JPS6053538A - ポリアミドイミド樹脂組成物 - Google Patents
ポリアミドイミド樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6053538A JPS6053538A JP16196783A JP16196783A JPS6053538A JP S6053538 A JPS6053538 A JP S6053538A JP 16196783 A JP16196783 A JP 16196783A JP 16196783 A JP16196783 A JP 16196783A JP S6053538 A JPS6053538 A JP S6053538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyamide
- imide
- heat
- treated
- polyamideimide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリアミドイミド樹脂組成物、特に圧縮成形法
によって成形物をつくるのに使用されるポリアミドイミ
ド樹脂KJt成物に関するものである。
によって成形物をつくるのに使用されるポリアミドイミ
ド樹脂KJt成物に関するものである。
ポリアミドイミド樹脂は反覆単位が一般式で表わされる
重合体であり、通常の熱可塑性樹脂に適用できる成形法
を適用して成形品が得られるが、これにボストキユアー
と称する加熱処理をほどこすと、ポリアミドイミド分子
鎖が高分子化し溶媒に不溶となり、溶融流動性がほとん
どなくなり機械的強度や熱的性質が大巾に向上する。そ
のためボリアεトイミド樹脂は高級エンジニアリンググ
ラスチックとして広く利用されつつある。
重合体であり、通常の熱可塑性樹脂に適用できる成形法
を適用して成形品が得られるが、これにボストキユアー
と称する加熱処理をほどこすと、ポリアミドイミド分子
鎖が高分子化し溶媒に不溶となり、溶融流動性がほとん
どなくなり機械的強度や熱的性質が大巾に向上する。そ
のためボリアεトイミド樹脂は高級エンジニアリンググ
ラスチックとして広く利用されつつある。
ところが、ポリアミドイミド樹脂を成形する場合、押出
成形は総じてむずかしく小口径の丸棒や比較的薄肉の平
板円筒が一部で作られているのみで、圧縮成形で成形品
を作ることが多いのであるが、ポリアミじイミド樹脂の
圧縮成形過程における成形品の冷却工程で成形品に5割
れ′を生じるという問題がある。
成形は総じてむずかしく小口径の丸棒や比較的薄肉の平
板円筒が一部で作られているのみで、圧縮成形で成形品
を作ることが多いのであるが、ポリアミじイミド樹脂の
圧縮成形過程における成形品の冷却工程で成形品に5割
れ′を生じるという問題がある。
この′割れ′は成形品を急冷する場合や成形品の形状が
対称形状でない時、金型のクリヤランスが過大で1バリ
′の発生がみられる時、更には成形品の形状が大きい時
、特に顕著に認められる。
対称形状でない時、金型のクリヤランスが過大で1バリ
′の発生がみられる時、更には成形品の形状が大きい時
、特に顕著に認められる。
そこで、本発明者はポリアミドイミドを圧縮成形しても
、得られた成形品に割れが生じない成形法の確立を目的
に鋭意検討したところ、意外にも圧縮成形に使用される
ポリアミドイミドの原料樹脂の性質も重要であることを
見い出し、本発明に到達した。
、得られた成形品に割れが生じない成形法の確立を目的
に鋭意検討したところ、意外にも圧縮成形に使用される
ポリアミドイミドの原料樹脂の性質も重要であることを
見い出し、本発明に到達した。
そして、本発明の目的は、重合反応によって得られた後
200℃以上の温度下で熱処理を受けたことのないポリ
アミドイミド(5)と、260℃以上の温度下で熱処理
を受けたことのあるポリアミドイミド[F])とを、混
合(重量)比C(Al/B+) 10/90〜90/1
