JPH0244911A - トランジスタの電流抑制回路 - Google Patents

トランジスタの電流抑制回路

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JPH0244911A
JPH0244911A JP19463488A JP19463488A JPH0244911A JP H0244911 A JPH0244911 A JP H0244911A JP 19463488 A JP19463488 A JP 19463488A JP 19463488 A JP19463488 A JP 19463488A JP H0244911 A JPH0244911 A JP H0244911A
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JP
Japan
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transistor
current
collector
circuit
diode
Prior art date
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Pending
Application number
JP19463488A
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English (en)
Inventor
Shigeru Sugayama
茂 菅山
Tadaaki Kariya
苅谷 忠昭
Tatsuo Shimura
志村 辰男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Power Semiconductor Device Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Haramachi Electronics Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トランジスタ回路の電流抑制回路に係り、特
に、定電流回路を構成するトランジスタの過電流を防止
するために用いて好適なトランジスタの電流抑制回路に
関する。
[従来の技術] トランジスタ回路における電流抑制回路に関する従来技
術として、例えば、CQ出版株式会社、1972年発行
、[実用電子回路ハンドブック(1)」第377頁〜第
378頁に記載された技術が知られている。この従来技
術は、電源回路における定常動作での電流制限型の保護
回路に関するものであり、過渡状態での電流抑制を行い
得るものではない。
トランジスタによる定電流回路は、一般に、定電圧素子
を用いて構成されており、以下、この種定電流回路の従
来技術を図面により説明する。
第3図は従来技術による定電流回路の一例を示す回路図
である。第3図において、4はNPNI〜ランジスタ、
5は抵抗、6,7はダイオードである。
この従来技術による回路は、定電圧素子として動作する
ダイオード6.7の作用により定電流化が行われる。す
なわち、いま、これらのダイオードロ、7のそれぞれの
順方向電圧をVF、トランジスタ4のベース・エミッタ
間電圧をVBE、エミッタに接続される抵抗5の抵抗値
をRE、コレクタへの印加電圧Vc、コレクタ電流■。
、エミッタ電流工。、ベース電流IBO、トランジスタ
4の電流増幅率hFFとすれば、次に示す諸式が成り立
つ。
RE ・I E十VBE= 2 VF        
−−(1)I E= (2VF  VBE) / RE
     =・・・(2)I E= I c/ h F
E+ I c= Ic (1/ hpa+ 1 )  
    −−(3)第3図に示す回路は、前記(4)式
に示すように、コレクタ電流がダイオード6.7の定電
圧として働く順方向電圧によって決定され、定電圧特性
を備えたものとなる。
ところで、一般に、!ヘラレジスタ4が高耐圧のトラン
ジスタ等の場合、その電流増幅率hFFは、比較的小さ
く、しかも、コレクタ印加電圧Vcの大きさによって大
きく変動する。例えば、vcが低い場合、hFEの値は
10前後の値となり、また、Vcが高い場合、hFFの
値は1. O0前後となる。
このため、第3図に示す従来技術の回路は、トランジス
タ4がターンオンした場合、その直後のコレクタ電流が
大きくなってしまうという問題点があり、特に、この回
路の負荷が容量性負荷である場合、コレクタ電流が大き
く変動しやすいものとなる。また、定電圧動作をするダ
イオード6゜7の順方向電圧も、電圧印加時等の過渡状
態では、その電圧が上昇するという性質を有し、第3図
に示す回路は、これによっても、トランジスタ4のコレ
クタ電流が大きくなってしまう。
[発明が解決しようとする課題] 前記ハンドブックに記載された従来技術は、前述したよ
