JPS5941043B2 - サ−ボ機構 - Google Patents

サ−ボ機構

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JPS5941043B2
JPS5941043B2 JP3733676A JP3733676A JPS5941043B2 JP S5941043 B2 JPS5941043 B2 JP S5941043B2 JP 3733676 A JP3733676 A JP 3733676A JP 3733676 A JP3733676 A JP 3733676A JP S5941043 B2 JPS5941043 B2 JP S5941043B2
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JP
Japan
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valve
pressure
actuator
line
chamber
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JP3733676A
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JPS52119793A (en
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健二 増田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は精巧なサーボ弁を用いることなく極く一般的な
流体制御弁を用いたサーボ機構に関するものである。
従来のサーボ機構(たとえば「油空圧便覧」昭和50年
4月20日発行、発行所オーム社、第533頁に記載の
もの)は、第3図に示すようにアクチュエータ61をサ
ーボ弁62により駆動し、アクチュエータ61の出力変
位を検出器63によって帰還させる。
これにより指令信号64との偏差を増巾器65によって
増巾し、その出力電流により前記サーボ弁62を制御す
るものである。
このようなサーボ機構におけるサーボ弁は、第4図に示
すように電気信号を機械信号に変換するトルクモークロ
ロ、油圧増巾の役割りをする対向形のノズルフラッパ系
67.68、制御オリフィス69を構成する四方案内弁
70、ノズル67への流量を規制する固定オリフィス7
1、およびスプール72の位置決め用のフィードバック
バネ73などから成り豆っているので、構造が複雑であ
ると共に、高度の加工精度が要求されるだけでなく、保
守点検などのメンテナンスが簡単にできない。
また前記ノズル67や固定オリフィス71などに目詰り
が生ずれば性能が極端に低下する。
このため塵芥の影響を防止するために、ノズル67、固
定オリフィス71の前後にフィルタ74を設置している
が、このフィルタ74も塵芥により目詰りを生ずるので
、塵芥による問題を解消できないのである。
本発明は上記の点に鑑み発明したもので、目的とすると
ころは、精巧なサーボ弁を用いることなく、一般的な流
体制御弁を用いることによって構造簡単にして塵芥の影
響が小さく、しかも保守点検などのメンテナンスが容易
なサーボ機構を提供する点にある。
本発明の構成は、ポンプの吐出側から分岐した一側の主
流ラインをアクチュエータの一側に、また他側の主流ラ
インを流量制御弁を介して前記アクチュエータの他側に
それぞれ接続すると共に、該流量制御弁とアクチュエー
タとの間における主流ラインからタンクにかけて分岐し
たリターンライン中に、印加電流値と制御圧力値とが比
例的な特性を備える電磁式比例IJ IJ−フ弁を介設
する一方、前記アクチュエータの出力部に設けた変位量
検出器と前記電磁比例IJ l)−フ弁の電磁部とを加
減算増巾装置を介して電気的に接続し、さらに前記主流
ラインに、該ライン圧力を常に一定に制御する手段を施
したものであって、アクチュエータの一側に作用する圧
力を常に一定に保持する一方、該アクチュエータの他側
に作用する圧力を電気信号によって可変調整し該アクチ