0co範囲で混合してなるポリアミドイミドイI’7(
Iff?組成物を使用することによって達成されるとい
う事実を見い出した。
200℃以上の温度下で熱処理を受けたことのないポリ
アミドイミド(5)と、260℃以上の温度下で熱処理
を受けたことのあるポリアミドイミド[F])とを、混
合(重量)比C(Al/B+) 10/90〜90/1
0co範囲で混合してなるポリアミドイミドイI’7(
Iff?組成物を使用することによって達成されるとい
う事実を見い出した。
以下、本発明の組成物、その使用法及び効果を説明する
。
。
まず2種のポリアミドイミドを用意する。
1種は重合反応によって得られた後、200℃以上の温
度下で熱処理を受けたことのないポリアミドイミド^で
あり、他は260℃以上の温度下で熱処理を受けたこと
のあるポリアミドイミド[F])である。
度下で熱処理を受けたことのないポリアミドイミド^で
あり、他は260℃以上の温度下で熱処理を受けたこと
のあるポリアミドイミド[F])である。
ポリアミドイミド囚は前記式で表わされるは←(Qの混
在したものを、そしてR2はのを意味する。
在したものを、そしてR2はのを意味する。
熱処理とは重合反応によって得られたポリアミドイミド
を加熱雰囲気中に一定時間放置し、ポリアミドイミド分
子鎖間に架橋を起こさせることを意味する。架橋の程度
はゲル分率によって把握することができ、260tll
:以上の温度で熱処理されたポリアミドイミド樹脂のゲ
ル分率は通常0.596以上となっている。
を加熱雰囲気中に一定時間放置し、ポリアミドイミド分
子鎖間に架橋を起こさせることを意味する。架橋の程度
はゲル分率によって把握することができ、260tll
:以上の温度で熱処理されたポリアミドイミド樹脂のゲ
ル分率は通常0.596以上となっている。
なおゲル分率とは、ポリアミドイミド樹脂を溶媒である
N−メチルピロリドン又は他の溶剤で溶解させた時、溶
解せずゼリー状にjlることかある。このゼリー状にな
ったものをゲルと称す。溶解に供したポリアミドイミド
樹脂に対し、溶媒に均一に溶解せずゼリー状の’y’
/I/ l−f(ったものの量を百分率衣ヵくし、ゲル
分率と定義する。ポリアミドイミド樹脂のゲル分率は、
微粉末状(#28〜’100)にしたポリマーを約0.
5y精秤しフラスコに取り、溶媒としてN−メチルピロ
リドンを100cc投入する。これを100℃にて振−
とぅ下に1時間溶解操作を行なう。これを精秤した#1
00メツシュステンレス金網で口過し、N−メチルピロ
リドンを洗滌水洗し200℃で乾燥する。そしてゲル分
率=(ゲル分重量/サングル重屋)x 100 Cwt
%〕で定義測定される値をいう。
N−メチルピロリドン又は他の溶剤で溶解させた時、溶
解せずゼリー状にjlることかある。このゼリー状にな
ったものをゲルと称す。溶解に供したポリアミドイミド
樹脂に対し、溶媒に均一に溶解せずゼリー状の’y’
/I/ l−f(ったものの量を百分率衣ヵくし、ゲル
分率と定義する。ポリアミドイミド樹脂のゲル分率は、
微粉末状(#28〜’100)にしたポリマーを約0.
5y精秤しフラスコに取り、溶媒としてN−メチルピロ
リドンを100cc投入する。これを100℃にて振−
とぅ下に1時間溶解操作を行なう。これを精秤した#1
00メツシュステンレス金網で口過し、N−メチルピロ
リドンを洗滌水洗し200℃で乾燥する。そしてゲル分
率=(ゲル分重量/サングル重屋)x 100 Cwt
%〕で定義測定される値をいう。
他方260℃以上、好ましくは260〜300℃で熱処
理を受Cまたポリアミドイミド樹脂とは、重縮合反応に
よって得られたポリアミドイミドを熱処理し、ゲル0.
5分率以上、好ましくは3〜95 wt%となっている
ポリアミドイミドをいう。熱処理は、積極的に行なって
もよいし、加工、その他の関係で結果的に熱処理される
場合の熱処理であってもよい。
理を受Cまたポリアミドイミド樹脂とは、重縮合反応に
よって得られたポリアミドイミドを熱処理し、ゲル0.
5分率以上、好ましくは3〜95 wt%となっている
ポリアミドイミドをいう。熱処理は、積極的に行なって
もよいし、加工、その他の関係で結果的に熱処理される
場合の熱処理であってもよい。
本発明のポリアミドイミド樹脂はペレットや粉末の任意
の形状で混合されるが、好ましくは両者を粉末状で混合
する。混合比は重量を基準にして90/10〜10/9
0.好ましくは90/10〜20/80とする。
の形状で混合されるが、好ましくは両者を粉末状で混合
する。混合比は重量を基準にして90/10〜10/9
0.好ましくは90/10〜20/80とする。
混合は公知の手段、例えばヘンシルミキサーで行なわれ
、このときまた任意の段階で必要に応じて、例えばガラ
ス繊維、カーボノブラック、クルゾ、酸化チタン等の添
加剤を加えることができる。
、このときまた任意の段階で必要に応じて、例えばガラ
ス繊維、カーボノブラック、クルゾ、酸化チタン等の添
加剤を加えることができる。
得られた混合物を公知の手段を使って圧縮成形し、目的
として成形品を得る。すると得られた成形品には割れが
生じない。その原因については判然としないが、次のご
とき現象が起こっているものと思われる。すなわち架橋
反応した樹脂は溶融粘度が高く冷却固化したものも強靭
であるためパリの発生がなく、冷却時の体積変化の不均
一による応力にも耐えられるものと考える。
として成形品を得る。すると得られた成形品には割れが
生じない。その原因については判然としないが、次のご
とき現象が起こっているものと思われる。すなわち架橋
反応した樹脂は溶融粘度が高く冷却固化したものも強靭
であるためパリの発生がなく、冷却時の体積変化の不均
一による応力にも耐えられるものと考える。
本発明の組成物は圧縮成形用素材として有用される。
以下実施例をもって本発明の詳細な説明する。
実施例1〜8.比較例1〜5
m / n = 70 / 30モルの熱処理がされて
いないポリアミドイミドA(ηinb = 0.6 、
ゲル分率−0,19J6)と、そのポリアミドイミドを
245℃、24時間熱処理したもの13、同様に260
℃、270℃熱処理したポリアミドイミドC,Dを3種
(ゲル分率0.2%、38%、50%)用意した。そし
てこれらのポリアミドイミドを表1のとおり組合せて混
合し東邦プレス(末製37トン加熱プレスと同仕様の冷
却プレスからなる圧縮成形機を用い、長さ160宵肩、
巾601II+、厚み3NMのシーI・を成形した。成
形条件は熱プレス温度340℃、冷却プレス温度40℃
、予熱加熱時間10分、IJII+圧力200 kq
/ d、冷却時間10分であった。できた成形シートは
AMOCO法Single −5tep prehea
i法でポストキュアし、物性を開きした。結果を表1に
示す。
いないポリアミドイミドA(ηinb = 0.6 、
ゲル分率−0,19J6)と、そのポリアミドイミドを
245℃、24時間熱処理したもの13、同様に260
℃、270℃熱処理したポリアミドイミドC,Dを3種
(ゲル分率0.2%、38%、50%)用意した。そし
てこれらのポリアミドイミドを表1のとおり組合せて混
合し東邦プレス(末製37トン加熱プレスと同仕様の冷
却プレスからなる圧縮成形機を用い、長さ160宵肩、
巾601II+、厚み3NMのシーI・を成形した。成
形条件は熱プレス温度340℃、冷却プレス温度40℃
、予熱加熱時間10分、IJII+圧力200 kq
/ d、冷却時間10分であった。できた成形シートは
AMOCO法Single −5tep prehea
i法でポストキュアし、物性を開きした。結果を表1に
示す。
表 1
実施例9,10.比較例6
:n/ n = 70 / 30のポリアミドイミ ド
樹脂E(++1nh=0.6 )、それを260℃で2
4時」熱処理したものF及びグラファイト粉末(旧本黒
鉛株CP)を表2に示す配合処決にし、へンシエルミキ
サーで混合後、140℃で5寺間乾燥した。このものを
用い、東邦プレス−00Tプレスを用い、加熱温度28
0℃、1熱時間30分、冷却時間60分、加圧力Okg
/ cdで60φX40d丸棒を成形した。
樹脂E(++1nh=0.6 )、それを260℃で2
4時」熱処理したものF及びグラファイト粉末(旧本黒
鉛株CP)を表2に示す配合処決にし、へンシエルミキ
サーで混合後、140℃で5寺間乾燥した。このものを
用い、東邦プレス−00Tプレスを用い、加熱温度28
0℃、1熱時間30分、冷却時間60分、加圧力Okg
/ cdで60φX40d丸棒を成形した。
j果を表2に示す。本願組成物のものでは冷」時のゞワ
レ′はなかった。
レ′はなかった。
Claims (1)
- 重合反応Iこよって得られた後、200℃以上の温度下
で熱処理を受けたことのないポリアミドイミド(2)と
、260℃以上の温度下で熱処理を受けたことのあるポ
リアミドイミドIB)トラ、混合(重量)比((Al/
ffJ+) io/90〜90/10の範囲で混合して
なるポリアミドイミド樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16196783A JPS6053538A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ポリアミドイミド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16196783A JPS6053538A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ポリアミドイミド樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6053538A true JPS6053538A (ja) | 1985-03-27 |
JPH0460142B2 JPH0460142B2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=15745477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16196783A Granted JPS6053538A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ポリアミドイミド樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62116632A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-05-28 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 架橋コポリアミドイミドの製造方法 |
JP2006349708A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 電子写真装置用ベルト |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP16196783A patent/JPS6053538A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62116632A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-05-28 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 架橋コポリアミドイミドの製造方法 |
JP2006349708A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 電子写真装置用ベルト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460142B2 (ja) | 1992-09-25 |
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