JPS6052664B2 - スイツチング電源装置 - Google Patents

スイツチング電源装置

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JPS6052664B2
JPS6052664B2 JP784980A JP784980A JPS6052664B2 JP S6052664 B2 JPS6052664 B2 JP S6052664B2 JP 784980 A JP784980 A JP 784980A JP 784980 A JP784980 A JP 784980A JP S6052664 B2 JPS6052664 B2 JP S6052664B2
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signal
voltage
current
power supply
duty
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卓司 松村
紀一 徳永
宏 福井
比佐雄 天野
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Proterial Ltd
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Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はスイッチング電源装置に係り、特に、出力電
圧の脈動率の許容値が大きい負荷に最適なスイッチング
電源装置に関する。
〔発明の背景〕
例えば、電子レンジにおいては、商用電源から電圧を
取り込み、この電圧をスイッチング電源装置により約3
500〔KV〕〜4000CKV〕の電圧としてマグネ
トロンに印加し、該マグネトロンを発振させ、そのマグ
ネトロンに接続されたアンテナより発振した高周波エネ
ルギーを放射する構成がとられている。
マグネトロンの出力電力としては600〔W〕〜100
0〔W〕程度であり、ゆつくり加熱、スピード加熱等の
出力電力の調整はスイッチング電源装置のスイッチング
素子の制御角を制御することにより行つている。第6図
は従来の電子レンジの電気回路部を示すブロック図であ
る。
商用電源1は整流器2に印加され、この整流器2で整流
された電圧は、変圧器3と、スイッチング素子(GTO
)4と、分流器5とからなる直列回路に印加される。
GTO4は制御回路6によりゲート制御される。制御回
路6は、分流器5および整流器2の出力電圧を取り込み
、これらと制御指令とに基づいてG′104のゲート制
御信号を形成している。変圧器3の2次側は、その一端
が高圧整流器7を介してマグネトロン9の陽極に、その
他端がマグネトロン9の陰極であるフィラメントにそれ
ぞれ接続され、前述の如く高電圧を印加している。コン
デンサ8はダイオード7のカソードと変圧器3の2次側
の他端との間に接続され、平滑の役割を果している。な
お、マグネトロン9のフィラメント電圧は図示しないヒ
ータ変圧器より所定の電圧が供給されている。制御回路
6は、GTO4のオン●オフのデューティ(Duty)
を変えるようにGTO4をゲート制御し、これにより出
力電力の調整を行うと共に、GTO4の遮断特性の限界
を越えないように制御している。このような高周波スイ
ッチング電源とすることにより、小形軽量化を実現でき
るわけであるが、第6図に示したような従来装置では力
率が90%程.度であり、良い性能が示されないもので
あつた。
〔発明の目的〕本発明は上述した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、力率が良好なスイッチング電源
装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明のスイッチング電源装
置は、交流電源からの交流を整流する整流器の出力端に
、ゲート制御信号でスイッチングするスイッチング素子
と電流検出用の分流器と変・圧器の1次側とからなる直
列回路を接続すると共に、整流器出力電圧検出用の分圧
器を接続し、前記分流器からの電流検出信号および前記
分圧器からの電圧検出信号を取り込んで前記スイッチン
グ素子をスイッチング制御するゲート制御信号を生成し
前記スイッチング素子に供給する制御回路を設け、前記
変圧器の2次側に負荷を接続してなるスイッチング電源
装置において、前記制御回路は、制御指令手段からの指
