JP2000021559A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

Info

Publication number
JP2000021559A
JP2000021559A JP10184407A JP18440798A JP2000021559A JP 2000021559 A JP2000021559 A JP 2000021559A JP 10184407 A JP10184407 A JP 10184407A JP 18440798 A JP18440798 A JP 18440798A JP 2000021559 A JP2000021559 A JP 2000021559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
voltage power
unit
output value
radio wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10184407A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3735465B2 (ja
Inventor
Tamotsu Takei
保 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18440798A priority Critical patent/JP3735465B2/ja
Publication of JP2000021559A publication Critical patent/JP2000021559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3735465B2 publication Critical patent/JP3735465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加熱動作開始時に入力電流のオーバーシュー
トを抑制して、定格出力を最大限に利用することがで
き、加熱時間の短縮を図る。 【解決手段】 高圧電力変換部に流れる電流の設定値た
る入力電流設定値IRに対してこれよりも低い初期電流
設定値IIを設定し、加熱動作開始時(時刻t0 )に
は、高圧電力変換部の入力電流を初期電流設定値IIに
なるように制御し、その後、入力電流設定値IRになる
ように切換え制御し、入力電流のオーバーシュートを抑
制する。マグネトロンの温度が高いのときには加熱動作
開始時(時刻t0 )から時間T2 (例えば3秒)経過後
に初期電流設定値IIから入力電流設定値IRに制御を
切換え、低い(例えば70℃未満)ときには時間T1
(例えば5秒)経過後に初期電流設定値IIから入力電
流設定値IRに制御を切換え、マグネトロンの温度に応
じて加熱時間の短縮を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波放射部からの
電磁波エネルギーを設定出力値に制御する電子レンジに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子レンジは、外部から電源
が供給される電源部より与えられる電力を高圧電力に変
換する高圧電力変換部を設け、この高圧電力変換部の出
力によって調理室に電磁波エネルギーを放射する電波放
射部たるマグネトロンを設け、前記高圧電力変換部のス
イッチング素子をオンオフしてマグネトロンからの電磁
波エネルギーが設定出力値となるように制御するための
制御装置を設けた構成とされている。
【0003】そして、制御装置は、具体的には、高圧電
力変換部の入力電流を検出してこれを整流し平滑して電
流検出値を得、これと入力電流設定値とを比較して両者
が等しくなるようにPWM信号のデューティ比を変更
し、そのPWM信号を整流した電圧とのこぎり波とを比
較演算して前記スイッチング素子のオン時間を決定し、
以て、マグネトロンからの電磁波エネルギーが設定出力
値となるようにフィードバック制御するように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、高圧
電力変換部の入力電流の整流平滑の時定数、電流検出で
の精度確保のための時間(電源電圧の1周期以上)及び
PWM信号整流の時定数のためにフィードバック制御に
時間がかかる。この結果、図5に示すように、入力電流
設定値IRが高く設定されている場合(マグネトロンの
電磁エネルギーの設定出力値が高く設定されている場
合)には、フィードバック制御の遅れのために、加熱動
作開始時に入力電流IDがオーバーシュートして最大定
格値IMを大きく超えてしまう虞がある。これを防止す
るために、実際には、入力電流設定値(マグネトロンの
電磁波エネルギーの設定出力値)の最大を低く抑えなけ
ればならず、加熱時間短縮の上で問題がある。
【0005】本発明は、上述の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、加熱動作開始時に入力電流のオ
ーバーシュートを抑制して、定格出力を最大限に利用す
ることができ、加熱時間の短縮を図ることができる電子
レンジを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子レン
ジは、外部から電源が供給される電源部と昇圧手段とを
含み、前記電源部からの電力を高圧電力に変換する高圧
電力変換部を設け、この高圧電力変換部の出力によって
調理室に電磁波エネルギーを放射する電波放射部を設
け、前記高圧電力変換部を制御する制御手段を設け、前
記制御手段を、加熱動作開始時に計時手段が計時する設
