試料1−A..I−bおよびI−
cの各々の6濾量%粒子を試料1−cの4鍾量%細粉と
混合したものからなる石油コークス充填剤から十分の結
合剤を用いてタイプA(表A参照)の3つの電極混合物
をつくつた。
結合剤は軟化温度110℃のコールタールピッチであつ
た。試料1−a粒子および1−c細粉を用いてつくつた
混合物NO.lは100重量部当たり27.鍾量部のピ
ッチを必要とし、ビレツトに押出後1.70y/c!l
の生密度を有した。試料1−b粒子およびI−c細粉を
用いてつくつた混合物NO.2は100重量部当り28
.哩量部のピッチを必要とし、押出後1.71V/al
の密度を有した。試料1−c粒子およびI−c細粉を用
いてつくつた混合物NO.3は10濾量部当り24重量
部のピッチを必要とし、1.76g/CTlの押出生密
度を有した。成形された6インチ直径電極を18インチ
長さの・ビレツトに切断した。各電極混合物からの2つ
のビレツトを電気加熱されたポット炉内のコークス中に
包み、500℃まで2℃/時の速度で加熱し、次いで8
5(代)まで5℃/時の速度で加熱し、次いで850℃
の焼成温度で1時間保持した。次に、電)極ビレツトを
黒鉛誘導炉内のコークス中に包み、2850℃まで35
0℃/時の速度で加熱し、次いで2850′Cの黒鉛化
温度で4時間保持して黒鉛化した。3つの電極混合物の
各々からつくつた2つの黒鉛化電極ビレツトの各々から
、密度、抵抗率および抗折力測定用の11個の粒子方向
(With一Gr′Ain)および9個の粒子交差方向
(CrOss一Grain)試料をおよび熱膨張係数測
定用の2個の粒子方向および2個の粒子交差方向試料を
切断した。
各電極混合物について、これらの物性結果は数字的に平
均し、下記の結果を得た。抵抗率はオーム×センチメー
タ×10−4で報告され、抗折力はボンド×平方インチ
で、そして熱膨張係数は(1/d/℃刈0−6で報告さ
れる。本発明によりつくつた粒子を用いる混合物NO.
lを用いてつくつた電極の場合、平均密度は1.65′
/All粒子方向の平均抵抗率は6.7、粒子交差方向
(Againshthegrain)の平均抵抗率は1
0.8.粒子方向の平均抗折力は1470および粒子交
差方向のものは970であり、粒子方向の平均熱膨張係
数は0.60および粒子交差方向のそれは2.04であ
つた。
従来技術による粒子を用いて混合物Nb.2からつくつ
た電極の場合、平均密度は1.64fI/d1粒子方向
平均抵抗率6.8、粒子交差方向平均抵抗率11.6.
粒子方向および粒子交差方向平均抗折力各々1230お
よび880であり、粒子方向および粒子交差方向熱膨張
係数は各々0.70および2.26であつた。従来法に
よりか焼した粒子を用いてつくつた対照混合物である混
合物NO.3の場合、平均密度は1.65y/c!11
粒子方向および粒子交差方向の平均抵抗率は各々7.4
および11.2、粒子方向および粒子交差方向の平均抗
折力は各々1020および76へ粒子方向および粒子交
差方向の平均熱膨張係数は各々0.80および2.07
であつた。本発明により処理したコークスを用いてつく
つた黒鉛電極で得られる改良特性は下記の表で容易に分
る。1−c=1.3%硫黄を含有する回転か焼プレミア
ム石油コークス1−a=本発明により1700℃で
か焼(0.3%硫 黄)1−c=2850℃で黒鉛化
(イ)%硫黄)混合物NO.l=本発明混合物NO.2
=従来技術 混合物NO.3=対照 例■ 硫黄含量0.7重量%の回転か焼低硫黄プレミアン石油
コークスの600ボンド試料を20インチ直径およびフ
ード長さの黒鉛誘導炉に入れ、本発明に−より処理した
コークスを空気の不在下で140C)Cに加熱し、次に
温度を2200℃まで100℃/時の速度て上げ、コー
クスを2200℃で2時間保持し、次いで冷却させた、
試料■−AO冷却後分析すると、硫黄含量はわずか0.
1重量%であつた。同じコークスの第二試料を従来技術
の方法により2重量%のFe2O3と混合し、同じ炉で
空気の不在下で140(代)に加熱した。次に、温度を
250℃/時の速度で280(代)に上げ、この285
0℃の黒鉛化温度で1時間保持して試料■−bを得た。
対照試料である第三試料■−cを回転は焼器で空気の不
在下で通常のか焼温度1350℃に加熱し、この温度で
l時間保持した。各試料を粉砕し、篩にかけてタイプA
の混合物をつくるのに必要な寸法を有する粒子を得た。
試料■−cから物質の一部を粉砕してその55%が20
0メッシュを通過し、45%が35メッシュを通過して
200メッシュ上に保持される細粉または微粒子を得た
。各試料■−A,■−bおよび■−cからの6踵量%粒
子および試料■−cからの各細粉4踵量%からなる石油
コークス充填剤を用いそして十分な結合剤を用いて3つ
の電極混合物をつくつた。
結合剤は軟化点1100Cのコールタールピッチであつ
た。試料■−a粒子および■−c細粉を用いてつくつた
混合物NO.4は10踵量部当り2&0重量部のピチを
必要とし、ビレツトに押出後1.70f/C7jの生密
度を有した。試料■−b粒子および■−c細粉を用いる
混合物NO.5は10瞠量部当り28.鍾量部のピッチ
を必要とし、押出後1.74y/alの密度を有した。
試料■−c粒子および細粉を用いる混合物NO.6は1
00重量部当り2幀腫量部のピッチを必要とし、1.7
5y/c!lの押出生密度を有した。成形した6インチ
直径電極を例1と同様にしてビレツトに切断し、焼成し
、黒鉛化しそして試験した。試料■−aからの本発明に
よる粒子を用いる混合物NO.4を用いてつくつた電極
の場合、平均密度は1.60y/Cfll粒子方向およ
び粒子交差方向の平均抵抗率は各々6.6および10.