令信号と分流器からの電流検出信号をつき合せる電流比
較手段と、該電流比較手段からの偏差信号と分圧器から
の電圧検出信号とをつき合せる電圧比較手段と、該電圧
比較手段からの偏差信号と発振器からのクロック信・号
とを取り込み、その偏差信号を基にクロック信号のデュ
ーティを制御するデューティ制御手段と、前記交流電源
の電圧を取り込み、これの電圧波形の特定位相区間を前
記スイッチング素子の動作区間と定める動作区間決定手
段と、前記交流電源の電圧を取り込みその電圧波形を波
形整形した信号を基に力率を改善するための補正信号を
形成する補正信号形成手段と、動作区間決定手段および
デューティ制御手段からの信号の論理積をとる手段とを
含み、補正信号形成手段からの補正信号を動作区間決定
手段およびデューティ制御手段のいずれかに供給する回
路構成としてなることを特徴とするものである。
本発明のスイッチング電源装置によれば、電流位相を進
め、あるいは電流波形を非対象に制御できるので、力率
をほぼ100%とすることができるのである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を示すブロック図である。
第1図においては、第6図に用いた部材と同一部材であ
るものには同一符号を用いてその説明を省略する。第1
図において、制御回路10は、電圧検出器11.指令回
路12、電流検出器13、リニアアンプ14、比較器1
5,16、デューティ制御回路17、発振器18、AN
D回路19、ゲートアンプ20、リニアアンプ21,2
2,23を備えている。
すなわち、前記制御回路10は、制御指令手段としての
指令回路12からの指令信号116と分流器5からの電
流検出信号を電流検出器13でレベル変換した信号11
4とつき合せる電流比較手段(リニアアンプ21)と、
該電流比較手段(リニアアンプ21)からの偏差信号1
18を分圧器40からの電圧検出信号122とをつき合
せる電圧比較手段(リニアアンプ22)と、該電圧比較
手段(リニアアンプ22)からの偏差信号110と発振
器18からのクロック信号とを取り込み、その偏差信号
を基にクロック信号のデューティを制御するデューティ
制御手段17と、前記交流電源の電圧を取り込み、これ
の電圧波形102と指令信号116とにより電圧波形1
02の特定位相区間を前記スイッチング素子の動作区間
と定める動作区間決定手段(電圧検出器11、比較器1
6)と、前記交流電源の電圧を取り込み、その電圧波形
を波形整形した信号100を基に力率を改善するための
補正信号106を形成する補正信号形成手段(電圧検出
器11、リニアアンプ14、比較器15)と、動作区間
決定手段およびデューティ制御手段からの信号108,
112の論理積をとりゲートアンプ20に出力する手段
(ハD回路19)とを含み、補正信号形成手段からの補
正信号106をデューティ制御手段に供給する回路構成
としてなるものである。更に詳細にこれら要素について
説明する。
電圧検出器11は、商用電源1の電圧を検出し、その検
出信号のレベルを調整してから波形形成した信号100
および全波整流波形の信号102を形成してリニアアン
プ14および比較器16に供給する。
指令回路12は、GTO4の通電電流の指令値(信号1
16)を出力する。電流検出器13は、GTO4の通電
電流を分流器5で検出し、その検出信号をリニアアンプ
21および22に印加するレベルの信号とする。リニア
アンプ14は、力率改善のために第3図a(7)DUt
yレベル(1)をDutyレベル()にする補正信号1
04を形成し、積分器としての動作をする。比較器15
は、上記リニアアンプ14の補正信号104の大きさと
動作レベルとを調整した信号106を形成する。比較器
16は、G′104の動作期間t1〜T2(第2図a参
照)を決める信号106を形成する。デューティ制御回
路17は、発振器18から印加される周波数をもつて比
較器15からの信号106およびリニアアンプ22から
の信号110のレベルに応じたDutyとなるパルス信
号112を形成する。発振器18は、GTO4のオン、
オフする動作周波数を定めるパルス信号を形成する。A
ND回路19は、比較器16、デューティ制御回路17
およびリニアアンプ23からの信号108,112およ
び114が加わつたときにGTO4のオン信号を形成す
る。ゲートアンプ20は、AND回路19からの信号を
もつてGTO4をオン、オフするゲート制御信号を形成
する。リニアアンプ21は指令回路12で設定した電流
(平均値)がGTO4に流れるように動作レベル(第2
