JPS6053546B2 - 扁平形モ−トルコイルの巻線装置 - Google Patents

扁平形モ−トルコイルの巻線装置

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JPS6053546B2
JPS6053546B2 JP56007812A JP781281A JPS6053546B2 JP S6053546 B2 JPS6053546 B2 JP S6053546B2 JP 56007812 A JP56007812 A JP 56007812A JP 781281 A JP781281 A JP 781281A JP S6053546 B2 JPS6053546 B2 JP S6053546B2
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JP
Japan
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winding
unit
coil
adhesive sheet
winding form
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JP56007812A
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正秋 相田
裕 斎藤
孝司 小林
茂三郎 小松
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6053546B2 publication Critical patent/JPS6053546B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • H02K15/0435Wound windings
    • H02K15/0442Loop windings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、扁平形モートルコイルの巻線装置に係り、さ
らに詳しくはステータヨーク上に、円周方向には例えば
8極等の複数のコイルを配列し、厚さ方向には互いに異
なる性質の少なくとも2層のコイルを重ねた扁平形モー
トルコイルの巻線装置に関する。
VTRシリンダの駆動モータには、第1図に示されるよ
うに、ステータヨーク1上にFGコイル4、Wコイル5
、Vコイル6およびuコイル7を順次積み重ねた多層の
コイル2を必要極数分配列し、融着した扁平形モートル
コイルが使用されている。
従来、このようにFGコイル4、Wコイル5、vコイル
6およびuコイル7を巻線し、積み重ねて形成されたコ
イル2をステータヨーク1上に融着するには、巻型を回
転軸の先端に取り付け、その回転軸を回転させ、この回
転に同期させて自己融着皮膜を被膜した線材、すなわち
自己融着線に送りをかけることによつて巻型に多層のコ
イル2を形成し、このコイル2を熱風等により自己融着
させ、ステータヨーク1上にコイル2を1極ずつ接着し
ていた。
この従来技術では、多極コイルを1極ずつ巻線して融着
し、そのコイル2を必要極数分、ステータヨーク1上に
接着し、かつ1極目の巻き始め端末線と最終極目の巻き
終り端末線を除いて、他の端末線を互いに隣接するコイ
ル2の端末線と接続しなければならず、作業性が悪く、
かつ多くの工数を要する欠点があつた。
なお、第1図中、符号3はコイルの端末線を示す。本発
明の目的は、ステータヨーク上に、円周方向には必要極
数分のコイルを配列し、厚さ方向には互いに性質の異な
る複数のコイルを積層した扁平形モートルコイルについ
て各層のコイルの巻線、固着、ステータヨークへの熱接
着シートの貼l着、ステータヨークとコイル群およびコ
イル群同士との融着までを、殆んど自動的に行いうる扁
平形モートルコイルの巻線装置を提供することにあり、
他の目的は前記コイルを、巻線からステータヨークとコ
イル群およびコイル群同士の融着ま)で、完全に自動的
に行いうる扁平形モートルコイルの巻線装置を提供する
ことにあり、また他の目的はステータヨーク上に積層、
融着されたコイル層の全体を設定厚さに自動的に整形し
うる扁平形モートルコイルの巻線装置を提供することに
あり、さらに他の目的はステータヨークの供給およびこ
れの上面への熱接着シートの貼着をも自動的に行いうる
扁平形モートルコイルの巻線装置を提供することにある
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2図ないし第19図は、第1図に示される扁平形モー
トルコイルを形成する本発明の一実施例を示す。
? 装置全体の概略構成 これらの図に示される実施例では、第2図に示されるよ
うに、ベース10上に垂設されたブラケット11の一方
の面側にステーションA,B,C,D,E,F,Gおよ
びHが配置され、ブラケット11の他方の面には第3図
に示されるように、トランスファ36が配置されている
また、ブラケット11にはステーションAを除く各ステ
ーションB−Hにステータヨーク搬送用の窓12が形成
されている。? 各ステーション 前記ステーションAは、第2図に示されるように、2個
並列に設けられたステータヨーク用のホルダ13,1牡
これらのホルダ13,14の切り換え用のシリンダ16
、ステータヨークの受台17、この受台17の上下操作
用のシリンダ18、受台17をホルダ13または14の
下方位置とステーションBの熱接着シートの供給手段2
1の下方位置とに往復移動操作するシリンダ19および
ガイド部材20とを有している。
前記ホルダ13,14には、ステータヨーク1が多数集
積されており、各ホルダ13,14の下部にはステータ
ヨーク1を1枚ずつ分離、供給するシャッタ15が設け
られている。このステーションAでは、シリンダ16の
選択に従い、受台17がホルダ13または14の下方位
置に停止され、シリンダ18により受台17が上昇操作
され、ホルダ13または14から受台17上にステータ
ヨーク1が1枚供給され、ついでシリンダ18により受
台17が下降操作され、シリング19により受台17が
ステーションBの熱接着シートの供給手段21の下方位
置に移動操作され、この位置でシリンダ18により上昇
操作され、さらにステーションBでステータヨーク1に
熱接着シートが貼着されかつそのステータヨーク1がス
テーションCに搬送されたのち、シリンダ19で受台1
7がホルダ13または14の下方位置に引き戻されるよ
うになつている。ステーションBは、第2図に示される
ように、熱接着シートの供給手段21を備えている。
このステーションBでは、ステータヨーク1を載置した
受台17が上昇して来た時点で、セパレータの長さ方向
に等間隔を存して貼着された熱接着シートの1枚を熱接
着シートの供給手段21によりステータヨーク1上に貼
着しうるように構成されているが、熱接着シートの供給
手段21の具体的構造については後述する。前記ステー
ションC,D,EおよびFは、第2図および第3図に示
されるように、巻線手段63、熱接着シートの供給手段
21および巻線されかつ固着されたコイル群をステータ
ヨークに転写させる転写手段158とを備えている。
そして、これらの手段の連係動作により、ステーション
CではFGコイル4を必要極数分、コイル2の配列状態
に連続的に巻線し、巻き終り端末線処理を行い、各FG
コイル4を固着し、FGコイル群を熱接着シートをはさ
んでステータヨーク1に融着し、ステーションDではW
コイル5を必要極数分、コイル2の配列状態に連続的に
巻線し、巻き終り端末線処理を行い、各wコイル5を固
着後、熱接着シートをはさんでWコイル群を前記FGコ
イル群に積層、融着し、ステーションEではVコイ6を
必要極数分、コイル2の配列状態に連続的に巻線し、巻
き終り端末線処理を行い、各Vコイル6を固着し、熱接
着シートをはさんでWコイル群に■コイル群を積層、融
着し、ついでステーションFではuコイル7を必要極数
分、コイル2の配列状態に連続的に巻線し、その巻き終
り端末線処理し、各uコイル7を固着し、熱接着シート
をはさんて■コイル群にuコイル群を積層、融着するよ
うになつているが、前記巻線手段63、熱接着シートの
供給手段21、および転写手段158の具体的構成につ
いては、後に詳述する。
前記ステーションGは、第2図に示されるように、コイ
ル整形ユニット180を備えている。
該コイル整形ユニット180は、受台181、ヒータ内
蔵の整形型182、該整形型182の上下操作用のシリ
ンダ183、コイル加圧用のはね184とを有している
