JPS6052893A - ピアノの棚板構造 - Google Patents
ピアノの棚板構造Info
- Publication number
- JPS6052893A JPS6052893A JP58161557A JP16155783A JPS6052893A JP S6052893 A JPS6052893 A JP S6052893A JP 58161557 A JP58161557 A JP 58161557A JP 16155783 A JP16155783 A JP 16155783A JP S6052893 A JPS6052893 A JP S6052893A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- shelf board
- piano
- sound
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、音霊の大きいグランドピアツカどの大型ピ
アノに実施して好適ガピアノの棚板構造に関する。
アノに実施して好適ガピアノの棚板構造に関する。
ピアノの棚板は、ピアノ本体の前方に突出する左右一対
の腕木間に横架されて前記腕木、鍵盤蓋などと鍵盤部を
構成するものであり、その上面には第１図に示すように
各音高の弦に対応して多数の鏝２が鍵盤部３を介して配
設されている。棚板１は一般に無垢材もしくは積層合板
からなる棚板本体１人と、それぞれ硬質木材によって形
成され棚板本体１人の左右両端部にそれぞれ接合された
端板ＩＢ、ＩＣとで構成されることによシ強度メンバー
としての機能を果している。 ゛ しかるに、斯かる棚板においても強度メンバーとして要
求される剛性は有しているものの、音響的には不十分で
、ピアノ演奏音に悪影響を及ぼすという欠点があった。
の腕木間に横架されて前記腕木、鍵盤蓋などと鍵盤部を
構成するものであり、その上面には第１図に示すように
各音高の弦に対応して多数の鏝２が鍵盤部３を介して配
設されている。棚板１は一般に無垢材もしくは積層合板
からなる棚板本体１人と、それぞれ硬質木材によって形
成され棚板本体１人の左右両端部にそれぞれ接合された
端板ＩＢ、ＩＣとで構成されることによシ強度メンバー
としての機能を果している。 ゛ しかるに、斯かる棚板においても強度メンバーとして要
求される剛性は有しているものの、音響的には不十分で
、ピアノ演奏音に悪影響を及ぼすという欠点があった。
すなわち、棚板１の固有振動数ｆは
の関係にあるので、ステイフネス（却１性）を高くして
ステイフネスと質量との比を大きくすれば、固有振動数
を有している。したがって、強打奏法力どの場合、＠２
の運動が鍵盤部３を介して棚板１を駆動すると、棚板１
自体が振動して低音を発し、これが弦振動によって振動
する響板の音に加味される。このため、響板の表面積が
小さく革本周波６数（ｆｏ）の大きな小屋ピアノにあっ
ては、棚板１の振動音が響板の音を下げ低音域幅を広げ
る役目な呆すが、表面積が大きく基本周波数の低い響板
を備えた大型ピアノがホールで使用される場合、響板系
の音と棚板の音とが分離して開かれることが多く、特に
次高音以上でれ分離度が著しくなるため異和感さえ与え
、ピアノの性能上問題となっている。また、棚板１が振
動体として作用すると、ピアノとしての振動する部分の
面積が広がるため、単位面積当りの音響出力も増大する
。しかし、大型ピアノはもともと広９表面積の響板を備
え、大きな音響出力を有しているので、棚板の助けをか
シるまでも力φ。
ステイフネスと質量との比を大きくすれば、固有振動数
を有している。したがって、強打奏法力どの場合、＠２
の運動が鍵盤部３を介して棚板１を駆動すると、棚板１
自体が振動して低音を発し、これが弦振動によって振動
する響板の音に加味される。このため、響板の表面積が
小さく革本周波６数（ｆｏ）の大きな小屋ピアノにあっ
ては、棚板１の振動音が響板の音を下げ低音域幅を広げ
る役目な呆すが、表面積が大きく基本周波数の低い響板
を備えた大型ピアノがホールで使用される場合、響板系
の音と棚板の音とが分離して開かれることが多く、特に
次高音以上でれ分離度が著しくなるため異和感さえ与え
、ピアノの性能上問題となっている。また、棚板１が振
動体として作用すると、ピアノとしての振動する部分の
面積が広がるため、単位面積当りの音響出力も増大する
。しかし、大型ピアノはもともと広９表面積の響板を備
え、大きな音響出力を有しているので、棚板の助けをか
シるまでも力φ。
したがって、大型ピアノにあっては棚板の振動を極力抑
制防止し、響板系の音質、音高に悪影響を及ばさな−よ
うにする必要がある。
制防止し、響板系の音質、音高に悪影響を及ばさな−よ
うにする必要がある。
この発明は上述したような点に鑑みてなされたもので、
棚板自体の剛性を増大させ、棚板音を小さくし固有振動
数を高く設定することによυ次高音での分離感をなくし
棚板振動による影譬を軽減防止し、良好な音を得るとと
ができるようにしたピアノの棚板構造を提供するもので
ある。
棚板自体の剛性を増大させ、棚板音を小さくし固有振動
数を高く設定することによυ次高音での分離感をなくし