ュエータの両側に力の差を形成させてアクチュエータを
作動させる如くし、また前記アクチュエータの出力部に
該アクチュエータの位置を電気信号にかえて送信する変
位量検出器を設けて、アクチュエータの変位発生毎に電
磁式比例IJ IJ−フ弁の設定圧を調整して、アクチ
ュエータ両側に働く力の差をバランスさせ該アクチュエ
ータを停止させる如くなしたサーボ機構である。
以下本発明の実施例を第1図に基づき説明する。
実施例において定容量形ポンプ1の吐出側から分岐した
2本の主流ライン2,3のうち、一側の主流ライン2を
アクチュエータ(以下片ロンド形シリンダ4と称す)の
ピストンロンド側の室4aに、他側の主流ライン3を流
量制御弁6を介して前記シリンダ4の反ロンド側の室4
bにそれぞれ接続している。
また前記の一側のライン2に室4aから流量制御弁6ま
での圧力を一定に保持する手段のためのIJ IJ−フ
弁5を設ける一方、前記流量制御弁6とシリンダ4との
間において主流ライン3から分岐したリターンライン7
をバランスドピストン形の電磁式比例IJ IJ−フ弁
8を介してタンク9に接続している。
前記の電磁式比例リリーフ弁8はメインリリーフ弁部1
0とパイロットリリーフ弁11とからなり、該パイロッ
トリリーフ弁11内に設けた電磁部12に対する印加電
流値とIJ IJ−フ設定圧力値とが常に比例するよう
な特性をもたせている。
すなわち、前記メインリリーフ弁部10は一次ポート1
3と二次ポート14との間に形成した弁座15に主弁1
6を背圧室17に設けたスプリング18力で圧接すると
共に、前記−次ポート13と背圧室17間において主弁
16にチョーク19を形成する一方、前記背圧室17に
一端を接続した圧抜通路20中に形成したパイロット弁
座21にパイロット弁22を電磁部12の電磁力によっ
て圧接する如くしたものである。
一方前記アクチュエータ4の出力部にはポテンショメー
タなど、出力部の変位量と比例する電気信号を発信する
変位量検出器23を設けており、該検出器23と電気的
加減算増巾装置24とを電気フィードバック回路25を
介して接続すると共に、該加減算増巾装置24の出力側
と前記電磁式比例IJ IJ−フ弁8における電気ター
ミナル部26とを電気回路27を介して連結したもので
ある。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
シリンダ4の一側の室4aにおけるピストン4cの受圧
面積と、他側の室4bにおけるピストン4cの受圧面積
を仮りに1対2として設定し、IJ IJ−フ弁5の設
定圧を例えば100kg/=に設定して、ポンプ1から
流体を吐出すると、主流ライン2がリリーフ弁5による
制御圧つまり100kg/iという値以上になろうとす
るとリリーフ弁5は開放する。
このため、一側の室4a内は常に一定、つまり常に10
0kg/CTLに保持される。
しかし他側の主流ライン3には流量制御弁6を設けてい
るから、該流量制御弁6から室4bにかけての圧力は電
磁式比例IJ IJ−フ弁8の設定圧に制御される。
すなわち、チョーク19を介して主流ライン3と連通ず
る背圧室17の圧力が電磁部12の電磁力に打勝ち、パ
イロット弁22が開放されると、チョーク19に流れが
生じて該チョーク19での流動抵抗によって主流ライン
3と背圧室17との間に圧力差が形成される。
このため、主弁16が右方向に移動して弁座15をを開
放し主流ライン3の流体をリターンライン7を介してタ
ンク9に還元する。
このとき流量制御弁6の抵抗によって該制御弁6の前位
はリリーフ弁5の設定圧に保持され、該制御弁6の後位
は電磁式比例IJ IJ−フ弁8の設定圧に制御される
そこで室4bが50kg/ff1以上に制御されるとピ
ストン4cは図面上左方向に移動しこれとは対称的に前
記室4bが50kg/ffl以下の場合はピストン4c
が右方向に移動する。
そして室4bが50kg/iになってピストン4cの両
面に作用する力がバランスしたときピストン4Cは停止
する。
一方変位量検出器23はピストンロンドの直線方向の変
位量を検出してピストン4Cの位置と比例的な電気信号
をフィードバック回路25を介して常に加減算増巾装置
