JPS6053467B2 - 電子部品封止装置 - Google Patents

電子部品封止装置

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Publication number
JPS6053467B2
JPS6053467B2 JP9682678A JP9682678A JPS6053467B2 JP S6053467 B2 JPS6053467 B2 JP S6053467B2 JP 9682678 A JP9682678 A JP 9682678A JP 9682678 A JP9682678 A JP 9682678A JP S6053467 B2 JPS6053467 B2 JP S6053467B2
Authority
JP
Japan
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inner hole
head
cap
gas
stem
Prior art date
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Expired
Application number
JP9682678A
Other languages
English (en)
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JPS5524425A (en
Inventor
庄司 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP9682678A priority Critical patent/JPS6053467B2/ja
Publication of JPS5524425A publication Critical patent/JPS5524425A/ja
Publication of JPS6053467B2 publication Critical patent/JPS6053467B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体素子或いは表面波素子等の電子部品を
、不活性ガスと共に容器内に封止する電子部品封止装置
に関する。
半導体素子或いは素面波素子等の電子部品は、容器内
に密封する時、不活性ガスを封入すると部品の劣化、例
えばボンディング用アルミ線の温度サイクルによる酸化
劣化がなく、性能が向上する。
しかし、従来は封止時に、不活性ガス(以下単にガスと
呼ぶ)を被溶接部品に供給する良い方法が無く、通常は
ガスを封入していなかつた。またガスを封入する場合も
あるが、この場合は、封止装置の主要部分を気密にし、
ここにガスを充満させ時間をかけて行つていた。しカル
このような手法では効率が悪く、多量生産には不向きで
あり、特殊な場合を除いて採用されていなかつた。 本
発明の目的は、ガス入り電子部品を製造するに当つて、
その自動化が容易な構成とすることにより、高品質で高
速生産を可能とした電子部品封止装置を提供することに
ある。 以下本発明を図面に示す一実施例を参照して説
明する。
第1図に於て、11は回転円卓板で、その周縁部には複
数(本実施例では8個)の封止ヘッド12を、ほぼ均等
間隔で配置する。第2図は封止前の部品を示し、14は
ステムで、その表面にペレット15を有する。16はキ
ャップで、上記ペレット15を覆つて、第3図で示す状
態に封止溶接される。
これらステム14及びキャップ16は第1図で示す封止
ヘッド12内に順次供給され、この封止ヘッド12が第
1図の第1ポジション(Posl)から第8ポジション
(Sos8)まで移動する間に第3図で示す如く封止溶
接される。 次に上記封止ヘッド(以下単にヘッドと呼
ぶ)12の詳細構成を説明する。ヘッド12は絶縁物に
より、第4図で示す如く内孔18を有する筒状に形成す
る。またこのヘッド12内にはその外周面から内孔18
に通じる貫通孔19を複数個(本実施例では3個)、放
射状に形成する。21は検出接点で、先端を半球状に形
成した工具鋼の表面に銀メッキを施し、導電性を持たせ
ている。
この検出接点21は、上記貫通孔19に設けられ、上記
内孔18内に突出する。またこの検出接点21は貫通孔
19内にて、同じく銀メッキされた導電性ばね22及び
銅ねじ23により、没動作可能に弾性支持される。25
は検出端子で、後述するが、第1図で示した所定のポジ
ションにて図示のように銅ねじ23と接触し、検出接点
21を図示しない検出装置に接続する。
第5図に於て、27は一方の溶接電極(以下これを下部
電極と呼ぶ)で、その一端は上記ヘッド12の内孔18
内に挿入され、かつその端面には図示のように前記キャ
ップ16を保持するべく貫通孔28が開口する。
30は不活性ガスの供給路で、ヘッド12の上面と内孔
18の内周面との間に形成され、後述するガス供給器と
の連結により、図示のように、キャップ16とステム1
4との間に不活性ガス、例えばN2ガスを供給する。
尚この供給路30には、ヘッド12の外周面に開口する
