JPH0480560B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0480560B2
JPH0480560B2 JP58159427A JP15942783A JPH0480560B2 JP H0480560 B2 JPH0480560 B2 JP H0480560B2 JP 58159427 A JP58159427 A JP 58159427A JP 15942783 A JP15942783 A JP 15942783A JP H0480560 B2 JPH0480560 B2 JP H0480560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
adjustment
value
function
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58159427A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6052100A (ja
Inventor
Katsuhiko Higashama
Kozo Hirai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP58159427A priority Critical patent/JPS6052100A/ja
Publication of JPS6052100A publication Critical patent/JPS6052100A/ja
Publication of JPH0480560B2 publication Critical patent/JPH0480560B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子回路実装時に必要な機能調整方
法に関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、電子回路実装の工法時に必要な回路調整
に、機能調整方法が使用されるようになつてき
た。
以下に従来の機能調整方法について説明する。
第1図は従来の機能調整方法の一例を示す。第1
図において、1は被トリミング素子実装体、2は
計測体、3はレーザトリミング制御体である。
以上のように構成されたレーザーによる機能調
整方法について、以下その動作を説明する。一例
として厚膜抵抗体を被トリミング素子とする。ま
ず被トリミング素子実装体1にて厚膜抵抗体が実
装される。次に計測体2で回路を動作させ望むべ
き目標値(抵抗値)に対する修正度合を把握し、
次のレーザートリミング制御対3にて目標値とす
る抵抗値になるまでレーザートリミングが実行さ
れる。
しかしながら上記従来の方法ではレーザートリ
ミングで抵抗値の微調整をするので、抵抗値の調
整精度を高くすることはできるが、レーザートリ
ミング自体は抵抗体のみにしか適用できないとい
う問題があつた。また、レーザートリミングでは
高温のレーザーを照射した瞬間の抵抗値と、その
後一定時間が経過した時の抵抗値とでは温度環境
の変化ゆえに互いにバラつく結果となつたり、長
期的にはレーザートリミングをした箇所が変質し
てしまわないように品質面での信頼性を確保する
必要があるという問題点を有していた。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、
個別抵抗素子はもちろん、個別コンデンサ素子や
個別インダクタンス素子にも適用でき、しかも個
別阻止それ自体はまつたく変形させない方法で機
能調整することのできる機能調整方法を提供する
ことを目的とする。
発明の構成 本発明は有限個に限定されたある一定の離散ピ
ツチをもつて配列された複数の値を持つ電気素子
で構成される標準計測素子と、被調整電気回路基
板の機能出力端に出力される出力値を目標値とす
るのに最適な前記標準計測素子を決定する最適素
子選択装置とを有した計測体を備え、前記被調整
電気回路基板上に前記標準計測素子を接続する機
能調整部と前記出力値の精度を調整する精度調整
用電気素子と前記出力値の大きさを前記目標値に
調整する出力調整用電気素子とを設け、前記出力
値が所望の精度になるように前記精度調整用電気
素子と前記出力用電気素子とを設定し、前記計測
体において前記機能調整部に前記標準計測素子を
接続すると共に前記被調整電気回路基板の機能出
力端からの出力を計測してその出力が前記目標値
になるのに最適な前記標準計測素子を選択し、選
択された標準計測素子と同一の値の電気素子を前
記機能調整部に実装することを特徴とするもので
ある。
実施例の説明 第2図は本発明の一実施例の機能調整方法の基
本構成を示すブロツク図である。第2図において
4は計測体で、この計測体4は有限個に限定され
所定のピツチをもつて配列された電気素子として
R1からRoまでのn個の抵抗素子で構成された標
準計測用抵抗6と、後述する電気回路基板9の機
能出力端からの出力値があらかじめ設定した目標
値になるのに最適な抵抗素子を選択する最適素子
選択装置7と、電気回路基板9の機能調整部11
に接続する抵抗素子を切り換えるスイツチ8とか
ら構成されている。
5は実装体で計測体6とは別に設けられている
が、計測体4の標準計測用抵抗6のn個の抵抗素
子と同じ値の抵抗素子が同じ離散ピツチで配列さ
れているものである。
9は電気回路基板であり、この電気回路基板9
はあらかじめ実装された様々な素子からなる電気
回路12と、この電気回路12と電気的に接続さ
れた出力調整用抵抗Ra、精度調整用抵抗Rb及び
直流電源Vとを有している。またこの電気回路基
板9は出力調整用抵抗Raと精度調整用抵抗Rb
の接続点に接続され電気回路基板9の出力値が出
力される機能出力端10と、一端が精度調整用抵
抗Rbの一端と接続され他端が直流電源Vに接続
されている機能調整部11とを備えており、機能
出力端10は前述した計測体4の最適素子選択装
置と接続され、機能調整部11の一端及び他端は
計測体4のスイツチ8及び標準計測用抵抗6の全
ての抵抗素子の一端とそれぞれ接続されている。
以上のような構成にて行う機能調整方法につい
て以下に述べる。
まず電気回路基板にあらかじめ様々な部品を実
装して電気回路12を完成しておく。次にあらか
じめ計測体4において所定の離散ピツチで標準計