。このステーションGでは、受台181上にFGコイル
群、Wコイル群、Vコイル群、およびuコイル群が積層
、融着されたステータヨーク1が載置された時点で、シ
リンダ183により整形型182が下降操作され、ばね
184の作用でコイル2を加圧し、かつ整形型182に
内蔵されているヒータで加熱し、コイル2を一定厚さに
整形するように構成されている。前記ステーションHは
、第2図に示されるように、コンベア185を備え、該
コンベア185により製品であるモートルコイルを次工
程に搬送しうるようになつている。
5熱接着シートの供給手段 ステーションB,C,D,EおよびFに配置されている
熱接着シートの供給手段21は第4図に拡大されるよう
に、前記ブラケット11に直角に固定された取付板22
、セパレータの供給リール23、光電スイッチ24,2
『 ヒータ(図示省略)を内蔵しかつ作用面にシリコン
ゴム26を有する接着用型25、この接着用型25の上
下操作用のシリンダ27、2個一組のアイドラプーリ2
8,2『、セパレータの巻取リール29、モータ30、
該モータ30と巻取リール29と駆動側のアイドラプー
リ28間に掛け渡された巻き掛けた伝動部材31とを有
している。
セパレータ33には、第5図に明示されるように、熱接
着シート34が等間隔を存して貼着され、かつ熱接着シ
ート34の配列間隔に合せて送りピッチの検出穴35が
形成されている。前記セパレータの供給リール23と光
電スイッチ24,2Cとアイドラプーリ28,28″と
セパレータの巻取リール29とモータ30と巻き掛け伝
動部材31とで、供給リール23に巻かれたセパレータ
33を所定間隔で引き出して熱接着シート34を供給す
る供給ユニットを構成しており、また前記ヒータ内蔵の
接着用型25とこれの操作用のシリンダ27とにより、
セパレータ33側から加熱して熱接着シート34を対象
物に被着転移させる加熱ユニットを構成している。
前記熱接着シートの供給ユニットでは、供給リール23
に巻回されたセパレータのフープ32から引き出された
セパレータ33が光電スイッチ24,2C間接着用型2
5の下方を通り、アイドラプーリ28,2『間を経て巻
取リール29に巻き取られるように掛け渡されている。
そして、この熱接着シートの供給手段21では、第1図
に実線で示されかつ第4図に仮想線で示されるように、
接着用型25に対してステーションBではステータヨー
ク1の受台17が、またステーションC,C,Eおよび
Fでは転写手段158の転写板170が定位置に上昇操
作された時点で、シリンダ27によりヒータ内蔵の接着
用型25が下降操作され、この接着用型25でセパレー
タ33に貼り付けられている熱接着シート34がステー
ションBではステータヨーク1上に、ステーションC,
D,EおよびFではステータヨーク1に積層、融着され
たFGコイル群、wコイル群、■コイル群およびuコイ
ル群上にそれぞれ熱接着され、熱接着シート34の貼着
後、シリンダ27により接着用型25が上昇操作され、
ついでモータ30が起動され、セパレータ33が送り込
まれ、このセパレータ33の送り込み量がセパレータ3
3に形成された検出穴35を通じて光電スイッチ24,
24″で検出され、次の熱接着シート34が接着用型2
5の下方に進出した時点で光電スイッチ24,2Cによ
りモータ30が停止され、熱接着シート34の次の貼着
に備えるようになつている。5 トランスファ 前記トランスファ36は、第3図および第19図に示さ
れるように、前記ベース10上に設けられたベッド37
、該ベッド37上に載置されかつガイド部材390に沿
つてステーションの配列方向に摺動自在に取り付けられ
た搬送板38、該搬”送板38に6台配列されかつ水平
面内をガイド部材391に沿つて搬送板38の摺動方向
と直交する前後方向に摺動自在に装着されたチャック取
付板410、各チャック取付板410に取り付けられた
チャック4牡前記搬送板38をステーシヨ・ンの配列方
向に移動操作するシリンダ40、前記チャック取付板4
10を搬送板38の摺動方向と直交する前後方向に移動
操作するシリンダ42とリンク機構43、取付板411
に取り付けられかつ前記チャック44を上下方向に操作
するシリンノダ61とリンク機構62とを備えている。
前記6台のチャック取付板410は、チャック44をス
テーションB,C間、C,D間、D,E間、E,F間、
F,G間およびG,H間に、それぞれステータヨーク1
自体または積層、融着されたコイル群を有するステータ
ヨーク1を搬送しうるように配置されている。前記チャ
ック44は、第6図および第19図に拡大示されるよう
に、ガイド部材392を介して上下動する取付板412
に固定されたブロック45にピン46,47を介して回
動自在に取り付けられたアーム48,49、各アーム4
8,49に連結されかつアーム48,49を通じて開閉
自在に設けられた2本一組のハンド50,51、これら
アーム48,49の回動操作用、のシリンダ56、この
シリンダ56に嵌挿されたピストンロッドに設けられた
ラック57、前記アーム48,49の端部に一体に取り
付けられたピニオン58,59、アーム48,49を開
方向に付勢するばね60とを有している。前記ハンド5
0,51には、中間部にステータヨーク1の円形部分を
把持する爪52,53が設けられ、端部にはステータヨ
ーク1のくびれ部分を把持する爪54,55が設けられ
ている。前記チャック44を有するトランスファ36は
、ステーションB−Gに設けられたステータヨーク搬送
用の窓12の位置に各チャック44が移動操作され、か
つステーションB−Gで所期の加工が終了した時点でシ
リンダ42とリンク機構43によりチャック取付板41
0を介してチャック44がステーションBでは受台17
上に、ステーションC−Fでは転写板170上に、ステ
ーションGでは受台181上に向つて水平方向に前進操
作され、チャック44のハンド50,51が窓12から
突出される。
次に、シリンダ61とリンク機構62によりチャック4
4が下降操作され、チ.ヤツク44が前記受台17、各
転写板170および受台181に接近した時点でシリン
ダ56とラック、ピニオン57,58,59によリバン
ド50,51が閉操作され、両ハンド50,51の爪5
2,53:54,55がステータヨーク1を把!持し、
この時点でシリンダ61とリンク機構62によりチャッ
ク44が上昇操作され、シリンダ42とリンク機構43
によりチャック取付板410を介してチャック44が後
退操作され、ハンド50,51が窓12から抜出される
。ついで、シリンダ40により搬送板38を通じてチャ
ック44が前段のステーションから後段のステーション
方向に移動操作され、ステーションC−Hの窓12の位
置にチャック44が移動された時点で再びシリンダ42
およびリンク機構43によりチャック取付板410を介
してチャック44が前進操作され、窓12を通じてハン
ド50,51が各転写板170、受台181およびコン
ベア185の搬送始端位転の上方に突出され、さらにシ
リンダ61とリンク機構62により下降操作され、ハン
ド50,51が各転写板170、受台181およびコン
ベア185に接近した時点でシリンダ56とラック、ピ
ニオン57,58,59によリバンド5)0,51が開
操作され、ハンド50,51がステータヨーク1を解放
する。その後、シリンダ61とリンク機構62によりチ
ャック44が上昇操作され、シリンダ42とリンク機構
43によりチャック取付板410を介してチャック44
が後退操・作され、ハンド50,51が窓12から抜出
された時点でシリンダ40により搬送板38が後段のス
テーションから前段のステーション方向に移動操作され
、チャック44がステーションB−Gの窓12の位置に
戻されるようになつている。5巻線手段 前記巻線手段63は、第3図、第7図ないし第10図に
示されるように、巻型を配列した巻型保持ユニットの移
送ユニットであるテーブル65、巻型保持ユニット67
、これに極数に相当する数配列された巻型70、巻型保
持ユニット67をインデックス回転させる回転ユニット
、巻型70の突上ユニット8牡コイルへ通電する通電ユ
ニット、フライヤ軸92とフライヤ103とフライヤ側
フランジ119等を含む巻線ユニット89とを備えて構
成されている。
前記移送ユニットであるテーブル65は、ベース64上
に回転自在に載置され、水平面内を180度ずつ回転操
作され、巻型保持ユニット67に配列された巻型70を
巻線ユニット89に対峙する巻線位置と、巻型70に巻
かれたコイルに通電してコイルを加熱するとともに巻型
70からコイルを取り出す取出位置との間を移送させう
