JPS6054157B2 - 加圧濾過脱水装置 - Google Patents

加圧濾過脱水装置

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JPS6054157B2
JPS6054157B2 JP55082854A JP8285480A JPS6054157B2 JP S6054157 B2 JPS6054157 B2 JP S6054157B2 JP 55082854 A JP55082854 A JP 55082854A JP 8285480 A JP8285480 A JP 8285480A JP S6054157 B2 JPS6054157 B2 JP S6054157B2
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JP
Japan
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filtration
rubber
concave
uneven
convex
Prior art date
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JP55082854A
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English (en)
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JPS579598A (en
Inventor
昭 福家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Toho Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、泥漿物、懸濁物等の含水性物質をろ過脱水す
る装置につき先に提案したもの(実公昭55−175時
)の改良に係り、スラッジ(被脱水物)の挾持および脱
水効率ならびにケーキの剥離効率を向上せしめた加圧濾
過脱水装置に関するものである。
実公昭55−17印号の装置は、無端ろ過帯が凸凹型の
脱水ゴムベルトにネット、濾布を一体に被着せしめてな
り、濾過帯を従動ローラーと駆動ローラーに一対に張設
し、一対の濾過帯間で挾持したスラッジを平面状押圧板
で挾圧脱水する装置である。
しかし凸凹型脱水ゴムベルトはスラッジを支持移動させ
る点では適度の強度とフレキシビリテイを保持している
が、反面、凸凹型脱水ゴムベルト、濾布、ネットが一体
となつているため脱水効率があがらす、しかも脱水後の
ケーキの剥離が困難で、かつろ過帯の洗浄に時間がかか
るなどの問題があつた。
本発明はこれらの問題を解決すべく検討の結果完成され
たもので、その骨子は、凸凹型脱水ゴムベルトを使用せ
ず、濾布とネットおよびゴムロープからなるろ過帯を凹
凸型を形成させて環回せしめるとともにろ過帯の凹凸型
に対応する凹凸型ゴム板を押圧板に固定して加圧ろ過脱
水する装置であり、これによれば、スラッジの挾持が容
易になり、しかも脱水効率が著しく改善されるとともに
ケーキの剥離と濾過帯の洗浄を容易にすることができる
すなわち、本発明は下記(イ)および(口)からなるこ
とを特徴とする加圧ろ過脱水装置である。
(イ)濾布とネットの間にゴムロープを長手方向に平行
に介在せしめ該ゴムロープが従動ドラムおよび駆動ドラ
ムの凹型肩幅に対応する間隔で縫着してなる濾過帯を構
成せしめる。
このろ過帯を断面凹凸型の上側従動ドラムと駆動ドラム
の間に環回状に張設する。一方ホッパー下部には2個(
大、小)の従動ドラムを配し、この従動ドラム間に凸型
ゴムベルトを凹凸型をなす如く独立に張架し、その上に
枦過帯を凹凸型の下側、駆動ドラムを介して張設せしめ
ることにより上下一対の凹凸型無端p過帯を形成させる
。(口)他方、前記(イ)のスラッジを挾持すべき一対
の凹凸型沖過帯を介して、水抜き孔を有する凹凸型のゴ
ム板が水抜き用溝付押圧板に固定された凹凸型押圧板を
上下一対に配置し下側押圧板のみが可動する機構となし
、かつ下側押圧板の入口側にニップロール、出口側にニ
ップ板を設け両側端凹部にシールホースを固定する。以