測用抵抗6をn個用意しておき、電気回路基板9
の機能出力端10から出力されるの出力値の精度
を調整するために精度調整用抵抗Rbの値を決定
し、同時に電気回路基板9の機能出力端10に出
力すべき値の大きさ(目標値)を決めるために出
力調整用抵抗Raの値を決定する。そして抵抗Ra
Rb及び直流電源Vを図のように電気回路12と
電気的に接続する。
次に機能調整部11の端子を計測体4の標準計
測用抵抗6とスイツチ8とに接続するととに、電
気回路基板9の機能出力端10の出力を計測体4
の最適素子選択装置7に供給する。
このような状態においては電気回路基板9には
目標値が設定され、標準計測用抵抗6のn個を機
能調整部11に装着した時に少なくともどれか1
個を挿着した時の機能出力端10からの出力値が
目標値になるようにあらかじめ設計されている。
以上のような設定が済んだら標準計測用抵抗6
を順にスイツチ8で切り換えてゆき、その都度、
最適素子選択装置7で電気回路基板9の機能出力
端10からの出力値が目標値と一致するかどうか
を判断する。そして、もし出力値が目標値と一致
すればその時の標準計測用抵抗6と同じ値をもつ
抵抗を実装体5から選択し、この抵抗を機能調整
部11に装着して電気回路基板9の機能調整を終
了する。
このようにすれば電気回路基板9の機能調整は
抵抗素子を何ら変形させたりすることなく行うこ
とができる。
さて、ここで本発明において非常に重要な精度
調整用抵抗Rbについて以下に述べる。
今、標準計測用抵抗6が例えば100Ω、104Ω、
108Ω、112Ω、117Ω……と4%ピツチで20個用意
されているとする(ここで4%ピツチとは約1.04
倍のピツチで構成される離散ピツチのことであ
る)。第2図において直流電源Vと機能出力端1
0からの出力電圧V0の比(減衰量)は V/V0=1+Ra/Rb+RT (ただしRTは機能調整部11に実装される標準
計測用抵抗6の抵抗値) したがつて S=V/V0−1=Ra/Rb+RT と表せる。これより減衰量から1を引いた値Sは
RbとRTの変化の割合で調整精度が決まることが
わかる(実際はRa、Rbともに固定であるから、
Rb+RTの値で調整精度が決まる)。
さて、ここでRb=RTが成立し、Rbが100Ω(固
定)を選ぶとすると Rb+RT=100+Rb、104Rb、 108+Rb、112+Rb、 117+Rb、…… =200、204、208、212、217、…… となる。
これらのRb+RTの値はよく見れば2%ピツチ
(約1.02倍のピツチ)で変化していることがわか
る。つまり、Rb=RTの時は、Rb+RTの値の値が
2%ピツチで変化するのでSの値は2%ピツチの
調整精度が得られることになる。
またRb=3RTの場合についてみると、Rb
100Ω(固定)の時、 Rb+RT=100+3RT、104+3RT、 108+3RT、112+3RT、 117+3RT、…… =400、404、408、412、417、…… となる。
この時、Sの値は1%ピツチ(約1.01倍のピツ
チ)で制御できることになる。
以上のようにあらかじめ電気回路基板の機能を
調整するために用意された標準計測用抵抗6の離
散ピツチは4%であつても、精度調整用抵抗Rb
を入れることによつて電気回路基板9の出力値の
精度を2%ピツチにも1%ピツチにも変化させる
ことができるのである。
次に出力調整用抵抗Ra(固定)の設定である
が、これは前述のようにRb=100Ωの場合に、例
えばRb=RTの時は、200Ω、Rb=3RTの時は400Ω
というように決めれば良く、このRaの値を換え
ればその時に機能出力端10から出力される出力
電圧V0(目標値)が変わるので、このRaを決めれ
ば電気回路基板9の目標値が決まると言える。こ
のようにしてRaまで決まれば後は前述のように
標準計測用6を順に挿着していけば良いわけであ
る。
なお、本実施例では標準計測用抵抗6に精度調
整用抵抗Rb、出力調整用抵抗Raを用いたが、こ
れらの抵抗の代わりにコンデンサやインダスタン
ス素子を使つても機能調整を行うことができる。
発明の効果 本発明によれば有限個に限定されたある一定の
離散ピツチをもつて配列された複数の値を持つ電
気素子で構成される標準計測素子と、被調整電気
回路基板の機能出力端に出力される出力値を目標
値とするのに最適な標準計測素子を決定する最適
素子選択装置とを有した計測体を備え、被調整電
気回路基板上に標準計測素子を接続する機能調整
部と被調整電気回路基板の出力値の精度を調整す
る精度調整用電気素子と出力値の大きさを目標値
に調整する出力調整用電気素子とを設け、出力値
が所望の精度になるように精度調整用電気素子と
出力調整用電気素子とを設定し、計測体において
機能調整部に標準計測素子を接続すると共に被調
整電気回路基板の機能出力端からの出力を計測し
てその出力値が目標値になるのに最適な標準計測
素子を選択し、選択された標準計測素子と同一の
値の電気素子を機能調整部に実装するので、あら
かじめ用意された標準計測素子は有限個であつて
も精度調整用電気素子によつて被調整電気回路基
板の出力値の精度を必要に応じて調整して機能調
整することができ、しかも、個別素子は機械的変
形(切断、削除等)を受けず実装できるので、信
頼性を高くする効果があり、さらに個別素子とし
て抵抗素子のみならずコンデンサ、インダクンス
などにも適用することができるフレキシブルで多
機能性を備えた優れた機能調整方法を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の機能調整方法におけるブロツク
図、第2図は本発明の機能調整方法の全体ブロツ
ク図である。 4……計測体、5……実装体、6……標準計測
用抵抗、7……最適素子選択装置、8……スイツ
チ、9……電気回路基板、10……機能出力端、
11……機能調整部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有限個に限定されたある一定の離散ピツチを
    もつて配列された複数の値を持つ電気素子で構成
    される標準計測素子と、被調整電気回路基板の機
    能出力端に出力される出力値を目標値とするのに
    最適な前記標準計測素子を決定する最適素子選択
    装置とを有した計測体を備え、前記被調整電気回
    路基板上に前記標準計測素子を接続する機能調整
    部と前記出力値の精度を調整する精度調整用電気