定時間だけ電波放射部からの電磁波エネルギーが設定出
力値よりも低い初期出力値となるように前記高圧電力変
換部を制御し、且つ、前記計時手段の設定時間を可変制
御する構成とするところに特徴を有する。
【0007】このような構成によれば、加熱動作開始時
には、電波放射部からの電磁波エネルギーが設定出力値
よりも低い初期出力値となるように制限されるので、高
圧電力変換部の入力電流のオーバーシュートを抑制する
ことができる。しかも、電波放射部からの電磁波エネル
ギーを初期出力値に制限する計時手段の設定時間を可変
制御し得るようにしたので、状況に応じて適切な加熱時
間の短縮を図ることができる。
【0008】請求項2記載の電子レンジは、電波放射部
或いは高圧電力変換部の温度を検出する温度検出手段を
設け、制御手段を、この温度検出手段の検出温度が高い
ほど計時手段の設定時間を小となるように可変制御する
構成とするところに特徴を有する。
【0009】このような構成によれば、電波放射部或い
は高圧電力変換部の温度が高いほど加熱動作開始時にお
ける高圧電力変換部の入力電流の立上がりが急峻になる
ので、電波放射部からの電磁波エネルギーを初期出力値
に制限する計時手段の設定時間を小とすることにより加
熱時間の短縮を図ることができる。
【0010】請求項3記載の電子レンジは、制御手段
を、電波放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停止
時間とに基づいて計時手段の設定時間を可変制御する構
成とするところに特徴を有する。このような構成によれ
ば、温度検出手段を用いなくても、請求項2と同様の作
用効果が得られる。
【0011】請求項4記載の電子レンジは、制御手段
を、電波放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停止
時間との差をアップダウンカウンタよって検出し、その
差が大なるほど計時手段の設定時間を小となるように可
変制御する構成とするところに特徴を有する。このよう
な構成によれば、アップダウンカウンタを用いるだけの
簡単な構成で目的を達成することができる。
【0012】請求項5記載の電子レンジは、外部から電
源が供給される電源部と昇圧手段とを含み、前記電源部
からの電力を高圧電力に変換する高圧電力変換部を設
け、この高圧電力変換部の出力によって調理室に電磁波
エネルギーを放射する電波放射部を設け、前記高圧電力
変換部を制御する制御手段を設け、前記制御手段を、加
熱動作開始時に計時手段が計時する設定時間だけ電波放
射部からの電磁波エネルギーが設定出力値よりも低い初
期出力値となるように前記高圧電力変換部を制御し、且
つ、前記初期出力値を可変制御する構成とするところに
特徴を有する。
【0013】このような構成によれば、加熱動作開始時
には、電波放射部からの電磁波エネルギーが設定出力値
よりも低い初期出力値となるように制限されるので、高
圧電力変換部の入力電流のオーバーシュートを抑制する
ことができる。しかも、電波放射部からの電磁波エネル
ギーの初期出力値を可変制御し得るようにしたので、状
況に応じて入力電流の適切なオーバーシュート抑制を行
なうことができる。
【0014】請求項6記載の電子レンジは、電波放射部
或いは高圧電力変換部の温度を検出する温度検出手段を
設け、制御手段を、この温度検出手段の検出温度が高い
ほど初期出力値を小となるように可変制御する構成とす
るところに特徴を有する。
【0015】このような構成によれば、電波放射部或い
は高圧電力変換部の温度が高いほど加熱動作開始時にお
ける高圧電力変換部の入力電流の立上がりが急峻なの
で、温度検出手段の検出温度が高いほど初期出力値を小
となるように可変制御することにより入力電流のオーバ
ーシュート抑制を確実に行なうことができる。
【0016】請求項7記載の電子レンジは、電波放射部
或いは高圧電力変換部の温度を検出する温度検出手段を
設け、制御手段を、設定出力値に対して或る一定幅以上
接近しないようにして前記温度検出手段の検出温度が高
いほど初定出力値を大となるように可変制御する構成と
するところに特徴有する。
【0017】このような構成によれば、高圧電力変換部
の入力電流が電波放射部からの電磁波エネルギーが初期
出力値から設定出力値に上昇する場合においてもオーバ
ーシュートすることを防止することができ、しかも、温
度検出手段の検出温度が高いほど初期出力値を大とする
ことにより加熱動作開始時の電磁波エネルギーが大とな
り、加熱時間の短縮も図ることができる。
【0018】請求項8記載の電子レンジは、制御手段
を、電波放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停止
時間とに基づいて初期出力値を可変制御する構成とする
ところに特徴を有する。このような構成によれば、温度
検出手段を設けなくとも制御が可能になる。
【0019】請求項9記載の電子レンジは、制御手段
を、電波放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停止
時間との差が大なるほど初期出力値を小となるように可
変制御する構成とするところに特徴を有する。このよう
な構成によれば、温度検出手段を設けなくても請求項6
と同様の作用効果が得られる。
【0020】請求項10記載の電子レンジは、制御手段
を、設定出力値に対して或る一定幅以上接近しないよう
にして電波放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停
止時間との差が大なるほど初期出力値を大となるように
可変制御する構成とするところに特徴を有する。このよ
うな構成によれば、温度検出手段を設けなくても請求項