図aのDutyレベルA,b,cの差)を調整する。リ
ニアアンプ22は、電圧Vtおよびリ[■■■cの如き
信号を形成するリニアアンプ23を過電流検知時にGT
O4をオフする信号120を形成する。上記制御回路1
0の各要素は上述のように構成されている。
GTO4は、電子レンジに使用するに十分な耐圧と、電
流容量を持つた自己消弧型サイリスタ(GTO)4をス
イツチング素子とする。
しかして、マグネトロン9に伝達されるエネルギーの調
整は数+KHzでオン・オフされるGTO4のDuty
レベルを変えることにより連続的に行う。変圧器3の1
次側コンデンサ30は高周波で動作するスイツチング回
路の、電源インピーダンスを下げるために用いられる。
分流器5はマグネトロン9の陽極電流と対比するGTO
4の通電電流を検出するものである。またマグネトロン
9の出力とGTO電流は一定の関係を持つているので、
GTO4のオン●オフDutyレベルを変えて出力の制
御を行うために、分流器5をもつて通電電流を検出して
いる。分圧器40は整流器2の出力電圧を検出するため
のものである。次に、第2図乃至第4図に示す動作波形
図を用いて本実施例の動作を説明する。
商用電源1の電圧は電圧検出器11によつて検出される
電圧検出器11からの信号100はリニアアンプ14に
よつて増幅され第4図eに示すような積分された信号1
04を出力するが、EOlで設定された固定電圧を変化
させるように機能す)る。ここで、信号100の゜゜H
゛レベルと“L゛レベルに変化する位相は比較器16の
動作位相に合せなくともよい(゜゜H゛(高)、゛L゛
(低)を示す)。この出力電圧は比較器15の一方の入
力電圧となり、他方の入力電圧であるEC2の一定電圧
との比較が行なわれ、その比較結果の信号106をデュ
ーティ制御回路17に供給する。一方、分流器5を介し
て取り込まれた信号を基にして電流検出器13において
GTO4の通電電流が検出される。
この電流検出器13において検出されたGTO4の通電
電流に関する検出信号114はリニアアンプ21に印加
される(第4図c参照)。また、該リニアアンプ21に
は、指令回路12からの指令信号116が印加されてい
る(第4図c参照)。該リニアアンプ21では、通電電
流の検出信号114と指令信号116との比較がなされ
、その比較信号118がリニアアンプ22に供給される
(第4図d参照)。リニアアンプ2では、上記比較信号
118と分圧器40からの出力信号119とが減算され
て、第3図aにおける特性1に示す波形を形成する(第
4図d参照)。尚、信号114はパルス状の信号である
が、リニアアンプ21で信号116と減算され、その結
果がリニアアンプ21で平滑される。これは、信号11
4が高周波であるので容易に得られる。ここで、リニア
アンプ21から出力される信号118の値は、指令回路
12の指令信号116の値が大きくなれば大きくなり、
また、電流検出器13からの信号114の値が小さけれ
ば大きくなる信号である。該リニアアンプ22から出力
される特性の波形を有する信号110(第4図d参照)
はデューティ制御回路17に供給され、該回路17でD
utyレベルとして用いられる。デューティ制御回路1
7には更に比較器15からの出力信号106が供給され
ている。比較器15からの出力信号106は、デューテ
ィ制御回路17において、リニアアンプ22からの信号
110(第3図aの特性1)を減算し、第3図aにおけ
る特性の如く変更する(第4図f参照)。また、発振器
18からの出力信号は、デューティ制御回路.17のク
ロック信号としてデューティ制御回路17に供給される
。しかして、デューティ制御回路17は特性の如き信号
の波形レベルをもつて発振器18からのクロック信号の
Dutyを可変して、これをAND回路19に供給する
。ここで、−上記実施例の動作を理解しやすくするため
、第2図について説明すると、第2図は比較器15の出
力信号106を用いない場合の動作波形を示したもので
ある。第2図a(7)A,b,cはリニアアンプ22の
出力信号110であり、この出力信号110は要するに
、指令信号116と実際に回路に流れている電流1GT
0(信号114)との偏差信号118を更に整流器2の
出力電圧(信号122)とつき合せた結果の信号である
。そして、この出力信号110を取り込んだデューティ
制御回路17は、この出力信号110に基づいて、電源
電圧の瞬時値Vtが小さいときにはGTO4のオン期間
が大になるように、瞬時値tが大きいときノにはGTO