るようになつているが、テーブル65の駆動部は図面で
は省略されている。
なお、テーブル65の底面には、第8図に示されるよう
に、各巻型保持ユニット67に対応する位置に、該巻型
保持ユニット67に付属する部材、手段の駆動源取付用
のフレーム66が付設されている。
前記巻型保持ユニット67は、中心部に設けられた巻型
用のガイド部材68の周りに、極数に相当する数、すな
わちこの実施例では8個の巻型70をコイルの配列状態
に保持している。
また、巻型保持ユニット67は第8図に示されるように
、軸受74を介してテーブル65に回転自在に支持され
ている。前記巻型70は、第8図に示されるように、巻
−型保持ユニット67に形成された取付穴69内にフラ
ンジ71を介して一定高さの範囲内で昇降しうるように
取り付けられている。
巻型70の上部には、ばね73を介して巻芯72が弾力
的に装着されている。前記巻型の回転ユニットは、第8
図に示されるように、回転手段75と回転方向の位置決
め手段79とを有して構成されている。
前記回転手段75は、前記駆動源取付用のフレーム66
に取り付けられたモータ76、これの回転軸に設けられ
た駆動ギヤ77、巻型保持ユニット67の底部に取り付
けられた被動ギア78とを通じて巻型保持ユニット67
を図示実施例のごとく、配置された巻型70が8個の場
合、8分の1回転ずつインデックス回転させうるように
なつている。前記回転方向の位置決め手段79は、巻型
保持ユニット67の下部外周に巻型70の配列間隔に等
しい間隔をおいて形成されたノッチ80、テーブル65
の底面に設けられた筒形のばねブラケット81内に収容
されたばね82により突出付勢されたボール83とを備
え、前記巻型保持ユニット67が所定回転角度回転され
たときに、ノッチ80にボール83が係合するようにな
つている。そして、前記回転ユニットは回転手段75と
回転方向の位置を決め手段79との協働により巻型保持
ユニット67をインデックス回転させ、該巻型保持ユニ
ット67に保持した巻型70を1つずつ巻線ユニット8
9のフランジ119に対峙させうるようになつている。
前記巻型の突上ユニット84は、駆動源取付用のフレー
ム66に取り付けられたシリンダ85、これに嵌挿され
たピストンロッド84に連結された突上棒86、各巻型
70の下部に垂直に連結されたロッド87およびこれに
装着されたばね88とを有し、前記シリンダ85により
突上棒86が上昇操作され、ロッド87を介して巻線ユ
ニット89のフライヤ側フランジ119に対峙する巻型
70をフライヤ側フランジ119に巻芯72が当接して
コイル形成部121が構成されるようになつており、巻
型70にコイルを形成後、シリンダ85により突上棒8
6が下降操作され、ばね88により当該巻型70が原位
置に引き戻されるようになつている。
そして、前記テーブル65と巻型保持ユニット67と巻
型70と回転ユニットと突上ユニット84とは、他の部
材と関連して次のように連係動作するように構成されて
いる。
すなわち、巻線位置に配置された巻型保持ユニット67
に配列された巻型群中の、巻線ユニット89のフライヤ
103の回転中心に位置する巻型70がその突上ユニッ
ト84の突き上げ棒86の上昇によりロッド87を介し
て突き上げられ、当該巻型70の巻芯72が巻線ユニッ
ト89のフライヤ側フランジ119に当接し、第8図に
仮想線で示されるように、コイル形成部121が構成さ
れる。該コイル形成部121にコイルが形成された後、
突き上げ棒86が下降操作され、ばね88によりコイル
を有する巻型70が引き戻される。巻型70が引き戻さ
れた時点で回転ユニットの回転手段75のモータ76と
駆動、被動ギア77,78とにより巻型保持ユニット6
7が一定回転角度、インデックス回転され、回転ユニッ
トの回転方向の位置決め手段79のノッチ80とボール
83との係合により次の巻型70が巻型ユニット89の
フライヤ103の回転中心の直下に位置するように、巻
型保持ユニット67が位置決めされる。この位置で次の
巻型70が前述したところと同様に操作され、巻線位置
に配置された巻型保持ユニット67に配列された巻型全
部にコイルが形成された時点で後述のハンドリングユニ
ット146により巻き終り端末線処理され、ついで後述
の通電ユニットにより通電されてコイルが加熱、融着さ
れ、固着後、テーブル65が180度回転され、コイル
群を有する巻型保持ユニット67は巻型70からコイル
を取り出す取出位置に移送され、反対に前記取出位置に
配置されていた空の巻型70を有する巻型保持ユニット
67は前記巻線位置に移送されるようになつている。前
記巻線ユニット89は、第7図、第9図および第10図
に明示されるように、ブラケット11に取り付けられた
フライヤベース90、これに軸受91を介して回転自在
に支持された中空のフライヤ軸92、該フライヤ軸92
の回転駆動部、フライヤベース90に軸受101を介し
て回転自在に支持されかつ前記フライヤ軸92にスプラ
イン機構102を介して連結されたフライヤ103、該
フライヤ103に軸受110を介して連結された移動ブ
ロック111とその駆動部、フライヤ側フランジ119
とを備えている。
前記フライヤ軸92には、第2図、第3図および第7図
に示されるワイヤバック122から引き出された線材1
23が、第9図に示されるように、フライヤ軸92の上
端部に設けられた線材ガイドノズル93を通じて挿通さ
れ、その線材123はフライヤ軸92の下端部寄りの一
側部に形成された窓94内に設けられた線材ガイドロー
ラ95を通じてフライヤ軸92の外部に導出されるよう
になつている。前記フライヤ軸92の回転駆動部は、第
9図に示されるように、パルスモータ96、該パルスモ
ータ96の回転軸97と前記フライヤ軸92の上端部に
取り付けられたタイミングプー1J98,99、これら
に掛け渡されたタイミングベルト100とを有して構成
されている。前記フライヤ103は、第9図および第1
0図に明示されるように、スリーブ104とフライヤ腕
105とを備えている。スリーブ104の下端部には窓
106が形成され、フライヤ腕105の上、下端部の外
側には線材ガイドノズル107,108が設けられ、同
フライヤ腕105の下端部の内側には線材ガイドノズル
109が付設されており、前記フライヤ軸92の下端部
の線材ガイドローラ93からフライヤ軸92の外部に導
出された線材123を線材ガイドノズル107,108
に挿通しかつ他の線材ガイドノズル109を通じて巻型
70の巻芯72に導くようになつている。前記移動ブロ
ック111は、第9図に示されるように、フライヤベー
ス90と移動ブロック111間に設けられた引つ張りば
ね112により下降側にけん引されている。前記移動ブ
ロック111の駆動部は、パルスモータ113、これの
回転軸114に取り付けられたトラバースカム115、
前記移動ブロック111の外側部に突設されかつトラバ
ースカム115のカム面である上面に接触されたカムフ
ォロア116とを有し、カムフォロア116は前記引つ
張りばね112を介してトラバースカム115のカム面
に密接に接触されており、したがつてパルスモータ11
3およびトラバースカム115の順方向または逆方向へ
の回転により、カムフォロア116がトラバースカム1
15によつて上、下方向に運動し、これに追従して移動
ブロック111、フライヤ軸92、フライヤ103が上
、下方向に運動し、フライヤ軸92の1回転につき線材
123の直径分だけフライヤ103を1ピッチ送り込み
うるようになつている。前記フライヤ側フランジ119
は、フライヤ軸92の下端部に設けられた軸承部117
に挿通された軸118の下端部に取り付けられており、
またフライヤ軸フランジ119は前記軸118を介して
軸承部117とフライヤ側フランジ119間に設けられ
たばね120により弾力的に支持されている。
この巻線ユニット89のフライヤ側フランジ119と前
記巻型保持ユニット67に設けられた突上ユニット84
で突き上げられた巻型70とが密接に当接し、第10図
に拡大示されるように、コイル形成部121が構成され
る。そして、該巻線ユニット89では、ワイヤバック1
22から引き出された自己融着線である線材123はフ
ライヤ軸92の上部の線材ガイドノズル93からフライ
ヤ軸92内に導入され、フライヤ軸92とフライヤ腕1
05に形成された窓94,106から導出され、フライ
ヤ103の上、下端部の外側に付設されf線材ガイドノ
ズル107,108に挿通され、かつフライヤ103の
下″端部に形成された他の線材ガイドノズル109を通
じて巻型70の方向に導かれる。
また、この巻線ユニット89においてはフライヤ軸92