7と同様の作用効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)以下、本発明の
第1の実施例につき、図1及び図2を参照して説明す
る。先ず、図2には全体の電気的構成が示されている。
即ち、単相の交流電源1の両端子は全波整流回路2の交
流入力端子に接続されている。尚、交流電源1の両端子
間にはノイズ除去用のコンデンサ3が接続されている。
全波整流回路2において、正側の直流出力端子は平滑用
のリアクトル4を介して母線5に接続され、負側の直流
出力端子は母線6に接続され、母線5、6間には平滑用
のコンデンサ7が接続されていて、以上の全波整流回路
2、リアクトル4及びコンデンサ7により電源部たる直
流電源回路8が構成されている。
【0022】昇圧手段としての高圧トランス9の一次コ
イル9Pの両端子間には共振用のコンデンサ10が接続
され、その両者の一方の共通接続点は母線5に接続さ
れ、他方の共通接続点はスイッチング素子たるIGBT
11のコレクタ、エミッタ間を介して母線6に接続さ
れ、更に、IGBT11のコレクタ、エミッタ間に帰還
用のダイオード12が接続されていて、以上によりイン
バータ回路13が構成されている。
【0023】高圧トランス9の二次コイル9Sa、9S
bのうち、一方の二次コイル9Saの両端子間には高圧
用のコンデンサ14及びダイオード15の直列回路が接
続され、コンデンサ14に並列に抵抗16が接続され、
更に、ダイオード15のカソードがアースされていると
ともにアノードが電波放射部たるマグネトロン17の陰
極の一方の端子に接続されており、以て、昇圧手段たる
倍電圧整流回路18が構成されている。そして、高圧ト
ランス9の二次コイル9Sbの両端子はマグネトロン1
7の陰極の両端子に接続されており、そのマグネトロン
17の陽極はアースされている。
【0024】而して、以上の直流電源回路8、高圧トラ
ンス9、インバータ回路13及び倍電圧整流回路18よ
って、外部から供給される電力たる交流電源1からの電
力を高圧の直流電力に変換してマグネトロン17の陰
極、陽極間に供給する高圧電力変換部19が構成される
ものである。そして、マグネトロン17は、高圧の直流
電圧が供給されると、図示しない調理室内に電磁波エネ
ルギーを供給するようになっている。
【0025】さて、交流電源1と全波整流回路2との接
続経路には電流検出手段としての変流器20が配設され
ており、その二次出力端子は全波整流回路21の交流入
力端子に接続されている。そして、全波整流回路21の
直流出力端子間には抵抗22が接続されているとともに
抵抗23とコンデンサ24との直列回路が接続され、更
に、抵抗22とコンデンサ24との共通接続点がアース
されていて、以上により電流検出回路25が構成されて
いる。
【0026】電流検出回路25の出力端子たる抵抗23
及びコンデンサ24の共通接続点は制御部26の入力端
子に接続されている。制御部26の出力端子は抵抗27
及び28を介してアースされており、抵抗28には並列
にコンデンサ29が接続されていて、以上の抵抗27、
28及びコンデンサ29により整流回路30が構成され
ている。更に、整流回路30の出力端子たる抵抗27、
28及びコンデンサ29の共通接続点はコンパレータ3
1の非反転入力端子(+)に接続されており、そのコン
パレータ31の反転入力端子(−)にはのこぎり波発生
回路32に接続されている。そして、コンパレータ31
の出力端子は前記インバータ回路13におけるIGBT
11のゲートに接続されている。
【0027】而して、以上の電流検出回路25、制御部
26、整流回路30、コンパレータ31及びのこぎり波
発生回路32は、高圧電力変換手段19に対する入力電
流が入力電流設定値になるようにインバータ回路13に
おけるIGBT11をオンオフさせるデューティ比のオ
ン時間を決定する制御手段たる制御装置33を構成する
ものであり、制御装置33は、実際には、マイクロコン
ピュータとその周辺回路から構成されるものである。
尚、制御部26は、図示はしないが、内部にROM、R
AM及び計時手段としてのタイマを備えている。
【0028】更に、制御装置33において、一つの入力
端子にはマグネトロン17の温度を検出する温度検出手
段たるサーミスタ34が接続され、他の入力端子には、
例えば、種々のメニュー選択キー、出力設定器、スター
トキー、取消しキー等が設けられた操作部35が接続さ
れている。
【0029】次に、本実施例の作用について、図1の入
力電流特性図をも参照しながら説明する。使用者が、操
作部35のメニュー選択キーを操作して調理メニューを
選択し、必要に応じて出力設定器により出力を設定する
と、制御部26は選択された調理メニューに予め設定さ
れた出力設定値に対応する入力電流設定値若しくは必要
に応じて出力設定器により設定された出力設定値に対応
する入力電流設定値IRをRAMに記憶させるととも
に、この入力電流設定値IRよりも所定幅だけ低い初期
電流設定値IIを設定してRAMに記憶させる。
【0030】その後、使用者が操作部35のスタートキ
ーを操作すると、制御部26は、加熱動作を開始(図1
時刻t0 )させるものであり、先ず、タイマに設定時間
の計時動作を開始させる。この場合、サーミスタ34は
マグネトロン17の温度を検出するようになっており、
制御部26は、その検出温度が設定温度未満(例えば7
0℃未満)のときにはタイマに設定時間T1 (例えば5
秒)の計時動作を開始させる。
【0031】制御部26は、加熱動作開始時には高圧電
力変換部19には電流が流れていないので、出力端子か
ら予め定められたデューティ比の小なるPWM信号を出
力するようになり、このPWM信号を整流する整流回路
30の出力電圧たる比較電圧は低いレベルになる。この
整流回路30からの比較電圧はコンパレータ31の非反