うに、負荷接続時、電源投入時、回路起動時等に発生す
る過渡電流に対する電流制限保護に関する配慮がなされ
ておらず、パルス状の過渡電流により、電流制御用トラ
ンジスタや、負荷の破壊を生じさせるという問題点を有
している。
また、第3図に示したような定電流回路についても、前
述のように、全く同様な問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、
定電流回路におけるトランジスタや、負荷の破壊を防止
することのできるトランジスタの電流抑制回路を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、前記目的は、電流を抑制すべきトラン
ジスタのコレクタとベースとの間に容量性素子を接続す
ることにより達成される。
[作用] トランジスタを用いる定電流回路においては、トランジ
スタのターンオン時及び負荷の接続時に、コレクタ・ベ
ース間電圧が減少する。このとき、このコレクタ電圧の
時間変化率と、コレクタとベースとの間に接続した容量
性素子の容量との積で決定される変位電流が容量性素子
を介して流れることになり、トランジスタのベース電流
が、この変位電流だけ減少する。
このため、トランジスタのコレクタ電流は、べ一 一ス電流の減少に伴って減少し、1−ランジスタがター
ンオンするときに、過渡的に大きくなるコレクタ電流を
抑制することができる。
前述の作用は、トランジスタのターンオン時のみでなく
、負荷接続時等の過渡状態においても行われ、過渡状態
でのトランジスタのコレクタ電流を抑制することができ
る。
[実施例] 以下、本発明によるトランジスタの電流抑制回路の実施
例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す回路図である。
第1図において、1はコンデンサ、2はダイオード、3
は抵抗であり、他の符号は第3図の場合と同一である。
本発明の一実施例の回路は、第1図に示すように、NP
Nトランジスタ4のベース端子9に、ダイオード2のア
ノードと抵抗3の一端が接続され、前記抵抗3の他端と
前記ダイオード2のカソードが、コンデンサ1の一端に
接続され、該コンデンサ1の他端が、前記NPNトラン
ジスタ4のコレフタ端子8に接続され、前記NPNトラ
ンジスタ4のエミッタには抵抗5の一端が接続され、前
記NPNトランジスタ4のベースに、ダイオード6のア
ノードが接続され、タイオード6のカソードにダイオー
ド7のアノードが接続され、前記ダイオード7のカソー
ドと前記抵抗5の他端とが端子10に接続されて構成さ
れている。
この回路に対する電源の供給と負荷の接続は、端子8と
端子10の間に、負荷と電源とを直列に接続するように
行われてもよく、また、端子8と端子10の間に、負荷
とスイッチ付の電源とを並列に接続するように行われて
もよい。一般に、前者の負荷は、誘導性負荷であり、後
者の負荷は、容量性負荷である場合が多い。
前述のように構成された本発明の一実施例において、い
ま、NPNトランジスタ4がオフ状態にあり、端子8を
正極とした電圧が端子10との間に印加されているもの
とする。
この場合、コンデンサ1は、NPNトランジスタ4のコ
レクタ・ベース間電圧に充電されている。
この状態で、端子9を正極として端子10の方向へ、ト
ランジスタ4をオン即動する電流が、端子9より流入す
ると、NPNトランジスタ4は、ターンオン動作を開始
する。このとき、NPNI−ランジスタ4のコレクタ・
ベース間電圧は、流入電流の立上りに応した電圧時間変
化率をもって低下してゆく。このため、コンデンサ」、
には、ダイオード2を電流通流パスとした変位電流が流
れ、端子9より流入した電流の一部がコンデンサ1に分
流し、NPNI−ランジスタ4のベースに流れる電流が
減少する。従って、NPNI−ランジスタ4に流れ始め
たコレクタ電流が抑制される。このような動作により、
第1図の回路は、NPNI〜ランジスタ4のターンオン
時における過渡的な過大電流を抑制することができる。
また、NPNトランジスタ4のターンオフ時には、コレ
クタ・ベース間の電圧が上昇するが、この場合、コンデ
ンサ1に流れる充電々流は、抵抗3を介して通流するた
め、この抵抗3の抵抗値により小さく抑えることができ
る。このため、第1一 図に示す本発明の実施例は、NPNI−ランジスタ4の
ターンオフ特性に悪影響を発生させることがない。
第1図に示す本発明の実施例は、前述のような動作を行
うので、定電流源回路の定電流をパルス化した場合にも
、負荷及び定電流源回路のトランジスタ等のスイッチン
グ素子を過電流により破壊することがない。
前述は、NPNトランジスタ4がターンオン、あるいは
ターンオフする場合の動作であるが、次に、負荷の接、
断、電源の接、断等により、端子8の電位すなわちコレ
クタ電圧が変化したときの動作を説明する。
いま、端子8に印加されるコレクタ電圧が電圧時間変化
率dV/dtをもって上昇するものとする。このとき、
