JP3261053B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジ等の高周
波加熱装置に関し、特に商用電源等の交流電圧と蓄電池
から出力される直流電圧の両者を電源とする高周波加熱
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波加熱装置を図3〜図5に示
す。図3に示す従来の高周波加熱装置は、商用電源1よ
り供給される交流電圧をトランス4で昇圧し、高圧コン
デンサ5と高圧整流器6で半波倍電圧に整流し、マグネ
トロン7に供給する。これにより、マグネトロン7は高
周波電波を放射し、食品等の被加熱物を加熱する。
【0003】インターロックスイッチ18は高周波加熱
装置の扉(図示せず)の開閉に連動し、開状態ではオフ
し、一方、閉状態ではオンする。開状態ではインターロ
ックスイッチ18がオフするため、高周波電波がマグネ
トロン7より放射されない。また、制御部3aは商用電
源1より電力を取り込み、リレー2をオン/オフ制御す
る。
【0004】図6は図3に示す回路の信号の波形図であ
る。商用電源1(図3参照)の交流電圧は正弦波形の曲
線S2となる。曲線A2はマグネトロン7の陽極電流で
ある。マグネトロン7が動作するには印加される電圧が
所定のしきい値以上であることが必要となるので、1周
期の期間K2においてマグネトロン7が動作しているの
は陽極電流が流れている期間K1のみである。そのた
め、通電率はK1/K2で約40%であった。
【0005】次に、図4に示す従来の高周波加熱装置で
は、商用電源1から供給される交流電圧を整流部30で
一旦直流電圧に変換し、制御部3bでスイッチングトラ
ンジスタ10をオン/オフ制御することにより、共振コ
ンデンサ31、ダイオード33及び高圧トランス4より
成るインバータ回路でこの直流電圧を高周波信号に変換
して昇圧し、高圧コンデンサ5、高圧ダイオード6、3
2で整流を行い、マグネトロン7に供給する。整流部3
0は例えばダイオードのブリッジ回路にて構成される。
尚、図4において図3と同一の部分については同一の符
号を付し、説明を省略する。
【0006】図7は図4に示す回路の信号の波形図であ
る。整流部30(図4参照)より出力される電圧は曲線
S3に示すように脈流状となっている。力率の低下を防
止するため、整流部30ではコンデンサによる平滑化が
それほど行われていない。マグネトロン7が動作するに
は印加される電圧がしきい値以上である制約があるた
め、陽極電流は曲線A3に示すように間欠的となる。そ
のため、スイッチングによるデューティ比は50%程度
だが、この場合でも通電率は約40%であった。
【0007】図5に示す従来の高周波加熱装置は、例え
ば特開平4−292892号公報、特開平4−2928
93号公報及び特開平4−292894号公報に記載さ
れているものである。高周波加熱装置は蓄電池15を備
え、整流部30による直流電圧と蓄電池15による直流
電圧の両者を使用する。蓄電池15は充電器14により
充電される。蓄電池15より出力される直流電圧は電力
変換部34でインバータ等によって昇圧され、スイッチ
ングトランジスタ10のオン/オフ制御によって高周波
信号に変換される。
【0008】インターロックスイッチ35はスイッチ1
8と同様に動作し、扉が開状態のときオフして蓄電池1
5から電力がマグネトロン7に供給されなくなる。尚、
図5において図4と同一の部分については同一の符号を
付し、説明を省略する。
【0009】図8は図5に示す回路の信号の波形図であ
る。商用電源1の交流電圧を整流部30で整流して得ら
れる脈流状の電圧の低い領域に蓄電池15から電力を供
給して平滑な波形とする。これにより、電圧は曲線S4
に示すように平滑化された状態となる。そのため、陽極
電流が曲線A4に示すように連続して発生するので、ス
イッチングによるデューティ比より陽極電流の通電率が
約50%となっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般家庭における商用
電源1のコンセントは、殆ど15A定格であり、通常そ
の定格入力電力は1.2〜1.4kWに制限されてい
た。そのため、図3、図4に示す上記従来の高周波加熱
装置では、通電率が40%程度であることを考慮する
と、最大出力電力は大きくても600〜700Wであっ
た。また、マグネトロン7からの高周波電波の出力を上
げるために、陽極電流をあまりにも大きく増加させる
と、モーディング等の異常発振が発生しやすくなりマグ