転入力端子(+)に与えられるので、コンパレータ31
は、反転入力端子(−)に与えられるのこぎり波と比較
電圧とを比較し、比較電圧がのこぎり波より大なるとき
にオン(ハイレベル)となるのゲート信号を出力する。
【0032】即ち、コンパレータ31から出力されるゲ
ート信号は、オンオフ(ロウレベル)周期が一定でオン
時間が比較電圧のレベルによって決定されるものであ
り、そのゲート信号はインバータ回路13のIGBT1
1のゲートに与えられる。これにより、IGBT11の
オンオフに応じて一次コイル9P及びコンデンサ10が
発信動作を行なって一次コイル9Pに交流電流が流れ、
これに基づいて二次コイル9Saに高圧の交流電力が誘
起され、更に、倍電圧整流回路18により倍電圧整流さ
れて高圧の直流電力がマグネトロン17に供給される。
従って、マグネトロン17から調理室内に電磁波エネル
ギーが供給されて電子レンジ調理が開始される。
【0033】以上のようにして、高圧電力変換部19に
入力電流IDaが流れると、これを変流器20が検出
し、その検出電流を電流検出回路25が整流し平滑して
電流検出値として制御部26に与える。信号の処理上、
入力電流IDaはこれに比例した電圧の電流検出値とし
て制御部26に与えられるが、ここでは、説明を簡単に
するために入力電流IDaとして述べるものとする。
【0034】制御部26は、入力電流IDaと前記初期
電流設定値IIとを比較して両者の差がなくなるように
PWM信号のデューティ比を設定し、これに応じて、コ
ンパレータ31はオンオフ1周期でオン時間の大なるゲ
ート信号を出力してIGBT11のゲートに与える。こ
れにより、高圧電力変換部19の入力電流IDaは、図
1に示すように、初期電流設定値IIに向って上昇す
る。その後、入力電流IDaが初期電流設定値IIに近
付くと、入力電流IDaと初期電流設定値IIとの差が
小になるので、PWM信号のデューティー比が大にな
り、コンパレータ31からのゲート信号のオンオフ1周
期のオン時間が小になる。従って、入力電流IDaは、
次第に初期電流設定値IIに収束するようになり、これ
に応じて、マグネトロン17からの電磁波エネルギーは
初期出力値になる。
【0035】そして、タイマが設定時間T1 の計時動作
を終了すると(図1時刻t2 )、制御部26は、入力電
流IDaと比較する値を初期電流設定値IIから入力電
流設定値IRに切換えるようになり、制御部26からの
PWM信号のデューティ比が再び小なって、コンパレー
タ31からのゲート信号のオン時間が大になり、入力電
流IDaは、入力電流設定値IRに向って上昇し、遂に
は、その入力電流設定値IRに収束するように制御さ
れ、これに応じて、マグネトロン17からの電磁波エネ
ルギーは設定出力値になる。
【0036】尚、制御装置33は、サーミスタ34の検
出温度が異常に高い場合にはインバータ回路13のIG
BT11のゲート信号をオフにしてマグネトロン17に
対する高圧直流電力の供給を停止させるようになってい
る。
【0037】一方、制御部26は、加熱動作を開始時
(図1時刻t0 )において、サーミスタ34の検出温度
が設定温度以上(例えば70℃以上)のときにはタイマ
に設定時間T2 (例えば3秒)の計時動作を開始させ
る。その後の制御装置33の動作は前述と同様であり、
高圧電力変換部19に入力電流IDbが流れる。この場
合、マグネトロン17の温度が高いときには、入力電流
IDbの立上りが急峻になるので、入力電流IDbは入
力電流IDaのときよりも早く初期電流設定値IIに到
達して収束するようになる。そして、制御部26は、タ
イマが設定時間T2の計時動作を終了すると(図1時刻
t1 )、入力電流IDbを入力電流設定値IRに向って
上昇させる。
【0038】このように、本実施例によれば、制御装置
33は、加熱動作開始時において、マグネトロン17か
らの電磁波エネルギーを設定出力値よりも低い初期出力
値とすべく高圧電力変換部19の入力電流IDa、ID
bが入力電流設定値IRよりも低い初期電流設定値II
になるようにインバータ回路13のIGBT11を制御
するようにしたので、電流検出回路25における整流平
滑の時定数(約0.05秒)、制御部26での精度確保
のための時間(電源電圧の1周期以上〜電源電圧が50
Hzのときには0.02秒以上)及び整流回路30の時
定数(約0.05秒)のためにフィードバック制御に遅
れがあっても、入力電流設定値IRを高く設定した場合
に、入力電流IDa、IDbがオーバーシュートして最
大定格値IMを大きく超えてしまうのを抑制することが
でき、従って、マグネトロン17の定格出力を最大限に
利用することができる。
【0039】しかも、初期電流設定値IIから入力電流
設定値IRに切換えるためのタイマの設定時間をT1 、
T2 のようにマグネトロン17の温度を検出するサーミ
スタ34の検出温度が高いほど小となるように可変制御
するようにしたので、状況即ちマグネトロン17の温度
状況に応じて適切に調理時間の短縮を図ることができ
る。
【0040】(第2の実施例)図3は本発明の第2の実
施例を示す入力電流特性図であり、電気的構成について
は、説明の簡略上、図2を参照して説明する。この第2
の実施例においては、制御部26は、のタイマの設定時
間をT1 の単一時間に設定するようになっており、代り
に、サーミスタ34の検出温度が設定温度未満(例えば
70℃未満)のときには初期電流設定値をIIaに設定
し、検出温度が設定温度以上(例えば70℃以上)のと
きには初期電流設定値をIIbに設定するようになって
いる。この場合、入力電流設定値IRが最大入力電流設
定値であったとすると、例えば、初期電流設定値IIa
は0.6×IRの値に設定され、初期電流設定値IIb
は0.8×IRの値に設定されている。