棚板振動による影譬を軽減防止し、良好な音を得るとと
ができるようにしたピアノの棚板構造を提供するもので
ある。
以下、この発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第２図（ａ） 、 （ｂ）はこの発明に係る棚板構造の
一実施例を示す平面図および正面図である。同図におい
て、棚板１０は、その剛性および固有振動数（イ）を上
げるためツゲ、ブナなどの比重の大きい硬質木材によっ
て形成された棚板本体１０Ａと、同じく硬質木材によっ
て形成され前記棚板本体１０Ａの両端部にそれぞれ接合
された左右一対の端板１ＯＢ。
一実施例を示す平面図および正面図である。同図におい
て、棚板１０は、その剛性および固有振動数（イ）を上
げるためツゲ、ブナなどの比重の大きい硬質木材によっ
て形成された棚板本体１０Ａと、同じく硬質木材によっ
て形成され前記棚板本体１０Ａの両端部にそれぞれ接合
された左右一対の端板１ＯＢ。
１０Ｃとで構成されている。また、棚板１０の剛性およ
び固有振動数（ｆ）を上げるために、棚板本体１０Ａお
よび端板１０Ｂ 、 １０Ｃの板厚が厚く設定され、且
つ棚板本体１０Ａの有効長さｔは短かく設定される。そ
して、棚板本体１０Ａの裏面には該本体１０Ａの振動時
における低次モードの発生を防止するリブ１１が接合さ
れている。
び固有振動数（ｆ）を上げるために、棚板本体１０Ａお
よび端板１０Ｂ 、 １０Ｃの板厚が厚く設定され、且
つ棚板本体１０Ａの有効長さｔは短かく設定される。そ
して、棚板本体１０Ａの裏面には該本体１０Ａの振動時
における低次モードの発生を防止するリブ１１が接合さ
れている。
前記リプ１１は棚板本体１０Ａの前後方向にそれぞれ延
在する２本の縦リプ１１Ａ 、 １１Ｂと、左右方向に
それぞれ延在する２本の横リブ１１Ｃ、１１Ｄとで構成
され、縦リプｉｌＡ 、 １１Ｂは棚板本体１０Ａの３ 有効長さＬ ’Ｊ ７ ｔと４１の位置にそれぞれ配設
されている。一方、横リブ１１Ｃ、１１Ｄは棚板本体い
る。この場合、縦リプ１１Ａ 、 １ｔＢは棚板本体１
０Ａの振動モードでのＡ：Ｗ＝＝２：１．１：２のモー
ドの腹の部分に位置してこれらモードの発生を抑制し、
横リブ１１Ｃ、１１ＤはＡ：Ｗ＝１：３゜２＝２のモー
ドの腹の部分に位置し、これらモードの発生を抑制して
する。加えて、リブ１１自体の付設によっても棚板本体
１０Ａの剛性が増すため、固有振動数（力が高くなり、
しかもインピーダンスが上がるため音量は下がる。
在する２本の縦リプ１１Ａ 、 １１Ｂと、左右方向に
それぞれ延在する２本の横リブ１１Ｃ、１１Ｄとで構成
され、縦リプｉｌＡ 、 １１Ｂは棚板本体１０Ａの３ 有効長さＬ ’Ｊ ７ ｔと４１の位置にそれぞれ配設
されている。一方、横リブ１１Ｃ、１１Ｄは棚板本体い
る。この場合、縦リプ１１Ａ 、 １ｔＢは棚板本体１
０Ａの振動モードでのＡ：Ｗ＝＝２：１．１：２のモー
ドの腹の部分に位置してこれらモードの発生を抑制し、
横リブ１１Ｃ、１１ＤはＡ：Ｗ＝１：３゜２＝２のモー
ドの腹の部分に位置し、これらモードの発生を抑制して
する。加えて、リブ１１自体の付設によっても棚板本体
１０Ａの剛性が増すため、固有振動数（力が高くなり、
しかもインピーダンスが上がるため音量は下がる。
このように棚板本体１０Ａの剛性を十分高く設定してお
くと、強打奏法等における棚板本体１０Ａの振動を防止
でき、またたとえ振動してもその固有振動数（ｆ′）が
高く前値が小さいので、聾板系の音に加えて棚板本体１
０Ａの振動による音が減少するので、響板系を主体とす
る良好なピアノ演奏音を得ることができる。
くと、強打奏法等における棚板本体１０Ａの振動を防止
でき、またたとえ振動してもその固有振動数（ｆ′）が
高く前値が小さいので、聾板系の音に加えて棚板本体１
０Ａの振動による音が減少するので、響板系を主体とす
る良好なピアノ演奏音を得ることができる。
第３図（ａ） 、 （ｂ）はとの発明の他の実施例を示
す支柱部の平面図および正面図である。との実施例は曲
綜支柱２０の開放端部内側面と棚板２１の両端部上面と
をそれぞれ三角形の角氷２２．２３によって接合して両
者の接合強度をよシ一層強固にし、棚板２１の振動を阻
止するように構成したものである。
す支柱部の平面図および正面図である。との実施例は曲
綜支柱２０の開放端部内側面と棚板２１の両端部上面と
をそれぞれ三角形の角氷２２．２３によって接合して両
者の接合強度をよシ一層強固にし、棚板２１の振動を阻
止するように構成したものである。
第４図はさらにこの発明の他の実施例を示す棚板の正面
図で、棚板３０の裏面にゴム等の制振材３１を介して金
属板３２を配設し、棚板３０の剛性を増大させると共に
振動を吸収するように構成したものである。
図で、棚板３０の裏面にゴム等の制振材３１を介して金
属板３２を配設し、棚板３０の剛性を増大させると共に
振動を吸収するように構成したものである。
なお、この発明線上記実施例に限られるものではなく、
要は棚板の剛性を、増大させその固有振動数を高くする
と共に音量を低下させるものであればよいので、例えば
上述した３つの実施例のうちいずれか２つもしくは全部
を組み合わせるカど、種々の変更が可能である。