3、粒子方向および粒子交差方向の平均抗折力は各々1
630および120へ粒子方向および粒子交差方向の平
均熱膨張係数は各々0.62および1.90であつた。
試料■−bから従来技術による粒子を用いる混合物NO
.5でつくつた電極の場合、平均密度は1.64y/A
ll粒子方向および粒子交差方向の平均抵抗率は各々6
.7および10.6.粒子方向および粒子交差方向の平
均抗折力は各々1300および9101粒子方向および
粒子交差方向の平均熱膨張係数は各々0.59および1
.89であつた。試料■−cから従来法によりか焼した
粒子を用いる混合物NO.6でつくつた電極の場合、平
均密度は1.62y/Clll粒子方向および粒子交差
方向の平均抵抗率は各々6.9および10.4s粒子方
向および粒子交差方向の平均抗折力は各々1170およ
び900、粒子方向および粒子交差方向の平均熱膨張係
数は各々0.72および1.73であつた。本発明のコ
ークスは焼方法により達成される電極特性の改良は下記
の表で明らかである。■−c=0.7%硫黄含有回転か
焼プレミアム石油 コークス■−a=本発明により2
200′Cでか焼した■−c (0.1%硫黄)■−
b=2850℃で黒鉛化した■−c(イ)%硫黄)混合
物NO.4=本発明混合物NO.5=従来技術 混合物NO.6=対照 例■ 硫黄含量0.7重量%の回転か焼低硫黄プレミアム石油
コークスの600ボンド試料を20インチ直径および6
フード長さの黒鉛誘導炉に入れ、本発明により処理した
炉を空気の不在下で1400℃に加熱し、次に温度を1
0CfC/時の速度で2000℃に上げ、コークスを2
000℃の温度で2時間保持し、次いで冷却して試料■
−aを得た。同じコークスの第二試料を試料■−aのよ
うにして本発明により処理したが、ただし温度は100
℃/時の速度で2200℃に上げ、コークスをこの温度
で2時間保持し、次いで冷却させた。冷却後、分析する
と、試料■−aおよび■−bは各々0.1重量%の硫黄
を含有することが判明した。対照試料である第三試料を
回転か焼器て空気の不在下で通常のか焼温度1350℃
に加熱し、この温度で1時間保持した。各試料を粉砕し
、篩にかけてタイプBの混合物に必要な粒子および細粉
を得た。この混合物では最大粒度はタイプAの混合物の
最大粒度よりは非常に小さい(表A参照)。各試料■−
A,■−bおよび■cからの55重量%粒子と異なる試
料からの45重量%細粉からなる石油コークス充填剤を
用いてそして十分の結合剤を用いて4つの電極混合物を
つくつた。
結合剤は軟化温度110℃のコールタールピッチであつ
た。試料■−a粒子および試料■−c細粉を用いる混合
物NO.7は100重量部当り31.鍾量部のピッチを
必要とし、ピレツトに押出後1.77y/alの生密度
を有した。試料■−a細粉を用いる混合物NO.8は1
0鍾量部当り34.0重量部のピッチを必要とし、1.
74y/alの押出生密度を有した。試料■−b粒子と
試料■−b細粉および試料■−c細粉の50150(重
量基準)混合物の細粉成分とを用いて第三混合物NO.
9をつくつた。この第三混合物は100重量部当り32
.5重量部のピッチを必要とし、ピレツトに押出後1.
72y/Cllの生密度を有した。対照試料■−cから
の粒子および細粉を用いる第四混合物NO.lOをつく
り、これは1叩重量部当り29.瞠量部のピッチを必要
とし、1.79′/Ccの押出生密度を有した。成形し
た6インチ直径電極を例1と同様にしてピルツトに切断
し、焼成し、黒鉛化し、そして試験した。
試料■−aからの本発明による粒子および試料■−cか
らの細粉を用いる混合物NO.7でつくつた電極の場合
、平均密度は1.64f/al、粒子方向お*8よび粒
子交差方向の平均抵抗率は各々6.1および10.0、
粒子方向および粒子交差方向の平均抗折力は各々172
0および98へ粒子方向および粒子交差方向の平均熱膨
張係数は各々0.53および1.85であつた。
本発明による試料■−aからの粒子および細粉を用いる
混合物NO.8でつくつた電極の場合、平均密度は1.
65y/c!11粒子方向および粒子交差方向の平均抵
抗率は各々6.3および10.9、粒子方向および粒子
交差方向の平均抗折力は各々1820および104へ粒
子方向および粒子交差方向の平均熱膨張係数は各各0.
61および1.98であつた。試料■一bからの本発明
による粒子および試料■−bおよび■−cからの細粉混
合物を用いる混合物NO.9でつくつた電極は、平均密
度1.62y/c!11粒子方向および粒子交差方向の
平均抵抗率各々6.4および10.巳粒子方向および粒
子交差方向の平均抗折力各々1900および123へお
よび粒子方向および粒子交差方向の平均熱膨張係数各々
0.57および1.93を有した。従来法によりか焼し
た粒子および試料■−cからの細粉を用いる混合物NO
.lOでつくつた電極の場合、平均密度は1.65f/
Clll粒子方向および粒子交差方向の平均抵抗率は各
々6.5および10.5.粒子方向および粒子交差方向
の平均抗折力は各々1280および92へ粒子方向およ
び粒子交差方向の平均熱膨張係数は各々0.60および
1.87であつた。本発明により処理したコークスでつ
くつた黒鉛電極の特性改良が下記の表から分る。■−c
=0.7%硫黄含有の回転か焼プレミアム石 油コー
クス■−a=本発明により2000℃でか焼した■−c
(4).1%硫黄)■−b=本発明により2200
℃でか焼した■−c (4).1%硫黄)混合物NO
.7〜NO.9=本発明、混合物NO.lO=対照例■
硫黄含量1.3重量%の回転か焼高硫黄プレミアム石油
コークスの600ボンド試料を20インチ直径および6
フード長さの黒鉛誘導炉に入れ、本発明により処理した
温度を100℃/時の速度で1700゜Cに上げ、コー
クスを1700′Cで2時間保持し、次いで冷却した。
冷却後分析すると、このコークス(試料■−a)は硫黄
含量がわずか0.鍾量%であつた。対照試料である第二
試料■−bは回転か焼器で空気の不在下て通常のか焼温
度135(代)に加熱し、この温度て1時間保持した。
各試料を粉砕し、篩にかけてタイプBの混合物に必要な
粒子および細粉を形成した(表A参照)。試料■−aか
らの55重量%粒子を2つの試料からの細粉を用いてつ
くつた3つの異なる細粉組成物45重量%と各々混合し
、かつ十分の結合剤と混合したものからなる石油コーク
ス充填剤を用いて3つの電極混合物をつくつた。