【0041】而して、制御装置33は、加熱動作の開始
時(図3時刻t0 )において、サーミスタ34の検出温
度が設定温度未満の場合には、高圧電力変換部19の入
力電流IDaを初期電流設定値IIaに向って上昇させ
て、遂には、初期電流設定値IIaに収束させるように
インバータ回路13のIGBT11を制御する。そし
て、制御装置33は、タイマが設定時間T1 の計時動作
を終了すると、入力電流IDaが入力電流設定値IRに
向って上昇し収束するようにIGBT11を制御する。
【0042】一方、制御装置33は、加熱動作開始時
(図3時刻t0 )において、サーミスタ34の検出温度
が設定温度以上の場合には、タイマに設定時間T1 の計
時動作を開始させるるとともに、高圧電力変換部19の
入力電流IDbを初期電流設定値IIbに向って上昇さ
せて、遂には、初期電流設定値IIbに収束させるよう
にインバータ回路13のIGBT11を制御する。そし
て、制御装置33は、タイマが設定時間T1 の計時動作
を終了すると、入力電流IDbが入力電流設定値IRに
向って上昇し収束するようにIGBT11を制御する。
【0043】このように、第2の実施例によれば、制御
装置33は、加熱動作の開始時においてマグネトロン1
7からの電磁波エネルギーが設定出力値よりも低い初期
出力値とすべく高圧電力変換部19の入力電流IDa、
IDbが入力電流設定値IRよりも低い初期電流設定値
IIa、IIbになるようにインバータ回路13のIG
BT11を制御するようにしたので、フィードバック制
御に遅れがあっても、第1の実施例と同様に入力電流I
Da、IDbがオーバーシュートして最大定格値IMを
大きく超えてしまうのを抑制することができる。
【0044】しかも、この第2の実施例によれば、制御
装置33は、加熱動作の開始時において、マグネトロン
17からの電磁波エネルギーが設定出力値より或る一定
幅以上接近しないようにしてマグネトロン17の温度を
検出するサーミスタ34の検出温度が高いほど初期出力
値を大とすべく初期電流設定値IIa、IIbを入力電
流設定値IRに対して0.6×IR,0.8×IRの如
く低い値に設定するようにしたので、タイマが設定時間
T1 計時動作を終了して入力電流IDa、IDbが初期
電流設定値IIa、IIbから入力電流設定値IRに向
って上昇するときにもオーバーシュートして最大定格値
IMを大きく超えることを抑制することができる。
【0045】そして、制御装置33、はサーミスタ34
の検出温度が高くなるほど初期電流設定値をIIa、I
Ibのように大としてマグネトロン17の電磁波エネル
ギーの初期出力値が大となるように制御するので、加熱
時間の短縮をも図ることができる。
【0046】(第3の実施例)本発明の第3の実施例に
ついて図2及び図3を参照して説明する。上記第2の実
施例では、制御装置33は、サーミスタ34の検出温度
が大なるほど初期電流設定値をIIa、IIbのように
大になるように可変制御するようにしたが、この第3の
実施例においては、サーミスタ34の検出温度が高いほ
ど初期電流設定値を小なるように可変制御する構成とす
る。このような構成によれば、加熱動作開始時における
高圧電力変換部19の入力電流のオーバーシュートを確
実に防止することができる。
【0047】(第4の実施例)図4は本発明の第4の実
施例を示す作用説明図であり、電気的構成については図
2を参照して説明する。制御装置33の制御部26は、
アップダウンカウンタを備えており、このアップダウン
カウンタは、マグネトロン17の動作中はアップカウン
トし、マグネトロン17の停止中はダウンカウントす
る。従って、ウアップダウンカウンタのカウント値は、
マグネトロン17の動作時間と停止時間との差を示すよ
うになる。この場合、マグネトロン17は、動作中は発
熱し、停止中は放熱するので、動作時間と停止時間との
差はマグネトロン17の温度と密接な関係があり、従っ
て、アップダウンカウンタのカウント値がマグネトロン
17の温度と相関がとれるようにアップ/ダウン幅を決
めておけば、マグネトロン17の温度を推定することが
できる。
【0048】従って、このアップダウンカウンタを第1
の実施例のサーミスタ34の代りに用いて、加熱動作開
始時において、カウント値が大なるほど(マグネトロン
17の動作時間と停止時間との差が大なるほど)制御部
26のタイマの設定時間を小となるように可変制御する
構成とすれば、サーミスタ34を用いなくても第1の実
施例と同様の作用効果が得られる。
【0049】(第5の実施例)図4に示す動作を行なう
アップダウンカウンタを第2の実施例のサーミスタ34
の代りに用いて、加熱動作開始時において、入力電流設
定値に対して所定幅以上接近しないようにしてカウント
値が大なるほど初期電流設定値を大となるように可変制
御する構成とすれば、サーミスタ34を用いなくても第
2の実施例と同様の作用効果が得られる。
【0050】(第6の実施例)図4に示す動作を行なう
アップダウンカウンタを第3の実施例のサーミスタ34
の代りに用いて、加熱動作開始時において、カウント値
が大なるほど初期電流設定値を小となるように可変制御
する構成とすれば、サーミスタ34を用いなくても第3
の実施例と同様の作用効果が得られる。
【0051】(その他の実施例)第1乃至第3の実施例
では、サーミスタ34によりマグネトロン17の温度を
検出させるようにしたが、代りに、高圧電力変換部19
の温度を検出させるようにしてもよい。第4乃至第6の
実施例では、アップダウンカウンタによりマグネトロン
17の動作時間と停止時間との差をカウントさせるよう
にしたが、代りに、高圧電力変換部19の動作時間と停
止時間との差をカウントさせるようにしてもよい。その
他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定さ