24に送信する。
そこでシリンダ4のピストン4Cを矢印(+の方向にあ
る一定量だけ変位させようとする場合、入力回路29か
ら加減算増巾装置24を介して電磁式比例リリーフ弁8
に、50kg/cfiLという値の設定圧を生じせしめ
るような信号を基準にしてこの基準信号を上回るような
(4)の信号を送信する。
該弁8は先にも述べたように電磁部12に印加される電
流値と比例的にIJ IJ−フ圧を制御するので、この
場合該IJ IJ−フ弁8によって室4bカ50kg/
/d以上に制御されるとピストン4Cは左動し始める。
そして斯るピストン4cの運動によって変位量検出器2
3からフィードバックされる信号と、入力回路29から
送られてくる入力信号との偏差が順次小さくなって行き
、電磁式比例IJ IJ−フ弁8の設定圧も50kg/
fflに近くなっていく。
この結果、室4bの圧力が50kg/fflになったと
ころでピストン4cは停止する。
前記とは反対に入力回路29から電磁比例IJ IJ−
フ弁8に50kg/Cr?Lという値の基準信号を下回
る(→の電気信号を与えて該IJ IJ−)弁8の設定
圧を、50kg/i以下にすると、ピストン4Cは(→
の方向に変位し始め、変位量検出器23からのフィード
バック信号と、入力回路29から送られてくる入力信号
との偏差がなくなったところでピストン4cは停止する
ものである。
以上第1図は片ロンド形シリンダ4を作動させるサーボ
機構において、室4aに作用する圧力を常に一定に保持
する手段として、主流ライン2にIJ IJ−)弁5を
設けて構成した例を示しているが、第2図の如くアクチ
ュエータとして両ロンド形シリンダ又は流体モーフを用
いた場合の室4aに作用する圧力を常に一定に保持する
手段は該図に示す如くである。
即ち、第2図においては主流ライン2に流量制御弁30
を設けると共に、該流量制御弁30と室4aとの間にお
いて主流ライン2からタンクqにかけてリークライン3
1を分岐し、さらに該リークライン31に別の流量制御
弁32を介設することより、室4aの圧力を常に一定に
保持する手段を構成している。
なお、第2図において第1図と同一符号で示す部分の構
造説明はすでに第1図において説明したので詳しいこと
は省略する。
そこで第2図の作用を説明する。
第2図において流体ポンプ1から流体を吐出すると、主
流ライン2,3は流量制御弁30,6の前位がIJ I
J−フ弁28の設定圧で制御されるが、一側のライン2
はリークライン31を介してタンク9′に流体を流して
流量制御弁30の前後に差圧を形成すると共に、他の流
量制御弁32の抵抗によって室4aに圧力が残るように
しているので、該室4aは流量制御弁32の開度に対応
した一定圧力に制御される。
また他側の室4bは電磁式比例IJ IJ−フ弁8の設
定圧で制御されることは第1図に基づき説明した通りで
ある。
一方、シリンダ4はピストン4Cの両側の面が同一であ
るから、両室4a、4b間に圧力差が生じないかぎりピ
ストン4cは作動しない。
従って、常に一定圧力に保持される一側の室4aに対し
て、入力回路29からの入力信号で電磁式比例リリーフ
弁8の設定圧を調整して両室4a 、4bに圧力差を形
成することによりピストン4Cは(1)又は(→方向に
移動し、そして変位量検出器23からのフィードバック
信号と、入力回路29からの入力信号との偏差の効果が
なくなって、電磁式比例IJ IJ−)弁8の設定圧が
、両室4a、4bの圧力をバランスするような値になっ
たときピストン4Cは停止するものである。
なお、第1図及び第2図ではIJ IJ−フ弁28でポ
ンプ1の吐出圧を一定に制御する如くしているが、ポン
プ1を可変容量形とし、吐出圧力が一定値以上になろう
とすると自動的に吐出し量を減少させるなど、ポンプ吐
出し量の調整によってポンプ吐出圧力を一定に制御する
構造のものが提供されているので、実施に当っては図示
した構造に拘わらないことは勿論である。
また、流量制御弁6は絞り弁、流量調整弁等を適宜使用
することができ、一方他の流量制御弁30は絞り弁、流
量調整弁、減圧弁等を使用することができ、さらに他の
流量調整弁32は絞り弁、流量調整弁、IJ IJ−フ
