JPS6053486B2 - 電力トランジスタ保護回路 - Google Patents
電力トランジスタ保護回路Info
- Publication number
- JPS6053486B2 JPS6053486B2 JP55019964A JP1996480A JPS6053486B2 JP S6053486 B2 JPS6053486 B2 JP S6053486B2 JP 55019964 A JP55019964 A JP 55019964A JP 1996480 A JP1996480 A JP 1996480A JP S6053486 B2 JPS6053486 B2 JP S6053486B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- current
- emitter
- load
- collector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/08—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直流回路の開閉に用いられる電力トランジス
タを保護するための電力トランジスタ保護回路に関する
。
タを保護するための電力トランジスタ保護回路に関する
。
近来、直流電力の開閉用に電力トランジスタが多く用
いられるようになつてきている。
いられるようになつてきている。
この電力トランジスタによる直流電力の開閉は機械的な
接点の場合と異なり、接点の消耗がなく長寿命、高信頼
性等の特長を有するが、その反面熱的に弱く、そのため
大型の放熱板を必要としたり、電流容量の大きいトラン
ジスタを選択して使用したりすることが必要である。一
方、コストダウン、小型化を達成すべく放熱を小さく、
また電流容量の小さいトランジスタを用いた場合、過電
流やスイ ッチ投入時の過渡的な越流電流の如き大電流
によつてトランジスタは熱的に耐えられず容易に破壊さ
れてしまう九色がある。 本発明はこうした九色を改善
し、過電流や突入電流等の過大電流が流れた場合にはト
ランジスタに過大電流が流れないように電流を制限する
と共に、接点でトランジスタを短絡してその熱的破壊の
防止を図り、熱容量の小さなトランジスタや小さな放熱
板の使用を可能にし、よつて装置の小型化および低コス
ト化を図つた電力トランジスタ保護回路を提供すること
を目的とするものである。
接点の場合と異なり、接点の消耗がなく長寿命、高信頼
性等の特長を有するが、その反面熱的に弱く、そのため
大型の放熱板を必要としたり、電流容量の大きいトラン
ジスタを選択して使用したりすることが必要である。一
方、コストダウン、小型化を達成すべく放熱を小さく、
また電流容量の小さいトランジスタを用いた場合、過電
流やスイ ッチ投入時の過渡的な越流電流の如き大電流
によつてトランジスタは熱的に耐えられず容易に破壊さ
れてしまう九色がある。 本発明はこうした九色を改善
し、過電流や突入電流等の過大電流が流れた場合にはト
ランジスタに過大電流が流れないように電流を制限する
と共に、接点でトランジスタを短絡してその熱的破壊の
防止を図り、熱容量の小さなトランジスタや小さな放熱
板の使用を可能にし、よつて装置の小型化および低コス
ト化を図つた電力トランジスタ保護回路を提供すること
を目的とするものである。
以下、図面に沿つて本発明を説明すると、第1図は本
発明にかかる電力トランジスタ保護回路の実施例を示す
。図においてVは直流の電源電圧、Qはスイッチング用
のトランジスタで、このトランジスタQのコレクタは電
源電圧の陽極に接続されていると共に、エミッタは電流
リレーコイルRyを介し負荷Lの一端に接続され、この
負荷Lの他端は電源電圧Vの負極に接続され、トランジ
ースタQがオンした場合に閉回路が形成され負荷Lに電
源電圧Vが加わるようになつている。しかして、トラン
ジスタQのコレクタ、エミッタ間には電流リレーコイル
Ryの動作により閉成する接点Clが接続され、かつ前
記の電流リレーコイルRy・の両端には逆方向にサージ
吸収用の第1のダイオードD、が並列に接続されている
。EはトランジスタQをオンさせる電流を流すために電
源で、この電源Eの陽極は接点Clおよび電流制限用の
抵抗Rを介しトランジスタQのベースに接続され、かつ
前記の抵抗RをおよびトランジスタQのベースとの接続