れるものではなく、要旨を変更しない範囲内で適宜変形
し実施し得ることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明は
次のような効果を奏するものである。請求項1記載の電
子レンジによれば、加熱動作開始時には、電波放射部か
らの電磁波エネルギーが設定出力値よりも低い初期出力
値となるように制限されるので、高圧電力変換部の入力
電流のオーバーシュートを抑制することができて、定格
出力を最大限に利用でき、しかも、電波放射部からの電
磁波エネルギーを初期出力値に制限する計時手段の設定
時間を可変制御し得るようにしたので、状況に応じて適
切な加熱時間の短縮を図ることができる。
【0053】請求項2記載の電子レンジによれば、電波
放射部或いは高圧電力変換部の温度を検出する温度検出
手段の検出温度が高いほど計時手段の設定時間を小とな
るように可変制御するようにしたので、電波放射部或い
は高圧電力変換部の温度が高いほど加熱動作開始時にお
ける高圧電力変換部の入力電流の立上がりが急峻になる
ことから、電波放射部からの電磁波エネルギーを初期出
力値に制限する計時手段の設定時間を小とすることによ
り、加熱時間の短縮を図ることができる。
【0054】請求項3記載の電子レンジによれば、電波
放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停止時間とに
基づいて計時手段の設定時間を可変制御するようにした
ので、温度検出手段を用いなくても、請求項2と同様の
作用効果が得られる。
【0055】請求項4記載の電子レンジによれば、電波
放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停止時間との
差をアップダウンカウンタよって検出し、その差が大な
るほど計時手段の設定時間を小となるように可変制御す
るようにしたので、アップダウンカウンタを用いるだけ
の簡単な構成で目的を達成することができる。
【0056】請求項5記載の電子レンジによれば、加熱
動作開始時には、電波放射部からの電磁波エネルギーが
設定出力値よりも低い初期出力値となるように制限され
るので、高圧電力変換部の入力電流のオーバーシュート
を抑制することができ、しかも、電波放射部からの電磁
波エネルギーの初期出力値を可変制御し得るようにした
ので、状況に応じて入力電流の適切なオーバーシュート
抑制を行なうことができる。
【0057】請求項6記載の電子レンジによれば、電波
放射部或いは高圧電力変換部の温度を検出する温度検出
手段の検出温度が高いほど初期出力値を小となるように
可変制御するようにしたので、電波放射部或いは高圧電
力変換部の温度が高いほど加熱動作開始時における高圧
電力変換部の入力電流の立上がりが急峻なることから、
温度検出手段の検出温度が高いほど初期出力値を小とな
るように可変制御することにより、入力電流のオーバー
シュート抑制を確実に行なうことができる。
【0058】請求項7記載の電子レンジによれば、設定
出力値に対して或る一定幅以上接近しないようにして温
度検出手段の検出温度が高いほど初定出力値を大となる
ように可変制御するようにしたので、高圧電力変換部の
入力電流が電波放射部からの電磁波エネルギーが初期出
力値から設定出力値に上昇する場合においてもオーバー
シュートすることを防止することができ、しかも、温度
検出手段の検出温度が高いほど初期出力値を大とするこ
とにより加熱動作開始時の電磁波エネルギーが大とな
り、加熱時間の短縮も図ることができる。
【0059】請求項8記載の電子レンジによれば、電波
放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停止時間とに
基づいて初期出力値を可変制御するようにしたので、温
度検出手段を設けなくとも制御が可能になる。
【0060】請求項9記載の電子レンジによれば、電波
放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停止時間との
差が大なるほど初期出力値を小となるように可変制御す
るようにしたので、温度検出手段を設けなくても請求項
6と同様の作用効果が得られる。
【0061】請求項10記載の電子レンジによれば、設
定出力値に対して或る一定幅以上接近しないようにして
電波放射部或いは高圧電力変換部の動作時間と停止時間
との差が大なるほど初期出力値を大となるように可変制
御するようにしたので、温度検出手段を設けなくても請
求項7と同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す入力電流特性図
【図2】電気的構成図
【図3】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図4】本発明の第4の実施例を示す作用説明図
【図5】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、1は交流電源(外部の電源)、8は直流電源回
路(電源部)、9は高圧トランス(昇圧手段)、11は
IGBT(スイッチング素子)、13はインバータ回
路、17はマグネトロン(電波放射部)、19は高圧電
圧変換部、20は変流器、25は電流検出回路、26は
制御部、30は整流回路、33は制御装置(制御手
段)、34はサーミスタ(温度検出手段)を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から電源が供給される電源部と昇圧
    手段とを含み、前記電源部からの電力を高圧電力に変換
    する高圧電力変換部と、 この高圧電力変換部の出力によって調理室に電磁波エネ