    素子と前記出力値の大きさを前記目標値に調整す
    る出力調整用電気素子とを設け、前記出力値が所
    望の精度になるように前記精度調整電気素子と前
    記出力調整用電気素子とを設定し、前記計測体を
    おいて前記機能調整部に前記標準計測素子を接続
    すると共に前記被調整電気回路基板の機能出力端
    からの出力を計測してその出力が前記目標値にな
    るのに最適な前記標準計測素子を選択し、選択さ
    れた標準計測素子と同一の値の電気素子を前記機
    能調整部に実装することを特徴とする機能調整方
    法。 2 有限個に限定されたある一定の離散ピツチを
    もつて配列された複数の値をもつ電気素子が、抵
    抗素子であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の機能調整方法。 3 有限個に限定されたある一定の離散ピツチを
    もつて配列された複数の値を持つ電気素子が、コ
    ンデンサ素子であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の機能調整方法。 4 有限個に限定されたある一定の離散ピツチを
    もつて配列された複数の値を持つ電気素子が、イ
    ンダクタンス素子であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の機能調整方法。
JP58159427A 1983-08-31 1983-08-31 機能調整方法 Granted JPS6052100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58159427A JPS6052100A (ja) 1983-08-31 1983-08-31 機能調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58159427A JPS6052100A (ja) 1983-08-31 1983-08-31 機能調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6052100A JPS6052100A (ja) 1985-03-23
JPH0480560B2 true JPH0480560B2 (ja) 1992-12-18

Family

ID=15693503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58159427A Granted JPS6052100A (ja) 1983-08-31 1983-08-31 機能調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6052100A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130965A (ja) * 1974-09-09 1976-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Atsumakushusekikairo no seizohoho

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5882678U (ja) * 1981-11-30 1983-06-04 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 インピ−ダンス値決定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130965A (ja) * 1974-09-09 1976-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Atsumakushusekikairo no seizohoho

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6052100A (ja) 1985-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4810948A (en) Constant-voltage regulated power supply circuit
US4516865A (en) Resistance thermometer
JPS6362924B2 (ja)
DE2806393A1 (de) Schaltung zur kompensation von temperatureinfluessen in elektrischen fuehlern nicht elektrischer groessen
US4998207A (en) Method of manufacture of circuit boards
JPH0480560B2 (ja)
EP0656542A2 (en) Impedance synthesizer
US4668903A (en) Apparatus and method for a temperature compensated reference voltage supply
JPS63140558A (ja) 厚膜回路基板
JPH0244702A (ja) 厚膜混成集積回路の抵抗調整方法
SU907591A1 (ru) Способ подгонки сопротивлени проволочных резисторов
JPH01302701A (ja) 印刷抵抗体
DE4436395C1 (de) Füllstandssensor
JPH0252405A (ja) チップ抵抗器
JPS639724B2 (ja)
JPS61279102A (ja) 電子回路調整装置
JPH0247505Y2 (ja)
JPH02105906A (ja) 基準電圧発生回路
JPH01225210A (ja) 可変減衰器
JPS634922B2 (ja)
JP2580271Y2 (ja) 可変抵抗器
JPS58182205A (ja) 抵抗調整方法
JPH03195388A (ja) モータ回転数制御回路
JPS5848406A (ja) 配線回路装置における抵抗器の抵抗値調整方法
JP2670825B2 (ja) レーザトリミングシミュレーション方法