ネトロン7の信頼性を低下させることとなる。
【0011】一方、図5に示す上記従来の高周波加熱装
置では、平滑化した電圧を用いて陽極電流を平均的に増
加させているが、マグネトロン7の通電率は大きくても
50%程度であった。図5に示す従来の高周波加熱装置
では、図3に示す従来の高周波加熱装置と比較すると、
通電率が0.5/0.4=1.25倍となるので、図3
に示す高周波加熱装置の出力を600Wとすると、最大
陽極電流が等しい条件では、図5に示す高周波加熱装置
の出力は大きくても750W(600W×1.25)程
度へ増大するだけで、大幅な出力アップとならなかっ
た。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、マグ
ネトロンの最大陽極電流を増加させることなく、大幅な
出力アップを可能とする高周波加熱装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の構成では、交流電源より供給される
交流電圧を変換する第1の電力変換部と、前記第1の電
力変換部の出力を受け高周波電波を放射する電波放射部
と、蓄電池と、前記蓄電池より出力される直流電圧を変
換して前記電波放射部に供給する第2の電力変換部と、
を備えており、前記第1及び第2の電力変換部より時分
割で前記電波放射部に電力を供給している。
【0014】このような構成によると、高周波加熱装置
は第1の電力変換部で交流電圧を例えばトランスを用い
て昇圧し、例えばコンデンサ及びダイオードを用いて整
流する。そして、このように変換された電圧をマグネト
ロン等の電波放射部に供給する。また、高周波加熱装置
は蓄電池からの直流電圧を例えばインバータ回路で構成
される第2の電力変換部で高周波信号に変換し電波放射
部に供給する。時分割で第1及び第2の電力変換部の出
力が供給されるので、最大陽極電流を増加することなく
高周波電波の出力が増大する。
【0015】また、本発明の第2の構成では、上記第1
の構成において、前記第1の電力変換部は前記交流電圧
を昇圧する回路及びその昇圧した電圧を半波倍電圧に整
流する回路の両者を有するものとしている。
【0016】このような構成によると、高周波加熱装置
は商用電源等の交流電圧を第1の電力変換部で例えばト
ランスを用いて昇圧する。そして、例えば高圧コンデン
サ、高圧ダイオードを用いて半波倍電圧に整流し、電波
放射部に供給する。
【0017】また、本発明の第3の構成では、上記第1
の構成又は上記第2の構成において、前記第2の電力変
換部はインバータ回路を有するものとしている。
【0018】このような構成によると、インバータ回路
は例えばスイッチングトランジスタをオン/オフ制御す
ることにより蓄電池から出力される直流電圧を交流に変
化させる。この交流電圧をトランス等を使用して昇圧が
行われる。
【0019】また、本発明の第4の構成では、上記第1
の構成乃至上記第3の構成のいずれかにおいて、前記交
流電圧に同期した信号を生成し、前記信号に基づいて時
分割を行い、前記電波放射部に前記第1及び第2の電力
変換部より電力を供給している。
【0020】このような構成によると、高周波加熱装置
は例えばダイオードに交流電圧を与え、そのダイオード
に流れる電流を抵抗により電圧として読み取る。この信
号は交流電圧に同期した信号となるので、例えば、高周
波加熱装置は電波放射部に電力を供給する第1及び第2
の電力変換部を交流電圧の半周期ごとに切り替える。
【0021】また、本発明の第5の構成では、上記第1
の構成乃至上記第4の構成のいずれかにおいて、前記高
周波電波により加熱される被加熱物の加熱状態を検知す
る手段を設け、前記検知する手段が出力する信号に基づ
いて前記第1及び第2の電力変換部の出力を制御してい
る。
【0022】このような構成によると、高周波加熱装置
は赤外線センサや湿度センサ等の検知手段を用いて食品
等の被加熱物の加熱状態を検出する。そして、高周波加
熱装置は、例えば加熱状態が所定の状態となれば加熱を
終了する。
【0023】また、本発明の第6の構成では、上記第1
の構成乃至上記第5の構成のいずれかにおいて、前記高
周波電波により加熱される被加熱物の重量を測定する手
段を設け、前記被加熱物の重量に基づいて前記第2の電
力変換部の出力を制御している。
【0024】このような構成によると、高周波加熱装置
は重量を測定する手段により被加熱物の重量を測定す
る。その重量が例えば所定の値より軽い場合には第2の
電力変換部を動作させず、逆に重い場合に第2の電力変