試料■−bからの55重量%粒子を試料■−bからの4
5重量%細粉と混合しかつ十分の結合剤を添加したもの
から第四および対照電極をつくつた。結合剤は軟化温度
110℃のコールタールピッチであつた。試料■一a粒
子および試料■−b細粉を用いる混合物NOllは10
0重量部当り29.0重量部のピッチを必要とし、ビレ
ツトに押出後1.72g/c!lの生密度を有した。試
料■−a粒子および試料■−a細粉を用いる混合物NO
l2は34.0pph(重量基準)のピッチを必要とし
、1.66y/Ccの押出生密度を有した。第三混合物
NO.l3は試料■−a粒子と試料■−a細粉および試
料■−b細粉の50150(重量基準)混合物の細粉成
分とを用いてつくつた。この第三混合物は32.0pp
h(重量基準)のピッチを必要とし、ビレツトに押出後
1.68f/Ccの生密度を有した。対照試料■−bか
らの粒子および細粉を用いて第四混合物NO.l4をつ
くり、このものは27.0pph(重量基準)のピッチ
を必要とし、1.79y/Ccの押出生密度を有した。
成形した6インチ直径電極を例1と同じ方法でビレツト
に切断し、焼成し、黒鉛化し、そして試験した。
試料■−aからの本発明による粒子および試料■−bか
らの細粉を用いる混合物NOllでつくつた電極の場合
、平均密度は1.64y/c!l、粒子方向および粒子
交差方向の平均抵抗率は各々7.0および12.5.粒
子方向および粒子交差方向の平均抗折力.は各々170
0および83へ粒子方向および粒子交差方向の平均熱膨
張係数は各々0.76および2.26であつた。
本発明による試料■−aからの粒子および細粉を用いる
混合物NO.l2でつくつた電極の場合、平均密度は1
.60ダ/(4、粒子方向および粒子交差)方向の平均
抵抗率は各々7.9および14.8、粒子方向および粒
子交差方向の平均抗折力は各々1730および80へ粒
子方向および粒子交差方向の平均熱膨張係数は各々0.
65および2.37てあつた。試料■−aからの本発明
による粒子および試料■−aお7よび■−bからの細粉
混合物を用いる混合物NO.l3でつくつた電極は、平
均密度1.62g/C!!11粒子方向および粒子交差
方向の平均抵抗率各々7.3および12.9.粒子方向
および粒子交差方向の平均抗折力各々1820および9
9へおよび粒子方向および粒子交差方向の平均熱膨張係
数各々0.60および2.26を有した。従来法により
か焼した粒子および試料■−bからの細粉を用いる混合
物NOl4でつくつた電極の場合、平均密度は1.64
y/Clll粒子方向および粒子交差方向の平均抵抗率
は各々7.3および12.6.粒子方向および粒子交差
方向の平均抗折力は各々1290および590.粒子方
向および粒子交差方向の平均熱膨張係数は各々0.87
および2.36であつた。■−b=1.3%硫黄を含有
する回転か焼プレミア ム石油コークス■−a=本発
明により170(代)でか焼した■−b (0.3%
硫黄)混合物NO.U−NO.l3=本発明 混合物NO.l4=対照 例■ 硫黄含量1.4重量%の回転か焼高硫黄プレミアム石油
コークスの600ボンド試料を20インチ直径および6
フード長さの黒鉛誘導炉に入れ、本発明により処理した
コークスを空気の不在下で1400℃に加熱し、100
0C/時の速度で1750℃に上げ、コークスを175
0℃で2時間保持し、次いで冷却させた。冷却後分析す
ると、この試料(■−a)は硫黄含量がわづか0.3重
量%であつた。同じコークスの第二試料を同じ炉で空気
不在下で1400℃に加熱し、次に250℃/時で30
00℃に温度を上げ、この黒鉛化温度3000℃で1時
間保持した。この試料V−bとする。同じコークスの第
三試料を従来技術法により2.5重量%のFe2O3と
混合し、次に試料V−bと同じ順序で同じ温度に加熱し
た。この試料をV−cとする。対照試料である第四試料
−dを回転か焼器で空気の不在下で通常のか焼温度13
5CfCに加熱し、この温度で1時間保持した。各試料
を粉砕し、篩にかけてタイプBの混合物に必要な粒子お
よび細粉をつくつた。試料■−aおよび■−cの各々の
粒子55重量%を3つの異なる細粉組成物45重量%と
混合しかつ十分の結合剤と混合したものからなる石油コ
ークス充填剤を用いて3つの電極混合物をつくつた。
試料■−a粒子は試料■−a細粉および試料■ーノd細
粉の50150(重量基準)混合物と混合し、試料■−
b粒子は■−b細粉と混合し、試料■−c粒子は■−c
細粉と混合した。第4のそして対照の電極は試料■−d
からの55重量%粒子を試料■一dからの流れの45重
量%と混合使用しかつ十分のコールタールピッチ結合剤
を添加したものから対照電極混合物をつくつた。試料■
−a粒子および■−a細粉と■−a細粉の501印混合
物を用いる本発明による混合物NOl5は1叩重量部当
り33.0重量部のピッチを必要と“し、ビレツトに押
出後1.67y/c!lの生密度を有した。
■−b粒子および■−b細粉を用いる混合物NO.l6
は10唾量部当り35.鍾量部のピッチを必要とし、ビ
レツトに押出後1.67y/Cllの生密度を有した。
■−c粒子および■−c細粉を用いる従来技術による他
の混合物(混合物NOl7)は1叩重量部当り34.鍾
量部のピッチを必要とし、ビレツトに押出後1.72f
/Cllの生密度を有した。対照試料−dからの粒子お
よび細粉を用いる第四混合物NO.l8をつくり、この
ものは10踵量部当り27.5重量部のピッチを必要と
し、1.77y/dの押出生密度を有した。成形した6
インチ直径電極を例1と同様にしてビレツトに切断し、
焼成し、黒鉛化しそして試験した。
試料■−aからの本発明による粒子および試料V−aお
よび■−dの混合物からの細粉を用い合混合物NO.l
5でつくつた電極の場合、平均密度は1.60y/Cl
ll粒子方向および粒子交差方向の平均抵抗率は各々7
.9および13.1、粒子方向および粒子交差方向の平
均抗折力は各々1900および1080、粒子方向およ
び粒子交差方向の平均熱膨張係数は各々0.63および
2.00であつた。
試料V−bからの粒子および細粉を用いる混合物NO.
l6でつくつた電極では、平均密度は1.55y/Cl
ll粒子方向および粒子交差方向の平均抵抗率は各々9
.8および17.へ粒子方向および粒子交差方向の平均
抗折力は各々1220および690、粒子方向および粒
子交差方向の平均熱膨張係数は各々0.49および1.