点と電源Eの負極間には順方向に第2、第3のダイオー
ドD2,D3が接続されていると共に、第3のダイオー
ドD3のカソード側は第1のダイオードD1のアノード
側、すなわち負荷Lの一端と接続されている。第2図は
電流リレーコイルRyおよび第2、第3のダイオードD
2,D3がトランジスタQに接続されている場合とない
場合それぞれについてトランジスタQに流れる電流の差
を示すもので、Xは電流リレーコイルRy等がある場合
、Yはない場合を示す。
発明にかかる電力トランジスタ保護回路の実施例を示す
。図においてVは直流の電源電圧、Qはスイッチング用
のトランジスタで、このトランジスタQのコレクタは電
源電圧の陽極に接続されていると共に、エミッタは電流
リレーコイルRyを介し負荷Lの一端に接続され、この
負荷Lの他端は電源電圧Vの負極に接続され、トランジ
ースタQがオンした場合に閉回路が形成され負荷Lに電
源電圧Vが加わるようになつている。しかして、トラン
ジスタQのコレクタ、エミッタ間には電流リレーコイル
Ryの動作により閉成する接点Clが接続され、かつ前
記の電流リレーコイルRy・の両端には逆方向にサージ
吸収用の第1のダイオードD、が並列に接続されている
。EはトランジスタQをオンさせる電流を流すために電
源で、この電源Eの陽極は接点Clおよび電流制限用の
抵抗Rを介しトランジスタQのベースに接続され、かつ
前記の抵抗RをおよびトランジスタQのベースとの接続
点と電源Eの負極間には順方向に第2、第3のダイオー
ドD2,D3が接続されていると共に、第3のダイオー
ドD3のカソード側は第1のダイオードD1のアノード
側、すなわち負荷Lの一端と接続されている。第2図は
電流リレーコイルRyおよび第2、第3のダイオードD
2,D3がトランジスタQに接続されている場合とない
場合それぞれについてトランジスタQに流れる電流の差
を示すもので、Xは電流リレーコイルRy等がある場合
、Yはない場合を示す。
この図から明らかなように電流リレーコイルRy等があ
る場合の方がスイッチ投入時のトランジスタQに流れる
越流電流が少ない。以下、その理由を説明すると、いま
接点C1を閉成すると電源Eの電圧が抵抗Rを介しトラ
ンジスタQのベースに加わるため、トランジスタQはオ
ンし電源電圧■が負荷Lに加わる。この際、回路に例え
ばスイッチ投入に伴う過大な電流が流れると電流リレー
コイルRyの電圧V5が上昇し、V8すなわち第1のダ
イオードD1の両端における電圧降下がV6〉0.6V
に達すると、第1のダイオードD1と実質的に並列接続
されている第2、第3のダイオードD2,D3の直列回
路の両端の電圧VBがV8〉1.2Vとなるため、トラ
ンジスタQに流れていたベース電流hはダイオードD2
,D3を介し0点に流れ込む。この場合、トランジスタ
Qにはそれ以上ベース電流1Bが流れないため、トラン
ジスタQを流れを電流は飽和してしまう(第2図aで示
す範囲)。その後、遅れて電流リレーコイルRyの接点
C2が閉成するので回路に流れる電流は接点C2を通じ
て流れトランジスタQのコレクタ●エミッタ間には僅か
しか流れないため、トランジスタQの破壊を防止するこ
とができる。しかして、回路電流が正常の低い値になる
と電流リレーコイルRyは動作しなくなり、接点qは開
くので、回路電流はトランジスタQのコレクタ●エミッ
タ間を流れ負荷Lに供給される。通電途中において回路
に流れる電流が急に増大した場合でも本発明によればス
イッチ投入時と同様の課程を経て、前述のようにトラン
ジスタQには、第3図に示すように、少ない電流しか流
れないので、トランジスタQを保護することができる。
る場合の方がスイッチ投入時のトランジスタQに流れる
越流電流が少ない。以下、その理由を説明すると、いま
接点C1を閉成すると電源Eの電圧が抵抗Rを介しトラ
ンジスタQのベースに加わるため、トランジスタQはオ
ンし電源電圧■が負荷Lに加わる。この際、回路に例え
ばスイッチ投入に伴う過大な電流が流れると電流リレー
コイルRyの電圧V5が上昇し、V8すなわち第1のダ
イオードD1の両端における電圧降下がV6〉0.6V
に達すると、第1のダイオードD1と実質的に並列接続
されている第2、第3のダイオードD2,D3の直列回
路の両端の電圧VBがV8〉1.2Vとなるため、トラ
ンジスタQに流れていたベース電流hはダイオードD2