下本発明を図面により詳細に説明する。
第1図は本装置の側面図である。
1は被脱水物供給部(ホッパー)、2はホッパー下部に
配置した従動ドラムであり、大小2個の従動ドラム間に
は第3図に示す如き凸型ゴムベルト3を独立に張架せし
めて凸凹型を形成せしめる。
4は従動ドラム、4″は駆動ドラムである。
4,4″はいずれも凹凸がドラムに固定されたものであ
り、3の凸型ゴムベルトのようにフラットなドラム表面
に張架せしめて凹凸型にしたものとは根本的に異なる。
上側の従動および駆動ドラム4,4″間には戸布とネッ
トの間にゴムローブ6(第2図に示されている。)を縫
着せしめたろ過帯5が環回状に張設される。本発明にお
いて重要なことは戸布とネットの間にゴムローブ6を縫
着するが、6の縫着位置を必ず4,4″の従動ドラムと
駆動ドラムの凹型溝の幅に対応するよう縫着することで
ある。
したがつて例えば4,4″のドラム幅に凹型溝が3(2
)ある場合はゴムローブは全部で60本となる。泊布と
ネットの間に縫着するゴムローブの縫着ピッチは4,4
″の凹凸の高さと幅にあわせてろ過帯を作.る。沖過帯
5を4,4″の凹凸型ドラムの環回状に張設すると、ゴ
ムローブの伸縮によつて無端淵過帯が凹凸状を形成する
例えばゴムローブが凹型溝に1本しか入らないように作
つたろ過帯を使用・すると凹型溝幅の部分に間隙ができ
る結果、スラッジの挾持が不十分となり、かつ脱水光率
が低下するなどの欠点が生ずる。同様にホッパー下側に
配設した凸型ゴムベルトを独立に張架してなる2個の従
動ドラム2と下側駆動ドラム4″の間に前述した如き形
状のろ過帯5を環回状に張設せしめることにより下側ろ
過帯も凹凸状を形成する。
更に下側p過帯においては従動ドラム2間の凸型ゴムベ
ルト部分に供給される含水性物質の自重作用により正確
な凹凸状を形成することができる。こうして上、下枦過
帯5はドラム幅の凹凸に嵌着して、枦過帯自体が凹凸型
を形成する。ノ 更に、本発明において枦過帯に縫着せ
しめたゴムローブとは別に、7のゴムローブがろ過帯の
凹型溝に1本〜2本、ケーキ剥離用ローラー8、従動ド
ラムおよび駆動ドラムを介して環回状に張設することが
できる。
ケーキ剥離用ローラー8は各凹型溝の中心にゴムローブ
が位置するようガイドを設けてある。
すなわちろ過帯に縫着されたゴムローブと環回状に張設
したゴムローブ7の伸縮の違い並びにケーキ剥離用ロー
ラー8の位置とによつて枦過脱水″されたスラッジの枦
布面からの剥離が著しく向上する。ろ過帯を構成する枦
布、ネットの材質、組織、密度、厚さ等は被脱水物の種
類、粘度、粒度、含水量を考慮し選択使用する。
酒過帯に縫着するゴl、ローブの太さは従動ドラムおよ
び駆動ドラムの凹型溝の幅、ろ過帯の単位面積当りのス
ラッジの量等によつて変えることができる。
1から供給されたスラッジは、下側の従動ドラムと駆動
ドラムの間に張設した凹凸型のろ過帯に落下せしめ上側
に張設した凹凸型沖過帯により挾持して上下駆動ドラム
4″を回動して圧搾部に移送する。
圧搾部に入ると駆動ドラム4″の運転を停止して、下側
押圧板12の入口側に設けられたニップローラー14お
よび出口側に設けられたニップ板15を押圧板の上方へ
の可動前に同時又は異時に上側固定押圧板12に向つて
押下げて加圧脱水時に起るスラッジのわき出し(漏れ)
を防いだのち下側押圧板を上方に可動して通常の加圧脱
水を行なう。この場合両側端凹部に固定されたシールホ
ースにより両側からのわき出しが防止される。加圧脱水
が終ると12,14,15を同時にあるいはそれぞれ単
独に所定の位置までさげる。ニップローラー14および
ニップ板15の表面は凹凸型p過帯の形状に対応すべく
凹凸型にすることによつて被脱水物のわき出し防止効果
を高める。第1図には圧搾部が1か所しか図示されてい
ないが、同じ構造、機構の圧搾部を複数設置することも
できる。
加圧脱水が完了すると上、下の駆動ドラム4″を駆動し
てケーキ取出口方向にろ過帯を移送する。
この継続操作を繰返す。圧搾部の詳細を第2図A−A正
面断面図に示す。
第2図は上下一対の酒過帯間で挾持されたスラッジを加
圧脱水したときの正面断面図である。
泊過帯5に縫着したゴムローブ6は水抜き孔9が凹凸又
は凹溝にのみ穿設した凹凸型ゴム板10の凹型溝の幅に
対応して嵌着してある。水抜き孔9を穿設した凹凸型コ
ム板10は水抜き用溝11が設けてある押圧板12に固
定されている。
挾圧脱水時における沖過帯からの移送方向前後へのスラ
ッジ16のわき出し防止は下側押圧板の出入口に配置し
たニップ機構によつて行なう。
一方凹凸型ろ過帯の幅(左右)方向のわき出しは凹凸型
ゴム板10の両端の凹型溝にシールホース(コムホース
)13を固定することによつて防止する。7はp過脱水
後のケーキ剥離用ゴムローブであり上下ろ過帯の凹型溝
にそれぞれ張設してある。
本発明の特長は、凹凸型の従動ドラム4と駆動ドラム4
″に枦布とネットの間にゴムローブをドラムの凹型溝の
幅に対応する如く縫着した沖過帯を環回状に張設して一
対の凹凸型無端枦過帯を形成せしめ、この形状を保持さ
せてスラッジを移送挾持するとともに圧搾時の押圧板に
固定されたゴム板の凹凸型とが相似型を形成せしめる点
にあり、これによつて、スラッジの挾持移送、脱水効率
の向上と凹型溝に配置した剥離用ゴムローブの作用によ
つてケーキの剥離が一層向上するなど優れた相乗効果が
奏せられる。本発明の他の特長の一つは、圧搾時のスラ
ッジの前後左右へのわき出し防止が凹凸型コム板の両端
(左右)の凹型溝に固定したシールホース13および下
側押圧板の出入口側(前後)に配置した凹凸表面構造の
ニップロールとニップ板によつて完全に行なわれるため
に脱水効率の著しい向上が可能になることである。
スラッジを移送する際?過帯がたるむような場合、中間
の適当な位置に支えロールを適宜配置することもある。
図面の簡単な説明第1図は本発明に係る装置の側面図、
第2図は第1図A−A断面図、第3図は第1図B−B一
部切欠正面図、第4図はドラムの一部切欠正面図である
2:従動ドラム、3:凸型ゴムベルト、4,4″:従動
および駆動ドラム、5:′F3過帯、6:ゴムロープ、
9:水抜き孔、10:凹凸型ゴム板、11:水抜き用溝
、12:押圧板、13:シールホース、14:ニツプロ
ーラー、15:ニツ』プ板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回動する上下一対の濾過帯間に挾持されたスラッジ
    を挾圧脱水する装置において(イ)濾布およびネットの
    間にゴムロープを凹型溝幅に対応する間隔で長手方向に
    平行に縫着してなる濾過帯を、凹凸型の上側の従動ドラ
    ムと駆動ドラムの間に環回状に張設し、一方ホッパー下
    部に2個の従動ドラムを配し、該従動ドラム間に凸型ゴ
    ムベルトを独立に張架し、その上に濾過帯を凹凸型の下
    側駆動ドラムを介して環回状に張設して上下一対の凹凸
    型無端濾過帯を形成せしめること。 (ロ)他方スラッジを挾持すべき一対の凹凸型無端濾過
    帯を介して、水抜き孔を有する凹凸型のゴム板が水抜き
    用溝付押圧板に固定された凹凸型押圧板を上下一対に配
    置し、下側押圧板のみが可動する機構となし、かつ下側
    押圧板の入口側にニップロール、出口側にニップ板を設
    け両側端凹部にシールホースを固定したことを特徴とす
    る加圧濾過脱水装置。
JP55082854A 1980-06-20 1980-06-20 加圧濾過脱水装置 Expired JPS6054157B2 (ja)

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JPS579598A JPS579598A (en) 1982-01-19
JPS6054157B2 true JPS6054157B2 (ja) 1985-11-28

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JPS58119996U (ja) * 1982-02-09 1983-08-16 荏原インフイルコ株式会社 泥状物脱水装置
JPS59124690U (ja) * 1983-02-08 1984-08-22 市川毛織株式会社 加圧脱水機における加圧箱のシ−ル構造
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