84であつた。試料■−cからの従来技術による粒子お
よび細粉を用いる混合物NO.l7でつくつた電極は、
平均密度1.60f/cl、粒子方向および粒子交差方
向の平均抵抗率各々&5および16.へ粒子方向および
粒子交差方向の平均抗折力各々1390および680s
粒子方向および粒子交差方向の平均熱膨張係数各々0.
64および2.02を有した。従来法によりか焼した粒
子および試料■−dからの細粉を用いる混合物NO.l
8でつくつた電極では、平均密度1.62y/Clll
粒子方向および粒子交差方向の平均抵抗率各々8.8お
よび13.&粒子方向および粒子交差方向の平均抗折力
各々1430および86へ粒子方向および粒子交差方向
の平均熱膨張係数各々1.11および2.20であつた
。本発明によりか焼したコークスで得られた黒鉛電極特
性の改良を下記の表に要約する。
V−d=1.4%硫黄を含有する回転か焼プレミア
ム石油コークス■−a=本発明により1750℃でか
焼した■−d (0.3%硫黄)V−b=3000
℃で黒鉛化した■−d(イ)%硫黄)■−c=2.5%
Fe2O3と混合し、3000℃で黒鉛化 したV
−d(イ)%硫黄)混合物NOl5=本発明 混合物NO.l6および17=従来技術 混合物NO,l8=対照 例■ 硫黄含量0.25重量%の回転か焼低硫黄プレミアム石
油コークスの600ボンド試料を20インチ直径および
6フード長さの黒鉛誘導炉に入れ、本発明により処理し
た。
コークスを1400℃に加熱し、温度を200℃/時の
速度で2100℃に上げ、この温度で2時間保持し、冷
却させた。この試料を■−aとする。対照試料である第
二試料(■−b)を通常の回転か焼器で約1350℃で
製造した。各試料を粉砕し、篩にかけてタイプAの混合
物に必要な粒子および細粉を得た。試料■−aおよび■
−bからの粒子および細粉および結合剤として110℃
軟化点コールタールピッチを用いて3つの電極混合物を
つくつた。
試料■−a粒子および■−b細粉を用いてつくつた混合
物(NO.l9)は28.0pph(重量基準)のピッ
チを必要とし、ビレツトに押出後1.76fI/C7l
の生密度を有した。試料■−a粒子および試料■−a細
粉および■−b細粉の50150(重量基準)混合物を
用いる混合物(NO42O)は31.0pphピッチを
必要とし、ビレツトに押出後1.75ダ/C7jの生密
度を有した。普通にか焼した対照試料■−bからの粒子
および細粉を用いる第三混合物(NO2l)は25.0
pPh(重量基準)のピッチを必要とし、1.75f/
c!lの押出生密度を有した。成形した6インチ直径電
極を例と同様にしてビレツトに切断し、焼成し、黒鉛化
しそして試験した。
試料■−aからの本発明による粒子を用いる混合物尚.
19でつくつた電極の場合、平均密度は1.69ダ/C
cで、平均抗折力は1680pSiWGおよび900p
siAGであつた。
試料■−aからの本発明による粒子および■−aおよび
■−bからの細粉の5015唱合物を用いる混合物NO
.2Oでつくつた電極は平均密度1.69y/Ccおよ
び平均抗折力1710WGおよび940AGを有した。
試料■−bからの粒子および細粉でつくつた対照試料(
混合物NO2l)は平均密度1.63g/Ccおよび抗
折力1110WGおよび740ACを有した。本方法に
よりか焼したコークスを用いる黒鉛電極に付与される改
良は下記の表から分る。■−b=0.25%硫黄を含有
する回転か焼プレミア ム石油コークス■−a=本発
明により2100℃でか焼した■−b (4).1%
硫黄)混合物NOl9および20=本発明 混合物NO.2l=対照 例■ 前述した6つの例は硫黄含量0.25乃至1.4%のプ
レミアム(低CTE)石油コークスは本発明により処理
しそして黒鉛電極の製造で標準コークスと種々の割合で
用いた場合、微細粒原料および粗大粒原料の両方に対し
てかなりの特性改良を付与することを示した。
前述した例は脱硫中典型的には100℃/時の加熱速度
および最大温度における2時間の保持時間に制限された
。本例はより早い加熱速度および短い保持時間を使用し
ても非常に改良されたコークスを得ることが出来ること
を示す。0.7%硫黄を含有する回転か焼低硫黄プレミ
アム石油コークス、すなわち例■−cと同じ種類のコー
クスの粒子(10タイラーメツシユ通過、20タイラー
メツシユ上に残る)を1900−2000℃で操作され
かつ約5RPMて回転する誘導加熱4インチ直径黒鉛回
転か焼器のホッパー内に入れた。次に、コークスを割り
うず巻きスクリューによりか焼器に供給した。生産速度
測定により、コークス粒子は約10,000℃/時の加
熱速度を受け、か焼器の熱帯域を約0.1時間で通過し
たことが分つた。回転か焼器にアルゴンまたは窒素を充
填してコ・−クスを酸化から保護し、ホッパーおよび捕
集ドラムを気密シールで回転か焼器に連結した。約35
0ボンドの10120メッシュ粒子を誘導加熱黒鉛回転
か焼器に供給して本発明により処理した。この処理後の
コークス(試料■)の平均硫黄含量は0.4%であつた
。前述のようにして部分脱硫したコークス試料■の10
ノ20メッシュ粒子のあるものを粉砕しミリングしてタ
イプBの混合物に必要なより微細な粒子および細粉の半
分を得た。
細粉の残りは1対照ョコークス(例■−cおよび■−c
と同じもの)の粒子を粉砕することにより得た。試料■
粒子および試料■細粉および標準■−c細粉の5015
0(重量基準)混合物を用いる混合物(NO.22)は
32.0pph(重量基準)のコールタールピッチ結合
剤を必要とし、ビレツトに押出後1.74f/Ccの生
密度を有した。成形した6インチ直径電極を例1と同様
にしてビレツトに切断し、焼成し、黒鉛化しそして試験
した。
試料■からの本発明による粒子および試料■および■−
cからの細粉の50ノ50(重量基準)混合物を用いる
混合物NO.22でつくつた電極では、平均密度は1.