もし、抵抗3がなく、コンデンサ1が直接NPNトラン
ジスタ4のベースに接続されているとすると、コンデン
サ1に流れる変位電流は、コンデンサ1の容量をCとし
たとき、C−dV/d t>Oとなる。また、このとき
、ダイオード6,7のドロップ電圧は、そのターンオン
特性のため上昇する。このため、N P N I−ラン
ジスタ4のコレクタ電流は、過渡的に上昇することにな
る。本発明の一実施例では、このような、コンデンサ1
を接続したことによる、コレクタ電圧上昇時のコレクタ
電流の過渡的な」二昇を防止するために、抵抗3が備え
られている。本発明の実施例は、この抵抗3の抵抗値に
より、前述したコンデンサ1に流れる変位電流が抑制さ
れることになり、この結果、NPNI〜ランジスタ4の
コレクタ電流の過渡的な上昇を抑制できることになる。
次に、端子8に印加されるコレクタ電圧が電圧時間変化
率dV/dtをもって降下するものとする。このとき、
前述と同様に、コンデンサ1が直接N P N l−ラ
ンジスタ4のベースに接続されていれば、コンデンサ1
に流れる変位電流は、C−dV/dt<Oとなる。また
、このとき、ダイオード6.7のドロップ電圧は低下す
る。そして、コンデンサ1の変位電流は、端子9から流
入するNPNI−ランジスタ4のベース電流に対する分
流であり、コレクタ電流を小さくする方向に働く。従っ
て、この変位電流を抑制する必要はなく、本発明では、
ダイオード2を抵抗3と並列に接続することにより、こ
の変位電流のパスをダイオード2を介するように設定し
ている。
前述したように、第1図に示す本発明の実施例は、端子
8に印加されるコレクタ電圧が上昇する場合、あるいは
下降する場合にも、トランジスタ4に過渡的な過電流を
発生することがなく、電源、あるいは、負荷の接、断時
においても、1〜ランジスタあるいは負荷を破壊するこ
とがなくなる。
第2図は本発明の他の実施例の構成を示す回路図である
。第2図において、11はPNPトランジスタであり、
他の符号は第1図の場合と同一である。
第2図に示す本発明の他の実施例は、第1図に示す実施
例におけるNPNトランジスタ4の代わりに、PNPト
ランジスタ11を用いたものであり、第1図に示す実施
例の場合と同様な効果を奏するものである。また、この
実施例によれば、電源の正極側にスイッチを配置できる
という効果も奏することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、トランジスタを
用いる定電流回路において、トランジスタのコレクタ・
ベース間電圧の減少時に発生するコレクタ電流の過電流
を低減することができるので、スイッチング時における
トランジスタ及び負荷の破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す回路図、第2図
は本発明の他の実施例の構成を示す回路図、第3図は従
来技術による定電流回路の一例を示す回路図である。 1・・・・コンデンサ、2,6.7   ダイオード、
3.5 ・・抵抗、4・・・NPNトランジスタ、11
・・・・PNPトランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トランジスタのベース電位を一定に保持する定電圧
    素子を備えるトランジスタによる定電流回路において、
    前記トランジスタのコレクタとベースとの間に容量性素
    子を接続したことを特徴とするトランジスタの電流抑制
    回路。 2、前記容量性素子に、さらに、ダイオードと抵抗との
    並列回路が直列に接続され、この直並列回路が、前記ト
    ランジスタのコレクタとベースとの間に接続されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトランジ
    スタの電流抑制回路。
JP19463488A 1988-08-05 1988-08-05 トランジスタの電流抑制回路 Pending JPH0244911A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5985124A (en) * 1997-01-29 1999-11-16 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Nickel or nickel alloy electroplating bath and plating process using the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243915A (ja) * 1985-08-22 1987-02-25 Fuji Electric Co Ltd パワ−トランジスタの過電圧抑制回路

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