ガイド小孔31を設ける。また上記ヘッド12には第1
図で示すように、内孔18と外部とを連通する排気路3
3を設け、上記供給路30と共に内孔18内のガス置換
を行う。第6図に於て、35は他方の溶接電極(以下こ
れを上部電極と呼ぶ)で、前記下部電極27の先端と突
合せ状に配置され、図示しない駆動機構により上下動す
る。
この上部電極35の下端は筒状に形成され、被溶接物で
あるステム14のピンをよけている。またこの上部電極
35の側部には、前述のガス供給器37を一体的に設け
、上部電極35とともにガス供給器37が一体に上下動
し、その下降に伴いヘッド12側の前記供給路30と図
示のように連結し、ここにN2ガスを供給する。上記ガ
ス供給器37は、その中間部に構成した弾性伸縮部37
aにより伸縮可能なものであり、図示しないが、待機状
態、即ち、上部電極3一5が上昇位置にあるときは、そ
の下端は上部電極35の下端より下方に位置し、下降時
はこの上部電極35より先にヘッド12側の供給路30
と連結する。尚、図中39は封止後の製品を突き出すた
めの突き上げ棒である。第7図は、前記平ガスの加熱装
置を示し、41は加熱管で、流入側の端部は図示しない
ガス供給源に連通し、流出側の端部は第6図で示したガ
ス供給器37に連結する。
42はヒートシンクで、上記加熱管41を囲むように設
けられ、センサ43によりヒータ44を制御し、加熱管
41を通るN2ガスを一定温度に加熱する。
次に作用を説明する。
ヘッド12が第1図の第1ポジション(POsl)にあ
るとき、図示しないシントロンとシュートによりキャッ
プ16を倒立の状態で内孔18内に供給する。このキャ
ップ16は内孔18内に突出している3本の検出接点2
1上に保持され、第5図で示すステム14の位置lにな
る。回転円卓板11が回動し、ヘッド12が第2ポジシ
ョン(POs2)に至ると、第4図で示すように、そこ
に固定された2個の検出端子25と、これに対応する2
個の銅ねじ23とが接触し、これらに対応する検出接点
21間を図示しない検出回路に接続する。このため導電
体であるキャップ16を介して検出電流が流れ、内孔1
8内にキャップ16があることを検出する。この場合、
キャップ16が入つていないと、通電せず、検出回路に
設けた図示しないリレーが切れて警報ブザーが鳴り、装
置が止る。
これに対しキャップ16が入つていれば前述のように検
出され、回転円卓板11が回転進行してヘッド12は第
3ポジション(POs3)に移行する。
ここでは図示していないが、上方から突落し棒が垂直下
降して検出接点21上にあるキャップ16を押し下げ、
第5図で示す如く下部電極27の先端に保持させる。次
にヘッド12が第4ポジション(POs4)に移行する
と、第5図の破線で示すように、ロボット機構47が正
立状態で整列したステム14を掴んで矢印で示す如く1
80列回転し、このステム14をヘッド12の内孔18
内に供給する。
このようにして供給されたステム14は、図示のように
倒立の状態で、3個の検出接点21上に位置する。この
状態で第5ポジション(POs5)に移行すると、再び
第4図で示す如く2個の銅ねじ23が検出端子25と接
触する。このため前述と同様にして内孔18内における
ステム16の存在が検知される。ヘッド12が第6ポジ
ション(POs6)に移行すると、第6図で示した上部
電極35が下降し始め、先ずガス供給器37の先端がヘ
ッド12側の供給路30と連通する。
このため、第7図で示す加熱装置によソー定温度に加熱
されたN2ガスがキャップ16とステム14との間に供
給され、先にこの間に存在していた大気を、排気路33
を介して押し出し、いわゆるガス置換を行つて、この間
にN2ガスを充満させる。またN2ガスは前述のように
一定温度、例えば15C)C程度に加熱してあるので、
被溶接部品であるキャップ16とステム14も加熱され
密封される内面に付着している水分(湿気)を同時に排
気路33を介して放出する。この状態で上部電極35が
更に下降すると、その筒状の先端が、第5図の状態にあ
るステム14を押し下げ、更に第6図で示す如くキャッ
プ16に加圧密着させ、N2ガスを封入したまま下部電
極27と共に挾圧する。
そしてこの間に溶接電流を流し、封止を完了する。この
時、キャップ16及びステム14の外側にあるN2ガス
は、内孔18の内面に沿つて形成される隙間から外部に
逃げるが、逃げきれない分は、圧力差を利用したガイド
小孔31から逃がす。次に上部電極35及びこれに伴う
ガス供給器37は共に上昇復帰し、ヘッド12は第7ポ
ジション(POs7)に移行する、ここでは前述した第
2、第5ポジションと同様に第4図で示す検出端子25
と銅ねじ23とを接触させ、内孔18内に封止された電
子部品があるか否かを検出する。
この検出の必要性は、前記封止溶接作業が連続的に行わ
れると、上部電極35が加熱され、その上昇時被溶接物
が付いていつてしまうことがあるためである。もし、被
溶接物が付いていつてしまい、そのまま次の溶接が行わ
れてしまうと、上下電極35,27が破壊されてしまう