    ルギーを放射する電波放射部と、 前記高圧電力変換部を制御する制御手段とを具備してな
    り、 前記制御手段は、加熱動作開始時に計時手段が計時する
    設定時間だけ電波放射部からの電磁波エネルギーが設定
    出力値よりも低い初期出力値となるように前記高圧電力
    変換部を制御し、且つ、前記計時手段の設定時間を可変
    制御することを特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 電波放射部或いは高圧電力変換部の温度
    を検出する温度検出手段を有し、 制御手段は、この温度検出手段の検出温度が高いほど計
    時手段の設定時間を小となるように可変制御することを
    特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 制御手段は、電波放射部或いは高圧電力
    変換部の動作時間と停止時間とに基づいて計時手段の設
    定時間を可変制御することを特徴とする請求項1記載の
    電子レンジ。
  4. 【請求項4】 制御手段は、電波放射部或いは高圧電力
    変換部の動作時間と停止時間との差をアップダウンカウ
    ンタよって検出し、その差が大なるほど計時手段の設定
    時間を小となるように可変制御することを特徴とする請
    求項3記載の電子レンジ。
  5. 【請求項5】 外部から電源が供給される電源部と昇圧
    手段とを含み、前記電源部からの電力を高圧電力に変換
    する高圧電力変換部と、 この高圧電力変換部の出力によって調理室に電磁波エネ
    ルギーを放射する電波放射部と、 前記高圧電力変換部を制御する制御手段とを具備してな
    り、 前記制御手段は、加熱動作開始時に計時手段が計時する
    設定時間だけ電波放射部からの電磁波エネルギーが設定
    出力値よりも低い初期出力値となるように前記高圧電力
    変換部を制御し、且つ、前記初期出力値を可変制御する
    ことを特徴とする電子レンジ。
  6. 【請求項6】 電波放射部或いは高圧電力変換部の温度
    を検出する温度検出手段を有し、 制御手段は、この温度検出手段の検出温度が高いほど初
    期出力値を小となるように可変制御することを特徴とす
    る請求項5記載の電子レンジ。
  7. 【請求項7】 電波放射部或いは高圧電力変換部の温度
    を検出する温度検出手段を有し、 制御手段は、設定出力値に対して或る一定幅以上接近し
    ないようにして前記温度検出手段の検出温度が高いほど
    初定出力値を大となるように可変制御することを特徴と
    する請求項5記載の電子レンジ。
  8. 【請求項8】 制御手段は、電波放射部或いは高圧電力
    変換部の動作時間と停止時間とに基づいて初期出力値を
    可変制御することを特徴とする請求項5記載の電子レン
    ジ。
  9. 【請求項9】 制御手段は、電波放射部或いは高圧電力
    変換部の動作時間と停止時間との差が大なるほど初期出
    力値を小となるように可変制御することを特徴とする請
    求項8記載の電子レンジ。
  10. 【請求項10】 制御手段は、設定出力値に対して或る
    一定幅以上接近しないようにして電波放射部或いは高圧
    電力変換部の動作時間と停止時間との差が大なるほど初
    期出力値を大となるように可変制御することを特徴とす
    る請求項8記載の電子レンジ。
JP18440798A 1998-06-30 1998-06-30 電子レンジ Expired - Fee Related JP3735465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18440798A JP3735465B2 (ja) 1998-06-30 1998-06-30 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18440798A JP3735465B2 (ja) 1998-06-30 1998-06-30 電子レンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000021559A true JP2000021559A (ja) 2000-01-21
JP3735465B2 JP3735465B2 (ja) 2006-01-18

Family

ID=16152637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18440798A Expired - Fee Related JP3735465B2 (ja) 1998-06-30 1998-06-30 電子レンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3735465B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6720733B2 (en) 2001-08-29 2004-04-13 Orc Manufacturing Co., Ltd Electrodeless lamp system
WO2007023962A1 (ja) 2005-08-26 2007-03-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 高周波加熱電源装置
CN100408924C (zh) * 2002-05-25 2008-08-06 三星电子株式会社 控制微波炉的磁控管输出的装置及方法
KR100987427B1 (ko) * 2002-12-30 2010-10-13 엘지전자 주식회사 전자레인지 및 그 요리시간 산출방법