要は棚板の剛性を、増大させその固有振動数を高くする
と共に音量を低下させるものであればよいので、例えば
上述した３つの実施例のうちいずれか２つもしくは全部
を組み合わせるカど、種々の変更が可能である。
〔発明の効果］
以上述べたようにとの発明に係るピアノの棚板構造は、
棚板自体の剛性を十分大きくし、その固有振動数を高く
・させたので、棚板の振動を抑制防止でき、響板系のみ
の音をピアノ演奏音として得ることができ、特に棚板振
動が悪影響を及ぼす大型ピアノに適用して好適である。
棚板自体の剛性を十分大きくし、その固有振動数を高く
・させたので、棚板の振動を抑制防止でき、響板系のみ
の音をピアノ演奏音として得ることができ、特に棚板振
動が悪影響を及ぼす大型ピアノに適用して好適である。
第１図（ａ） 、 （ｂ）は従来のピアノの棚板な示す
断面図および斜視図、第２図（ａ） 、 （ｂ）はヒの
発明に係る棚板構造の一実施例を示す平面図および正面
図、第３図（ａ） 、 （ｂ）はとの発明の他の実施例
を示す支柱部の平面図および正面図、第４図はこの発明
のさらに他の実施例を示す棚板構造の正面図である。 １０・・・−・！−棚板、１０Ａ＠−・・棚板本体、１
０Ｂ 、 １０Ｃ・・・・端板、１１ 、１１Ａ〜１１
Ｄ・・・ｅリブ、２１．３０・Φ・・棚板。 第３図 １ 第４図 ０ ／
断面図および斜視図、第２図（ａ） 、 （ｂ）はヒの
発明に係る棚板構造の一実施例を示す平面図および正面
図、第３図（ａ） 、 （ｂ）はとの発明の他の実施例
を示す支柱部の平面図および正面図、第４図はこの発明
のさらに他の実施例を示す棚板構造の正面図である。 １０・・・−・！−棚板、１０Ａ＠−・・棚板本体、１
０Ｂ 、 １０Ｃ・・・・端板、１１ 、１１Ａ〜１１
Ｄ・・・ｅリブ、２１．３０・Φ・・棚板。 第３図 １ 第４図 ０ ／
Claims (1)
- 棚板の剛性を大きくし、棚板の固有振動数を高く、かつ
レベルを小さく改定したととを特徴とするピアノの棚板
構造、。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58161557A JPS6052893A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | ピアノの棚板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58161557A JPS6052893A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | ピアノの棚板構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6052893A true JPS6052893A (ja) | 1985-03-26 |
Family
ID=15737368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58161557A Pending JPS6052893A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | ピアノの棚板構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052893A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01289620A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-21 | Fanuc Ltd | ワイヤ断線位置検出装置 |
| US7226702B2 (en) | 2002-03-22 | 2007-06-05 | Quallion Llc | Solid polymer electrolyte and method of preparation |
| US7498102B2 (en) | 2002-03-22 | 2009-03-03 | Bookeun Oh | Nonaqueous liquid electrolyte |
| US7588859B1 (en) | 2004-02-11 | 2009-09-15 | Bookeun Oh | Electrolyte for use in electrochemical devices |
| US7695860B2 (en) | 2002-03-22 | 2010-04-13 | Quallion Llc | Nonaqueous liquid electrolyte |
| US7718321B2 (en) | 2004-02-04 | 2010-05-18 | Quallion Llc | Battery having electrolyte including organoborate salt |
| US8076031B1 (en) | 2003-09-10 | 2011-12-13 | West Robert C | Electrochemical device having electrolyte including disiloxane |