ので、これを防止するためである。次にヘッド12が第
8ポジション(POs8)に移行すると、第6図で示し
た突上げ棒39が上昇し、封止溶接された電子部品をヘ
ッド12上に突き上げる。
そしてヘッド12上に浮き上つた所を、図示しないノズ
ルから吹き出る高圧空気により横に吹き飛ばし図示しな
いシュートに供給する。完成電子部品はこのシュートを
伝わつて落下し、収納箱に収められる。このようにして
空になつたヘッド12は再び第1ポジション(POsl
)に戻り、ここで前述と同様にキャップ16を供給され
、以下同様の封止溶接工程を繰返す。
以上のように本発明によれば、従来困難であつた、電子
部品を不活性ガスと共に容器内に密封することが容易に
なり、しかも自動化も容易に達成できるので、従来不可
能であつた連続高速生産も可能となり、多くの電子部品
の劣化を防止し信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概略を示す全体平面図、第2図は
本発明装置によつて封止される電子部品を示す分解斜視
図、第3図はその電子部品の封止後を示す斜視図、第4
図は本発明による電子部品封止装置の一実施例における
要部を示す平面図、第5図は第4図で示した要部の断面
図、第6図は・封止溶接時の状態を示す断面図、第7図
は本発明に用いるガス加熱装置の一例を示す正面図であ
る。 12・・・・・・ヘッド、14・・・・・・ステム、1
5・・・・・・ペレット、16・・・・・・キャップ、
18・・・・・内孔、21・・・・・・検出接点、28
・・・・・一方の溶接電極、30,33,37・・・・
・・ガス置換装置を構成する供給路、排気路、ガス供給
器、35・・・・・・他方の溶接電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ペレットを有するステムと、上記ペレットを覆うキ
    ャップとを一体的に封止溶接するものに於て、内孔を有
    する絶縁性のヘッドと、一端がこのヘッド内孔に挿入さ
    れその挿入側の端面に上記キヤップの保持部を有する一
    方の溶接電極と、上記ヘツド内孔の内周面に複数個放射
    状に突出し、かつそれぞれ没動作可能に弾性支持されこ
    のヘッド内孔に供給される前記キャップ及びステムを検
    出する検出接点と、上記ヘッド内孔内に上記キャップ及
    びステムが供給されたことを条件にこの内孔内に高温ガ
    スを送気し内孔内空気と置換させるガス置換装置と、こ
    のガス置換後内孔内に挿入され前記一方の溶接電極と共
    にキャップ、ステム間を挾圧して溶接を行う他方の溶接
    電極とを備えたことを特徴とする電子部品封止装置。
JP9682678A 1978-08-09 1978-08-09 電子部品封止装置 Expired JPS6053467B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9682678A JPS6053467B2 (ja) 1978-08-09 1978-08-09 電子部品封止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9682678A JPS6053467B2 (ja) 1978-08-09 1978-08-09 電子部品封止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5524425A JPS5524425A (en) 1980-02-21
JPS6053467B2 true JPS6053467B2 (ja) 1985-11-26

Family

ID=14175356

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9682678A Expired JPS6053467B2 (ja) 1978-08-09 1978-08-09 電子部品封止装置

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JP (1) JPS6053467B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61201765U (ja) * 1985-06-07 1986-12-18
JPS6265161U (ja) * 1985-10-11 1987-04-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61201765U (ja) * 1985-06-07 1986-12-18
JPS6265161U (ja) * 1985-10-11 1987-04-22

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JPS5524425A (en) 1980-02-21

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