4のオン期間が小になるような信号112をAND回路
19に出力する。また、第2図aに示す電圧Vtは電源
1の電圧波形であり、電圧検出器11の出力信号102
がこれに相当し、電圧検出器11の出力信号102と、
指令回路12の指令信号116とを比較器16で比較し
て、その出力信号108をAND回路19に供給する。
これにより、第2図bに示すように、GTO4が制御さ
れ、第2図bの如き制御されることになる。本実施例は
、要するに、出力信号110の・波形を第2図dの如き
ものとはせずに、比較器15からの補正信号106で後
半が小さくなるようにしてから、これを用いるようにし
たものである。さて、本実施例の説明に戻すと、第4図
aに示すように比較器16には、GTO4の動作領域を
規定するための指令回路12からの動作レベルの信号1
16と、電圧検出器11で形成した全波整流波形が印加
される。
比較器16は、第4図bに示すように、第2図a(7)
t1〜T2に対応する動作領域信号108を出力し、A
ND回路19に印加する。リニアアンプ23は過電流検
知回路であり、指令回路12からの指令信号116と電
流検出回路13からの信号114とを比較して常時は″
W′レベルの信号120をAND回路19に供給するが
、負荷回路などの異常により過電流が検出されたときに
は、そのAND回路19に供給されている出力信号12
0を61゛2レベルにする。AND回路19は、第2図
dに示す動作レベルによつて動作する範囲である期腓,
〜ちを与える比較器16からの出力信号108と、デュ
ーティ制御回路17からの出力信号112と、指令回路
12の出力と電流検出器13の検出値とをリニアアンプ
23で比較した比較結果信号(常時は6゛H゛レベル)
120との論理積をとり、その論理積の結果をゲートア
ンプ20に供給する。ゲートアンプ20は、上記論理積
結果によつて駆動される。このゲートアンプ20の出力
がGTO4のゲート制御信号となる。このように本実施
例によれば、第3図aの特性、又は第4図fに示したよ
うに、リニアアンプ1牡比較器15による信号106で
リニアアンプ22からの信号110を減算してDuty
制御信号を補正することにより、商用電源1の電源周期
の半周期内の全半のGTO4のオンDutyを後半のオ
ンDutyより大きくでき、第3図bの特性に示すよう
に、GTO4に流れる電流(商用電源1から流入する電
流に相応した値)を制御することができる。
以上の制御により第2図bに示すようにTl,T2,T
3・・・ ・・の如くに動作期間が選定され、数十KH
zでオン・オフされた電圧波形の面積はほぼ等しくなる
更に、第2図aに示すように、DutyレベルをA,b
,cの如くに変化させることにより、第2図bに示した
動作期間Tl,T2,T3,・・・・が、デューティ(
Duty)レベルdではTla,T2a,T3a,・・
・・となり、DutyレベルbではTl,,T2b,T
3,,・・・・となり、DutyレベルCではTlO,
T2。,T3c,・・・・となるとすると、Tla>T
l,〉TlO,T2O>T2b>T2C,T3l〉T3
,〉T3Oの如く幅が変るので、マグネトロン9に供給
されるエネルギーも自由に変えられることになる。従つ
て、ゆつくり加熱、スピード加熱、あるいは加熱物の種
類等に合つた指令を与え、Dutyレベルを変えること
により容易に出力を連続的に調整することができる。第
2図で説明したDuty制御は、瞬時値tの尖頭値、位
相角で言うなら90度の点を中心としてt1点とT2点
(=1800−θ)とは対象に制御されることになる。
この意味について更に第3図をもとに詳述する。第3図
aにおいてDutyレベルが特性1の如くであるときは
、G′10電流1GT0は第3図bの実線Iの如くにな
り、この時の力率は90%程度である。
これを改善するのが第1図中の比較器15の出力信号1
06である。
この出力信号106が作用することにより、第3図aに
示す破線の特性のように位相角90度以後のDutyレ
ベルが下がるように制御されるので、電流波形は第3図
bの点線の特性のように後半が減少した形になる。この
ときの電流位相としては進み位相となる。ここで、第1
図における基準電圧ECl,e4は前述の進めるべき位
相を調整するためのものである。かくして、本実施例は
、電流の進み位相を制御できるので、電源力率は(10
0%)に近い状態で運転することができるのである。第
5図は本発明の他の実施例を示すブロック図である。
第1図の実施例がDutyの制御レベルを全波整流電圧