CN102244949A (zh) * 2011-06-16 2011-11-16 美的集团有限公司 一种电磁加热功率的控制方法
CN102332812A (zh) * 2011-09-17 2012-01-25 深圳麦格米特电气股份有限公司 一种变频微波炉电源自适应起动方法
CN108835718A (zh) * 2018-08-18 2018-11-20 深圳市合元科技有限公司 一种电子烟功率控制方法及电子烟

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6720733B2 (en) 2001-08-29 2004-04-13 Orc Manufacturing Co., Ltd Electrodeless lamp system
CN100419947C (zh) * 2001-08-29 2008-09-17 株式会社Orc制作所 无电极灯系统
CN100408924C (zh) * 2002-05-25 2008-08-06 三星电子株式会社 控制微波炉的磁控管输出的装置及方法
KR100987427B1 (ko) * 2002-12-30 2010-10-13 엘지전자 주식회사 전자레인지 및 그 요리시간 산출방법
WO2007023962A1 (ja) 2005-08-26 2007-03-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 高周波加熱電源装置
US9301346B2 (en) 2005-08-26 2016-03-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power supply for a high frequency heating
CN102244949A (zh) * 2011-06-16 2011-11-16 美的集团有限公司 一种电磁加热功率的控制方法
CN102332812A (zh) * 2011-09-17 2012-01-25 深圳麦格米特电气股份有限公司 一种变频微波炉电源自适应起动方法
CN108835718A (zh) * 2018-08-18 2018-11-20 深圳市合元科技有限公司 一种电子烟功率控制方法及电子烟
CN108835718B (zh) * 2018-08-18 2020-11-03 深圳市合元科技有限公司 一种电子烟功率控制方法及电子烟

Also Published As

Publication number Publication date
JP3735465B2 (ja) 2006-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4967051A (en) High-frequency heating apparatus having start control device for magnetron power supply circuit
US5451750A (en) Microwave output stabilizing apparatus of a microwave oven and a method thereof
JPH0371589A (ja) 電子レンジ
JP3828386B2 (ja) 電子レンジ及びその制御方法
JP3735465B2 (ja) 電子レンジ
EP1630943A1 (en) Inverter power source control circuit for high-frequency heater
JPH0665149B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2841619B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2000350462A (ja) 直流電源装置
JPH06105636B2 (ja) 高周波加熱装置
RU2313924C2 (ru) Индукционная варочная панель
JPH0432187A (ja) 高周波加熱調理装置
JP2758252B2 (ja) 高周波加熱調理装置
JP3261053B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH02290419A (ja) 高周波加熱調理器
JPH04215287A (ja) 高周波加熱装置
JP2003338395A (ja) マグネトロン駆動用電源
JP2839646B2 (ja) 高周波加熱調理装置
JPH0665150B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2685227B2 (ja) 電磁調理器
JPS63308890A (ja) 高周波加熱装置
KR20210054836A (ko) 유도 가열 장치
JPH1198820A (ja) 交流から直流を生成する装置に設けられる制御回路
JPH0574563A (ja) 高周波加熱装置
JPH0462789A (ja) 電子レンジ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040604

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050608

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051024

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131028

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees