JPS6052100A - 機能調整方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子回路実装時に必要な機能調整方法に関す
るも・のである。

従来例の構成とその問題点 近年、電子回路実装の工法時に必要な回路調整に、機能
調整方法が多く使用されるようになってきだ０ 以下に従来の機能調整方法について説明する。

第１図は従来の機能調整方法の一例を示す。第１図にお
いて、１は被トリミング素子実装体、２はｉ［１１体、
ａはレーザトリミング制御体である。

以上のように構成されたレーザーによる機能調整方法に
ついて、以下その動作を説明する〇−例として厚膜抵抗
体を被トリミング素子とする。まず被トリミング素子実
装装置にて厚膜抵抗体が実装される。次に計測装置で回
路を動作させ望むべき目標値に対する修正度合を把握し
、次のレーザ３、ニー 一トリミング制御体にて目標値になるまでレーザーｌ−
リミングが実行される。

しかしながら上記の従来の方法では、調整精度は高いが
、大前提は抵抗体のみしか適用できないこと、抵抗体を
切断するためドリフト特性や、信頼性に入念な保護対策
が必要であることなどの問題点を有している。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、個別抵抗
素子はもちろん、個別コンデンサ素子や個別インダクタ
ンス素子にも適用でき、しかも個別素子それ自体はまっ
たく変形させない方法で機能調整することのできる機能
調整方法を提供することを目的とする。

発明の構成 本発明は、有限個に限定された標準計測用素子を用いて
最適の電気素子を決定する計測体と、標準計測用素子と
同一の電気素子を貯蔵して電気回路基板に実装できる実
装体を備えた機能調整方法であり、電気素子を変形させ
ること外しに、ある所定の精度の調整が行なえるもので
ある。

実施例の説明 第２図は本発明の一実施例における機能調整方法の基本
構成を示すものである。第２図において、４は有限個に
限定した標準泪濯ｌｌ用素子を内蔵した計測体、６は標
準計測用素子と同値の素子を内蔵し、選択的に実装でき
る実装体である。

以上のように構成された本実施例の機能調整方法につい
てその動作を説明する。ここで動作原理をわかりやすく
するために有限個に限定した標準計測用素子としてｎ個
の抵抗素子を内蔵した計測体を第３図に示す。第３図に
おいて、６はｎ個に限定された標準計測用抵抗素子、７
は最適素子選択装置、８はｎ個の標準計６１１１用抵抗
素子の一端を切換えるスイッチ、９は電気回路基板、１
０は電気回路基板の機能出力端である。

まず前提として電気回路基板は機能達成するために所定
の目標値をもっており、それはｎ個に限定された標準計
測用抵抗素子のうちの少々くとも１つが最適である」＝
うに回路設計がなされていム５１、−〕・ スイッチ８が例えばＲ１に接続されているとする。

この状態で電気回路基板９を動作させた時、機能出力端
１０にはある値が発生するＯこの値が所定の目標値に適
合するかどうか最適素子選択装置７で判定する。もし適
合してなければ、スイッチ８に指令を送りＲ１とは別の
標準計測用素子を選択し接続する。この様にして最後に
は所定の目標値に適合する最適抵抗素子を判定し検出す
る。その後第２図の標準計測用素子と同値の素子を内蔵
し、選択的に実装できる実装体５に対して、最適抵抗素
子を実装させるように指令し実行させる。このようにし
て最適素子を選択的に実装させることによって機能調整
を実現するものであるＯ調整精度は離散的な値に対する
選択値だから必然的に決まってくるが、これは回路設計
により自由に変化させることができる。このことを第４
図で説明する。第４図において、１１は電位差Ｖをもつ
電圧源、１２は出力電圧猫をもつ出力端、１３．１４は
それぞれ出力端を分割する抵抗Ｒ１と抵抗臥１６は選択
的に実装される抵抗Ｒ，であに−〕 る。第４図の電圧源Ｖと出力電圧ｖＯとの比（減衰量）
は したがって、 （２）式から次のことがわかる。減衰量から１をひいた
値は、座とＲＴの変化の割合で調整精度が決まる。合板
りにＲＴ　を４％ピッチで選択できると仮定すると、Ｒ
２＝　ＲＴ、のとき２％ピッチで選択でき、Ｒ２＝＝：
３　ＲＴのとき１％ピンチで選択できる。このようにし
て回路設計時に」二記のことを考慮すると自由に精度が
選択できる可能性をもっている０なお、本実施例では、
標準泪′１１１用素子は抵抗としたが、標準計測用素子
はコンデンサでもよいしインダクタンスでもよい。

発明の効果 本発明は、あらかじめ有限個の値に限定された個別素子
のうち最適なものを選択的に実装するも７　・　−二 のであり、所定の精度で機能調整され、しかも、個別素
子は機械的変形（切断、削除等）も受けず実装できるの
で、信頼性を高くする効果があり、さらに個別素子とし
て抵抗素子のみならずコンデンサ、インダクタンスなど
にも適用することができるフレキシブルで多機能性を備
えたにれだ機能′調整方法を提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の機能調整方法の一例としてのレーザート
リミング方法の基本構成図、第２図は本発明の基本構成
図、第３図は本発明の基本構成図のうちの一部をなす有
限個に限定した標準計測用素子としてｎ個の抵抗素子を
内蔵した計測装置のブロック図、第φ図は機能調整精度
を説明するだめの図である。 ４・・・・・・計測体、５・・・・・・選択的実装体、
６・・・・・・標準計測用抵抗素子を内蔵した計測体、
７・・・・・・最適素子選択装置、８・・・・・・スイ
ッチ、９・・・・・電気回路基板、１０・・・・・・電
気回路基板の機能出力端。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名￥１
図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ０）有限個に限定された複数の値をもつ電気素子を標準
   計測用素子とし、上記標準計測用素子の中から最適の電
   気素子を決定する計測体と、」二記有限個に限定された
   複数の値をもつ電気素子を貯蔵して電気回路基板に実装
   できる実装体とで構成され、上記計測体で決定された最
   適の標準計測用素子と同一の値をもつ電気素子を上記実
   装体にて選択的に実装することを特徴とする機能調整方
   法。 （２）有限個に限定された複数の値をもつ電気素子が、
   抵抗素子であることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の機能調整方法。 （３）有限個に限定された複数の値をもつ電気素子が、
   コンデンサ素子であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の機能調整方法○＠）有限個に限定された複
   数の値をもつ電気素子２・、−〕 が、インダクタンス素子であることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の機能調整方法０