の中心から後半の部分で小さくして、電流波形を尻下り
の形として、電流位相を進めるようにしたが、第5図の
実施例では、同様に電圧検出器11による商用電源の交
流入力の全波整流電圧を用いてGTO4に流す電流の位
相θを前に進めて力率の改善を図るようにしたものであ
る。具体的には第2図の実施例の比較器15の出力をデ
ューティ制御回路17に入力せずに、電圧検出器11の
比較器16に入る出力とつき合せるようにしたものであ
り、他の構成ならびに接続は第2図と同一であり、説明
は省略する。
この場合、Dutyの制御は第3図aにおいて、実線t
で示した信号102と、1点鎖線で示した比較器15か
らの出力信号106とをつき合せ、そのつき合せ結果の
信号130と、指令回路12からの指令信号116とを
比較器16で比較した信号108AをAND回路19に
供給することにより行なわれる。
また、この実施例の場合、デューティ制御回路17から
の出力信号112Aは、第2図aに示す、A,b,cの
如き信号波形となる(後半のレベルが低下していない)
。このように本実施例は制御されるので、GTO4の電
流は第3図cのように前へ進み、力率は1に近く。ここ
で、θ3は進み分であり、比較器15に供給される電圧
E。2,eClで調整される。
01,θ2はGTO4の動作期間で、この期間GTO4
は数十KHzでオン・オフされる。
本実施例により得られる効果は第1図の実施例と同様で
ある。ノ〔発明の効果〕以上述べたように本発明によれ
ば、スイッチング電源装置の力率を向上させることがで
きるという効果がある。
図面の簡単な説明第1図は本発明の実施例のブロック図
、第2図A,bは本発明の動作を説明する説明図および
動作期間説明図、第3図A,b,cはDutyレベルに
よるGTO通流電流特性図、第4図は本実施例の作用を
説明するために示すタイムチャート、第5図は本発明の
他の実施例を示すブロック図、第6図は従来の電子レン
ジの電気回路部を示すブロック図である。
1・・・・・・商用電源、2・・・・・・全波整流回路
、3・・・・変圧器、4・・・・・・GTOl5・・・
・・・分流器、7・・・・・・高圧ダイオード、8・・
・・・・コンデンサ、9・・・・・・マグネトロン、1
0・・・・・制御回路、11・・・・・・電圧検出器、
12・・・・・・指令回路、13・・・・・・電流検出
器、14・・・・・・リニアアンプ、15,16・・・
・・・比較器、17・・・・・・デューティ制御回路、
18・・・・・・発振器、19・・・・・・AND回路
、20・・・・・・ゲートアンプ、21,22,23・
・・・・リニアアンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源からの交流を整流する整流器の出力端に、
    ゲート制御信号でスイッチングするスイッチング素子と
    電流検出用の分流器と変圧器の1次側とからなる直列回
    路を接続すると共に、整流器出力電圧検出用の分圧器を
    接続し、前記分流器からの電流検出信号および前記分圧
    器からの電圧検出信号を取り込んで前記スイッチング素
    子をスイッチング制御するゲート制御信号を生成し前記
    スイッチング素子に供給する制御回路を設け、前記変圧
    器の2次側に負荷を接続してなるスイッチング電源装置
    において、前記制御回路は、制御指令手段からの指令信
    号と分流器からの電流検出信号をつき合せる電流比較手
    段と、該電流比較手段からの偏差信号と分圧器からの電
    圧検出信号とをつき合せる電圧比較手段と、該電圧比較
    手段からの偏差信号と発振器からのクロック信号とを取
    り込み、その偏差信号を基にクロック信号のデューティ
    を制御するデューティ制御手段と、前記交流電源の電圧
    を取り込み、これの電圧波形の特定位相区間を前記スイ
    ッチング素子の動作区間と定める動作区間決定手段と、
    前記交流電源の電圧を取り込み、その電圧波形を波形整
    形した信号を基に力率を改善するための補正信号を形成
    する補正信号形成手段と、動作区間決定手段およびデュ
    ーティ制御手段からの信号の論理積をとる手段とを含み
    、補正信号形成手段からの補正信号を動作区間決定手段
    およびデューティ制御手段のいずれかに供給する回路構
    成としてなることを特徴とするスイッチング電源装置。
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