換部を動作させる。これにより、被加熱物の量が多く重
量が重い場合に、高周波電波の出力が大きくなり、加熱
時間の短縮を図る。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図1
及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態の回路図
である。商用電源1から供給される交流電圧は高圧トラ
ンス4、高圧コンデンサ5及び高圧ダイオード6、12
から成る電力変換部で昇圧され、更に半波倍電圧に整流
され、マグネトロン7に供給される。マグネトロン7は
供給された電力によりマイクロ波等の高周波電波を出力
する電波放射部である。この高周波電波により載置台
(図示せず)に置かれた食品等の被加熱物が加熱され
る。
【0026】インターロックスイッチ18は高周波加熱
装置の扉(図示せず)の開閉に連動して、開状態ではオ
フし、一方、閉状態ではオンする。開状態では、インタ
ーロックスイッチ18がオフするため、高周波電波がマ
グネトロン7より放射されなくなる。
【0027】充電部14は商用電源1から電力を取り込
み、制御部3の制御により蓄電池15の充電を行う。充
電部14には例えばダイオードを用いた整流回路と比較
器を用いて蓄電池15の電圧を監視する回路を有してい
る。インバータ信号発生部13より出力される制御信号
によりスイッチングトランジスタ10がオン/オフ制御
される。
【0028】これにより、スイッチングトランジスタ1
0、コンデンサ24、トランス25及びダイオード33
より構成されるインバータ回路で、蓄電池15からの電
圧が高周波信号に変換される。トランス25で昇圧さ
れ、高圧コンデンサ28及び高圧ダイオード26、27
により蓄電池15の電圧がマグネトロン7を動作させる
ことのできる電圧に変換される。
【0029】スイッチングトランジスタ10、コンデン
サ24、トランス25、ダイオード33はインバータ回
路である。コンデンサ28とダイオード26、27は整
流回路であり、このインバータ回路と整流回路で直流電
圧を昇圧する電力変換部となっている。
【0030】制御部3は例えばマイクロコンピュータで
構成され、加熱の開始/停止、充電部14の動作やイン
バータ信号発生部13の動作を制御している。制御部3
でリレー2をオン/オフすることにより商用電源1によ
るマグネトロン7への電力供給を制御し、一方、リレー
21をオン/オフすることにより蓄電池7のマグネトロ
ン7への電力供給を制御する。
【0031】交流電圧の波形とマグネトロン7に流れる
陽極電流の波形を図2(a)に示す。商用電源1の交流
電圧を曲線S1に示す。陽極電流を曲線A1に示す。期
間T1とT2の合計期間がその交流電圧の1周期であ
る。期間T1では、前述したように商用電源1によりマ
グネトロン7に陽極電流が流れ高周波電波が出力され
る。期間T2では、ダイオード6(図1参照)に電流が
流れ、高圧コンデンサ5が充電される。ダイオード6に
流れる電流を図2(b)に曲線D1で示す。
【0032】ダイオード6を流れる電流を抵抗17を通
すことにより制御電圧としてインバータ信号発生部13
に入力する。その制御電圧に同期してインバータ信号発
生部13よりスイッチング信号が発生し、トランジスタ
10を駆動する。この信号により、蓄電池15からの直
流電圧は高周波信号に変換され、次に高圧トランス25
によって昇圧される。そして、ダイオード26で整流さ
れ、更にダイオード27を通してマグネトロン7へ供給
される。
【0033】これにより、陽極電流は期間T2において
曲線A1に示すようになる。この高周波信号のデューテ
ィ比は約1/2である。このように、簡単に1周期を期
間T1とT2に時分割できるので、期間T1では商用電
源1で動作し、期間T2では蓄電池15で動作すること
を繰り返す。商用電源1と蓄電池15より電力を供給す
る回路が別系統となっているため、期間T1、T2では
それぞれ独立に制御が可能である。
【0034】期間T1での通電率は前述したように約4
0%である。期間T2での通電率は約25%(0.5
(半周期)×0.5(デューティ比)=0.25)であ
る。期間T1とT2の各期間の長さは等しく、その合計
が交流電圧の1周期となるので、本実施形態での通電率
は65%(0.4+0.25=0.65)となる。図3
に示す上記従来の高周波加熱装置では通電率が約40%
であったので、本実施形態の高周波加熱装置の通電率は
従来の高周波加熱装置(図3)に較べて0.65÷0.