65y/Ccl粒子方向および粒子交差方向の平均抗折
力は各々2070および1240であつた。
これらの強度は下記の表から分るように例■でバッチ誘
導加熱により本発明により処理した同様のコークスの強
度と十分に比較し得るものであり、試料■−cでつくつ
た対照原料の強度より非常に大きい。■−c=0.7%
硫黄を含有する回転か焼プレミア ム石油コークス■
=誘導加熱回転か焼器で1900−2000℃で加
熱された■−CO加熱速度10,0000C/ 時
、最大温度で0.1時間。
混合物NO.22=本発明 混合物NO.lO=対照 例■ 本発明により処理したコークスが例■より大きい速度で
加熱することにより改良出来ることを証明するために、
0.7%硫黄を含有する回転か焼プレミアムコークスお
よびプレミアムコークス原材料について1フラッシュか
焼ョ実験を行なつた。
0.7%硫黄を含有する回転か焼石油コークスの600
ボンド試料■をその粒子を2100℃に予熱された20
インチ直径および6フード長さの黒鉛誘導炉にゆつくり
(〜150ボンド/時)に注入して1フラッシュか焼し
たょこの実験の平均コークス粒子は脱硫範囲で100,
000℃/時の速度で加熱されたと推定された。
コークスを充填した後炉は2100℃で1時間操業した
。したがつて、2100℃におけるコークスの滞留時間
は1乃至5時間であつた。この実験のようにしてつくつ
たフラッシュか焼コークス(試料■)を粉砕してタイプ
Bの混合物に必要な粒子を得た。細粉は同じ種類の標準
か焼コークスの対照試料(たとえば試料■−c)から誘
導した。このコークス組合せを用いてつくつた混合物は
31.0pphのコールタールピッチを必要とし、ビレ
ツトに押出後1.78f/Ccの生密度を有した。成形
した6インチ直径電極を例1と同様にしてビレツトに切
断し、焼成し、黒鉛化しそして試験した。本発明のフラ
ッシュか焼コークスから誘導した粒子および標準細粉(
たとえば試料■−c)を用いる混合物NO.23からつ
くつた電極は、平均密度1.70y/Ccおよび粒子方
向および粒子交差方向の抗折力各々2060および11
00を有した。
これらの強度値も下記の表から分るように対照試料(混
合物NO.lO)の強度値よりも非常に大きかつた。例
■0.7%硫黄を含有するプレミアム石油コークス原材
料の600ボンド試料をその粒子を2100℃に予熱さ
れた20インチ直径および6フード長さの黒鉛誘導炉に
徐々に(〜120ボンド/時)注入することにより1フ
ラッシュか焼ョした。
この実験で平均コークス粒子は脱硫温度範囲で100,
000℃/時の速度で加熱されたものと推定された。コ
ークスを充填した後炉は1時間操業した。したがつて、
2100℃におけるコークスの滞留時間は1乃至6時間
であつた。この例のようにしてつくつたフラッシュか焼
コークス(試料■)を粉砕してタイプBの混合物に必要
な粒子を得た。
細粉は同じ種類の標準か焼コークスの対照試料(試料■
−c)から誘導した。このコークス組合せを用いてつく
つた混合物(NO.24)は31.5pphのコールタ
ールピッチを必要とし、ビレツトに押出後1.75V/
Ccの生密度を有した。成形した6インチ直径電極を例
1と同様にしてビレツトに切断し、焼成し、黒鉛化しそ
して試験した。本発明のフラッシュか焼原コークス試料
■から誘導した粒子および標準細粉(試料■−c)を用
いる混合物NO.24でつくつた電極は平均密度1.6
7y/Ccおよび粒子方向および粒子交差方向の抗折力
各々2150および1350を有した。
これらの強値は下記の表から分るように対照試料■−c
の強度値より非常に大きいものであつた。例■ 本方法が硫黄不含コークスから誘導した電極に強度改良
を与えることを証明するために、硫黄を含まない焼入油
(QuerlchOll)(0.01%S)の300ボ
ンド試料をオートクレーブで650pSigの窒素圧で
約5CB1間にわたつて650℃に加熱してコークス化
した。
得られたコークス試料を本発明により処理した。このコ
ークスを20インチ直径黒鉛誘導炉に入れ、急速に60
0℃に加熱し、次いで30(代)/時で2100℃に加
熱し、21000Cで1時間保持し、そして冷却させた
。対照試料である第二試料を誘導炉に入れ、急速に60
0℃に加熱し、次いで30(代)/時で1400゜Cに
加熱し、1400℃で1時間保持し、そして冷却させた
。本発明により処理したコークスをX−aとし、対照コ
ークスをX−bとする。試料X−aおよびX−bからの
55重量%粒子と異なる試料からの45重量%細粉とか
らなるコークス充填剤および十分の結合剤を用いてタイ
プBの2つの小さな(35ボンド)電極混合物をつくつ
た。結合剤は軟化温度110℃の普通のコールタールピ
ッチであつた。試料X−a粒子および試料X一a<15
X−b細粉の50150(重量基準)混合物を用いる混
合物(NO.25)は、10唾量部当り30.0重量部
のピッチを必要とし、2.5インチ直径ビルツトに押出
後1.75V/Ccの生密度を有した。対照試料X−b
からのか焼粒子および細粉を用いる第二混合物(NO2
6)をつくつたが、このものは100重量部当り27.