がパルスモータ96、タイミングプーリ98,99およ
びタイミングベルト100を介して回転操作され、さら
にフライヤ軸92はパルスモータ113、トラバースカ
ム115、カムフォロア116および移動ブロック11
1を通じて下から上へ、上から下へ1回転につき線材1
23の直径に等しい1ピッチずつトルバースされ、この
フライヤ軸92に追従してフライヤ103が回転運動と
トラバースを同期して行い、巻型70の巻芯72にフラ
イヤ側フランジ119によつて規定された厚さおよび巾
のコイルが巻線されるようになつている。さらに、この
実施例ではブラケット11に、巻線位置に対応する位置
に、コイル押え124が取り付けられている。
このコイル押え124は、フライヤ軸92に対峙する巻
型70を突出させうる空間125を有し、かつ1個の巻
型保持ユニット67に配置された巻型70に巻線された
コイル群全体を覆いうる形状に形成され、しかも前記ブ
ラケット11の側部に巻線かつ定位置に下降されたコイ
ルが進入しうる高さに取り付けられ、巻線されたコイル
の崩れを防止しうるようになつている。前記通電ユニッ
トは、第7図、第11図および第16図に示されるよう
に、通電治具126,127、電極134,135、通
電治具用の開操作手段138、通電端子141,142
および電源145とを有している。
前記通電治具126,127は、第7図および第11図
に示されるように、各巻型保持ユニット67のフランジ
675に取り付けられている。また、通電治具126,
127は第12図、第13図に示されるように、固定ベ
ース128、これの他方の側部に突設されたガイド12
9、平面からみて略凹字形に形成されかつガイド129
内に取り付けられた固定刃130、平面からみて略凸字
形に形成されかつ前記ガイド129内に摺動自在に嵌合
された押し刃131、一方の端部は固定ベース128の
一方の側部に突出されかつ他方ゐ端部は固定ベース12
8の内部に通して押し刃131に結合された操作用ロッ
ド132、押し刃131を固定刃130にかみ合う方向
に付勢するばね133とを備えている。そして、一方の
通電治具126では押し刃131と固定刃130間に挿
通された巻き始め端末線123″の自己融着性皮膜を剥
離して把持し、他方の通電治具127では押し刃131
と固定刃130間に挿通された巻き終り端末線123″
の自己融着性皮膜を剥離して把持するように構成されて
いる。前記電極134,135は、各巻型保持ユニット
67のフランジ67゛に設けられており、電極134,
135と前記通電治具126,127とは配線136,
137を通じて接続されている。前記通電治具用の開操
作手段138は、第11図および第16図に示されるよ
うに、ブラケット11に1個設けられている。また、こ
の開操作手段138はシリンダ139、これに嵌挿され
たピストンロッド140とを備え、巻き始め端末処理時
にはピストンロッド140によソー方の通電治具126
の操作用ロッド132を押進し、押し刃131を開動作
させ、巻き終り端末線処理時にはピストンロッド140
で他方の通電治具127の操作用ロッド132を押進し
、その押し刃131を開動作させうるようになつている
。また、前記電極134,135は通電端子141,1
42に電気的に接触しうるようになつており、これら通
電端子141,142は配線143,144を介し電源
145に接続されている。そして、前記通電端子141
,142と電源145の組は、巻線位置と、コイルを加
熱するとともに巻型70からコイルを取り出す取出位置
との2個所に設けられている。この通電ユニットでは、
巻型保持ユニット67の巻型中の1極目の巻型70に線
材123を巻線する前段階で通電治具用の開操作手段1
38によソー方の通電治具126の操作用ロッド132
が押され、該通電治具126の押し刃131が開方向に
押され、固定刃130と押し刃131間が開かれる。
この時点で、ハンドリングユニット146によりコイル
群の巻き始め端末線123″が引き出され、前記通電治
具126の固定刃130と押し刃131間に挿通され、
ついて開操作手段138が戻され、通電治具126の押
し刃131が操作用ロッド132とばね133の作用で
引き戻され、第12図および第13図に示されるように
、固定刃130と押し刃131間で巻き始め端末線12
3″をはさみ付け、自己融着性皮膜を剥離するとともに
把持する。その後、ハンドリングユニット146が巻き
始め端末線123″を解放する。ついで、巻型保持ユニ
ット67の巻型中の最終極目の巻型70にコイルを巻線
後、前記開操作手段138により他方の通電治具127
が前述したところと同様の動作で開操作され、ハンドリ
ングユニット146で線材123が引き出され、通電治
具127の固定刃130と押し刃131間に挿通され、
前記開操作手段138が戻され、固”定刃130と押し
刃131間て線材123の自己融着性皮膜を剥離すると
ともに把持し、この時点でハンドリングユニット146
で線材123が切断され、巻き終り端末線123″の処
理が終了する。そして、この巻き終り端末線処理後、巻
線位置で通電治具126,127が電極134,135
、通電端子141,142との接触を介しそ電源14≦
に接続され、コイル群に通電され、自己融着性皮膜が溶
融され、各コイルが固着される。さらに、この通電ユニ
ットではコイルを加熱するとともに巻型70から取り出
す取出位置でもコイルル群に通電すべく作用し、熱接着
シート34を溶融し、コイル群とステータヨーク1、ま
たはステータヨーク1に融着されているコイル群と新た
なコイル群とを融着させる。β ハンドリングユニット 線材123の巻き始め、巻き終り端末線123″,12
3″のハンドリングユニット146は、第7図、第11
図、第14図、第15図および第16図に示されるよう
に、ブラケット11に固定されたL形ブラケット147
に垂直に取り付けられた第1のシリンダ148、これに
連結された第2のシリンダ149、この第2のシリンダ
149から導出されたピストンロッド150に取り付け
られかつ上下方向移動しうるメーンプロツク151、該
メーンプロツク151にガイド部材153を介して平行
に連結されたサブブロック152、これの一側部に突設
されたスリーブ155、メーンプロツク151の一側部
に取り付けられた第3のシリンダ154、これに嵌挿さ
れていて先端部寄りの上部に端末線を引掛ける切欠部1
57を有しかつスリーブ155内に挿通された線材引き
出し用ロッド156とを備えている。
このハンドリングユニット146は、メーンプロツク1
51とこれに取り付けられた部材とを第。
1、第2のシリンダ148,149により、巻型70へ
の巻線時には巻型保持具67とこれに取り付けられた部
材とに干渉しない位置へ上昇させ、巻き始め端末線12
3″の通電治具126への挿通時、巻き終り端末線12
3″の引き出し時およ.び巻き終り端末線123″の通
電治具127への挿通時には下降させうるようになつて
いる。
また、前記ハンドリングユニット146はコイル群の巻
き始め時にはフライヤ103の下端部に形成された線材
ガイドノズル109から導入された線・材123が人手
または自動掛け渡し手段(図示省略)により切欠部15
7に掛けられた時点で第3のシリンダ154により線材
引き出し用ロッド156が後退操作され、切欠部157
がスリーブ155内に進入されて切欠部157とスリー
ブ155間で線材123を保持し、第16図に破線で示
されるように巻き始め端末線123″を通電治具126
の固定刃130と押し刃131間に挿通する。さらに、
コイル群の巻き終り時にはフライヤ103と最終極目の
巻型70間に線材引き出し用ロッド156が進出操作さ
れ、切欠部157に線材123を引つ掛けた後、線材引
き出し用ロッド156が後退操作され、第11図、第1
4図、第)16図に示されるように線材123を引き出
し、巻き終り端末線1232を通電治具127に挿通し
、ついで通電治具127が巻き終り端末線123″を把
持した時点で、第15図に示されるようにスリーブ15
5と切欠部157の周面間で線材123を切断しうるよ
うに構成されている。5転写手段 前記転写手段158は、第7図、第17図および第18
図に示されるように、前記ブラケット11に固定された
ベース159、ガイド部材161”を介してベース15
9に上下方向に摺動自在に取り付けられた第1のブロッ
ク160、この第1のブロック160の上下操作用のシ
リンダ162、第1のブロック160に摺動自在に取り
付けられた第2のブロック163、第1のブロック16