| US8076032B1 (en) | 2004-02-04 | 2011-12-13 | West Robert C | Electrolyte including silane for use in electrochemical devices |
| US8153307B1 (en) | 2004-02-11 | 2012-04-10 | Quallion Llc | Battery including electrolyte with mixed solvent |
| US8715863B2 (en) | 2004-05-20 | 2014-05-06 | Quallion Llc | Battery having electrolyte with mixed solvent |
| US8765295B2 (en) | 2004-02-04 | 2014-07-01 | Robert C. West | Electrolyte including silane for use in electrochemical devices |
| US9786954B2 (en) | 2004-02-04 | 2017-10-10 | Robert C. West | Electrolyte including silane for use in electrochemical devices |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP58161557A patent/JPS6052893A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01289620A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-21 | Fanuc Ltd | ワイヤ断線位置検出装置 |
| US5019684A (en) * | 1988-05-11 | 1991-05-28 | Fanuc Ltd. | Wire disconnection position detecting apparatus |
| US7226702B2 (en) | 2002-03-22 | 2007-06-05 | Quallion Llc | Solid polymer electrolyte and method of preparation |
| US7498102B2 (en) | 2002-03-22 | 2009-03-03 | Bookeun Oh | Nonaqueous liquid electrolyte |
| US7695860B2 (en) | 2002-03-22 | 2010-04-13 | Quallion Llc | Nonaqueous liquid electrolyte |
| US8076031B1 (en) | 2003-09-10 | 2011-12-13 | West Robert C | Electrochemical device having electrolyte including disiloxane |
| US7718321B2 (en) | 2004-02-04 | 2010-05-18 | Quallion Llc | Battery having electrolyte including organoborate salt |
| US8076032B1 (en) | 2004-02-04 | 2011-12-13 | West Robert C | Electrolyte including silane for use in electrochemical devices |
| US8765295B2 (en) | 2004-02-04 | 2014-07-01 | Robert C. West | Electrolyte including silane for use in electrochemical devices |
| US9786954B2 (en) | 2004-02-04 | 2017-10-10 | Robert C. West | Electrolyte including silane for use in electrochemical devices |
| US7588859B1 (en) | 2004-02-11 | 2009-09-15 | Bookeun Oh | Electrolyte for use in electrochemical devices |
| US8153307B1 (en) | 2004-02-11 | 2012-04-10 | Quallion Llc | Battery including electrolyte with mixed solvent |
| US8715863B2 (en) | 2004-05-20 | 2014-05-06 | Quallion Llc | Battery having electrolyte with mixed solvent |
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