,D3を介し0点に流れ込む。この場合、トランジスタ
Qにはそれ以上ベース電流1Bが流れないため、トラン
ジスタQを流れを電流は飽和してしまう(第2図aで示
す範囲)。その後、遅れて電流リレーコイルRyの接点
C2が閉成するので回路に流れる電流は接点C2を通じ
て流れトランジスタQのコレクタ●エミッタ間には僅か
しか流れないため、トランジスタQの破壊を防止するこ
とができる。しかして、回路電流が正常の低い値になる
と電流リレーコイルRyは動作しなくなり、接点qは開
くので、回路電流はトランジスタQのコレクタ●エミッ
タ間を流れ負荷Lに供給される。通電途中において回路
に流れる電流が急に増大した場合でも本発明によればス
イッチ投入時と同様の課程を経て、前述のようにトラン
ジスタQには、第3図に示すように、少ない電流しか流
れないので、トランジスタQを保護することができる。
以上の通り本発明によれば、電源電圧をコレクタ・エミ
ッタ間を介し負荷に供給するスイッチング用トランジス
タの前記エミッタど前記負荷の一端との間に、電流リレ
ーのコイルおよびサージ吸収用の第1のダイオードから
なる並列回路を接続すると共に前記トランジスタのコレ
クタ・エミッタ間に前記電流リレーの動作により閉成し
トランジスタを短絡する接点を接続し、かつ前記トラン
ジスタのベースと前記負荷の一端との間にベース電流を
制御するための少なくとも二個以上の直列接続された第
2、第3のダイオードを接続し、前記トランジスタのコ
レクタ●エミッタ間に過大電流が流れた場合前記接点を
閉成せしめ前記トランジスタを保護するようにしたから
、回路の電流が急激に増大してもトランジスタに流れる
電流は増大しないため、トランジスタが小容量の場合で
も破壊しにくい利点がある。
ッタ間を介し負荷に供給するスイッチング用トランジス
タの前記エミッタど前記負荷の一端との間に、電流リレ
ーのコイルおよびサージ吸収用の第1のダイオードから
なる並列回路を接続すると共に前記トランジスタのコレ
クタ・エミッタ間に前記電流リレーの動作により閉成し
トランジスタを短絡する接点を接続し、かつ前記トラン
ジスタのベースと前記負荷の一端との間にベース電流を
制御するための少なくとも二個以上の直列接続された第
2、第3のダイオードを接続し、前記トランジスタのコ
レクタ●エミッタ間に過大電流が流れた場合前記接点を
閉成せしめ前記トランジスタを保護するようにしたから
、回路の電流が急激に増大してもトランジスタに流れる
電流は増大しないため、トランジスタが小容量の場合で
も破壊しにくい利点がある。
第1図は本発明の電力トランジスタ保護回路の回路構成
図、第2図はスイッチ投入時におけるト・ランジスタに
流れる電流の状態を示す動作説明図、第3図は通電過程
中における動作説明図である。 Q・・・・・・トランジスタ、L・・・・・・負荷、D
1〜D3・・・・・・ダイオード、Cl,C2・・・・
・・接点、Ry・・・・・・電流リレーコイル、V・・
・・・・電源電圧。
図、第2図はスイッチ投入時におけるト・ランジスタに
流れる電流の状態を示す動作説明図、第3図は通電過程
中における動作説明図である。 Q・・・・・・トランジスタ、L・・・・・・負荷、D
1〜D3・・・・・・ダイオード、Cl,C2・・・・
・・接点、Ry・・・・・・電流リレーコイル、V・・
・・・・電源電圧。
Claims (1)
- 1 電源電圧をコレクタ・エミッタ間を介して負荷に供
給するスイッチング用トランジスタの前記エミッタと前
記負荷の一端との間に、電流リレーのコイルおよびサー
ジ吸収用の第1のダイオードからなる並列回路を接続す
ると共に前記トランジスタのコレクタ・エミッタ間に前
記電流リレーの動作により閉成しトランジスタを短絡す
る接点を接続し、かつ前記トランジスタのベースと前記
負荷の一端との間にベース電流を制御するための少なく
とも二個以上の直列接続された第2、第3のダイオード
を接続し、前記トランジスタのコレクタ・エミッタ間に
過大電流が流れた場合前記接点を閉成せしめ前記トラン
ジスタを保護することを特徴とする電力トランジスタ保
護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55019964A JPS6053486B2 (ja) | 1980-02-19 | 1980-02-19 | 電力トランジスタ保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55019964A JPS6053486B2 (ja) | 1980-02-19 | 1980-02-19 | 電力トランジスタ保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56116327A JPS56116327A (en) | 1981-09-12 |
JPS6053486B2 true JPS6053486B2 (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=12013871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55019964A Expired JPS6053486B2 (ja) | 1980-02-19 | 1980-02-19 | 電力トランジスタ保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053486B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63500512A (ja) * | 1985-08-15 | 1988-02-25 | リフトビイグガルナ エ−.ビ− | スキ−リフトあるいは架空索道のためのケ−ブル緊張装置 |
-
1980
- 1980-02-19 JP JP55019964A patent/JPS6053486B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63500512A (ja) * | 1985-08-15 | 1988-02-25 | リフトビイグガルナ エ−.ビ− | スキ−リフトあるいは架空索道のためのケ−ブル緊張装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56116327A (en) | 1981-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0510522Y2 (ja) | ||
JP3193827B2 (ja) | 半導体パワーモジュールおよび電力変換装置 | |
US6519126B2 (en) | Anti-reverse connection circuit for power supply | |
KR980006248A (ko) | 고전압 보호회로를 갖는 집적회로 | |
EP0566594B1 (en) | Overcurrent protection device | |
JPH02266712A (ja) | 半導体装置 | |
US5164874A (en) | Apparatus for protecting against overvoltage | |
JPS61153905A (ja) | 消弧装置 | |
US4740723A (en) | Semiconductor switch | |
JPS6053486B2 (ja) | 電力トランジスタ保護回路 | |
JP3679524B2 (ja) | トランジスタの過電流保護回路 | |
JPH0727815B2 (ja) | 超電導装置 | |
JPS5915226Y2 (ja) | 保護回路 | |
JPS60106210A (ja) | 短絡防止保護装置 | |
JP2727244B2 (ja) | 電源開閉装置 | |
JPS6016171A (ja) | ゲ−トタ−ンオフサイリスタの過電流保護回路 | |
JPS59132785A (ja) | モ−タの正逆転駆動回路 | |
JPH0724816Y2 (ja) | Cmos回路の保護装置 | |
JPH0753031B2 (ja) | スイッチング電源の保護回路 | |
JPS61132030A (ja) | 電子化ヒユ−ズ | |
JP2002051456A (ja) | 半導体素子の過電流保護回路 | |
JPH05260652A (ja) | 電源逆接続防止回路 | |
JPS59188336A (ja) | 回路保護装置 | |
JPH07284226A (ja) | 直流入力機器の保護回路 | |
JPS6359726A (ja) | 受電装置の保護回路 |