JPS605365Y2 - 複合弁 - Google Patents

複合弁

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JPS605365Y2
JPS605365Y2 JP16575678U JP16575678U JPS605365Y2 JP S605365 Y2 JPS605365 Y2 JP S605365Y2 JP 16575678 U JP16575678 U JP 16575678U JP 16575678 U JP16575678 U JP 16575678U JP S605365 Y2 JPS605365 Y2 JP S605365Y2
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JP
Japan
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valve
pressure
flow rate
variable orifice
rate adjustment
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JP16575678U
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JPS5581805U (ja
Inventor
市郎 奥村
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧力補償付流量制御機能と、制御ラインの上限
圧力制御機能とを具備せしめた複合弁に関し、負荷変動
時のサージ圧力の発生を抑制する如くしたものである。
例えば油圧式1作機械において2様の切削作業を同時に
行なう場合、並列状のアクチュエータ作動回路にそれぞ
れ圧力設定用減圧弁と、速度制御用の流量調整弁とを別
個に設けなければならないため、回路構成が複雑で、さ
らに−側の回路に異状圧力が発生した場合、前記の各減
圧弁の作動遅れのため、同回路だけではなく他の減圧回
路にまで影響を及ぼす欠点があった。
また、二次圧一定形の減圧弁は、ノーマルオープン形で
あるため、制御流体によって作動させられるアクチュエ
ータの負荷が瞬間的に過大になると、前記減圧弁の二次
側圧力、つまり制御圧力は該減圧弁の作動遅れのため、
一時的に一次側のリリーフ弁設定圧力値近傍までオーバ
シュートする。
このため、例えば前記減圧弁の二次側の回路も一次側と
同等の耐圧構造にする必要があるなどの配慮が必要であ
る。
本考案は上記の点に鑑みて考案したもので、減圧制御の
応答が早く、負荷が急に大きくなったときの制御圧力の
オーバシュートを小さくすると共に、負荷変動時のサー
ジ圧力の発生を抑制することを、その目的とするもので
ある。
上記の目的を達成するための本考案の構成は、−次ライ
ンと二次ライン間に介設した可動弁でノーマルオープン
状の可変オリフィスを猛威すると共に、前記二次ライン
に可変流量弁を設けて流量調整部を猛威する一方、前記
流量調整部前位の流体をパイロット通路を介して前記可
動弁のパイロット室に導入し、前記流量調整部後位の流
体を背圧通路を介して前記可動弁の背圧室に導入し、こ
れら両室に作用する圧力に応動する前記可動弁で可変オ
リフィスを調整して流量調整部前後の差圧を一定に保持
する複合弁であって、前記背圧通路に絞りを介設し、さ
らに前記背圧室にパイロットIJ IJ−量弁を接続し
て前記流量調整部後位の圧力がパイロットリリーフ弁の
設定圧に達したとき、このIJ IJ−量弁を介して前
記流量調整部後位の流体をタンクに開放すると共に、前
記可動弁で可変オリフィスを閉鎖する一方、前記流量調
整部の後位から前記可変オリフィスの前位の一次ライン
に形成したバイパスラインにチェック弁を設けたことで
ある。
この技術的手段によれば、前記可変流量弁の設置抵抗に
よって可変オリフィスの開度をノーマルな状態よりも挟
まり気味に制御して応答性を良くしてサージ圧力の発生
を抑制する一方、二次ポートと一次ポートとの間にチェ
ック弁を設けたバイパスラインを形成することにより、
−次ラインから二次ラインへの流量を可変制御すると共
に、二次ラインから一次ラインへの流量を自由流となし
てアクチュエータを往復動させるのである。
しかも、サージ圧が発生しようとした時、この圧力を背
圧通路、絞り、パイロットリリーフ弁を介してタンクに
開放すると共に、前記絞りの抵抗によってパイロット室
と背圧室との間の圧力差を大きくして可動弁の変位によ
り可変オリフィスを閉鎖し、−次ラインからの流体の供
給をカットするのでサージ圧の発生を良好に抑制するこ
とができるのである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
図示実施例は1個のパイロットオペレーテッド形減圧弁
1に対して、チェック弁2および可変流量弁3を組み込
んで構成している。
前記減圧弁1は主弁4とパイロットリリーフ弁5とによ
って構成するもので、可変オリフィス7の二次ライン8
,8′内に前記可変流量弁3を、また該可変流量弁3の
後位と一次ライン6との間に前記チェック弁2をそれぞ
れ設け、さらに前記可変流量弁3の後位と背圧室9とを
背圧通路10を介して連結している。
前記可変オリフィス7は一次ライン6と二次ライン8と
の間に可動弁12を介して形成するもので、該可動弁1
2の一端にパイロット室13を、同他端に前記背圧室9
をそれぞれ形成し、該背圧室9内に設けたスプリング1
4力によって前記可変オリフィス7を介して一次ライン
6と二次ライン8との間をノーマルオープン状にセット
している。
また、前記可動弁12内にパイロット通路15を穿設し
、該通路15を介してパイロット室13に可変オリフィ
ス7の後位圧力つまり可変流量弁3の前位の圧力を作用
させる如くしている。
また、前記のパイロットリリーフ弁5はポペット18を
スプリング19力によって弁座20に圧接すると共に、
該弁座20の前位を通路21を介して背圧室9に連通せ
しめて構成している。
一方、第2図に示す如く前記の可変流量弁3は、本体2
2内の二次ライン8,8′間における屈折部に、一端の
円錐部3aを対向状に配置し、他端のねじ3bを前記本
体22のねじ孔23内に係合して構成したものである。
また、前記可変流量弁3の前位における二次ライン8か
ら可動弁12の大径部12aを隔てて背圧室9と対向す
るパイロット室13aにかけてパイロット通路24を穿
設している。
さらに、第1図に示す如く前記のチェック弁2は、可変
流量弁3の後位の二次ライン8′と一次ライン6との間
に形成したバイパスライン25中に、二次ポート28か
ら一次ポート27の方向へ自由流となる如く設置したも
のである。
図示実施例は上記如く構成するものにして、以下作用を
説明する。
上記複合弁は、切換弁40とアクチュエータ41との接
続ラインに介設するものであって、該複合弁の一次ポー
ト27を切換弁40の制御ポート(Aポート)に、二次
ポート28をアクチュエータ41にそれぞれ接続して使
用するものである。
なお、第1図は複合弁の一次ポート27が切換弁40の
Aポートを介してPポートに連通した制御状態を示すも
ので、斯る制御状態では可動弁12はノーマルな状態よ
りも右方向に変位しているが、ノーマルな状態では可動
弁12はもつと左方向にあって可変オリフィス7は大き
く開放する。
そこで、断るノーマル状態において一次ライン6から流
体を供給すると、該流体は矢印の如く可変オリフィス7
、可変流量弁3の順に流れ、アクチュエータ41を作動
させ始める。
このため、二次ポート28にはアクチュエータ41の負
荷に対応した圧力(以下負荷圧と称す)が発生し、該負
荷圧は背圧通路10を介して背圧室9に作用し、一方、
可変流量弁3の前位の圧力は通路15.24を介してパ
イロット室13,13aに作用し背圧室9のスプリング
14に対抗する。
この結果、可変オリフィス7の開度は小さくなり、二次
ライン8を減圧して、可変流量弁3の前後ライン8,8
′間の圧力差を常に一定に保持するような圧力補償制御
機能を発揮する。
この結果、アクチュエータ41は可変流量弁3によって
形成される流量調整部30の開度に対応した速度で作動
させられる。
以上制御状態では一次ライン6には、−次圧P1が二次
ライン8には二次圧P2がそれぞれ発生し、本来の二次
ポート28に発生する負荷圧は三次圧P3となり、斯る
圧力関係を維持する。
以上の如くアクチュエータ41を往動させている制御状
態において、その後、アクチュエータ41の負荷が過大
(例えばシリンダで工作物をクランプしたときなど)に
なり、負荷圧P3が減圧弁1の設定値以上になってポペ
ット18が弁座20から離れ、ここに流れが生ずると、
絞り11の抵抗によって、パイロット室13.13aと
背圧室9との間の圧力差が大きくなるので、可動弁12
は更に右方向に変位して可変オリフィス7の開度を小さ
くする。
そして、制御圧力を減圧弁1の設定値に保持する。
この場合、可変オリフィス7の開度は予め可変流量弁3
の抵抗分だけ小さくなっているので、結果的にはそれだ
け減圧制御の応答が早く、このため負荷が急に大きくな
ったときの制御圧力のオーバシュートを小さくできる。
一方、アクチュエータ41を復動させる場合は、切換弁
40をP−B、A−Tの位置に設定する。
その結果、ポンプラインの流体は、アクチュエータ41
に流入し、該アクチュエータ41の戻り流体は二次ポー
ト28からチェック弁2を介して一次ポート27にバイ
パスされてアクチュエータ41を急速に復動させる。
なお、前記実施例では、アクチュエータ41復動時のバ
イパスライン25を本体22内に介設したものであるが
、バイパスライン25にチェック弁2を介設したブロッ
クを本体22に積層することも可能である。
本考案は以上詳述したように、−次ライン6と二次ライ
ン8間に介設した可動弁12でノーマルオープン状の可
変オリフィス7を形成すると共に、前記二次ライン8に
可変流量弁3を設けて流量調整部30を形成する一方、
前記流量調整部30前位の流体をパイロット通路15を
介して前記可動弁12のパイロット室13に導入し、前
記流量調整部30後位の流体を背圧通路10を介して前
記可動弁12の背圧室9に導入し、これら両室13.9
に作用する圧力に応動する前記可動弁12で可変オリフ
ィス7を調整して流量調整部30前後の差圧を一定に保
持する複合弁であって、前記背圧通路10に絞り11を
介設し、さらに前記背圧室9にパイロットリリーフ弁5
を接続して前記流量調整部30後位の圧力がパイロット
リリーフ弁5の設定圧に達したとき、このリリーフ弁5
を介して流量調整部30後位の流体をタンクに開放する
と共に、前記可動弁12で可変オリフィス7を閉鎖する
一方、前記流量調整部30の後位から前記可変オリフィ
ス7の前位の一次ライン6に形成したバイパスライン2
5にチェック弁2を設けてものであるから、前記減圧弁
1と可変流量弁3とでもって圧力補償付流量制御弁を構
成でき、従来の如く減圧弁と流量弁とを別々に油圧回路
に介設する必要がなく回路構成が簡単である。
また、前記可変流量弁3の抵抗のため可変オリフィス7
の開度は通常制御時よりも挟まり傾向であるため、二次
ポート28側に発生するサージ圧力を抑制できる。
さらに、前記減圧弁1の背圧室9にパイロットリリーフ
弁5を接続しているので、負荷圧が異状に大きくなった
とき、制御圧力の上限圧力を前記パイロットリリーフ弁
5の設定値に抑えて、回路の安全を図ることができる。
また、可変オリフィス7前位の一次ライン6と流量調整
部30後位との間のバイパスライン25に介設したチェ
ック弁2によってアクチュエータ41の往復動を制御す
ることができると同時に、往動時の流量を可変流量弁3
で可変制御できるなど複合機能を有するコンパクトで、
安価な複合弁である。
しかも、サージ圧が発生しようとした時、この圧力を背
圧通路10、絞り11、パイロットリリーフ弁5を介し
てタンクに開放すると共に、前記絞り11の抵抗によっ
てパイロット室13と背圧室9との間の圧力差を大きく
して可動弁12の変位により可変オリフィス7を閉鎖し
、−次ライン6からの流体の供給をカットするのでサー
ジ圧の発生を良好に抑制することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の■−■線矢視断面図である。 2・・・・・・チェック弁、3・・・・・・可変流量弁
、5・・・・・・パイロットリリーフ弁、6・・・・・
・−次ライン、7・・・・・・可変オリフィス、訃・・
・・・二次ライン、9・・・・・・背圧室、10・・・
・・・背圧通路、11・・・・・・絞り、12・・・・
・・可動弁、13・・・・・・パイロット室、25・・
・・・・バイパスライン、30・・・・・・流量調整部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次ライン6と二次ライン8間に介設した可動弁12で
    ノーマルオープン状の可変オリフィス7を形成すると共
    に、前記二次ライン8に可変流量弁3を設けて流量調整
    部30を形成する一方、前記流量調整部30前位の流体
    をパイロット通路15を介して前記可動弁12のパイロ
    ット室13に導入し、前記流量調整部30後位の流体を
    背圧通路10を介して前記可動弁12の背圧室9に導入
    し、これら両室13,9に作用する圧力に応動する前記
    可動弁12で可変オリフィス7を調整して流量調整部3
    0前後の差圧を一定に保持する複合弁であって、前記背
    圧通路ト0に絞り11を介設し、さらに前記背圧室9に
    パイロットリリーフ弁5を接続して前記流量調整部30
    後位の圧力がパイロットリリーフ弁5の設定圧に達した
    とき、このIJ IJ−量弁5を介して流量調整部30
    後位の流体をタンクに開放すると共に、前記可動弁12
    で可変オリフィス7を閉鎖する一方、前記流量調整部3
    0の後位から前記可変オリフィス7の前位の一次ライン
    6に形成したバイパスライン25にチェック弁2を設け
    てなる複合弁。
JP16575678U 1978-11-30 1978-11-30 複合弁 Expired JPS605365Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16575678U JPS605365Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 複合弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16575678U JPS605365Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 複合弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5581805U JPS5581805U (ja) 1980-06-05
JPS605365Y2 true JPS605365Y2 (ja) 1985-02-19

Family

ID=29164425

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16575678U Expired JPS605365Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 複合弁

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