4=1.625倍となる。
【0035】そのため、従来の高周波加熱装置(図3)
の電力を600Wとすると、最大陽極電流が等しい条件
では、本実施形態の高周波加熱装置では、975W(6
00W×1.625)となる。これにより、最大陽極電
流を増加させることなく、高周波電波の出力が増大す
る。また、力率の低下等の問題も発生しない。
【0036】高周波加熱装置には、加熱条件を予め設定
してから加熱を開始する手動加熱モードと、自動的に加
熱を制御する自動加熱モードを有するものがある。この
ような高周波加熱装置には被加熱物の加熱状態を検出す
る赤外線センサ(図示せず)や湿度センサ(図示せず)
等が備え付けられる。これらのセンサを用いることによ
り自動加熱モードでの高周波電波の出力や停止等の制御
を行う。尚、加熱を停止するにはリレー2、21をオフ
する。
【0037】制御部3でインバータ信号発生部13を制
御することにより期間T2(図2参照)での陽極電流を
制御することができる。そこで、手動加熱モードのとき
蓄電池15から電力をマグネトロン7に供給せず、自動
加熱モードのとき蓄電池15から電力をマグネトロン7
に供給するようにしてもよい。これにより、手動加熱モ
ードでは高周波電波出力が一定となるので加熱時間等の
設定に影響せず、一方、自動加熱モードでは出力が増大
して加熱速度が向上する。
【0038】更に、載置台(図示せず)に被加熱物の重
量を測定する重量センサを備え、被加熱物の重量に比例
して蓄電池15からマグネトロン7に供給する電力を増
大してもよい。これにより、被加熱物の重量の違いによ
っても加熱に要する時間があまり変化しなくなる。加熱
の終了時が予想できるので便利となる。また、被加熱物
が所定の重量より重いときに蓄電池15から電力をマグ
ネトロン7に供給し、その所定の重量より軽いときには
蓄電池15から電力を供給しないようにしてもよい。
【0039】本実施形態では、従来の高周波加熱装置と
比較して最大陽極電流を増大させることなく、高周波電
波の大幅な出力アップが可能となり加熱時間が短縮す
る。また、その出力の制御も簡単に行うことできるの
で、被加熱物が多くなっても自動的に出力を大きくする
ことができ、加熱時間が同程度となる。尚、加熱処理が
行われていないときに、充電部14により蓄電池15が
充電される。
【0040】
【発明の効果】
<請求項1の効果>上述したように本発明によると、外
部交流電源と蓄電池の両者からの電力を時分割して別々
に電波放射部に供給するため、力率の低下や電波放射部
の動作不安定等の問題が発生することなく、通電率を向
上させることができる。高周波加熱装置の出力が大幅に
増大するので加熱時間が短縮する。
【0041】<請求項2の効果>交流電圧が商用電源等
の場合には例えばトランスで昇圧されるので、電波放射
部に動作可能な電圧に変換される。
【0042】<請求項3の効果>蓄電池より出力される
電圧がインバータ回路により交流に変換され、昇圧を簡
単に行うことができる。
【0043】<請求項4の効果>交流電圧に同期した信
号が高周波加熱装置に生成されるので、この信号を用い
て簡単に時分割が行われる。
【0044】<請求項5の効果>検知手段で食品等の被
加熱物の加熱状態が検知されるので、例えば適当な加熱
状態となったときに加熱の停止を行うことができる。
【0045】<請求項6の効果>被加熱物の重量により
高周波電波の出力が自動的に調整され、例えば加熱時間
が平均化される。これにより、被加熱物の量の違いによ
って重量が異なっても加熱に要する時間が同程度となる
ので、加熱の終了時が予想できて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の高周波加熱装置の回路
図。
【図2】 その交流電圧、陽極電流及びダイオード電流
の波形図。
【図3】 従来の高周波加熱装置の回路図。
【図4】 従来の別の高周波加熱装置の回路図。
【図5】 従来の別の高周波加熱装置の回路図。
【図6】 図3に示す回路の交流電圧と陽極電流の波形
図。
【図7】 図4に示す回路の整流電圧と陽極電流の波形
図。
【図8】 図5に示す回路の平滑電圧と陽極電流の波形
図。
【符号の説明】
3 制御部 4 高圧トランス 5 高圧コンデンサ 6 高圧ダイオード 7 マグネトロン 10 スイッチングトランジスタ 13 インバータ信号発生部 14 充電部 15 蓄電池 25 高圧トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 6/66 - 6/68

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源より供給される交流電圧を変換
    する第1の電力変換部と、前記第1の電力変換部の出力
    を受け高周波電波を放射する電波放射部と、蓄電池と、
    前記蓄電池より出力される直流電圧を変換して前記電波
    放射部に供給する第2の電力変換部と、を備えており、
    前記第1及び第2の電力変換部より時分割で前記電波放
    射部に電力を供給することを特徴とする高周波加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電力変換部は、前記交流電圧
    を昇圧する回路及びその昇圧した電圧を半波倍電圧に整
    流する回路の両者を有していることを特徴とする請求項
    1に記載の高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の電力変換部はインバータ回路
    を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の高周波加熱回路。
  4. 【請求項4】 前記交流電圧に同期した信号を生成し、
    前記信号に基づいて時分割を行い、前記電波放射部に前
    記第1及び第2の電力変換部より電力を供給することを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の高
    周波加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記高周波電波により加熱される被加熱
    物の加熱状態を検知する手段を設け、前記検知する手段
    が出力する信号に基づいて前記第1及び第2の電力変換
    部の出力を制御することを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の高周波加熱装置。
  6. 【請求項6】 前記高周波電波により加熱される被加熱
    物の重量を測定する手段を設け、前記被加熱物の重量に
    基づいて前記第2の電力変換部の出力を制御することを
    特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の高
    周波加熱装置。
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