5重量部のピッチを必要とし、1.78y/Ccの押出
生密度を有した。成形した2.5インチ直径電極を14
インチ長さ棒に切断した。
各電極からの1つの棒を電気加熱さ。本れたポット炉内
のコークス中に詰め、2℃/時の速度で500Cに加熱
し、次いで90(代)まで1(代)/時で加熱し、90
0℃の焼成温度で1時間保持した。各電極からの他の棒
を誘導加熱されたオートクレーブ内のコークス中に包み
、650℃Psigの窒素下で25℃/時の速度で65
00Cに加熱した。次に、これら後者の棒を大気圧で運
転される他の焼成炉に移し、10C/時の速度で90C
)Cに再加熱した。標準および加圧焼成試料共例1と同
様にして黒鉛化した。2つの黒鉛化棒の各々から、密度
、抵抗率および抗折力を測定するため1帽の粒子方向試
験試料および1帽の粒子交差方向試験試料をそして熱膨
張係数測定用の2個の粒子方向試験試料を切断した。
この例の抗折力試験試料は0.375インチ平方の断面
を有し、これに対して6インチ直径ビレツトから切断し
た試片は1.00インチ平方の断面を有した。試料X−
a粒子および試料X−aおよびX−b細粉の50150
(重量基準)混合物を用いる混合物NO.25でつくつ
た黒鉛の場合、平均密度は1.69y/CCl粒子方向
および粒子交差方向の平均抵抗率は各々4.8および1
0.1、粒子方向および粒子交差方向の平均抗折力は各
々1790および950、および粒ノ子方向の平均熱膨
張係数は0.11であつた。
1400/Cでか焼した粒子および細粉(X−b)を用
いる混合物NO.26でつくつた黒鉛の場合、平均密度
は1.69y/CCl粒子方向および粒子交差方向の平
均抵抗率は各々4.6および10.眠粒子方向および粒
子交7差方向の平均抗折力は各々1640および810
、および粒子方向の平均熱膨張係数は0であつた。
例■熱脱硫または高温か焼から生じる黒鉛電極特性の改
良を示す前述の10の例はすべてプレミアムコークス、
すなわち黒鉛電極に熱膨張係数の最低値を与えるコーク
スに関連している。本例および次の3つ例は本方法のコ
ークスか焼に基づく黒鉛電極の改良が標準コークスすな
わちプレミアムコークスから誘導される黒鉛よりかなり
高い熱膨張係数を有する黒鉛電極が生じるコークスにも
当てはまることを示すために述べる。アドバンスドクラ
ツキングリアクター法からの高軟化点ピッチの70ボン
ド試料をオートクレーブて100pSigの窒素圧下で
約3(転)間にわたつて550℃に加熱してコークス化
した。
このコークス試料は2.0%硫黄を含有し、これを本発
明により処理した。このコークスを17インチ直径黒鉛
誘導炉に入れ、急速に500℃に加熱し、次に300導
C/時で1400℃に加熱し、最後に1000C/時で
1650℃に加熱し、1650℃で2時間保持した。こ
の熱処理後コークス(試料■−a)はわずか0.3%硫
黄しか含有しなかつた。アドバンスドクラツキングリア
クターピツチ残渣の第二の70ボンド試料をオートクレ
ーブで650pSigの窒素圧で約3CRf!f間にわ
たつて550゜Cに加熱してコークス化した。
このコークス試料(XI一b)は2.05%硫黄を含有
し、このものは■−aと比較するための対照試料として
処理した。このコ・ークスを17インチ直径黒鉛誘導炉
に入れ、急速に500℃に加熱し、次いで300℃/時
で1400′Cに加熱し、1400℃で1時間保持した
。このか焼操作後、コークスは2刀硫黄を含有した。二
つの試料■−aおよび■−bからの55重量%5粒子と
異なる試料からの45重量%粒子とからなるコークス充
填剤および十分のコールタールピッチ結合剤を用いてタ
イプBの2つの小さな(35ボンド)電極混合物をつく
つた。
試料■−a粒子および試料M−aおよびM−b細粉の5
0150(重量基θ準)混合物を用いる混合物(NO.
27)は10踵量部当り33.5重量部のピッチを必要
とし、2.5インチ直径棒に押出後1.72f/Ccの
生密度を有した。対照試料X−bからのか焼粒子および
細粉を用いる第二混合物(NO.28)をつくり、この
ものは528.5pph(重量基準)ピッチを必要とし
、1.76g/Ccの押出生密度を有した。成形した2
.5インチ直径棒を例xと同様にして14インチ長さ棒
に切断し、焼成し、黒鉛化しそして試験した。
ノ 本発明により処理した粒子■−aおよび■−aから
の細粉および標準細粉■−bの50150(重量基準)
混合物を用いる混合物NO27でつくつた電極の場合、
平均密度は1.64y/Ccl粒子方向および粒子交差
方向の平均抵抗率は各々7.3および11.6.粒子方
向および粒子交差方向の平均抗折力は各々2090およ
び12201および粒子方向の平均C′VE.は0.8
0であつた。
これに対し、対照試料■−bからの粒子および細粉(混
合物NO.28)を用いてつくつた電極は1.609/
Ccの平均密度、粒子方向および粒子交差方向の平均抵
抗率各々9.5および12.5.粒子方向および粒子交
差方向の平均抗折力各々1130および870、および
粒子方向の平均CTEl.4Oを有した。これらのデー
タのある部分を下記に要約する。例■ 硫黄含量1.4重量%の回転か焼標準石油コークスの6
00ボンド試料を20インチ直径および6フード長さの
黒鉛誘導炉に入れ、本発明により処理した。
コークスを空気の不在下で1400℃に加熱し、次いて
温度を75℃/時の速度で1600℃に上げ、コークス
をこの温度で2時間保持し、冷却させた。分析によりこ
のコークス試料(■−a)は1600℃か焼後0.3%
硫黄を含有することが分つた。対照試料である試料■−
bを回転か焼器で通常のか焼温度1350℃に加熱した
。各試料を粉砕し、篩にかけてタイプAの混合物に必要
な粒子および細粉を得た。試料■−aおよび■−bから
の種々の割合の石油コークス粒子および細粉および10
0℃軟化温度のコールタールピッチを用いて3つの電極
混合物をつくつた。
試料■−a粒子および■−b細粉を用いる混合物(NO
29)は28.0pph(重量基準)のピッチを必要と
し、ビルツトに押出後1.68y/Ccの生密度を有し
た。試料■−a粒子および■−a細粉および■−b細粉
の50150(重量基準)混合物を用いる混合物(NO
3O)は29.0PPh(重量基準)のピッチを必要と
し、ビレツトに押出後1.669/Ccの生密度を有し
た。対照試料■−bからの粒子および細粉を用いる第三
混合物(NO.3l)は26.0pph(重量基準)の
ピッチを必要とし、ビレツトに押出後1.70y/Cc
の生密度を有した。成形した6インチ直径電極を例1と
同様にしてビレツトに切断し、焼成し、黒鉛化しそして
試験)した。試料■−aからの本発明による粒子および
試料■−bからの標準細粉を用いる混合物NO29でつ
くつた電極の場合、平均密度は1.61y/Ccl粒子
方向および粒子交差方向の平均抵抗率は各々7.2お・
よび9.3、粒子方向および粒子交差方向の平均抗折力
は各々1660および118へおよび粒子方向および粒
子交差方向のCTEは各々1.30および2.08であ
つた。
試料■−aからの粒子および■−aおよび■−b細粉の
50150(重量基準)混合物を用いる”混合物NO.
3Oでつくつた電極は、密度1.58y/Ccl粒子方
向および粒子交差方向の低抗率各々9.4および12.
0、粒子方向および粒子交差方向の抗折力各々1470
および1160および粒子方向および粒子交差方向のC
TE各々1.20および1.89を有した。対照,試料
■−b混合物NO3lからつくつた電極は密度1.58
y/Ccl粒子方向および粒子交差方向の抵抗率各々7
.9および9.7、粒子方向および粒子交差方向の抗折
力各々1100および830および粒子方向および粒子
交差方向のCTE各々1.59および2.05を有)し
た。例x■ 硫黄含量1.4重量%を有する回転か焼高CTE石油コ
ークスの600ボンド試料を20インチ直径および6フ
ード長さの黒鉛誘導炉に入れ、本発明により処理した。
コークスを空気の不在下で1400℃に加熱し、次いで
温度を50℃/時の速度で1750℃に上げ、コークス
をこの温度で2時間保持し、そして冷却した。分析によ
り、このコークス試料(X■−a)は1750℃か焼後
0.3%硫黄を含有することが分つた。対照試料である
試料x■−bを回転か焼器で通常のか焼温度1350′
Cに加熱した。各試料を粉砕し、篩にかけてタイプCの
混合物(表1参照)に必要な粒子および細粉を得た。試
料X■−aおよびX■−bからの種々の割合の石油コー
クス粒子および細粉および110℃軟化温度のコールタ
ールピッチを用いて3つの電極混合物をつくつた。
試料X■−a粒子およびX■一b細粉を用いる混合物(
NO32)は30.5pph(重量基準)のピッチを必
要とし、押出後1.69y/Ccの−生密度を有した。
X■−a粒子および試料x■一aおよびX■−bからの
細粉の50150(重量基準)混合物を用いる混合物(
NO33)は33.5pph(重量基準)のピッチを必
要とし、押出後1.69y/Ccの生密度を有した。対
照試料x■−bからζの粒子および細粉を用いる第三混
合物(NO34)はャ*27.5pPh(重量基準)の
ピッチを必要とし、押出後1.75ダ/Ccの生密度を
有した。成形した6インチ直径棒を例1と同様にしてビ
)レットに切断し、焼成し、黒鉛化しそして試験した。
試料x■−aからの本発明による粒子および試料x■−
bからの標準細粉を用いる混合物NO.32でつくつた
黒鉛電極の場合、平均密度は1.64y/・Cc、粒子
方向および粒子交差方向の抗折力は各々2020および
1420.および粒子方向および粒子交差方向のc′R
Eは各々1.62および2.44であつた。
試料x■−aからの粒子および試料x■−aおよびx■
−bからの細粉の50150(重量基準)混合物を用い
てつくつた黒鉛電極(混合物NO,33)は、平均密度
1.62V/Cc、粒子方向および粒子交差方向の抗折
力各々1860および1330および粒子方向および粒
子交差方向のCTE各々1.42および2.38を有し
た。対照試料X■−b(混合物NO.34)からつくつ
た電極は平均密度1.63y/Cc、粒子方向および粒
子交差方向の抗折力各々1520および113へおよび
粒子方向および粒子交差方向のCTE各々1.72およ
び2.50を有した。下記の表は本発明によりつくつた
コークスで得られる黒鉛電極特性の改良を示す。例X■ 本発明のコークスか焼法が非常に微細に粒子を有する原
料に及ぼす有利な効果を説明するために、最も大きな粒
度が20タイラーメツシユを通過し、35タイラーメツ
シユ上に残る混合物処方D(表A参照)から誘導した原
料で本発明のコークスを評価した。
硫黄含量1.4重量%の回転か焼標準石油コークスの6
00ボンド試料を20インチ直径および6フード長さの
黒鉛誘導炉に入れ、本発明により処理した。
コークスを空気の不在下で1400℃に加熱し、次いで
温度を50℃/時の速度で1750℃に上げ、コークス
をこの温度で2時間保持し、冷却した。分析によりこの
コークス試料(X■−a)は17500Cか焼後0.3
%硫黄を含有することが分つた。対焼試料である試料X
■−bを回転か焼器て通常のか焼温度1350℃に加熱
した。各試料を粉砕し、篩に4かけてタイプDの混合物
に必要な粒子および細粉を得た。試料X■−aおよびx
■−bからの種々の割合の石油コークス粒子および細粉
および110℃軟化温度のコールタールピッチを用いて
4つの電極混−合物をつくつた。
X■−a粒子およびX■−b細粉を用いる混合物(NO
35)は33.0pph(重量基準)のピッチを必要と
し、押出後1.71y/Ccの生密度を有した。X■−
a粒子およびx■−a細粉およびX■−b細粉からの細
粉の50150(重量基準)混合物を用いる混合物(N
O.36)は、35.5pPh(重量基準)のピッチを
必要とし、押出後1.68V/Ccの生密度を有した。
X■−aおよびX■−bからの粒子および細粉の501
50(重量基準)混合物を用いる混合物(NO.37)
は34.0pphのピッチを必要とし、押出後1.67
y/Ccの生密度を有した。コークス試料X■−bでつ
くつた対照混合物(NO.38)は28.5pPhのピ
ッチを必要とし、押出後1.73y/Ccの生密度を有
した。成形した6インチ直径棒を例1と同様してビレツ
トに切断し、焼成し、黒鉛化しそして試験した。
試料X■−aからの本発明により処理した粒子および試
料X■−bからの標準細粉を用いてつくつた黒鉛電極(
混合物NO35)の場合、平均密度は1.66y/Cc
l粒子方向および粒子交差方向の平均抗折力は各々25
30および176へおよび粒子方向および粒子交差方向
の平均CTEは各々1.56および2.87であつた。
X■−aからの粒子およびX■−aおよびx■−bの細
粉の501巽混合物を用いてつくつた黒鉛(混合物NO
.36)は、平均密度1.64g/CCl粒子方向およ
び粒子交差方向の抗折力各々2370および1610お
よび粒子方向および粒子交差方向のCTE各々1.59
および2.89を有した。X■−aおよびX■−bの粒
子および細粉の50150(重量基準)混合物を用いて
つくつた黒鉛(混合物NO.37)は、平均密度1.6