0の上端部に設けれたシリンダ164、これに嵌挿され
たピストンロッド165の周りに装着されていて積層さ
れたコイル群を加圧するばね166、第2のブロック1
63に軸168を介して180度回転しうるように取り
付けられた第3のブロック167、該第3のブロック1
67の回転シリンダ169、第3のブロック167の上
面に固定された転写板170とを備えている。
前記第1のブロック160とシリンダ162と第2のブ
ロック163とは反転ユニットを支持して昇降させる昇
降ユニットを構成しており、また前記第2のブロック1
63に設けられた軸168と第3のブロック167と回
転シリンダ169とは転写板170を反転させる反射ユ
ニットを構成している。前記転写板170の上面には、
ステータヨーク1の位置決め用のガイドピン171と、
ステータヨーク1の固定用の爪172,173とが設け
られている。これらの爪172,173は、第18図に
示されるように、第3のブロック167に設けられたギ
ア17牡爪172,173に連結されかつギア174に
かみ合されたピニオン176,177、シリンダ178
、これに嵌挿されかつギア174に取り付けられたレバ
ー175に連結されたピストンロッド179とを有して
おり、シリンダ178の作動によりピストンロッド17
9とレバー175とを介してギア174が順方向に回転
されると、爪172,173が転写板170上に載置さ
れているステータヨーク1を固定し、ギア174が逆方
向に回転されると、爪172,173が転写板170上
のステータヨーク1を放すようになつている。この転写
手段158においては、トランスファ36のチャック4
4により第17図に示される状態で転写板170上に、
ステータヨーク1に貼着された熱接着シート34、また
は積層、融着されたコイル群を上向きにかつガイドピン
171とステータヨーク1の円形部分の中心部に開けら
れた孔との嵌合を介して位置決めされつつ載置され、つ
いでシリンダ178、ピストンロッド179、レバー1
75、ギア174、ピニオン176,177の連動によ
り爪172,173が閉じる方向に回動され、ステータ
ヨーク1が転写板170に固定される。
転写板170にステータヨーク1を固定後、回転シリン
ダ169により第3のブロック167が軸168を中心
に180度回動され、転写板170が第17図に仮想線
て示されるように下向きにセットされ、ついでシリンダ
162により第1のブロック160が下降操作され、第
2、第3のブロック163,167、転写板170、ス
テータヨーク1自体、またはコイル群を積層、融着した
ステータヨーク1が巻型保持ユニット67に配列されて
いるコイル群に当接する位置へ下降する。この時点で、
シリンダ162が作動停止され、代つてシリンダ164
が作動され、ピストンロッド165の下降によりばね1
66が圧縮され、第2、第3のブロック163,167
および転写板170を通じて巻型保持ユニット67に配
列されているコイル群上にステータヨーク1、またはこ
れに積層、融着されたコイル群が前記ばね166で圧接
され、この状態で通電ユニットによりコイル群に通電さ
れ、熱接着シート34を介してステータヨーク1とコイ
ル群、またはステータヨーク1に積層、融着されたコイ
ル群と新たなコイル群と融着される。この融着後、シリ
ンダ164によりばね圧が解除され、続いてシリンダ1
62により第1のブロック160とこれに付属する部材
とが上昇され、回転シリンダ169により第3のブロッ
ク167、転写板170、ステータヨーク1に積層、融
着されたコイル群とが一緒に18Cg回転され、転写板
170が上向きにセットされた時点でシリンダ176、
ピストンロッド179、レバー175の連動を介してギ
ア174が逆方向に回動され、ピニオン179,177
を通じて爪172,173がステータヨーク1を放す方
向に操作されるように構成されている。5装置全体の作
用 前記実施例の扁平形モートルコイルの巻線装置は、次の
ように作用する。
すなわち、第2図に示されるステーションAに配置され
たホルダ13,14にステータヨーク1が多数収容され
、集積される。
そして、ホルダ切り換え用のシリンダによりホルダ13
または14のいずれかのシャッタ15が開くように選択
される。
この状態で、ステーションAでは前記ホルダ13または
14の下方にステータヨーク1の受台17が移送され、
ついで上昇され、この受台17上にホルダ13または1
4からステータヨーク1が1枚分離、供給され、受台1
7が下降操作され、続いて次のステーションBの熱接着
シートの供給手段21の下方位置に移送される。
ステーションBでは、前記受台17が定位置に上昇操作
され、ついで第4図に示されるように、熱接着シートの
供給手段21のヒータ内蔵の接着用型25が下降操作さ
れ、セパレート紙33に等間隔をおいて貼着されている
熱接着シート34が受台17上のステータヨーク1の円
形部分の上面に熱接着される。
ステータヨーク1への熱接着シート34の接着後、接着
用型25が上昇操作され、第3図に示されるトランスフ
ァ36のチャック44が窓12を通じて前進操作され、
同チャック44が下降操作され、続いて閉操作され、受
台17上のステータヨーク1を把持する。チヤツクノ4
4がステータヨーク1を把持後、上昇操作され、ついで
後退操作され、次のステーションCに移送され、ステー
ションCの窓12の位置で前進操作され、下降操作され
、ステーションCの転写手段158の転写板170上で
開操作され、熱接着シート34が接着されているステー
タヨーク1を転写板170上に載置し、ついでチャック
44は上昇操作され、後退操作され、さらに前段のステ
ーションBの窓12の位置に戻される。その間、前記受
台17は下降操作され、ついでホルダ13または14の
下方位置に移送され、また熱接着シートの供給手段21
は熱接着シート34を接着用型25の下方位置に送り込
む。ステーションCでは、第2図に示されるように移送
ユニットであるテーブル65上の一方の巻型保持ユニッ
ト67が巻線ユニット89に対応する巻線位置に配置さ
れ、他方の巻型保持ユニット67は転写手段158に対
応するコイルの取出位置に配置される。
そして、巻線位置では回転ユニットを構成する回転手段
75と位置決め手段79とにより、巻型保持ユニット6
7に配列された巻型中の1極目の巻型70がフライヤ1
03の回転中心の下方に位置決めされる。
一方、ワイヤバック122から線材123を引き出し、
その線材123は線材ガイドノズル93を通じてフライ
ヤ軸95に導入し、線材ガイドローラ95、線材ガイド
ノズル107,108を通じてフライヤ腕105の外側
に導出し、他の線材ガイドノズル109を通じてフライ
ヤ腕105の内部に導入し、巻型70への巻き始め端末
線123″を人手または図示省略の自動掛け渡し手段に
よりこの巻き始め端末線123″をハンドリングユニッ
ト146の線材引き出し用ロッド156の切欠部157
に引つ掛けたうえで、スリーブ155内に切欠部157
を進入さ.せ、ハンドリングユニット146に巻き始め
端末線123″を保持させる。ついで、第16図に示さ
れるように、フライヤ103を略180度回転させると
、巻き始め端末線123″は同第16図に破線で示され
るように張.られ、通電ユニットの一方の通電治具12
6の上方において、該通電治具126の固定刃130と
押し刃131間に挿通しうる位置にセットされる。
この時点で、通電治具用の開操作手段138により通電
治具126の押し刃131が押されて・固定刃130と
押し刃131間が開かれ、ついでハンドリングユニット
146のメーンプロツク151とその付属部材とが下降
操作され、これにより巻き始め端末線123″が前記通
電治具126の固定刃130と押し刃131間に挿通さ
れ、ついで通電治具用の開操作手段138が戻され、通
電治具126の押し刃131が戻され、固定刃130と
押し刃131間で巻き始め端末線123″をはさみ付け
、線材123の自己融着性皮膜を剥離すると同時に把持
する。ついで、ハンドリングユニット146の線材引き
出し用ロッド156がスリーブ155から切欠部157
が露出する位置まで進出され、切欠部1”57とスリー
ブ155とが巻き始め端末線123′を解放後、ハンド
リングユニット146のメーンプロツク151とその付
属部材とが上昇操作される。
この状態より、巻型70の突上ユニット84が作動され
、前記フライヤ103の回転中心に位置する1極目の巻
型70が突き上げられ、フライヤ側フランジ119に巻
芯72が密接に接触されてコイル形成部121が構成さ
れ、ついでフライヤ軸92が回転およびトラバースされ