弁等を適宜使用することが可能である。
なお、電磁式比例IJ IJ−フ弁8はいわゆるバラン
スピストン形のものでなく、直動形のものでもよいこと
は勿論である。
斜上の如く本発明はポンプ1の吐出側から分岐した一側
の主流ライン2をアクチュエータ4の一側に接続すると
共に、該主流ライン2に、該ライン2圧力を常に一定に
制御する手段を施して、アクチュエータ4の一側に作用
する圧力を常に一定に保持する一方、前記ポンプ1の吐
出側から分岐した他側の主流ライン3を流量制御弁6を
介してアクチュエータ4の他側に接続すると共に、該流
量制御弁6とアクチュエータ4との間からタンク9にか
けて分岐したリターンラインγ中に、印加電流値と設定
圧力値とが比例的な特性を備える電磁式比例IJ IJ
−フ弁8を介設して、アクチュエータ4の他側に作用す
る圧力を電気信号によって可変調整し該アクチュエータ
4の両側に刀の差を形成させてアクチュエータ4を作動
させる如くしたものである。
さらに、また前記アクチュエータ4の出力部に該アクチ
ュエータ4の位置を電気信号にかえて送信する変位量検
出器23を設け、該変位量検出器23と前記電磁式比例
IJ IJ−フ弁8とを加減算増巾装置24を介して電
気的に接続し、アクチュエータ4の変位発生毎に電磁式
比例IJ IJ−フ弁8の設定圧を調整して、アクチュ
エータ4両側に働く力の差をバランスさせ該アクチュエ
ータ4を停止させる如くしたものである。
従って、本発明は精巧なサーボ弁を用いることなく、極
く一般的な流体制御弁によって変位を出力制御量とする
サーボ機構を構成できるので、サーボ弁を用いた従来の
サーボ機構より構造が簡単でコスト低減を図ることがで
き、また塵芥の影響が小さく、しかも保守点検などのメ
ンテナンスが容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す流体回路図、第2図は他
の実施例の説明図、第3図および第4図は従来例の説明
図である。 2.3・・・・・・主流ライン、4・・・・・・アクチ
ュエータ、5・・・・・・IJ IJ−フ弁、6・・・
・・・流量制御弁、7・・・・・・リターンライン、8
・・・・・・電磁式比例リリーフ弁、12・・・・・・
電磁部、23・・・・・・変位量検出器。 24・・・・・・電気的加減算増巾装置、25・・・・
・・電気フィードバック回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポンプ1の吐出側から分岐した一側の主流ライン2
    をアクチュエータ4の一側に、また他側の主流ライン3
    を流量制御弁6を介して前記アクチュエータ4の他側に
    それぞれ接続すると共に、該流量制御弁6とアクチュエ
    ータ4との間における主流ライン3からタンク9にかけ
    て分岐したリターンライン7中に、印加電流値と制御圧
    力値とが比例的な特性を備える電磁式比例IJ IJ−
    フ弁8を介設する一方、前記アクチュエータ4の出力部
    に設けた変位量検出器23と前記電磁比例IJ IJ−
    フ弁8の電磁部12とを加減算増巾装置24を介して電
    気的に接続し、さらに前記主流ライン2に、該ライン2
    圧力を常に一定に制御する手段を施したことを特徴とす
    るサーボ機構。
JP3733676A 1976-04-01 1976-04-01 サ−ボ機構 Expired JPS5941043B2 (ja)

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JPS52119793A JPS52119793A (en) 1977-10-07
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6021002U (ja) * 1983-07-22 1985-02-13 エスエムシ−株式会社 シリンダ制御装置
JPS61148903U (ja) * 1985-03-08 1986-09-13

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