2、粒子方向および粒子交差方向の抗折力各々2360
および17101および粒子方向および粒子交差方向の
CTE各々1.65および2.89を有した。対照試料
X■−bからつくつた黒鉛電極(混合物NO.38)は
密度1.64y/Ccl粒子方向および粒子交差方向の
抗折力各々1870および1270および粒子方向およ
び粒子交差方向のC′IE各々1.83および2.95
を有した。これらのデータのあるものを下記に要約する
。X■−b=回転か焼高σ正石油コークス(1.4%
硫黄)X■−b=1750℃で2時間か焼したX■−
b (4).3%硫黄)例X■ この例は本発明により石油コークスをか焼する,ことに
より黒鉛電極て得られる改良が本方法を石炭から誘導し
たコークスに適用する場合にも得られることを示す。
石油か将来不足することが予想されるため石炭からきれ
いな燃料を誘導する努力が払われてい5る。
このような方法の1つは溶剤抽出と呼ばれる。SOut
hernsystemsllnc.と共同でCatal
ytlC..IrlC.により開発きれた溶剤抽出石炭
法は石炭を水素の存在下て液化することを包含する。処
理溶剤にスラリー化された石炭は水素と共Iに最大28
00pS1gの圧力て加熱され、石炭溶液は?過して無
機質および未溶解炭素質が除去される。枦過した石炭液
体は真空フラッシュされて溶剤の大部分が除去され、残
渣は水に注ぎ入れて凝固される。発電所用の低灰分、低
硫黄燃料として意図,されるSRC生成物は180−2
00℃の軟化点を有する硬質ピッチ状物質である。溶剤
抽出石炭(SRC)の225ボンド試料オートクレーブ
に入れ、650PS1gの窒素圧て650℃に36時間
コークス化した。
コークス化状態の物質を分析,すると0.5%硫黄を含
有することが分つた。このコークス試料を20インチ直
径および6フード長さの誘導炉に入れ、本発明により処
理した。コークスを600℃に急速に加熱し、次いて3
00℃/時て1400℃に加熱し、最後に1000C/
時で1700℃に加熱し、1700℃で1時間保持した
。冷却後、この試料(X■−a)を分析すると0.3%
硫黄を含有することが分つた。コークス化状態の物質の
第二試料を黒鉛誘導炉で600℃に急速に加熱し、次い
で300℃/時で1400℃に加熱し、1400℃で1
時間保持することにより対照試料(X■−b)として処
理した。この標準か焼試料を分析すると0.5%硫黄を
含有することが判明した。試料x■−aおよびX■−b
からのコークス粒子および細粉を用いてタイプBの2つ
の小さな(35ボンド)電極混合物をつくつた。
試料x■−a粒子および細粉を使用する混合物(NO3
9)は35.0pph(重量基準)のピッチを必要とし
、押出後1.72f/Ccの生密度を有した。対照試料
x■一bを用いる混合物(NO.4O)は30.0pp
h(重量基準)のピッチを必要とし、押出後1.71g
/Ccの生密度を有した。成形した2.5インチ直径棒
を例Xと同様にして14インチ長さ棒に切断し、焼成し
、黒鉛化しそして試験した。
試料X■−aからの粒子および細粉を用いてつくつた電
極の場合、黒鉛密度は平均1.63y/Cc、粒子方向
および粒子交差方向の抗折力は各々1800および11
101および粒子方向CTEは0.78であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パフィングを生起するに充分な硫黄含量を有するコ
    ークス充填剤および結合剤の混合物を成形し、焼成しそ
    して黒鉛化することにより黒鉛化物品を製造する方法に
    おいて、上記コークス充填剤と上記結合剤を混合する前
    に上記コークス充填剤の少なくとも一部を空気の不在下
    で約1600乃至約2200℃の温度で少なくとも0.
    1時間加熱することを特徴とする改良された引張り強度
    および抗折力を有する物品を与える改良方法。 2 上記コークス充填剤が石油から誘導される、特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 3 上記コークス充填剤が石炭から誘導される、特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 4 上記加熱前に上記コークス充填剤の硫黄含量が約1
    重量%以下であり、温度範囲が約1900乃至約220
    0℃である、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5 上記加熱前に上記コークス充填剤の硫黄含有量が1
    重量%またはそれ以上であり、温度範囲が約1600乃
    至約1750℃である、特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 6 上記充填剤が比較的粗大なコークス粒子および比較
    的微細なコークス細粉の混合物を含む、特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 7 上記粒子および上記細粉が上記結合剤と混合する前
    に空気の不在下で約1600乃至約2200℃の温度で
    少なくとも0.1時間加熱される、特許請求の範囲第6
    項に記載の方法。 8 上記粒子が上記結合剤と混合する前に空気の不在下
    で約1600乃至約2200℃の温度で少なくとも0.
    1時間加熱され、上記細粉が上記混合前に従来法により
    か焼される、特許請求の範囲第6項に記載の方法。 9 上記粒子および上記細粉の少なくとも一部が上記結
    合剤と混合する前に空気の不在下で約1600乃至約2
    200℃の温度で少くとも0.1時間加熱され、上記細
    粉の残りが加熱前に従来法によりか焼される、特許請求
    の範囲第6項に記載の方法。
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