、フライヤ103を通じて巻芯72に下から上へ、さら
に上から下へ線材123が安内され、規定された厚さお
よび巾のコイルが巻線される。
前述の動作により1極目の巻型70の巻芯72にコイル
が形成された後、回転ユニットの回転手段75と位置決
め手段79とにより2極目の巻型70がフライヤ103
の回転中心の下方に位置決めされ、1極目の巻型70に
巻線されたコイルは第10図に示されるようば、コイル
押え124内に収容され、崩壊が防止される。
また、通常は上方からみて1極目のコイルは時計方向に
巻線し、2極目のコイルは反時計方向に巻線するという
ように、隣り合うコイルの巻線方向を交互に換えるもの
とする。以上の動作により、このステーションCでは巻
型保持ユニット67に配列された8極目の巻型70まで
連続して巻線され、8極のFGコイル4が形成される。
8極目のコイルが形成された状態では、巻線位置の巻線
保持ユニット67とフライヤ103とは第11図に示さ
れる位相に回転停止される。
この状態からハンドリングユニット146のメーンプロ
ツク151とこれの付属部材とが下降操作され、ついで
線材引き出し用ロッド156が第11図に破線で示され
る巻き終り端末線123″の下方に進出操作され、次に
上昇操作されつつ後退操作され、線材引き出し用ロッド
156の切欠部157で第11図、第14図に示される
ように巻き終り端末線123″が引き出される。巻き終
り端末線123″の引き出し後、働電治具用の開操作手
段138により通電ユニットの通電治具127の操作用
ロッド132が押進され、通電治具127の固定刃13
0と押し刃131間が開かれ、この固定刃130と押し
刃131間に巻き終り端末線123″が挿通され、つい
で前記開操作手段138が戻され、通電治具127の固
定刃130と押し刃131間が閉じ、巻き終り端末線1
23″の自己融着性皮膜を剥離すると同時に把持する。
通電治具127が巻き終り端末線123″を把持した時
点で、ハンドリングユニット146の線材引き出し用ロ
ッド156がさらに後退操作され、切欠部157がスリ
ーブ155内に進入され、第15図に示されるように切
欠部157の周面とスリーブ155間で線材123が切
断され、切断後、ハンドリングユニット146のメーン
プロツク151とその付属部材とが上昇操作され、原位
置に戻される。前記巻き終り端末線123″の処理後通
電ユニットの通電治具126,127が電極134,1
35、通電端子141,142を通じて電源145に接
続され、FGコイル群に通電され、自己融着性皮膜が溶
融され、FGコイル群が固着する。
前記FGコイル群の固着後、テーブル65が180度回
転され、FGコイル群を有する巻型保持ユニット67は
コイルの取出位置に移送され、空の巻型群を有する巻型
保持ユニット67は巻線位置に移送される。前記コイル
の取出位置では、前段のステーションBで熱接着シート
34が貼着されかつこのステーションCの転写手段15
8が転写板170上に載置されたステータヨーク1が爪
172,173で固定され、第3のブロック167と転
写板170とが18喰回転され、次に第1のブロック1
60とその付属部材とが下降操作され、FGコイル群に
ステータヨーク1の熱接着シート34を有する面が当接
され、ついでばね166が圧縮され、このばね166に
より第2、第3のブロック163,167および転写板
170を通じてステータヨーク1がFGコイル群上に圧
接され、この圧接状態で通電治具126,127を通じ
てFGコイル群に再び通電され、前記熱接着シート34
が溶融され、ステータヨーク1にFGコイル群が融着さ
れ、転写される。
ステータヨーク1にFGコイル群を転写後、転写手段1
58のばね166の加圧力が解除され、続いて第1のブ
ロック160とこれの付属部材とが上昇操作され、つい
で第3のブロック167と転写板170とが18喰回転
操作され、FGコイル群を融着せるステータヨーク1が
上向きにセットされる。
ついで、転写板170上に載置されかつステータヨーク
1上に融着されているFGコイル群の上面に、熱接着シ
ートの供給手段21により熱接着シート34が貼着され
、その後転写手段158の爪172,173がステータ
ヨーク1を放す方向に回動操作される。
転写ユニット158の爪172,173がFGコイル群
が融着されたステータヨーク1を解放した時点で、前記
FGコイル群を融着せるステータヨーク1がトランスフ
ァ36により次段のステーションDに移送される。
ステーションDでは、熱接着シートの供給手段21、巻
線保持ユニット67、巻型70、その回転ユニット、突
上ユニット84、巻線ユニット86、通電ユニットおよ
びハンドリングユニット146の前述した連係動作によ
りWコイル5が8極分、連続的に巻線され、前記通電ユ
ニットにより固着され、端末線処理され、ついでテーブ
ル65により巻線位置からコイルの取出位置に移送さ”
れ、さらに転写手段150および通電ユニットの前述し
た連係動作によりWコイル群はステータヨーク1に融着
されたFGコイル群に積層、融着され、熱接着シート3
4が貼着され、次段のステーションEに移送される。
また、ステーションEでは前述したところと同様に、V
コイル6が8極分巻線され、固着され、端末線処理され
、この■コイル群は前記wコイル群に積層、融着され、
熱接着シート34が貼着され、次段のステーションFに
移送される。
) さらに、ステーションFでは前述したところと同様
に、uコイル7が巻線され、固着され、かつ端末線処理
され、そのuコイル群は前記■コイル群に移層、融着さ
れ、熱接着シート34が貼着され、次段のステーション
Gに送られる。
ついで、ステーションGではコイル整形ユニット180
の受台181に、前記ステータヨーク1上に積層、融着
されたFG,W,V,uコイルの一体となつたコイル2
が8極配列されたコイル群が上向きに載置され、その上
にヒータ内蔵の整形型182が下降操作され、コイル群
上に設置され、ばね184により整形型182を通じて
均等に加圧され、かつ加熱され、コイル2全体が設定厚
さに整形される。
そして、整形型182が上昇操作され、コイル2を有す
るステータヨーク1がトランスファ36により次段のス
テーションHに移送される。ステーションHでは、トラ
ンスファ36のチャック44からコンベア185上に前
記コイル2を有するステータヨーク1が引き渡され、該
コンベア185により次の工程に搬送される。
なお、FG,W,Vおよびuコイル群を円周方向に互い
に位相をずらせるときは、巻線手段63の巻型保持ユニ
ット67の回転位置を変えればよい。
また、本発明は図示の4層のコイルに限らず2層以上の
コイルの巻線装置一般に適用でき、さらに図示の8極分
のコイルの巻線装置に限らないこと勿論である。
さらに、本発明では巻線ステーションは1ステーション
だけでもよく、この1ステーションの場合、例えば厚さ
方向に二層のコイルを形成するときは2回繰り返して巻
線するものとする。
なお、本発明ではトランスファおよび各ユニットおよび
各手段の具体的構造は図示実施例に限らず、所期の目的
機能を発揮しうるものであればよい。
9本発明の効果 本発明は、以上説明した構成、作用のもので、1番目の
発明ではステータヨーク上に、円周方向.に極数に相当
する数のコイルを配列した扁平形モートルコイルの巻線
装置であつて、一端に自己融着線を引回して巻線するフ
ライヤを備え、かつ回転および摺動可能に支持されたフ
ライヤ軸に、フライヤの回転中心に位置するように回転
および摺・動自在に支持され、巻線時に巻型の上端に当
接して巻巾を規制するフランジを設けた巻線ユニットと
、極数に相当する数の巻型を、コイルの配列状態に、各
々個別に摺動可能に配置した巻型保持ユニットと、この
巻型保持ユニットをインデックス回転させ、保持した巻
型を1つずつ前記フランジと対峙させる回転ユニットと
、前記フランジと対峙する巻型を、フランジに当接する
ように突上げる突上ユニットと、前記巻型に巻かれたコ
イルに通電する通電ユニットとを設け、前記巻型保持ユ
ニットと回転ユニットと突上ユニットおよび通電ユニッ
トとを各々所定の位置に配設し、巻型を前記巻線ユニッ
トに対峙する巻線位置と、巻型に巻ノかれたコイルに通
電して、コイルを加熱すると共に、巻型からコイルを取
出す取出位置との間を移送する移送ユニットを備えてな
る巻線手段と、熱接着シートを支持したセパレータの供
給リールと巻取リールを備え、供給リールに巻かれたセ
パレ・一タを所定の間隔で引出して熱接着シートを供給
する供給ユニットと、セパレータ側から加熱して、熱接
着シートを対象物に被着転移させる加熱ユニットとを備
えてなる熱接着シートの供給手段と、保持面が上下方向
に反転可能に支持された転”写台と、この転写台を反転
させる反転ユニットと、転写台および反転ユニットを支
持し、昇降させる昇降ユニットとを備えてなる転写手段
とから成り、前記巻線手段の取出位置にある巻型保持ユ
ニットと、熱接着シートの供給手段の加熱ユニットとを
所定の間隔で対峙させると共に、その間に転写手段の転
写台が位置し、転写台の反転により、保持面が前記巻型
保持ユニットと加熱ユニットに対峙するように前記各手
段を配置しているので、ステータヨーク上に、円周方向
には必要極数分のコイルを配列し、厚さ方向には互いに
異なるコイルを積層した扁平形モートルコイルにつき巻
線、固着、ステータヨークへの熱接着シートの貼着、ス
テータヨークとコイル群およびコイル群同士の融着まで
を殆んど自動的に行いうる効果がある。
また、2番目の発明は巻線ステーションを複数配列し、
これらステーション間に、前段のステーションで巻線さ
れかつステータヨーク上に融着されたコイル付ステータ
ヨークを受取り、後段のステーションに引渡すトランス
ファを設けているので、前記巻線からステータヨークと
コイル群およびコイル群同士の融着までを完全に自動的
に行いうる効果がある。
さらに、3番目の発明は巻線ステーションの次段のステ
ーションに、ステータヨークとこれに積層、融着された
複数のコイル層とを一括して加圧、加熱するコイル整形
ユニットを設けているので、コイル層全体を設定厚さに
自動的に整形でき、厚さ方向の寸法精度を向上しうる効
果がある。
また、4番目の発明は巻線ステーションの前段に、ホル
ダに集積されているステータヨークのうちからその1枚
を分離し、供給するステータヨークの自動供給手段と、
該自動供給手段から供給されたステータヨーク上に熱接
着シートを貼着する熱接着シートの供給手段とを設けて
いるので、ステータヨークの供給とその上面への熱接着
シートの貼着をも自動的に行いうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置で対象としている扁平形モートルコ
イルの一例を示す斜視図、第2図ないし第19図は本発
明装置の一実施例を示すもので、第2図はその全体の正
面図、第3図はやや拡大して示した第2図の右側面図、
第4図は熱接着シートの供給手段の拡大平面図、第5図
はセパレータとこれに貼着されている熱接着シートの斜
視図、第6図はトランスファのチャック部分の拡大平面
図、第7図は巻線ステーションに配置される巻型保持ユ
ニットと巻型と巻線ユニットと通電ユニットとハンドリ
ングユニットと転写手段との配置関係を示す斜視図、第
8図は巻型保持ユニットと巻型とその回転ユニットと突
上ユニット部分の拡大縦断面図、第9図は巻線ユニット
の拡大縦断面図、第10図は巻型と巻線ユニットとコイ
ルル押えとの作用状態をさらに拡大して示した縦断面図
、第11図は巻型保持ユニットと巻型と巻線ユニットと
通電ユニットとハンドリングユニットとの作用状態をや
や拡大して示した斜視図、第12図は通電ユニットの通
電治具部分の拡大平面図、第13図は第12図中の中央
縦断面図、第14図および第15図はハンドリングユニ
ットのスリーブと線材引き出し用ロッドとの作用状態を
示す拡大斜視図、第16図は巻き始め、巻き終り端末線
処理時の巻型保持ユニットと巻型と巻線ユニットのフラ
イヤと通電ユニットの通電治具および開操作手段とハン
ドリングユニットのスリーブおよび線材引き出し用ロッ
ドとの位置関係を示す平面図、第17図は転写手段の拡
大縦断正面図、第18図はさらに拡大して示した転写手
段の平面図、第19図はトランスファの拡大平面図であ
る。 1・・・ステータヨーク、2・・・複数のコイルが積層
されたコイル、4,5,6,7・・・FG,W,V,u
コイル、A・・・ステータヨークを供給するステーショ
ン、B・・・ステータヨークに熱接着シートを貼着する
ステーション、C・・・FGコイルを巻線し、ステータ
ヨークに融着するステーション、D・・・Wコイルを巻
線し、FGコイルに融着するステーション、E・・・V
コイルを巻線し、Wコイルに融着するステーション、F
・・・uコイルを巻線し、Vコイルに融着するステーシ
ョン、G・・・ステータヨークに積層、融着したコイル
層を設定厚さに整形するステーション、HI◆製造され
た扁平形モートルコイルを次工程に搬送するステーショ
ン、10・Iステーション全体のベース、11・・・同
ブラケット、12・・・ブラケットに形成された窓、1
3,14・・・ステータヨークのホルダ、15・・・ホ
ルダのチャック、18・・・ホルダ切り換え用のシリン
ダ、17・・・ステーションAにおけるステータヨーク
の受台、21・・・熱接着シートの供給手段、33・・
・熱接着シートのセパレータ、34・・・熱接着シート
、36・・・トランスファ、44・・・トランスファの
チャック、63・・・巻線手段全体、65・・・テーブ
ル、67・・・巻型保持ユニット、70・・・巻型、7
5・・・回転ユニットを構成する回転手段、79・・・
回転ユニットを構成する位置決め手段、84・・・巻型
の突上ユニット、89・・・巻線ユニット、92・・・
フライヤ軸、96〜100・・・フライヤ軸を回転させ
る部材、103・・・フライヤ、111〜116・・・
フライヤをトラバースさせる部材、119・・・フライ
ヤ側フランジ、121・・・コイル形成部、123・・
・線材、123″,123■・・巻き始め、巻き終り端
末線、124・・・コイル押え、126,127・・・
通電ユニットの通電治具、146・・・ハンドリングユ
ニット、158・・・転写手段、170・・・転写板、
180・・・コイル整形ユニット、181・・・コイル
整形ユニットの受台、182・・・同整形型、185・
・・扁平形モートルコイルのコンベア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステータヨーク上に、円周方向に極数に相当する数
    のコイルを配列した扁平形モートルコイルの巻線装置で
    あつて、一端に自己融着線を引回して巻線するフライヤ
    を備え、かつ回転および摺動可能に支持されたフライヤ
    軸に、フライヤの回転中心に位置するように回転および
    摺動自在に支持され、巻線時に巻型の上端に当接して巻
    巾を規制するフランジを設けた巻線ユニットと、極数に
    相当する数の巻型を、コイルの配列状態に、各々個別に
    摺動可能に配置した巻線保持ユニットと、この巻線保持
    ユニットをインデックス回転させ、保持した巻型を1つ
    ずつ前記フランジと対峙させる回転ユニットと、前記フ
    ランジと対峙する巻型を、フランジに当接するように突
    上げる突上ユニットと、前記巻型に巻かれたコイルに通
    電する通電ユニットとを設け、前記巻型保持ユニットと
    回転ユニットと突上ユニットおよび通電ユニットとを各
    々所定の位置に配設し、巻型を前記巻線ユニットに対峙
    する巻線位置と、巻線に巻かれたコイルに通電して、コ
    イルを加熱すると共に、巻型からコイルを取出す取出位
    置との間を移送する移送ユニットを備えてなる巻線手段
    と、熱接着シートを支持したセパレータの供給リールと
    巻取リールを備え、供給リールに巻かれたセパレータを
    所定の間隔で引出して熱接着シートを供給する供給ユニ
    ットと、セパレータ側から加熱して、熱接着シートを対
    象物に被着転移させる加熱ユニットとを備えてなる熱接
    着シートの供給手段と、保持面が上下方向に反転可能に
    司持された転写板と、この転写板を反転させる反転ユニ
    ットと、転写板および反転ユニットを支持し、昇降させ
    る昇降ユニットとを備えてなる転写手段とから成り、前
    記巻線手段の取出位置にある巻型保持ユニットと、熱接
    着シートの供給手段の加熱ユニットとを所定の間隔で対
    峙させると共に、その間に転写手段の転写板が位置し、
    転写板の反転により、保持面が前記巻型保持ユニットと
    加熱ユニットに対峙するように前記各手段を配置したこ
    とを特徴とする扁平形モートルコイルの巻線装置。 2 ステータヨーク上に、円周方向に極数に相当する数
    のコイルを配列した扁平形モートルコイルの巻線装置で
    あつて、一端に自己融着線を引回して巻線するフライヤ
    を備え、かつ回転および摺動可能に支持されたフライヤ
    軸に、フライヤの回転中心に位置するように回転および
    摺動自在に支持され、巻線時に巻型の上端に当接して巻
    巾を規制するフランジを設けた巻線ユニットと、極数に
    相当する数の巻型を、コイルの配列状態に、各々個別に
    摺動可能に配置した巻型保持ユニットと、この巻型保持
    ユニットをインデックス回転させ、保持した巻型を1つ
    ずつ前記フランジと対峙させる回転ユニットと、前記フ
    ランジと対峙する巻型を、フランジに当接するように突
    上げる突上ユニットと、前記巻型に巻かれたコイルに通
    電する通電ユニットとを設け、前記巻型保持ユニットと
    回転ユニットと突上ユニットおよび通電ユニットとを各
    々所定の位置に配設し、巻型を前記巻線ユニットに対峙
    する巻線位置と、巻型に巻かれたコイルに通電して、コ
    イルを加熱すると共に、巻型からコイルを取出す取出位
    置との間を移送する移送ユニットを備えてなる巻線手段
    と、熱接着シートを支持したセパレータの供給リールと
    巻取リールを備え、供給リールに巻かれたセパレータを
    所定の間隔で引出して熱接着シートを供給する供給ユニ
    ットと、セパレータ側から加熱して、熱接着シートを対
    象物に被着転移させる加熱ユニットとを備えてなる熱接
    着シートの供給手段と、保持面が上下方向に反転可能に
    支持された転写板と、この転写板を反転させる反転ユニ
    ットと、転写板および反転ユニットを支持し、昇降させ
    る昇降ユニットとを備えてなる転写手段とから成り、前
    記巻線手段の取出位置にある巻型保持ユニットと、熱接
    着シートの供給手段の加熱ユニットとを所定の間隔で対
    峙させると共に、その間に転写手段の転写板が位置し、
    転写板の反転により、保持面が前記巻型保持ユニットと
    加熱ユニットに対峙するように前記各手段を配置してな
    る巻線ステーションを複数配列し、これらステーション
    間に、前段のステーションで巻線されかつステータヨー
    ク上に融着されたコイル付ステータヨークを受取り、後
    段のステーションに引渡すトランスファを設けたことを
    特徴とする扁平形モートルコイルの巻線装置。 3 ステータヨーク上に、円周方向に極数に相当する数
    のコイルを配列した扁平形モートルコイルの巻線装置で
    あつて、一端に自己融着線を引回して巻線するフライヤ
    を備え、かつ回転および摺動可能に支持されたフライヤ
    軸に、フライヤの回転中心に位置するように回転および
    摺動自在に支持され、巻線時に巻型の上端に当接して巻
    巾を規制するフランジを設けた巻線ユニットと、極数に
    相当する数の巻型を、コイルの配列状態に、各々個別に
    摺動可能に配置した巻型保持ユニットと、この巻型保持
    ユニットをインデックス回転させ、保持した巻型を1つ
    ずつ前記フランジと対峙させる回転ユニットと、前記フ
    ランジと対峙する巻型を、フランジに当接するように突
    上げる突上ユニットと、前記巻線に巻かれたコイルに通
    電する通電ユニットとを設け、前記巻型保持ユニットと
    回転ユニットと突上ユニットおよび通電ユニットとを各
    々所定の位置に配設し、巻型を前記巻線ユニットに対峙
    する巻線位置と、巻型に巻かれたコイル通電して、コイ
    ルを加熱すると共に、巻型からコイルを取出す取出位置
    との間を移送する移送ユニットを備えてなる巻線手段と
    、熱接着シートを支持したセパレータの供給リールを備
    え、供給リールに巻かれたセパレータを所定の間隔で引
    出して熱接着シートを供給する供給ユニットと、セパレ
    ータ側から加熱して、熱接着シートを対象物に被着転移
    させる加熱ユニットとを備えてなる熱接着シートの供給
    手段と、保持面が上下方向に反転可能に支持された転写
    板と、この転写板を反転させる反転ユニットと、転写板
    おび反転ユニットを支持し、昇降させる昇降ユニットと
    を備えてなる転写手段とから成り、前記巻線手段の取出
    位置にある巻型保持ユニットと、熱接着シートの供給手
    段の加熱ユニットとを所定の間隔で対峙させると共に、
    その間に転写手段の転写板が位置し、転写板の反転によ
    り、保持面が前記巻型保持ユニットと加熱ユニットに対
    峙するように前記各手段を配置してなる巻線ステーショ
    ンを複数配列し、この巻線ステーションの次段のステー
    ションにはステータヨークとこれに積層、融着された複
    数のコイル層とを一括して加圧、加熱するコイル整形ユ
    ニットを設けたことを特徴とする扁平形モートルコイル
    の巻線装置。 4 ステータヨーク上に、円周方向に極数に相当する数
    のコイルを配列した扁平形モートルコイルの巻線装置で
    あつて、一端に自己融着線を引回して巻線するフライヤ
    を備え、かつ回転および摺動可能に支持されたフライヤ
    軸に、フライヤの回転中心に位置するように回転および
    摺動自在に支持され、巻線時に巻型の上端に当接して巻
    巾を規制するフランジを設けた巻線ユニットと、極数に
    相当する数の巻型を、コイルの配列状態に、各々個別に
    摺動可能に配置した巻型保持ユニットと、この巻型保持
    ユニットをインデックス回転させ、保持した巻型を1つ
    ずつ前記フランジと対峙させる回転ユニットと、前記フ
    ランジと対峙する巻型を、フランジに当接するように突
    上げる突上上ユニットと、前記巻型に巻かれたコイルに
    通電する通電ユニットとを設け、前記巻型保持ユニット
    と回転ユニットと突上ユニットおよび通電ユニットとを
    各々所定の位置に配設し、巻型を前記巻線ユニットに対
    峙する巻線位置と、巻型に巻かれたコイルに通電して、
    コイルを加熱すると共に、巻型からコイルを取出位置と
    の間を移送する移送ユニットを備えてなる巻線手段と、
    熱接着シートを支持したセパレータの供給リールと巻取
    リールを備え、供給リールに巻かれたセパレータを所定
    の間隔で引出して熱接着シートを供給する供給ユニット
    と、セパレータ側から加熱して、熱接着シートを対象物
    に被着転移させる加熱ユニットとを備えてなる熱接着シ
    ートの供給手段と、保持面が上下方向に反転可能に支持
    された転写板と、この転写板を反転させる反転ユニット
    と、転写板および反転ユニットを支持し、昇降させる昇
    降ユニットとを備えてなる転写手段とから成り、前記巻
    線手段の取出位置にある巻型保持ユニットと、熱接着シ
    ートの供給手段の加熱ユニットとを所定の間隔で対峙さ
    せると共に、その間に転写手段の転写板が位置し、転写
    板の反転により、保持面が前記巻型保持ユニットと加熱
    ユニットに対峙するように前記各手段を配置してなる巻
    線ステーションの前段に、ホルダに集積されているステ
    ータヨークのうちから1枚のステータヨークを分離し、
    供給するステータヨークの自動供給手段と、該自動供給
    手段から供給されたステータヨーク上に熱接着シートを
    貼着する熱接着シートの供給手段とを設けたことを特徴
    とする扁平形モートルコイルの巻線装置。 5 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4
    項において、巻線ステーションに線材の端末線処理ユニ
    ットを設けたことを特徴とする扁平形モートルコイルの
    巻線装置。
JP56007812A 1981-01-23 1981-01-23 扁平形モ−トルコイルの巻線装置 Expired JPS6053546B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6427936A (en) * 1987-07-23 1989-01-30 Ig Tech Res Inc Composite alc panel

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6427936A (en) * 1987-07-23 1989-01-30 Ig Tech Res Inc Composite alc panel

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